JP3834897B2 - 情報信号伝送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報信号伝送装置に関し、例えばIEEE (The Institute of Electrical and Electoronics Engineers,Inc.)1394でビデオ機器を接続する場合に適用することができる。本発明は、各機器間で、各機器の属性を示す情報と機器アドレスを送受し、この属性情報に基づいて接続可能か否か判定することにより、機器の設置作業を簡略化する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種のビデオ機器は、テレビジョンチュナー、モニタ装置、光ディスク装置等を接続してAVシステムを構成する場合、例えばこの種のビデオ機器の最終的な出力装置でなる表示装置等を中心に各ビデオ機器を専用線で接続してシステムを構成するようになされている。
【0003】
すなわちこのようなビデオ機器によりAVシステムを構成する場合、テレビジョンチュナー、光ディスク装置等のビデオソースは、何れの場合でも、最終的な出力対象でなるモニタ装置にビデオ信号及びオーディオ信号を出力することになる。これによりこの種のシステムでは、モニタ装置に複数のビデオ入力端子、オーディオ入力端子を配置し、これらビデオ入力端子及びオーディオ入力端子に各ビデオソースよりビデオ信号及びオーディオ信号を入力する。
【0004】
また光ディスク装置等の記録機能を有するビデオ機器に対しては、モニタ装置の外部出力端子を介して、又は直接に、チュナー等のビデオソースを接続してビデオ信号及びオーディオ信号を入力する。このような接続において、ビデオ機器は、シールド線、同軸ケーブルを用いてビデオ信号、オーディオ信号を伝送し、これによりノイズ等の混入を低減できるようになされている。
【0005】
これに対してディジタル信号によりビデオ信号を処理するようになされたカメラ一体型のビデオテープレコーダ等においては、例えばIEEE1394に規定のインターフェースによりビデオ信号及びオーディオ信号を入出力できるようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこのようなIEEE1394のインターフェースは、1つのバスを時分割により複数の機器で使用することにより、リング状に、又はスター状に機器を接続してネットワークを構成することができ、これにより簡易にビデオ機器を接続できると考えられる。
【0007】
ところがIEEE1394のインターフェースは、何れの機器との間でビデオ信号及びオーディオ信号を入出力するかは、システム全体の動作を管理する親機により管理されることにより、結局、機器間のケーブル接続については簡略化できるものの、この親機に対して機器の接続関係を設定する必要がある。すなわちケーブルの接続作業自体は簡略化できるものの、この接続作業に付随する機器関係の設定が煩雑になり、結局、機器の設置作業が煩雑な問題があった。
【0008】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ネットワークにより機器を接続して所望の情報信号を送受する際に、機器の設置作業を簡略化することができる情報信号伝送装置を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、ネットワーク上の他の機器に対して、装置の属性を示す属性情報と、ネットワーク上における装置のアドレスを示す機器アドレスとを送出する一方で、他の機器より属性情報及び機器アドレスとを取得する。さらにこの属性情報に情報信号の形式の情報を含ませるようにし、この取得した属性情報に含まれる情報信号の形式の情報に従って接続可能か否か判定する。
【0010】
ネットワーク上における他の機器の属性情報に情報信号の形式の情報を含ませるようにすれば、この他の機器に対して接続可能か判定することができる。またこの他の機器の機器アドレスを基準にして所望の情報信号を送受することができる。また他の機器に対しても属性情報及び機器アドレスを送出すれば、この他の機器においても同様に、簡易に接続可能か否か判定して、所望の情報信号を入出力することができる。これらのことからネットワーク上に種々の機器が配置される場合でも、簡易に接続関係をネットワーク上で把握して、データ通信することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。
【0012】
(1)第1の実施の形態
図1は、本発明の実施の形態に係るAVシステムを示すブロック図である。このAVシステム1は、チュナー2A及び2B、モニタ装置3をIEEE1394に規定されたバスBUSにより接続し、これらチュナー2A及び2B、モニタ装置3によりネットワークを形成する。さらにAVシステム1は、リモートコマンダ4の操作により、又は各機器の直接の操作により動作を切り換え、チュナー2A又は2Bで受信したビデオ信号及びオーディオ信号をモニタ装置3でモニタする。なおここでこの第1の実施の形態は、本願発明の前提構成を示す実施の形態である。
【0013】
ここでチュナー2A及び2Bは、同一の構成でなることにより、チュナー2Aについてのみ構成を説明し、チュナー2Bについては重複した説明は省略する。このチュナー2Aにおいて、受信部7Aは、制御部8Aにより制御されて動作を切り換え、ユーザーの選曲したテレビジョン放送信号をアンテナ9Aより選択的に入力し、この入力したテレビジョン放送信号よりビデオ信号及びオーディオ信号を復調する。
【0014】
番組出力部10Aは、この受信部7Aで復調されたビデオ信号及びオーディオ信号を受け、このビデオ信号及びオーディオ信号を所定フォーマットにより符号化処理する。さらに番組出力部10Aは、ネットワークインターフェース(ネットワークIF)11Aからの要求に応じて、この符号化処理したビデオ信号及びオーディオ信号DAを所定のタイミングでネットワークインターフェース11Aに出力する。これによりチュナー2Aは、このネットワークインターフェース11Aを介して、受信したビデオ信号及びオーディオ信号DAをIEEE1394に規定されたバスBUSに出力する。
【0015】
すなわちネットワークインターフェース11Aは、このIEEE1394に規定された通信処理を実行する入出力回路により構成され、このチュナー2AがバスBUSに接続された後、アイドリング状態に立ち上げられると、このバスBUSに接続された各機器のネットワークインターフェース11B等と所定の通信処理を実行し、これによりチュナー2Aの機器アドレスAAを取得する。
【0016】
ここでこの機器アドレスAAは、ブリッジにより接続した各バスを識別するバスアドレスと、各バス上におけるノードアドレスにより構成され、他のビデオ機器と重複したアドレスが設定されないようになされている。かくするにつき、このネットワークにおいては、ブリッジによりバスを接続して、バス間でビデオ信号及びオーディオ信号を送受できるように構成され、このためこの各バスを識別するバスアドレスが設定されるようになされている。
【0017】
ネットワークインターフェース11Aは、他のビデオ機器との間の通信により未だ他のビデオ機器に割り当てられていない機器アドレスAAを取得し、この取得した機器アドレスAAをアドレスメモリ12Aに保持すると共に、この機器アドレスAAを基準にしてこのネットワークを形成する他のビデオ機器と種々の情報を送受するようになされている。
【0018】
なおネットワークインターフェース11Aは、バスBUSの状態を監視し、例えば何れかの機器がバスBUSより切り離されると、この状態を検出する。さらにこの検出結果に基づいて、改めて機器アドレスAAの検出処理を実行する。
