JP2007178056A - 真空太陽熱収集装置 - Google Patents

真空太陽熱収集装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007178056A
JP2007178056A JP2005376848A JP2005376848A JP2007178056A JP 2007178056 A JP2007178056 A JP 2007178056A JP 2005376848 A JP2005376848 A JP 2005376848A JP 2005376848 A JP2005376848 A JP 2005376848A JP 2007178056 A JP2007178056 A JP 2007178056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window glass
frame
outer periphery
heat collecting
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005376848A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunsaku Nakauchi
俊作 中内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Gijutsu Kaihatsu Co Ltd
Original Assignee
Kokusai Gijutsu Kaihatsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Gijutsu Kaihatsu Co Ltd filed Critical Kokusai Gijutsu Kaihatsu Co Ltd
Priority to JP2005376848A priority Critical patent/JP2007178056A/ja
Publication of JP2007178056A publication Critical patent/JP2007178056A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S80/00Details, accessories or component parts of solar heat collectors not provided for in groups F24S10/00-F24S70/00
    • F24S80/50Elements for transmitting incoming solar rays and preventing outgoing heat radiation; Transparent coverings
    • F24S80/54Elements for transmitting incoming solar rays and preventing outgoing heat radiation; Transparent coverings using evacuated elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S80/00Details, accessories or component parts of solar heat collectors not provided for in groups F24S10/00-F24S70/00
    • F24S80/50Elements for transmitting incoming solar rays and preventing outgoing heat radiation; Transparent coverings
    • F24S80/58Elements for transmitting incoming solar rays and preventing outgoing heat radiation; Transparent coverings characterised by their mountings or fixing means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S2025/6012Joining different materials
    • F24S2025/6013Joining glass with non-glass elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S80/00Details, accessories or component parts of solar heat collectors not provided for in groups F24S10/00-F24S70/00
    • F24S80/50Elements for transmitting incoming solar rays and preventing outgoing heat radiation; Transparent coverings
    • F24S2080/501Special shape
    • F24S2080/503Special shape in the form of curved covering elements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】窓ガラスに掛かる大気圧によって窓ガラスが破壊しないように、多数の柱で窓ガラスを支え、集熱板にその柱を通す穴をあけることが必要であった。
【解決手段】太陽光を透過させ、周辺部より中央部が外部に膨らんだドーム状の窓ガラスと、窓ガラスを嵌める金属製の枠と、窓ガラスの外周と枠との間に挿入される金属製のガスケットと、側壁が枠の外周を囲むように形成され、底板が内部に凹んだ容器状の筐体と、筐体に収容され、太陽光の熱を受ける集熱板とを備えることにより、多数の柱と、柱を通す穴を無くして構造を簡単にした。
【選択図】図2

