JP3828829B2 - バイオセンサー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はバイオセンサーに関するものであり、さらに詳しくは、電極を横切って延びている連続毛細管流路を有する電気化学バイオセンサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気化学バイオセンサーは公知であり、色々な生物学的サンプル中の、特に血液中の検体の濃度測定用に使われて来ている。電気化学バイオセンサー1は、米国特許第5,413,690号、同第5,762,770号、同第5,798,031号および同第5,997,817号に記載されている。これら特許のそれぞれの開示は参照により本明細書に組み入れるものとする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はバイオセンサーを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明のバイオセンサーは、第1の端と第2の端を持つ支持基体、該支持基体の上に配置された複数の電極(該電極は互いに協同して、該第1の端に隣接して位置する電極アレイを形成している)、該支持基体の上に配置されたスペーサー基体、および該スペーサー基体の上に配置されているカバーを含んでなる。該カバーは、支持基体と協同して、第1の端に隣接するサンプル入口と、相対する2つの端とを有する流路を形成している。各電極アレイは、該流路内で該2つの端のひとつに隣接して配置されている。
【0005】
本発明の他の局面で提供するバイオセンサーは、支持基体、該支持基体の上に配置されている第1の電極セット、該支持基体の上に配置されている第2の電極セット(該第1の電極セットと第2の電極セットはお互いに距離を置いて配置されている)、および該第1の電極セットと第2の電極セットを横切って延びているカバーを含んでなる。該カバーは、該支持基体と協同して、相対する第1の端と第2の端と、これら二つの端の間であってかつ第1の電極セットと第2の電極セットの間に配置されている入口とを有する、概して直線状の毛細管流路を形成している。
【0006】
本発明のさらなる他の局面では、バイオセンサーを形成する方法を提供する。該方法は、支持基体の表面の上に距離を置いて位置する電極アレイを形成するステップ、該支持基体の上で該電極アレイを横切ってスペーサー基体を配置するステップ、該電極アレイを露出するため該スペーサー基体の一部を除去するステップ、相対する端を有し該電極アレイを横切って延びている毛細管流路を形成するために該スペーサー基体の上にカバーを配置するステップ、および、該毛細管流路への入口を形成するためにまた該入口が該相対する端の間に配置されるよう、該支持基体、該スペーサー基体の一部、および該カバーを貫通してノッチを打ち抜くステップ、を含んでなる。
【0007】
本発明のさらなる特徴は、本分野における当業者には、現時点で考えられる本発明の最善の実施形態を例示している以下の好ましい実施態様の詳細な説明を考察すれば明らかとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明は、バイオセンサーおよび、精密且つ正確な2元流路配置(dual channel position)が製作可能なバイオセンサーの製造方法に関するものである。前記バイオセンサーは、電極を横切って延びる流路を形成する連続工程を用いて製造する。本発明の局面は図1〜5に示されているが、それらは縮尺通りには描かれておらず、またいくつかの図で類似の部品は同じ番号がつけられている。
【0009】
図1〜4は、電極支持用基体12、基体12の上に配置されている電気伝導体13(電極14、16、18を形成するために分断されている)、基体12の上に配置されているスペーサー基体20、およびこのスペーサー基体20の上に配置されているカバー22を含んでなるバイオセンサー10の形態にある本発明の一局面を説明するものである。バイオセンサー10は矩形形状が好ましい。しかし、バイオセンサー10は、本発明の開示に従ってどんな形状でもとれることは言うまでもない。バイオセンサー10は、ロール巻きされた材料から製造するのが好ましいが、本発明の開示に従って個々のシートから製作できることは当然理解されよう。よって、バイオセンサー10の製作のための材料選択にあたっては、ロール加工工程に対し十分な柔軟性がありまたバイオセンサー10の完成品に対し有用な剛さを与えるに十分な剛性も有している材料を使用するのがよい。
【0010】
