JP3834585B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍・空調用の冷媒圧縮機もしくは空気圧縮機として用いられるスクロール型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、大気中におけるオゾン層の破壊の主要因とされている塩素を除去した代替フロンへの転換が進んでおり、年々その規制が強化されている。圧縮機内の摺動部は、冷媒が溶け込んだ潤滑油によって信頼性が維持されているため、これら非塩素系の代替フロン冷媒では、塩素の極圧下での潤滑作用が期待できず、摺動環境は厳しくなっている。特に、圧縮機内は高温・高圧力であり、過酷な摺動雰囲気となるため、信頼性の確保が重要な課題となっている。
【0003】
スクロール型圧縮機において、旋回スクロールの自転防止機構のために使用されるオルダムリングは、その信頼性を確保する技術として、例えば特開平6―249163号公報に記載されるように、オルダムリング表面に無電解Ni―Pメッキによる表面処理を施すものがある。また、特開平9―32749号公報に記載されるように、オルダムリングのキー摺動面の全長に亘ってテーパを設けて、摺動面の焼き付きや異常摩耗を防止するものが知られている。最近では、特開平11―82339号公報に記載されるように、オルダムリングのキー摺動面両端に任意範囲に延在する曲面部(R部)を有するものが知られている。
他に、関連する技術として例えば特開平11―82339号公報に記載するものが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
スクロール型圧縮機の運転時には、図4に示すように、オルダムリングのキー3(1)はフレーム2のキー溝内で回転軸9の回転方向(荷重方向)に傾いている。このため、オルダムリングのキー3(1)のオルダムリング内径側では、キー3(1)の傾きによって前記フレーム2(もしくは旋回スクロール)のキー溝側面部とキー部摺動面との間に隙間ができる。この隙間によって、細矢印で示される摺動面に潤滑油が導入され易くなる。一方、キー3(1)のオルダムリング外径側では、傾きによりキー3(1)がキー溝側面部に片当りする状態となり、前記キー角部により潤滑油が掻き出される状態となる。このため、摺動面へ潤滑油が導入されず潤滑状態は厳しくなる。したがって、キー3(1)がオルダムリングの外径側へ移動する際には片当り部分で油膜切れが生じ、キー3(1)の摺動面が焼き付いたり、スティックスリップやたたき摩耗等により異常磨耗が発生し易い。
【0005】
本発明の目的は、上記に鑑み、オルダムのキーがキー溝内でキー角部が片当りした状態で摺動しているような場合でも、キー角部によって潤滑油が掻き出されることなく摺動面を潤滑できるようにしてキーの油切れや焼き付きによる異常磨耗を防止できるスクロール型圧縮機を提供することにある。
また本発明の目的は、キー角部に直面を付加して加工時のバリやカエリの発生を防止できるスクロール型圧縮機を提供することにある。
さらに本発明の目的は、キーの面取り形状の変更だけでオルダムリングの信頼性が確保できるため、表面処理やテーパ加工等と比べて、加工コストが低減できるスクロール型圧縮機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係るスクロール型圧縮機は、固定スクロールと旋回スクロールと、該固定スクロールと一体化されて該旋回スクロールを支持するフレームとを有し、前記固定スクロール及び旋回スクロールのラップ同士を噛み合せて圧縮室が構成される圧縮機構部を備え、前記旋回スクロールと前記フレームとの間に該旋回スクロールの自転を防止するオルダムリングが介在し、該オルダムリングの両面に形成されたキーが前記旋回スクロール及び前記フレームに形成されたキー溝に往復摺動するスクロール型圧縮機において、前記キーが前記キー溝の側壁と摺動する側面部は、中央部の平面状摺動面と、該平面状摺動面の両側に延在される曲面状摺動面とで形成され、該摺動面側のキー幅がL、該中央の平面状摺動面の幅がL、該曲面状摺動面のうちオルダムリングの外径側の幅がL、内径側の幅がLであるとき、L>Lとするものである。
より詳しくは、前記中央部の平面状摺動面及び該平面状摺動面の両側に延在される曲面状摺動面は、回転軸の回転によって前記キーが前記キー溝と摺動する側面部にのみ形成されものである。
