JP3835214B2 - Drive route setting device and drive route setting program - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドライブプラン提供や出発案内など、車両誘導を目的としたサービスに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の走行に伴ってGPS等により位置を検出し、現在地から目的地までの適切なルートを演算して求め、さらに、そのルートの案内を音声にて行うナビゲーションシステムが知られている。
【0003】
このようなナビゲーションシステムでは、近年、走行地点周辺のドライブポイントや、目的地への到着予想時刻なども案内されるようになってきた。このような従来のシステムでは、走行ルート(案内のための設定がなされていないものを含む)や目的地が決定されてはじめて、ドライブポイントや到着予想時刻といった情報が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、走行ルートや目的地が最初から決まっていない状況も多々存在する。
走行ルートが定まる背景には、何かしらの目的が存在する。例えばゴルフ、水泳、スキー、花見といったレジャーであったり、あるいは、仕事であったり、という具合である。レジャーが目的であれば、まずレジャースポットを探すことになり、その上で、走行ルートや目的地が決定される。
【0005】
そして、レジャースポットなどのドライブポイントを探すときに問題となるのが、余暇との兼ね合いである。例えば、5時間くらいで往復できるドライブポイントを探したいという場合もあるし、あるいは、一泊二日で複数のドライブポイントを回りたいという場合もある。
【0006】
すなわち、予め目的地が決まっていない場合、「余暇」→「ドライブポイント」→「走行ルート」→「目的地」という順序で利用者はドライブプランを立てることがあり、その場合、走行ルートが決定されてから周辺のドライブポイントが提示されたり、目的地が決定されてから所要時間が算出されたりする従来のシステムでは、十分なサービスを提供できない。
【0007】
なお、従来のシステムにおいても、既定のドライブポイントを経由するドライブルートを提供するものはあった。しかし、予め定められた走行ルートをモデルとしており、そのカスタマイズには制限が多く、利用者それぞれの余暇に合わせたドライブルートを提供することはできない。
【0008】
一方、目的地が予め決まっており、決まった時刻までにそこへ到着しなければならないという状況があっても、例えば旅行先などでは、時間の許す限り、ドライブポイントを回りたいと思うことがある。
従来のシステムでは、出発地と目的地とが設定されてルート探索が行われた後、例えばルート案内が開始されると、そのルートに従った場合の走行時間(到着予想時刻)が提供される。そのため、上述したような状況には、対応できない。
【0009】
なお、固定的な出発地点での出発時刻を報知する技術に関しては、本出願人が特願2000−304556号公報に開示した。しかし、上述したように時間の許す限りドライブポイントを回りたいという状況では、車両の移動によって出発地点が変わってくるため、固定的な出発地点での出発時刻を報知しても意味がない。
【0010】
結局、上述したような状況下では、決まった時刻までに目的地へ到着できるか否かが気になって、折角の余暇を十分に楽しめないことになってしまう。
本発明は、余暇に合わせた適切なドライブルートを提供することを第1の目的とし、また、決まった時刻までにある地点へ到着すべき状況下でも余暇を利用してドライブを楽しめるようにすることを第2の目的とし、もって、余暇の範囲内での快適なドライブを実現する。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上述した第1の目的を達成するためになされたドライブルート設定装置では、設定された行動予定時間で移動可能な範囲に存在するドライブポイントを取得して提示し、利用者により選択されたドライブポイントに基づき、ドライブルートを設定する。
【0012】
つまり、本装置は▲1▼「余暇としての行動予定時間の設定」→「ドライブポイントの取得提示」、▲2▼「ドライブポイントの選択」→「走行ルートの決定」を行うのである。これによって、余暇に合わせた適切なドライブルートを提供できる。
なお、設定されたドライブルートは、ナビゲーション装置へ出力されてルート案内できるようにすることが考えられる。また、本装置をナビゲーション装置として実現し、ルート案内のための構成を含めるようにしてもよい。
【0013】
ドライブルートは、基本的に、選択されたドライブポイントを経由するものとして設定することが考えられる。ただし、複数のドライブポイントが選択される場合もある。したがって、「ドライブポイントに基づき」とは、各ドライブポイントの位置関係や、ドライブポイントを経由する場合の所要時間と行動予定時間との関係などを考慮するという意味である。例えば、選択された2つのドライブポイントが現在位置から正反対の方向にあったり、選択された各ドライブポイントを経由する場合に予測される所要時間が行動予定時間を大きく上回ったりした場合、選択されたドライブポイントの一部を除いてドライブルートを設定することも考えられる。また、設定されるドライブルートは一つでなくてもよい。したがって、選択されたドライブポイントの全てを経由するドライブルートや、その一部を除いたドライブルートなど、複数のドライブルートを設定して、利用者に選択させるようにしてもよい。
【0014】
ところで、ドライブポイントでは、車両を停車又は駐車して、時を過ごすことが考えられる。そこで、ドライブポイントに対してプレイタイムを設定し、このプレイタイムを考慮して、ドライブルートを設定するようにするとよい(請求項2)。これによって、ドライブポイントでの時間を十分に楽しめる。
【0015】
なお、取得提示手段が、行動予定時間で移動可能な範囲に存在するドライブポイントを取得して提示することは既に述べた。これは例えば、その行動予定時間で移動できる直線距離を算出し、その直線距離を半径とする円内に存在するドライブポイントを取得することで実現される。ドライブポイントの取得には、従来より知られているデータベースの検索技術を用いればよい。
【0016】
ただし、行動予定時間内に、帰宅までを考えることもある。そこで、行動予定時間で往復可能な範囲に存在するドライブポイントを取得して提示するようにしてもよい(請求項3)。この場合、例えば上述した直線距離の半分の距離を半径とする円内に存在するドライブポイントを取得すればよい。
【0017】
また、行動予定時間は種々の形態で指定できるようにすると、利用者にとって便利である。例えば、出発日時と帰宅日時とで指定できるようにすることが考えられる。このとき、行動予定時間が複数日に跨る場合、一日単位の移動を考慮して、一日単位で移動可能な範囲に存在するドライブポイントを取得することが考えられる(請求項4)。このようにすれば、一泊二日、二泊三日といったドライブプランを立てるときに有利である。
【0018】
ところで、ドライブルートが設定された後、さらに、ドライブルートの調整を行えるようにすると、なお便利である。すなわち、ドライブルート周辺のドライブポイントを取得提示可能にするとよい(請求項5)。取得提示可能としたのは、ドライブルート設定後に自動的に周辺のドライブポイントの再探索を行う構成に加え、利用者からの要求があった場合にだけ、再探索を行うような構成を含める意図である。
【0019】
具体的には、食事や宿泊ができるドライブポイントを取得して提示することが考えられる(請求項6)。また、営業時間や、入力される到着希望時刻に基づいてドライブポイントを取得するとよい(請求項7)。食事ができるドライブポイントなどには夕方からしか営業しないところもあるからであり、宿泊する場合には、チェックイン予定時刻を入力しておくことによって、その時刻にチェックインできる場所にある宿泊施設を探索するためである。このようにして、新たなドライブポイントが提示された場合、そのドライブポイントが選択されると、再びドライブルートが設定される。この場合、ドライブルートの更新設定を行ってもよいし、先に選択されたドライブポイントと合わせて、ドライブルートを再度設定するようにしてもよい。このようにドライブポイントの追加設定を可能にすれば、ドライブルートのカスタマイズが容易になり、利用者の要求に近いドライブルートを提供できる。
【0020】
なお、このようなドライブルート設定装置の各手段としての機能は、コンピュータを機能させるプログラムとして実現することができる。すなわち、ドライブルート設定プログラムの発明として実現してもよい。
また、このようなドライブルート設定プログラムは、例えば、FD、MO、DVD、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシステムにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体としてプログラムを記録しておき、このROMあるいはバックアップRAMをコンピュータシステムに組み込んで用いてもよい。
【0021】
上述した第2の目的を達成するためになされた出発案内装置では、車両の現在位置から設定地点までの走行時間を、繰り返し予測する。例えば10分というような所定時間間隔で予測することが考えられる。設定地点は到着希望時刻が設定された地点をいい、本発明ではさらに、この到着希望時刻と走行時間とに基づき、その到着希望時刻に合わせて設定地点へ到着するための車両現在位置における出発時刻を算出する。そして、算出した出発時刻に基づく報知を行う。
【0022】
つまり、繰り返し設定地点までの走行時間を予測することによって、設定地点までの走行時間が変わってくるような車両の移動があっても、車両移動地点に応じた適切な出発時刻を算出し、算出した出発時刻に基づく報知を行うのである。
このようにすれば、決まった時刻までにある地点へ到着すべき状況があっても、余暇を利用して十分にドライブが楽しめる。例えば旅行先などで時間の許す限りドライブポイントを回りたいという場合、到着希望時刻が設定された設定地点を入力しておけば、出発時刻に基づく報知がなされるため、利用者は、安心してドライブを楽しめることになる。
【0023】
なお、出発時刻に基づく報知には、例えば、出発時刻そのものの報知が含まれる。このようにすれば、車両の移動地点における出発時刻が分かるため、常に余裕を持って行動できる。また、これに加え又は代え、出発時刻になった旨を報知するようにしてもよい。このようにすれば、出発時刻になったか否かを気にする必要がなくなるため、さらに便利である。
【0024】
ところで、走行時間は、例えば車両現在位置から設定地点までの直線距離に基づいて予測することもできる。しかし、上述した設定地点を目的地又は経由地としてルート設定可能な構成とし、設定されたルートに従って走行した場合の走行時間を予測すれば、さらに正確な走行時間が予測できる。すなわち、この場合は、車両現在位置からのルート設定を繰り返し行う。なお、目的地又は経由地としての設定は、利用者が手動で行うようにしてもよいし、あるいは、設定地点を含めた行き先の入力がなされることを前提として、本装置が自動的に行うようにしてもよい。
【0025】
またこのとき、経由地における滞在予定時間を設定できるようにし、経由地における滞在予定時間を考慮して、走行時間を予測する構成にしてもよい。さらに、ルート設定がなされるのであるから、設定されたルートに基づくルート案内が可能な構成にしてもよい。
