JP3826432B2 - ソレノイド駆動電流検出装置 - Google Patents
ソレノイド駆動電流検出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3826432B2 JP3826432B2 JP14696196A JP14696196A JP3826432B2 JP 3826432 B2 JP3826432 B2 JP 3826432B2 JP 14696196 A JP14696196 A JP 14696196A JP 14696196 A JP14696196 A JP 14696196A JP 3826432 B2 JP3826432 B2 JP 3826432B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peak value
- drive current
- value
- control
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に用いるソレノイド(コイル)の駆動電流の閉ループ制御を行う際にソレノイドの駆動電流のピーク値を検出するソレノイド駆動電流検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来のソレノイド駆動電流検出装置の構成を示す回路図である。図4において、このソレノイド駆動電流検出装置は、ソレノイドコイルL2の一端に直流電源1が接続され、また、ソレノイドコイルL2の他端に駆動電流を制御するトランジスタQ3が直列接続されている。このトランジスタQ3のエミッタと接地との間に接続された抵抗器R4での検出電圧(降下電圧)が電流−電圧(I−V)変換器4で変換される。この変換値が制御部5のA/D変換器5aでデジタル信号に変換してCPU5bで取り込まれる。CPU5bは取り込んだデータ、すなわち、ソレノイドコイルL2の駆動電流値を認識し、インタフェース(I/F)部5cを通じてトランジスタQ3へ、ソレノイドコイルL2に所定の駆動電流を流すための制御信号を出力する。すなわち、ソレノイドコイルL2へ所定の駆動電流を流すための閉ループ制御が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例のソレノイド駆動電流検出装置では、ソレノイドコイルL2に流れる駆動電流の抵抗器R4での検出電圧を常時、制御部5のA/D変換器5aでデジタル信号に変換してCPU5bで監視する必要があり、制御部5でのプログラムステップが増加し、CPU5bの処理負担が大きくなって、その信号処理規模が増大化するという欠点があった。
【0004】
本発明は、このような従来の技術における課題を解決するものであり、閉ループ制御などにおけるソレノイドコイルの駆動電流のピーク値を検出する際のプログラムステップなどを低減して、その信号処理規模の増大化を抑えることが出来る優れたソレノイド駆動電流検出装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明のソレノイド駆動電流検出装置は、ソレノイドコイルに流れる駆動電流を制御素子を通じて検出した検出電圧を、順次更新し、この最大ピーク値をコンデンサで保持する。この保持した最大ピーク値又は、コンデンサを短絡した際の最小値を制御手段が取り込んいる。これによって、閉ループ制御などにおけるソレノイドコイルの駆動電流のピーク値(最大値又は最小値)を検出する際に、従来、慣用的に行われていたデジタル制御のみのピーク値の検出処理に比較してプログラムステップなどが低減され、その信号処理規模の増大化を抑えることが出来るようになる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、ソレノイドコイルに接続されて駆動電流を制御する制御素子と、前記制御素子を通じて検出した検出電圧を出力する検出手段と、前記検出手段からの検出電圧を更新した最大ピーク値を保持するコンデンサを含む保持手段と、この保持手段で保持する最大ピーク値を取り込み、かつ、前記保持手段の前記コンデンサを短絡制御した際の最小値を取り込んで前記制御素子を駆動制御する制御手段とを備えたものであり、閉ループ制御などにおけるソレノイドコイルの駆動電流のピーク値(最大値又は最小値)を検出する際に、従来、慣用的に行われていたデジタル制御のみのピーク値の検出処理に比較してプログラムステップなどが低減され、その信号処理規模の増大化を抑えることが出来るようになる。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、保持手段が、演算増幅器と、制御手段の制御でコンデンサを短絡又は非短絡に切り替える第1のアナログスイッチと、保持手段で保持する最大ピーク値を制御手段の制御で出力、又は、非出力に切り替える第2のアナログスイッチとを備えたものである。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は、検出手段からの検出電圧を更新した負の最大ピーク値を得るための負ピーク値保持手段を備えたものである。
【0009】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の一実施の形態におけるソレノイド駆動電流検出装置の構成を示すブロック図である。図1において、このソレノイド駆動電流検出装置は、ソレノイドコイルL12の一端に直流電源11が接続され、また、ソレノイドコイルL12の他端に駆動電流を制御する制御素子:トランジスタQ13が直列接続されている。このトランジスタQ13のエミッタと接地との間にソレノイドコイルL12の駆動電流を検出する抵抗器R14が接続されている
【0010】
この抵抗器R14には、ここでの検出電流を電圧値に変換する電流−電圧(I−V)変換器14が接続されており、抵抗器 R 14とI−V変換器14で検出手段を構成している。さらに、抵抗器R14での検出値に基づいてトランジスタQ13を駆動してソレノイドコイルL12の駆動電流を所定値に制御する閉ループ制御を行うための制御部15が設けられている。また、このソレノイド駆動電流検出装置には、I−V変換器14からの検出電圧VIが供給されて、ソレノイドコイルL12の駆動電流における最大値又は最小値のピーク値を保持し、このピーク値に対応する出力電圧VOを制御部15に送出するピーク値保持部16とを有している。
