JP3826218B2 - 真空平板式太陽熱収集装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は真空平板式太陽熱収集装置及びその製造方法に関するもので、特に数メートルに及ぶ長い真空封止部分を長期に亙って真空封止をする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガラスと金属との真空封止を行うには、ガラスと同じ線膨張率を持つ金属、例えばコバールのような金属を用いて、熱によるガラスと金属の膨張収縮の際に生ずる寸法変化が同じになるようにして、ガラスと金属とを溶着し、真空封止を行っていた。
この方法は電球や真空管のように、金属部分が小さい場合には有効な手段であるが、真空平板式太陽熱収集装置のように、金属筺体(以下筺体と言う)と窓ガラスの真空封止部分が数メートルに及ぶような、長い真空封止部分を持つ真空機器においては、コバールのような特殊で高価な金属を用いるのはあまり経済的な方法ではない。
【0003】
また、高価な金属ではなく、ガラスと線膨張率に差のある普通の金属との組み合わせのもとに、両者を接着によって真空封止する場合、温度変化と線膨張率の差によって起こる寸法変化によって、両者の接着部分に剪断応力が掛かり、接着部分が剥がれたり、ガラスに引っ張り応力が掛かり破損するような問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、安価で高効率な真空平板式太陽熱収集装置を提供するために、窓ガラスと線膨張率が異なる普通の金属材料を用いて筺体を作っても、周囲温度の変動に耐えて、高度の真空を長期に亙って維持できる真空封止を、容易に達成できる手段を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、長期に亙って真空を保持するために、有機物の接着剤等のように僅かではあるが空気を透過する物質を使用せず、事実上空気の透過が殆ど認められないガラスと金属の組み合わせで窓ガラスと筺体を作って真空平板式太陽熱収集装置を構成するものである。
【0006】
周囲温度が−20℃〜+80℃位の、太陽熱収集装置の使用温度範囲内で、太陽熱収集装置の筺体と窓ガラスを真空封止する部分では、金属は常に引っ張り荷重を受けているようにし、窓ガラスは端面に対して筺体の収縮力によって常にその板表面と平行な方向に圧縮荷重を受けているようにする。
そのために、筺体の側壁の一部に、筺体内に置かれた窓ガラスの外周の寸法と形状と、常温ではほぼ同じ形状または僅かに大きい内寸を持つ、垂直の壁をなす垂直部分を設ける。そして筺体にはその線膨張率が窓ガラスの線膨張率より大きい金属材料を使用する。
【0007】
常温において、筺体に、窓ガラスの端面と前述の垂直部分とを小さい隙間(肉眼では認識できない微小な隙間を含む)を空けて相対しているように窓ガラスを装着し、この両者を共に高温に熱して膨張させる。
そうすると、高温の状態で筺体の方がガラスより線膨張率が大きくなるように材料を選んであるので、筺体の方が多く膨張し、筺体の側壁と窓ガラスの端面との間の隙間が増大する。
その隙間に金属ガスケットを挿入し、その後温度を下げて窓ガラスと筺体を収縮させ、筺体と窓ガラスの収縮率の差を利用して隙間を収縮させて、筺体が金属ガスケット及び窓ガラスの板表面と平行な方向に、大きな圧縮圧力を掛けるようにする。
【0008】
金属ガスケットとしては、中空Oリング、ヘリコフレックス(コイルスプリング入りのOリング)、銅板、鉛、錫等が使用できる。
しかしながら、前記の金属ガスケットを、筺体と窓ガラスとの間の隙間に丁度合致するように金属ガスケットを挿入したり、筺体の金属ガスケットと接する面あるいは窓ガラスの端面を奇麗に仕上げることが困難なときには、筺体と窓ガラスの温度を、金属ガスケットの融点より高い温度にまで上げる。