【0026】
ところで、目的地へのルート案内が可能な構成では、報知手段が、設定地点でない目的地や経由地への到着予想時刻を報知するようにしてもよい。このようにすれば、設定地点以外の地点への到着予想時刻が分かるため便利である。
【0027】
なお、案内手段によるルート案内を行う構成について上述したが、出発時刻になるまでは、例えば周辺のドライブポイントを適切なルートで回れることが望ましい。そこで、出発時刻になるまでは、設定地点に係る目的地とは別の第2の目的地へのルート案内を可能な構成にするとよい。
【0028】
このような第2の目的地へのルート案内において、上述したような、ドライブルート設定装置の構成を採用して、ドライブルートを設定できるようにすれば、出発までの余暇に合わせたドライブプランが提示されることになり、さらに、利用者にとって便利になる。
【0029】
ところで、このような出発案内装置の各手段としての機能は、コンピュータを機能させるプログラムとして実現することができる。すなわち、出発案内プログラムの発明として実現することができる。
また、このような出発案内プログラムは、例えば、FD、MO、DVD、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシステムにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体としてプログラムを記録しておき、このROMあるいはバックアップRAMをコンピュータシステムに組み込んで用いてもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照して説明する。
[第1実施例]
図1は実施例としての車載用ナビゲーション装置1の全体構成を示すブロック図である。本車載用ナビゲーション装置1は、位置検出器22、地図データ入力器24、操作スイッチ群26、表示装置28、スピーカ30、外部メモリ32、通信装置34、電子制御装置(ECU)36を備えている
位置検出器22は、周知のジャイロスコープ38、車速センサ40、および衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS(GlobalPositioning System)のためのGPS受信機42を有している。これらのセンサ等38,40,42は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより補間しながら使用するように構成されている。なお、精度によっては上述した内の一部で構成してもよく、さらに、地磁気センサ、ステアリングの回転センサや各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。
【0031】
地図データ入力器24は、記録媒体に格納された地図データを入力する。なお、地図データには、道路の種別を示すデータや、位置検出精度向上のためのマップマッチング用データなどが含まれる。道路の種別を示すデータは、高速道路、一般道路などの区別するためのデータである。ところで、地図データが格納される記録媒体としては、そのデータ量からCD−ROMやDVD−ROMを用いるのが一般的であるが、メモリカード等の他の媒体を用いても良い。
【0032】
操作スイッチ群26は、車載用ナビゲーション装置1を操作するための各種スイッチから構成され、具体的には、表示装置28に表示させる表示内容を切り替えるためのスイッチや、表示内容に合わせて情報を入力するためのスイッチなどを含む。本実施例では、操作スイッチ群26を構成する各種スイッチとしては、表示装置28と一体に構成されたタッチスイッチと、表示装置28とは別のメカニカルなスイッチとを併用している。メカニカルなスイッチには、数値を入力するためのテンキーが含まれる。なお、車両後部座席からの操作を可能にするため、リモートコントロール端末を用いて構成にすることも考えられる。
【0033】
表示装置28は、カラー表示装置であり、その表示画面には、位置検出器22から入力された車両現在位置マークと、地図データ入力器24より入力された地図データと、さらに地図上に表示する誘導経路や設定地点の目印等の付加データとを重ねて表示することができる。また、後述する各種処理のための情報入力画面を表示することができる。
【0034】
スピーカ30からは、ルート案内を音声にて運転者に報知することができるよう構成されており、本実施例では、表示装置28による表示とスピーカ30からの音声出力との両方で、運転者にルート案内をすることができる。例えば、右折の場合には、交差点などを表示して進行方向を示すと共に、「次の交差点を右折して下さい」といった内容を音声にて出力する。音声により運転者に報知すれば、運転者は視点を移動させること無く、設定した地点の交通情報を確認できるので、より一層の安全運転を達成できる。
【0035】
外部メモリ32は、電子制御装置36の設定した経路を記憶し、その記憶内容は図示しない電源によってバックアップされるようになっている。
通信装置34は、外部の例えばVICS(Vehicle Information and Communication System)システムなどから提供される情報やデータベースを有するセンタ装置から提供される情報を受信し、また、例えば検索のための情報を外部へ送信するための装置である。この通信装置34を介して外部から受け取った情報は、電子制御装置36にて処理される。また、通信装置34として利用される機器としては、移動体通信機器である自動車電話や携帯電話などを用いてもよいし、専用の送受信機を用いてもよい。
【0036】
電子制御装置36は通常のコンピュータとして構成されており、内部には、周知のCPU、ROM、RAM、I/Oおよびこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。そして、位置検出器22、地図データ入力器24及び操作スイッチ群26からの入力に応じて、表示装置28、スピーカ30、外部メモリ32、通信装置34を制御し、ルート設定を行い、そのルートに従ってルート案内を行う。
【0037】
このような構成を持った本車載用ナビゲーション装置1では、電子制御装置36によるルート設定に特徴を有している。すなわち、ドライブルート設定処理を実行することにより、利用者それぞれの余暇に合わせたドライブルートを設定する。ドライブルートを設定すると、その後は、表示装置28にそのルートを表示すると共にスピーカ30を介して音声にて案内(ルート案内)する。
【0038】
そこで次に、ドライブルート設定処理を説明する。図2及び図3は、電子制御装置36にて実行されるドライブルート設定処理を示すフローチャートである。この処理は、上述した操作スイッチ群26を介してドライブルート設定の指示があったときに実行される。なお、ドライブルート設定に際しての情報入力は、ウィザード形式を用いて行われる。ウィザード形式とは、一連の情報入力を利用者に分かり易くするように、情報入力画面を順次表示して、利用者の入力を促す形式である。したがってここでは、図4〜6に示す画面表示例を適宜参照して説明する。
【0039】
まず最初のステップ(以下、ステップを単に記号Sで示す。)100において、行動予定時間を入力する。この行動予定時間が、上述した利用者の余暇に相当する。この処理は、図4(a)に示すような、入力画面を表示して行う。利用者は、出発日時及び帰宅日時にそれぞれ対応する入力フィールド(記号Aで示した)に年月日と時刻とを入力する。この入力操作には、操作スイッチ群26のテンキーを用いる。なお、図4(a)に示す画面表示例の下方には、「次へ」ボタン(記号Bで示した)と「キャンセル」ボタン(記号Cで示した)とが表示されている。出発日時及び帰宅日時を入力した後、この画面上の「次へ」ボタンを押下することで次の処理へ移行する。ボタンの押下は、画面上のボタン位置を指で触れることで実現される。一方、「キャンセル」ボタンの機能は、以降の処理を実行せず、本ドライブルート設定処理を強制終了するものである。これらボタンの機能は、以下に示す画面表示例でも同様である。
【0040】
図2中のS110では、行動予定時間が複数日に跨るか否かを判断する。すなわち出発日と帰宅日とが異なるか否かを判断する。ここで複数日に跨ると判断された場合(S110:YES)、S130にて一日単位の移動範囲を算出し、S140へ移行する。一日単位の移動範囲の算出は、図4(a)に示すように4月24日の午前9時25分に出発する場合、例えば、その日の午後7時まで移動することを想定し、午後7時までに移動可能な範囲を算出するという具合に行われる。なお、ここでは午後7時として説明したが、この時刻は利用者によって任意に設定できるようにしておけば便利である。一方、複数日に跨らないと判断された場合(S110:NO)、S120にて行動予定時間での移動範囲を算出し、S140へ移行する。S120では、行動予定時間内で往復できる範囲を算出する。
【0041】
なお、本実施例では、帰宅日時を入力するようにしていることから分かるように、行動予定時間で自宅(出発地点)まで戻ってくることを予定している。したがって、例えば2日で行動する場合には、1日目、2日目の移動で帰宅できるように、日毎の移動範囲を算出する。三日間以上行動する場合も同様である。このような移動範囲は、日毎の到達予定地点と自宅との位置関係を考慮して決定すればよい。例えば2日間で行動する場合、1日目の到達地点が一日で移動できる最長距離にあれば、2日目の移動範囲は自宅方向に限定される。一方、1日目の到達地点が一日で移動できる半分の距離にあれば、2日目の移動範囲が拡がることになる。
【0042】
S140では、S120又はS130で算出した移動範囲にあるドライブポイントとしてのレジャースポットを検索する。レジャースポットの検索は、通信装置34を介し、外部のセンタ装置(不図示)のデータベースを利用して実現する。なお、外部メモリ32に予めレジャースポットのデータベースを構築しておくことで実現してもよい。
【0043】
検索されるレジャースポットの情報には、レジャースポットのカテゴリ、営業日、営業時間、駐車場の有無、プレイタイムなどの属性情報が付加されている。
続くS150では、検索されたレジャースポットのカテゴリの一覧表示を行い、カテゴリの入力を行う。このときの画面表示例は、図4(b)に示す如くである。ここでは「フィッシング」、「バードウォッチング」、「スキー」、「テニス」、「ワンダーフォーゲル」の表示がなされている。カテゴリ入力は、画面上を指で触れることによって所望するカテゴリを選択状態とし、「次へ」ボタンを押下することによってなされる。記号Dで示す「フィッシング」が選択状態とされ(斜線を施して示した)、「次へ」ボタンが押下されたものとして、説明を続ける。なお、記号Eで示した「戻る」ボタンは、前画面への切り換えを実現するためのものである。これは以下に示す画面表示例でも同様である。
【0044】
次のS160では、レジャースポットを入力すると共に、そのレジャースポットでのプレイタイムを入力する。画面表示例を、図4(c)に示した。ここには記号Fで示すようにバス釣りが可能な○○湖が選択され、記号Gで示すように、そこでのプレイタイムが3時間と入力された様子が示されている。レジャースポットを単に通過するような場合には、敢えてプレイタイムを入力する必要はない。また、レジャースポットを複数選択することもできる。ここでも「次へ」ボタンの押下で次の処理へ移行する。
