JP3826801B2 - Mill Pacing Method for Hot Rolling Line - Google Patents

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  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、 熱間圧延ラインのミルペーシング方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に、熱間圧延ラインの一例を模式的に示す。
図示のように、 加熱炉2で加熱された鋼材等の材は、ライン1に抽出され、 HSB3でスケール除去を行い、 プレス4でプレス処理される。
そして、粗ミルR1〜R5、仕上ミルF1で順次圧延が行われ、最終的に、図示しないコイラで巻き取られる。
【0003】
熱間圧延ラインでは、 従来から、 ミルペーシング制御装置5によって、加熱炉2抽出側から仕上ミルF1までのプレス4と複数の粗ミルR1〜R5で構成されるライン1上を搬送される材(図1では、 A材〜E材)について、それらの互いの干渉を予測し、干渉しない最短ピッチでの加熱炉抽出間隔を決定するミルペーシングが実施されてきている。
【0004】
ここで、「干渉」とは、 各粗ミル等での搬送インターロックにかかることである。例えば、 隣接する粗ミル間に複数の材が同時に存在することが予測されるとインタロックが作動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のミルペーシング方法では、その搬送予測に誤差がある場合、 あるいはまた、 予測不能の待機状態が発生した場合等には、粗ミル間において材が滞留することになり、温度低下、テーブルマーク発生等のトラブルの原因となっていた。
【0006】
また、粗ミル間で材が互いに干渉しないように加熱炉からの抽出を実施することから、 一旦、粗ミル間での材の干渉が起こると、 仕上圧延機F1でのバーツーバー時間が目標よりも延長され、 圧延能率向上の大きな阻害要因ともなっていた。ここで、「バーツーバー時間」とは、仕上ミルでの圧延間隔を言い、この値が小さいほど圧延能率が良い。
【0007】
更に、 従来のミルペーシング制御では、 抽出済みの材に対してはコントロールする術がなく、 各粗ミルでの搬送インターロックにかかって搬送されることになる。 この場合、 各粗ミルでの待機時間は、 設備的なインターロックに依存することになり、 適切なミルペーシングとは相容れないものとならざるを得ない。
本発明は、 上記従来のミルペーシング方法を改良し、 仕上圧延機F1でのバーツーバー時間の短縮を実現し、圧延能率向上を達成するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、 従来のミルペーシング制御が有する上記の問題点を的確に把握し、 加熱炉抽出側から、 仕上ミルまでの中間点で材を自動待機させる処理を付加したミルペーシング処理を再度行うことで上記課題を解決できることを見出したのである。
【0009】
更に、 本発明者は、 加熱炉抽出時に、 前記中間点よりも上流側に材同士の干渉ポイントがある場合、 先行する材を早出しして前記中間点での待機を積極的に行うようにすることで、仕上圧延機F1でのバーツーバー時間の短縮が実現できることに想到したのである。
そして、図1に示す熱間圧延ラインを模したモデルでのシミュレーション実験を重ね、 以下の発明をするに至った。
【0010】
本発明は、 加熱炉抽出側から仕上ミルまでの複数の粗ミルを含むライン上を搬送する材の互いの干渉を予測し、干渉しない最短ピッチでの加熱炉抽出間隔を決定する熱間圧延ラインのミルペーシング方法において、 いずれか一の粗ミルに進入する直前の材を注目材として選定し、当該注目材よりも下流側に位置する各材の干渉をチェックし、 それら各材の搬送予測時刻を修正する工程と、 修正した搬送予測時刻を基に、前記注目材とその下流側に位置する次材の干渉をチェックし、その干渉する時間だけ前記注目材の前記一の粗ミルへの進入予定時刻を変更して前記一の粗ミル前に待機させる工程と、 前記の変更した進入予定時刻を基に、 前記注目材とその上流側に位置する材の干渉をチェックし、その上流側に位置する材の搬送予測時刻を修正する工程と、 修正した搬送予測時刻を基に、加熱炉抽出材の抽出タイミングを修正する工程と、該加熱炉抽出材とその下流側直近に位置する次材の干渉をチェックし、 その干渉ポイントが前記一の粗ミルより上流側にある場合、加熱炉抽出材の下流側直近に位置する次材を早出しし、前記一の粗ミル前で待機させる工程と、前記加熱炉抽出材の抽出タイミングを早める工程と、 を有することを特徴とする熱間圧延ラインのミルペーシング方法によって上記課題を解決した。
【0011】
なお、加熱炉と1台めの粗ミルの間にプレスを配置し、 前記一の粗ミルが2台めの粗ミルであることが好適であることを見出した。