【0009】
これによって、金属ガスケットは熔融し、筺体と窓ガラスの間に隙間無く充満し、その後温度を下げる過程で金属ガスケットは凝固し、筺体と窓ガラスの隙間と同じ形状の金属ガスケットになり、更に温度が下がって、筺体が窓ガラスより多く収縮して窓ガラスを締め付ける際に、窓ガラスの板表面の方向と金属ガスケットに一様に締め付け力を掛けることができるようになる。
このように金属ガスケットを熔融する場合は、当然、窓ガラスの軟化温度より低い融点の金属を選ばねばならない。
【0010】
上記した金属ガスケットを熔融する手段では、金属ガスケットの材料として、ガラスと親和性の良い材料を選ぶとか、窓ガラスの端面にスパッタリングのような方法で金属を気密に付着させておくとかの方法を採用すると、窓ガラスと金属ガスケットとを溶着させて気密性を一層強化することができる。
【0011】
適切な線膨張率を持つ材料の筺体と窓ガラスと金属ガスケットを選び、適切な温度管理を行えば、真空容器の通常の使用温度範囲で、筺体の収縮力によって、常に金属ガスケットと窓ガラスに強力な圧縮応力を掛けて、筺体と金属ガスケットと窓ガラスとの間に全く隙間を無くして置くことができる。
ガラスは引っ張り応力に対するより、圧縮応力に対して大変強いので、この手段は割れ易いガラスの強度を向上させることもできて合理的な手段である。
【0012】
周知のようにガラスと金属は殆ど気体を通さないので、この手段によると、ゴムや有機物の接着剤等は一切使わないで、金属とガラスのみで、長期間に亙って高度の真空を保持する手段を得ることができるので、長期間に亙って真空平板式太陽熱収集装置の高真空を維持することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施形態を示す図で、(a)は平面図、(b)はA−A断面図である。
【0014】
図1において、1は太陽熱収集装置、2は太陽熱収集装置1の内部に収容され、太陽光の熱を受ける平板の吸熱板、3は太陽熱収集装置1の上部に設けられた窓ガラス、4は吸熱板2を内部に収容する金属製の筺体、5は筺体4の側壁、6は窓ガラス3と側壁5との間に挿入されて真空封止する金属ガスケット、7は底部をなす底板、8は大気圧を支えるために底板7と窓ガラス3との間に挿入された柱、9は収集した太陽熱を採り出すための熱媒体を入れるパイプ、10はパイプ9へ熱媒体を送り込む入力パイプ、11は熱せられて熱エネルギーを持った熱媒体を外へ出す出力パイプである。
【0015】
筺体4は一枚の金属板を加工して、側壁5と底板7とが継ぎ目なしに一体となって形成されており、その内部はほぼ吸熱板2と同じ形状と大きさを持った偏平な皿型容器状になっている。このように構成することにより真空保持能力の非常に高い筐体4を得ることができる。
なお、図1では筺体4の形は正方形の皿状になっているが、筺体4の形は円形でもその他の多角形でも同じように適用できる。
【0016】
筺体4の側壁5は底板9に繋がってほぼ垂直になっており、その深さは1〜5cm位であり、その上部近くに図1(b)に示したように、窓ガラス3が柱8に水平に支えられて側壁5と相対している。
窓ガラス3の端面3aと側壁5の上部の垂直部分との間の隙間には、金属ガスケット6が挿入されている。
【0017】
本発明では、筺体4の金属材料にはその線膨張率が窓ガラス3の線膨張率より大きい材料が選ばれる。
例えばアルミニウム、或いはある種のステンレススチール例えばクローム18%、ニッケル8%と鉄との合金で18−8ステンレススチール或いはSUS304と呼ばれる合金等である。
