JP3830589B2 - プレスブレーキ - Google Patents

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JP3830589B2
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、3軸以上の駆動軸にて駆動される駆動金型と、この駆動金型に対向配置される固定金型との協働によって板状のワークを折り曲げるプレスブレーキに関し、機械の左右方向寸法に比して曲げ長さが極端に短い短尺のワークを折り曲げるのに用いられるプレスブレーキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の折曲げ機として、図13に示されているようなプレスブレーキ51が知られている。このプレスブレーキ51においては、ラム52と固定テーブル53とが対向配置されるとともに、固定テーブル53の両端部に一対のサイドフレーム54,55が一体に設けられ、各サイドフレーム54,55の上端部に設けられる油圧シリンダ56,56によってラム52が昇降動されるように構成されている。そして、ラム52の下端部には上型(パンチ)57が、固定テーブル53の上面には下型(ダイ)58がそれぞれ配置され、これら上型57と下型58との間に板状のワークを挿入して油圧シリンダ56,56を作動させることにより、これら上型57と下型58との間でワークを挟圧して所要の曲げ角度に折り曲げるようにされている。
【0003】
ところで、このようなプレスブレーキ51、言い換えれば長尺材用のプレスブレーキを用いて短尺材の曲げ加工を生産性良く行う方法として、機械の左右方向に2〜4セットの曲げ金型を取り付け、短尺材を左右方向に順次移動させながら曲げ加工を進めていく、所謂ステップベンドと称される加工法が知られている。このステップベンド加工法を用いる場合、偏荷重により、またはラムの傾きもしくはラムおよび固定テーブルのたわみにより曲げ加工精度が悪化することから、ラムを左右2軸で駆動して傾きを補正すると同時に、クラウニング用の油圧シリンダーでたわみを補正する方法や、機械の左右方向にわたって複数個のくさび装置を取り付けることにより傾きやたわみを補正する方法によって曲げ角度を補正することが行われている。
【0004】
また、1度の曲げ加工で精度の良い曲げ加工品を得る方法としては、本出願人の提案になる特開平7−265957号公報に記載のものがある。この公報に記載の方法では、ワークの曲げ加工中に目標曲げ角度の手前(仮の追い込み位置)で角度計測を行い、この計測値と、スプリングバック量のデータとワークの曲げ角度−金型追い込み量の関係に基づき最終追い込み位置を求め、この最終追い込み位置まで金型の追い込みを行うことにより材料のばらつきの影響を受けずに精度良く曲げ加工を行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、くさび装置を用いる方法ではワークの加圧中におけるクラウニングの変更が構造上困難であるという問題点があり、また油圧シリンダーを用いる方法では加圧中の変更は可能であるが、クラウニングによる追い込み量を直接管理するわけではなく、油圧を管理するのみであるために、追い込み量に対してはオープンループであって正確な追い込みが行えないという問題点がある。
【0006】
また、特開平7−265957号公報に記載の補正追い込みを行う方法に関して、この補正追い込みを左右2軸駆動の長尺材用のプレスブレーキ(長尺機)により行う場合には、この長尺機が短尺材用のプレスブレーキ(短尺機)に比較して相対的にたわみが大きく、またワーク位置と金型駆動軸位置との距離が遠くなることにより、ワーク位置で必要な補正追い込み量を求め金型駆動軸位置に換算して追い込む際、補正追い込みの前後での荷重変化に起因して、これらワーク位置と金型駆動軸位置との間における機械たわみの変化が大きいために、補正追い込みが正確になされないという問題点がある。
【0007】
このことを図14によって説明する。図14(a)は長尺機61により短尺のワークWを曲げ加工する場合、図14(b)は短尺機71により同ワークWを曲げ加工する場合をそれぞれ示している。また、図中、実線A,Bはそれぞれ角度計測時のテーブル62,72およびラム63,73のたわみを示し、破線A’,B’はそれぞれ補正追い込み後のテーブル62,72およびラム63,73のたわみを示している。一般に、重量増をきらうラム63,73(可動部)に対して、テーブル62,72(固定部)の剛性は大きくされていることから、b(ラムのたわみ)>a(テーブルのたわみ)の関係が成り立ち、補正追い込みによるテーブルおよびラムのたわみ増分をそれぞれΔb,Δaとすると、Δb>Δaの関係が成り立つ。また、長尺機におけるたわみ増分の和Δa+Δbは、短尺機におけるたわみ増分の和Δa’+Δb’に比べて大きな値になる、すなわちΔa+Δb≫Δa’+Δb’が成り立つ。
