JP3830818B2 - 剛性レーンの弾性積層体及びその製造方法 - Google Patents
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Description
(発明の背景)
(技術分野)
本発明は、弾性積層体に一般的には関するものであり、より詳細には、弾性重合体フィルムコアと、その弾性重合体フィルムコアのそれぞれの側に結合した伸張性の不織布ウェブからなる少なくとも1つの層を有し、かつ、積層体中に置かれた1又はそれ以上の実質的に非弾性で非伸張性の領域を有する、積層体に関する。
【0002】
(背景技術)
柔らかく、快適な外側表面を有する、耐引き裂き性のある弾性積層体に対する必要性が認識されている。例えば、おむつ等のパーソナル衛生製品においては、様々な使用者の異なる体に快適に適合し、その適合性及び快適さを向上させ、漏れを減らし、かつ、接着剤及び機械的ファスナーと適合し得るように、伸張され得る弾性のある耳が必要である。それ故に、天然フィルム又は合成ゴムフィルムに比較され得る、横方向の伸びからの弾性回復を有し、またLYCRA(登録商標)合成繊維又はフィラメントからなる耐久性のある綿又は織物と同様の耐引き裂き性を有する、軽量の衣類の様なフィルムをベースとした積層体を与える必要がある。しかしながら、弾性積層体の製造は、弾性特性のために難しい。加えて、弾性のある耳として使用するために、耐引き裂き性のある積層体は、他の物質と結合されなければならない。弾性フィルム又は積層体の弾性特性は、物質間の結合箇所が硬くなければならないので、他の物質に積層体又はフィルムを結合させるのが困難であり得る。それ故に、ハイブリッドな弾性特性及び非弾性特性を有し、かつ、他の成分への弾性積層体の結合を容易にし得る、弾性積層体が必要である。
【0003】
(発明の要旨)
本発明は、弾性ウェブ、その弾性ウェブの第一の側に結合した第一の不織布、及び、その弾性ウェブの第二の側に結合した第二の不織布を有する。積層体は、積層体中に延びる少なくとも1つの弾力性のないレーン又は剛性レーン、及び、少なくとも1つの弾性レーンを有する。
【0004】
(詳細な説明)
本発明の構造及び操作は、添付の図面と共に下記詳細な説明を参照することによって、より完全に理解され得る。
本明細書中で使用される通りの、用語「不織布ウェブ」は、繊維−繊維の融合によって、繊維の絡み合いによって、又は、点結合等の熱結合によって、繊維同士が結合させられている、ウェブを形成するための、無作為に置かれた繊維又はフィラメントから形成される織物を意味する。
【0005】
本明細書中で使用される通りの、用語「機械方向」は、前駆体ウェブが形成される方向を意味し、それは切断されていないウェブの縦方向であり、矢印MDで示される。
【0006】
本明細書中で使用される通りの、用語「横方向」は、機械方向に対して90°で配置された交差した方向を意味し、それは矢印TDで示される。
【0007】
ここで図面、特には図1A及び1Bを参照すると、弾性のないレーン又は剛性レーン積層体100として説明される本発明の実施態様が示されている。弾性のないレーン積層体100は一般的には、第一の不織布101、第二の不織布102、及び、第一の不織布101と第二の不織布102との間に結合した弾性層103を含む。弾性のないレーン100はまた、弾性レーン150を有し、弾性レーン150の対峙する側に、第一の弾性のないレーン110及び第二の弾性のないレーン120が置かれている。弾性のないレーン110及び120は、積層体100の端107、109のそれぞれに沿って置かれるのが好ましく、弾性レーン150に隣接し、またそれによって分離されている。1つの実施態様において、積層体100は、横方向TDの幅が約160mmであり、弾性のないレーン110、120のそれぞれは、横方向TDが約25mmであり、かつ弾性レーン150は、横方向TDが約110mmである。
【0008】
弾性重合体フィルム103は、メタロセンをベースとした低密度ポリエチレン(m−LDPE)、若しくは、スチレン/ブタジエン/スチレン(SBS)、スチレン/エチレン−ブチレン/スチレン(SEBS)、エチレン酢酸ビニル(EVA)、熱可塑性ウレタン、又は、架橋ゴムを含むブロック共重合体混合物のいずれか一方から形成され得る。例示の実施態様において、メタロセンで触媒作用を及ぼされたポリエチレンフィルムが、弾性重合体フィルム103として使用された。弾性重合体フィルム103の坪量は、約18g/m2〜約100g/m2であり得る。m−LDPEフィルムの坪量は、約25g/m2であるのに対して、ブロック共重合体フィルムの坪量は、約50g/m2である。架橋ゴムの坪量は、約30g/m2〜約100g/m2であり得る。弾性層103として使用するのに適する物質としては、エクソン社のLD202.48樹脂から形成されるLDPE約25%及び、エクソン社のECD357C32樹脂から形成されるメタロセン−LLDPE約75%からなる混合物が挙げられる。LD202.48の密度は、約0.917g/ccであり、メルトインデックスは約12である。ECD357C32の密度は約0.917g/ccであり、メルトインデックスは約3.0である。
【0009】