アルミニウムの線膨張率は0℃〜100℃の範囲で23×10−6であり、SUS304は常温で15×10−6、300℃で17×10−6であり、ガラスは8〜10×10−6である。
【0018】
今、窓ガラス3として線膨張率が9×10−6のものを選び、筐体4に線膨張率が16×10 −6 の金属を選んだとすると、窓ガラス3と筐体4とは温度1℃当たり7×10−6だけ相対的な長さが変化する。
そのため窓ガラス3の大きさを一辺が1mの正方形とし、20℃で窓ガラス3の端面3aと筐体4の側壁5とを1mmの隙間を置いて設置しておいて、それから両者の温度を300℃上昇させたとすると、1mにつき2.1mm相対長さが変化するので、片側につき約1mmずつ変化し、窓ガラス3の端面3aの周囲には約2mmの隙間が生ずる。
【0019】
そこで、筐体4と窓ガラス3を高温に加熱し、このようにして広くなった隙間に、常温時の隙間の大きさより大きい厚みの金属ガスケット6を挿入する。その状態で筺体4と窓ガラス3と金属ガスケット6とを常温例えば20℃になるまで冷却すると、隙間の値が約1mmになるように、筺体4と窓ガラス3は収縮しようとするから、その筺体4の収縮力で金属ガスケット6に圧縮力が掛かる。
【0020】
その時の締め付け力は筺体4と金属ガスケット6と窓ガラス3のヤング率と寸法、筺体4の剛性等によって決まるが、窓ガラス3の端面3aの断面に数10〜数100N(ニュートン)/mm2の圧力を加えるのは容易である。
その圧力で金属ガスケット6は最初の厚みより小さい厚みに圧しつぶされて、窓ガラス3と金属ガスケット6と側壁5の垂直部分との間には少しの隙間も無くなって、高度の真空封止が完成する。
【0021】
ガラスは引っ張り応力には弱いが、圧縮応力には大変強い性質を持っているから、破損のおそれ無く窓ガラス3の端面3aに対して板表面3bと平行な方向に強い圧縮力を掛けることができる。このようにして、窓ガラス3に大きい圧縮応力を掛けて置くと、窓ガラス3にかかる厚み方向の力、例えば大気圧や窓ガラス3の上に物を乗せること等によって生ずる引っ張り応力に対して、その大きさを減殺できる長所も生ずる。
また金属は引っ張り応力に強いので、金属ガスケット6と窓ガラス3に強い圧縮応力を常に掛けて置くことは容易である。
【0021】
以上のように、第1の実施形態によれば、窓ガラス3の線膨張率より大きな線膨張率を有する金属で、筐体4の底板7と側壁5を一体に形成しているので、真空保持能力が非常に高い筐体4を得ることができ、筐体4の側壁5と窓ガラス3の端面に金属ガスケット6を設け、筐体4の収縮力で金属ガスケット6に圧縮力を掛けて真空封止するので、高度の真空封止を長期に亙って安定に保持することができる。
従って、真空平板式太陽熱収集装置の効用を長期に保持できるので、その経済的効果は大である。
【0022】
図2は本発明の一部を省略した第2の実施形態を示す断面図である。第2の実施形態は第1の実施形態の一部を改良したもので、図2は窓ガラス3と、筺体4の側壁5の断面を示しており、21は側壁5の一部に設けられた水平部、22は側壁5の一部に設けられた垂直部で、その他は第1の実施形態と同じである。
【0023】
水平部21は側壁5の上部に設けられ、更に水平部21の端部には金属ガスケット6に圧縮力を掛ける垂直部22が設けられている。
水平部21に窓ガラス3を載せるときに、窓ガラス3の端面3aと対向する側壁5の垂直部分として垂直部22を設ける。この垂直部22と窓ガラス3の端面3aとの間に隙間を設け、この隙間に金属ガスケット6が挿入されている。
【0024】
側壁5の一部に水平部21を設けると、筺体4の剛性が増すと共に、金属ガスケット6を装着するときに、水平部21が窓ガラス3と金属ガスケット6を同時に支えて所定の位置に金属ガスケット6を設置することが容易になると言う利点を生ずる。