【0008】
これに対処するために、補正追い込みの前後での荷重変化を荷重計測手段によって計測してたわみ変化を補正することも考えられるが、このようにする場合には、補正追い込みの後に荷重を計測し、たわみ変化の分だけ再度追い込みを行うことが必要となり、制御が複雑になるほか、サイクルタイムが多くかかったり、荷重計測手段が別に必要になるなどの問題点が発生する。
【0009】
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、曲げの途中での曲げ角度計測と、多軸の駆動機構との組み合わせにより、長尺機により短尺材を曲げを行う場合にシンプルで正確な追い込みが可能であり、材料のばらつきの影響を受けずに1度の曲げ加工で精度の高い曲げ角度を得ることのできるプレスブレーキを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前述された目的を達成するために、本発明による曲げ角度補正方法は、第1に、
機械の左右方向寸法に比して曲げ長さが極端に短い短尺のワークを折り曲げるのに用いられ、3軸以上の駆動軸にて昇降駆動されるラムに支持されている駆動金型と、この駆動金型に対向配置される固定金型との協働によってそのワークを折り曲げるプレスブレーキであって、
(a)ワークの加工条件,ワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係およびワークの曲げ角度に対する駆動金型の追い込み量の関係を記憶する記憶手段、
(b)ークの長手方向の中央部の1箇所位置で、曲げ加工中に1回ワークの曲げ角度を検出する曲げ角度検出手段、
(c)前記記憶手段に記憶されているワークの加工条件およびワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係と、前記固定金型を支持するテーブルのたわみ量に基づいて、前記駆動金型の各駆動軸毎仮の追い込み位置を演算する仮追い込み位置演算手段、
(d)この仮追い込み位置演算手段により演算された仮の追い込み位置にて前記曲げ角度検出手段により検出されるワークの曲げ角度と、前記記憶手段に記憶されているワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係およびワークの曲げ角度に対する駆動金型の追い込み量の関係から、角度検出位置での前記駆動金型の補正追い込み量を演算する補正追い込み量演算手段、
)この補正追い込み量演算手段により演算される補正追い込み量、各駆動軸位置における前記仮の追い込み位置に加えることで、最終追い込み位置をめる最終追い込み位置演算手段および
前記仮追い込み位置演算手段および前記最終追い込み位置演算手段の演算結果に基づいて、前記ラムを各駆動軸毎に制御しながら同時に駆動し、前記ラムおよび前記テーブルのたわみを伴いながら前記仮の追い込み位置まで駆動した後最終追い込み位置まで駆動する金型駆動手段
を備えることを特徴とするものである。
【0011】
本発明によるプレスブレーキにおいては、機械の左右方向寸法に比して曲げ長さが極端に短い短尺のワークの曲げ加工に際して、記憶手段に記憶されているワークの加工条件,ワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係と、前記固定金型を支持するテーブルのたわみ量に基づいて、駆動金型の各駆動軸毎に仮の追い込み位置が演算され、この仮の追い込み位置まで金型駆動手段により駆動金型が駆動されてその位置で曲げ角度検出手段によりワークの長手方向の中央部の1箇所位置でのワークの曲げ角度が検出される。次いで、この検出された曲げ角度と予め記憶手段に記憶されているワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係およびワークの曲げ角度に対する駆動金型の追い込み量の関係から、前記仮の追い込み位置での前記駆動金型の補正追い込み量が求められ、更にその補正追い込み量、各駆動軸位置における前記仮の追い込み位置に加えることで、最終追い込み位置がめられる。そして、この求められた最終追い込み位置まで駆動金型が駆動されて曲げ加工が完了する。