【0019】
ネットワークインターフェース11Aは、チュナー2Aがアイドリングの状態に保持された状態で、この取得した機器アドレスを基準にしてバスBUSを監視し、自己の機器を指定するパケットデータがバスBUS上に送出されると、このパケットのデータを取り込んで制御部8Aに出力する。これによりチュナー2Aでは、例えばリモートコマンダ4の操作に応動してモニタ装置3より出力される制御コマンドを取り込み、制御部8Aによりチュナー2Aの電源を立ち上げるようになされている。
【0020】
またこのようにして電源が立ち上げられると、又はチュナー2Aの直接の操作により電源が立ち上げられると、ネットワークインターフェース11Aは、制御部8AからのリクエストによりバスBUSに占有の要求を出力し、この要求に応じて他の機器より占有の許可が得られると、属性情報出力部13Aより出力される属性情報BA、アドレスメモリ12Aに記録された機器アドレスAAをバスBUSに出力する。
【0021】
ここで属性情報出力部13Aは、属性情報BAを保持し、制御部8Aの制御により、ネットワークインターフェース11Aを介してこの属性情報BAを出力する。ここで属性情報BAは、各機器の属性を示す情報により構成され、チュナー2Aの場合、このチュナー2Aのメーカー名、機器の種別(チュナー、モニタ装置等の種別でなる)を示す分類コード、出力データの形式(MPEG2、MPEG4、ディジタルオーディオインターフェース等でなる)により構成される。これによりネットワークインターフェース11Aは、動作可能状態に立ち上がると、このシステム1全体の動作を制御する親機に対して、その旨を通知し、また制御に必要な情報を通知する。
【0022】
さらにネットワークインターフェース11Aは、このようにして動作可能な状態になった後、自己の機器を指定するパケットデータがバスBUS上に送出されると、このパケットのデータを取り込んで制御部8Aに出力する。これによりチュナー2Aでは、例えばリモートコマンダ4の操作に応動してモニタ装置3より動作の開始が指示されると、番組出力部10Aよりビデオ信号及びオーディオ信号DAを受け、このビデオ信号及びオーディオ信号を所定のブロック単位でバスBUSに出力する。このときネットワークインターフェース11Aは、制御部8Aにより指定される機器アドレスを付加して、パケットによりビデオ信号及びオーディオ信号を出力する。
【0023】
かくするにつき、この制御部8Aにより指定される機器アドレスは、このシステム1を制御する親機により指定され、パケットのデータを取り込んで制御部8Aに出力することにより、動作開始の制御コマンドと共に制御部8Aに取得される。
【0024】
すなわちこのシステム1においては、パケット通信により種々のデータを送受するようになされており、各パケットは、図2に示すように、先頭領域より、各パケットを示すヘッダデータと、このヘッダデータの誤り訂正符号が配置される。さらにデータフィールドのヘッダが配置された後、データフィールドが配置され、続いてこのデータフィールドの誤り訂正符号が配置される。各パケットは、各機器にビデオ信号、オーディオ信号、制御コマンド等を送出する場合、さらには機器アドレスを取得する場合、これらのビデオ信号、オーディオ信号、制御コマンド等がデータフィールドに割り当てられ、送信先の機器アドレスがデータフィールドのヘッダに設定される。
【0025】
かくするにつきネットワークインターフェース11Aは、このデータフィールドのヘッダに設定された機器アドレスを監視して、チュナー2Aを指定するパケットを取り込んだ後、データフィールドに割り当てられたデータを誤り訂正処理して制御部8Aに出力する。これによりネットワークインターフェース11Aは、このデータフィールドに割り当てられたデータにより制御部8Aに制御コマンド、送出先の機器アドレス等を通知する。またビデオ信号及びオーディオ信号をこのデータフィールドに割り当てると共に、データフィールドのヘッダに送出先の機器アドレスを設定する。
【0026】
制御部8Aは、このチュナー2Aの動作を制御するコンピュータにより構成され、図示しない操作子の操作に応動して、またネットワークインターフェース11Aを介して入力される制御コマンドに応動して全体の動作を切り換え制御し、これにより所望のテレビジョン放送を受信して、受信結果でなるビデオ信号及びオーディオ信号をバスBUSに出力する。
【0027】
さらに制御部8Aは、直接の操作により電源が立ち上げられると、ネットワークインターフェース11Aを制御して、バスBUS上の全機器に対してチュナー2Aの機器アドレス及び属性情報を送出する。なおこの制御部8Aを構成するコンピュータは、同時に、属性情報出力部13Aをも構成する。
【0028】
チュナー2Bは、チュナー2Aと同様にして、機器アドレスABを取得し、バスBUSに属性情報BB、機器アドレスAB、ビデオ信号及びオーディオ信号DBを出力する。
【0029】
モニタ装置3は、このAVシステム1全体の動作を制御する親機を構成する。すなわちモニタ装置3において、表示部15は、制御部16により制御されて動作を切り換え、映像入力部17より入力されるビデオ信号を表示し、また同様に映像入力部17より入力されるオーディオ信号を出力する。映像入力部17は、制御部16により制御されて動作を切り換え、ネットワークインターフェース18を介してバスBUSよりビデオ信号及びオーディオ信号を入力する。さらに映像入力部17は、この入力したビデオ信号及びオーディオ信号を復号して表示部15に出力する。これによりモニタ装置3は、チュナー2A及び2Bで受信した番組を試聴できるようになされている。
【0030】
アドレスメモリ12Cは、ネットワークインターフェース18を介して取得されるモニタ装置3の機器アドレスACを保持する。ネットワークインターフェース18は、チュナー2A及び2Bのネットワークインターフェース11A及び11Bと同様に、このモニタ装置3がバスBUSに接続された後、アイドリング状態に立ち上げられると、モニタ装置3の機器アドレスACを取得する。
【0031】
さらにネットワークインターフェース18は、モニタ装置3がアイドリングの状態に保持された状態で、この取得した機器アドレスACを基準にしてバスBUSを監視し、自己の機器を指定するパケットがバスBUS上に送出されると、このパケットのデータを取り込んで制御部16に出力する。これによりモニタ装置3では、例えば他の親機より出力される制御コマンドを取り込んで、制御部16により電源を立ち上げるようになされている。
【0032】
またこのようにして電源が立ち上げられると、又は直接の操作、リモートコマンダ4の操作により電源が立ち上げられると、ネットワークインターフェース18は、制御部16からのリクエストによりバスBUSに占有の要求を出力し、この要求に応じて占有の許可が得られると、属性情報出力部19より出力される属性情報BCをバスBUSに出力する。
【0033】
このモニタ装置3における属性情報出力部19は、このモニタ装置3の属性を示す属性情報を出力し、この属性情報は、このモニタ装置3のメーカー名、機器の種別を示す分類コード、入力データの形式により構成される。これによりネットワークインターフェース18は、動作可能状態に立ち上がると、このシステム全体の動作を制御する他の親機に対して、その旨を通知し、また制御に必要な情報を通知する。これによりこのAVシステム1においては、1つのネットワークに複数台の親機を設置できるようになされている。なおこのAVシステム1は、このモニタ装置3だけが親機としての機能を有するようになされており、これにより属性情報出力部19は、この実施の形態においては、起動時、無駄な処理手順を実行することになる。
【0034】