図2と3に電極支持基体12を示す。図3において、基体12は、スペーサー基体20に面している第1の表面24と第2の表面26を有する。加えて、基体12は第1と第2の端28、30を有し、また第1と第2の端すなわち28、30の間に亘って延びる縁32、34を有している。図2参照。第1の端28は、そこに形成されているノッチ36を含んでいる。概して凹形の形状をした境界38は、ノッチ36の形を定めている。このノッチは、本発明の開示に従っていろいろな形状やサイズをとることができるのは当然である。基体12は、概して矩形の形状をしているが、このような支持体は本発明の開示に従っていろいろな形状やサイズに形成されてもよいのは当然である。基体12はフレキシブルポリマーから形成され、好ましくはポリエステルもしくはポリイミド、ポリエチレンナフタレート(PEN)のようなポリマーから形成される。限定するものではないが、好適なPENの一例は、ROWO Coating社(ドイツ、ヘンボルツェルム)にて金がコートされて、E.I. DuPont de Nemours社(デラウエア州、ウイルミントン)から市販されているPENフィルム、5 mil厚のKALADEX(登録商標)である。
【0011】
基体12の第1の表面24上には電極14、16、18が形成されており、これらは導電体13から絶縁されている。限定するものではないが好適な電気伝導体13の例としては、アルミニウム、(グラファイトのような)カーボン、コバルト、銅、ガリウム、金、インジウム、イリジウム、鉄、鉛、マグネシウム、水銀(アマルガムとして)、ニッケル、ニオブ、オスミウム、パラジウム、白金、レニウム、ロジウム、セレン、(高度にドープされた多結晶シリコンのような)シリコン、銀、タンタル、錫、チタン、タングステン、ウラン、バナジウム、亜鉛、ジルコニウム、これらの混合物、およびこれら元素の合金、酸化物、または金属化合物が挙げられる。好ましくは、電気伝導体13は、次の材料から選ばれる:金、白金、パラジウム、イリジウム、あるいはこれら金属の合金。というのは、そのような貴金属およびそれらの合金は、生物学的システムに対して非反応性であるからである。最も好ましいのは、電気伝導体13が金であることである。
【0012】
電極14、16、18は、電気伝導体13の残りの部分からレーザーアブレーションにより絶縁されている。図3参照。レーザーアブレーションを使って表面上に電極を形成する技法は公知である。例えば、米国特許出願番号第09/411,940号、発明の名称「パターン化ラミネートのレーザー造形と電極(LASER DEFINED FEATURES FOR PATTERNED LAMINATES AND ELECTRODE)」(1999年10月4日出願)を挙げることができる。この文献の開示内容を本明細書の中に参照として明白に組み入れる。好ましくは、電極14、16、18は、該電極の周囲のエリアから電気伝導体13を取り除くことによって作られる。
【0013】
それゆえ、電極14、16、18は、約25μm〜約500μmの幅を持つギャップにより、基体12の上で、残りの電気伝導性材料から絶縁されており、前記ギャップは約100μm〜約200μmの幅を有しているのが好ましい。また、電極14、16、18は、基体12の上でレーザーアブレーションのみにより作ることができることも理解されよう。精密性と感度を考えればレーザーアブレーションが電極14、16、18を形成する好ましい方法ではあるが、ラミネーション、スクリーン印刷、あるいはフォトリソグラフィなどのような他の技法を本発明の開示に従って使うこともできる。
【0014】
図2に示されているように、電極14、16、18は、互いに協同して第1および第2の電極アレイ76、78および第1と第2のアレイ76、78から遠ざかって延びるリード線80を形成している。リード線80は、アレイ76、78から、電極支持基体12の第2の端30にある電気接点74まで延びている。前記アレイから延びているリード線は色々な長さを持つようにまた、電極支持基体12上で色々な場所に延びていけるように形成することができる。電極アレイの形状、電極の数および電極間の距離は、本発明の開示するところに従い変えることができ、また当業者には了解されるように3個以上のアレイを形成することもできる。
【0015】
バイオセンサー10のスペーサー基体20は、電極支持基体12の縁32、34の間に延びる第1の部材40、および第1の部材40から距離を置いて配置されている第2と第3の部材42、44を有している。それぞれの部材40、42、44は上部表面46および基体12に面している下部表面48を有している。加えて、第1の部材40は、第2と第3の部材42、44に面している内側の縁50、および外側の縁52を有している。第2と第3の部材42、44は、第1の部材40に面している第1の縁54と第2の縁56を有している。第2と第3の部材42、44の第2の縁56はお互いに向かい合っている。