こうして、曲げ加工途中における一度の角度検出で、長尺のプレスブレーキで短尺のワークを例えばステップベンドによって曲げ加工する場合であっても角度計測後の補正追い込みの誤差がごく小さく抑えられ、精度の良い補正追い込みを行うことができ、高精度の曲げ加工を短時間で行うことができる。ここで、短尺のワークとは、例えば曲げ長さが500mm以下程度のものを言うが、曲げ長さが100mm以下となると左右差は問題とならないためワークの長手方向の中央部の1箇所の計測で良い。このように計測箇所は曲げ長さに応じて設定するのが好ましい。また、各金型駆動軸は、機械の最大曲げ長さに応じて個数および位置が決められ、互いに隣り合う駆動軸間において、軸間のテーブル,ラムのたわみにより中開き現象が起こらない程度の軸間距離および剛性とするのが良い。
【0012】
また、本発明による曲げ角度補正方法は、第2に、
機械の左右方向寸法に比して曲げ長さが極端に短い短尺のワークを折り曲げるのに用いられ、3軸以上の駆動軸にて昇降駆動されるラムに支持されている駆動金型と、この駆動金型に対向配置される固定金型との協働によってそのワークを折り曲げるプレスブレーキであって、
(a)ワークの加工条件,ワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係およびワークの曲げ角度に対する駆動金型の追い込み量の関係を記憶する記憶手段、
(b)ワークの長手方向の左右端2箇所位置で、曲げ加工中に1回ワークの曲げ角度を検出する曲げ角度検出手段、
(c)前記記憶手段に記憶されているワークの加工条件およびワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係と、前記固定金型を支持するテーブルのたわみ量に基づいて、前記駆動金型の各駆動軸毎に仮の追い込み位置を演算する仮追い込み位置演算手段、
(d)この仮追い込み位置演算手段により演算された仮の追い込み位置にて前記曲げ角度検出手段により検出されるワークの曲げ角度と、前記記憶手段に記憶されているワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係およびワークの曲げ角度に対する駆動金型の追い込み量の関係から、各角度検出位置での前記駆動金型の補正追い込み量を演算する補正追い込み量演算手段、
(e)この補正追い込み量演算手段により演算される、ワークの左右端位置における補正追い込み量から、各駆動軸位置における最終追い込み位置を直線補間により求める最終追い込み位置演算手段および
(f)前記仮追い込み位置演算手段および前記最終追い込み位置演算手段の演算結果に基づいて、前記ラムを各駆動軸毎に制御しながら同時に駆動し、前記ラムおよび前記テーブルのたわみを伴いながら前記仮の追い込み位置まで駆動した後最終追い込み位置まで駆動する金型駆動手段
を備えることを特徴とするものである
このように曲げ長さが500mm以下の短尺のワークにおいては、通常中開き 現象は起こらないが、材料ばらつきなどにより左右端で角度差が発生するため、左右2箇所で曲げ角度計測を行うことが好ましく、ワークの左右端位置における補正追い込み量から、各駆動軸位置における最終追い込み位置を直線補間により求めるのが良い。また、機械のたわみデータから求められるたわみ曲線により演算するようにしても良い。
【0013】
前記曲げ角度検出手段は、前記固定金型を支持するテーブルの前面後面の少なくともいずれか一方に設けられるレールに沿ってそのテーブルの長手方向に移動自在に装着されるのが良い。こうすることで、ワークの長手方向に沿う任意の位置での曲げ角度を精度良く検出することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明によるプレスブレーキの具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説明する。
【0015】
図1は本発明の一実施例に係るプレスブレーキの正面図、図2は同プレスブレーキの側面図、図3は本実施例の制御システム構成を示すブロック図である。
【0016】
本実施例のプレスブレーキにおいては、固定のテーブル1と、このテーブル1に対位して昇降駆動されるラム2とが備えられ、テーブル1の上面にはダイ保持装置3を介してV字状の型溝を有するダイ(下金型)4が保持され、ラム2の下部にはダイ4に対向してパンチ(上金型)5がパンチ保持装置6を介して取り付けられている。
【0017】
