JP3825655B2

JP3825655B2 - First agent for permanent wave

Info

Publication number: JP3825655B2
Application number: JP2001162629A
Authority: JP
Inventors: 祐一綾野; 靖章中谷; 祥代久世; 博史細川
Original assignee: Takara Belmont Corp
Current assignee: Takara Belmont Corp
Priority date: 2001-05-30
Filing date: 2001-05-30
Publication date: 2006-09-27
Anticipated expiration: 2021-05-30
Also published as: JP2002356411A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーマネントウェーブ用第１剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】
パーマネントウエーブ技術において、小さいウェーブはしっかりとかけることが比較的に容易であるが、美しい大きいウェーブをしっかりとかけることは困難である。
【０００３】
すなわち、くっきりと立体感のある大きなウェーブを得ようとして、太い径のロッドを用いると、「しっかり」したウェーブとならず、だれてしまう。
さらに、ウエット時（洗髪後タオルなどで過剰な水分を除去した状態）でははっきりしたウェーブが出ていても、ドライ時（自然乾燥による乾燥時）にはウェーブがだれてしまうと云う問題もあった。
【０００４】
このような問題を解決し、しなやかで、くっきりと立体感のあるしっかりとした大きなウェーブがかかることを理想とし、それを実現するために今日までにさまざまなパーマネントウェーブ薬剤が提案されてきた。
【０００５】
ここで、パーマネントウェーブ用第１剤は、毛髪のシスチン結合を還元して切断するという重要な働きを有するが、シスチン結合の還元が不充分であると、しっかりとしたウェーブが実現できず、一方、第１剤が過剰作用すると、毛髪がちり付くなど、思い通りのウェーブが得られず、質感が低下してしまう。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した従来の問題点を改善する、すなわち、ごわつかず、しなやかで、かつ、くっきりと立体感のあるしっかりとした大きなウェーブを形成することができるパーマネントウェーブ用第１剤を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明のパーマネントウェーブ用第１剤は上記課題を解決するため、請求項１に記載の通り、セラック、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム、及び、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体を配合してなるパーマネントウェーブ用第１剤である。
【０００８】
このような構成によって、大きく、かつ、くっきりと立体感のあるしっかりとしたウェーブを髪の毛に与えることができ、さらにそのとき、ごわつきがなくしなやかな髪質に仕上げることができる。
【０００９】
なお、本発明のパーマネントウェーブ用第１剤において、請求項２に記載のようにｄｌ−ピロリドンカルボン酸ナトリウム及び尿素を配合することによりさらにくっきりと立体感のあるウェーブで、しなやかでごわつかない質感とすることが可能となる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
本発明において用いるセラックはラックカイガラ虫が分泌する天然樹脂で、分子量３００〜３０００の低分子量エステルの混合物で、アルカリ性下で水溶性、皮膜形成能を有する。毛髪内部に浸透し、酸性ないし中性で不溶化し、皮膜形成して毛髪にまとまりと弾力を付与し、大きくしっかりとしたウェーブを毛髪に付与する。
【００１１】
本発明のパーマネントウェーブ用第１剤への配合量は０．００１重量％以上１０重量％以下の範囲となるようにすることが望ましい。配合量が０．００１重量％未満であると効果が発現しにくく、１０重量％超であると添加量増加に伴う効果向上が飽和するとともに、仕上がりの質感にごわつきが生じやすい。より好ましい配合量の範囲は０．０１重量％以上５重量％以下である。なお、セラックは水溶液等の形状で日本シェラック工業株式会社などから入手可能である。
【００１２】
一方、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウムは塩化ジメチルジアリルアンモニウムのカチオン性高分子であり、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体とともに相乗的な、毛髪に対するコンディション作用を有し、櫛どおりを高め、しなやかな質感を付与する。ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウムはカルゴン社などから水溶液として入手可能である。