金属ガスケット6により側壁5と窓ガラス3との真空封止がされることは第1の実施形態と同様である。
【0025】
以上のように第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、水平部21を設けることにより筺体4の剛性を増加させ、金属ガスケット6の設置を容易にするという効果を奏する。
【0026】
図3は本発明の一部を省略した第3の実施形態を示す断面図である。第3の実施形態は筺体4の側壁5の厚みを増大させずに、窓ガラス3に大きい圧力を掛けるようにしたものである。
31は垂直部22の更に外側に設けられた縁辺部で、垂直部22の端部に形成され、側壁5即ち筐体4の一部を成す。32は縁辺部31の下部に垂直部22と隙間なくこれを取り囲むように設けられた金属のリングである。
第3の実施形態は第2の実施形態に縁辺部31とリング32を加えたもので、その他は同じである。
【0027】
縁辺部31は垂直部22の剛性を増すように働くので、筺体4が金属ガスケット6と窓ガラス3に与える圧縮力が増加する。
リング32は、更に筺体4が金属ガスケット6に与える圧縮力を増加させるために垂直部22の外側に設けられる金属リングで、常温で筐体4の外周と同じ形状で、その大きさは隙間なく筐体4に密着するように作られる。その材質は筺体4と同一である必要はない。
なお、縁辺部31のみで圧縮力が充分な場合は、リング32を設けなくても良い。
【0028】
リング32を用いる場合は、所謂焼き嵌めの手法を用いて、窓ガラス3と筺体4は常温に置いたまま、リング32だけを高温例えば300℃に加熱し膨張させて、筺体4に嵌め込む方法を採用することもできる。この手法を用いる場合は、リング32の線膨張率は、窓ガラス3や筐体4の線膨張率とは無関係に独自の線膨張率を持つ金属を選ぶことができる。
例えば、鋼材のようにガラスの線膨張率とほぼ同じ線膨張率を持つものでもリング32として用い得る。
【0029】
リング32の締め付け力による場合は、窓ガラス3と筐体4とを同時に高温に加熱する必要は必ずしもない。
常温で側壁5の水平部21に窓ガラス3を載せ、側壁5の垂直部22と窓ガラス3の端面3aとの間に隙間を設けて支持し、その隙間に金属ガスケット6を挿入して窓ガラス3と筐体4と金属ガスケット6とを組み立てた後に、高温に加熱したリング32を嵌め込み、その状態で常温まで冷却し、リング32が冷却するにつれて収縮するのを利用して、筐体4に締め付け力を加えるのである。
【0030】
この場合のリング32は、常温で筐体4の外周と同じ形状で、その内寸は筐体4の外周、詳細には垂直部22の外寸より小さくし、高温になったときに筐体4の外寸より大きくなる程度の大きさにする。
【0031】
以上のように第3の実施形態によれば、第2の実施形態の効果に加えて、側壁5の垂直部22の外側に縁辺部31を設けたので、金属ガスケット6と窓ガラス3への圧縮力を増加させることができ、その上、垂直部22の外周を囲むように金属リング32を設ければ、更に圧縮力を増大させることができる。
また、金属リング32を焼き嵌めの手法を用いて筐体4に嵌め込むことにより容易に製造することができる。
【0032】
図4は本発明の一部を省略した第4の実施形態を示す断面図である。図4において、41は金属半田である。
第4の実施形態は、第2の実施形態に更に金属半田41で、側壁22と金属ガスケット6と溶着すると共に、金属ガスケット6と窓ガラス3の端面3aとを溶着したもので、その他は第2の実施形態と同じである。
【0033】
金属ガスケット6を用いる場合、真空封止を完全にするためには、筺体4と窓ガラス3の寸法を精密に仕上げるだけではなく、その上、金属ガスケット6と接触する面の表面精度を凹凸や傷のないように精密に仕上げておく必要がある。