また、前記中央部の平面状摺動面及び該平面状摺動面の片側に延在される曲面状摺動面は、回転軸の回転によって前記キーが前記キー溝と摺動する側であって、オルダムリング外径側にのみ形成されるものである。
【0007】
上記目的を達成するために本発明に係るスクロール型圧縮機の他の発明は、前記キーが前記キー溝の側壁と摺動する側面部は、中央部の平面状摺動面と、該平面状摺動面に延在されるオルダムリング外径側の曲面状摺動面とで形成され、該キーの摺動面側の全幅がL、該中央の平面状摺動面の幅がL、該曲面状摺動面のオルダムリング外径側の幅がLであるとき、L=L−Lとするものである。
【0008】
上記目的を達成するために本発明に係るスクロール型圧縮機のさらに他の発明は、前記キーが前記キー溝の側壁と摺動する側面部は、中央部の平面状摺動面と、該平面状摺動面の両側に延在される曲面状摺動面とで形成され、該曲面状摺動面は、曲面と、該曲面状摺動面に延在される直面とで形成されるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明のスクロール圧縮機に係る実施例の縦断面図(右半分は旋回スクロールにキー溝が形成されている部分、左半分はフレームにキー溝が形成されている部分で、断面部分が90度ずれている)、図2はオルダムリングの詳細図で、(1A)は平面図、(2A)は側面図、(3A)はX−X線の断面図、図3はキーの拡大図で、(1A)は四角部の説明図、(2A)は角部の拡大図である。
【0010】
図1において、圧力容器1に取り付けられているフレーム2に直線状に形成され、回転軸6(詳細後述する)を中心にして左右に配置されるキー溝2a(図3参照。図3には右方のみが示されている)には、オルダムリング3のキー3(3),(4)が嵌め合わされている。旋回スクロール4は、オルダムリング3上に配置され、固定スクロール5はフレーム2にネジ止めされている。回転軸6は、前記フレーム2に圧入されることによって固定された下軸受7及び主軸受8と、旋回スクロール4のボス部に圧入された旋回軸受9とを介して旋回スクロール4に連結されている。密閉容器1内の上方には圧縮機構部が、下方には電動機部がそれぞれ配設され、また密閉容器1の底部には潤滑油の油溜り10が設けられている。
【0011】
圧縮機構部は、固定スクロール5及び旋回スクロール4と、固定スクロール5と一体化されて旋回スクロール4を支持するフレーム2とを備え、固定スクロール5及び旋回スクロール4のラップ同士を噛み合せて圧縮室が形成されている。また、旋回スクロール4とフレーム2との間には、旋回スクロール4の自転を防止する前述のオルダムリング3が設置されている。
【0012】
電動機部は、固定子11及び回転子12を備え、該固定子11は圧力容器1に焼き嵌めによって固定され、該回転子12は回転軸6に焼き嵌めにより固定されている。オルダムリング3は、旋回スクロール4の自転を防止して旋回運動させる機構であり、オルダムリング3の上面のキー3(1),3(2)は旋回スクロール4背面のキー溝4aに係合され、下面のキー3(3),3(4)はフレーム2の静止台座2bのキー溝2aに係合されている。
【0013】
電動機の固定子11は密閉容器1に圧入締結され、回転軸6を介して旋回スクロール4を旋回運動させるようになっている。回転軸6はフレーム2に圧入されることによって固定された下軸受7及び主軸受8と、旋回スクロール4のボス部に圧入された旋回軸受9とに嵌合されている。電動機が駆動されると、回転軸6と下軸受7、主軸受8、旋回軸受9を介して、旋回スクロール4が駆動される。旋回スクロール4はオルダムリング3によって自転が防止され、回転軸6の偏芯量によって決まる円軌道上に公転旋回運動をする。
【0014】
回転軸6内には主軸受8,下部軸受7及び旋回軸受9へ潤滑油を導く給油通路13が設けられ、回転軸6の下端には油溜り10の潤滑油を吸い上げて給油通路13へ送り込む給油パイプ14が設けられている。また、旋回スクロール4が旋回運動すると、該旋回スクロール5,固定スクロール5により形成される空間(圧縮室)がスクロール中心方向に移動するにつれて容積が減少し、吸入された冷媒ガスが圧縮される。圧縮された冷媒ガスは固定スクロール5の中央に設けられた吐出口15から密閉容器内1の上部空間16へ吐出される。また、旋回スクロール4の背面には、圧縮行程のガスを導く中間圧室17が形成されている。該中間圧室17の圧力は冷媒ガスの吸入圧力と吐出圧力との中間であり、旋回スクロール4と固定スクロール5との摺動部への給油は、吐出圧力とこの中間圧室17との圧力差を利用して行われる。潤滑油は前記給油パイプ14より給油通路13を通り、主軸受8,下部軸受7、及び旋回軸受9を潤滑した後、中間圧室17を経て圧縮室に流入し、冷媒ガスと混合した状態で固定スクロール5の中央の吐出口15より密閉容器1内の上部空間16へ吐出される。中間圧室17に流入した潤滑油は、バランスウェイト18によりオルダムリング3の摺動部へはねかけられ給油される。