さらにネットワークインターフェース18は、このようにしてアイドリングの状態から立ち上がった後、自己の機器を指定するパケットがバスBUS上に送出されると、このパケットのデータを取り込んで制御部16に出力する。これによりモニタ装置3では、例えば他の親機からの制御によりバスBUSよりビデオ信号及びオーディオ信号を入力し、このビデオ信号及びオーディオ信号を映像入力部17に出力する。これによりモニタ装置3は、他の親機の操作によってもバスBUSに出力されるビデオ信号等をモニタできるようになされている。
【0035】
ネットワークインターフェース18は、このように子機でなるチュナー2A等のネットワークインターフェース11Aとほぼ同様な動作に加えて、送信先アドレスをデフォルト値に設定したパケットがバスBUS上に送出されると、このパケットのデータを入力する。これによりモニタ装置3は、このAVシステム1の制御に必要な各子機の属性情報、機器アドレスを取得する。
【0036】
さらにネットワークインターフェース18は、この入力したパケットのデータを接続制御部20に出力し、これに応動して接続制御部20から出力される所定のデータをバスBUSに出力する。またこのデータの送出に応動して各子機より得られるパケットを受信し、そのデータフィールドに割り当てられたデータを接続制御部20に出力する。
【0037】
これによりモニタ装置3は、取得した各子機の属性情報及び機器アドレス、さらには自己の属性情報、機器アドレスに基づいて、全体の接続関係を把握するようになされ、さらにはこの接続関係に基づいて全体の動作を制御するようになされている。
【0038】
またネットワークインターフェース18は、子機のネットワークインターフェース11Aと同様に、何れかの機器がバスBUSより切り離されると、機器アドレスを再検出し、接続制御部20に通知する。これによりモニタ装置3は、機器の接続が変更された場合に、改めて制御に必要な各子機の属性情報、機器アドレスを取得し直すようになされている。
【0039】
制御部16は、このモニタ装置3の動作を制御するコンピュータにより構成され、図示しない操作子の操作に応動して、またネットワークインターフェース18を介して入力される制御コマンド、リモコン受信部21、接続制御部20を介して入力されるリモートコマンダの操作に応動して全体の動作を切り換え制御すると共に、必要に応じて接続制御部20との間でデータ通信する。これによりモニタ装置3ではバスBUSを介して入力されるビデオ信号及びオーディオ信号をモニタできるようになされている。なおこの制御部16を構成するコンピュータは、同時に、属性情報出力部19、接続制御部20をも構成する。
【0040】
リモコン受信部21は、リモートコマンダ4より出力される遠隔制御信号を受信して接続制御部20に出力する。接続制御部20は、このリモコン受信部21からの出力信号、ネットワークインターフェース18を介して検出される制御コマンドに応動して、さらには制御部16を介して検出されるモニタ装置3の直接の操作に応動して、このAVシステム1の接続を制御する。
【0041】
このとき接続制御部20は、バスBUSに接続された機器より機器アドレス及び属性情報が送出されると、ネットワークインターフェース18を介して、この機器アドレス及び属性情報を順次取り込む。さらにこの取り込んだ機器アドレス及び属性情報により、機器リストメモリ22及び接続可能リストメモリ23にそれぞれ機器リスト及び接続可能リストを更新し、この作成したリストに従ってAVシステム1全体の動作を制御する。
【0042】
すなわち機器リストメモリ22は、このバスBUSを介して検出される各機器の機器アドレスと属性情報をリスト化してなる機器リストを記憶する。これによりモニタ装置3は、この機器リストに従って、単にバスBUSを接続しただけの簡易な作業によっても、バスBUSに接続された各機器間の関係を把握できるようになされている。
【0043】
これに対して接続可能リストメモリ23は、接続可能リストを保持し、この接続可能リストは、この機器リストの属性情報、モニタ装置3の属性情報を順次比較して得られる、接続可能な機器を順次リスト化して作成される。これにより接続制御部20は、例えばユーザーがリモートコマンダ4を操作して選択可能なソースの表示を指定すると、この接続可能リストに従って、各子機の情報を表示部15に表示する。またこの表示に従ってユーザーがリモートコマンダ4を操作すると、ネットワークインターフェース18を介して、接続可能リスト及び接続リストに従って、送信先の機器アドレス、制御コマンドをデータフィールドに割り当てて、この機器アドレス及び制御コマンドをユーザーの選択した機器に送出する。
【0044】
これにより接続制御部20は、未だ機器リスト及び接続可能リストが作成されていない状態で、例えばチュナー2Aの電源が立ち上げられた場合は、図3に示す処理手順を実行して、チュナー2Aで受信したビデオ信号及びオーディオ信号をモニタ装置3によりモニタする。
【0045】
すなわちチュナー2Aにおいて、ステップSP1からステップSP2に移り、ここでユーザーの直接の操作によりチュナー2Aの電源が立ち上げられると、続くステップSP3において、チュナー2Aのネットワークインターフェース11Aよりチュナー2Aの機器アドレスと属性情報とがバスBUSに送出される。
【0046】
この送出された属性情報、機器アドレスは、親機に設定されてなるモニタ装置3のネットワークインターフェース18において受信されることになる。すなわちモニタ装置3において、接続制御部20は、ステップSP4からステップSP5に移り、ここでこのバスBUSに送出されたチュナー2Aの機器アドレスと属性情報とをネットワークインターフェース18を介して受信する。さらに接続制御部20は、続くステップSP6において機器リストメモリ22の機器リストにこの機器アドレス及び属性情報を付加して機器リストを生成する。
【0047】
続いて接続制御部20は、ステップSP7に移り、このチュナー2Aの属性情報に割り当てられた出力データの形式より、このチュナー2Aを何れの機器に接続可能か否か判定する。ここでモニタ装置3の属性情報よりモニタ装置3に対して接続可能と判定されると、接続制御部20は、ステップSP8に移り、チュナー2Aの接続可能機器をモニタ装置3に、またモニタ装置3の接続可能機器にチュナー2Aを記録し、これにより接続可能リストを更新する。
【0048】
続いて接続制御部20は、ステップSP9に移り、この場合チュナー2Aを直接操作してユーザーが電源を立ち上げたことにより、チュナー2Aの接続可能機器でなるモニタ装置3の電源を立ち上げる。すなわち接続制御部20は、制御部16との間のデータ通信により、このモニタ装置3の電源を立ち上げる。続いて接続制御部20は、ステップSP10に移り、チュナー2Aに対して、送信先アドレスをモニタ装置3に設定し、かつビデオ信号及びオーディオ信号の送信開始を指示する制御コマンドを発行する。
【0049】
この送信先アドレス及び制御コマンドは、ステップSP11において、バスBUSを監視するチュナー2Aのネットワークインターフェース11Aにより取得され、この取得した送信先アドレス及び制御コマンドがチュナー2Aの制御部8Aに入力される。これによりチュナー2Aにおいては、制御部8Aにより全体の動作が制御されて、続くステップSP12よりビデオ信号及びオーディオ信号をデータフーィルドに割り当てて、かつモニタ装置3の機器アドレスを指定して、ビデオ信号及びオーディオ信号の送信を開始する。
【0050】