【0045】
続くS170では、S160で選択されたレジャースポット及びプレイタイムに基づき、ドライブプランを作成して表示する。本実施例では、ドライブプランは、図5(a)に示すように、プラン1〜5の最大5ルートが作成される。レジャースポットが複数選択されたときは、全てを回ると行動予定時間を大きく上回る場合も考えられる。したがって、そのような場合には、利用者の希望するレジャースポットのいくつかをカットしたルートも含め、複数のドライブプランを提供する。なお、あるプランを選択状態として、記号Hで示す「詳細」ボタンを押下することによって、そのプランの詳細が表示できるようになっている。図5(b)に示す如くである。この場合、どのようなルートで、どのようにレジャースポットを回るかが表示される。このとき、記号Iで示したスクロールバーを用いて、ルートの全体が分かるようにスクロール表示させることができる。
【0046】
なお、S170におけるプラン作成のためのルート探索は、ダイクストラ法によりコスト計算して行われる。例えば、レジャースポットが一つだけ選択された場合はそのレジャースポットを目的地とし、レジャースポットが複数箇所選択された場合は、その中の一つを目的地とし、その他を経由地とする。そして、ノード間のリンクに対するリンク情報及び通行規制を含むリンク間の接続情報とを用いて出発地から各ノードに至るまでの経路コスト(経路に対する評価値)を計算し、目的地までの全てのコスト計算が終了した段階で、経路コストを考慮してルートを決定する。このとき、道路種別などを考慮してプレイタイムを含めた所要時間を算出し、行動予定時間を大きく上回るようであれば、レジャースポットの一部を経由地から外して、別のルートを探索する。また、同程度の経路コストとなるルートが探索されれば、それぞれ別のドライブプランとして表示する。
【0047】
図5(a)に示す「次へ」ボタンが押下されると、S180にて、ドライブプランが選択されたか否かを判断する。ここでドライブプランが選択されたと判断されると(S180:YES)、図3中のS190へ移行する。一方、ドライブプランが選択されなかったと判断した場合(S180:NO)、本ドライブルート設定処理を終了する。
【0048】
S190では、選択されたドライブプランのルート周辺の食事処を検索する。ここでは食事処の営業時間を考慮して、ルート周辺で一般的な食事の時間帯に営業している店を表示する。図6(a)に画面表示例を示した。このとき、各店舗への到着予想時刻も表示する。ここで図中に示すように「軽食□」が選択され、「次へ」ボタンが押下されると、ルートに組み込まれてルートが更新される。なお、食事処は、複数選択してもよい。また、弁当などを持参する場合には、選択を行わず(選択状態とせず)「次へ」ボタンを押下すればよい。さらに、「詳細」ボタンが押下されると、選択された店舗の詳細情報が表示されることになる。
【0049】
続くS200では、翌日プランを作成するか否かを判断する。行動予定時間が複数日に跨っており、かつ、最終日のプランを決定していない場合、ここで肯定判断される。ここで翌日プランを作成する場合(S200:YES)、S210へ移行する。一方、翌日プランを作成しない場合(S200:NO)、S230にて全行程のドライブルートを設定して、本ドライブルート設定処理を終了する。このとき、設定されたドライブルートは表示装置28にて表示され、利用者の指示があると、上述したルート案内が開始される。
【0050】
翌日プランを作成する場合に移行するS210では、チェックイン予定時刻を入力する。これは宿泊施設を探索するにあたり、利用者に希望のチェックイン予定時刻を入力させる処理である。
続くS220では、入力されたチェックイン予定時刻を考慮して、ルート周辺の宿泊施設を検索する。検索結果は、図6(b)に示す如く画面表示される。この場合、チェックイン予定時刻が午後7時の場合の検索例である。ここで「次へ」ボタンが押下されると、選択状態となっている宿泊施設がルートに組み込まれる。もちろんここでも、宿泊施設を必ずしも選択する必要はない。なお、「詳細」ボタンが押下された場合、選択された宿泊施設の詳細情報が表示される。そしてその後、図2中のS130からの処理を繰り返す。
【0051】
以上詳述したように、本実施例では、利用者が余暇としての行動予定時間を入力することにより(図2中のS100,図4(a))、移動範囲を算出し(S130,S140)、その移動範囲に存在するレジャースポットを検索する(S140)。そして、レジャースポットが選択されると(S150,S160,図4(b)及び(c))、選択されたレジャースポットに基づいたルートを探索し、ドライブプランを表示して(S170)、ドライブルートを設定する(S230)。これによって、利用者それぞれの余暇に合わせた適切なドライブルートを提供できる。
【0052】
また、レジャースポットの選択操作では、プレイタイムが入力でき(図4(c))、入力されたプレイタイムを考慮してルート探索がなされる。したがって、レジャースポットでの時間を十分楽しむことができる。
さらにまた、本実施例では、出発日時と帰宅日時とで行動予定時間を指定できるようにした。そして、行動予定時間が複数日に跨る場合(図2中のS110:YES)、一日単位の移動を考慮して移動範囲を算出し(S130)、その移動範囲にあるドライブポイントを検索する(S140)。そして、一日毎にドライブプランを立てていくことができる(図3中のS200)。これによって、一泊二日、二泊三日といったドライブプランを立てるときに有利である。
【0053】
また、本実施例では、設定されたルート周辺の食事処、宿泊施設の検索を可能にした(図3中のS190,S220)。このとき、営業時間を考慮して食事処を検索すると共に(S190)、利用者から入力されるチェックイン予定時刻を考慮して宿泊施設を検索する(S210,S220)。これによって、ルート設定の後、ドライブルートのカスタマイズができ、利用者の要求に近いドライブルートを提供できる。
【0054】
なお、本実施例の電子制御装置36及び操作スイッチ群26が「時間設定手段」及び「選択手段」に相当し、電子制御装置36、通信装置34及び表示装置28が「取得提示手段」に相当し、電子制御装置36及び地図データ入力器24が「ルート設定手段」に相当する。
【0055】
また、各手段としての電子制御装置36による機能は、電子制御装置36にて実行されるプログラムによって実現される。したがって、電子制御装置36にて実行されるプログラムが「ドライブルート設定プログラム」に相当する。そして、図2中に示すS100の処理が時間設定手段としての処理に相当し、S110〜S140,S190,S220の処理が取得提示手段としての処理に相当し、S150及びS160の処理が選択手段としての処理に相当し、S170及びS230の処理がルート設定手段としての処理に相当する。
[第2実施例]
上記実施例は、利用者それぞれの余暇に合わせてドライブプランを提供するものであった。これは目的地が決定されていない状況において、余暇の範囲で適切な目的地を設定するという思想である。
【0056】
本第2実施例は、目的地が予め決まっており、決まった時刻までにそこへ到着しなければならないという状況を想定したものである。このとき、例えば旅行先などでは、時間の許す限り、ドライブポイントを回りたいと思うことがある。
なお、ハードウェア構成に関しては、上記第1実施例の車載用ナビゲーション装置1と同様である。すなわち、図1に示す構成を採用する。したがって、ハードウェア構成に関する説明は省略し、上記第1実施例と同一の符号を用いて説明する。
【0057】
本第2実施例の車載用ナビゲーション装置1では、電子制御装置36による出発案内に特徴を有している。すなわち、出発案内処理を実行することにより、目的地への適切な出発を促すことにより、出発までの余暇を有効に利用するという思想である。
【0058】
そこで次に、出発案内処理を説明する。図7は、電子制御装置36にて実行される出発案内処理を示すフローチャートである。この処理は、上述した操作スイッチ群26を介して指示があった後、例えば10分というような所定時間間隔で繰り返し実行される。なお、出発案内を行うための情報入力は、ウィザード形式を用いて行われる。ウィザード形式とは、一連の情報入力を利用者に分かり易くするように、情報入力画面を順次表示して、利用者の入力を促す形式である。したがってここでは、図8に示す画面表示例を適宜参照して説明する。
【0059】
まず最初のS300において、設定された情報があるか否かを判断する。この情報とは、行き先地点、到着希望時刻、及び滞在予定時間の情報である。ここで設定された情報があると判断された場合(S300:YES)、S310の処理を実行せず、S320へ移行する。一方、設定された情報がないと判断された場合(S300:NO)、S310にて、情報設定処理を行う。
【0060】
ここでS310における情報設定処理について説明する。
まず行き先地点を入力する。行き先地点は、一つだけでなく複数入力することができる。この入力は、操作スイッチ群26を介して行われ、地図による指示、施設名称による指示、住所による指示、電話番号による指示、メモリ地点による指示などで行われる。ここに挙げた入力手法は、従来のナビゲーション装置での目的地や経由地の入力手法と同様である。
【0061】
行き先地点の入力が終了すると、行き先地点に対する到着希望時刻を入力する。到着希望時刻の入力画面は、例えば図8(a)に示す如くである。ここでは、A〜Dの4つの地点が行き先として入力された場合が示されており、いずれか一つの行き先に対して到着希望時刻を入力できるようになっている。到着希望時刻の入力は、操作スイッチ群26のテンキーを用いて行う。図8(a)では、C地点に対する到着希望時刻として「午後7時20分」が入力された様子が示されている。なお、本実施例では、一つの行き先だけに対し到着希望時刻が入力できる構成としたが、複数の行き先に対して、到着希望時刻を入力できるようにしてもよい。ここで到着希望時刻の入力された行き先が「設定地点」に相当する。
【0062】
なお、図8(a)中の下方に示した「戻る」ボタン(記号Aで示した)が押下されると、前画面への切り換えが行われる。図8(a)からは、行き先入力の画面(不図示)へ切り換えられることになる。また、「次へ」ボタン(記号Bで示した)が押下されると、次の処理へ移行する。「キャンセル」ボタン(記号Cで示した)が押下されると、以降の処理を実行することなく、本出発案内処理が強制終了される。これら画面上に表示されるボタンの押下は、画面上のボタン位置を指で触れることにより実現される。また、これら各ボタンの機能は、以下で説明する画面表示例でも同様である。
【0063】
図8(a)中に記号Bで示した「次へ」ボタンが押下されると、次に、図8(b)に示すような画面表示がなされ、行き先地点での滞在予定時間が入力できるようになる。図8(b)では、B地点で1時間、D地点で0.5時間を滞在予定としている。
【0064】
図8(b)中の「次へ」ボタンが押下されると、情報設定処理が終了し、図7中のS320へ移行する。
S320では、ルート探索を行う。このルート探索は、ダイクストラ法によりコスト計算して行われる。例えば、行き先地点が一つだけ設定された場合はその地点を目的地とし、行き先地点が複数箇所設定された場合は、その中の一つを目的地とし、その他を経由地とする。そして、ノード間のリンクに対するリンク情報及び通行規制を含むリンク間の接続情報とを用いて車両現在位置から各ノードに至るまでの経路コスト(経路に対する評価値)を計算し、目的地までの全てのコスト計算が終了した段階で、経路コストを考慮してルートを決定する。なお、車両現在位置から最も遠くにある行き先地点を目的地としてもよいが、別の行き先地点を目的地として適宜ルート探索を行い、経路コストの最も小さくなるルートを決定してもよい。