【0015】
図2、図3により、オルダムリング3のキー3(1)〜3(4)の形状を詳細に説明する。
前述のようにオルダムリング3の上面(旋回スクロール側)には、直線上すなわち180度の間隔でキー3(1),3(2)が形成され、図示下面(フレーム側)にもキー3(1),3(2)から90度ずれた位置に直線上すなわち180度の間隔でキー3(3),3(4)が形成されている。
【0016】
キー3(1)〜3(4)の四角部3(a)〜3(c)の詳細は、図3の(1A),(2A)に示される形状になっている。キー3(1)〜3(4)がフレーム2のキー溝2aもしくは旋回スクロール4のキー溝4aの側壁と摺動する側面部は、中央部の平面状摺動面Pと、平面状摺動面Pの両側に延在される曲面状摺動面P,Pから形成され、摺動面側のキー全幅がL、中央の平面状摺動面の幅がL、曲面状摺動面のうちオルダムリングの外径側の幅がL、内径側の幅がLであるとき、L>Lになっている。
【0017】
その理由は、圧縮機運転時には、オルダムリング3はフレーム2のキー2a溝内で回転軸6の回転方向(矢示荷重方向)に傾いている(図4参照)。このため従来技術においては、キー3(1)のオルダムリング内径側では、キー3(1)の傾きによってフレーム2及び旋回スクロール4のキー溝側面部とキー部摺動面との間に隙間ができる。この隙間によって、細矢印で示される摺動面に潤滑油が導入され易くなる。一方、キー3(1)のオルダムリング外径側では、傾きによりキー3(1)がキー溝側面部に片当りする状態となり、キー角部により潤滑油が掻き出される状態となる。このため、摺動面へ潤滑油が導入されず潤滑状態は厳しくなる。
【0018】
しかし本実施例では、L>Lになっているため、キー3(1)のオルダムリング外径側において、潤滑油の導入がより容易になってキー角部での潤滑状態が改善され、油膜切れや焼き付きによる異常磨耗の防止効果が向上する。
【0019】
また、中央部の平面状摺動面P及び曲面状摺動面P,Pは、回転軸6の回転によってキー3(1)〜3(4)がキー溝2aもしくは4aと摺動する側面部にのみ形成されてもよく、この場合、曲面状摺動面の非摺動側の加工が省略されるので加工コストを低減できる。
【0020】
さらに、中央部の平面状摺動面P及び曲面状摺動面P,Pは、回転軸6の回転によってキー3(1)〜3(4)がキー溝2aもしくは4aと摺動する側であって、かつオルダムリング3の外径側にのみ形成されてもよく、この場合、さらに加工が省略されるので加工コストがさらに低減される。
【0021】
他の実施例として、キー3(1)〜3(4)がキー溝の側壁と摺動する側面部は、中央部の平面状摺動面Pと、オルダムリング外径側の曲面状摺動面Pとで形成され、キー3(1)〜3(4)の摺動面側の全幅がL、中央の平面状摺動面の幅がL、曲面状摺動面のオルダムリング外径側の幅がLであるとき、L=L−Lとすることができる。
【0022】
本実施例においても、キー3(1)〜3(4)のオルダムリング3の内径側の角部の加工が省略されるので加工コストが低減されるとともに、幅L、Lを最大限に延長することが可能となり、潤滑状態がさらに改善され、油膜切れや焼き付きによる異常磨耗の防止効果がより向上する。
【0023】
さらに他の実施例として、キー3(1)〜3(4)がキー溝の側壁と摺動する側面部は、中央部の平面状摺動面Pと、平面状摺動面の両側に延在される曲面状摺動面P,Pとで形成され、曲面状摺動面P,Pは、曲面と、曲面状摺動面に延在される直面とで形成されるものである。
【0024】
本実施例によれば、直面を形成することにより加工時のバリやカエリの発生を防止できる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、オルダムのキーがキー溝内でキー角部が片当りした状態で摺動しているような場合でも、キー角部によって潤滑油が掻き出されることなく摺動面を潤滑できるようにしてキーの焼付きや異常摩耗を防止できるスクロール型圧縮機が得られる。
