JP3830678B2 - ヘアブラシ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ヘアトニックや養毛剤等を直接頭皮に塗布し、またヘアリキッドなどの整髪剤を毛髪に塗布しうるヘアブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のヘアブラシとして、例えば、特開平8−214948号公報に記載のものがある。この従来のヘアブラシは、ブラシ本体に多数のブラシ毛を突設すると共に、ブラシ本体に液体容器を設け、液体容器に筒状ノズルを多数のブラシ毛側に突出するように設け、筒状ノズルの先端部内に、該筒状ノズルの先端開口を塞ぐように外方突出するボールチップを設けたものであるが、前記筒状ノズルは、液体容器内の液体をボールチップにまで誘導する芯材を内挿すると共に、芯材の径外側にノズル先端から液体容器内部へと空気を導入するべく連通する空気導入路を形成している。
【0003】
この場合、ヘアブラシで髪の毛を梳くと、ノズル先端のボールチップが頭皮の表面を転動し、液体容器内に貯留された養毛剤やヘアトニック等の液体を、芯材を介してボールチップに誘導し、ボールチップに誘導された液体を直接頭皮に塗布する。そして、ノズルに空気導入路を形成しているため、液体容器内の液体が吐出されるにしたがって液体容器内部の圧力が下がることがなくなり、芯材による液体の誘導の確実化を図るというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術では、筒状ノズルに、液体容器内の液体をボールチップにまで誘導する芯材を内挿するため、筒状ノズルの内部の大部分を芯材が塞いで、筒状ノズルの内部を液体が流通しにくくなり、特に液体容器内の液体の粘性が大であれば、芯材が液体を殆ど誘導しなくなり、液体を頭皮に塗布することが困難になった。
【0005】
しかも、筒状ノズルの細い内部に、芯材を内挿する必要があるし、またノズル先端から液体容器内部へと空気を導入する細い空気導入路を形成する必要もあり、筒状ノズルの構造が非常に複雑であり、製造困難でかつ製造費用も高く付いた。
本発明は上記問題点に鑑み、ヘアトニックや養毛剤、又はヘアリキッド等の整髪剤等の液体を筒状ノズルの先端からスムーズに頭皮や毛髪等に供給することができて、ヘアトニックや養毛剤又はヘアリキッド等の整髪剤を直接頭皮や毛髪に塗布し得、しかも筒状ノズルの構造が簡単で製造容易でかつ安価に製造することができるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決する本発明の技術手段は、ブラシ本体2に多数のブラシ毛4が突設され、ブラシ本体2に液体容器7が設けられ、液体容器7に筒状ノズル10が多数のブラシ毛4側に突出するように設けられ、筒状ノズル10の先端部内に、該筒状ノズル10の先端開口16を塞ぐように外方突出するボールチップ17が設けられたヘアブラシにおいて、
筒状ノズル10の内部が、液体が流通する中空流通路15とされ、筒状ノズル10の先端側の内壁に、弾性片19が周方向に間隔をおいて複数個設けられ、この各弾性片19は、筒状ノズル10の先端開口16の開口縁部にボールチップ17を弾性的に押圧すると共に、筒状ノズル10の先端開口16の開口縁部との間で、ボールチップ17を保持するように構成され、筒状ノズル10の先端開口16から外方突出したボールチップ17の突出部を内方に押圧することにより、筒状ノズル10の先端開口16の開口縁部とボールチップ17との間に、前記中空流通路15に連通する隙間が形成されるように構成され、
ブラシ本体(2)の台座部(6)に、ブラシ台(3)が取り付けられ、ブラシ台(3)を介してブラシ本体(2)に前記多数のブラシ毛(4)が突設され、
前記筒状ノズル(10)は、液体容器(7)に突設した取付筒部(13)に雄ねじ(11)及び雌ねじ(12)を介して螺合装着されて、ブラシ台(3)側から前記多数のブラシ毛(4)の突設方向側に向けて外方突出されている点にある。