【0016】
図1Bと4に示されているように、スペーサー基体20を支持基体12に接合するとき、電極アレイ76、78は第1の部材40と第2および第3の部材42、44との間に来るよう配置される。加えて、第2と第3の部材42、44は、ノッチ36の境界38に隣接して位置する。スペーサー基体20は、フレキシブルポリマーから形成され、好ましくは、接着剤がコートされたポリエチレンテレフタレート(PET)(ポリエステル)のようなポリマーから作製する。限定するものではないが、好適なPETの例としては、Adhesives Research, Inc.(ペンシルバニア州、グレンロック)から市販されている感圧型接着剤(製品番号ARcare 8877)で両面がコートされた厚さ3mil(75μm)の白色PETフィルムがある。
【0017】
スペーサー基体20は色々な材料から製作することができ、また市販されている色々な接着剤を用いて基体12とカバー基体22に貼り付けることができる。加えて、基体12の表面24が剥き出しで、電気伝導体13によって覆われていない場合は、本発明の開示に従って、溶着(熱または超音波)によりスペーサー基体20を基体12に接合することができる。また、基体12の第1の表面24には、本発明に従って、例えば製品表示ラベル、あるいは使用説明書を印刷することができる。
【0018】
カバー基体22は、スペーサー基体20の上部表面46に接合される。図1B参照。カバー基体22は、スペーサー基体20に面した内側表面58と外側表面60を有している。加えて、カバー22は、向かい合っている第1および第2の端62、64および第1と第2の端62、64の間に延びる縁66、68を有している。第1の端62は、ノッチ70を有している。概して凹形の境界72はノッチ70を形づくっている。前記ノッチは本発明の開示に従い色々な形状やサイズをとることができることは言うまでもない。バイオセンサー10を組み立てると、カバー22はスペーサー基体20および電極支持体12とともに毛細管流路82を形成する。
【0019】
カバー基体22は、概して矩形形状であるが、該カバーは本発明の開示に従って色々な形状やサイズに成形してよいことは言うまでもない。カバー基体22は、フレキシブルポリマーから形成されるが、好ましくは、ポリエステルまたはポリイミドのようなポリマーから形成される。限定するものではないが、好適なポリマーの例としては、3M Healthcare社(ミネソタ州セントポール)から市販されている3.9mil(99μm)厚の3M親水性ポリエステルフィルム(3M社製品番号9971)がある。
【0020】
図1Aと1Bを見ると、毛細管流路82は、概して線形形状をしていて、サンプル入口84と距離を置いて位置する端86を有している。図1Aに示されているように、端86は、それぞれ縁32、66および34、68の間に配置されている。バイオセンサー10は、図では空気出口として働く端86を有するが、バイオセンサー10は本発明の開示に従い空気の出口をいくつでも有するように形成することができるのは明らかである。毛細管流路82は、それぞれ境界38、72と縁32、66および34、68の間に延びている。流路はまた、スペーサー基体20の第1の部材40の内側の縁50と第2および第3の部材42、44の第1の縁54により形づくられている。図4参照。それゆえ、バイオセンサー10を組み立てると、流路82は電極アレイ76、78を横切って延びる。例えば、図1B参照。
【0021】
電気化学試薬88は第1および第2のアレイ76、78の上に配置される。試薬88は、特定の検体に対する電気化学プローブとなる。具体的な試薬88の選択は、測定すべきその特定の1または複数の検体に依存し、この分野の通常の知識を有する者には十分公知である。本発明のバイオセンサー10で用いることができる試薬の例としては、全血サンプル中のグルコース測定用の試薬がある。限定するものではないが、人の血液サンプル中のグルコース測定用試薬の例として、試薬1グラムあたり、62.2mgのポリエチレンオキサイド(平均分子量100〜900キロダルトン)、3.3mgのNATROSOL 244M、41.5mgのAVICEL RC-591 F、89.4mgの一塩基性燐酸カリウム、157.9mgの二塩基性燐酸カリウム、437.3mgのフェリシアン化カリウム、46.0mgの琥珀酸ナトリウム、148.0mgのトレハロース、2.6mgのTRITON X-100界面活性剤、および2,000〜9,000単位の酵素活性を含むものがある。前記酵素は、12.5mgの補酵素PQQと121万単位のキノ蛋白グルコースデヒドロゲナーゼのアポ酵素とから酵素溶液として調製される。この試薬は、米国特許第5,997,817号にさらに記載されており、その文献の開示内容は参照により本明細書中に組み入れるものとする。
