JP3833196B2 - 画像処理装置及び画像処理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びそのコンピュータプログラムに関し、特に、濃度の異なる同色相のインクを用いた画像出力に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カラープリンタの色分解画像処理(以下インク分解処理)は、図7のように構成されている、以下同図を用いてインク分解処理の説明を行う。図7において、701は輝度濃度変換部、702はUCR/BG処理部、703はBG量設定部、704はUCR量設定部である。輝度濃度変換部701において入力された輝度情報8ビットデータR’G’B’は以下のような式に基づきCMYへ変換される。
【0003】
C=−αlog(R’/255) ...(1)
M=−αlog(G’/255) ...(2)
Y=−αlog(B’/255) ...(3)
ただし、αは任意の実数である。
【0004】
次に、CMYデータは、BG量設定部703に設定されたβ(Min(C,M,Y),μ),及びUCR量設定部704に設定された値μ%により、
C’=C−(μ/100)*Min(C,M,Y) ...(4)
M’=M−(μ/100)*Min(C,M,Y) ...(5)
Y’=Y−(μ/100)*Min(C,M,Y) ...(6)
K’=β(Min(C,M,Y),μ)*(μ/100)*Min(C,M,Y) ...(7)
と変換される。ここで、β(Min(C,M,Y),μ)は、Min(C,M,Y)、及びμによって変わる実数で、この値により、Kインクの入れ方を設定することが出来る。UCR量及びBG量は、カラープリンタの色再現範囲と、Kインク(墨)の入れ方に伴うプリンタの粒状度に大きな影響を及ぼす為カラープリンタの色分解処理にとって非常に重要なパラメータとなる(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特公昭62−50015号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては、最近プリンタの粒状度を改善する為に搭載されているM(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)などのインクを稀釈して作られたLm(ライトマゼンタ)、Lc(ライトシアン)、Lk(ライトブラック)などのインクを使った、すなわち5色以上のインクへの分解はサポートされていない。本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明は、4色色分解されたテーブルを各C,M,Kについて、そのうちの1つ、または2つの組み合わせ、及び3色材全てをそれぞれ高濃度インクと低濃度インクとの組み合わせに分解し、色ずれを補正することにより、個々に対応した5色以上の色ずれなどの起きない色分解テーブルを作成する画像処理方法、画像処理装置及びそのコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、第1の色相の高濃度色材と前記第1の色相の低濃度色材を組み合わせたパッチを測色した値を用いて、分解対象となる前記第1の色相の濃度の高い色材を前記第1の色相の濃度の高い色材と前記第1の色相の濃度の低い色材との組み合わせに分解する濃淡分解手段と、前記分解対象となる濃度の高い色材を用いて形成したパッチの測色値と前記濃淡分解手段で分解して生成した前記濃度の高い色材と前記濃度の低い色材を用いて形成したパッチの測色値とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果に基づき、前記第1の色相とは異なる第2の色相の色材の量を調整することにより、前記濃淡分解手段における濃淡分解前後の前記第1の色相の色ずれを補正する色補正手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の好ましい実施の形態を説明する。
【0009】
(実施例1)
図1は本発明にかかる一発明の実施の形態におけるカラープリンタの色分解システムの全体構成を示すブロック図である。
【0010】
図1に示すように、本実施形態のカラープリンタの色分解システムは、C(シアン)、M(マゼンタ)、K(ブラック)等の濃度の高いインクと、Lc(ライトシアン)、Lm(ライトマゼンタ)、Lk(ライトブラック)等の濃度の低いインクを、それぞれ同色相のインクを組み合わせてパッチを出力し、測色するパッチ測定手段101と、C(シアン)、M(マゼンタ)、K(ブラック)等の濃度の高いインクのうちのいずれか一つ、または2つの組み合わせ、及び3つ全ての組み合わせを入力し前記測色するパッチ測定手段101により得られた測色データを基に、例えばC(シアン)をC(シアン)とLc(ライトシアン)の組み合わせに分解する濃淡分解手段102、及び前記濃淡分解手段102により分解されたC(シアン)とLc(ライトシアン)の組み合わせが、基のC(シアン)のみで構成される色からのずれを検出し、該C(シアン)とLc(ライトシアン)の組み合わせに、C(シアン)とLc(ライトシアン)以外の色材を加えたり足したりする事により色ずれを補正する色補正手段103とにより構成される。ここでは、C(シアン)の例を示したが、M(マゼンダ)、K(ブラック)の濃淡分解についても同様の方法で行なう。
【0011】
図2は、本発明の実施形態の一例となる色分解画像処理システムをあらわしている。同図において、201は画像信号入力装置としての分光光度計、202はコンピュータシステムとしてのパーソナルコンピュータであり、分光光度計201から読み取られた画像信号を入力し、編集・保管することが可能である、さらにここで得られた画像信号をディスプレイ203に表示させたり、カラープリンタ204から出力させることが可能である。