前記テーブル1の両端部には一対のサイドフレーム7,8が一体に設けられ、各サイドフレーム7,8の上端部を連結するように支持フレーム9が設けられている。この支持フレーム9には複数個(本実施例では4個)のラム駆動装置10a,10b,10c,10dが取り付けられており、これらラム駆動装置10a〜10dの下端部にラム2が揺動自在に連結されている。こうして、ラム駆動装置10a〜10dの作動によってラム2が昇降動されることにより、パンチ5とダイ4との間に介挿されるワークWが折り曲げられるようになっている。
【0018】
各ラム駆動装置10a〜10dは、後方に設けられるACサーボモータ11a〜11dを駆動源としてその駆動力をタイミングベルト12を介してラム2に連結されているボールスクリュー13に伝え、このボールスクリュー13によってサーボモータ11a〜11dの回転駆動力を上下方向の移動力に変換してワークWに対する加圧力を発生するように構成されている。
【0019】
前記ラム2の上下位置は、各ラム駆動装置10a〜10dの駆動軸位置に対応して設けられるリニアエンコーダ(インクリメンタルエンコーダ)14a〜14dによって検出され、その検出データがNC装置に入力されることにより、各軸位置に応じてサーボアンプ15a〜15dを介して各サーボモータ11a〜11dがフィードバック制御され、かつそれらサーボモータ11a〜11dのモータ軸に取り付けられるブレーキが機械制御装置(シーケンサ)によって制御されるようになっている。ここで、前記リニアエンコーダ14a〜14dは、各サイドフレーム7,8に沿うように設けられる2枚のサイドプレートと、左右のサイドプレートを連結するビームとにより構成される補正ブラケット17に支持されている。このような構成により、これらリニアエンコーダ14a〜14dは、サイドフレーム7,8の負荷変化による変形の影響を受けることがなく、ラム2の各軸毎の絶対位置を計測することが可能である。なお、前記サーボモータ11a〜11dのモータ軸には、各サーボモータ11a〜11dの現在位置を検出するためのエンコーダ(アブソリュートエンコーダ)18a〜18dが付設され、これらエンコーダ18a〜18dによる検出データによっても各サーボアンプ15a〜15dが制御されるようになっている。
【0020】
前述のラム駆動装置10a〜10dを制御するためのNC装置29および機械制御装置(シーケンサ)を含む制御装置20はプレスブレーキの本体フレームの側部に取り付けられており、また曲げデータ等の入力用のキーボード,各種データを表示する表示器および各種スイッチ類を含む操作盤21は、支持フレーム9に旋回自在なアーム22を介して吊り下げられている。さらに、本体フレームの側部下方には足踏み操作用のフートスイッチ23が設けられている。
【0021】
前記テーブル1の前面および後面には前後一対で構成される角度計測ユニット25が二対、左右方向に延設されるリニアガイド25aに沿って移動自在に設けられている。この角度計測ユニット25は、ワークWの折り曲げ外面上に線状投光像を投影するスリット状の光源26と、この光源26による線状投光像を撮像するCCDカメラ27とを備える構成とされ、このCCDカメラ27によって撮像される画像を曲げ角度演算部28にて処理することでワークWの曲げ角度が算出される。なお、この演算結果はNC装置29に入力されるようになっている。
【0022】
NC装置29においては、使用金型諸元(パンチ先端半径,パンチ高さ,ダイ高さ,ダイV溝幅,V溝角度,V溝肩半径など)、ワーク緒元(材質,抗張力,板厚など)、曲げ条件(曲げ角度,曲げ長さ,曲げ位置偏心量など)の曲げ加工データが入力されるとともに、曲げ加工途中の曲げ角度計測を目標曲げ角度のどれだけ手前で行うか、またワーク両端から左右方向にどれだけ入った位置で計測を行うかなどの計測条件が入力される加工条件入力部30が設けられ、この加工条件入力部30から入力される情報に基づいて計測位置演算部31において左右方向の曲げ角度計測位置が演算され、この演算結果により各角度計測ユニット25が所要位置に移動されるようになっている。
【0023】