Description

本発明は、長期間にわたり高真空を維持する真空太陽熱収集装置に関するものである。
従来、窓ガラスと金属の筐体を使用し、長期間にわたり高真空を維持する真空太陽熱収集装置として、本発明者により、窓ガラスの線膨張率より大きな線膨張率を有する金属で筐体を形成し、筐体の側壁と窓ガラスの端面との間に金属ガスケットを設け、加熱後冷却する筐体の収縮によって金属ガスケットに圧縮力を掛けて真空封止したものが提案されている(特許文献1参照)。
また、本発明者によって、膨らみを持ったシェル構造のセグメントの集合体で構成した窓ガラスと金属の筐体を使用した真空太陽熱収集装置も提案されている(特許文献2参照)。
特開2003−194418号公報 特開2001−165509号公報
しかしながら、従来の真空太陽熱収集装置では、窓ガラスに掛かる大気圧によって窓ガラスが破壊しないように、分散して設けられた多数の柱によって、窓ガラスを支持し、大気圧を分散して支えるようにしている。
従って、多数の柱が必須であり、更に多数の柱を通す穴を集熱板にあけることが必要であった。
本発明は多数の柱を廃止し、柱を通すために集熱板にあけていた穴を不要にして構造を簡単にした真空太陽熱収集装置を実現することを課題とする。
上記した課題を解決するため、本発明は、太陽光を透過させ、周辺部より中心部が外部に膨らんだドーム状の窓ガラスと、窓ガラスを嵌める金属製の枠と、窓ガラスの外周と枠との間に挿入される金属製のガスケットと、側壁が枠の外周を囲むように形成され、底板が内部に凹んだ容器状の筐体と、筐体に収容され、太陽光の熱を受ける集熱板とを備えたものである。
本発明は、窓ガラスをドーム状に形成し、その窓ガラスを枠に嵌め、窓ガラスの外周と枠との間に金属製のガスケットを挿入し、更にその枠の外周を、底板を内部に凹ませた筐体の側壁で囲むことにより、窓ガラスに掛かる大気圧を利用してガスケットに大きな圧縮応力を掛けて完全に真空封止をしている。
そのため、従来のように大気圧に対して窓ガラスを支える多数の柱を無くし、集熱板にその柱を通すための穴も不要にして構造を簡単にすることができる。
また、ほぼ一定の大気圧を利用して真空封止するので、太陽熱収集装置の真空度を10年以上の長期間にわたって高く維持することができる。
窓ガラスを周辺部より中心部が外部に向かって膨らんだドーム状に形成し、窓ガラスをループ状で金属性の枠に嵌め、窓ガラスの外周と枠との間に金属製のガスケットを挿入し、更にその枠の外周を筐体の側壁で囲むようにし、筐体の底部を内部に凹んだ形状に形成する。
このように構成することにより、窓ガラスに掛かる大気圧を利用してガスケットに大きな圧縮応力を掛け、変形を起こさせて真空封止を完全にし、多数の柱とその柱を通す穴を不要にして構造を簡単にすることを実現した。
図1は本発明の実施例1を示す平面図、図2は実施例1の断面図である。
図1,2において、実施例1に係る真空太陽熱収集装置は、太陽光を透過させる窓ガラス1と、窓ガラス1を嵌める枠2と、容器状の筐体3と、筐体3に収容され、太陽熱を受ける集熱板4と、窓ガラス1の外周と枠2との間に挿入されるガスケット5と、集熱板4に取付けられた熱媒体の入るパイプ6と、熱媒体の入力口7と、出力口8と、集熱板4と枠2との隙間を塞ぐための遮蔽板9とを備えている。
窓ガラス1、枠2、筐体3及びガスケット5で作られる筐体3内の密閉された室内は0.1パスカル以下の真空度に保たれている。
実施例1では装置全体として円形に構成しているので、窓ガラス1も図1の平面図では円形に示されているが、断面を示した図2で明らかなように、外部方向に全体として凸型に膨らんだドーム状に形成されている。
窓ガラス1はその周辺部が枠2で支えられており、中間部分には窓ガラス1を支える柱は存在しない。支柱なしで大気圧に耐えるようにするため、窓ガラス1の形状は平板ではなく、周辺部から中央部にかけて山なりに膨らんだドーム状の形状に構成している。
その際、窓ガラス1の周辺部、具体的には枠2で支えられる最下端の角部が全体として一つの平面上の円になるように、凹凸や歪みがないように形成される。このように形成することにより、ガスケット5を溶融して窓ガラス1の外周と枠2との間に流し込む際に、ガスケット5が内部に流出するのを防ぐことができる。
なお、窓ガラスの外周の端面には親和性の良い金属膜を蒸着等の手段で接着させてガスケット5との密着性を向上させるのも良いことである。
窓ガラス1を嵌める枠2は窓ガラス1の形状に対応して円形のループ状に形成され、内側の上部に窓ガラス1の外周の端面を支持するための段差とテーパー部が形成されている。