【００１３】
その配合量は純量が０．０１重量％以上１０重量％以下の範囲となるようにすることが望ましい。配合量が０．０１重量％未満であると効果が発現しにくく、一方、１０重量％超であると添加量増加に伴う効果向上が飽和するとともに、ウェーブが弱くなりやすい。より好ましい配合量の範囲は０．１重量％以上５重量％以下である。
【００１４】
また、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体は塩化ジメチルジアリルアンモニウム、アクリル酸、及びアクリルアミドの３成分を共重合した両性高分子であり、それぞれのユニットの含量は通常、塩化ジメチルジアリルアンモニウムが３５〜６０重量％、アクリル酸が１０〜３５重量％、及びアクリルアミドが１５〜４５重量％である。
【００１５】
アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体は上記ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウムとともに相乗的な、毛髪に対するコンディション作用を有し、櫛どおりを高め、しなやかな質感を付与する。
配合量は０．００１重量％以上１０重量％以下の範囲になるようにすることが望ましい。０．００１重量％以下であると添加の効果が発現しにくく、一方１０重量％超であると添加量増加に伴う効果向上が飽和するとともに、ウェーブが弱くなりやすい。より好ましい配合量の範囲は０．０１重量％以上５重量％以下である。
このようなアクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体は水溶液としてカルゴン社等から入手可能である。
【００１６】
本発明のパーマネントウェーブ用第１剤は上記セラック、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム、及び、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体の他に、ｄｌ−ピロリドンカルボン酸ナトリウム及び／あるいは尿素を有することことにより、より大きい効果を得ることができる。
【００１７】
すなわち、ｄｌ−ピロリドンカルボン酸ナトリウムはＮＭＦ（天然保湿因子）の一つであり、湿潤作用を有する。配合量は０．０１重量％以上２０重量％以下の範囲になるようにすることが望ましい。０．０１重量％以下であると添加の効果が発現しにくく、一方、２０重量％超であると添加量増加に伴う効果向上が飽和するとともに、ウェーブが弱くなりやすい。より好ましい配合量の範囲は０．１重量％以上１０重量％以下である。
このようなｄｌ−ピロリドンカルボン酸ナトリウムは水溶液として味の素株式会社などから入手可能である。
また、尿素は同様にＮＭＦの１つであり、湿潤、毛髪膨潤作用を有し、パーマ剤成分の浸透を助け、作用効率を高める。
尿素の配合量は０．０１重量％以上２０重量％以下の範囲になるようにすることが望ましい。０．０１重量％以下であると添加の効果が発現しにくく、一方、２０重量％超であると添加量増加に伴う効果向上が飽和するとともに、ウェーブが弱くなりやすい。より好ましい配合量の範囲は０．１重量％以上１０重量％以下である。
【００１８】
本発明のパーマネントウェーブ用第１剤は上記に記載の通り、セラック、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体、ｄｌ−ピロリドンカルボン酸ナトリウム、及び、尿素の他に、通常のパーマネントウェーブ用第１剤に含まれている薬剤、すなわち還元剤、膨潤剤、浸透剤、増粘剤、油脂類、湿潤剤、乳化剤、抗炎症剤、コンディショニング剤、界面活性剤（カチオン性、アニオン性、両性または非イオン性などの高分子又は低分子の界面活性剤）、タンパク加水分解物、アミノ酸、育毛剤、防腐剤、金属イオン封鎖剤、香料、色素、水などを適宜添加し、さらに通常アルカリ剤（アンモニア水等）などを添加してｐＨが４ないし１０、好ましくは６ないし１０になるように調整する。
【００１９】
上記で用いる還元剤としてはチオグリコール酸、チオグリコール酸アンモニウム等のチオグリコール酸塩、システイン、システイン塩酸塩などのシステイン酸塩、Ｎ−アセチルシステインなどのシステイン誘導体、チオ硫酸またはその塩、システアミンまたはその塩、チオグリセリルアルキルエーテル、メルカプトアルキルアミド、亜流酸塩、亜硫酸水素塩より選ばれた１種または２種以上を用いることができる。これら還元剤は通常、１重量％以上２０重量％、好ましくは２重量％以上１１重量％以下となるよう配合する。
【００２０】
【実施例】
以下に本発明のパーマネントウェーブ用第１剤について具体的に説明する。
表１に示した薬剤を用い、表２及び表３に示す配合（重量比、純量換算）のパーマネントウェーブ用第１剤１７種を調製した。
【００２１】
【表１】