この作業を簡略化して価格を下げるために、金属ガスケット6を筺体4の締め付け力で安定に装着した後、窓ガラス3と金属ガスケット6と垂直部22との間に僅かに残っているかも知れない隙間を塞ぐように、窓ガラス3と金属ガスケット6とを、並びに金属ガスケット6と筺体4の側壁5とを金属半田41で溶着して真空封止する。
【0034】
金属半田41には金属とは勿論のこと、ガラスとも親和性のよいものを選ぶか、或いは窓ガラス3の端面3aを銅等の金属をスパッタリングのような方法で金属化して置いて金属に親和性のある通常の金属半田を用いると良い。
なお、第3の実施形態で説明したように、垂直部22の端部に縁辺部を設ければ金属ガスケット6と窓ガラス3への圧縮力を増加させることができる。
【0035】
以上のように第4の実施形態によれば、第2に実施形態の効果に加えて、窓ガラス3の端面3aと金属ガスケット6とを金属半田41で溶着すると共に、金属ガスケット6と筺体4の側壁5とを金属半田41で溶着するので、真空封止をより完全にすることができる。
【0036】
図5は本発明の一部を省略した第5の実施形態を示す断面図である。図5において、51は融点の比較的低い金属で構成した金属ガスケットである。
第5の実施形態は、第4の実施形態における金属ガスケット6及び金属半田41に替えて、融点の低い金属をそのまま金属ガスケット51にしたもので、その他は第4の実施形態と同じである。
【0037】
上記した第1、第2及び第4の実施形態のように筐体4と窓ガラス3を高温にして、金属ガスケット6を側壁5と窓ガラス3の端面3aとの隙間に挿入するときに、この隙間の大きさを一様に保っておくことは、大変望ましいことであるが、高い加工精度を必要とし、太陽熱収集装置1の価格を上昇させる。
【0038】
第5の実施形態は、この欠点を除き、比較的低い加工精度でも、金属ガスケット6が上記隙間を丁度埋めてくれるようにするために、窓ガラス3の軟化点より低い融点を持つ金属を金属ガスケットとして用いたものである。
窓ガラス3の軟化点より低い融点を持つ金属としては、例えば金属半田、鉛、錫等を挙げることができる。
【0039】
例えば、融点がt℃の金属から成る金属ガスケット51を溶融させ、t℃より高い温度にまで加熱して暖めた窓ガラス3と筺体4の隙間に流し込み、その状態のまま温度を下げて行くと、t℃以下になったときに、金属ガスケット51は窓ガラス3と筺体4との隙間の形なりに空隙を残さずに凝固して、更に温度が下がるに従い、窓ガラス3より金属の筺体4が多く収縮するので、常温では金属ガスケット51は窓ガラス3と筺体4との間で締め付けられる。
【0040】
この手段によると金属ガスケット51が隙間に一様に入っているので、締め付け力が幾つかの点に集中的に集まることがなく、金属ガスケット51が一様に締め付けられるようになり、高度な真空封止を実現することができる。
【0041】
なお、金属ガスケット51を熔融するときに、金属ガスケット51の材料としてガラスに直接溶着する種類の金属を用いるか、或いはスパッタリング等の方法で窓ガラス3の端面3aに金属膜をつけておき、金属ガスケット51が熔融した時に、窓ガラス3と金属ガスケット51を溶着すれば良く、金属ガスケット51と筺体4とは金属同士なので容易に溶着する。
なお、第3の実施形態で説明したように、垂直部22の端部に縁辺部を設ければ金属ガスケット6と窓ガラス3への圧縮力を増加させることができる。
【0042】
以上のように第5の実施形態によれば、第4の実施形態の効果に加えて、窓ガラス3の軟化点より低い融点を持つ金属を金属ガスケット51として用いるので、筐体4や窓ガラス3の加工精度をそれ程高くしなくても容易に製造することができる。
【0043】
【発明の効果】