弾性重合体フィルム103は、第一及び第二の不織布101、102の破断引張り(stretch to break)値よりも大きい破断引張り特性を有する。優れた弾性を有することに加えて、弾性重合体フィルム103は耐穴あき性であることも望ましい。例えば、弾性のないレーンの積層体100が、おむつ製品のプルタブ又は耳を形成するのに使用される場合、積層体は、長い指の爪によって簡単には穴があけられないことが重要である。不織布物質は一般的には、殆ど又は全く耐穴あき性を与えないので、弾性重合体フィルム103は、少なくとも400gの、1つの実施態様では700gより大きいダーツ衝撃(Dart Impact)値によって表される通りの、耐穴あき性を有するべきである。更には、弾性重合体フィルムは、穴のある(perforated)フィルムであってもよいし、孔のある(apertured)フィルムであってもよい。
【0010】
例示の実施態様において、坪量25g/m2の低密度ポリエチレンフィルム(m−LDPE)を、多層積層体中の弾性重合体フィルム103として使用した。m−LLDPEフィルムを試験し、下記表1に列挙される引張り特性を有することが判った。
【0011】
【表1】
【0012】
第一及び第二の不織布ウェブ101、102は、均一性に優れるが、ランダムにフィラメント/繊維が分散している、非弾性熱可塑性繊維から形成されている。繊維の配向は、或る程度繊維をランダムにするようにすべきであるが、少なくともランダムな繊維の幾つかは、ウェブの機械方向MDに対して、10°以上の角度で配置されている。本発明の好ましい実施態様においては、不織布ウェブ101、102は、フィラメント当たり少なくとも約1.5デニール、好ましくは約2.0〜約3.5デニールの、長さ値によって割られた質量を有する、スパンボンド不織布繊維から形成されている。繊維の重合体組成は、ポリオレフィンであるのが望ましく、好ましくはポリプロピレン又はポリエチレン/ポリプロピレンの混合物、又は混合物の1成分としてポリプロピレンを有する他の2成分系の混合物である。
【0013】
1つの実施態様において、不織布ウェブ101、102を形成する際の前駆体ウェブとして使用された、スパンボンド熱可塑性ポリプロピレン不織布織物は、イスラエルのHolonにあるAvgol Nonwoven Industiries社によって製造され、下記表2に列挙した特性を有する。
【0014】
【表2】
【0015】
上記表2に記載される当初の不織布織物は、好ましくはChares B. Hassenboehler, Jr等へ1996年4月16日に再発行された、発明の名称「不織布ウェブの後処理(POST-TREATMENT OF NONWOVEN WEBS)」の、米国再発行特許第35206号明細書に記載される、不織布ウェブの後処理方法に従って、側部が圧密化された。より詳細には、説明的な実施態様において、幅1.37m(54インチ)の当初の前駆体不織布ウェブは、幅0.84m(33インチ)まで側部が圧密化され、その結果約1.6:1のネック−ダウン(neck-down)比(圧密化された幅に対する元の幅の比)が生じた。第一及び第二の不織布ウェブ101、102を形成する際に、少なくとも約1.3:1〜約4:1(圧密化された幅に対する元の幅)の因子によって前駆体ウェブを圧密化するのが、一般的には望ましい。上記に記載される通り、それぞれの不織布ウェブを構成する熱可塑性繊維は、ウェブ内でランダムに置かれ、好ましくは機械方向MDから約10°より大きい角度で曲げられる。好ましくは、熱可塑性繊維の少なくとも約2%で、かつ約50%までが、曲げられた方向に配置されるのが好ましい。また、前駆体ウェブの坪量は、約14g/m2〜約60g/m2(0.003lb./ft2〜0.012lb./ft2)の範囲内であるのが望ましい。
【0016】
重要なことには、第一及び第二の不織布ウェブ101、102が、圧密化後に、横方向TDに測定される本質的な特性を有する。圧密化は、約20%〜約200%の横方向の非弾性伸び率の範囲を与え、また580N/m(1500g/インチ)より大きい横方向の極限の破断力を有するのに充分であるべきである。例示の不織布ウェブ101、102は、約1.6:1のネック−ダウン比まで、上記に記載される通りに圧密化された。次いで、圧密化された不織布ウェブは、試験され、下記表3に列挙される伸び特性を有することが判った。
【0017】
【表3】
【0018】
形成後、第一及び第二の不織布ウェブ101、102を、エラストマーフィルム103に結合させた。より詳細には、図2に示される通り、第一の不織布ウェブ101の底面20を、フィルム103の上面14に結合させ、第二の不織布ウェブ102の上面24を、エラストマーフィルム103の底面16に結合させる。加えて、結合は、エラストマーフィルム103によって、第一の不織布ウェブ101の繊維を、第二の不織布ウェブ102の繊維に結合させることからなり得る。好ましくは、それぞれのウェブ101、102と、エラストマーフィルム103との間の結合は、超音波結合又は融合結合を使用することによって同時に行われる。この目的のために、第一及び第二のウェブ101、102のランダムに配置された繊維の少なくとも約10%が、ほぼ等しい軟化温度を有するのが望ましい。この様にして、不織布ウェブ101、102は、好ましくは熱エネルギー及び機械エネルギーを組み合わせることによって、溶接されて、幅155N/m(400g/インチ)より大きい剥離力を与える。
【0019】