ところで、前記シミュレーション実験においては、 上記の各発明方法を適用することで、 仕上圧延機F1でのバーツーバー時間が0.5 秒短縮することを確認している。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、 図1に例示するプレスを含む熱間圧延ライン1において、 従来から行われているミルペーシング制御5に対し、 以下で説明する粗ミル進入制御(図1では、 R2ミルに適用するR2ミル進入制御100 として例示)と加熱炉抽出制御200 を付加するものである。
【0013】
粗ミル進入制御は、粗ミルR1〜R5のいずれに進入する材にも好適に適用することができる。ただし、粗ミルでの材の待機位置としては、 待機による温度低下があまり問題とならず、 かつ、できるだけ仕上ミルに近い位置とすることを好適とすることから、2台目の粗ミル、すなわち、R2の前面テーブルが最も好適な位置である。
【0014】
以下では、 その最も好適とするR2ミルに進入する直前の材に適用するR2ミル進入制御100 について、図2(a)のフローに基づいて具体的に説明する。
なお、図1に例示の熱間圧延ラインでは、 加熱炉抽出側から仕上ミルまでに最大5つの材が並ぶ場合が有る。ここで、R2ミルに進入する材、すなわち、注目材をC材とする。また、C材より下流側の各材を順にB材、A材とし、上流側に位置する各材を順にD材、 E材とする。なお、E材は加熱炉抽出材でもある。
【0015】
R2ミル進入制御100 のフローにおいては、 まず、C材のR1オンのタイミング(110 )で、A材とB材の干渉をチェックし、B材の搬送予測時刻を修正する処理(120 )を行う。 そして、修正したB材の搬送予測時刻を基に、B材とC材の干渉をチェックし、その干渉する時間だけR2進入予定時刻を変更し、C材をR2前面テーブルで待機させる(130 )。
【0016】
次に、 図2(b)に示す加熱炉抽出制御200 のフローでは、上記のR2ミル進入制御100 の処理で変更したC材のR2進入予定時刻を基に、C材とD材の干渉をチェックし、D材の搬送予測時刻を修正する(210 )。そして、修正したD材の搬送予測時刻を基に、D材とE材の干渉をチェックし、E材の加熱炉抽出タイミングを修正する(220 )。
【0017】
本発明の熱間圧延ライン1のミルペーシング方法では、 まず、R2ミル進入制御100 を行って、 R2ミル前のテーブルに材を所要時間だけ滞留させる。こうすることで、 仕上圧延F1前での不要の滞留を抑止でき、 バーツーバー時間を延長することなく目標とするバーツーバー時間での搬送を実現できる。
更に、 加熱炉抽出制御200 を適用して、E材の加熱炉抽出タイミングを修正し、早出しを行うようにする。 この早出し処理を行って、R2前テーブルに材を積極的に待機させるようにすることで、 仕上圧延F1前でのバーツーバー時間短縮を実現できるのである。
【0018】
【実施例】
図3に、 3本の材(当該材、 先行材、先々行材)に、従来のミルペーシングを適用した場合の搬送ダイヤグラム(a)と、 本発明のミルペーシングを適用した場合の搬送ダイヤグラム(b)を比較して示す。
図3(a)の従来例では、 先々行材と先行材のバーツーバーネックがあり、更に、 先行材と当該材にプレスネックがあることから、当該材において、 バーツーバー時間の延長が発生することになる。
【0019】
一方、 図3(b)に示す本発明例では、加熱炉抽出制御に基づく早出し処理で早出しして抽出された先行材が、R2ミル進入制御によって、R2前テーブル上で待機することになる。なお、先行材の搬送ダイヤグラムにおいて、 点線が(a)に示す従来のダイヤグラムであり、 実線が本発明で早出しを行ったダイヤグラムである(以下、 同様)。
【0020】
このようにして早出しされた先行材に対し、 当該材が干渉のない最短ピッチで抽出されてライン上を搬送されることから、 当該材の仕上ミルF1でのバーツーバー時間の短縮を実現できる。
表1に、仕上ミルF1におけるバーツーバー平均時間(F1バーツーバー平均時間)について、従来例と本発明例を対比して示す。 また、それに伴う本発明例での生産効率の向上を示す。
【0021】
【表1】

Figure 0003826801
【0022】
表1から明らかなように、本発明の適用によって、 F1バーツーバー平均時間を0.6 秒短縮し、3.0t/hの生産効率向上を達成した。
【0023】
【発明の効果】
本発明によって、 仕上ミルF1でのバーツーバー平均時間を短縮することができ、 熱間圧延ラインの生産効率向上を実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する熱間圧延ラインにおいて、加熱炉から仕上ミルまでを示す模式図である。
【図2】本発明の制御を示すフロー図である。
【図3】従来例(a)と本発明例(b)を比較する搬送ダイヤグラムである。
【符号の説明】
1 (熱間圧延)ライン
2 加熱炉
3 HSB(ホットスケールブレーカ)
4 プレス
5 熱間圧延ラインのミルペーシング制御装置
A材〜E材 熱間圧延ライン上を搬送される鋼材
R1〜R5 粗ミル
F1 仕上ミル(部分)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement in a mill pacing method for a hot rolling line.