【0011】
制御部15は、ピーク値保持部16からの出力電圧VOをA/D変換器15aでデジタル信号に変換し、このデジタルデータ(出力電圧VO)をCPU15bが取り込むようになっている。このCPU15bは、デジタルデータ(出力電圧VO)に基づいたトランジスタQ13の駆動電圧をベースに送出し、かつ、最大値又は最小値のピーク値を出力するとともに負のピーク値を出力するための出力切替信号VGを送出する。さらに、この出力切替信号VGをピーク値保持部16に送出するインタフェース(I/F)部15cが設けられている。
【0012】
ピーク値保持部16は、I−V変換器14からの検出電圧VIが供給され、最大値又は最小値のピーク値を示す出力電圧VOを出力する並列接続の正ピーク値保持回路16a及び負ピーク値保持回路16bを有している。
【0013】
図2はピーク値保持部16の詳細な構成を示す回路図である。図2において、正ピーク値保持回路16aは、I−V変換器14からの検出電圧VIを増幅(バッファ)して出力するオペアンプ25、ダイオードD16、抵抗器R17を有しており、さらに、ダイオードD16からの検出電圧VIを充電電荷として保持するコンデンサC18と、このコンデンサC18での充電電荷(最大ピーク値VPHO)を制御部15からの出力切替信号VGでオン/オフして保持又は放電するための直列接続の抵抗器R19及びアナログスイッチ30が設けられている。さらに、コンデンサC18で保持している現在の充電電荷(最大ピーク値VPHO)を制御部15からの出力切替信号VGでオン/オフして出力、又は、非出力に切り替えるアナログスイッチ20を有している。
【0014】
負ピーク値保持回路16bも正ピーク値保持回路16aと同様の構成であり、オペアンプ31、ダイオードD22、抵抗器R23、コンデンサC36、抵抗器R25及びアナログスイッチ21,36を有している。また、最大値又は最小値のピーク値を読み出す出力切替信号VGを反転してアナログスイッチ21に入力するためのインバータ23を有している。
【0015】
次に、この実施形態の動作について説明する。
図3は、この実施形態の動作の状態変化における処理波形とタイミングを示すを示すタイミング図である。図1、図2及び図3において、通常動作時は、図3中の状態1に示すように、制御部15中のCPU15bの制御でI/F部15cから出力される出力切替信号VGでピーク値保持部16における正ピーク値保持回路16a内のアナログスイッチ(SW)30がオフ(図3c)に設定される。この場合の最大ピーク値VPHOが、ソレノイドコイルL12の駆動電流に対応するI−V変換器14での検出電圧VIの上昇とともに、オペアンプ25、抵抗器R17、ダイオードD16を通じて更新される(図3a,b)。この電圧値がコンデンサC18で保持される。
【0016】
次に、図3中の状態2に示すように、I−V変換器14での検出電圧VIが低下した場合(図3a)、ダイオードD16、抵抗器R17及びコンデンサC18の作用によって、その最大ピーク値VPHOが維持される(図3b)。次に、図3中の状態3に示すように、I−V変換器14での検出電圧VIが、さらに上昇すると(図3a,b)、この新しい最大ピーク値VPHOがコンデンサC18で保持される。この最大ピーク値VPHOまで変化するピーク値がアナログスイッチ20に供給されている(図3b)。
【0017】
アナログスイッチ20は、制御部15中のCPU15bの読み出しタイミングに基づいた、例えば、一定時間ごとにI/F部15cから出力切替信号VGでオンになって(図3c)、最大ピーク値VPHOまでのピーク値、すなわち、ソレノイドコイルL12の駆動電流を順次、出力電圧VOとして制御部15に出力する。制御部15では出力電圧VOがA/D変換器15aでデジタル信号に変換されてCPU15bが取り込む。
【0018】
また、図3中の状態4に示すように、制御部15中のCPU15bが一定時間ごとに最大ピーク値VPHOまでのピーク値を取り込むと、その取り込みの終了時点でI/F部15cからの出力切替信号VGでアナログスイッチ30がオンになってコンデンサC18を短絡し、最大ピーク値VPHOを初期化する。この初期化した値、すなわち、最小値が制御部15中のA/D変換器15aを通じてデジタル信号に変換されてCPU15bが取り込んで認識する。
【0019】
負ピーク値保持回路16bは、正ピーク値保持回路16aと基本的に同様に動作して、更新した最大ピーク値VPHOをコンデンサC24で保持する。この最大ピーク値VPHOまでの値がアナログスイッチ21に供給される。このアナログスイッチ21に、制御部15中のCPU15bの読み出しタイミングに基づいたI/F部15cから出力切替信号VGをインバータ23で反転して入力する。この結果、正ピーク値保持回路16aと逆転した負の最大ピーク値(VPHO)までの値を制御部15のCPU15bがA/D変換器15aを通じて取り込むことが出来る。
【0020】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のソレノイド駆動電流検出装置によれば、ソレノイドコイルに流れる駆動電流を制御素子を通じて検出した最大ピーク値をコンデンサで保持し、この最大ピーク値又は、コンデンサを短絡した際の最小値を制御手段が取り込んいるため、閉ループ制御などにおけるソレノイドコイルの駆動電流のピーク値(最大値又は最小値)を検出する際に、デジタル制御のみのピーク値の検出処理に比較してプログラムステップなどが低減され、制御手段の負担が大きくならずに、その信号処理規模の増大化を抑えることが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるソレノイド駆動電流検出装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態におけるピーク値保持部の詳細な構成を示す回路図
【図3】同実施の形態の動作の状態変化における処理波形を示すタイミング図
【図4】従来のソレノイド駆動電流検出装置の構成を示す回路図
【符号の説明】
11 直流電源
14 電流−電圧(I−V)変換器
15 制御部
15a A/D変換器
15b CPU
15c インタフェース(I/F)部
16 ピーク値保持部
16a 正ピーク値保持回路
16b 負ピーク値保持回路
25,31 オペアンプ
20,21,30,31 アナログスイッチ
23 インバータ
C18,C24,C36 コンデンサ