ここで図3を参照すると、それぞれの層の界面の合計の接触表面積の少なくとも3.0%の溶接面積が、充分な剥離力を与えるために、結合中で関係すべきである。図3に説明される幾何学的パターンに配列された、直径1/8mmの溶接領域のパターンは、必要な相互結合面積を与えるのに十分である。説明的な例において、横方向TDの直径1/8mmの共通した結合領域26の間隔28は、4mmである。説明的な例の、機械方向MDの直径1/8mmの共通した結合領域26間の間隔30は、7mmである。図3に説明される通り、1/8mmの共通した結合領域26は、「ジグザグ」模様を使用して、一連の白抜きの台形図を形成するように配列されている。図3に説明される配列によって与えられる間隔をおいた点結合により、積層体100の全ての層101、102、103が充分につながれることが確実になり、また層101、102、103の何れか一つに、又は、全体として積層体100に働かせられる力が、層101、102、103の全てに渡って分散されることが確実になる。この配列は、2つの隣接して置かれた層のみを結合する接着剤結合又は押出し積層とは顕著に異なる。
【0020】
積層体100の第二の例示の実施態様が、図4に説明されており、それは5層の組成物を含む。この実施態様において、5層の積層体100は、中心に置かれたエラストマーフィルム103のそれぞれの側に不織布ウェブからなる2つの外層を含む。より詳細には、第一の不織布ウェブ101a及び第二の不織布ウェブ101bは、互いに結合し、またエラストマーフィルム103とそのフィルム103の上側で結合しており、第三の不織布ウェブ102a及び第四の不織布ウェブ102bは、互いに結合し、またエラストマーフィルム103の底面に結合している。不織布ウェブ101a、101b及び102a、102bからなる2つの2層により、積層体100の柔らかい外表面を維持しながら、積層体100は強化される。これまでに記載した3層の積層体100からなる実施態様と同様に、この実施態様において、それぞれの不織布ウェブを構成する繊維の少なくとも一部は、同様の軟化温度を有することが必要である。5層の積層体100を形成する際、全ての層、即ち第一の不織布ウェブ101a、第二の不織布ウェブ101b、エラストマーフィルム103、第三の不織布ウェブ102a、及び、第四の不織布ウェブ102bは、超音波溶接又は他の点融合溶接方法によって同時に結合されてもよい。その代わりに、その様に望む場合には、第一及び第二の不織布ウェブ101a、101bを、互いに予め結合させて、単一の構造を形成させ、また第三及び第四の不織布ウェブ102a、102bを、互いに予め結合させて、第二の構造を形成させて、その後この様に形成された2つの不織布ウェブ構造をエラストマーフィルム103に結合させてもよい。
【0021】
上記に説明されるとおり、不織布ウェブ101、102は、2又はそれ以上の不織布物質からなる層から構成されていてもよい。また、その様に望む場合には、エラストマーフィルム103は、より大きい耐引き裂き性を与え、また破局的な破壊が起こりうるのを最小限にするために、同じ又は対等の異なる弾性特性を有するフィルムからなる2又はそれ以上の層から構成されていてもよい。この配列においては、不織布ウェブは、組み合わせられた多層のエラストマーフィルム103の上面及び底面にそれぞれ結合される。
【0022】
圧密化されたウェブ101〜102、及び、その様に望む場合には、代わりの実施態様において、更なる不織布ウェブは、上記に記載される通り結合させられて、200%までの伸び率範囲を有し、また弾性レーン150の極限破断力が772N/m(200g/インチ)より大きい、積層体構造100を形成する。積層体100の複数の層は、融合結合によって共に結合させられ、それは隣接して置かれた層の合計の接触表面積の少なくとも3.0%の集合領域、及び、154N/m(400g/インチ)より大きい単位当たりの剥離強度幅を有する。弾性レーン150において、エラストマーフィルム103が複数の層からなるフィルムである場合、エラストマーフィルム構造の全ての層は、積層体構造を結合する間に、同時に結合されてもよい。
【0023】
本発明において、弾性レーン150は、上記に記載される通り、不織布101及び102、若しくは、101a、101b、102a及び102bと、エラストマーフィルム103の基本的な積層体によって与えられる、弾性特性を有するのが典型的である。エラストマーフィルム103、及びエラストマーフィルム103のそれぞれの側に結合した2つの不織布ウェブ101、102を有する、上記に記載される例示の実施態様の測定された伸び特性を、表4に列挙する。積層体100の弾性レーン150を有する50.8mm(2インチ)の幅の試料は、上記に記載される方法に従って組み立てられ、76.2mm(3インチ)のジョーギャップ及び508mm/分(20インチ/分)のクロスヘッド速度を使用して、試験された。
【0024】
【表4】
【0025】
上記表4に列挙されている測定された伸び特性に加えて、更なる試料に、試料の幅を横切って、12.7mm(1/2インチ)の深さにスリットを入れ、次いで、引き裂きを誘発するように引き伸ばした。試料の幅を横切って引き裂かれる前に破壊した試料を始めた。この試験により、積層体100の弾性レーン150の優れた耐引き裂き性が明らかに示された。
【0026】