また本発明によれば、キー角部に直面を付加して加工時のバリやカエリの発生を防止できるスクロール型圧縮機が得られる。
さらに本発明によれば、キーの面取り形状の変更だけでオルダムリングの信頼性を確保できるため、表面処理やテーパ加工等と比べて、加工コストを低減できるスクロール型圧縮機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクロール圧縮機に係る実施例の縦断面図である。
【図2】オルダムリングの詳細図で、(1A)は平面図、(2A)は側面図、(3A)はX−X線の断面図である。
【図3】キーの拡大図で、(1A)は四角部の説明図、(2A)は角部の拡大図である。
【図4】キーの摺動時の状態を示す図である。
【符号の説明】
1…圧力容器、2…フレーム、2a,4a…キー溝、2b…フレームの静止台座、3…オルダムリング、3(1)〜3(4)…キー、4…旋回スクロール、5…固定スクロール、6…回転軸、7…下軸受、8…主軸受、9…旋回軸受、10…油溜り、11…電動機の固定子、12…電動機の回転子、13…給油通路、14…給油パイプ、15…吐出口、16…圧力容器内の上部空間、18…中間圧室、19…バランスウェイト。

Claims (5)

  1. 固定スクロールと旋回スクロールと、該固定スクロールと一体化されて該旋回スクロールを支持するフレームとを有し、前記固定スクロール及び旋回スクロールのラップ同士を噛み合せて圧縮室が構成される圧縮機構部を備え、前記旋回スクロールと前記フレームとの間に該旋回スクロールの自転を防止するオルダムリングが介在し、該オルダムリングの両面に形成されたキーが前記旋回スクロール及び前記フレームに形成されたキー溝に往復摺動するスクロール型圧縮機において、
    前記キーが前記キー溝の側壁と摺動する側面部は、中央部の平面状摺動面と、該平面状摺動面の両側に延在される曲面状摺動面とで形成され、
    該曲面状摺動面のうちオルダムリングの外径側の幅がL、内径側の幅がLであるとき、L>Lとすることを特徴とするスクロール型圧縮機。
  2. 前記中央部の平面状摺動面及び該平面状摺動面の両側に延在される曲面状摺動面は、回転軸の回転によって前記キーが前記キー溝と摺動する側面部にのみ形成されることを特徴とする請求項1項記載のスクロール型圧縮機。
  3. 前記中央部の平面状摺動面及び該平面状摺動面の片側に延在される曲面状摺動面は、回転軸の回転によって前記キーが前記キー溝と摺動する側であって、オルダムリング外径側にのみ形成されることを特徴とする請求項2項記載のスクロール型圧縮機。
  4. 固定スクロールと旋回スクロールと、該固定スクロールと一体化されて該旋回スクロールを支持するフレームとを有し、前記固定スクロール及び旋回スクロールのラップ同士を噛み合せて圧縮室が構成される圧縮機構部を備え、前記旋回スクロールと前記フレームとの間に該旋回スクロールの自転を防止するオルダムリングが介在し、該オルダムリングの両面に形成されたキーが前記旋回スクロール及び前記フレームに形成されたキー溝に往復摺動するスクロール型圧縮機において、
    前記キーが前記キー溝の側壁と摺動する側面部は、中央部の平面状摺動面と、該平面状摺動面に延在されるオルダムリング外径側の曲面状摺動面とで形成され、
    該キーの摺動面側の全幅がL、該中央の平面状摺動面の幅がL、該曲面状摺動面のオルダムリング外径側の幅がLであるとき、L=L−Lとすることを特徴とするスクロール型圧縮機。
  5. 固定スクロールと旋回スクロールと、該固定スクロールと一体化されて該旋回スクロールを支持するフレームとを有し、前記固定スクロール及び旋回スクロールのラップ同士を噛み合せて圧縮室が構成される圧縮機構部を備え、前記旋回スクロールと前記フレームとの間に該旋回スクロールの自転を防止するオルダムリングが介在し、該オルダムリングの両面に形成されたキーが前記旋回スクロール及び前記フレームに形成されたキー溝に往復摺動するスクロール型圧縮機において、
    前記キーが前記キー溝の側壁と摺動する側面部は、中央部の平面状摺動面と、該平面状摺動面の両側に延在される曲面状摺動面とで形成され、
    該曲面状摺動面は、曲面と、該曲面状摺動面に延在される直面とで形成されることを特徴とするスクロール型圧縮機。
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