【0065】
S330では、決定したルートに従って走行する場合の走行時間を予測する。ここでは上述したリンク情報から得られる道路種別毎の平均車速に基づき、通信装置34を介してVICSシステムなどから得られる渋滞情報、さらに、行き先地点での滞在予定時間を加味して、目的地及び経由地までの走行時間を予測する。なお、利用者の中には、制限速度通りに運転するタイプや制限速度よりもゆっくり運転するタイプがある。そこで、道路種別毎の平均車速については、利用者自身で設定変更できるようにしてもよい。また、当初の到着希望時刻と実際の到着時刻とのズレを統計して、自動的に更新変更されるようにしてもよい。これによって、利用者が変わっても、適切な走行時間の予測が可能になる。
【0066】
続くS340では、ある地点に対して設定された到着希望時刻と、予測した走行時間とに基づき、決定されたルートの出発地点における出発時刻を算出する。そして次のS350では、算出した出発時刻を報知する。例えば「出発時刻は○○時○○分です」というようなメッセージを表示装置28に表示したり、あるいは、スピーカ30を介して出力したりする。
【0067】
またS360では、出発時刻になったか否かを判断する。この処理は、現在時刻と出発時刻を比較することによって行う。現在時刻は、GPS受信機42からの情報に基づいて特定してもよいし、装置1内部の時計機能(RTC)を用いて特定してもよい。なお、S360における判断処理は、現在時刻が丁度出発時刻になった場合を判断するだけでなく、算出された出発時刻の前後10分というように、判断に幅を持たせてもよい。
【0068】
出発時刻になっていないうちは(S360:NO)、S370にて通常のナビゲーション処理を行い、その後、本出発案内処理を終了する。この場合は、終了後所定時間が経過すると、本出発案内処理が再び実行される。一方、出発時刻になったと判断された場合(S360:NO)、S380にて出発時刻になった旨を報知し、S390へ移行する。
【0069】
S370における通常のナビゲーション処理とは、上述した行き先地点とは別に目的地や経由地を設定することによって実現される第2のルートに従う案内処理である。つまり、出発時刻となるまでは別の場所へのルート案内が可能になっているのである。また、S380における報知は、S350における報知と同様、表示装置28やスピーカ30を介して行う。この場合、「出発時刻になりました」というようなメッセージを出力することが考えられる。
【0070】
出発時刻になった旨の報知がなされると、利用者は、操作スイッチ群26を介し、設定した行き先地点へのルート案内の開始を指示することができる。
したがってS390では、利用者からのルート案内の要求があったか否かを判断する。ここでルート案内の要求があったと判断された場合(S390:YES)、S400にてルート案内を開始し、その後、本出発案内処理を終了する。S400にてルート案内が開始されると、その後は、本出発案内処理は実行されず、通常のナビゲーション処理が実行されることになる。一方、ルート案内の要求がないと判断された場合(S390:NO)、S400の処理を実行せず、本出発案内処理を終了する。この場合もその後は、本出発案内処理は実行されない。
【0071】
以上説明したように、本実施例では、利用者による指示があると、出発案内処理(図7参照)を例えば10分というような所定時間間隔で繰り返し実行する。これによって、行き先地点及び、一つの行き先地点に対する到着希望時刻を入力すると(S310,図8(a))、所定時間間隔で、車両現在位置から行き先地点までのルートが探索され(S320)、そのルートに従って走行した場合の走行時間が予測される(S330)。そして、探索したルートにおける出発時刻が算出され(S340)、出発時刻に基づく報知がなされる(S350,S380)。
【0072】
つまり、繰り返し行き先地点までの走行時間を予測することによって、行き先地点までの走行時間が変わってくるような車両の移動があっても、車両移動地点に応じた適切な出発時刻を算出し、算出した出発時刻に基づく報知を行うのである。これによって、決まった時刻までにある地点へ到着すべき状況があっても、余暇を利用して十分にドライブが楽しめる。例えば旅行先などで時間の許す限りドライブポイントを回りたいという場合、行き先地点を入力し、さらに、一つの行き先地点についての到着希望時刻を入力しておけば、出発時刻に基づく報知がなされるため、利用者は、安心してドライブを楽しめる。
【0073】
このとき、行き先地点に対して滞在予定時間を入力することができ(S310,図8(b))、走行時間は、この滞在予定時間を含めて予測される。これによって、行き先地点での滞在予定までが考慮され、行き先地点での滞在時間を考える必要がないため便利である。
【0074】
また、本実施例では、出発時刻そのものを報知する(図7中のS350)。これによって、車両の移動地点において所定時間間隔で出発時刻が分かり、常に余裕を持って行動できる。加えて、出発時刻になった旨を報知する(S380)。その結果、出発時刻になったか否かを気にする必要がなく、何度も時計に目をやるという煩わしさがないため、利用者にとって便利である。
【0075】
さらにまた、本実施例では、いわゆるナビゲート機能を備える構成となっている。すなわち、出発時刻になった旨の報知があったとき(図7中のS380)、操作スイッチ群26を介してルート案内開始を要求すると(S390:YES)、探索したルートに基づくルート案内が開始される(S400)。これによって、行き先地点までの走行途中で道に迷うことなくなり、到着希望時刻までに到着できる可能性が高くなる。
【0076】
また、本実施例では、出発時刻になるまでは(図7中のS360:NO)、通常のナビゲーション処理が実行されるようにして(S370)、設定された行き先地点とは別の第2の目的地へのルート案内を可能にした。これによって、出発時刻までの余暇におけるドライブを十分に楽しむことができる。
【0077】
ところで、この通常のナビゲーション処理において、上記第1実施例に示したドライブルート設定処理が実行可能な構成にするとさらによい。その余暇に合わせたドライブプランが提示されるからである。この場合の行動予定時間は現在時刻から出発時刻までの時間となる。
【0078】
なお、本実施例における電子制御装置36、通信装置34、及び地図データ入力器24が「走行時間予測手段」に相当し、電子制御装置36が「出発時刻算出手段」に相当し、電子制御装置36、表示装置28及びスピーカ30が「報知手段」及び「案内手段」に相当する。
【0079】
また、各手段としての電子制御装置36による機能は、電子制御装置36にて実行されるプログラムによって実現される。したがって、電子制御装置36にて実行されるプログラムが「出発案内プログラム」に相当する。そして、図7中に示すS320及びS330の処理が走行時間予測手段としての処理に相当し、S340の処理が出発時刻算出手段としての処理に相当し、S350及びS360,S380の処理が報知手段としての処理に相当し、S370,S390及びS400の処理が案内手段としての処理に相当する。
[その他]
以上、本発明はこのような実施例に何等限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得る。
【0080】
(イ)上記第1実施例では、行動予定時間を出発日時及び帰宅日時で入力するようにしていたが(図4(a)参照)、例えば5時間というように時間で指定するようにしてもよい。
(ロ)上記第1実施例では、食事場所や宿泊施設の検索を自動的に行うような構成としていたが、もちろん、利用者の要求があった場合だけ、あるいは、検索を行う設定が外部メモリ32にある場合だけ行うようにしてもよい。後者の設定は、例えばメニューによって設定変更できるようにしておくことが考えられる。
【0081】
(ハ)上記第2実施例では、出発時刻そのものを報知すると共に、出発時刻になった旨を報知する構成であった。これに加えて、例えば複数の行き先地点が設定された場合に、各行き先地点への到着予想時刻を報知するようにしてもよい。このようにすれば、さらに利用者にとって便利である。
【0082】
(ニ)また、上記第1実施例では行動予定時間などを、上記第2実施例では、行き先地点・到着希望時刻・滞在予定時間などを、操作スイッチ群26を用いて入力していた。これに対して、例えば、本車載用ナビゲーション装置1に有線又は無線で携帯情報端末などを接続できる構成としておき、利用者が携帯情報端末に予めスケジュールを記憶させておくことを前提として、利用者のスケジュールを自動的に読み出して、操作スイッチ群26を操作することなく、行動予定時間・行き先地点・到着希望時刻・滞在予定時間といった情報を入力することが考えられる。なお、本車載用ナビゲーション装置1と携帯情報端末との接続には、近距離無線通信技術として標準化されてきたBluetoothなどを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車載用ナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】ドライブルート設定処理の前半部分を示すフローチャートである。
【図3】ドライブルート設定処理の後半部分を示すフローチャートである。
【図4】(a)は行動予定時間入力の画面表示例を示す説明図であり、(b)はカテゴリ選択の画面表示例を示す説明図であり、(c)はレジャースポット選択の画面表示例を示す説明図である。
【図5】(a)はドライブプラン選択の画面表示例を示す説明図であり、(b)はプラン詳細の画面表示例を示す説明図である。
【図6】(a)は食事処選択の画面表示例を示す説明図であり、(b)は宿泊施設選択の画面表示例を示す説明図である。
【図7】出発案内処理を示すフローチャートである。
【図8】(a)は到着希望時刻入力の画面表示例を示す説明図であり、(b)は滞在予定時間入力の画面表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…車載用ナビゲーション装置
22…位置検出器
24…地図データ入力器
26…操作スイッチ群
28…表示装置
30…スピーカ
32…外部メモリ
34…通信装置
36…電子制御装置
38…ジャイロスコープ
40…車速センサ
42…GPS受信機
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a service for vehicle guidance such as drive plan provision and departure guidance.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art A navigation system is known in which a position is detected by GPS or the like as a vehicle travels, an appropriate route from a current location to a destination is calculated and obtained, and the route is guided by voice.