ここで、図5を参照すると、図1A及び1Bの実施態様の変形が示されており、第一の弾性のないレーン110は、第一の不織布101と弾性層103との間に置かれた第一の補強ストリップ111によって生じさせられており、また第二の弾性のないレーン120は、第一の不織布101と弾性層103との間に置かれた第二の補強ストリップ121によって生じさせられている。1つの実施態様において、補強ストリップ111、121は、厚み約0.0254mm(1mil)のある長さのポリエチレンフィルムである。ストリップ111、121は、積層体100の端7、9のそれぞれに隣接して位置させられている。第一の不織布ウェブ101は、補強ストリップ111、121の上面に結合させられており、その底面は、弾性層103の上面に結合させられており、また第二の不織布ウェブ102は、弾性層103の底面に結合させられている。
【0027】
代わりに、補強ストリップ111、121は、不織布ウェブ101、102の片方又は両方の外側表面上に置かれてもよい。この様なケースでは、ストリップ111、121は、積層体100の端7、9のそれぞれに隣接して位置させられている。しかしながら、第一の不織布ウェブ101は、弾性層103の上面に結合させられており、また第二の不織布ウェブ102は、弾性層103の底面に結合させられている。
【0028】
ストリップ111、121は、同様の融解温度を有するもの、又は、同じ物質から形成されているもの等の、第一及び第二の不織布101、102と適合する他の重合体物質から形成されてもよく、その結果それらは互いに容易に結合し、また一工程の積層方法によって、積層体100を形成することが可能になるであろう。積層体100は、不織布101、102よりも大きい、弾性伸び値、及び、少なくとも約4.65g/mm 2 (3000g/インチ 2 )の極限破断力を有し得る。
【0029】
補強ストリップ111、121として使用するのに適する物質としては、単独重合体のポリプロピレン、衝撃共重合体のポリプロピレン、及び、メタロセン系の単独重合体のポリプロピレン等が挙げられる。特別な例としては、エクソン社の樹脂PP4403から製造されたEX−29 厚み0.0254mm(1.0mil)の単独重合体のポリプロピレン、エクソン社のPD7623樹脂から製造されたXPP−420 厚み0.0381mm(1.5mil)の衝撃共重合体のポリプロピレン、及び、EX−531D 厚み0.0381mm(1.5mil)のメタロセン系の単独重合体のポリプロピレン等が挙げられる。
【0030】
下記表5には、同定された物質及び厚みを有する、その中に111、121等の補強ストリップを有する積層体100の弾性のないレーン110、120での、横方向TDの引張り変形試験の結果が記載されている。試験は、2インチのジョーギャップ及び508mm/分(20インチ/分)のクロスヘッド速度を使用して、行われた。横向きの変形は、弾性のないレーン110、120内で測定された。試験された弾性のないレーン110、120に隣接する弾性レーン150で行われた試験結果も、比較のために含まれている。
【0031】
【表5】
【0032】
ここで図6を参照すると、図1A及び1Bの弾性のないレーン積層体100の他の変形の断面が示されており、第一の弾性のないレーン110は、第一の弾性のないレーンの補強結合領域112によって生じさせられており、また第二の弾性のないレーン120は、第二の弾性のないレーンの補強結合領域122によって生じさせられている。この変形による、補強結合領域112、122は、第一の不織布ウェブ、好ましくは第二の不織布ウェブ101、102と、弾性層103との間の領域の実質的に全てが相互に結合されている領域を含む。第一及び第二の不織布ウェブ101、102は、ウェブ112、122を構成する繊維が実質的に融合する結果として、補強結合領域112、122内にフィルム状の層が更に形成されてもよい。これによりまた、弾性層103に渡ってウェブ内繊維結合も生じてもよい。
【0033】
ここで図7を参照すると、図1A及び1Bの弾性のないレーン積層体100の他の変形の斜視図が示されており、第一の弾性のないレーン110は、第一の弾性のないレーンの補強結合点113によって生じさせられており、また第二の弾性のないレーン120は、第二の弾性のないレーンの補強結合点123によって生じさせられている。説明される通り、補強結合点113、123は、例として、横方向TDに弾性のないレーン110、120の幅を横切って延びる、ラインセグメントとして形成される。上記の補強結合領域112、122と同様に、第一及び第二の不織布101、102のラインセグメント内に、フィルム状の層が形成されてもよい。一つの実施態様においては、ラインセグメントとして形成される、補強結合点113、123は、機械方向MDの幅約3.175mm(1/8インチ)であり、約6.35mm(1/4インチ)未満離されている。補強結合点113、123を含む、相互に結合した表面積は、弾性のないレーン110、120のそれぞれの合計の相互に対峙する表面積の3%以上であるのが顕著である。一つの実施態様においては、その面積は、これらの領域の少なくとも約15%であり、好ましくは約20〜約30%である。補強結合点113及び123は、弾性のないレーン110及び120のそれぞれを横切って連続して延びるラインセグメントとして説明されているが、補強結合点113及び123は、不連続のラインセグメントであってもよいし、多数の環状結合点であってもよいし、機械方向MDの弾性のないレーン110及び120内に硬さを生じさせる、如何なる他の一連の結合点であってもよい。
【0034】