また、このNC装置29においては、前記加工条件入力部30から入力される加工条件に応じて、曲げ加工における角度計測位置,計測工程番号および許容差等のデータ、データベース更新用のサンプリング条件(回数,角度)および曲げ角度の合否判定条件等の各種条件を設定する計測・合否条件設定部32と、曲げ角度に対するラム2の追い込み量の関係に係るデータが登録されている曲げ角度〜追い込み量データ部33と、目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係に係るデータが登録されているスプリングバックデータ部34と、曲げ角度演算部28からのデータにより曲げ加工の完了したワークの曲げ精度を判定する合否判定部35と、前記曲げ角度〜追い込み量データ部33およびスプリングバックデータ部34からの各データ,加工条件入力部30からのデータおよび曲げ角度演算部28からのデータによりラム2の各角度計測位置での最終追い込み量を演算する各計測位置での追い込み量演算部36と、加工条件入力部30からのデータによりラム2の各駆動軸での仮の追い込み位置(下限位置)を演算するとともに、前記各計測位置での追い込み量演算部36からのデータに基づきラム駆動軸での最終追い込み量を演算し、その演算結果を各ラム駆動装置10a〜10dに出力するラム駆動軸での追い込み量演算部(補間演算部)37とが備えられ、更に曲げ角度演算部28からのデータを一時保管して前記曲げ角度〜追い込み量データ部33に新規データもしくは更新データを登録するとともに、演算フォームの設定と係数演算とを行う曲げ角度〜追い込み量データ更新処理部38と、同じく曲げ角度演算部28からのデータを一時保管してスプリングバックデータ部34に新規データもしくは更新データを登録するとともに、演算フォームの設定と係数演算とを行うスプリングバックデータ更新処理部39とが備えられている。
【0024】
次に、本実施例の曲げ加工工程を図4に示されているフローチャートによって説明する。
【0025】
A〜B:曲げ角度計測モードであるか否かを判定し(ステップA)、計測モードでないというときには通常モードで曲げ加工を実行して(ステップB)、フローを終了する。一方、計測モードであるというときにはステップCへ進む。なお、曲げ加工を曲げ角度計測モードで実行するか否かは外部スイッチにてオペレータにより設定する。
【0026】
C〜E:加工条件入力部30からワーク情報(材質,曲げ線長さ,曲げ角度等),金型情報(型高さ,V溝幅,V角度,パンチR等),機械情報(剛性,スピード仕様,ストローク仕様等)等の加工条件を入力し(ステップC)、次いで曲げ角度の計測条件である角度計測ユニット25の長手方向位置やセッティング状態を設定する(ステップD)。そして、前記加工条件および計測条件に応じて角度計測ユニット25の長手方向位置を演算する(ステップE)。
【0027】
F:各金型駆動軸における仮の下限値、言い換えれば曲げ角度計測時の下限値を演算する。この演算内容については後述の図6に示されるフローチャートによって詳述する。
【0028】
G〜J:NC装置29を起動すると(ステップG)、角度計測ユニット25が計算された位置まで移動する。次に、パンチ5とダイ4との間にワークWをセットし(ステップH)、金型駆動軸を仮の下限位置まで駆動し曲げ加工を行う(ステップI)。次いで、この仮の下限位置で角度計測ユニット25により角度計測を行うとともに、計測結果を表示する(ステップJ)。
【0029】
K〜L:すべての計測角が目標曲げ角度(WA)−スプリングバック角度(SB)+定数(ここで、定数は許容差などの値)より小さな値であるか否か、言い換えればラム2が最終下限値に達しているか否かを判定する。そして、この判定の結果、最終下限値に達していないときには、各角度計測位置における補正追い込み量を演算する。この補正追い込み量は、図5に示されているように、予め曲げ加工条件により層別して登録されている曲げ角度−追い込み量カーブから、計測角度をFAとするときに図の(D0 −D1 )として求められる。なお、この補正追い込み量の計算は各角度計測位置において行われる。
【0030】
M:各角度計測位置における補正追い込み量から、各金型駆動軸における最終下限値を補間演算により求める。この演算内容については後述の図10に示されるフローチャートによって詳述する。
【0031】
N〜P:すべての計測角が目標曲げ角度(WA)−スプリングバック角度(SB)+定数に達した場合に、ラム2を上昇させ(ステップN)、次いで曲げ加工精度の確認を行うか否かを判定する(ステップO)。そして、精度確認を行わない場合にはフローを終了し、精度確認を行う場合には曲げ角度の計測を行ってその計測値を表示する(ステップP)。この場合、ラム2の上昇によりワークWが倒れて角度計測が出来なくなるのを防止するために、角度計測はワークWを軽くクランプした状態で行うのが望ましい。
【0032】
Q〜S:計測角度が許容範囲内にあるか否かを見て(ステップQ)、許容範囲内にあるというときにはフローを終了する。一方、許容範囲内にないというときには曲げ加工が失敗したということなので、強制下限修正を行うか否かを判定し(ステップR)、修正を行う場合には最終下限値の修正を行って(ステップS)フローを終了し、修正を行わない場合にはそのままフローを終了する。なお、最終下限値の修正方法としては、図5に示される曲げ角度−追い込み量の関係より補正追い込み量を求め、後述する補間演算によって各駆動軸の最終下限値を求めるようにすれば良い。