[0002]
[Prior art]
FIG. 1 schematically shows an example of a hot rolling line.
As shown in the figure, a material such as a steel material heated in the heating furnace 2 is extracted to the line 1, scaled off by the HSB 3, and pressed by the press 4.
Then, the rolling is sequentially performed in the rough mills R1 to R5 and the finishing mill F1, and finally, it is wound by a coiler (not shown).
[0003]
Conventionally, in a hot rolling line, a material (on a line 1 composed of a press 4 from a heating furnace 2 extraction side to a finishing mill F1 and a plurality of coarse mills R1 to R5 by a mill pacing control device 5 ( In FIG. 1, mill pacing has been performed on A material to E material) to predict their mutual interference and determine the heating furnace extraction interval at the shortest pitch without interference.
[0004]
Here, “interference” refers to a transfer interlock in each coarse mill or the like. For example, an interlock is activated when a plurality of materials are predicted to exist simultaneously between adjacent coarse mills.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional mill pacing method, when there is an error in the conveyance prediction, or when an unpredictable standby state occurs, the material stays between the coarse mills, and the temperature decreases. It was the cause of troubles such as table marks.
[0006]
In addition, since the materials are extracted from the heating furnace so that the materials do not interfere with each other between the rough mills, once the material interference between the rough mills occurs, the bar-to-bar time in the finishing mill F1 is longer than the target. It was extended and became a major impediment to improving rolling efficiency. Here, “bar-to-bar time” refers to the rolling interval in the finishing mill, and the smaller this value, the better the rolling efficiency.
[0007]
Furthermore, in the conventional mill pacing control, there is no way to control the extracted material, and the material is transported according to the transport interlock in each coarse mill. In this case, the waiting time at each coarse mill will depend on equipment interlocks and must be incompatible with proper mill pacing.
The present invention improves the above-described conventional mill pacing method, achieves shortening of the bar-to-bar time in the finishing mill F1, and achieves an improvement in rolling efficiency.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present inventor accurately grasps the above-mentioned problems of the conventional mill pacing control, and performs again the mill pacing process to which processing for automatically waiting the material at the intermediate point from the heating furnace extraction side to the finishing mill is added. It has been found that the above problems can be solved.
[0009]
Furthermore, the present inventor, when extracting the heating furnace, when there is an interference point between the materials upstream of the intermediate point, so as to quickly advance the preceding material and actively wait at the intermediate point By doing so, it was conceived that the bar-to-bar time can be shortened in the finishing mill F1.
And the simulation experiment with the model which imitated the hot rolling line shown in FIG. 1 was repeated, and it came to the following invention.