上記したように、本発明によれば、真空保持能力が非常に高い筐体を得ることができ、筐体又は金属リングの収縮力で金属ガスケットに圧縮力を掛けて真空封止するので、高度の真空封止を長期に亙って安定に保持することができる。
従って、真空平板式太陽熱収集装置の効用を長期に保持できるので、その経済的効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図
【図2】本発明の一部を省略した第2の実施形態を示す断面図
【図3】本発明の一部を省略した第3の実施形態を示す断面図
【図4】本発明の一部を省略した第4の実施形態を示す断面図
【図5】本発明の一部を省略した第5の実施形態を示す断面図
【符号の説明】
1 太陽熱収集装置
2 吸熱板
3 窓ガラス
3a 端面
3b 板表面
4 筐体
5 側壁
6 金属ガスケット
7 底板
21 水平部
22 垂直部
31 縁辺部
32 リング
41 金属半田
51 金属ガスケット
Claims (15)
- 太陽光の熱を受ける平板の吸熱板と、前記吸熱板を収容する容器状の筐体と、前記筐体の上部に設けられた窓ガラスとを備えた真空平板式太陽熱収集装置において、
前記窓ガラスの線膨張率より大きな線膨張率を有する金属で、前記筐体の底板と側壁を一体に形成し、前記筐体の側壁と前記窓ガラスの端面との間に金属ガスケットを設けたことを特徴とする真空平板式太陽熱収集装置。 - 前記筐体の側壁に水平部と前記水平部の端部に形成した垂直部とを設け、前記垂直部と前記窓ガラスの端面との間に金属ガスケットを設けたことを特徴とする請求項1記載の真空平板式太陽熱収集装置。
- 太陽光の熱を受ける平板の吸熱板と、前記吸熱板を収容する容器状の筐体と、前記筐体の上部に設けられた窓ガラスとを備えた真空平板式太陽熱収集装置において、
前記窓ガラスの線膨張率より大きな線膨張率を有する金属で、前記筐体の底板と側壁を一体に形成し、前記筐体の側壁に水平部と前記水平部の端部に形成した垂直部とを設け、前記垂直部と前記窓ガラスの端面との間に金属ガスケットを設置し、前記垂直部の外周を囲むように金属のリングを設けて前記リングが前記垂直部を介して前記金属ガスケットを圧縮することを特徴とする真空平板式太陽熱収集装置。 - 前記垂直部の端部に縁辺部を形成したことを特徴とする請求項2又は3記載の真空平板式太陽熱収集装置。
- 前記窓ガラスと金属ガスケットを金属半田で溶着するとともに、前記金属ガスケットと前記筐体の側壁を金属半田で溶着することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の真空平板式太陽熱収集装置。
- 前記金属ガスケットを、前記窓ガラスの軟化点より低い融点を持つ金属にしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の真空平板式太陽熱収集装置。
- 前記金属ガスケットの材料をガラスと親和性の良い金属にしたことを特徴とする請求項6記載の真空平板式太陽熱収集装置。
- 前記窓ガラスの端面に予め金属膜を付着させたことを特徴とする請求項6記載の真空平板式太陽熱収集装置。
- 前記筐体の材料がアルミニウム又は18−8ステンレススチールであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の真空平板式太陽熱収集装置。
- 太陽光の熱を受ける平板の吸熱板と、前記吸熱板を収容する容器状の筐体と、前記筐体の上部に設けられた窓ガラスとを備えた真空平板式太陽熱収集装置の製造方法において、
前記窓ガラスの線膨張率より大きな線膨張率を有する金属で、前記筐体の底板と側壁を一体に形成し、
前記筐体の側壁と前記窓ガラスの端面との間に隙間を設けて前記筐体と窓ガラスとを加熱し、