これによりバスBUSを監視するモニタ装置3のネットワークインターフェース18によりビデオ信号及びオーディオ信号を割り当てたパケットが受信され、モニタ装置3では続くステップSP13において、このチュナー2Aより送出されたビデオ信号及びオーディオ信号の受信を開始した後、ステップSP14に移ってこの処理手順を終了する。またチュナー2Aにおいても、ビデオ信号及びオーディオ信号の送信を開始すると、ステップSP15に移ってこの処理手順を終了し、続く操作を待ち受けることになる。なおチュナー2Bにおいては、この処理手順においては、何ら制御に関係することなく、ステップSP16からステップSP17に移って続く操作を待ち受けることになる。
【0051】
この状態で、モニタ装置3及びチュナー2Aの電源が遮断された後、モニタ装置3の電源が立ち上げられると、接続制御部20は、図4に示す処理手順を実行して全体の動作を制御する。
【0052】
すなわち直接の操作により、又はリモートコマンダの操作によりモニタ装置3の電源が操作されると、モニタ装置3は、ステップSP20からステップSP21に移り、制御部16により電源が立ち上げられる。続いてステップSP22に移り、接続制御部20は、接続可能リストよりモニタ装置3に接続可能な機器を選択する。この場合、接続可能リストにおいて、モニタ装置3に接続可能な機器としてチュナー2Aが登録されていることにより、接続制御部20は、接続対象の機器にチュナー2Aを選択し、チュナー2Aに向けて、送信先アドレスをモニタ装置3に設定し、かつビデオ信号及びオーディオ信号の送信開始を指示する制御コマンドを発行する。
【0053】
チュナー2Aは、ステップSP23からステップSP24に移り、ネットワークインターフェース11Aを介して、この送信先アドレス及び制御コマンドを取得する。さらにチュナー2Aは、制御部8Aの制御により、この取得した送信先アドレス及び制御コマンドに従って電源を立ち上げ、続くステップSP26よりモニタ装置3の機器アドレスを指定して、ビデオ信号及びオーディオ信号の送信を開始する。
【0054】
これによりバスBUSを監視するモニタ装置3のネットワークインターフェース18において、ビデオ信号及びオーディオ信号を割り当てたパケットが受信され、モニタ装置3では続くステップSP27において、このチュナー2Aより送出されたビデオ信号及びオーディオ信号の受信を開始した後、ステップSP28に移ってこの処理手順を終了する。またチュナー2Aにおいても、ビデオ信号及びオーディオ信号の送信を開始すると、ステップSP29に移ってこの処理手順を終了し、続く操作を待ち受けることになる。なおこの場合も、チュナー2Bにおいては、この処理手順においては、何ら制御に関係することなく、ステップSP30からステップSP31に移って続く操作を待ち受けることになる。
【0055】
なお接続制御部20は、ネットワークインターフェース18により、バスBUSの接続の変更が検出されて、各機器アドレスが再設定されると、これに応動して機器リスト及び接続可能リストをイニシャライズする。
【0056】
以上の構成において、AVシステム1においては(図1)、バスBUSにチュナー2A等の機器が接続されてアイドリングの電源が立ち上げられると、この接続された機器のネットワークインターフェース11A、11B、18により、バスBUSに接続された各機器の機器アドレスが問い合わされ、バスBUSに未設定の機器アドレスAA、AB、ACが各機器に設定される。
【0057】
またこのネットワークインターフェース11A、11B、18により、バスBUSの状態が監視され、バスBUSの接続が変更されると、同様にして、機器アドレスAA、AB、ACが再設定される。
【0058】
このようにして機器アドレスAA、AB、ACが設定された状態で、子機でなるチュナー2A等の電源が立ち上げられると、送信先アドレスをデフォルト値に設定して、この子機の機器アドレスAA、ABと属性情報BA、BBとがバスBUSに送出され、この機器アドレスAA、ABと属性情報BA、BBとが親機3により取得される。これにより親機3において、機器アドレスAA、ABと属性情報BA、BBとをリスト化してこのバスBUSに接続された機器リストが作成される。
【0059】
さらにこの機器リストに保持された属性情報、モニタ装置3の属性情報の間で順次比較結果が得られ、この比較結果に基づいて接続可能な機器関係をリスト化した接続可能リストが作成される。これによりAVシステム1では、単にバスBUSを接続するだけの簡易な接続作業によっても、親機において、各機器の接続関係が把握され、この把握された接続関係に従って各機器の動作が制御される。
【0060】
すなわちユーザーの操作により、チュナー2Aが選択されて電源が立ち上げられると、このチュナー2Aに接続可能な機器(モニタ装置3)が接続可能リストより選択され、この選択された機器3にビデオ信号及びオーディオ信号を送信するようにチュナー2Aが制御され、これによりチュナー2Aで受信した番組がモニタ装置3によりモニタできるように設定される。
【0061】
またモニタ装置3の電源が立ち上げられると、このモニタ装置3に接続可能な機器(チュナー2A又は2B)が接続可能リストより選択され、モニタ装置3に向けてビデオ信号及びオーディオ信号を送信するように、この選択された機器2Aが制御され、これによりチュナー2Aで受信した番組がモニタ装置3によりモニタできるように設定される。
【0062】
さらにこのようにして全体の動作を制御するモニタ装置3においても、電源が立ち上げられると、他の機器に対して属性情報及び機器アドレスを送出することにより、このネットワークに他の親機が配置されている場合には、この他の親機において機器リスト及び接続可能リストを作成することができる。
【0063】
これによりユーザーの要望に応じて、チュナー、ビデオテープレコーダ、パーソナルコンピュータ等の種々の機器が接続される、一般のデータ通信装置とは著しく異なる特徴を有するAVシステムにおいて、接続関係をネットワーク上で把握して、データ通信することができる。
【0064】
以上の構成によれば、親機でなるモニタ装置3において、他の機器に対して属性情報及び機器アドレスを送出すると共に、他の機器より機器アドレス及び属性情報を取得してリスト化することにより、このネットワーク上における機器間の接続関係を簡易に把握することができる。これによりこのリストを基準にして接続可能な機器をリスト化することにより、単に各機器間をケーブルにより接続するだけの簡易な接続作業により、システムを設置することができる。
【0065】
(2)第2の実施の形態
図5は、本発明の第2の実施の形態に係るAVシステムを示すブロック図である。このAVシステム30は、チュナー31A、光ディスク装置32A、モニタ装置33Aにより1つの部屋でネットワークを形成し、またチュナー31B、光ディスク装置32B、モニタ装置33Bにより他の部屋でネットワークを形成し、この2つのネットワークを接続器34により接続する。なおこの第2の実施の形態以降の各実施の形態が、上述の第1の実施の形態を前提構成とした、本願の各実施の形態である。
【0066】
このとき各ネットワークにおいては、光ディスク装置32A、モニタ装置33A、光ディスク装置32B、モニタ装置33Bがそれぞれ親器を構成するようになされている。
【0067】
接続器34は、各ネットワークのバスBUS1及びBUS2を接続するブリッジでなる。これによりこの実施の形態において、AVネットワーク30は、共通のパケットが伝送されるバスBUS1及びBUS2に、それぞれチュナー、光ディスク装置及びモニタ装置が1系統ずつ配置されるようになされている。
【0068】
ここで図6は、第1の部屋のネットワークを示すブロック図である。なお第2の部屋のネットワークについても同様の構成でなることにより、重複した説明は省略する。また図1について上述した構成と同一の構成は、対応する符号を付して示し、重複した説明は省略する。
【0069】