[0010]
The present invention predicts mutual interference of materials conveyed on a line including a plurality of rough mills from a heating furnace extraction side to a finishing mill, and determines a heating furnace extraction interval at the shortest pitch without interference. In the mill pacing method, the material immediately before entering one of the coarse mills is selected as the material of interest, the interference of each material located downstream from the material of interest is checked, and the estimated transport time of each material And checking the interference between the material of interest and the next material located downstream thereof based on the corrected estimated transport time, and the material of interest enters the one rough mill only during the time of the interference. Based on the step of changing the scheduled time and waiting before the one roughing mill, and the changed scheduled entry time, the interference between the material of interest and the material located upstream thereof is checked. When predicting the conveyance of a positioned material The process of correcting the extraction timing of the heating furnace extract material based on the corrected estimated transport time, and checking the interference between the heating furnace extract material and the next material closest to the downstream side, When the interference point is on the upstream side of the one coarse mill, the next material located immediately downstream of the heating furnace extract material is quickly put out, and the process waits before the one coarse mill; and the heating furnace extract material The above-mentioned problems have been solved by a method of milling a hot rolling line characterized by comprising:
[0011]
It was found that a press was disposed between the heating furnace and the first coarse mill, and that the first coarse mill was a second coarse mill.
By the way, in the simulation experiment, it has been confirmed that the bar-to-bar time in the finishing mill F1 is reduced by 0.5 seconds by applying each of the above-described inventive methods.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the hot rolling line 1 including the press illustrated in FIG. 1, the present invention is applied to a rough mill approach control described below (in FIG. 1, the R2 mill) in contrast to the conventional mill pacing control 5. As an example of R2 mill entry control 100) and heating furnace extraction control 200 are added.
[0013]
The coarse mill approach control can be suitably applied to a material that enters any of the coarse mills R1 to R5. However, as the standby position of the material in the coarse mill, the temperature drop due to standby is not a problem, and it is preferable to make the position as close to the finishing mill as possible. The front table of R2 is the most suitable position.
[0014]
In the following, the R2 mill entry control 100 applied to the most suitable material immediately before entering the R2 mill will be specifically described based on the flow of FIG.
In addition, in the hot rolling line illustrated in FIG. 1, a maximum of five members may be arranged from the heating furnace extraction side to the finishing mill. Here, a material entering the R2 mill, that is, a material of interest is a C material. In addition, each material on the downstream side from the C material is sequentially designated as B material and A material, and each material located on the upstream side is designated as D material and E material in order. In addition, E material is also a heating furnace extract material.
[0015]
In the flow of the R2 mill approach control 100, first, at the timing when the C material R1 is turned on (110), the interference between the A material and the B material is checked, and the processing (120) for correcting the estimated conveyance time of the B material is performed. . Then, based on the corrected estimated transportation time of the B material, the interference between the B material and the C material is checked, the R2 scheduled entry time is changed for the time of the interference, and the C material is made to wait on the R2 front table (130). .
[0016]
Next, in the flow of the heating furnace extraction control 200 shown in FIG. 2 (b), the interference between the C material and the D material is performed based on the scheduled R2 entry time of the C material changed in the processing of the R2 mill entry control 100 described above. Check and correct the estimated transport time of D material (210). Then, based on the corrected estimated transport time of the D material, the interference between the D material and the E material is checked, and the heating furnace extraction timing of the E material is corrected (220).
[0017]
In the mill pacing method of the hot rolling line 1 of the present invention, first, the R2 mill entry control 100 is performed, and the material is retained on the table before the R2 mill for a required time. In this way, unnecessary stagnation before finish rolling F1 can be suppressed, and conveyance in the target bar-to-bar time can be realized without extending the bar-to-bar time.
Furthermore, the heating furnace extraction control 200 is applied to correct the heating furnace extraction timing of the E material so that it can be quickly discharged. By performing this rapid delivery process and actively waiting the material on the R2 front table, it is possible to reduce the bar-to-bar time before the finish rolling F1.
[0018]
【Example】
FIG. 3 shows a conveyance diagram (a) when the conventional mill pacing is applied to three materials (the material, the preceding material, and the preceding material), and a conveyance diagram (b) when the mill pacing of the present invention is applied. ) For comparison.
In the conventional example of FIG. 3 (a), there is a bar-to-bar neck of the preceding material and the preceding material, and since there is a press neck in the preceding material and the material, the bar-to-bar time is extended in the material. Become.
[0019]
On the other hand, in the example of the present invention shown in FIG. 3 (b), the preceding material that has been extracted quickly by the rapid extraction process based on the heating furnace extraction control waits on the R2 front table by the R2 mill entry control. Become. In the conveyance diagram of the preceding material, the dotted line is a conventional diagram shown in (a), and the solid line is a diagram obtained by early ejection according to the present invention (hereinafter the same).