ここで図8を参照すると、図1A及び1Bの弾性のないレーン積層体100の他の変形の断面図が示されており、第一の弾性のないレーン110は、第一の接着剤層114によって生じさせられており、また第二の弾性のないレーン120は、第二の接着剤層124によって生じさせられている。この変形においては、接着剤層114、124は、第一の不織布、好ましくは第二の不織布101、102と、弾性層103との間に置かれている。1つの実施態様においては、接着剤層114、124は、不織布101、102内の繊維を、他のこの様な繊維に、また弾性層103に接着させる。
【0035】
ここで図9を参照すると、更なる実施態様において、3つの弾性のないレーン、第一210、第二220、及び第三230、並びに、2つの弾性レーン250、260がある。第一及び第二の弾性のないレーン210、220は、レーン230を実質的にその間の中心に置きながら、積層体200の端107及び109のそれぞれに沿って、置かれ得る。第一の弾性レーン250は、弾性のないレーン210及び230に隣接し、かつ弾性のないレーン210及び230を分けており、第二の弾性レーン260は、弾性のないレーン220及び230に隣接し、かつ弾性のないレーン220及び230を分けている。
【0036】
ここで図10を参照すると、片側に非弾性領域310を有する弾性タブ300が示されている。弾性タブ300は、中心線CLに沿って、機械方向MDに積層体100を切断し、そして横方向TDに積層体100、200からなるストリップを切断することによって形成される。それ故に、弾性タブ300は、弾性のないレーン110、120、210、220及び230の1つによって形成される非弾性領域310、並びに、弾性レーン150、250、260の一部によって形成される弾性領域350を含有する。1つの例示の実施態様においては、非弾性領域310によって形成されたもの等の、弾性タブ300の片末端は、おしめ等の衛生物品に、接着剤でつける等によって結合させられて、おしめの他の部分に付くための耳が生じる。他方の末端の非弾性領域350は、機械フック、片側のフック及びパイルファスナー、締結テープ、又は、他のファスナーをその中に受け入れるために形成され得る。
【0037】
ここで図11を参照すると、両側に非弾性領域410、420を有する弾性タブ400が示されている。弾性タブ400は、中心線CLに沿って、機械方向MDに積層体200を切断し、そして横方向TDに積層体200からなるストリップを切断することによって形成される。弾性タブ400は、弾性タブ400の対峙する末端に第一の非弾性領域310及び第二の非弾性領域420を有し、それらはそれぞれ、積層体200内に、弾性のないレーン210、220、230の異なる1つによって形成される。弾性タブ400はまた、2つの非弾性領域410、420の間に置かれる弾性領域450を有し、それは積層体200内に、弾性レーン250又は260のうちの1つによって形成される。例示の実施態様においては、弾性タブ400の弾性領域410、420のいずれか一方は、おしめ等の衛生物品に、接着剤でつける等によって結合させられて、おしめの他の部分に付くための耳が生じる。他方の非弾性領域は、機械フック、片側のフック及びパイルファスナー、締結テープ、又は、他のファスナーをその中に受け入れるために形成され得る。
【0038】
図10及び図11は、中心線に沿って、機械方向MDに積層体100、200を切断することによって形成させられたタブを説明するものであるが、積層体100、200は、機械方向MDに積層体100、200を切断することなく、最終的な弾性タブ300、400内に所望の弾性のない領域310、410、420、並びに、弾性領域350、450を生じさせるのに必要な、適当な数の弾性のないレーン110、120、210、220、230、並びに、適当な数の弾性レーン150、250、260を用いて形成されてもよい。例えば、1つだけ弾性のない領域310を有するタブ300は、横方向に僅かに1つの弾性のないレーン及び一つの弾性レーンを有する積層体を切断することによって生じさせられ得る。同様に、タブ400の対峙する末端に弾性のない領域410及び420を有するタブ400は、横方向に垂直に、弾性のないレーンと弾性レーンを有する積層体を切断することによって生じさせられ得る。更には、積層体は、次いで横方向TDに積層体を切断することによって、幾つかの弾性タブを生じさせるために、中心線を含んでいても、含んでいなくてもよい複数の位置で機械方向に切断され得る。
【0039】
本発明の他の見地によると、積層体を形成する方法は、図12に概説されている工程に従って行われる。工程には、ブロック40によって表される通り、坪量約18g/m2〜約100g/m2の弾性重合体フィルム103を選択する工程が含まれる。上記に注目された通り、エラストマーフィルム103は、その様に望む場合には、複数の層から構成されていてもよい。1つの実施態様においては、弾性重合体フィルム103は、厚み約0.0254mm(1mil)のメタロセンをベースとする低密度ポリエチレンであるか、又は、坪量約18g/m2〜約25g/m2のものであり得る。呼吸し得るウェブを形成することを望む場合には、エラストマーフィルム103は、ブロック42によって示される通り、ホットニードル穿孔又は真空穿孔等によって、穿孔されてもよい。
【0040】