【００２２】
【表２】

【００２３】
【表３】

【００２４】
これら１７種類のパーマネントウェーブ用第１剤の評価を行った。
化学的に処理されていない毛髪をサンプルとして、毛髪束（毛髪２０本、長さ２５０ｍｍ）をロッド（ロッド径：１５ｍｍ、２３ｍｍあるいは２６ｍｍ）に均一に巻き付け、それぞれのパーマ剤第１剤を均一に塗布した後、室温下、容器に入れて密閉して放置した。１５分経過後、容器から取り出して水洗した後、表４に示す配合比（純量）で調整したパーマ剤第２剤を均一に塗布し、室温で１０分間放置する。その後、さらに水洗し、ロッドから毛髪を丁寧に取り外し、そのＳＰ値を測定した。
【００２５】
【表４】

【００２６】
ここでＳＰ値とは「しっかりとしたウェーブ」の目安の値であり、ウエーブ処理を行った毛髪は毛根側を上にして吊したとき、図１に示すように毛根端から２周期目の周期長さを２ｙ（山と谷との間の長さをｙ）、山と谷との差（幅）をｘとしたとき次式（１）で求めることができる。
【００２７】
【数１】
ＳＰ値＝ｘ／ｙ × １００ ……（１）
【００２８】
このＳＰ値が５０以上であると非常にくっきりと立体感のあるウェーブとしての印象が、４５以上５０未満であるとややくっきりと立体感のあるウェーブとしての印象が、４０以上４５未満であるとややだれたウエーブとしての印象が、そして４０未満であるとだれたウエーブとしての印象が、それぞれ得られる。そこでこれらをそれぞれ、◎、○、△及び×として評価した。
【００２９】
また、Ｗ／Ｄ差についても評価した。Ｗ／Ｄ差とは乾燥後までしっかりしたウェーブが持つかの目安であり、ドライ時（自然乾燥後の状態）のＳＰ値及びウェット時（洗浄後にタオルで過剰な水分を拭き取ったときの状態）のＳＰ値から次式（２）により求められる。
【００３０】
【数２】
Ｗ／Ｄ差＝ドライ時のＳＰ値／ウェット時のＳＰ値 × １００ ……（２）
【００３１】
このＷ／Ｄ差が９０以上であるとウェット時のドライ時のウェーブの印象の差が極めて少ないので「◎」と、８０以上９０未満のときにはウェット時のドライ時のウェーブの印象の差が少しあるので「○」、７０以上８０未満の場合にはウェット時のドライ時のウェーブの印象の差がやや大きいので「△」、さらに７０未満の場合にはウェット時のドライ時のウェーブの印象の差がかなり大きいので「×」として評価した。
【００３２】
さらに、風合いについても評価した。これは実際に手触りによって毛髪の感触を評価し、しなやか、滑らかで非常によいときを「◎」、良いときには「○」、やや悪いときには「△」、明らかに悪いときには「×」として評価した。
これらの評価結果を表２及び表３に併せて示す。
【００３３】
表２及び表３により本発明のパーマネントウェーブ用第１剤は大きい径のロッドを用いた場合であってもくっきりと立体感のあるしっかりしたウェーブを与えることができ、さらにそれらウェーブはドライ後も確実に保持され、かつ、良好な風合いが得られることが判る。
【００３４】
【発明の効果】
本発明のパーマネントウェーブ用第１剤は、くっきりと立体感のある大きいしっかりしたウェーブを得ることができ、しかもそれらウエーブはドライ後も確実に保持され、かつ、ごわつきがなくしなやかで良好な風合いが得られる優れたパーマネントウェーブ用第１剤である。
【図面の簡単な説明】
【図１】ＳＰ値を求める場合の説明図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a first agent for permanent wave.
[0002]
[Prior art]
In permanent wave technology, small waves are relatively easy to apply firmly, but beautiful large waves are difficult to apply firmly.
[0003]
In other words, if you try to get a big wave with a clear and three-dimensional effect, if you use a rod with a large diameter, it will not be a “steady” wave, and it will fall.
In addition, there is a problem that even when there is a clear wave when wet (with excess water removed with a towel etc. after washing the hair), the wave will sag when dry (drying by natural drying). .
[0004]
To solve this problem, it is ideal that a large wave that is supple, clear, and three-dimensional is applied, and various permanent wave agents have been proposed to date.
[0005]
Here, the permanent wave first agent has an important function of reducing and cleaving the cystine bond of hair, but if the reduction of the cystine bond is insufficient, a firm wave cannot be realized. If the first agent acts excessively, the desired wave will not be obtained, for example, the hair will stick, and the texture will deteriorate.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides a first permanent wave agent that improves the above-described conventional problems, that is, is capable of forming a firm and large wave that is not sticky, is supple, and has a clear and three-dimensional effect. For the purpose.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the first agent for permanent wave of the present invention comprises shellac, polydimethylmethylenepiperidinium chloride, and an acrylamide / acrylic acid / dimethyldiallylammonium chloride copolymer as described in claim 1. It is the 1st agent for permanent wave formed by mix | blending.
[0008]
With such a configuration, it is possible to give the hair a large, clear and solid wave with a three-dimensional effect, and at the same time, it can be finished with a smooth and supple hair quality.
[0009]
In addition, in the first agent for permanent wave of the present invention, by blending sodium dl-pyrrolidonecarboxylate and urea as described in claim 2, it is a wave with a clearer and more three-dimensional effect, with a texture that is supple and non-sticky. It becomes possible to do.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The shellac used in the present invention is a natural resin secreted by the shellworm, which is a mixture of low molecular weight esters having a molecular weight of 300 to 3000, and has water solubility and film-forming ability under alkaline conditions. It penetrates into the hair, becomes insoluble in acidity or neutrality, forms a film to give the hair cohesion and elasticity, and gives a large and firm wave to the hair.
[0011]
The blending amount in the first agent for permanent wave of the present invention is desirably in the range of 0.001 wt% to 10 wt%. When the blending amount is less than 0.001% by weight, it is difficult to achieve the effect, and when it exceeds 10% by weight, the effect improvement accompanying the increase in the addition amount is saturated and the finished texture is likely to be stiff. A more preferable range of the blending amount is 0.01% by weight or more and 5% by weight or less. Shellac is available from Nippon Shellac Industrial Co., Ltd. in the form of an aqueous solution or the like.
[0012]