【0007】
従って、髪を梳いたりブラッシングする際に、筒状ノズル10の先端部のボールチップ17を頭皮に押し当てることにより、筒状ノズル10の先端開口16から外方突出したボールチップ17の突出部が内方に押圧され、これにより筒状ノズル10の先端開口16の開口縁部とボールチップ17との間に、前記中空流通路15に連通する隙間が形成され、この場合従来のように筒状ノズル10の内部を芯材等で塞いだりすることもないため、液体容器7内のヘアトニックや養毛剤又はヘアリキッド等の整髪剤等の液体の粘性が大であっても、該液体が中空流通路15を通って先端開口16からスムーズに流出し、ヘアトニックや養毛剤又はヘアリキッド等の整髪剤を頭皮や毛髪等に簡単に塗布することができる。
【0008】
しかも、筒状ノズルの内部に芯材を内挿したり、筒状ノズルの先端部に細い空気導入路を形成したりする必要もなくなり、筒状ノズル10の構造が非常に簡単になり、製造容易でかつ安価に製造することができる。
【0009】
本発明の他の技術手段は、ブラシ本体2の台座部6に、前記多数のブラシ毛4を有するブラシ台3が取り付けられ、ブラシ本体2の台座部6とブラシ台3との間で、前記液体容器7が構成されている点にある。
【0010】
従って、ブラシ本体2の台座部6及びブラシ台3を液体容器7に兼用することができ、構成部材が其だけ少なくなり、かつ液体容器7を極力大きなものに形成することができ、非常に便利である。
【0011】
【実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2及び図3において、ヘアブラシ1は、木製又は樹脂製のブラシ本体2と、該ブラシ本体2に取付けられたブラシ台3とを備え、ブラシ台3に多数のブラシ毛4が設けられており、ブラシ台3を介してブラシ本体2に多数のブラシ毛4が突設されている。ブラシ毛4は、天然毛、金属、樹脂等からなり、ブラシ台3に適当な間隔で植設されている。
【0012】
前記ブラシ本体2は、長尺状の把持部5と台座部6とを一体に備えている。台座部6は、平面視楕円形の略板状に形成されており、この台座部6の表面側の周縁部6aは、内向き鍔状に形成されており、ブラシ台3の取付部とされている。なお、この他種々の取付方法によってブラシ台3をブラシ本体2に取付けることができる。
【0013】
ブラシ台3は、平面視楕円形の略板状に構成され、上方に湾曲されており、その周縁部を台座部6の周縁部6aに嵌め込むことにより、ブラシ台3がブラシ本体2に密閉状に取付けられている。
ブラシ本体2の台座部6とブラシ台3との間で、液体容器7が構成され、ここにヘアトニックや養毛剤又はヘアリキッド等の整髪剤等の液体が貯留されるようになっている。この液体容器7の裏面側となる台座部6には注入口8が開口されており、該注入口8からヘアトニックや養毛剤又はヘアリキッド等の整髪剤等の液体を液体容器7内に注入し得るようになっている。この注入口8には、栓体9が着脱自在に取付けられている。
【0014】
図1及び図4にも示すように、液体容器7の上壁側となるブラシ台3には、長手方向に並設された2つの筒状ノズル10が上方に向けて突設されている。この各筒状ノズル10は、液体容器7とは別体に構成したもので、ブラシ台3に突設した取付筒部13に雄ねじ11及び雌ねじ12を介して螺合装着され、筒状ノズル10は、前記多数のブラシ毛4側に外方突出されている。従って、各筒状ノズル10はブラシ台3から着脱可能である。
【0015】
筒状ノズル10の内部は、液体が流通する中空流通路15とされ、筒状ノズル10の先端部内に、該筒状ノズル10の先端開口16を塞ぐように外方突出するボールチップ17が設けられている。