[0003]
In such a navigation system, in recent years, driving points around a traveling point, estimated arrival time at a destination, and the like have been guided. In such a conventional system, information such as a drive point and an estimated arrival time can be obtained only after a travel route (including a route for which guidance is not set) and a destination are determined.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, there are many situations where the travel route and destination are not determined from the beginning.
There is a certain purpose behind the driving route. For example, it is leisure such as golf, swimming, skiing, cherry-blossom viewing, or work. If the purpose is leisure, a leisure spot is first searched, and then a travel route and a destination are determined.
[0005]
And, when searching for drive points such as leisure spots, the problem is the balance with leisure time. For example, you may want to find a drive point that can be reciprocated in about 5 hours, or you may want to go to multiple drive points in two days and one night.
[0006]
In other words, if the destination is not determined in advance, the user may make a drive plan in the order of “leisure” → “drive point” → “travel route” → “destination”, in which case the travel route is determined. In the conventional system in which peripheral drive points are presented or the required time is calculated after the destination is determined, sufficient service cannot be provided.
[0007]
Some conventional systems provide a drive route via a predetermined drive point. However, a predetermined travel route is used as a model, and there are many restrictions on customization, and it is not possible to provide a drive route that suits each user's leisure time.
[0008]
On the other hand, even if there is a situation where the destination is predetermined and you have to arrive there by a certain time, you may want to go around the drive point as long as time permits, for example at travel destinations. .
In the conventional system, after a departure point and a destination are set and a route search is performed, for example, when route guidance is started, a travel time (estimated arrival time) when the route is followed is provided. . Therefore, the situation as described above cannot be handled.
[0009]
In addition, regarding the technique for notifying the departure time at a fixed departure point, the present applicant has disclosed in Japanese Patent Application No. 2000-304556. However, as described above, in the situation where it is desired to go around the drive point as long as time permits, the departure point changes due to the movement of the vehicle, so it is meaningless to notify the departure time at a fixed departure point.
[0010]
Eventually, under the circumstances as described above, it becomes irrelevant whether or not it is possible to arrive at the destination by a predetermined time, and it is impossible to fully enjoy the leisure time at the corner.
The first object of the present invention is to provide an appropriate driving route according to leisure time, and also to enjoy driving by using leisure time even in a situation where it should arrive at a certain point by a predetermined time. The second purpose is to realize a comfortable drive in the range of leisure time.
[0011]
[Means for Solving the Problems and Effects of the Invention]
In the drive route setting device made to achieve the first object described above, a drive point existing in a movable range within the set scheduled action time is obtained and presented, and the drive point selected by the user Based on, set the drive route.
[0012]
That is, this apparatus performs (1) “setting of scheduled action time as leisure time” → “drive point acquisition / presentation”, and (2) “selection of drive point” → “determination of travel route”. As a result, it is possible to provide an appropriate drive route suitable for leisure.
The set drive route can be output to the navigation device so that the route can be guided. In addition, the present device may be realized as a navigation device, and a configuration for route guidance may be included.
[0013]
It is conceivable that the drive route is basically set as passing through the selected drive point. However, a plurality of drive points may be selected. Therefore, “based on the drive point” means that the positional relationship of each drive point, the relationship between the required time and the scheduled action time when passing through the drive point, and the like are taken into consideration. For example, if the two selected drive points are in the opposite direction from the current position, or if the estimated time required for passing through each selected drive point significantly exceeds the scheduled action time, it is selected. It is also possible to set a drive route excluding a part of the drive point. Further, the drive route to be set need not be one. Accordingly, a plurality of drive routes such as a drive route that passes through all selected drive points or a drive route that excludes a part of the selected drive points may be set and selected by the user.
[0014]
By the way, at the drive point, it can be considered that the vehicle is stopped or parked to spend time. Therefore, it is preferable to set a play time for the drive point and set the drive route in consideration of the play time. As a result, you can fully enjoy the time at the drive point.
[0015]
It has already been described that the acquisition and presentation means acquires and presents drive points that exist within a movable range within the scheduled action time. This is realized, for example, by calculating a straight line distance that can be moved in the scheduled action time, and acquiring a drive point existing in a circle having the straight line distance as a radius. For obtaining the drive point, a conventionally known database search technique may be used.
[0016]
However, there is a case where the time until returning home is considered within the scheduled action time. Therefore, a drive point that exists within a reciprocable range within the scheduled action time may be acquired and presented (claim 3). In this case, for example, a drive point existing in a circle having a radius that is half of the above-described linear distance may be acquired.
[0017]
Moreover, it is convenient for the user if the scheduled action time can be specified in various forms. For example, it may be possible to specify the departure date and time and the return date and time. At this time, when the scheduled action time spans a plurality of days, it is considered that a drive point existing in a range that can be moved in a unit of one day is acquired in consideration of the movement in a unit of one day. In this way, it is advantageous when making a drive plan such as two days and two nights.
[0018]
By the way, it is still convenient to be able to adjust the drive route after the drive route is set. That is, it is preferable that the drive points around the drive route can be obtained and presented. In addition to the configuration that automatically searches for nearby drive points after setting a drive route, the acquisition and presentation are intended to include a configuration that performs a search again only when requested by the user. It is.
[0019]
Specifically, it is conceivable to obtain and present drive points at which meals and lodging can be performed (claim 6). Further, the drive point may be acquired based on the business hours and the input desired arrival time (claim 7). This is because some drive points where you can dine are only open from the evening. When you stay, enter the scheduled check-in time, so that you can select an accommodation facility where you can check in at that time. This is for searching. In this way, when a new drive point is presented, when the drive point is selected, the drive route is set again. In this case, the update setting of the drive route may be performed, or the drive route may be set again together with the previously selected drive point. If the additional setting of the drive point is made possible in this way, the drive route can be easily customized, and the drive route close to the user's request can be provided.
[0020]
In addition, the function as each means of such a drive route setting apparatus can be realized as a program that causes a computer to function. That is, it may be realized as an invention of a drive route setting program.
Also, such a drive route setting program is recorded on a computer-readable recording medium such as FD, MO, DVD, CD-ROM, hard disk, etc., and loaded into a computer system and started as required. Can be used. In addition, the ROM or backup RAM may be recorded as a computer-readable recording medium, and the ROM or backup RAM may be incorporated into a computer system for use.
[0021]
  In the departure guidance apparatus made to achieve the second object described above, the travel time from the current position of the vehicle to the set point is repeatedly predicted. For example, it is conceivable to predict at a predetermined time interval such as 10 minutes. The set point is a point where a desired arrival time is set. In the present invention, the departure time at the current vehicle position for arriving at the set point in accordance with the desired arrival time is further based on the desired arrival time and the travel time. Is calculated. Then, a notification based on the calculated departure time is performed.Yeah.
[0022]
In other words, by repeatedly predicting the travel time to the set point, even if there is a vehicle movement that changes the travel time to the set point, an appropriate departure time corresponding to the vehicle travel point is calculated and calculated. Notification based on the departure time is performed.
In this way, even if there is a situation that should arrive at a certain point by a predetermined time, it is possible to enjoy driving sufficiently using leisure time. For example, if you want to go around the drive point as long as time permits at the travel destination, etc., if you enter the set point where the desired arrival time is set, the notification will be made based on the departure time, so the user can drive with confidence Will be able to enjoy.
[0023]
  The notification based on the departure time includes, for example, notification of the departure time itself.TheIn this way, since the departure time at the moving point of the vehicle can be known, it can always act with a margin. In addition to or instead of this, it may be notified that the departure time has been reached.Yes.This is more convenient because there is no need to worry about whether or not the departure time has been reached.
[0024]
  Incidentally, the travel time can be predicted based on, for example, a linear distance from the current vehicle position to the set point. However, it is possible to predict the travel time when traveling according to the set route with the above set point as a destination or waypoint.IfIn addition, accurate travel time can be predicted. That is, in this case, the route setting from the current vehicle position is repeated. The destination or waypoint may be set manually by the user or automatically on the assumption that the destination including the set point is input. You may do it.
[0025]
  Also, at this time, it is possible to set the planned stay time at the waypoint and to predict the travel time in consideration of the planned stay time at the waypoint.Yes.In addition, since the route is set, the route guidance based on the set route may be configured.Yes.
[0026]
  By the way, in the configuration in which route guidance to the destination is possible, the notification means may notify the estimated arrival time at the destination or waypoint that is not the set point.Yes.This is convenient because the estimated arrival time at points other than the set point can be known.
[0027]
  In addition, although the structure which performs the route guidance by a guidance means was mentioned above, it is desirable to be able to go around a suitable drive point, for example by a suitable route, until the departure time comes. Therefore, it is recommended that the route guidance to the second destination different from the destination related to the set point is possible until the departure time.Yes.
[0028]
In such route guidance to the second destination, if the configuration of the drive route setting device as described above is adopted so that the drive route can be set, a drive plan adapted to the leisure time until departure can be obtained. It will be presented and more convenient for the user.
[0029]
By the way, the function as each means of such a departure guidance device can be realized as a program for causing a computer to function. That is, it can be realized as an invention of a departure guidance program.
Such a departure guidance program is recorded on a computer-readable recording medium such as an FD, MO, DVD, CD-ROM, or hard disk, and is used by being loaded into a computer system and started as required. be able to. In addition, the ROM or backup RAM may be recorded as a computer-readable recording medium, and the ROM or backup RAM may be incorporated into a computer system for use.
[0030]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[First embodiment]
FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of an in-vehicle navigation device 1 as an embodiment. The in-vehicle navigation device 1 includes a position detector 22, a map data input device 24, an operation switch group 26, a display device 28, a speaker 30, an external memory 32, a communication device 34, and an electronic control unit (ECU) 36.