【0022】
限定するものではないが、バイオセンサー10で、特定の検体の測定に使用できる酵素およびメディエーターの例を以下の表1に掲載する。
【0023】
【表1】
表1に示されているいくつかの例では、少なくとも1個の追加の酵素が反応触媒として使用される。また、表1に示されているいくつかの例では、メディエーター酸化体への電子移動を促進するため、追加のメディエーターを用いてもよい。追加のメディエーターは、メディエーター酸化体よりも少ない量を試薬に入れる。上記のアッセイについて説明したが、本発明の開示に従って、バイオセンサー10を用いて、サンプルの電流、電荷、インピーダンス、コンダクタンス、電位その他の電気化学的に示される特性と、サンプル中の検体濃度とを正確に相関させることができるものと考えられる。
【0024】
一般に、複数のバイオセンサー10をバイアルの中に入れ、通常はバイアルを密閉するように形成されている栓をする。しかしながら、バイオセンサー10は個別にパッケージしてもよいし、あるいはバイオセンサーを、互いに折り重ねたり、コイルに巻いたり、カセットマガジンに積み重ねたり、あるいはブリスターパッケージングに入れたりしてもよい。
【0025】
バイオセンサー10は、下記のものと組み合せて使用する:
1. 電気接点74と電気的に繋がっていて、電極14、16および18、16の間に、動作電極表面でメディエーター還元体の拡散律速電気酸化を起こすに十分な電位差を供給することができる電源;および
2. 電気接点74と電気的に繋がっていて、上述の電位差がかけられたときメディエーター還元体の酸化により発生する拡散律速電流を測定することができるメーター。
【0026】
該メーターは、通常その電流測定値にアルゴリズムを適用するようになっており、それにより検体の濃度が算出されそして目に見えるかたちで表示される。そのような電源、メーター、およびバイオセンサーシステムの改良は、本出願人に譲渡されている以下の特許の主題となっている:1990年10月16日発行の米国特許第4,963,814号;1991年3月12日発行の米国特許第4,999,632号;1991年3月12日発行の米国特許第4,999,582号;1993年9月7日発行の米国特許第5,243,516号;1994年10月4日発行の米国特許第5,352,351号;1994年11月22日発行の米国特許第5,366,609号;Whiteら、1995年4月11日発行の米国特許第5,405,511号;Whiteら、1995年8月1日発行の米国特許第5,438,271号、そしてこれらそれぞれの開示内容は参照により本明細書中に組み入れることとする。
【0027】
本発明のバイオセンサーにより、多くの液体サンプルを分析することができる。例えば、全血、血漿、血清、リンパ、胆汁、尿、精液、脳脊髄液、脊髄液、涙液、そして大便検体のような人間の体液、あるいは当該技術の熟練者には容易に明らかな、他の生物学的な液体を測定することができる。組織の液体試料も分析することができ、また環境汚染物質を含んでいる可能性のある食品、発酵生成物および環境物質も分析できる。本発明により全血を分析するのが好ましい。
【0028】
バイオセンサー10を製造するには、金属化されている電極支持体材料のロール90を、図5に矢印92で示されているように、ガイドロールを通してアブレーション/洗浄および乾燥ステーション94に供給する。支持体12をアブレーションすることができるレーザーシステムは、当技術分野の通常の技能を持つ者には知られている。限定するものではないが、そのようなものの例としては、アブレーションのパターンが鏡、レンズ、およびマスクで制御されるエキシマレーザーが挙げられる。限定するものではないが、そのような注文製のシステム例は、LPKF Laser Electronic GmbH 社(ドイツ、ゲルブセン)から市販されているLPX-400、LPX-300、あるいはLPX-200である。
【0029】