On the other hand, polydimethylmethylenepiperidinium chloride is a cationic polymer of dimethyldiallylammonium chloride and has a synergistic effect on the hair with an acrylamide / acrylic acid / dimethyldiallylammonium chloride copolymer. Enhancing and giving a supple texture. Polydimethyldimethylmethylene piperidinium chloride is available as an aqueous solution from Calgon Corporation.
[0013]
The blending amount is desirably such that the pure amount is in the range of 0.01 wt% to 10 wt%. If the blending amount is less than 0.01% by weight, the effect is hardly exhibited. On the other hand, if it exceeds 10% by weight, the effect improvement accompanying the increase in the amount added is saturated and the wave tends to be weakened. A more preferable range of the blending amount is 0.1 wt% or more and 5 wt% or less.
[0014]
The acrylamide / acrylic acid / dimethyldiallylammonium chloride copolymer is an amphoteric polymer obtained by copolymerizing three components of dimethyldiallylammonium chloride, acrylic acid, and acrylamide. The content of each unit is usually dimethyldiallylammonium chloride. Is 35 to 60% by weight, acrylic acid is 10 to 35% by weight, and acrylamide is 15 to 45% by weight.
[0015]
The acrylamide / acrylic acid / dimethyldiallylammonium chloride copolymer has a synergistic effect on the hair along with the polydimethyldimethylmethylenepiperidinium chloride, enhances combing, and gives a supple texture.
The blending amount is desirably in the range of 0.001 wt% to 10 wt%. When the amount is 0.001% by weight or less, the effect of addition is hardly exhibited, while when it is more than 10% by weight, the improvement in effect due to the increase in the amount of addition is saturated and the wave tends to weaken. A more preferable range of the blending amount is 0.01% by weight or more and 5% by weight or less.
Such an acrylamide / acrylic acid / dimethyldiallylammonium chloride copolymer is available as an aqueous solution from Calgon Co., Ltd.
[0016]
In addition to the shellac, polydimethylmethylenepiperidinium chloride and acrylamide / acrylic acid / dimethyldiallylammonium chloride copolymer, the first permanent wave agent of the present invention contains sodium dl-pyrrolidonecarboxylate and / or urea. By having it, a greater effect can be obtained.
[0017]
That is, sodium dl-pyrrolidonecarboxylate is one of NMF (natural moisturizing factor) and has a wetting action. The blending amount is desirably in the range of 0.01 wt% to 20 wt%. When the amount is 0.01% by weight or less, the effect of addition is hardly exhibited, while when it is more than 20% by weight, the improvement in effect due to the increase in the amount added is saturated and the wave tends to be weakened. A more preferable range of the blending amount is 0.1% by weight or more and 10% by weight or less.
Such sodium dl-pyrrolidonecarboxylate is available from Ajinomoto Co., Inc. as an aqueous solution.
Urea is also one of NMF, has a moistening and hair swelling action, helps permeation of the permanent component, and increases the working efficiency.
It is desirable that the amount of urea is in the range of 0.01 wt% to 20 wt%. When the amount is 0.01% by weight or less, the effect of addition is hardly exhibited, while when it is more than 20% by weight, the improvement in effect due to the increase in the amount added is saturated and the wave tends to be weakened. A more preferable range of the blending amount is 0.1% by weight or more and 10% by weight or less.
[0018]
As described above, the first permanent wave agent of the present invention is shellac, polydimethylmethylenepiperidinium chloride, acrylamide / acrylic acid / dimethyldiallylammonium chloride copolymer, dl-pyrrolidonecarboxylate sodium, and urea. Other agents included in the normal permanent wave first agent, that is, reducing agents, swelling agents, penetrants, thickeners, fats and oils, wetting agents, emulsifiers, anti-inflammatory agents, conditioning agents, surfactants (High molecular or low molecular surfactants such as cationic, anionic, amphoteric or nonionic), protein hydrolysates, amino acids, hair restorers, preservatives, sequestering agents, perfumes, pigments, water, etc. The pH is adjusted to 4 to 10, preferably 6 to 10, usually by adding an alkali agent (such as ammonia water). So as to adjust.
[0019]
Examples of the reducing agent used above include thioglycolates such as thioglycolic acid and ammonium thioglycolate, cysteine salts such as cysteine and cysteine hydrochloride, cysteine derivatives such as N-acetylcysteine, thiosulfuric acid or salts thereof, cysteamine or One or more selected from the salts, thioglyceryl alkyl ethers, mercaptoalkylamides, sulfites, and bisulfites can be used. These reducing agents are usually blended in an amount of 1 to 20% by weight, preferably 2 to 11% by weight.
[0020]
【Example】
Below, the 1st agent for permanent waves of the present invention is explained concretely.
Using the chemicals shown in Table 1, 17 types of permanent wave first agents having the formulations shown in Tables 2 and 3 (weight ratio, pure amount conversion) were prepared.
[0021]
[Table 1]