【0012】
図3は、図2の構成における主要部を機能モジュールとしてのブロックにより表現したブロック図である。
【0013】
同図において、301は、ユーザーが各種マニュアル指示等を入力するためのマウス及びキーボード313とコンピュータシステム202とをつなぐインターフェース(I/F)、302は、コンピュータシステム202と分光光度計201等画像入力機器をつなぐインターフェース(I/F)である。
303は、内部の各ブロックの動作を制御、或いは内部に記憶されたプログラムを実行することのできるCPUである。
304は、あらかじめ必要な画像処理プログラム等を記憶しておくROMである。
305はCPU303にて処理を行うために一時的にプログラムや処理対象の画像データを格納しておくRAMである。
306は処理対象の画像を表示したり、操作者へのメッセージを表示するディスプレイ装置203の制御を行うディスプレイ制御装置である。
307は、コンピュータシステム202とカラープリンタ204をつなぐインターフェース(I/F)である。
308は、RAM305等に転送されるプログラムや画像データをあらかじめ格納したり処理後の画像データを保存することのできるハードディスク(HD)である。
309は、コンピュータシステムの各所に保持する様々なデータを外部機器へ伝送したり、外部機器からの様々なデータを受信したりする事が可能なモデムやネットワークカード等の伝送機器314とコンピュータシステムをつなぐインターフェース(I/F)である。
310は、外部記憶媒体の一つであるCD(CD−R/CD−RW/DVD)に記憶されたデータを読み込み、或いは書き出すことのできるCDドライブである。
311は、310と同様にFDからの読み込み、FDへの書き出しができるFDドライブである。尚、CD,FD,DVD等に画像編集用のプログラム、或いはプリンタ情報等が記憶されている場合には、これらのプログラムをHD308上にインストールし、必要に応じてRAM305に転送されるようになっている。312は、外部ライン入力315やマイク316が接続され、外部からの音声データを入力する事のできるサウンドインターフェース(I/F)である。
【0014】
図4は、図2及び図3に示した構成上で、第1実施例を実施するための動作手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートに示す手順を記述したコンピュータ実行可能なプログラムを、あらかじめROM304に格納しておき、あるいは、あらかじめ外部記憶装置308に格納されているプログラムをRAM305上に読み込んだのちに、CPU303により該プログラムを実行することにより本実施例を実施する。
【0015】
以下に、本実施の形態における処理の流れを図4に示すフローチャートを用いて説明する。
【0016】
まず、ステップS401において、分解対象となる高濃度インクと同色相の低濃度インクを組み合わせたパッチを作成し出力する。このステップS401において作成するパッチ画像は例えば図5に示すように2次元的な構成をしており、片方の軸を高濃度インク、もう一方を低濃度インクのように構成され、各軸においてそれぞれのインクのインク値をふったパッチにより構成される。ここで言うインク値をふったパッチとは、例えば、プリンタが8bitの処理をするとすれば、インク値のとりうる値は0から255まで存在し、0から255の値を均等に分割し階調パッチを構成する。なお、色の変化の大きいところは密に分割し、色の変化が少ないところは疎に分割してもよく、0から255までの増加の仕方が不均等であっても良いのはもちろんである。
【0017】
次に、ステップS402においては、ステップS401において作成したパッチの格子点上の濃度値を分光光度計201を用いて測色し、読み取られた画像信号から高濃度インク、低濃度インクの混色を含む各インク値に対する濃度データを得る。得られた高濃度インク、低濃度インクの混色を含む各インク値に対する濃度データは、パーソナルコンピュータ202で編集、保管することが可能であり、また、後の処理の為RAM305に記憶されるか、容量が大きい場合は外部記憶装置308なども利用される。ステップS402を終えると、ステップS403へ進む。
【0018】
ステップS403においては、分解対象となるC(シアン)、M(マゼンタ)、K(ブラック)等の高濃度インクのインク値を取得する。ここで言うC(シアン)、M(マゼンタ)、K(ブラック)等の高濃度インクのインク値とは、前述したような公知の技術を用いて分解された4色色分解テーブル中にある該インク値を示す。入力された高濃度インクのインク値は、後の処理の為RAM305に記憶される。
【0019】
次に、ステップS404において、ステップS403において入力された高濃度インクのインク値を、S402で測色した濃淡色分解用パッチの濃度データを用いて、高濃度インクのインク値と低濃度インクのインク値とに濃淡分解する。図6に示すのは、このステップS404にて行われる処理の詳細を示すフローチャートである。以下、図6を用いてステップS404にて行われる処理を説明する。
【0020】
まず、ステップS601においては、高濃度インクを高濃度インクと低濃度インクとに分解する際の、合計の色材使用量を計算する。CMYK全体の色材使用量合計は記録紙毎に決まっており、分解後のインク毎の色材使用量はCMYK全体の色材使用量合計と分解前の高濃度インクの比率から決まる。例えば、普通紙の最大色材使用量を180%とし、画像上のある座標の画素を高濃度インク、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのみを用いて再現した場合、各高濃度インクをそれぞれC(シアン)50%、M(マゼンタ)30%、Y(イエロー)10%、K(ブラック)10%、計100%で表現できたとする。使用する記録紙である普通紙の最大色材使用量は180%であるので、180−(50+30+10+10)より、残り80%のインクをのせることが可能である。ここでは、C(シアン)、M(マゼンタ)のみ濃淡分解を行なうとすると、分解前のC(シアン)、M(マゼンタ)のインク量の比率5:3より、C(シアン)をさらに50%、M(マゼンタ)をさらに30%追加できる。よって、この場合、高濃度インクを高濃度インクと低濃度インクに分解する際の合計の色材使用量は、C(シアン)とLc(ライトシアン)の合計100%、M(マゼンタ)とLm(ライトマゼンタ)の合計60%、Y(イエロー)10%、K(ブラック)10%となる。
【0021】
次に、ステップS602においては、ステップS403において入力された分解対象となる高濃度インクのインク値に対応した低濃度インクのインク値、または高濃度インクのインク値と低濃度インクのインク値との組み合わせを、図5に記された等濃度ラインとステップS601により設定された色材使用量との交点から得る。低濃度インクのインク値、または高濃度インクのインク値と低濃度インクのインク値の組み合わせは、後の処理の為RAM305に記憶されるか、容量が大きい場合は外部記憶装置308なども利用される。
【0022】
ステップS602を終えると、ステップS404における処理を終了し、ステップS405へ進む。
【0023】
ステップS405においては、ステップS404において得られた低濃度インクのインク値、または高濃度インクのインク値と低濃度インクのインク値の組み合わせパッチ(図8(b))を実際に印刷して、分光光度計201で測ったデータの内、Dc(シアン成分濃度)、Dm(マゼンタ成分濃度)、Dy(イエロー成分濃度)、Dvis(視覚濃度)等の各色成分濃度データを、ステップS403において入力された分解対象となるインクのインク値のパッチ(図8(a))を測色した各色成分濃度データと比較し(図8参照)、差分を得る。得られた差分データは、後の処理の為RAM305に記憶される。
【0024】
ステップS406において、ステップS405で検出された各インクの色ずれの合計が所定閾値E以下であるか判定する。判定閾値がE以下の場合色ずれがほとんどないとして処理を終了する。一方、ステップS406の判定結果がEか所定値E以上の場合、色ずれ量処理が必要なレベルであるので、ステップS407に進む。ステップS407において、ステップS405において算出された各色成分濃度のずれ(差分)に応じ、該分解対象となる高濃度インク及同色相の低濃度インクはそのままにし、その他の色材の各インク値を調整し、濃淡分解後のずれを補正する。これは各イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタインク成分が完全に他の色成分を含まない理想的な記録剤ではなく、他の色成分も若干含んでいるという特性を考慮して、例えば、シアン成分の色ずれを補正するためにシアン成分以外のインク(マゼンタ、ライトマゼンタ、イエロー、ブラック)の量を調整することにより、シアン以外のインクに含まれるシアン成分を加減することで実現される。例えば、シアンとライトシアンの組み合わせを調整する場合、分解対象であり、かつ色ずれ補正を行なう対象であるシアン、ライトシアンそのものは変更せずに、マゼンタ、ライトマゼンタ、イエロー、ブラック、ライトブラックの色材を加えたり減らしたりすることで色ずれを調整する。その結果シアン成分の色ずれ調整を終える。次に、色ずれ補正対象をマゼンタ、ライトマゼンタとして同様に、シアン、ライトシアン、イエロー、ブラック、ライトブラックの色材を調整することで色ずれ補正を行なう。ブラックの場合も同様である。
【0025】
ステップS407を終えると、S405に戻り、再度、S403において取得されたインク値の各色成分濃度データと、S407で生成された色分解テーブルを用いて分解されたインク値の各色成分濃度データとを比較し、色ずれの評価を行い、S406の条件が満たされるまで色ずれ補正処理を繰り返す。
【0026】
(第2の実施例)
前記第1の実施例においては、ステップS402における測色において、濃度値を測色し、S602における濃淡分解には濃度データを参照していたが、これに限るものではない。
【0027】
すなわち、測色値として明度値(L*)を使っても良く、その場合には図5に示されるようなパッチ画像上に等明度ラインを引くことにより任意の色材使用量との交点からそれぞれの濃淡分解の解を見出しても良いのはもちろんである。
【0028】
(第3の実施例)
前記第1の実施例及び第2の実施例においては、ステップS405における色ずれ検出には各色成分濃度を使用していたが、本発明はこれに限るものではない。
【0029】
すなわち、CIE−LABやXYZ空間上で前述した差分データを評価することにより色ずれを算出してもよく、その場合にはステップS406における該分解対象となる高濃度インク及同色相の低濃度インクと他色材の各インクを分光光度計201を用いて測定し、測定したデータをCIE−LABやXYZ空間に変換して評価を行えばよい。
【0030】
(変形例)
また、本発明は上記実施の形態を実現する為の装置及び方法のみに限定されるものではなく、上記システム又は装置内のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に、上記実施の形態を実現する為のソフトウエアのプログラムコードを供給し、このプログラムコードに従って上記システムあるいは装置のコンピュータが上記各種デバイスを動作させることにより上記実施の形態を実現する場合も本発明の範疇に含まれる。
【0031】