[0020]
Since the material is extracted at the shortest pitch with no interference and conveyed on the line with respect to the preceding material that has been quickly delivered in this way, the bar-to-bar time in the finishing mill F1 of the material can be reduced.
Table 1 shows the bar-to-bar average time (F1 bar-to-bar average time) in the finishing mill F1 in comparison with the conventional example and the present invention example. Moreover, the improvement of the production efficiency in the example of this invention in connection with it is shown.
[0021]
[Table 1]
Figure 0003826801
[0022]
As is apparent from Table 1, by applying the present invention, the average F1 bar-to-bar time was shortened by 0.6 seconds, and an improvement in production efficiency of 3.0 t / h was achieved.
[0023]
【The invention's effect】
According to the present invention, the bar-to-bar average time in the finishing mill F1 can be shortened, and the production efficiency of the hot rolling line can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing from a heating furnace to a finishing mill in a hot rolling line to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a flowchart showing the control of the present invention.
FIG. 3 is a conveyance diagram for comparing a conventional example (a) and an example of the present invention (b).
[Explanation of symbols]
1 (Hot Rolling) Line 2 Heating Furnace 3 HSB (Hot Scale Breaker)
4 Press 5 Hot Rolling Line Mill Pacing Control Units A to E Steel materials transported on the hot rolling line
R1 ~ R5 Coarse mill
F1 Finishing mill (part)

Claims (2)

加熱炉抽出側から仕上ミルまでの複数の粗ミルを含むライン上を搬送する材の互いの干渉を予測し、干渉しない最短ピッチでの加熱炉抽出間隔を決定する熱間圧延ラインのミルペーシング方法において、
いずれか一の粗ミルに進入する直前の材を注目材として選定し、当該注目材よりも下流側に位置する各材の干渉をチェックし、 それら各材の搬送予測時刻を修正する工程と、
修正した搬送予測時刻を基に、前記注目材とその下流側に位置する次材の干渉をチェックし、その干渉する時間だけ前記注目材の前記一の粗ミルへの進入予定時刻を変更して前記一の粗ミル前に待機させる工程と、
前記の変更した進入予定時刻を基に、 前記注目材とその上流側に位置する材の干渉をチェックし、その上流側に位置する材の搬送予測時刻を修正する工程と、
修正した搬送予測時刻を基に、加熱炉抽出材の抽出タイミングを修正する工程と、該加熱炉抽出材とその下流側直近に位置する次材の干渉をチェックし、 その干渉ポイントが前記一の粗ミルより上流側にある場合、加熱炉抽出材の下流側直近に位置する次材を早出しし、前記一の粗ミル前で待機させる工程と、前記加熱炉抽出材の抽出タイミングを早める工程と、
を有することを特徴とする熱間圧延ラインのミルペーシング方法。
Mil pacing method for hot rolling line that predicts mutual interference of materials conveyed on a line including a plurality of rough mills from the heating furnace extraction side to the finishing mill and determines the heating furnace extraction interval at the shortest pitch without interference In
Selecting the material immediately before entering any one of the coarse mills as the material of interest, checking the interference of each material located downstream from the material of interest, and correcting the estimated transport time of each material;
Based on the corrected predicted transport time, check the interference between the material of interest and the next material located downstream thereof, and change the scheduled time of entry of the material of interest into the one coarse mill only for the time of the interference. Waiting before the one coarse mill;
Checking the interference between the material of interest and the material located on the upstream side based on the changed scheduled entry time, and correcting the transport estimated time of the material located on the upstream side;
Based on the corrected estimated transport time, the process of correcting the extraction timing of the heating furnace extract material, and the interference between the heating furnace extract material and the next material located closest to the downstream side thereof are checked. When the upstream side is closer to the coarse mill, the next material located immediately downstream of the heating furnace extract is quickly put out, the process of waiting in front of the one coarse mill, and the process of advancing the extraction timing of the heating furnace extract When,
A method for mill pacing of a hot rolling line, comprising:
加熱炉と1台めの粗ミルの間にプレスを配置し、 前記一の粗ミルが2台めの粗ミルであることを特徴とする請求項1に記載の熱間圧延ラインのミルペーシング方法。2. The mill pacing method for a hot rolling line according to claim 1, wherein a press is disposed between the heating furnace and the first coarse mill, and the first coarse mill is a second coarse mill. .
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