【0033】
次に、前述の図4に示されるフローチャートにおけるステップF、すなわち各金型駆動軸における仮の下限値を演算するための手順を図6を参照しつつ説明する。
【0034】
F1:入力される曲げ加工データである、ワーク材質MAT,板厚WT,製品目標曲げ角度WA,スプリングバック角度SB,成形中の内側曲げ半径FR,パンチ先端半径PR,ダイV溝幅DV,ダイV溝角度DA,ダイV肩半径DRなどの成形性要因に関するデータに基づき、まずパンチ先端食い込み量GRを求める。このパンチ先端食い込み量GRは、ワーク材質MAT,板厚WT,製品目標曲げ角度WA,パンチ先端半径PR,ダイV溝幅DVによって次式のように一義的に求められる。
GR=f(MAT,WT,WA,PR,DV)
なお、関数fは予め実験もしくはシミュレーションによって決定されているものとする。
【0035】
F2:角度計測時の目標曲げ角度FA’を計算する。この目標曲げ角度FA’は、次式で与えられる。
FA’=WA−SB+AA
ここで、AAは、目標の何度手前で角度計測を行うかの値である。
【0036】
F3:曲げ形成のみの追い込み量PEI(図7参照)を次式により求める。
PEI=(g−h)×tan(90°−FA’/2)−i−j
ここで、
g=DV/2+DR×tan(90°−DA/2)/2
h=(DR+WT)×sin(90°−FA’/2)
i=(DR+WT)×cos(90°−FA’/2)−DR
j=FR×(1/cos(90°−FA’/2)−1)
である。
したがって、成形性要因による追い込み量PEは次式で求められる。
PE=PEI+GR
【0037】
F4〜F5:次に、機械的要因を加味した追い込み量PEを得るために、各部の変形状態を図8に示されるようにモデル化し、負荷時の機械的変形を考慮した下限位置を次のように求める。すなわち、加圧条件入力部30から前述の成形性要因に関するデータの他に、パンチ高さPH,ダイ高さDH,ワーク曲げ長さWL,ワーク曲げ位置WPPなどのデータが入力され、これらデータに基づいてラム2の負荷変位EUT,テーブル1の負荷変位ELおよびテーブル1の各軸位置でのたわみ量DLi(i=1,2,3,4)が求められる。ここで、この機械的要因の中で特に問題となるのはラム2およびテーブル1の負荷変位である。
【0038】
テーブルたわみ量DLiは、両端支持はりに等分布荷重が加わった場合の各位置における曲げたわみ量YBiおよびせん断たわみ量YSiに実験等から求めた差分係数DLCORを乗じて求められる。曲げたわみ量YBiおよびせん断たわみ量YSiは次のように求められる。
図9に示されるように、軸位置のA点からの距離をAXPとすると、
▲1▼軸位置がAC間にあるとき(0≦AXP<LAのとき)
YB=−(RA/6×AXP3 +C1×AXP)/(E×I)
YS=K×RA×AXP/(G×A)
▲2▼軸位置がCD間にあるとき(LA≦AXP<LBのとき)
YB=−(RA/6×AXP3 −WQ/24×(AXP−LA)4 +C1×AXP)/(E×I)
YS=(RA×AXP−WQ/2×(AXP−LA))×K/(G×A)
▲3▼軸位置がDB間にあるとき(LB≦AXP<LLのとき)
YB=−(RA/6×AXP3 −WBF/6×(AXP−LE)3 +C5×AXP+C6)/(E×I)
YS=(RA×AXP−WBF×(AXP−LE)2 ×K/(G×A)
【0039】
したがって、実験等により得られる軸位置iでのたわみ量DLiは、次式で表される。
DLi=(YB+YS)×DLCOR
ここで、
YB:曲げたわみ量 A:断面積
YS:せん断たわみ量 RA:A点での反力
E:縦弾性係数 WQ:単位長さ当たりの荷重
G:横弾性係数 WBF:総荷重
I:断面二次モーメント C1,C5,C6:定数
K:せん断応力比
なお、各定数C1,C5,C6は次式で与えられる。
C5=(WBF/2×(LB−LE)2 −WBF/6×(LB−LA)2 +ZZ/LB)×LB/LL
C1=(ZZ+C5×(LB−LL))/LB
C6=WBF/6×(LL−LE)3 −RA/6×LL3 −C5×LL
ただし、
ZZ=WBF/24×(LB−LA)3 −WBF/6×(LB−LE)3 +WBF/6×(LL−LE)3 −RA/6×LL3
【0040】
また、ラム2およびテーブル1の負荷変位EUT,ELおよびテーブルたわみの差分係数DLCORは、予め実験もしくはシミュレーションを行い、加工条件が与えられると一義的に定まる実験式を求めておけば即座に得ることができる。