D16,D22 ダイオード
L12 ソレノイドコイル
Q13 トランジスタ
R14,R17,R19,R23,R25 抵抗器
VG 出力切替信号
VI 検出電圧
VO 出力電圧
Claims (1)
- ソレノイドコイルに接続されて駆動電流を制御する制御素子と、前記制御素子を通じて検出した検出電圧を出力する検出手段と、前記検出手段からの検出電圧を更新した最大ピーク値を保持するコンデンサを含む保持手段と、この保持手段で保持する最大ピーク値を取り込み、かつ、前記保持手段の前記コンデンサを短絡制御した際の最小値を取り込んで前記制御素子を駆動制御する制御手段とを備えたソレノイド駆動電流検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14696196A JP3826432B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | ソレノイド駆動電流検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14696196A JP3826432B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | ソレノイド駆動電流検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09329270A JPH09329270A (ja) | 1997-12-22 |
| JP3826432B2 true JP3826432B2 (ja) | 2006-09-27 |
Family
ID=15419502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14696196A Expired - Fee Related JP3826432B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | ソレノイド駆動電流検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3826432B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102009044950A1 (de) | 2009-09-24 | 2011-03-31 | Robert Bosch Gmbh | Elektrische Schaltungsanordnung zur Schaltung eines elektrischen Verbrauchers |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP14696196A patent/JP3826432B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09329270A (ja) | 1997-12-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8044644B2 (en) | Symmetric sample and hold over-current sensing method and apparatus | |
| CN103475217B (zh) | Dc‑dc电路及其过流保护方法 | |
| JP2501012B2 (ja) | 電流測定装置 | |
| CN109936281B (zh) | 电力变换装置 | |
| JP4991936B2 (ja) | プルインコイルおよび/またはホールドコイルを備えた切換装置のための制御装置、および、コイルを流れる電流を制御する方法 | |
| CN105027441A (zh) | 功率器件的驱动电路 | |
| CN102377343A (zh) | 固定工作时间切换式直流对直流电源供应器及其控制电路及方法 | |
| JP3826432B2 (ja) | ソレノイド駆動電流検出装置 | |
| JP2527875B2 (ja) | 誘導性負荷の電流検出回路 | |
| CN107517354B (zh) | 一种红外焦平面读出电路及其反馈控制环路 | |
| JP4899528B2 (ja) | 電源装置 | |
| JP5144292B2 (ja) | スイッチング電源回路及びそれを備えた車両 | |
| JP2974104B2 (ja) | インテリジェントパワスイッチ用回路 | |
| CN110448288A (zh) | 用于低功率应用的光检测器电路的布置结构,以及对应方法和计算机程序产品 | |
| JPH0715343Y2 (ja) | 電源装置の出力短絡・開放検知回路 | |
| JP3039265B2 (ja) | 電圧電流発生装置 | |
| JP2000221215A (ja) | パワーmosfetの電流検出方法および電流制御方法 | |
| JP2599503Y2 (ja) | センサ装置 | |
| JP2583198Y2 (ja) | 入力装置 | |
| JP2012112665A (ja) | センサ装置 | |
| JPH0726753Y2 (ja) | マイクロコンピュータの信号入力回路 | |
| JPH05127762A (ja) | シリーズレギユレータ電源回路 | |
| CN119688098A (zh) | 温度检测电路及方法、图像传感器、电子设备和车辆 | |
| JPH06309046A (ja) | 電流式出力回路 | |
| JP2869216B2 (ja) | パルス・ストレッチャー回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050622 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060314 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060512 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060613 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060626 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |