JP3834535B2 - 自動車玩具におけるボディ取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、シャーシにボディを取り付ける自動車玩具におけるボディ取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のラジオコントロール自動車玩具としての模型自動車は、シャーシの前端または後端に係合爪を設けるとともに、シャーシの両サイドに被取付マウント部を設け、前記係合爪をボディの前端に設けた係止孔へ挿入するとともに、ボディの左右の内側に設けた係合部を各被取付マウント部の後側に設けた係止部に係合させることにより、シャーシに対してボディを取り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シャーシの前端または後端に設けた係合爪をボディの一端に設けた係止孔へ挿入し、ボディの左右の内側に設けた係合部を各被取付マウント部の後側に設けた係止部に係合させることにより、シャーシに対してボディを取り付けているので、例えばシャーシを前輪が取り付けられた前輪シャーシ部、中央シャーシ部、後輪が取り付けられた後輪シャーシ部に3分割してオフロード用とした場合、シャーシに対してボディを取り付けることができなくなる。
【0004】
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、シャーシの両サイドに設けた被取付マウント部と、この被取付マウントの前後の係止部に係合する、ボディに設けた係合部とで、シャーシに対してボディを取り付けることのできる自動車玩具におけるボディ取付構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動車玩具におけるボディ取付構造は前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、前後方向の壁面左右に割り溝12aと突起12cが形成されたシャーシの略中央部に一体的に形成された電池ボックス等の被取付マウント部12と、該被取付マウント部に形成された前記割り溝と対応する位置におけるボディ51の内壁面4か所に固定部61が取付けられ、該固定部から略直角方向に折曲された係合部63に前記突起に下面が案内される外側挟持片63aと、前記被取付マウントの前後の壁の内面に沿って移動する内側挟持片63bと、前記内外側挟持片と一体的に形成され前記割り溝に係合される連結係合突起63cとから構成したものである。
【0006】
請求項2の手段は、前記した請求項1において、前記被取付マウントが、前輪シャーシ部と後輪シャーシ部に対して独立して揺動できるように構成された中央シャーシ部に形成されていることを特徴とする
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施形態である模型自動車のシャーシの長さを最小にした状態の平面図、図2は図1に示したシャーシを下側から見た側面図、図3は図2に示したシャーシの電池ボックスから電池ボックスカバーを取り外した状態の側面図、図4は図1に示したシャーシの底面図、図5は図1に示したシャーシの電池ボックスから電池ボックスカバーを取り外してシャーシの長さを最大にした状態の平面図、図6は図5に示したシャーシを下側から見た側面図、図7は図5に示したシャーシの底面図、図8は第1および第2Aアームと取付部材を示す斜視図、図9は図1に示した第1Aアーム、第1Iアーム、第1連結アームおよび前輪用ダンパの取付状態を示す平面図、図10は図2に示した第1Aアーム、第1Iアーム、第1連結アームおよび前輪用ダンパの取付状態を示す側面図、図11は図4に示した第1Aアーム、第1Iアーム、第1連結アームおよび前輪用ダンパの取付状態を示す底面図、図12は図1に示した第2Aアーム、第2Iアーム、第2連結アームおよび後輪用ダンパの取付状態を示す平面図、図13は図2に示した第2Aアーム、第2Iアーム、第2連結アームおよび後輪用ダンパの取付状態を示す側面図、図14は図4に示した第2Aアーム、第2Iアーム、第2連結アームおよび後輪用ダンパの取付状態を示す底面図、図15〜図18は第1Aアーム、第1Iアーム、第1連結アームおよび前輪用ダンパの作用を示す説明図である。
【0008】
これらの図において、11はシャーシを示し、コントローラからの電波によって走行を制御される模型自動車を構成するものであり、前輪が取り付けられ、ステアリングを制御するためのサーボ機構が内蔵された前輪シャーシ部11fと、受信機が内蔵され、両サイドに被取付マウント部としての電池ボックス12が設けられた中央シャーシ部11cと、後輪が取り付けられ、後述するモータ41を収容する後輪シャーシ部11rとに3分割されている。
【0009】
13は電池ボックスカバーを示し、収容した電池が電池ボックス12から飛び出さないように、電池ボックス12に着脱可能に取り付けられるものである。
なお、中央シャーシ部11cの下側には、前側に後述する第1Aアーム21を取り付ける前側取付孔11hfが中央シャーシ部11cの前後方向に直交させて平行に複数設けられるとともに、後側に後述する第2Aアーム22を取り付ける後側取付孔11hrが中央シャーシ部11cの前後方向に直交させて平行に複数設けられている。
【0010】
21は第1Aアームを示し、中央シャーシ部11cに対して前輪シャーシ部11fを揺動自在に連結するものであり、平面視三角形状の頂部がボールねじ31で前輪シャーシ部11fの下側に揺動可能に取り付けられ、平面視三角形状の底部が中央シャーシ部11cの所定の前側取付孔11hfに支軸32で上下方向へ回動可能に取り付けられる。
そして、第1Aアーム21は、前側半分が平坦部とされ、後側半分が後側へ上昇する傾斜部とされている。
【0011】
22は第2Aアームを示し、中央シャーシ部11cに対して後輪シャーシ部11rを揺動自在に連結するものであり、平面視三角形状の頂部がボールねじ31で後輪シャーシ部11rの下側に揺動可能に取り付けられ、平面視三角形状の底部が中央シャーシ部11cの所定の後側取付孔11hrに支軸32で上下方向へ回動可能に取り付けられる。
そして、第2Aアーム22は、前側半分が後側へ下降する傾斜部とされ、後側半分が平坦部とされている。
【0012】
23は第1Iアームを示し、中央シャーシ部11cに対して前輪シャーシ部11fを揺動自在に連結するものであり、平面視I字状の一端がボールねじ31で前輪シャーシ部11fの上側に揺動可能に取り付けられ、平面視I字の他端が後述する第1連結アーム25の被取付片部25bまたは第1連結アーム26の被取付片部26bにボールねじ31で揺動可能に取り付けられる。
【0013】
24は第2Iアームを示し、中央シャーシ部11cに対して後輪シャーシ部11rを揺動自在に連結するものであり、平面視I字状の一端がボールねじ31で後輪シャーシ部11rの上側に揺動可能に取り付けられ、平面視I字の他端が後述する第2連結アーム28の被取付片部28bまたは第2連結アーム29の被取付片部29bにボールねじ31で揺動可能に取り付けられる。
【0014】
25は第1連結アームを示し、中央シャーシ部11cの上前側に、中央シャーシ部11cの前後方向に中央の直線部分を直交させて取付ねじ34で取り付けられる取付片部25aと、この取付片部25aの中央部分に、所定間隔をおいて平行に後輪シャーシ部11r側へ突出した2つの被取付片部25bと、取付片部25aの両端から前輪シャーシ部11f側へ所定長突出した2つの支持片部25cと、この支持片部25cの先端を連結する補強片部25dとで平面視ロ字状に構成され、取付片部25aの中央部分は上側へ門型に突出し、2つの支持片部25cは前輪シャーシ部11f側へ上昇した後に平坦となる形状に構成されている。そして、2つの被取付片部25bの後端側には、第1Iアーム23の他端がボールねじ31で下側に揺動可能に取り付けられている。
【0015】
26は第1連結アームを示し、中央シャーシ部11cの上前側に、中央シャーシ部11cの前後方向に中央の直線部分を直交させて取付ねじ34で取り付けられる取付片部26aと、この取付片部26aの中央部分に、所定間隔をおいて設けた2つの被取付片部26bと、取付片部26aの両端から前輪シャーシ部11f側へ所定長突出した2つの支持片部26cと、この各支持片部26cの先端を連結する補強片部26dとで平面視ロ字状に構成され、取付片部26aの中央部分は上側へ門型に突出し、2つの支持片部26cは前輪シャーシ部11f側へ上昇した後に平坦となる形状に構成されている。
そして、2つの被取付片部26bには、第1Iアーム23の他端がボールねじ31で下側に揺動可能に取り付けられている。
【0016】
なお、第1連結アーム25と第1連結アーム26とにおける、被取付片部25bと被取付片部26bとの長さの相違(差)、支持片部25cと支持片部26cとの長さの相違(差)は同じで、第1Aアーム21の底部を取り付ける前側取付孔11hfの最前端と最後端との間隔に同じである。
【0017】
27は前輪用ダンパを示し、各支持片部25c,26cの先端と前輪シャーシ部11fとの間にそれぞれボールねじ31などで取り付けられている。
【0018】
28は第2連結アームを示し、中央シャーシ部11cの上後側に、中央シャーシ部11cの前後方向に直交させて下側部分が取付ねじ34で取り付けられる正面視ロ字状の取付片部28aと、この取付片部28aの上側部分の中央部分に、所定間隔をおいて設けた2つの被取付片部28bと、取付片部28aの両端上側から後輪シャーシ部11r側へ所定長突出した2つの支持片部28cとで構成されている。
そして、2つの被取付片部28bには、第2Iアーム24の他端がボールねじ31で下側に揺動可能に取り付けられている。
【0019】
29は第2連結アームを示し、中央シャーシ部11cの上前側に、中央シャーシ部11cの前後方向に直交させて下側部分が取付ねじ34で取り付けられる正面視ロ字状の取付片部29aと、この取付片部29aの上側部分の中央部分に、所定間隔をおいて平行に後輪シャーシ部11r側へ突出した2つの被取付片部29bと、取付片部29aの両端上側から後輪シャーシ部11r側へ所定長突出した2つの支持片部29cとで構成されている。
そして、2つの被取付片部29bの後端には、第2Iアーム24の他端がボールねじ31で下側に揺動可能に取り付けられている。
【0020】
なお、第2連結アーム28と第2連結アーム29とにおける、被取付片部28bと被取付片部29bとの長さの相違(差)、支持片部28cと支持片部29cとの長さの相違(差)は同じで、第2Aアーム22の底部を取り付ける後側取付孔11hrの最前端と最後端との間隔に同じである。
【0021】
30は後輪用ダンパを示し、各支持片部28c,29cの先端と後輪シャーシ部11rとの間にそれぞれボールねじ31などで取り付けられている。31はボールねじを示し、球状の頭部31aと、この頭部31aに連設されたねじ部31bとで構成され、頭部31aが各アーム21〜26,28,29の保持孔に回動可能に保持される。32は支軸を示し、各Aアーム21,22を回動可能に取り付けるものであり、一端に鍔部32aが設けられ、他端に止め輪(Eワッシャ)33が係脱できる被取付溝32bが設けられている。
【0022】
次に、シャーシ11の組立について説明する。
先ず、取付部材(ボールねじ31〜取付ねじ34)を使用し、各アーム21〜25,28および各ダンパ27,30を使用するとともに、後端の前側取付孔11hfと前端の後側取付孔11hrとを利用し、中央シャーシ部11cに対して前、後輪シャーシ部11f,11rを取り付けると、図1〜図4に示すように、シャーシ11の長さを最小にした状態に組み立てることができるとともに、凹凸のある路面を走行できるシャーシ11とすることができる。
【0023】
また、取付部材(ボールねじ31〜取付ねじ34)を使用し、各アーム21〜24,26,29および各ダンパ27,30を使用するとともに、前端の前側取付孔11hfと後端の後側取付孔11hrとを利用し、中央シャーシ部11cに対して前、後輪シャーシ部11f,11rを取り付けると、図5〜図7に示すように、シャーシ11の長さを最大にした状態に組み立てることができるとともに、凹凸のある路面を走行できるシャーシ11とすることができる。
【0024】
なお、前記した実施の形態にあっては、第2連結アーム28,29として最小のものと最大のものを示して説明したが、該連結アームとしては2つの長さのものに限定されるものではなく、3種類以上の長さの異なるものを使用することで、ホイールベースの異なるシャーシ11を制作でき、また、第1連結アーム25,26についても同様である。
【0025】
このように構成したシャーシ11を備えた模型自動車を、平坦路を走行させると、中央シャーシ部11cに対して前、後輪シャーシ部11f,11cはねじれないので、図9〜図14に示す状態で走行させることができる。
【0026】
そして、凹凸のある路面を走行させると、走行路の凹凸により、図15〜図18に示すように、中央シャーシ部11cに対して前輪シャーシ部11fがねじれ、各前輪のタイヤが走行路を確実にグリップする。
【0027】
なお、凹凸のある路面を走行させたときの中央シャーシ部11cに対する後輪シャーシ部11rのねじれの図示は省略したが、前輪シャーシ部11fと同様にねじれ、各後輪のタイヤが走行路を確実にグリップする。
【0028】
上述したように、この発明の一実施形態によれば、走行路を全てのタイヤでグリップして凹凸のある路面でも安定した走行のできる模型自動車を提供することができる。また、シャーシ11全体の長さを可変できるので、ボディの長さに合わせてシャーシ11全体の長さを変化させて走行させることができる。
【0029】
そして、各Aアーム21,22の頂部を前、後輪シャーシ部11f,11rの下側に揺動可能に取り付けたので、中央シャーシ部11cに対して前、後輪シャーシ部11f,11rの動きがスムーズになり、各Aアーム21,22が走行の障害となるのを回避できる。
【0030】
さらに、各アーム21〜24は共通とし、第1および/または第2連結アーム25,26,28,29を交換することにより、シャーシ11全体の長さを可変できるので、少ない交換部品で所期の効果を得ることができる。
【0031】
なお、前記した実施の形態においては、シャーシ11全体の長さを変える手段として、第1、第2Aアーム21,22のシャーシ11への取付位置を変更し、かつ、長さの異なる第1、第2連結アーム25,26,28,29を交換して行う場合について説明したが、第1、第2Aアーム21,22と、第1、第2連結アーム25,26,28,29および第1、第2Iアーム23,24の長さの異なるものと交換してもシャーシ11の長さ(ホイールベース間の長さ)を変えることが可能である。
【0032】
図19はこの発明の一実施形態である模型自動車における駆動機構およびデフ機構の分解斜視図、図20は図19に示した駆動機構およびデフ機構を組み立ててデフロック板を取り付ける前の状態を示す斜視図である。
【0033】
これらの図において、14fは後輪シャーシ部11rを構成する前モータカバー、14rは後輪シャーシ部11rを構成する後モータカバーを示し、前、後モータカバー14f,14rは着脱可能に構成されている。41はモータを示し、前、後モータカバー14f,14rが形成する収容空間内に収容され、回転軸に駆動ギヤ42が取り付けられる。43は従動ギヤを示し、太径ギヤ部が駆動ギヤ42に噛み合うように支持軸44で後モータカバー14rに取り付けられる。45は車軸を示し、後モータカバー14rに回転可能に支持され、係止ブロック45aが設けられ、両端にホイールを介してタイヤが取り付けられる。
【0034】
46は内側すくばさギヤを示し、車軸45が挿通されて係止ブロック45aが図示を省略した係合凹部(46b)に係合することにより、車軸45と一体的に回転するかさギヤ46aと、このかさギヤ46aに噛み合う複数のピニオン46cとで構成されている。
【0035】
47は外側すくばさギヤを示し、車軸45が回転自由に挿通され、ギヤのない面に係止突起47bが設けられたかさギヤ47aと、このかさギヤ47aに噛み合う複数のピニオン47c(この複数のピニオンギヤ47cは複数のピニオン46cである。)とで構成されている。
【0036】
48は車軸45が回転自由に挿通されるデフギヤを示し、複数のピニオン46cを回転可能に収容する収容筒部48aが設けられ、この収容筒部48aの端に、所定間隔で複数の係止溝48bが設けられている。
【0037】
49はデフロック部材としてのデフロック板を示し、車軸45を挿通した状態で係止突起47bが係合する係合孔49aが設けられるとともに、収容筒部48aを塞いだ状態で各係止溝48bに係合する係合突起49bが所定間隔で周縁に設けられている。
【0038】
このデフ機構が従来のデフ機構と異なるのは、収容筒部48aに所定間隔で複数の係止溝48bが設けられている点と、デフロック板49を備えている点とで、ホイールを取り外すことにより、デフロック板49を着脱できる構成とされている。
【0039】
図19に示した分解状態の駆動機構およびデフ機構を組み立てると、図20に示すように組み立てることができる。
なお、図20に示すように、デフロック板49を取り付けない状態では、デフ機構は通常のデフ機構として機能する。
【0040】
しかし、図20に示す状態で、デフロック板49を取り付け、係合孔49aに係止突起47bを係合させるとともに、各係合突起49bを対応する係止溝48bに係合させると、モータ41の駆動力は、駆動ギヤ42、従動ギヤ43、デフギヤ48、デフロック板49、外側すくばさギヤ47、内側すくばさギヤ46を介して車軸45に伝達され、デフ機構の作用が無効、デフ機構がないのと同じになる。
【0041】
上述したように、この発明の一実施形態によれば、デフロック板49を着脱することで簡単に凹凸のある路面用または平坦路用とすることができる。
したがって、凹凸のある路面用から平坦路用、または、平坦路用から凹凸のある路面用への変更が少ないパーツで、作業性よくかつ簡単に切り換えることができる。
【0042】
図21はこの発明の一実施形態である模型自動車におけるボディの底面図図、図22、図23はシャーシに対してボディを取り付ける説明図である。
なお、図22、図23には、片側の割り溝しか図示されていないが、反対側にも同じものが同様な態様で設けられている。
【0043】
これらの図において、12は被取付マウント部としての電池ボックスを示し、中央シャーシ部11cの両サイドに一体的に設けられている。
そして、電池ボックス12を構成する前後の壁には、後述する係合部材61の段付き連結係合突起63cの先端部分が係合する係止部としての割り溝12aがそれぞれ設けられ、外側の下側に、係合部材61の外側挟持片63aを停止させるとともに、案内する突起12cが設けられている。
なお、各電池ボックス12の上側は、下側へ拡開するガイド面12bとなっている。
【0044】
51はボディを示し、両サイドの内側の電池ボックス12に対応する個所に、内側へ開放した平面視コ字状の係合部材61が取り付けられている。
61は係合部材を示し、側面がボディ51の内側に固定される固定部62と、この固定部62の前後端から内側へ突出した係合部63とで構成されている。
【0045】
そして、係合部63は、電池ボックス12の前後の壁の外面に沿って移動し、下端が突起12cで案内される外側挟持片63aと、電池ボックス12の前後の壁の内面に沿って移動する内側挟持片63bと、外、内側挟持片63a,63bを連結し、先端部分が割り溝12aに係合する段付き連結係合突起63cとで構成されている。
【0046】
次に、シャーシ11に対するボディ51の取付について説明する。
まず、ボディ51側の前後の外側挟持片63aを電池ボックス12の前後面に沿わせてシャーシ11(中央シャーシ部11c)をボディ51側へ押し込むと、段付き連結係合突起63cの先端がガイド面12bに当接するので、ボディ51の係合部材61が取り付けられた部分が左右に広がる。
【0047】
さらに、シャーシ11を押し込むと、段付き連結係合突起63cの先端が電池ボックス12の側面を割り溝12aの位置まで下降することにより、外側挟持片63aが突起12cに衝合するので、段付き連結係合突起63cは段付きの先端部分まで割り溝12a内へボディ51の弾性力へ入り込んで係合し、シャーシ11に対するボディ51の取付が完了する。
【0048】
このように段付き連結係合突起63cの先端部分が割り溝12aに係合すると、電池ボックス12の前後の壁は外、内挟持片63a,63bで挟持された状態となる。
【0049】
したがって、シャーシ11に対してボディ51を取り付けた状態では、電池ボックス12の前後の壁を外、内挟持片63a,63bで挟持することにより、シャーシ11に対するボディ51の前後方向への移動が阻止され、また、割り溝12aに段付き連結係合突起63cの先端部分が係合することにより、シャーシ11に対するボディ51の上下方向への移動が阻止されるので、シャーシ11に対してボディ51を確実に固定することができる。
【0050】
次に、ボディ51のシャーシ11から取り外しについて説明する。
まず、ボディ51を左右に広げて段付き連結係合突起63cの先端部分の割り溝12aとの係合を解除させながらシャーシ11をボディ51から引き抜くことにより、ボディ51をシャーシ11から取り外すことができる。
【0051】
上述したように、この発明の一実施形態によれば、シャーシ11の両サイドに設けた電池ボックス12と、この電池ボックス12の前後の割り溝12aに係合する、ボディ51に設けた係合部63とで、シャーシ11に対してボディ51を取り付けることができる。
【0052】