【0041】
F6:こうして、各軸の下限値DPTiを計算する。図8に示されている例の場合、第3軸位置での目標値DPT3は次式で表される。
DPT3=PH+DH−PE−EUT−EL−DL3
同様にして第1軸,第2軸および第4軸についても演算を行うことにより各駆動軸位置での下限値を求めることができる。
【0042】
また、前述の図4に示されるフローチャートにおけるステップM、すなわち各金型駆動軸における最終下限値を補間演算により求めるための手順を図10を参照しつつ説明する。
【0043】
M1:図11,図12に示されているように、ワークWの左右端計測位置における補正追い込み量HSTL,HSTRから、次式の直線補間により各駆動軸位置での補正追い込み量DPSHiを求める。
DPSHi=HSTL−(WPXL−APPi)×(HSTR−HSTL)/(WPXR−WPXL)
(i=1,2,3,4)
【0044】
M2:各駆動軸の仮の下限値から補正追い込み量を減算することにより、次式にて最終下限値DPTLiを求める。ここで、減算処理が行われているのは、この最終下限値DPTLiが下端を基準にしている値であることによる。
DPTLi=DPTi−DPSHi (i=1,2,3,4)
【0045】
本実施例では、曲げ角度計測をワークの左右端の2箇所で行うものとしたが、ワークの曲げ長さが短い場合(例えば100mm以下)には、角度計測をワークの中央部の1箇所のみで行うようにできる。この場合、各駆動軸位置における最終下限値は、補正追い込み量HSTCから次式で求められる。
DPTLi=DPTi−HSTC (i=1,2,3,4)
【0046】
本実施例では、角度計測ユニットをテーブルの片側に2基ずつ計4基設けたものを説明したが、本実施例にように角度計測ユニットをワークの長手方向に移動可能に構成すれば、片側1基の角度計測ユニットを移動させることによりワークの1箇所もしくは2箇所の計測を行っても良い。また、種々の条件でワークの片側の折り曲げ外面のみの計測しか行えない場合には、他側の計測可能な外面の角度計測結果を2倍することにより最終曲げ角度を得るようにしても良い。
【0047】
本実施例では、角度計測ユニットとして、スリット状の光源とCCDカメラとよりなる構成のものを用いたが、この角度計測ユニットとしては、他の接触式のものや静電容量式のものなどいろいろなタイプのものを用いることができる。
【0048】
本実施例においては、ラムの駆動源としてACサーボモータとボールスクリューとを用いるものを説明したが、この駆動源としては他に油圧ユニットとシリンダを用いることもできる。
【0049】
本実施例においては、ラムの駆動軸が4軸の場合について説明したが、この駆動軸としては3軸であっても良いし、5軸以上であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係るプレスブレーキの正面図である。
【図2】図2は、本実施例のプレスブレーキの側面図である。
【図3】図3は、本実施例のプレスブレーキの制御システム構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、本実施例の曲げ加工工程を示すフローチャートである。
【図5】図5は、曲げ角度と追い込み量との関係を示すグラフである。
【図6】図6は、各金型駆動軸における仮の下限値を演算するための手順を示すフローチャートである。
【図7】図7は、エアベント加工におけるダイとワークとパンチとの幾何学的関係を示す図である。
【図8】図8は、各部の変形形状を説明する図である。
【図9】図9は、テーブルたわみの計算式を説明する図である。
【図10】図10は、各金型駆動軸における最終下限値の補間演算手順を示すフローチャートである。
【図11】図11は、計測位置を説明する図である。
【図12】図12は、各駆動軸位置の補正値の計算内容を説明する図である。
【図13】図13は、従来のプレスブレーキを示す図である。
【図14】図14(a)(b)は、長尺機での短尺材の曲げ加工状態を短尺機との比較で示す図である。
【符号の説明】
1 テーブル
2 ラム
4 ダイ(下金型)
5 パンチ(上金型)
10a〜10d ラム駆動装置
11a〜11d サーボモータ
12 タイミングベルト
13 ボールスクリュー
14a〜14d リニアエンコーダ
15a〜15d サーボアンプ
17 補正ブラケット
18a〜18d エンコーダ
25 角度計測ユニット
28 曲げ角度演算部
29 NC装置
30 加工条件入力部