このネットワークのチュナー31Aにおいて、ネットワークインターフェース35は、上述の第1の実施の形態の場合と同様に、機器アドレスを取得し、電源起動時、属性情報メモリ37に格納された属性情報と、アドレスメモリ12Aに格納された機器アドレスを送出する。さらにバスBUSを監視して、必要なデータを制御部8A及びバスBUSの間で、又は接続応答部36及びバスBUSの間で入出力する。
【0070】
接続応答部36は、ネットワークインターフェース35を介して接続要求RAが入力されると、この接続要求RAに対応してチュナー31Aを接続可能か否か判定する。ここでこの接続要求RAは、親機より、データ入出力形式を指定してバスBUS1、BUS2に放送される。接続応答部36は、属性情報メモリ37に格納したチュナー2Aの属性情報BAを読み出し、この属性情報BAにより規定されたデータ出力形式と、接続要求RAのデータ入出力形式とが一致するとき、接続可能と判定する。さらに接続応答部36は、接続可能と判定した場合、親器の送信先アドレスを指定して属性情報、機器アドレスAAを返送する。これによりこの実施の形態において、子機でなるチュナー31Aは、親器からの要求に応じて接続可能か否か判定して、判定結果を出力するようになされ、このとき制御に必要な機器アドレス、属性情報を送出する。
【0071】
光ディスク装置32Aにおいて、映像入出力部39は、制御部40により制御されて動作を切り換え、記録時、ネットワークインターフェース41を介してバスBUSよりビデオ信号及びオーディオ信号を入力し、このビデオ信号及びオーディオ信号を光ディスクの記録に適した符号化方式により符号化処理する。さらに映像入出力部39は、この符号化処理により得られる符号化データを記録再生部42に出力する。これに対して映像入出力部39は、再生時、記録再生部42の出力信号を復調してビデオ信号及びオーディオ信号を再生し、ネットワークインターフェース41を介して、このビデオ信号及びオーディオ信号を送出する。
【0072】
記録再生部42は、同様に制御部40により制御されて動作を切り換え、記録時、映像入出力部39より出力される符号化データを光ディスクに記録するのに対し、再生時、この光ディスクに記録された符号化データを再生して出力する。これにより光ディスク装置32Aは、バスBUSを介して入力されるビデオ信号及びオーディオ信号を光ディスクに記録し、また光ディスクより再生したビデオ信号及びオーディオ信号をバスBUSに出力する。
【0073】
ネットワークインターフェース41は、IEEE1394に規定された通信処理を実行する入出力回路により構成され、チュナー2Aのネットワークインターフェース35と同様にして機器アドレスADを取得し、この機器アドレスADをアドレスメモリ44に格納する。かくするにつきこの実施の形態では、バスBUS1及びBUS2を接続器34で接続していることにより、これら光ディスク装置32A及びチュナー31Aのアドレスメモリ44に格納される機器アドレスにおいて、第1及び第2の部屋でバスアドレスが相違することになる。
【0074】
またネットワークインターフェース41は、バスBUSの状態を監視し、例えば何れかの機器がバスBUSより切り離されると、この状態を検出する。さらにこの検出結果に基づいて、改めて機器アドレスADの検出処理を実行する。さらにネットワークインターフェース41は、この機器アドレスの再検出を接続検出部46に通知する。
【0075】
ネットワークインターフェース41は、この取得した機器アドレスを基準にしてバスBUSを監視し、自己の機器を指定するパケットデータがバスBUS上に送出されると、このパケットのデータを取り込んで制御部40、接続制御部47、接続応答部48等に出力する。
【0076】
このうち接続応答部48は、ネットワークインターフェース41を介して接続要求RDが入力されると、この接続要求RDに対応して光ディスク装置32Aを接続可能か否か判定する。ここで接続応答部48は、属性情報メモリ49に格納した光ディスク装置32Aの属性情報BDを読み出し、この属性情報BDにより規定されたデータ出力形式と、接続要求RDのデータ入出力形式とが一致するとき、接続可能と判定する。さらに接続応答部48は、接続可能と判定した場合、親器の送信先アドレスを指定して属性情報、機器アドレスADを返送する。これによりこの実施の形態において、親器でなる光ディスク装置32Aは、子機と同様に、他の親器からの要求に応じて接続可能か否か判定して、判定結果を出力するようになされ、このとき制御に必要な機器アドレス、属性情報を送出するようになされている。
【0077】
これに対して接続検出部46は、ネットワークインターフェース41からの通知によりバスの接続が変更された場合、光ディスク装置32Aの主電源が投入された場合、さらには光ディスク装置32Aの操作子が操作された場合を検出することにより、接続関係の設定開始条件を満足する場合を検出する。さらに接続検出部46は、この検出結果を接続要求部50、接続制御部47に通知する。
【0078】
接続要求部50は、この接続検出部46の通知に従って、接続関係の設定が必要になると、接続対象属性メモリ52に格納した接続可能対象の属性情報を送出する。このとき接続要求部50は、この光ディスク装置32Aの機器アドレスを併せて送出し、これにより接続可能か否かの判定結果が各機器より光ディスク装置32Aに向けて返送されるようになされている。
【0079】
ここで接続可能対象の属性情報は、この光ディスク装置32Aが接続可能な相手機器のデータ形式により規定され、各機器の属性情報メモリ37に保持されてなる属性情報のデータ出力形式と対応するようになされている。これにより接続要求部50は、この光ディスク装置32Aに接続可能な機器を問い合わせし、例えばチュナー31Aが接続可能な場合、このチュナー31Aの接続応答部36より機器アドレス及び属性情報が返送されることになる。また同様にして、モニタ装置33A、33B、チュナー31B、光ディスク装置32Bからも機器アドレス及び属性情報が返送されることになる。
【0080】
接続制御部47は、このように返送される機器アドレス及び属性情報を接続可能リストメモリ54に蓄積し、これにより光ディスク装置32Aに接続可能な機器のリストでなる接続可能リストを作成する。
【0081】
さらに接続制御部47は、制御部40からの要求により、又は他の子機等からの要求により、さらにはこの接続可能リストの作成に引き続いて、接続可能リストを検索し、この接続可能リストに登録された接続の順位に従って最も適切な機器に対して動作開始の制御コマンド、光ディスク装置を送出先にしてなる送出先の機器アドレスを発行する。さらに接続制御部47は、制御部40との間のデータ通信により必要に応じて光ディスク装置32Aの主電源を立ち上げ、これによりユーザーの操作に応動して最も適切な機器との間でビデオ信号及びオーディオ信号を入出力する。
【0082】
接続判定部56は、接続制御部47からの要求に応じて、接続可能リストに接続順位を登録する。ここでこの実施の形態において、チュナー31A、31B、光ディスク装置32B、モニタ装置33A、33Bより属性情報及び機器アドレスが返送され、これらの属性情報及び機器アドレスにより接続可能リストが作成されるとする。
【0083】
接続判定部56は、この機器アドレスより、最もアドレス値の近接した機器アドレスから順次接続順位を設定して登録する。これにより接続判定部56は、同一の部屋に配置されたチュナー31Aをチュナー31Bより優先して選択するように、接続順位を設定する。これによりこの実施の形態においては、単にケーブルを接続するだけの簡易な設置作業により、各機器間の接続関係を把握すると共に、必要に応じて最も適切な機器を選択して接続関係を設立できるようになされている。