The position detector 22 has a known gyroscope 38, a vehicle speed sensor 40, and a GPS receiver 42 for GPS (Global Positioning System) that detects the position of the vehicle based on radio waves from a satellite. Since these sensors 38, 40, and 42 have errors of different properties, they are configured to be used while being interpolated by a plurality of sensors. Depending on the accuracy, a part of the above may be used, and a geomagnetic sensor, a steering rotation sensor, a wheel sensor of each rolling wheel, or the like may be used.
[0031]
The map data input unit 24 inputs map data stored in a recording medium. The map data includes data indicating the type of road, map matching data for improving position detection accuracy, and the like. The data indicating the type of road is data for distinguishing between a highway and a general road. By the way, as a recording medium for storing map data, a CD-ROM or a DVD-ROM is generally used because of the amount of data, but another medium such as a memory card may be used.
[0032]
The operation switch group 26 includes various switches for operating the vehicle-mounted navigation device 1. Specifically, the operation switch group 26 is a switch for switching display contents to be displayed on the display device 28, and inputs information according to the display contents. It includes a switch for doing so. In the present embodiment, as various switches constituting the operation switch group 26, a touch switch configured integrally with the display device 28 and a mechanical switch different from the display device 28 are used in combination. The mechanical switch includes a numeric keypad for inputting numerical values. In order to enable operation from the rear seat of the vehicle, a configuration using a remote control terminal is also conceivable.
[0033]
The display device 28 is a color display device, and on its display screen, the vehicle current position mark input from the position detector 22, the map data input from the map data input device 24, and further displayed on the map. Additional data such as a guide route and a set point mark can be displayed in an overlapping manner. In addition, an information input screen for various processes described later can be displayed.
[0034]
The speaker 30 is configured to be able to notify the driver of the route guidance by voice. In the present embodiment, both the display by the display device 28 and the voice output from the speaker 30 are provided to the driver. Route guidance can be provided. For example, in the case of a right turn, an intersection or the like is displayed to indicate the traveling direction, and contents such as “Please turn right at the next intersection” are output by voice. If the driver is notified by voice, the driver can confirm the traffic information of the set point without moving the viewpoint, and thus, further safe driving can be achieved.
[0035]
The external memory 32 stores the route set by the electronic control unit 36, and the stored contents are backed up by a power source (not shown).
The communication device 34 receives information provided from an external device such as a VICS (Vehicle Information and Communication System) system or information provided from a center device having a database, and transmits, for example, information for search to the outside. It is a device for doing. Information received from the outside via the communication device 34 is processed by the electronic control device 36. In addition, as a device used as the communication device 34, a mobile communication device such as a car phone or a mobile phone may be used, or a dedicated transceiver may be used.
[0036]
The electronic control unit 36 is configured as a normal computer, and includes a well-known CPU, ROM, RAM, I / O, and a bus line for connecting these configurations. And according to the input from the position detector 22, the map data input device 24, and the operation switch group 26, the display device 28, the speaker 30, the external memory 32, and the communication device 34 are controlled, and the route setting is performed. Provide route guidance.
[0037]
The on-vehicle navigation device 1 having such a configuration is characterized by route setting by the electronic control device 36. That is, by executing the drive route setting process, a drive route that matches the leisure time of each user is set. When the drive route is set, the route is displayed on the display device 28 and then guided by voice (route guidance) through the speaker 30.
[0038]
Next, drive route setting processing will be described. 2 and 3 are flowcharts showing a drive route setting process executed by the electronic control unit 36. FIG. This process is executed when a drive route setting instruction is given via the operation switch group 26 described above. Information input for setting the drive route is performed using a wizard format. The wizard format is a format that prompts the user for input by sequentially displaying information input screens so that the user can easily understand a series of information inputs. Therefore, the screen display examples shown in FIGS.
[0039]
First, in an initial step (hereinafter, steps are simply indicated by a symbol S) 100, an expected action time is input. This scheduled action time corresponds to the user's leisure time described above. This process is performed by displaying an input screen as shown in FIG. The user inputs the date and time in the input fields (indicated by symbol A) corresponding to the departure date and time and the return date and time, respectively. For this input operation, the numeric keypad of the operation switch group 26 is used. Note that a “next” button (indicated by symbol B) and a “cancel” button (indicated by symbol C) are displayed below the screen display example shown in FIG. After entering the departure date and return date and time, pressing the “Next” button on this screen shifts to the next processing. The pressing of the button is realized by touching the button position on the screen with a finger. On the other hand, the function of the “Cancel” button is to forcibly end the drive route setting process without executing the subsequent processes. The functions of these buttons are the same in the following screen display examples.
[0040]
In S110 in FIG. 2, it is determined whether or not the scheduled action time spans multiple days. That is, it is determined whether the departure date and the return date are different. If it is determined that the program spans multiple days (S110: YES), a daily range of movement is calculated in S130, and the process proceeds to S140. As shown in FIG. 4 (a), when calculating at 9:25 am on April 24, the daily range of movement is calculated assuming, for example, that the vehicle moves until 7 pm on that day. This is done in such a way that a movable range is calculated by 7 o'clock. In addition, although it demonstrated as 7:00 pm here, it is convenient if this time can be arbitrarily set by the user. On the other hand, if it is determined not to straddle a plurality of days (S110: NO), the movement range in the scheduled action time is calculated in S120, and the process proceeds to S140. In S120, a range that can be reciprocated within the scheduled action time is calculated.
[0041]
In the present embodiment, it is scheduled to return to the home (departure point) at the scheduled action time, as can be seen from the input of the return date and time. Therefore, for example, when acting on two days, the daily movement range is calculated so that the user can return home on the first day and the second day. The same applies when acting for more than three days. Such a movement range may be determined in consideration of the positional relationship between the daily arrival point and the home. For example, when acting in two days, if the arrival point on the first day is at the longest distance that can be moved in one day, the movement range on the second day is limited to the home direction. On the other hand, if the arrival point on the first day is half the distance that can be moved in one day, the movement range on the second day is expanded.
[0042]
In S140, a leisure spot as a drive point in the movement range calculated in S120 or S130 is searched. The search for leisure spots is realized using a database of an external center device (not shown) via the communication device 34. It may be realized by constructing a leisure spot database in the external memory 32 in advance.
[0043]
Attribute information such as leisure spot category, business day, business hours, presence / absence of a parking lot, play time, and the like is added to the information of the searched leisure spots.
In subsequent S150, a list of categories of searched leisure spots is displayed, and categories are input. A screen display example at this time is as shown in FIG. Here, “Fishing”, “Birdwatching”, “Skiing”, “Tennis”, and “Wonder Vogel” are displayed. The category is entered by touching the screen with a finger to select a desired category and pressing the “Next” button. The description will be continued assuming that “phishing” indicated by the symbol D is selected (shown by hatching) and the “next” button is pressed. The “return” button indicated by the symbol E is for realizing switching to the previous screen. The same applies to the screen display examples shown below.
[0044]
In the next S160, a leisure spot is input and a play time at the leisure spot is input. An example of the screen display is shown in FIG. Here, as shown by the symbol F, the lake XX capable of bass fishing is selected, and as shown by the symbol G, the play time is input as 3 hours. When simply passing a leisure spot, there is no need to enter play time. In addition, a plurality of leisure spots can be selected. Again, pressing the “Next” button will move to the next process.
[0045]
In the subsequent S170, a drive plan is created and displayed based on the leisure spot and play time selected in S160. In the present embodiment, as shown in FIG. 5A, a maximum of five routes of plans 1 to 5 are created as drive plans. When a plurality of leisure spots are selected, it may be possible that the planned action time will be greatly exceeded if you go around all of them. Therefore, in such a case, a plurality of drive plans are provided including routes obtained by cutting some leisure spots desired by the user. It should be noted that the details of the plan can be displayed by pressing a “detail” button indicated by the symbol H with a plan selected. This is as shown in FIG. In this case, it is displayed what route and how to go around the leisure spot. At this time, the scroll bar indicated by symbol I can be used to scroll and display the entire route.
[0046]
Note that the route search for creating a plan in S170 is performed by calculating the cost by the Dijkstra method. For example, when only one leisure spot is selected, that leisure spot is set as the destination, and when a plurality of leisure spots are selected, one of them is set as the destination and the other is set as the transit point. Then, using the link information for links between nodes and the connection information between links including traffic restrictions, the route cost from the departure point to each node (evaluation value for the route) is calculated, and all the routes to the destination are calculated. When the cost calculation is completed, the route is determined in consideration of the route cost. At this time, the required time including play time is calculated in consideration of the road type, etc., and if it exceeds the scheduled action time, a part of the leisure spot is removed from the waypoint and another route is searched. . In addition, if a route having a similar route cost is searched, it is displayed as a different drive plan.
[0047]
When the “Next” button shown in FIG. 5A is pressed, it is determined in S180 whether or not a drive plan has been selected. If it is determined that the drive plan has been selected (S180: YES), the process proceeds to S190 in FIG. On the other hand, if it is determined that the drive plan has not been selected (S180: NO), this drive route setting process is terminated.
[0048]
In S190, the restaurant around the route of the selected drive plan is searched. Here, in consideration of the business hours of the restaurant, shops that are open around the route during general meal times are displayed. FIG. 6A shows a screen display example. At this time, the estimated arrival time at each store is also displayed. Here, as shown in the figure, when “snack □” is selected and the “next” button is pressed, the route is updated by being incorporated into the route. A plurality of restaurants may be selected. Further, when bringing a lunch box or the like, it is only necessary to press the “Next” button without selecting (not selecting). Further, when the “details” button is pressed, detailed information of the selected store is displayed.
[0049]
In subsequent S200, it is determined whether or not a next day plan is to be created. If the scheduled action time spans multiple days and the final day plan has not been determined, an affirmative determination is made here. When the next day plan is created here (S200: YES), the process proceeds to S210. On the other hand, if the next day plan is not created (S200: NO), the drive route for the entire process is set in S230, and the drive route setting process is terminated. At this time, the set drive route is displayed on the display device 28, and when the user gives an instruction, the above-described route guidance is started.