次いで、上記に記載される特性を有する第一及び第二の前駆体不織布ウェブは、ブロック44及び46によって表される通り、選択される。次いで、第一及び第二の前駆体ウェブは、ブロック48及び50によって示される通り、ウェブを構成する熱可塑性繊維の少なくとも10%の軟化温度及び溶融温度の間の温度まで加熱される。次いで、図12のブロック52及び54に表される通り、加熱されたウェブを、張力をかけながら、機械方向に引張って、ウェブを機械方向に伸ばし、横方向に側部を圧密化させる。次いで、第一及び第二のウェブを、冷却して、それによって不織布ウェブ101、102は側部が圧密化され、約1.3:1〜約4:1の圧密化された幅に対する元の前駆体の幅の比を有する。第一及び第二のウェブの冷却工程は、ブロック56、58によって示されている。図12のブロック44〜58で表される、第一及び第二のウェブの圧密化処理は、引張られたウェブを熱硬化させることを除いて、上記に参照した米国再発行特許第35206号明細書に記載される圧密化方法に従って行われる。
【0041】
上記に記載される代わりの例示の実施態様において、図4に示される通りの5層の積層体100が形成される場合、第三及び第四の不織布ウェブが、第一及び第二の不織布ウェブを参照して、上記に記載される通りに、また図12のブロック60〜72によって表される通りに、選択され、加熱され、引張られ、また、冷却される。望む場合には、第一及び第二の不織布ウェブ101a、101b、並びに、第三及び第四のウェブ102a、102bは、最終的に積層体100に組み合わされる前に、ブロック74及び76に表される通り、互いに結合されてもよい。代わりに、第一、第二、第三及び第四の不織布ウェブ101a、101b、102a、102bは、エラストマーフィルム103に全て同時に結合されてもよい。
【0042】
1つの実施態様においては、補強ストリップ111は、不織布101及びエラストマーフィルム103の端107に沿って位置させられる。第二の補強ストリップ121は、不織布101及びエラストマーフィルム103の端109に沿って位置させられる。いずれも、横方向TDにフィルム103を完全には横切って延びない。第一の不織布101の底面20は、補強ストリップ111の上面に隣接して位置させられており、エラストマーフィルム103の上面14は、補強ストリップ111の底面に隣接して位置させられている。同様に、第一の不織布101の底面20は、第二の補強ストリップ121の上面に隣接して位置させられており、エラストマーフィルム103の上面14は、補強ストリップ121の底面に隣接して位置させられている。第二の不織布102の上面24は、エラストマーフィルム103の底面16に隣接して位置させられている。不織布101、102、エラストマーフィルム103、及び、補強ストリップ111、121は、超音波溶接又は他の点融合溶接方法によって同時に結合させられてもよいし、幾つかの成分を前もって結合させてもよい。補強ストリップ111、121は、結合させられて、積層体100の弾性のないレーン110、120、又は、積層体200の弾性のないレーン210、220、230を画定する。それぞれの不織布表面及びエラストマーフィルム及び補強ストリップ表面間で、相互に表面領域を結合させるために圧力がかけられるのに加えて、結合は、熱融合によって生じる。結合が行われて、小さい点状の溶接領域の分散パターンが形成され、その例示の配列は、図3に説明され、上記に記載される幾何学的なパターンである。間隔を置いた点結合は、それぞれの合計の相互に対峙する表面積の少なくとも3%、図3に説明されるのと同様の分散パターンで生じさせられる。
【0043】
他の実施態様において、第一の不織布101の底面20は、エラストマーフィルム103の上面14に隣接して位置させられており、第二の不織布102の上面24は、エラストマーフィルム103の底面16に隣接して位置させられている。第一の弾性のないレーンの補強結合点113は、形成させられて、第一の弾性のないレーン110を形成し、第二の弾性のないレーンの補強結合点123は、形成させられて、第二の弾性のないレーン120を形成する。補強結合点113、123を含む相互に結合した表面積は、それぞれの不織布表面20、24と、エラストマーフィルム表面14、16との間の表面積の3%以上であるのが顕著である。補強結合点113、123を含有する領域のいずれも、横方向TDにフィルム103を完全には横切って延びない。例示の実施態様において、補強結合点113、123は、それぞれの不織布表面20、24と、エラストマーフィルム表面14、16との間の表面積の少なくとも約15%、更なる例においては、それらの表面の約20%〜約30%、相互に結合することによって形成されている。1つの実施態様においては、補強結合点113、123は、弾性のないレーン110、120の幅を横切る横方向TDに、ラインセグメント状に伸ばされている。この様な補強結合点113、123は、機械方向MDの幅約3.175mm(1/8インチ)であり得り、約6.35mm(1/4インチ)未満離され得る。
【0044】
補強結合点113、123の他の例としては、弾性のないレーン110及び120をそれぞれ連続して横切って延びない、不連続なラインセグメント、多いがそれほど幅広くは分散していない環状結合点、又は、機械方向MDの弾性のないレーン110、120内に硬さを生じさせる他の一連の結合点等が挙げられる。取り巻く補強結合点113、123は、積層体100の弾性のないレーン110、120、又は、積層体200の弾性のないレーン210、220、230を画定する。不織布101、102を構成する繊維は、結合過程の間に実質的に融合させられて、補強結合点113、123に、フィルム状の層を形成し得る。それぞれの不織布101、102の繊維は、更に、弾性層103に渡って互いに結合させられてもよい。1つの方法において、結合は、上記に記載される通り、不織布101、102、及び、エラストマーフィルム103を結合して、積層体の全領域中に小さい点状の共通した結合領域26の分散パターンを形成する工程を含み、その例示の配列は、図3に説明され、上記に記載される幾何学的なパターンである。