枠2は大気圧に抗して窓ガラス1を支持するので、強度が必要であり、所定の幅とその幅の6倍以内の高さになるように設計される。また、材料としては、線膨張率がガラスや鉄とほぼ同じで、強度が大きく価格の安い鋼材が適当である。
筐体3は金属板を加工して、側壁と底板が一体に形成され、内部に集熱板4等を収容できるように容器状に形成されている。
筐体3の側壁は窓ガラス1を嵌めた枠2の外周を囲むように構成され、底板が内部に凹んだ形状に形成される。
筐体3の材料としてはガラスの線拡張率とほぼ同じで、強度が大きく安価な鉄が適当である。アルミもそれ自身が吸着している吸着ガスが少なく、且つベーキングによって吸着ガスを追い出すのも容易であるから、筐体3の材料としてアルミも使用することができる。
アルミを採用するときはその線膨張率がガラスと大きく異なるので、太陽熱で達する温度である80℃以上に上がった時に筐体3と枠2との隙間ができないように考慮して設計する必要がある。
集熱板4は窓ガラス1がドーム状に形成され、筐体3の底板が内部に凹んで上方に膨らんでいるので、それに合わせてほぼ平行になるようにドーム状に形成され、下側に熱媒体の通るパイプ6が張り巡らされて固着されている。
集熱板4の周辺部と枠2との間にできる隙間には、熱媒体4の裏面から出る2次放射の赤外線がこの隙間を通って上部に逃げて損失となるのを防ぐために、赤外線を反射する金属の薄板で成る遮蔽板9が設けられている。
なお、集熱板4は、図示してないが筐体3に固着された柱によって支持されている。
ガスケット5は窓ガラス1の外周の端面と枠2との間にあって真空封止する機能を有するが、長年にわたって真空度を維持するために、ゴムやプラスチックを材料にせず、金属を材料にする。そのための金属としては、銅、亜鉛、鉛、半田等が使用できるが、一般的には溶融温度が低い方が流し込みによってガスケット5を窓ガラス1と枠2の間に形成できるので使い易い。また塑性変形を起こし易い柔らかな金属は特に使い易い。
窓ガラス1と枠2の間に隙間なく金属ガスケット5を充填して、その後に筐体3内を真空にすると、大気圧が窓ガラス1に掛かるようになり、そのため窓ガラス1は大きな圧縮力をガスケット5に掛けて、それによりガスケット5は塑性変形を起こして真空封止を完全にする。
パイプ6は熱媒体を入力口7から取り入れ、出力口8から排出するもので、入力口7側が上になり、出力口8側が下になるように設置して、熱媒体が重力により入力口7から出力口8に向かうようにする。
このようにすると熱媒体はパイプ6内を通る際、集熱板4が収集した太陽熱を取り込んで、外部に太陽熱エネルギーを効率よく取り出すことができる。
さて、真空太陽熱収集装置を上記のような構造にすることにより、大気圧によって窓ガラス1に掛かる力は、窓ガラス1の周辺部にあるガスケット5を通して枠2に掛かり、窓ガラス1には圧縮応力が掛かるようになり、窓ガラス1は強化される。
図2のように、窓ガラス1の中央を通る断面が円弧を成している場合、窓ガラス1の周辺部(端面)が固定されているとして、周辺部が形成する平面から窓ガラス1の中央部に至る高さhと周辺部の直径Dによって、窓ガラス1に生ずる大気圧pによる圧縮応力の大きさが決まる。
この圧縮応力の大きさをσとして、枠2が円形のリングの場合、σの大きさは窓ガラスの周辺部が水平線となす角度をθとして次式で示される。
σ=N/t、ただし、tは窓ガラス1の厚さ、N=D×p/4/sinθ、p=大気圧(0.01kg/mm)、sinθ=D/2/R、R=(D/4+h)/2/h。
一例をあげると、窓ガラス1の厚さt=5mm、D=1500mm、h=90mmの場合、圧縮応力の大きさσ=約3kg/mmで、tとDが変わらずに同じで、h=120mmの場合、σ=約1.4kg/mmである。
この窓ガラス1に掛かる大きな圧縮応力の反力として、ガスケット5にも大きな圧縮力が掛かる。上例によれば、hが90mmのときは、5mm×3kg/mm=15kg/mmとなる。即ち窓ガラス1の円周1mm当たりに約15kgの圧縮力が掛かる。
この圧縮力は窓ガラス1が大気圧によって変形してその直径を大きくすると、窓ガラス1内に発生する引っ張り応力によって小さくなるけれども、それでもこの圧縮力によって、金属ガスケット5が塑性変形を起こす程度になるように設計しておくことは容易である。塑性変形を起こしたガスケット5の真空封止能力はほぼ完全であって、数十年にわたって筐体3内の気圧を0.1パスカル以下に保つことができる。大気圧によって生ずるガスケット5にかかる圧縮力は、大気圧がほぼ一定であるから、長年にわたって安定して掛かっている。
上記のように窓ガラス1を円形のドーム状に形成することによって、大気圧を利用して窓ガラス1と枠2との間の真空封止を完全にすることができる。