筒状ノズル10の先端側の内壁に弾性片19が4個内方突設され、この弾性片19は図1に鎖線で示す如く筒状ノズル10の先端側の内壁に略直角方向に内方突設したもので、例えば筒状ノズル10と一体に形成されている。弾性片19は、図1に鎖線で示す状態から弾性変形により実線で示す如く筒状ノズル10の基端側内方(下方)に傾斜屈曲した状態になっており、筒状ノズル10の先端開口16の開口縁部にボールチップ17を弾性的に押圧し、これによりボールチップ17で筒状ノズル10の先端開口16を塞ぐようになっている。
【0016】
そして、筒状ノズル10の先端開口16から外方突出したボールチップ17の突出部を筒状ノズル10の基端側内方に押圧することにより、各弾性片19がさらに筒状ノズル10の基端側内方に弾性変形して、図1に鎖線で示す如くボールチップ17が筒状ノズル10内を筒状ノズル10の基端側内方に移動し、筒状ノズル10の先端開口16の開口縁部とボールチップ17との間に、前記中空流通路15に連通する隙間が形成されるように構成されている。
【0017】
前記筒状ノズル10及び弾性片19は、例えば「東レ・デュポン株式会社」の製品である商品名「ハイトレル」を用いて構成したものであり、エンジリニアリングプラスチック(エンプラ=高機能樹脂)のなかでもゴムとプラスチックの特性を備え持ち、熱可塑性ポリエステルエラストマーで、可塑剤を含まない柔軟なニューマテリアルで構成されている。従って、筒状ノズル10及び弾性片19は、幅広い温度領域で優れた機械的強度を保持し、低温度域でも柔軟性を失わずゴム弾性を発揮し、引っ張りや圧縮による永久歪みが少なく、変形からの回復に優れている。また、耐屈曲疲労性、引き裂き伝搬抵抗に優れ、多くの油、溶剤、オゾンにほとんど損なわれることなく強靱さを保つという特性を有している。
【0018】
上記実施の形態によれば、ブラシ本体2に多数のブラシ毛4が突設され、ブラシ本体2に液体容器7が設けられ、液体容器7に筒状ノズル10が多数のブラシ毛4側に突出するように設けられ、筒状ノズル10の先端部内に、該筒状ノズル10の先端開口16を塞ぐように外方突出するボールチップ17が設けられたヘアブラシにおいて、筒状ノズル10の内部が、液体が流通する中空流通路15とされ、ボールチップ17で筒状ノズル10の先端開口16を塞ぐように該先端開口16の開口縁部にボールチップ17を弾性的に押圧する弾性片19が、筒状ノズル10の先端側の内壁に突設され、筒状ノズル10の先端開口16から外方突出したボールチップ17の突出部を内方に押圧することにより、筒状ノズル10の先端開口16の開口縁部とボールチップ17との間に、前記中空流通路15に連通する隙間が形成されるように構成されているので、より具体的に言えば、筒状ノズル10の内部が、液体が流通する中空流通路15とされ、筒状ノズル10の先端側の内壁に、弾性片19が周方向に略等間隔をおいて複数個設けられ、この各弾性片19は、筒状ノズル10と一体に形成されると共に、筒状ノズル10の先端側の内壁に直角方向に内方突設され、各弾性片19は、筒状ノズル10の内壁から直角方向に内方突出した状態から弾性変形により筒状ノズル10の基端側に向けて傾斜屈曲されて、筒状ノズル10の先端開口16の開口縁部にボールチップ17を弾性的に押圧すると共に、筒状ノズル10の先端開口16の開口縁部との間で、ボールチップ17を保持するように構成され、筒状ノズル10の先端開口16から外方突出したボールチップ17の突出部を内方に押圧することにより、前記各弾性片19が、筒状ノズル10の基端側に向けてさらに弾性変形して、筒状ノズル10の先端開口16の開口縁部とボールチップ17との間に、前記中空流通路15に連通する隙間が形成されるように構成されているので、髪を梳いたりブラッシングする際に、筒状ノズル10の先端部のボールチップ17を頭皮に押し当てることにより、筒状ノズル10の先端開口16から外方突出したボールチップ17の突出部が内方に押圧され、各弾性片19が弾性変形して、図1に鎖線で示す如くボールチップ17が筒状ノズル10の内方に移動し、筒状ノズル10の先端開口16の開口縁部とボールチップ17との間に、前記中空流通路15に連通する隙間が形成される。その結果、液体容器7内のヘアトニックや養毛剤又はヘアリキッド等の整髪剤等の液体が、中空流通路15を通って先端開口16から流出し、ヘアトニックや養毛剤又はヘアリキッド等の整髪剤を直接頭皮や毛髪に塗布することができる。また、ボールチップ17により頭皮をマッサージして血行を良くし、一層の育毛促進を図ることもでき、またブラシ毛4により整髪がスムーズにできる。