したがって、シャーシ11を前輪シャーシ部11f、中央シャーシ部11c、後輪シャーシ部11rに3分割してオフロード用としても、中央シャーシ部11cのみでシャーシ11に対してボディ51を取り付けることができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、シャーシの両サイドに設けた被取付マウント部と、この被取付マウントの前後の係止部に係合する、ボディに設けた係合部とで、シャーシに対してボディを取り付けたので、シャーシを前輪シャーシ部、中央シャーシ部、後輪シャーシ部に3分割したオフロード用としても、中央シャーシ部のみでシャーシに対してボディが取り付けられることから、前輪シャーシ部および後輪シャーシ部が中央シャーシ部に対して自由に揺動できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるプラモデルカーのシャーシの長さを最小にした状態の平面図である。
【図2】図1に示したシャーシを下側から見た側面図である。
【図3】図2に示したシャーシの電池ボックスから電池ボックスカバーを取り外した状態の側面図である。
【図4】図1に示したシャーシの底面図である。
【図5】図1に示したシャーシの電池ボックスから電池ボックスカバーを取り外してシャーシの長さを最大にした状態の平面図である。
【図6】図5に示したシャーシを下側から見た側面図である。
【図7】図5に示したシャーシの底面図である。
【図8】第1および第2Aアームと取付部材とを示す斜視図である。
【図9】図1に示した第1Aアーム、第1Iアーム、第1連結アームおよび前輪用ダンパの取付状態を示す平面図である。
【図10】図2に示した第1Aアーム、第1Iアーム、第1連結アームおよび前輪用ダンパの取付状態を示す側面図である。
【図11】図4に示した第1Aアーム、第1Iアーム、第1連結アームおよび前輪用ダンパの取付状態を示す底面図である。
【図12】図1に示した第2Aアーム、第2Iアーム、第2連結アームおよび後輪用ダンパの取付状態を示す平面図である。
【図13】図2に示した第2Aアーム、第2Iアーム、第2連結アームおよび後輪用ダンパの取付状態を示す側面図である。
【図14】図4に示した第2Aアーム、第2Iアーム、第2連結アームおよび後輪用ダンパの取付状態を示す底面図である。
【図15】第1Aアーム、第1Iアーム、第1連結アームおよび前輪用ダンパの作用を示す説明図である。
【図16】第1Aアーム、第1Iアーム、第1連結アームおよび前輪用ダンパの作用を示す説明図である。
【図17】第1Aアーム、第1Iアーム、第1連結アームおよび前輪用ダンパの作用を示す説明図である。
【図18】第1Aアーム、第1Iアーム、第1連結アームおよび前輪用ダンパの作用を示す説明図である。
【図19】この発明の一実施形態であるプラモデルカーにおける駆動機構およびデフ機構の分解斜視図である。
【図20】図19に示した駆動機構およびデフ機構を組み立ててデフロック板を取り付ける前の状態を示す斜視図である。
【図21】この発明の一実施形態であるプラモデルカーにおけるボディの底面図図である。
【図22】シャーシに対してボディを取り付ける説明図である。
【図23】シャーシに対してボディを取り付ける説明図である。
【符号の説明】
11 シャーシ
11f 前輪シャーシ部
11c 中央シャーシ部
11r 後輪シャーシ部
12 電池ボックス
12a 割り溝
12b ガイド面
12c 突起
13 電池ボックスカバー
51 ボディ
61 係合部材
62 固定部
63 係合部
63a 外側挟持片
63b 内側挟持片
63c 段付き連結係合突起

Claims (2)

  1. 前後方向の壁面左右に割り溝12aと突起12cが形成されたシャーシの略中央部に一体的に形成された電池ボックス等の被取付マウント部12と、
    該被取付マウント部に形成された前記割り溝と対応する位置におけるボディ51の内壁面4か所に固定部61が取付けられ、該固定部から略直角方向に折曲された係合部63に前記突起に下面が案内される外側挟持片63aと、前記被取付マウントの前後の壁の内面に沿って移動する内側挟持片63bと、前記内外側挟持片と一体的に形成され前記割り溝に係合される連結係合突起63cと、
    から構成したことを特徴とする自動車玩具におけるボディ取付構造。
  2. 前記被取付マウントは、前輪シャーシ部と後輪シャーシ部に対して独立して揺動できるように構成された中央シャーシ部に形成されていることを特徴とする請求項1記載の自動車玩具におけるボディ取付構造。
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