【0084】
さらに接続判定部56は、この光ディスク装置32Aの操作により接続機器を判定する場合において、例えば接続可能リストに何ら属性情報及び機器リストが格納されていない場合、すなわち所定期間経過しても何ら接続可能な機器の応答が得られない場合、報知部58を駆動してユーザーに警告を発生する。
【0085】
図7は、モニタ装置33Aを示すブロック図である。この図7において、図6の光ディスク装置について上述した構成と同一の構成は、対応する符号を付して示し重複した説明は省略する。このモニタ装置33Aにおいても、光ディスク装置32Aと同様に、必要に応じて機器アドレスACを取得し、他の親機より接続要求RCが入力されると、接続可能か否か判定する。さらに接続可能な場合は、機器アドレスAC及び属性情報を出力する。
【0086】
さらにモニタ装置33Aは、接続検出部46の通知に従って、接続関係の設定が必要になると、接続対象属性メモリ52に格納した接続可能対象の属性情報を送出して接続可能か否かの判定結果を各機器より受け、この判定結果により接続可能リストを作成する。さらに接続判定部56によりこの接続可能リストに接続順位を設定する。
【0087】
これによりモニタ装置33Aは、例えばユーザーが電源を立ち上げてチュナーを選択した場合、この接続順位に従って、同じ部屋に配置されてなるチュナー31Aを起動した後、このチュナー31Aよりビデオ信号及びオーディオ信号の入力を開始する。
【0088】
図6に示す構成において、AVシステム30においては(図5、図6、図7)、バスBUS1、BUS2にチュナー31A等の機器が接続されてアイドリングの電源が立ち上げられると、この接続された機器のネットワークインターフェース35、41により、バスBUS1、BUS2に接続された各機器の機器アドレスが問い合わされ、バスBUS1、BUS2に未設定の機器アドレスAA、AD、ACが各機器に設定される。
【0089】
またこのネットワークインターフェース35、41により、バスBUS1、BUS2の状態が監視され、バスBUS1、BUS2の接続が変更されると、同様にして、機器アドレスAA、AD、ACが再設定される。
【0090】
このようなバスBUS1、BUS2の接続変更は、各親機32A、33A、……の接続検出部46により、併せて各親機32A、33A、……の主電源が投入された場合、さらには各親機32A、33A、……の操作子が操作された場合と同様に検出され、この検出結果が接続要求部50、接続制御部47に通知されて、接続関係の設定処理が開始される。
【0091】
例えばバスの接続変更が検出された場合、この接続変更は、第1及び第2の部屋の各親機により検出される。このうち第1の部屋のモニタ装置33A及び光ディスク装置32Aにおいては、図8に示すように、それぞれステップSP40及びステップSP41で、接続検出部46によりこの接続の変更が検出される。
【0092】
これによりモニタ装置33Aは、ステップSP42に移り、接続要求部50から接続対象属性メモリ52に格納した接続可能対象の属性情報を送出し、他の機器に対して、接続可能か否かの問い合わせを発行する。また同様に光ディスク装置32Aは、ステップSP43に移り、接続要求部50から他の機器に対して接続可能か否かの問い合わせを発行する。
【0093】
これによりモニタ装置33Aは、続くステップSP44において、光ディスク装置32Aの問い合わせに応動して、接続応答部48により自己の属性情報と問い合わせされた属性情報とを比較し、これにより光ディスク装置32Aに対してモニタ装置33Aを接続可能か否か判定する。さらにモニタ装置33Aは、接続可能と判定した場合、続くステップSP45において、接続応答部48により自己の属性情報と機器アドレスとを光ディスク装置32Aに送出する。
【0094】
これに対して同様の親機でなる光ディスク装置32Aは、続くステップSP46において、モニタ装置33Aの問い合わせに応動して、接続応答部48により自己の属性情報と問い合わせされた属性情報とを比較し、これによりモニタ装置33Aに対して光ディスク装置32Aを接続可能か否か判定する。さらに光ディスク装置32Aは、接続可能と判定した場合、続くステップSP47において、接続応答部48により自己の属性情報と機器アドレスとをモニタ装置33Aに送出する。
【0095】
また子機でなるチュナー31Aにおいては、続くステップSP48において、それぞれモニタ装置33A及び光ディスク装置32Aの問い合わせに応動して、接続応答部48により自己の属性情報と問い合わせされた属性情報とを比較し、これによりモニタ装置33Aに対してチュナー31Aを接続可能か否か、光ディスク装置32Aに対してチュナー31Aを接続可能か否か判定する。さらにチュナー31Aは、それぞれについて接続可能と判定した場合、続くステップSP49において、接続応答部48により自己の属性情報と機器アドレスとをそれぞれ光ディスク装置32A及びモニタ装置33Aに送出する。
【0096】
これによりモニタ装置33Aでは、接続可能な機器より属性情報及び機器アドレスを取得することができ、続くステップSP50においてこれら属性情報及び機器アドレスを受信した後、ステップSP51においてこれらの属性情報及び機器アドレスから接続可能リストを作成する。また同様に、光ディスク装置32Aでも、接続可能な機器より属性情報及び機器アドレスを取得することができ、続くステップSP52においてこれら属性情報及び機器アドレスを受信した後、ステップSP53においてこれらの属性情報及び機器アドレスから接続可能リストを作成する。
【0097】
なおこの場合モニタ装置33Aにおいては、属性情報に含まれる機器の種別に従って、光ディスク装置32Aよりチュナー31Aの方を優先して接続するように、接続の順位を設定して接続可能リストを作成する。これによりモニタ装置33Aにおいては、ユーザーの使用頻度に対応するように接続の順位を設定して使い勝手を向上するようになされている。
【0098】
これによりこの実施の形態において、モニタ装置33Aは、第1の部屋に配置したチュナー31A、光ディスク装置32A、第2の部屋に配置したチュナー31B、光ディスク装置32Bより属性情報及び機器リストを取得して接続可能リストを作成することになり、光ディスク装置32Aは、第1の部屋に配置したチュナー31A、モニタ装置33A、第2の部屋に配置したチュナー31B、光ディスク装置32B、モニタ装置33Aより属性情報及び機器リストを取得して接続可能リストを作成することになる。
【0099】
このようにして接続可能リストを作成すると、モニタ装置33Aでは、続くステップSP54において、接続判定部56により接続可能リストがアクセスされ、同種の機器間で機器アドレスが比較される。さらに続くステップSP55においてこの比較結果より、自己の機器に対して最もアドレス値の近接した機器アドレスから順次接続順位を設定して登録した後、ステップSP56に移ってこの処理手順を終了する。これによりモニタ装置33Aでは、同室のチュナー31A、光ディスク装置32Aを、異なる部屋に配置したチュナー31B、光ディスク装置32Bに優先して接続するように、優先順位を設定登録する。
【0100】
同様にして光ディスク装置32Aでは、続くステップSP57において、接続判定部56により接続可能リストがアクセスされ、同種の機器間で機器アドレスが比較される。さらに続くステップSP58においてこの比較結果より、自己の機器に対して最もアドレス値の近接した機器アドレスから順次接続順位を設定して登録した後、ステップSP59に移ってこの処理手順を終了する。これにより光ディスク装置32Aでは、同室のチュナー31A、モニタ装置33Aを、異なる部屋に配置したチュナー31B、モニタ装置33Bに優先して接続するように、優先順位を設定登録する。