【0019】
図5は他の実施の形態を示し、筒状ノズル10を液体容器7の上壁側となるブラシ台3に一体に形成するようにしたものである。その他の点は前記実施の形態と同様の構成である。
図6は他の実施形態を示し、ブラシ本体2の台座部6とブラシ台3との間に、ヘアトニックや養毛剤又はヘアリキッド等の整髪剤等の液体を入れる前記液体容器7が設けられている。この液体容器7はブラシ本体2とは別体に構成したもので、ブラシ本体2の台座部6の表面側に接着剤等によって固着されている。この液体容器7の裏面側には台座部6にも股がるように注入口8が開口されており、該注入口8から液体を液体容器7内に注入し得るようになっている。また、液体容器7の上壁側には、2つの筒状ノズル10が上方に向けて突設されている。この各筒状ノズル10は、液体容器7とは別体に構成したもので、液体容器7に突設した取付筒部13に嵌合装着され、この筒状ノズル10は、ブラシ台3をその挿通孔21を介して貫通し、前記多数のブラシ毛4側に外方突出されている。その他の点は前記実施の形態と同様の構成である。
【0020】
図7は他の実施の形態を示し、筒状ノズル10を液体容器7に一体に形成するようにしたものである。その他の点は前記図6の実施の形態の場合と同様の構成である。
図8及び図9は他の実施の形態を示し、ブラシ本体2は、把持部23と円筒状のブラシ取付部24とを有し、把持部23とブラシ取付部24とは互いに嵌合固着され、ブラシ取付部24の外周面の周方向の一部に、ブラシ毛4が外方突設されると共に、2個の筒状ノズル10が外方突設されている。把持部23とブラシ取付部24との間で、円筒状の液体容器7が構成され、ブラシ取付部24の外端部に注入口8が開口されており、該注入口8から液体を液体容器7内に注入し得るようになっている。この注入口8には、栓体9が着脱自在に取付けられている。
【0021】
その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成であり、図示省略しているが、筒状ノズル10の内部が、液体が流通する中空流通路15とされ、ボールチップ17で筒状ノズル10の先端開口16を塞ぐように該先端開口16の開口縁部にボールチップ17を弾性的に押圧する弾性片19が、筒状ノズル10の先端側の内壁に突設され、筒状ノズル10の先端開口16から外方突出したボールチップ17の突出部を内方に押圧することにより、筒状ノズル10の先端開口16の開口縁部とボールチップ17との間に、前記中空流通路15に連通する隙間が形成されるように構成されている。
【0022】
なお、この場合、液体容器7の一部であるブラシ取付部24に前記筒状ノズル10を一体に形成してもよいし、また筒状ノズル10をブラシ取付部24とは別体に形成して、筒状ノズル10をブラシ取付部24に外方突出するように装着するようにしてもよい。
図10は他の実施の形態を示し、筒状ノズル10に設けられた複数(例えば4個)の弾性片19は、鎖線で示す如く筒状ノズル10の先端側の内壁に、筒状ノズル10の先端に向けて傾斜するように内方突設され、各弾性片19は、鎖線で示す状態から弾性変形により実線で示す如くやや筒状ノズル10の基端側内方(下方)に屈曲した状態になっており、筒状ノズル10の先端開口16の開口縁部にボールチップ17を弾性的に押圧し、これによりボールチップ17で筒状ノズル10の先端開口16を塞ぐようになっている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