【0045】
他の工程において、補強結合点113、123は、超音波溶接又は他の融合溶接方法によって形成されて、弾力性のないレーン110、120を画定する。1つのこの様な融合溶接方法は、回転する加熱されたホイール及び加熱されていてもいなくてもよい対峙するホイール上で、不織布101、102及びエラストマーフィルム103を引張り、その加熱されたホイールに押し付けることを含む。加熱されたホイールは、ラインセグメントの補強結合点113、123、又は、他のその様なパターンを形成し得る、浮き彫りにされた形状で、エンボス加工されていてもよい。補強結合点工程は、共通した結合領域26と、積層体を結合させる工程の前に行われても、後に行われてもよい。他の方法においては、共通した結合領域26を使用する結合は、超音波溶接によって等の、補強結合点と同じ工程で生じて、上記に記載される割合よりも大きい弾性のないレーン110、120が生じる。
【0046】
他の実施態様において、補強点領域112、122は、第一及び第二の不織布101、102と、エラストマーフィルム103との間の実質的に全ての領域が相互に結合される領域を含む。第一及び第二の不織布101、102、及び、エラストマーフィルム103は、補強結合点113、123に関して記載される通りに置かれる。第一及び第二の不織布101、102は、上記に記載される通り、補強結合領域112、122内にフィルム状の層を更に形成してもよく、また、エラストマーフィルム103に渡ってウェブ内繊維結合を経験してもよい。補強結合領域112、122は、補強結合領域112、122内に第一及び第二の不織布101、102と、エラストマーフィルム103との間の実質的に全ての領域を結合するように、エンボスのない加熱されたホイールによって、上記の補強結合点113、123と同様に形成される。補強結合領域112、122のいずれも、横方向TDにフィルム103を完全には横切って延びない。
【0047】
他の実施態様において、第一の接着剤層114は、エラストマーフィルム103の上面14に隣接して位置させられ、第一の不織布101の底面20は、接着剤層114に隣接し、かつ接触して位置させられている。接着剤層114は、不織布101及びエラストマーフィルム103の端107に沿って位置させられる。第二の接着剤層124は、不織布101及びエラストマーフィルム103の端109に沿って位置させられる。第二の接着剤層124は、エラストマーフィルム103の底面16に隣接して位置させられ、第二の不織布102の上面24は、接着剤層124に隣接し、かつ接触して位置させられている。いずれも、横方向TDにフィルム103を完全には横切って延びない。この様に、エラストマーフィルム103は、不織布101、102に結合させられ、不織布の繊維は、その中の他の繊維に結合する。第一の弾性のないレーン110は、第一の接着剤層114によって生じさせられ、また第二の弾性のないレーン120は、第二の接着剤層124によって生じさせられる。
【0048】
本発明は、説明的な成分の特別に測定された値を用いて、好ましい例示の実施態様に関して記載されているが、異なる測定された値を生じ得るが、本発明の教示に従う、これらの成分の変更は、本発明の精神から逸脱しない限りなされ得ることを、当業者は認識するであろう。その様な変更は、特許請求の範囲の概念内に入ることを意図される。本発明の他の見地、特徴、及び、利点は、特許請求の範囲と共に、この開示及び図面を研究することによって得られ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1Aは、その端にのみ弾性のないレーンを有する、本発明の第一の実施態様である。
図1Bは、第一の実施態様の斜視図である。
【図2】 図2は、3層の前駆体積層体からなる3次元図である。
【図3】 図3は、好ましい溶接結合パターンの平面図であり、それによって図7の前駆体積層体からなる複数の層が結合させられる。
【図4】 図4は、5層の前駆体積層体の3次元図である。
【図5】 図5は、補強ストリップによって生じた弾性のないレーンの実施態様である。
【図6】 図6は、結合させられた領域によって生じた弾性のないレーンの実施態様版である。
【図7】 図7は、結合させられた点によって生じた弾性のないレーンの実施態様版である。
【図8】 図8は、接着剤によって生じた弾性のないレーンの実施態様版である。
【図9】 図9は、その端が弾性のないレーンであり、かつ中心も弾性のないレーンである、本発明の第二の実施態様である。
【図10】 図10は、その端のみ弾性のないレーンである第一の実施態様からとられた、片側が非弾性領域である、弾性タブである。
【図11】 図11は、その端が弾性のないレーンであり、かつ中心も弾性のないレーンである、本発明の第二の実施態様からとられた、両側が非弾性領域である、弾性タブである。
【図12】 図12は、前駆体積層体を形成するための方法の工程系統図である。
Claims (26)