レーザーステーション94では、金属化フィルムの金属層は、前もって定められているパターンにアブレーションされ、電極支持体材料の上に絶縁された電極セットがリボン状に形成される。50nm厚の金の導体13に電極14、16、18をアブレーションするのに、90mJ/cm2のエネルギーをあてる。しかしながら、その必要なエネルギーの量は、材料によって、金属によって、あるいは厚みによって変わるのは言うまでもない。このあと、該リボンは、テンションループにより1つ以上のガイドロールを通り、そして光学的および電気的検査をすることができるオプションの検査システムを通る。このシステムは、欠陥の有無をチェックするための品質管理用に使われる。
【0030】
ステーション94を離れると、矢印96で示されているように、金属化されたフィルムは試薬分配ステーション98に供給される。配合済みの試薬は、矢印100で示されているように、分配ステーション98に供給され、ここでは、Iwashita Engineering Incorporated(東京)から市販されている注文製の装置を用いて流路82の一部を覆うべくラインコートする。
【0031】
代わりの方法としては、配合済みの試薬を、Fluilogic Systems社(フィンランド、エスポー)から市販されている注文製の装置を用いて、第1と第2のアレイ76、78のそれぞれの中心に別個に液状で適用する。試薬の別個適用を選択する場合、試薬88を、試薬適用個所の外接境界線内に保持するために、目標としている試薬適用個所を囲んで、支持基体12に少なくとも1個のくぼみ(図では示されていない)を形成しておくと有益である。試薬適用技法は本分野の通常の技能を有する者にはよく知られており、米国特許第5,762,770号にも記載されている。その特許の開示内容は、参照により本明細書に組み入れるものとする。試薬は、本発明の開示に従って、アレイ76、78に液状であるいは他の形態で適用し、そしてアレイ76、78の上で乾燥または半乾燥させることができるのは言うまでもない。
【0032】
別の工程において、両面に剥離ライナーのついた感圧型両面接着フィルム102を、矢印104で示すように、ラミネーション&キスカットステーション112に供給する。同時に、カバー基体材料ロール106が矢印108で示されるようにガイドロール110の上を通ってステーション112に供給される。ステーション112では、剥離ライナーが、矢印114で示されるように上部表面46からそしてステーション112から分離され、そして廃棄のためガイドロール116の上を通ってロール118に再び巻き取られる。またステーション112では、フィルム102の上部表面46はカバー基体材料106の内側表面58に貼り付けられる。次に、該フィルムはキスカットされ、該フィルムの一部が除去されて、第1の部材40と第2/第3の部材の細片(図には示されていない)が該カバー材料に接合した状態で残される。該カバー材料は、第1の部材40と第2/第3の部材の間が露出している。
【0033】
該カバー材料/スペーサー基体の中間組立品は、矢印122で示されるように、センサーラミネーション&カット/パックステーション124に供給される。試薬がコートされた電極支持基体材料は、矢印120で示されるように、ステーション98からセンサーラミネーション&カット/パックステーション124に同じく供給される。残っている剥離ライナーはスペーサー基体から分離されそして該スペーサー基体は、電極アレイ76、78が第1の部材40と第2/第3の部材細片の間に来るように電極支持基体材料の上に配置される。組立られた後、ノッチ36、70が、電極支持基体材料、スペーサー基体の第2/第3の部材、およびカバー基体材料を通して打ち抜かれる。このカットが、毛細管流路82へのサンプル入口84を形成する。
【0034】
次に、得られた組立の終わった材料を切断して個々のバイオセンサー10を形成し、区分けし、バイアルに入れ、それぞれ栓で閉鎖して、パッケージされたバイオセンサー細片を製作する。
【0035】
使用にあたっては、バイオセンサー10のユーザは、採血用の切開を入れた指をノッチ36、70の境界38、72にあてる。毛管力により液体血液サンプルが引き入れられ、該切開からサンプル入口84の中に流れ、そして毛細管流路82の中を流れて試薬88とアレイ76、78を横切る。液体血液サンプルは、試薬を溶解し、アレイ76、78に接触させる。そこで電気化学反応が起こる。
【0036】
使用にあたって、反応が終わると、電源(例えば、電池)により、電極14、16間および18、16間それぞれに電位差が掛けられる。電位差を掛けるときは、基準電極におけるメディエーター酸化体の量および該電位差は、動作電極の表面で該メディエーター還元体の拡散律速電気酸化を起こすに十分大きくなければならない。電流測定用のメーター(示されてはいない)により、作動電極の表面でメディエーター還元体の酸化により発生する拡散律速電流を測定する。