【0101】
各親機32A、33A、……の主電源が投入された場合、さらには各親機32A、33A、……の操作子が操作された場合には、この一連の処理が、操作対象となった親機において実行され、これにより該当する親機で接続可能リストが作成され、また接続順位が設定登録される。
【0102】
これによりこの接続順位に従って、モニタ装置33A等においては、適切な機器との間でビデオ信号及びオーディオ信号を入出力する。
【0103】
すなわち図9に示すように、例えばモニタ装置33Aの主電源が投入された場合、モニタ装置33Aにおいては、接続可能リストを作成した後、又は接続可能リストの作成と並行して、ステップSP60において、制御部40により全体の動作を立ち上げた後、続くステップSP61でこの接続可能リストを検索する。
【0104】
続いてモニタ装置33Aは、ステップSP62において、この接続可能リストの接続順位より、チュナー31Aに対して、モニタ装置33Aを送信先アドレスに設定してビデオ信号及びオーディオ信号の送出を開始する旨、制御コマンドを発行する。これに対応してチュナー31Aにおいては、ステップSP63において、この制御コマンドを受信した後、続くステップSP64で送信先アドレスをモニタ装置33Aの機器アドレスに設定してビデオ信号及びオーディオ信号の送信を開始する。
【0105】
これによりモニタ装置33Aは、ステップSP65において、このビデオ信号及びオーディオ信号の受信を開始し、他の部屋に配置したチュナー31Bに優先して、同じ部屋に配置したチュナー31Aで受信したビデオ信号及びオーディオ信号をモニタする。
【0106】
以上の構成によれば、親機からの問い合わせにより、接続可能か否か判定して属性情報及び機器アドレスを送出し、この送出された属性アドレス及び機器アドレスから接続可能リストを作成するようにしても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0107】
さらにこの接続可能リストの機器アドレスを順次比較して接続順位を設定し、この接続順位に従ってビデオ信号等を入出力して順次機器間を接続することにより、単に各機器間をケーブルにより接続するだけの簡易な接続作業により、ユーザーの必要とする機器を優先的に接続することができ、これにより使い勝手を向上することができる。
【0108】
(3)第3の実施の形態
図10及び図11は、それぞれ図6及び図7との対比より第3の実施の形態に係るAVシステムを示すブロック図である。このAVシステム60は、操作子の操作により接続順位を設定する。
【0109】
すなわち光ディスク装置62A及びモニタ装置63Aは、それぞれ接続設定の操作子65が配置され、各接続検出部67においては、第2の実施の形態について上述した各条件を満足する場合に加えて、各操作子65が押圧操作された場合にも、接続可能リストの作成を通知する。
【0110】
これに対して子機側でなるチュナー31A、各親機32A及び33Aにおいては、優先接続の操作子66を有し、この操作子66が押圧操作されている場合、各接続応答部68は、接続可能か否かの問い合わせに対して、操作子66の押圧操作に対応する識別データD1を付加して、属性情報及び機器情報を出力する。
【0111】
光ディスク装置62A及びモニタ装置63Aにおいて、接続判定部69は、この問い合わせにより作成された接続可能リストに接続順位を設定する際に、この操作子66の押圧操作に対応する識別データD1の付加された機器については、同種の機器に対して、最優先の接続順位を登録する。
【0112】
これによりこの図10及び図11の構成においては、接続設定の操作子65と他の機器の優先接続の操作子66とを同時に押圧するだけの簡易な操作により、各親機に対して優先的に接続する機器を登録することができる。これにより第2の実施の形態について上述した接続順位を、必要に応じてユーザーの所望の順序に再設定することができ、これにより第2の実施の形態に比してさらに一段と使い勝手を向上することができる。
【0113】
(4)第4の実施の形態
図12及び図13は、それぞれ図6及び図7との対比より第4の実施の形態に係るAVシステムを示すブロック図である。このAVシステム70は、リモートコマンダ75により接続順位を設定する。
【0114】
すなわち光ディスク装置72A及びモニタ装置73Aは、それぞれリモコン受信部76を有し、各接続検出部77においては、第2の実施の形態について上述した各条件を満足する場合に加えて、リモコン受信部76を介してリモートコマンダ75の操作が検出されると、接続可能リストの作成を通知する。
【0115】
これに対して子機側でなるチュナー71A、各親機72A及び73Aにおいて、各接続応答部78は、接続可能か否かの問い合わせに対して、リモコン受信部76を介してリモートコマンダ75の操作が検出されると、識別データD1を付加して、属性情報及び機器情報を出力する。
【0116】
これによりこの図12及び図13の構成においては、リモートコマンダ75の遠隔操作信号が同時に受信される範囲の機器を優先的に接続するように、接続順位を登録することができる。これにより第2の実施の形態について上述した接続順位を、リモートコマンダ75を基準にして再設定することができ、これにより第2の実施の形態に比してさらに一段と使い勝手を向上することができる。
【0117】
(5)他の実施の形態
なお上述の第2〜第4の実施の形態においては、接続要求の問い合わせ先で接続可能か否か判定して応答する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、問い合わせに対する応答より問い合わせ元で判定してもよい。
【0118】
また上述の第2〜第4の実施の形態においては、主電源が立ち上げられた等の条件により他の機器に接続を問い合わせる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて種々の条件により接続を問い合わせることができ、例えば接続の必要な場合にその都度問い合わせるようにしてもよい。このようにすれば接続可能リストを保持する必要がなく、その分全体構成を簡略化することができる。
【0119】
また上述の実施の形態においては、問い合わせに対して、単に接続可能か否か判定して応答する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて動作中か否かの条件を加味して応答してもよい。このようにすれば、既に動作中の機器を接続対象から除外することができる。
【0120】
さらに上述の実施の形態においては、チュナー、光ディスク装置、モニタ装置によりAVシステムを構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ビデオテープレコーダ等、種々のビデオ機器によりAVシステムを構成する場合に広く適用することができる。
【0121】
また上述の実施の形態においては、AVシステムに本発明を適用してIEEE1394により各機器を接続する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々のシリアルインタフェース、パラレルインターフェースによりオーディオシステムを構成するオーディオ機器、さらには種々の通信ネットワーク機器に広く適用することができる。
【0122】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、各機器の属性を示す情報と機器アドレスを送受し、この属性情報に基づいて接続可能か否か判定することにより、単にケーブルを接続するだけで、対応する機器間で種々の情報信号を送受することができ、これにより機器の設置作業を簡略化することができる。