【0023】
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜設計変更することができる。
例えば、筒状ノズル10の数は1つでもよいし、また筒状ノズル10を3個以上設けてもよい。また、筒状ノズル10の内壁に突設される弾性片19の個数は、3個又は5個以上であってもよく、さらに弾性片19を幅広のものに形成して、筒状ノズル10の内壁に1個又は2個突設するようにしてもよい。また、ヘアブラシ1の型式は上記実施例のものに限定されず、種々のタイプのヘアブラシに採用することができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明のヘアブラシによれば、筒状ノズル10の先端からスムーズに頭皮等に供給することができ、ヘアトニックや養毛剤等の液体を直接頭皮に塗布し、またヘアリキッド等の整髪剤等を毛髪に塗布し得る。しかも、筒状ノズル10の構造が簡単で製造容易でかつ安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すヘアブラシの要部の正面断面図である。
【図2】同ヘアブラシの正面断面図である。
【図3】同ヘアブラシの平面図である。
【図4】同筒状ノズルの平面図である。
【図5】他の実施の形態を示すヘアブラシの正面断面図である。
【図6】他の実施の形態を示すヘアブラシの正面断面図である。
【図7】他の実施の形態を示すヘアブラシの正面断面図である。
【図8】他の実施の形態を示すヘアブラシの正面断面図である。
【図9】同ヘアブラシの側面断面図である。
【図10】他の実施の形態を示す筒状ノズルの正面断面図である。
【符号の説明】
1 ヘアブラシ
2 ブラシ本体
3 ブラシ台
4 ブラシ毛
6 台座部
7 液体容器
10 筒状ノズル
15 中空流通路
16 先端開口
17 ボールチップ
Claims (2)
- ブラシ本体(2)に多数のブラシ毛(4)が突設され、ブラシ本体(2)に液体容器(7)が設けられ、液体容器(7)に筒状ノズル(10)が多数のブラシ毛(4)側に突出するように設けられ、筒状ノズル(10)の先端部内に、該筒状ノズル(10)の先端開口(16)を塞ぐように外方突出するボールチップ(17)が設けられたヘアブラシにおいて、
筒状ノズル(10)の内部が、液体が流通する中空流通路(15)とされ、筒状ノズル(10)の先端側の内壁に、弾性片(19)が周方向に間隔をおいて複数個設けられ、この各弾性片(19)は、筒状ノズル(10)の先端開口(16)の開口縁部にボールチップ(17)を弾性的に押圧すると共に、筒状ノズル(10)の先端開口(16)の開口縁部との間で、ボールチップ(17)を保持するように構成され、筒状ノズル(10)の先端開口(16)から外方突出したボールチップ(17)の突出部を内方に押圧することにより、筒状ノズル(10)の先端開口(16)の開口縁部とボールチップ(17)との間に、前記中空流通路(15)に連通する隙間が形成されるように構成され、
ブラシ本体(2)の台座部(6)に、ブラシ台(3)が取り付けられ、ブラシ台(3)を介してブラシ本体(2)に前記多数のブラシ毛(4)が突設され、
前記筒状ノズル(10)は、液体容器(7)に突設した取付筒部(13)に雄ねじ(11)及び雌ねじ(12)を介して螺合装着されて、ブラシ台(3)側から前記多数のブラシ毛(4)の突設方向側に向けて外方突出されていることを特徴とするヘアブラシ。 - 前記ブラシ本体(2)の台座部(6)とブラシ台(3)との間で、前記液体容器(7)が構成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘアブラシ。
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