【0037】
電流測定値は、以下の要求項目が満たされれば、サンプル中の検体濃度に正確に相関させることができる:
1.メディエーター還元体の酸化速度が、メディエーター還元体の動作電極表面への拡散速度に支配されている。
【0038】
2.発生電流が、動作電極表面におけるメディエーター還元体の酸化により制限されている。
【0039】
上に記載された製造方法および製品は、特に診断装置用の、使い捨てバイオセンサー10を含む。しかしながら、あらゆる生物学的なサンプル、環境関連のサンプル、あるいは他のサンプル中の検体測定のような、非診断用の電気化学センサーも含まれる。上記で考察したように、バイオセンサー10は、色々な形とサイズに製造することができ、また色々な分析を行うことができ、限定するものではないが、それらの例としては、バイオセンサーの測定にかけられるサンプルの、電流、電荷、インピーダンスコンダクタンス、電位その他の電気化学表示特性が含まれる。
【0040】
ここまで、好ましい実施形態を参照して本発明を詳細に説明してきたが、特許請求の範囲に記載の本発明の範囲と思想の内において変化や変形がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aは、本発明によるバイオセンサーの透視図であって、それぞれその中にノッチを含むように形成されている電極支持基体およびカバーを有しているバイオセンサーを示す。図1Bは、図1Aのバイオセンサーの透視拡大図であって、一部を破断して示す。
【図2】図1のバイオセンサーの組立分解図であって、一方の端に配置されていて距離をおいて位置している2つの電極アレイと、第1、第2、第3の部材を有し前記電極アレイの辺りに延びるように形成されているスペーサー基体を含んでいるバイオセンサーを示す。
【図3】図1A中の線3−3に沿って見た図。
【図4】図1A中の線4−4に沿って見た図。
【図5】図1のバイオセンサーの組み立て製造工程を示す概略図。
【符号の説明】
10 バイオセンサー
12 電極支持基体
14、16,18 電極
20 スペーサー基体
22 カバー
28、30 支持基体の第1、第2の端
36、70 ノッチ
40、42、44 スペーサー基体の第1、第2、第3の部材
76、78 電極アレイ
82 流路
84 サンプル入口
86 流路の端
Claims (3)
- 第1および第2の端を有する支持基体、
該支持基体上に配置されている電極、
該支持基体の上に配置されているスペーサー基体、ならびに
該スペーサー基体の上に配置されているカバー
を含んでなるバイオセンサーであって、
ここで、該電極は互いに協同して、該第1の端に隣接して位置する複数の電極アレイを規定しており、該カバーは、該支持基体と協同して、相対する第1および第2の端を有する毛細管流路を規定しており、該支持基体、該スペーサー基体の一部およびカバーを貫通して毛細管流路の入口を形成しているノッチが設けられており、該毛細管流路の入口は、毛細管流路の第1と第2の端の間に位置する支持基体の第1の端に隣接しており、各電極アレイは流路内で該端のうちの一つに隣接して配置されている、該バイオセンサ。 - 支持基体、
該支持基体の上に配置されている第1の電極セット、
該支持基体の上に配置されている第2の電極セット、ならびに
第1および第2の電極セットを横切って延びるカバー
を含んでなるバイオセンサーであって、
ここで、該第1および第2の電極セットは該スペーサー基体によりお互いに距離を置いて位置しており、該カバーは、該支持基体と協同して、相対する第1および第2の端を有するほぼ直線状の毛細管流路を規定しており、該支持基体、該スペーサー基体の一部およびカバーを貫通して毛細管流路の入口を形成しているノッチが設けられており、該毛細管流路の入口は、該端の間であってかつ第1および第2の電極セットの間に配置されている、該バイオセンサー。 - 支持基体の表面の上に距離を置いて位置する電極アレイを形成するステップと、
該支持基体の上に該電極アレイを横切ってスペーサー基体を配置するステップと、
該スペーサー基体の一部を除去して該電極アレイを露出するステップと、
スペーサー基体の上にカバーを配置して、相対する端を有し該電極アレイを横切って延びる毛細管流路を形成するステップと、
該支持基体、該スペーサー基体の一部、および該カバーを貫通してノッチを打ち抜いて、該毛細管流路の入口を形成するステップと
を含んでなるバイオセンサーの製造方法であって、該毛細管流路の入口は、前記相対する端の間に配置される、前記方法。
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