【0123】
またこのときこの属性情報等に基づいて、接続順位を設定することにより、例えば同室の機器等を優先して接続することができ、使い勝手を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るAVシステムを示すブロック図である。
【図2】図1のAVシステムに適用されるパケットを示す略線図である。
【図3】図1のAVシステムの動作の説明に供するタイムチャートである。
【図4】図3に続く動作の説明に供するタイムチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るAVシステムを示すブロック図である。
【図6】図5のAVシステムのチュナー及び光ディスク装置の詳細構成を示すブロック図である。
【図7】図5のAVシステムのモニタ装置の詳細構成を示すブロック図である。
【図8】図5のAVシステムの動作の説明に供するタイムチャートである。
【図9】図8に続く動作の説明に供するタイムチャートである。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係るAVシステムについて、チュナー及び光ディスク装置の詳細構成を示すブロック図である。
【図11】図10のAVシステムのモニタ装置の詳細構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係るAVシステムについて、チュナー及び光ディスク装置の詳細構成を示すブロック図である。
【図13】図12のAVシステムのモニタ装置の詳細構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、30、60、70……AVシステム、2A、2B、31A、31B、61A、71A……チュナー、3、33A、33B、63A、73A……モニタ装置、4、75……リモートコマンダ、8A、8B、16、40……制御部、11A、11B、18、35、41……ネットワークインターフェース、12A〜12C、44……アドレスメモリ、13A、13B、19……属性情報出力部、20、47……接続制御部、21、76……リモコン受信部、22……機器リストメモリ、23、54……接続可能リストメモリ、32A、32B、62A、72A……光ディスク装置、36、48、68、78……接続応答部、37、49……属性情報メモリ、46、67、77……接続検出部、50……接続要求部、52……接続対象属性メモリ、56、69……接続判定部、65、66……操作子

Claims (12)

  1. ネットワークを形成して所望の情報信号を送受する情報信号伝送装置において、
    前記ネットワーク上の他の装置に対して、当該情報信号伝送装置の属性情報と、前記ネットワーク上における装置のアドレスを示す当該情報信号伝送装置の機器アドレスとを送出する識別情報送出手段と、
    前記他の装置より、前記他の装置の属性情報と、前記他の装置の機器アドレスとを取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段で取得した前記属性情報に基づいて、当該情報信号伝送装置が前記他の装置と接続可能か否か判定する判定手段と、
    前記判定手段で接続可能と判定された前記他の装置の属性情報と、前記機器アドレスとを順次リスト化して作成され、接続の順位を登録した接続可能リストを保持する接続可能リスト保持手段とを備え、
    前記属性情報は、
    前記ネットワーク上に送出可能な前記情報信号の形式の情報、又は前記ネットワーク上で受信可能な前記情報信号の形式の情報を含み、
    前記判定手段は、
    前記識別情報取得手段で取得した前記他の装置の属性情報に含まれる前記情報信号の形式の情報と、前記識別情報送出手段で送出する当該情報信号伝送装置の属性情報に含まれる前記情報信号の形式の情報とを比較し、該比較結果に基いて、当該情報信号伝送装置が前記他の装置と接続可能か否か判定し、
    当該情報信号伝送装置は、
    前記接続可能リストに従って前記情報信号を送出し、又は前記情報信号を入力する
    ことを特徴とする情報信号伝送装置。
  2. 前記判定手段は、
    前記識別情報取得手段で取得した前記他の装置の機器アドレスを基準にして、複数の前記他の装置間で、前記接続可能リストの接続の順位を設定する接続順位設定手段を有す
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報信号伝送装置。
  3. 操作子の操作に応動して、前記接続可能リストの接続の順位を設定する接続順位設定手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報信号伝送装置。
  4. 複数の前記他の装置のうちの、1の遠隔制御手段により制御可能な前記他の装置を基準にして、前記接続可能リストの接続の順位を設定する接続順位設定手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報信号伝送装置。
  5. 前記属性情報は、
    装置の機種の情報を含んでなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報信号伝送装置。
  6. 前記識別情報送出手段は、
    前記他の装置からの要求に応動して、前記属性情報及び前記機器アドレスを送出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報信号伝送装置。
  7. 前記判定手段は、
    前記他の装置からの要求に応動して、当該情報信号伝送装置が前記他の装置と接続可能か否か判定し、
    前記識別情報送出手段は、
    前記判定手段の判定結果に基づいて前記属性情報及び前記機器アドレスを送出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報信号伝送装置。
  8. 前記識別情報取得手段は、
    前記他の装置に対して前記属性情報及び機器アドレスの送出を要求して、前記属性情報及び機器アドレスを取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報信号伝送装置。
  9. 前記識別情報取得手段は、
    前記他の装置の前記ネットワークへの配置を検出すると、前記属性情報及び機器アドレスの送出を要求する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報信号伝送装置。
  10. 前記識別情報取得手段は、
    当該情報信号伝送装置が前記ネットワークへ配置されると、前記属性情報及び機器アドレスの送出を要求する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報信号伝送装置。
  11. 前記識別情報取得手段は、
    前記他の装置に対して前記属性情報及び機器アドレスの送出を要求して、前記属性情報及び機器アドレスを取得することができない場合、所定の警告を発生する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報信号伝送装置。
  12. 前記判定手段において、当該情報信号伝送装置が前記他の装置と接続不可能との判定結果が得られた場合、所定の警告を発生する報知手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報信号伝送装置。
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