31 計測位置演算部
36 各計測位置での追い込み量演算部
37 ラム駆動軸での追い込み量演算部

Claims (3)

  1. 機械の左右方向寸法に比して曲げ長さが極端に短い短尺のワークを折り曲げるのに用いられ、3軸以上の駆動軸にて昇降駆動されるラムに支持されている駆動金型と、この駆動金型に対向配置される固定金型との協働によってそのワークを折り曲げるプレスブレーキであって、
    (a)ワークの加工条件,ワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係およびワークの曲げ角度に対する駆動金型の追い込み量の関係を記憶する記憶手段、
    (b)ークの長手方向の中央部の1箇所位置で、曲げ加工中に1回ワークの曲げ角度を検出する曲げ角度検出手段、
    (c)前記記憶手段に記憶されているワークの加工条件およびワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係と、前記固定金型を支持するテーブルのたわみ量に基づいて、前記駆動金型の各駆動軸毎仮の追い込み位置を演算する仮追い込み位置演算手段、
    (d)この仮追い込み位置演算手段により演算された仮の追い込み位置にて前記曲げ角度検出手段により検出されるワークの曲げ角度と、前記記憶手段に記憶されているワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係およびワークの曲げ角度に対する駆動金型の追い込み量の関係から、角度検出位置での前記駆動金型の補正追い込み量を演算する補正追い込み量演算手段、
    )この補正追い込み量演算手段により演算される補正追い込み量、各駆動軸位置における前記仮の追い込み位置に加えることで、最終追い込み位置をめる最終追い込み位置演算手段および
    前記仮追い込み位置演算手段および前記最終追い込み位置演算手段の演算結果に基づいて、前記ラムを各駆動軸毎に制御しながら同時に駆動し、前記ラムおよび前記テーブルのたわみを伴いながら前記仮の追い込み位置まで駆動した後最終追い込み位置まで駆動する金型駆動手段
    を備えることを特徴とするプレスブレーキ。
  2. 機械の左右方向寸法に比して曲げ長さが極端に短い短尺のワークを折り曲げるのに用いられ、3軸以上の駆動軸にて昇降駆動されるラムに支 持されている駆動金型と、この駆動金型に対向配置される固定金型との協働によってそのワークを折り曲げるプレスブレーキであって、
    (a)ワークの加工条件,ワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係およびワークの曲げ角度に対する駆動金型の追い込み量の関係を記憶する記憶手段、
    (b)ワークの長手方向の左右端2箇所位置で、曲げ加工中に1回ワークの曲げ角度を検出する曲げ角度検出手段、
    (c)前記記憶手段に記憶されているワークの加工条件およびワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係と、前記固定金型を支持するテーブルのたわみ量に基づいて、前記駆動金型の各駆動軸毎に仮の追い込み位置を演算する仮追い込み位置演算手段、
    (d)この仮追い込み位置演算手段により演算された仮の追い込み位置にて前記曲げ角度検出手段により検出されるワークの曲げ角度と、前記記憶手段に記憶されているワークの目標曲げ角度に対するスプリングバック角度の関係およびワークの曲げ角度に対する駆動金型の追い込み量の関係から、各角度検出位置での前記駆動金型の補正追い込み量を演算する補正追い込み量演算手段、
    (e)この補正追い込み量演算手段により演算される、ワークの左右端位置における補正追い込み量から、各駆動軸位置における最終追い込み位置を直線補間により求める最終追い込み位置演算手段および
    (f)前記仮追い込み位置演算手段および前記最終追い込み位置演算手段の演算結果に基づいて、前記ラムを各駆動軸毎に制御しながら同時に駆動し、前記ラムおよび前記テーブルのたわみを伴いながら前記仮の追い込み位置まで駆動した後最終追い込み位置まで駆動する金型駆動手段
    を備えることを特徴とするプレスブレーキ。
  3. 前記曲げ角度検出手段は、前記固定金型を支持するテーブルの前面後面の少なくともいずれか一方に設けられるレールに沿ってそのテーブルの長手方向に移動自在に装着される請求項1または2に記載のプレスブレーキ。
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