- 第一の表面及び第二の表面を有する弾性ウェブ、弾性ウェブの該第一の表面に結合した第一の不織布、弾性ウェブの該第二の表面に結合した第二の不織布及び第一の補強ストリップ( stiffening strip )を含む積層体であって、該積層体の第一の領域が弾性レーンを画定し、該積層体の第二の領域が第一の剛性レーンを画定し、該第一の補強ストリップが、該第一の不織布と該第一の剛性レーンを画定する領域中の弾性フィルムとの間に置かれ、該弾性レーンの5%変形量を得るのに必要とされる力に対する、該剛性レーンの5%変形量を得るのに必要とされる力の比が、少なくとも4:1である、前記積層体。
- 該第一の剛性レーンが、該弾性層に連続して結合した第一の不織布及び第二の不織布を有する、第一の結合領域を含む、請求項1に記載の積層体。
- 該第一の剛性レーンが、剛性レーンを横切る弾性挙動を抑制する結合点を含有する、請求項1に記載の積層体。
- 第二の剛性レーンを画定する該積層体の第三の領域を更に有し、該弾性レーンが、該第一の剛性レーンと該第二の剛性レーンとの間に置かれる、請求項1に記載の積層体。
- 該剛性レーンが、幅25mmである、請求項1に記載の積層体。
- 該弾性レーンの5%変形量を得るのに必要とされる力に対する、該剛性レーンの5%変形量を得るのに必要とされる力の比が、少なくとも5:1である、請求項1に記載の積層体。
- 第一の表面及び第二の表面を有する弾性ウェブ、弾性ウェブの該第一の表面に結合した第一の不織布、弾性ウェブの該第二の表面に結合した第二の不織布及び第一の補強ストリップ( stiffening strip )を含む積層体であって、該積層体が、弾性レーン及び剛性レーンを有し、該第一の補強ストリップが、第一の不織布及び該剛性レーンの領域中の弾性フィルムとの間に置かれ、かつ、該剛性レーンの5%の横方向の変形量を得るのに必要とされる力が、少なくとも1000g/インチである、前記積層体。
- 該第一の剛性レーンが、該弾性層に連続して結合した第一の不織布及び第二の不織布を有する、結合領域を含む、請求項7に記載の積層体。
- 該第一の剛性レーンが、剛性レーンを横切る弾性挙動を抑制する少なくとも1つの結合点を含有する、請求項7に記載の積層体。
- 該第一の不織布と該剛性レーン中の弾性ウェブとの間に、補強接着剤を更に含有する、請求項7に記載の積層体。
- 少なくとも2つの剛性レーンを更に含有し、該弾性レーンが、2つの剛性レーンの間に置かれている、請求項7に記載の積層体。
- 該剛性レーンが、幅25mmである、請求項7に記載の積層体。
- 該剛性レーンの5%の横方向の変形量を得るのに必要とされる力が、少なくとも1500g/インチである、請求項7に記載の積層体。
- 弾性ウェブの第一の表面に第一の不織布を結合する工程、弾性ウェブの第二の表面に第二の不織布を結合する工程、補強ストリップを選択する工程、並びに、剛性レーン及び弾性レーンを画定する領域の外側の積層体を画定する領域中に、積層体の弾性挙動を抑制するために、不織布の領域に補強ストリップを結合させる工程を含む、積層体の製造方法であって、該剛性レーンが、第一の不織布の横方向の幅よりも小さい、横方向の幅を有し、かつ、該補強ストリップを選択する工程が、該弾性レーンの5%変形量を得るのに必要とされる力に対する、該剛性レーンの5%変形量を得るのに必要とされる力の比が、少なくとも4:1である様に、補強ストリップを選択することを含む、前記方法。
- 該第一の不織布に補強ストリップを結合させる工程が、該第一の不織布の外側表面に補強ストリップを結合させることを更に含む、請求項14に記載の方法。
- 該第一の不織布に補強ストリップを結合させる工程が、該第一の不織布と該弾性ウェブとの間に補強ストリップを結合させることを更に含む、請求項14に記載の方法。
- 軟化温度と融解温度との間の温度まで、該第一の不織布を加熱する工程、及び、該不織布が機械方向に伸張させられ、かつ、横方向の側部が圧密化されるように、該第一の不織布を引張る工程を更に含む、請求項14に記載の方法。
- 該第一の不織布が、圧密化された幅に対する元の前駆体の幅の比が1.3:1〜4:1になるように引張られる、請求項17に記載の方法。
- 該弾性ウェブが、複数の層を含む、請求項14に記載の方法。
- 弾性ウェブの該第一の表面に該第一の不織布を結合する工程、及び、弾性ウェブの該第二の表面に該第二の不織布を結合する工程が、実質的に同時に行われる、請求項14に記載の方法。
- 剛性レーン及び弾性レーンを画定する領域の外側の積層体を画定する領域中に、積層体の弾性挙動を抑制するために、積層体の領域を結合させる工程を含む、請求項14に記載の方法であって、該剛性レーンが、第一の不織布の横方向の幅よりも小さい、横方向の幅を有する、前記方法。
- 弾性挙動を抑制するために、積層体の領域を結合する工程が、結合点で該領域を結合させることからなる、請求項21に記載の方法。
- 弾性挙動を抑制するために、積層体の領域を結合する工程が、該領域に渡って実質的に連続して、該弾性ウェブに第一の不織布及び第二の不織布を結合させることからなる、請求項21に記載の方法。
- 弾性挙動を抑制するために、積層体の領域を結合する工程が、該第一の不織布と該弾性ウェブとの間に、補強接着剤を有する領域を結合させることからなる、請求項21に記載の方法。
- 該弾性ウェブが、複数の層を含む、請求項21に記載の方法。
- 弾性ウェブの該第一の表面に該第一の不織布を結合する工程、及び、弾性ウェブの該第二の表面に該第二の不織布を結合する工程が、実質的に同時に行われる、請求項21に記載の方法。
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