[0050]
In S210, which is shifted to the case of creating the next day plan, the scheduled check-in time is input. This is a process for allowing a user to input a desired scheduled check-in time when searching for accommodation facilities.
In subsequent S220, the accommodation facility around the route is searched in consideration of the inputted scheduled check-in time. The search result is displayed on the screen as shown in FIG. In this case, it is a search example when the scheduled check-in time is 7 pm. Here, when the “Next” button is pressed, the accommodation facility in the selected state is incorporated into the route. Of course, it is not always necessary to select an accommodation facility. When the “details” button is pressed, detailed information on the selected accommodation facility is displayed. Thereafter, the processing from S130 in FIG. 2 is repeated.
[0051]
As described in detail above, in this embodiment, the user inputs the scheduled action time as leisure time (S100 in FIG. 2, FIG. 4A), thereby calculating the movement range (S130, S140). The leisure spot existing in the moving range is searched (S140). When a leisure spot is selected (S150, S160, FIGS. 4B and 4C), a route based on the selected leisure spot is searched, and a drive plan is displayed (S170). Is set (S230). As a result, it is possible to provide an appropriate drive route according to the leisure time of each user.
[0052]
In the leisure spot selection operation, a play time can be input (FIG. 4C), and a route search is performed in consideration of the input play time. Therefore, it is possible to fully enjoy the time at the leisure spot.
Furthermore, in this embodiment, the scheduled action time can be specified by the departure date and time and the return date and time. If the scheduled action time spans multiple days (S110: YES in FIG. 2), a movement range is calculated in consideration of daily movement (S130), and a drive point in the movement range is searched ( S140). A drive plan can be made every day (S200 in FIG. 3). This is advantageous when planning a drive plan of two days and two nights.
[0053]
Further, in this embodiment, it is possible to search for restaurants and accommodation facilities around the set route (S190 and S220 in FIG. 3). At this time, the restaurant is searched in consideration of business hours (S190), and the accommodation facility is searched in consideration of the scheduled check-in time input by the user (S210, S220). As a result, after setting the route, the drive route can be customized, and a drive route close to the user's request can be provided.
[0054]
The electronic control device 36 and the operation switch group 26 of the present embodiment correspond to “time setting means” and “selection means”, and the electronic control device 36, the communication device 34, and the display device 28 correspond to “acquisition presentation means”. The electronic control device 36 and the map data input device 24 correspond to “route setting means”.
[0055]
The functions of the electronic control device 36 as each means are realized by a program executed by the electronic control device 36. Therefore, the program executed by the electronic control unit 36 corresponds to a “drive route setting program”. 2 corresponds to processing as time setting means, processing from S110 to S140, S190, and S220 corresponds to processing as acquisition presenting means, and processing from S150 and S160 serves as selection means. The processing of S170 and S230 corresponds to the processing as route setting means.
[Second Embodiment]
The said Example provided the drive plan according to each user's leisure time. This is the idea of setting an appropriate destination in the range of leisure in a situation where the destination has not been determined.
[0056]
The second embodiment assumes a situation in which a destination is determined in advance and must arrive there by a predetermined time. At this time, for example, at a travel destination, there is a case where it is desired to go around the drive point as long as time permits.
The hardware configuration is the same as that of the vehicle-mounted navigation device 1 of the first embodiment. That is, the configuration shown in FIG. 1 is adopted. Therefore, the description regarding the hardware configuration is omitted, and the description will be made using the same reference numerals as those in the first embodiment.
[0057]
The vehicle-mounted navigation device 1 according to the second embodiment is characterized by departure guidance by the electronic control device 36. That is, the idea is to effectively use the leisure time until the departure by executing the departure guidance process to prompt an appropriate departure to the destination.
[0058]
Next, the departure guidance process will be described. FIG. 7 is a flowchart showing departure guidance processing executed by the electronic control unit 36. This process is repeatedly executed at a predetermined time interval such as 10 minutes after an instruction is given through the operation switch group 26 described above. Note that information input for performing departure guidance is performed using a wizard format. The wizard format is a format that prompts the user for input by sequentially displaying information input screens so that the user can easily understand a series of information inputs. Therefore, the screen display example shown in FIG.
[0059]
First, in first S300, it is determined whether there is set information. This information is information on a destination point, a desired arrival time, and a planned stay time. If it is determined that there is information set here (S300: YES), the process proceeds to S320 without executing the process of S310. On the other hand, when it is determined that there is no set information (S300: NO), an information setting process is performed in S310.
[0060]
Here, the information setting process in S310 will be described.
First, enter the destination point. You can enter multiple destination points instead of just one. This input is performed via the operation switch group 26, and is performed by an instruction by a map, an instruction by a facility name, an instruction by an address, an instruction by a telephone number, an instruction by a memory point, or the like. The input method mentioned here is the same as the input method of the destination or waypoint in the conventional navigation apparatus.
[0061]
When the input of the destination point is completed, the desired arrival time for the destination point is input. The desired arrival time input screen is, for example, as shown in FIG. Here, a case where four points A to D are input as destinations is shown, and a desired arrival time can be input to any one destination. The desired arrival time is input using the numeric keypad of the operation switch group 26. FIG. 8A shows a state in which “7:20 pm” is input as the desired arrival time at point C. In this embodiment, the desired arrival time can be input to only one destination. However, the desired arrival time may be input to a plurality of destinations. Here, the destination to which the desired arrival time is input corresponds to the “set point”.
[0062]
When a “return” button (indicated by symbol A) shown at the bottom in FIG. 8A is pressed, switching to the previous screen is performed. From FIG. 8A, the screen is switched to a destination input screen (not shown). When the “next” button (indicated by symbol B) is pressed, the process proceeds to the next process. When the “cancel” button (indicated by symbol C) is pressed, the departure guidance process is forcibly terminated without executing the subsequent processes. The pressing of the buttons displayed on the screen is realized by touching the button position on the screen with a finger. The functions of these buttons are the same in the screen display examples described below.
[0063]
When the “Next” button indicated by the symbol B in FIG. 8A is pressed, a screen display as shown in FIG. 8B is displayed, and the estimated stay time at the destination point can be input. It becomes like this. In FIG. 8 (b), it is planned to stay for 1 hour at point B and 0.5 hour at point D.
[0064]
When the “Next” button in FIG. 8B is pressed, the information setting process ends, and the process proceeds to S320 in FIG.
In S320, route search is performed. This route search is performed by calculating the cost by the Dijkstra method. For example, when only one destination point is set, that point is set as the destination, and when a plurality of destination points are set, one of them is set as the destination, and the other is set as the transit point. Then, using the link information for the links between nodes and the connection information between links including traffic restrictions, the route cost (evaluation value for the route) from the current vehicle position to each node is calculated, and all the points to the destination are calculated. When the cost calculation is completed, the route is determined in consideration of the route cost. The destination point farthest from the current vehicle position may be set as the destination. Alternatively, a route search may be appropriately performed using another destination point as the destination to determine the route with the lowest route cost.
[0065]
In S330, the traveling time when traveling according to the determined route is predicted. Here, based on the average vehicle speed for each road type obtained from the link information described above, the traffic information obtained from the VICS system or the like via the communication device 34, and the estimated stay time at the destination point, Predict the travel time to the waypoint. Note that there are types of users who drive according to the speed limit and types that operate slower than the speed limit. Therefore, the average vehicle speed for each road type may be set and changed by the user himself. Further, the difference between the initial desired arrival time and the actual arrival time may be statistically updated and automatically updated. This makes it possible to predict an appropriate travel time even if the user changes.
[0066]
In subsequent S340, the departure time at the departure point of the determined route is calculated based on the desired arrival time set for a certain point and the predicted travel time. In the next S350, the calculated departure time is notified. For example, a message such as “Departure time is XX hour XX minutes” is displayed on the display device 28 or output via the speaker 30.
[0067]
In S360, it is determined whether or not the departure time has been reached. This process is performed by comparing the current time with the departure time. The current time may be specified based on information from the GPS receiver 42 or may be specified using a clock function (RTC) inside the device 1. Note that the determination process in S360 may not only determine when the current time is just the departure time, but may also give a wider range of determination, such as 10 minutes before and after the calculated departure time.
[0068]
If it is not the departure time (S360: NO), normal navigation processing is performed in S370, and then the departure guidance processing is terminated. In this case, when a predetermined time elapses after the completion, the departure guidance process is executed again. On the other hand, when it is determined that the departure time has been reached (S360: NO), the fact that the departure time has been reached is notified in S380, and the process proceeds to S390.
[0069]
The normal navigation process in S370 is a guidance process according to the second route realized by setting a destination and a waypoint separately from the destination point described above. That is, route guidance to another place is possible until the departure time is reached. Further, the notification in S380 is performed through the display device 28 and the speaker 30 as in the notification in S350. In this case, it may be possible to output a message such as “Departure time is reached”.
[0070]
When notification that the departure time has come is made, the user can instruct the start of route guidance to the set destination point via the operation switch group 26.
Therefore, in S390, it is determined whether or not there is a route guidance request from the user. If it is determined that there is a request for route guidance (S390: YES), route guidance is started in S400, and then the departure guidance process is terminated. When the route guidance is started in S400, the departure guidance process is not executed thereafter, and the normal navigation process is executed. On the other hand, when it is determined that there is no request for route guidance (S390: NO), the process of S400 is not executed and the departure guidance process is terminated. Also in this case, the departure guidance process is not executed thereafter.
[0071]
As described above, in this embodiment, when there is an instruction from the user, the departure guidance process (see FIG. 7) is repeatedly executed at a predetermined time interval such as 10 minutes. Thus, when a destination point and a desired arrival time for one destination point are input (S310, FIG. 8A), a route from the current vehicle position to the destination point is searched at predetermined time intervals (S320). The travel time when traveling according to the route is predicted (S330). Then, the departure time in the searched route is calculated (S340), and notification based on the departure time is made (S350, S380).