またこの場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給する為の手段、具体的には上記プログラムコードを格納した記憶媒体は本発明の範疇に含まれる。
【0032】
この様なプログラムコードを格納する記憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0033】
また、上記コンピュータが、供給されたプログラムコードのみに従って各種デバイスを制御することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合だけではなく、上記プログラムコードがコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上記実施の形態が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の範疇に含まれる。
【0034】
更に、この供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上記実施の形態が実現される場合も本発明の範疇に含まれる。
【0035】
また、上述した種々の特徴点の少なくとも1つを含む構成であれば本発明の範疇に含まれる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、4色色分解されたテーブルを各、C,M,Kについて、そのうちの1つ、または2つの組み合わせ、及び3色材全てをそれぞれ独立に分解し、色ずれを補正することにより、個々に対応した5色以上の色ずれなどの起きない色分解テーブルを作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における色分解画像処理システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態における色分解画像処理システムの一例を示す図である。
【図3】図2に示す色分解画像処理システムの各モジュールを示す図である。
【図4】本発明の実施の形態における色分解画像処理の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明第一の実施の形態における濃淡色分解用パッチの一例を示す図である。
【図6】本発明第一の実施の形態における色分解画像処理システムの構成の一部を示す図である。
【図7】従来のカラープリンタの色分解画像処理を説明する図である。
【図8】入力濃インクのパッチと濃淡分解結果のパッチとの比較を説明する図である。
Claims (7)
- 第1の色相の高濃度色材と前記第1の色相の低濃度色材を組み合わせたパッチを測色した値を用いて、分解対象となる前記第1の色相の濃度の高い色材を前記第1の色相の濃度の高い色材と前記第1の色相の濃度の低い色材との組み合わせに分解する濃淡分解手段と、
前記分解対象となる濃度の高い色材を用いて形成したパッチの測色値と前記濃淡分解手段で分解して生成した前記濃度の高い色材と前記濃度の低い色材を用いて形成したパッチの測色値とを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づき、前記第1の色相とは異なる第2の色相の色材の量を調整することにより、前記濃淡分解手段における濃淡分解前後の前記第1の色相の色ずれを補正する色補正手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記第1の色相は、C(シアン)、M(マゼンタ)、K(ブラック)のいずれかの色相であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記第1の色相の高濃度色材と前記第1の色相の低濃度色材を組み合わせたパッチを測色した値と、前記比較手段で比較する測色値は、濃度値であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記第1の色相の高濃度色材と前記第1の色相の低濃度色材を組み合わせたパッチを測色した値と、前記比較手段で比較する測色値とは、明度値であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記濃淡分解手段は、前記第1の色相の濃度の高い色材及び前記第1の色相の濃度の低い色材を組み合わせた際の合計色材使用量を計算する色材使用量計算手段と、
前記合計色材使用量、及び、前記第1の色相の高濃度色材と前記第1の色相の低濃度色材を組み合わせたパッチを測色した値に基づき、前記第1の色相の濃度の高い色材と前記第1の色相の濃度の低い色材の各色材量を計算する色材計算手段と
を具備することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 第1の色相の高濃度色材と前記第1の色相の低濃度色材を組み合わせたパッチを測色した値を用いて、分解対象となる前記第1の色相の濃度の高い色材を前記第1の色相の濃度の高い色材と前記第1の色相の濃度の低い色材との組み合わせに分解する濃淡分解ステップと、
前記分解対象となる濃度の高い色材を用いて形成したパッチの測色値と前記濃淡分解ステップで分解して生成した前記濃度の高い色材と前記濃度の低い色材を用いて形成したパッチの測色値とを比較する比較ステップと、
前記比較ステップによる比較結果に基づき、前記第1の色相とは異なる第2の色相の色材の量を調整することにより、前記濃淡分解手段における濃淡分解前後の前記第1の色相の色ずれを補正する色補正ステップと、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 上記請求項6の画像処理方法におけるステップをコンピュータに実現させるためのプログラム。
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