枠2は窓ガラス1によって外部に膨らむような力を受けるが、図1,2に示したように枠2の外部に筐体3を設けることによって、この力は減殺される。筐体3の側壁は枠2の外部を囲むように設けられ、底板の形状は図2に示したように筐体3の内部に向かって凹んでいる。
その凹み方の形状を窓ガラス1のドーム形とほぼ平行になるような形にすると、窓ガラス1が枠2に掛ける圧縮力とほぼ同じ収縮力を枠2に掛けることになる。一般的にはこのように圧縮力と収縮力とがほぼ同じになるように設計する。
なお、凹みの量が大きい程、筐体3に掛かる大気圧による引っ張り応力の大きさは小さくなる。
上記したように、実施例1によれば、窓ガラスをドーム状に形成し、その窓ガラスを枠に嵌め、窓ガラスの外周と枠との間に金属製のガスケットを挿入し、更にその枠の外周を、底板を凹ませた筐体の側壁で囲むことにより、窓ガラスに掛かる大気圧を利用してガスケットに大きな圧縮応力を掛けて完全に真空封止しているので、多数の柱を無くし、集熱板にその柱を通すための穴も不要にして構造を簡単にすることができる。
また、ほぼ一定の大気圧を利用して真空封止するので太陽熱収集装置の真空度を10年以上の長期間にわたって高く維持することができる。
図3は本発明の実施例2を示す平面図である。
実施例1の装置が全体として円形のドーム状に構成されているのに対し、実施例2は小判型のドーム状に構成されている。勿論、小判型より丸みを帯びた楕円形であっても良い。
図3では真空太陽熱収集装置として窓ガラス11、枠12、筐体13、入力口17及び出力口18を示しているが、実施例1とは全体の形状が異なるだけであるから、省略した構成要素を含めて各構成要素及びその機能は同じである。従って、その断面図は実質的に図2と同様になる。
図3に示した窓ガラス11の両側は、実施例1の円形のドーム状の窓ガラスを半分にした形状になっており、それらの間に窓ガラス11の直線部分がつながっている。
両側にある半分のドーム状部分で発生する窓ガラスに掛かる大気圧による圧縮力は実施例1の場合と同じである。直線部分ではドーム状の2倍の圧縮力が働いている。
実施例2の場合も、実施例1の筐体と同じく、窓ガラス11と平行になるように筐体13の底部が内部に凹んだ形状に形成される。
このように窓ガラス11と筐体13の底部を平行にすることによって、枠12に掛かる窓ガラス11による圧縮力と同じ大きさで方向が反対の圧縮力(収縮力)を枠12に掛けるようにし、枠12に掛かる力をほとんど無くして枠12の変形を防いでいる。
実施例2によれば実施例1と同等の効果を奏する。
図4は実施例1及び実施例2に使用される枠の断面図である。
実施例1に適用する場合は円形のループ状に形成され、実施例2に適用する場合は小判型又は楕円形のループ状に形状される。
枠の断面から明らかなように、枠の内側の上部には、窓ガラスの外周の端面に対応するテーパー部10が形成されている。
このテーパー部10は、図2に示したようにガスケット5を介して窓ガラス1の端面と対向しており、窓ガラス1の端面に発生する大気圧による圧縮力を受け止める役割をする。
また、テーパー部10の下側には段差が形成されており、窓ガラスの端面の角部と密着して溶融したガスケットの流出を防いでいる。
図5は本発明の実施例3を示す断面図である。
図2とは、窓ガラス21を支持する枠22及びその関連部分が異なるだけで他は同じである。
筐体23の側壁の上部には、枠22を支える水平部と枠22の外周を囲む垂直部27が形成されており、垂直部27は実施例1における側壁と同じ機能を果たしている。
枠22は所定の幅を有し、その内周が窓ガラス21の外周の端面と対向しており、窓ガラス21の外周と枠22との間には金属製のガスケット25が挿入されている。
大気圧による圧縮力を受ける枠22が筐体23の上部に位置しているので、垂直部27の収縮力だけで枠23を支えるのは困難である。そのため、筐体23の外周を囲むように鉄等の強固な材料で形成した補強枠28を設け、筐体23の垂直部27と共働して枠22に収縮力を掛けて枠22の変形を防止している。
なお、筐体23内にパイプ26を固着した集熱板24を収容しているのは勿論である。
装置として、円形だけでなく、楕円形又は小判型のドーム状に形成しても良いことは言うまでもない。
また、実施例3の場合も実施例1と同等の効果を奏する。
本発明の実施例1を示す平面図である。 実施例1の断面図である。 本発明の実施例2を示す平面図である。 枠の断面図である。 本発明の実施例3を示す断面図である。
符号の説明
1,11,21 窓ガラス
2,12,22 枠
3,13,23 筐体
4,24 集熱板
5,25 ガスケット
6,26 パイプ
7,17 入力口
8,18 出力口
9 遮蔽板
10 テーパー部
27 垂直部
28 補強枠