[0072]
In other words, by repeatedly predicting the travel time to the destination point, even if there is a vehicle movement that changes the travel time to the destination point, an appropriate departure time corresponding to the vehicle travel point is calculated and calculated Notification based on the departure time is performed. As a result, even if there is a situation that should arrive at a certain point by a predetermined time, it is possible to enjoy driving sufficiently using leisure time. For example, if you want to go around the drive point as long as time permits at a travel destination, enter the destination point, and then enter the desired arrival time for one destination point, so notification based on the departure time will be made Users can enjoy driving with peace of mind.
[0073]
At this time, the planned stay time can be input to the destination point (S310, FIG. 8B), and the travel time is predicted including the planned stay time. This is convenient because it takes into account the planned stay at the destination point and there is no need to consider the stay time at the destination point.
[0074]
In this embodiment, the departure time itself is notified (S350 in FIG. 7). As a result, the departure time is known at predetermined time intervals at the moving point of the vehicle, and it is always possible to act with a margin. In addition, it is notified that the departure time has been reached (S380). As a result, there is no need to worry about whether or not the departure time has come, and there is no inconvenience of looking at the watch many times, which is convenient for the user.
[0075]
Furthermore, in this embodiment, a so-called navigation function is provided. That is, when there is a notification that the departure time has been reached (S380 in FIG. 7), when route guidance start is requested via the operation switch group 26 (S390: YES), route guidance based on the searched route is started. (S400). As a result, there is no possibility of getting lost in the middle of traveling to the destination point, and the possibility of arrival by the desired arrival time is increased.
[0076]
Further, in this embodiment, until the departure time is reached (S360: NO in FIG. 7), the normal navigation process is executed (S370), and the second destination different from the set destination point is set. The route guidance to the destination was made possible. As a result, it is possible to fully enjoy driving during leisure until the departure time.
[0077]
By the way, in this normal navigation process, it is further preferable that the drive route setting process shown in the first embodiment can be executed. This is because a drive plan tailored to that leisure time is presented. The scheduled action time in this case is the time from the current time to the departure time.
[0078]
In this embodiment, the electronic control device 36, the communication device 34, and the map data input device 24 correspond to “traveling time prediction means”, the electronic control device 36 corresponds to “departure time calculation means”, and the electronic control device. 36, the display device 28 and the speaker 30 correspond to “notification means” and “guidance means”.
[0079]
The functions of the electronic control device 36 as each means are realized by a program executed by the electronic control device 36. Therefore, the program executed by the electronic control device 36 corresponds to a “departure guide program”. 7 corresponds to processing as a travel time predicting means, processing at S340 corresponds to processing as departure time calculating means, and processing at S350, S360, and S380 serves as notification means. The processes of S370, S390, and S400 correspond to the process as the guide means.
[Others]
As described above, the present invention is not limited to such embodiments, and can be implemented in various forms without departing from the spirit of the present invention.
[0080]
(A) In the first embodiment, the scheduled action time is input as the departure date and the return date (see FIG. 4A). However, for example, the time may be specified as 5 hours. Good.
(B) In the first embodiment, the search for meal places and accommodation facilities is automatically performed. However, of course, only when there is a request from the user, or the setting for performing the search is an external memory. It may be performed only when the number is 32. It is conceivable that the latter setting can be changed by, for example, a menu.
[0081]
(C) In the second embodiment, the departure time itself is notified and the departure time is notified. In addition to this, for example, when a plurality of destination points are set, the predicted arrival time at each destination point may be notified. This is more convenient for the user.
[0082]
(D) In the first embodiment, the scheduled action time and the like are input using the operation switch group 26 in the second embodiment, such as a destination point, a desired arrival time, and a planned stay time. On the other hand, for example, it is configured so that a portable information terminal or the like can be connected to the in-vehicle navigation device 1 by wire or wirelessly, and the user is preliminarily stored in the portable information terminal. It is conceivable that information such as a scheduled action time, a destination point, a desired arrival time, and a planned stay time may be input without automatically reading the schedule and operating the operation switch group 26. For the connection between the in-vehicle navigation device 1 and the portable information terminal, Bluetooth that has been standardized as a short-range wireless communication technology can be used.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an in-vehicle navigation device.
FIG. 2 is a flowchart showing the first half of drive route setting processing;
FIG. 3 is a flowchart showing the latter half of the drive route setting process.
4A is an explanatory diagram showing a screen display example of a scheduled action time input, FIG. 4B is an explanatory diagram showing a screen display example of category selection, and FIG. 4C is a screen table of leisure spot selection. It is explanatory drawing which shows an example.
FIG. 5A is an explanatory diagram showing a screen display example of drive plan selection, and FIG. 5B is an explanatory diagram showing a screen display example of plan details.
6A is an explanatory diagram showing an example of a screen display for selecting a restaurant, and FIG. 6B is an explanatory diagram showing an example of a screen display for selecting an accommodation facility.
FIG. 7 is a flowchart showing departure guidance processing.
8A is an explanatory diagram showing a screen display example of a desired arrival time input, and FIG. 8B is an explanatory diagram showing a screen display example of a planned stay time input.
[Explanation of symbols]
1. Car navigation system
22 ... Position detector
24 ... Map data input device
26: Operation switch group
28 ... Display device
30 ... Speaker
32 ... External memory
34. Communication device
36 ... Electronic control unit
38 ... Gyroscope
40 ... Vehicle speed sensor
42 ... GPS receiver

Claims (8)

車両に搭載して用いられ、
行動予定時間を設定する時間設定手段と、
該時間設定手段にて設定された行動予定時間で移動可能な範囲に存在するドライブポイントを取得して提示する取得提示手段と、
該取得提示手段にて提示されたドライブポイントの中で、利用者が所望するドライブポイントを複数選択するための選択手段と、
該選択手段を介して選択されたドライブポイント全てを回ると前記行動予定時間を上回る場合には、前記選択されたドライブポイントをいくつか除いたルートも含め、複数のドライブルートを表示し、該表示された複数のドライブルートの中から選択されたドライブルートを設定するルート設定手段とを備えること
を特徴とするドライブルート設定装置。
Used in vehicles,
Time setting means for setting the scheduled action time;
An acquisition presentation unit that acquires and presents drive points that exist within a movable range at the scheduled action time set by the time setting unit;
A selection means for selecting a plurality of drive points desired by the user among the drive points presented by the acquisition and presentation means;
When exceed the said action schedule time around all drive point selected through the selection means, including some exception route the selected drive point, to display a plurality of drive routes, the A drive route setting device comprising: route setting means for setting a drive route selected from a plurality of displayed drive routes.
請求項1に記載のドライブルート設定装置において、
前記選択手段を介し、前記ドライブポイントを選択するにあたり、当該ドライブポイントにおけるプレイタイムが設定可能であり、
前記ルート設定手段は、前記プレイタイムを考慮して、前記ドライブルートを設定すること
を特徴とするドライブルート設定装置。
In the drive route setting device according to claim 1,
In selecting the drive point via the selection means, the play time at the drive point can be set,
The route setting means sets the drive route in consideration of the play time.
請求項1又は2に記載のドライブルート設定装置において、前記取得提示手段は、前記行動予定時間で往復可能な範囲に存在するドライブポイントを取得すること
を特徴とするドライブルート設定装置。
3. The drive route setting device according to claim 1, wherein the acquisition and presentation unit acquires a drive point that exists within a reciprocable range within the scheduled action time. 4.
請求項1〜3のいずれかに記載のドライブルート設定装置において、
前記取得提示手段は、前記行動予定時間が複数日に跨る場合、一日単位の移動を考慮して、一日単位で移動可能な範囲に存在するドライブポイントを取得すること
を特徴とするドライブルート設定装置。
In the drive route setting device according to any one of claims 1 to 3,
The acquisition presenting means acquires a drive point that exists in a range that can be moved in a unit of one day in consideration of the movement of a unit of one day when the scheduled action time spans a plurality of days. Setting device.
請求項1〜4のいずれかに記載のドライブルート設定装置において、
前記取得提示手段は、前記ルート設定手段によってドライブルートが設定されると、当該設定されたドライブルートの所要時間に基づき、さらに、当該ドライブルート周辺のドライブポイントを取得可能であること
を特徴とするドライブルート設定装置。
In the drive route setting device according to any one of claims 1 to 4,
The acquisition presenting means, when a drive route is set by the route setting means, can further acquire drive points around the drive route based on the time required for the set drive route. Drive route setting device.
請求項5に記載のドライブルート設定装置において、
前記取得提示手段は、前記ドライブルート周辺のドライブポイントとして、食事や宿泊ができるドライブポイントを取得すること
を特徴とするドライブルート設定装置。
In the drive route setting device according to claim 5,
The said acquisition presentation means acquires the drive point which can eat and stay as a drive point around the said drive route. The drive route setting apparatus characterized by the above-mentioned.
請求項5又は6に記載のドライブルート設定装置において、
前記取得提示手段は、前記ドライブルート周辺のドライブポイントを、営業時間又は入力される到着希望時刻の少なくとも一方に基づいて取得すること
を特徴とするドライブルート設定装置。
In the drive route setting device according to claim 5 or 6,
The acquisition and presenting means acquires a drive point around the drive route based on at least one of business hours or an input desired arrival time.
行動予定時間を設定する時間設定手段、
該時間設定手段にて設定された行動予定時間で移動可能な範囲に存在するドライブポイントを取得する取得提示手段、
該取得提示手段にて取得されたドライブポイントの中で、所望するドライブポイントを複数選択するための選択手段と、
該選択手段を介して選択されたドライブポイント全てを回ると前記行動予定時間を上回る場合には、前記選択されたドライブポイントをいくつか除いたルートも含め、複数のドライブルートを表示し、該表示された複数のドライブルートの中から選択されたドライブルートを設定するルート設定手段
としてコンピュータを機能させるドライブルート設定プログラム。
Time setting means for setting the scheduled action time,
An acquisition and presenting means for acquiring a drive point existing in a movable range at the scheduled action time set by the time setting means;
A selection means for selecting a plurality of desired drive points among the drive points acquired by the acquisition presentation means;
When exceed the said action schedule time around all drive point selected through the selection means, including some exception route the selected drive point, to display a plurality of drive routes, the A drive route setting program for causing a computer to function as a route setting means for setting a drive route selected from a plurality of displayed drive routes.
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