常温時の前記隙間より大きい厚みを有する金属ガスケットを加熱により広がった隙間に挿入し、
その状態で常温まで冷却し、
前記筐体の収縮力で前記金属ガスケットに圧縮力を掛けて真空封止することを特徴とする真空平板式太陽熱収集装置の製造方法。 - 太陽光の熱を受ける平板の吸熱板と、前記吸熱板を収容する容器状の筐体と、前記筐体の上部に設けられた窓ガラスとを備えた真空平板式太陽熱収集装置の製造方法において、
前記窓ガラスの線膨張率より大きな線膨張率を有する金属で、前記筐体の底板と、水平部及び前記水平部の端部に形成した垂直部を設けた側壁とを一体に形成し、
前記水平部に前記窓ガラスを載せ、前記筐体の側壁と前記窓ガラスの端面との間に隙間を設けて支持し、
前記筐体と窓ガラスとを加熱し、
常温時の前記隙間より大きい厚みを有する金属ガスケットを加熱により広がった隙間に挿入し、
その状態で常温まで冷却し、
前記筐体の収縮力で前記金属ガスケットに圧縮力を掛けて真空封止することを特徴とする真空平板式太陽熱収集装置の製造方法。 - 太陽光の熱を受ける平板の吸熱板と、前記吸熱板を収容する容器状の筐体と、前記筐体の上部に設けられた窓ガラスとを備えた真空平板式太陽熱収集装置の製造方法において、
前記窓ガラスの線膨張率より大きな線膨張率を有する金属で、前記筐体の底板と、水平部及び前記水平部の端部に形成した垂直部を設けた側壁とを一体に形成し、
前記水平部に前記窓ガラスを載せ、前記筐体の側壁と前記窓ガラスの端面との間に隙間を設けて支持し、
前記隙間に金属ガスケットを挿入し、
常温で前記筐体の外周より小さい内寸の金属リングを加熱し、
前記金属リングの内寸を前記筐体の外寸より大きくした状態で前記前記筐体に嵌め込み、
その状態で常温まで冷却し、
前記金属リングの収縮力で前記金属ガスケットに圧縮力を掛けて真空封止することを特徴とする真空平板式太陽熱収集装置の製造方法。 - 太陽光の熱を受ける平板の吸熱板と、前記吸熱板を収容する容器状の筐体と、前記筐体の上部に設けられた窓ガラスとを備えた真空平板式太陽熱収集装置の製造方法において、
前記窓ガラスの線膨張率より大きな線膨張率を有する金属で、前記筐体の底板と、水平部及び前記水平部の端部に形成した垂直部を設けた側壁とを一体に形成し、
前記水平部に前記窓ガラスを載せ、前記筐体の側壁と前記窓ガラスの端面との間に隙間を設けて支持し、
前記筐体と窓ガラスとを加熱し、
常温時の前記隙間より大きい厚みを有する金属ガスケットを熱により広がった隙間に挿入し、
その状態で常温まで冷却し、
前記窓ガラスの端面と前記金属ガスケットを金属半田で溶着するとともに、前記金属ガスケットと前記筐体の側壁を金属半田で溶着して真空封止することを特徴とする真空平板式太陽熱収集装置の製造方法。 - 太陽光の熱を受ける平板の吸熱板と、前記吸熱板を収容する容器状の筐体と、前記筐体の上部に設けられた窓ガラスとを備えた真空平板式太陽熱収集装置の製造方法において、
前記窓ガラスの線膨張率より大きな線膨張率を有する金属で、前記筐体の底板と、水平部及び前記水平部の端部に形成した垂直部を設けた側壁とを一体に形成し、
前記水平部に前記窓ガラスを載せ、前記筐体の側壁と前記窓ガラスの端面との間に隙間を設けて支持し、
前記筐体と窓ガラスとを加熱し、
前記窓ガラスの軟化点より低い融点を持つ金属を溶融し、
前記隙間に溶融した前記金属を流し込み、
その状態で常温まで冷却し、
前記金属が凝固して金属ガスケットを形成して真空封止することを特徴とする真空平板式太陽熱収集装置の製造方法。 - 前記垂直部の端部に一体に縁辺部を形成したことを特徴とする請求項11〜14のいずれかに記載の真空平板式太陽熱収集装置の製造方法。
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