Claims (5)

  1. 太陽光を透過させ、周辺部より中央部が外部に膨らんだドーム状の窓ガラスと、前記窓ガラスを嵌める金属製の枠と、前記窓ガラスの外周と前記枠との間に挿入される金属製のガスケットと、側壁が前記枠の外周を囲むように形成され、底板が内部に凹んだ容器状の筐体と、前記筐体に収容され、太陽光の熱を受ける集熱板とを備えたことを特徴とする真空太陽熱収集装置。
  2. 前記窓ガラスが円形のドーム状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の真空太陽熱収集装置。
  3. 前記窓ガラスが楕円形又は小判型のドーム状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の真空太陽熱収集装置。
  4. 前記枠の内側に、前記窓ガラスの外周の端面に対応するテーパー部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の真空太陽熱収集装置。
  5. 前記筐体の側壁の垂直部が前記枠の外周を囲むように形成され、前記側壁の外周を囲むように補強枠を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の真空太陽熱収集装置。
JP2005376848A 2005-12-28 2005-12-28 真空太陽熱収集装置 Pending JP2007178056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005376848A JP2007178056A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 真空太陽熱収集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005376848A JP2007178056A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 真空太陽熱収集装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007178056A true JP2007178056A (ja) 2007-07-12

Family

ID=38303422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005376848A Pending JP2007178056A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 真空太陽熱収集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007178056A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101464869B1 (ko) * 2013-03-29 2014-11-24 주식회사엑스엘 태양열 진공집열패널 및 이를 이용한 태양열 집열모듈
CN112648749A (zh) * 2020-12-28 2021-04-13 真木农业设备(安徽)有限公司 高效储热换热器装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101464869B1 (ko) * 2013-03-29 2014-11-24 주식회사엑스엘 태양열 진공집열패널 및 이를 이용한 태양열 집열모듈
CN112648749A (zh) * 2020-12-28 2021-04-13 真木农业设备(安徽)有限公司 高效储热换热器装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5897927A (en) Seal for vacuum devices and methods for making same
CN101302081B (zh) 真空绝缘玻璃构件以及其制造方法和装置
US4231353A (en) Solar heat collecting apparatus
KR100965638B1 (ko) 평판 태양열 집열기
US4183351A (en) Solar heat collecting apparatus
US6676786B1 (en) Method of and apparatus for evacuating a glass chamber
EP1466876A1 (en) Double glazing
BRPI0915848A2 (pt) painel térmico solar com uma vedação de vidro - metal estanque a vácuo
JP2007178056A (ja) 真空太陽熱収集装置
JP3826218B2 (ja) 真空平板式太陽熱収集装置及びその製造方法
US3243072A (en) Faceplate seal
JP2006329606A (ja) 真空平板式太陽熱収集装置
JP2007107867A (ja) 真空平板式太陽熱収集装置
KR102665752B1 (ko) 진공 유리 배기홀 마감 캡 구조체, 이를 이용한 진공 유리의 제조방법 및 진공 유리
KR20020097290A (ko) 디스플레이 소자들을 실링하는 방법
JP2007333364A (ja) 真空太陽熱収集装置用窓ガラス
US11060342B2 (en) Vacuum insulated glazing unit
JP2002115919A (ja) 真空保持容器
CN215255725U (zh) 一种自动化隔热玻璃封接装置
RU145664U1 (ru) Герметичный корпус
JP2003192401A (ja) 複層ガラス用減圧加熱装置
JPH01173787A (ja) 気密封止容器及びその製造方法
US20110163666A1 (en) Flat Lamp with Elastic Frame
JP2003240121A (ja) 真空容器
JPS5830037A (ja) 陰極線管の製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081127

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20090202

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20090316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090324

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090721