[0022]
[Table 2]

[0023]
[Table 3]

[0024]
These 17 kinds of permanent wave first agents were evaluated.
Using hair that has not been chemically treated as a sample, a hair bundle (20 hairs, length 250 mm) is uniformly wound around a rod (rod diameter: 15 mm, 23 mm, or 26 mm), and each permanent agent first agent is uniformly distributed. After coating, it was placed in a container at room temperature and left to stand. After 15 minutes, the container is taken out of the container and washed with water, and then the permanent agent second agent adjusted with the blending ratio (pure amount) shown in Table 4 is uniformly applied and left at room temperature for 10 minutes. Thereafter, the plate was further washed with water, the hair was carefully removed from the rod, and the SP value was measured.
[0025]
[Table 4]

[0026]
Here, the SP value is a standard value of “solid wave”, and when the wave-treated hair is hung with the hair root side up, as shown in FIG. 1, the period of the second cycle from the hair root end is shown. When the length is 2y (the length between the mountain and the valley is y) and the difference (width) between the mountain and the valley is x, the following equation (1) can be used.
[0027]
[Expression 1]
SP value = x / y × 100 (1)
[0028]
If the SP value is 50 or more, the impression as a wave with a very clear and three-dimensional effect is 45 or more and less than 50, and the impression as a wave with a slightly three-dimensional effect is 40 or more and less than 45. If it is less than 40, an impression as a wave that is slightly damaged is obtained. Therefore, these were evaluated as ◎, ○, Δ and ×, respectively.
[0029]
Also, the W / D difference was evaluated. The W / D difference is a measure of whether a firm wave will remain after drying. SP value when dry (after natural drying) and wet (state when excess water is wiped off with a towel after washing) It is calculated | required by following Formula (2) from SP value of these.
[0030]
[Expression 2]
W / D difference = SP value when dry / SP value when wet x 100 (2)
[0031]
If this W / D difference is 90 or more, the difference in wave impression when dry when wet is very small. Therefore, if “70” or less and less than 80, the difference in wave impression when dry when wet is slightly large, and “△” indicates that the wave impression when dry when wet is less than 70. Since the difference was quite large, it was evaluated as “×”.
[0032]
Furthermore, the texture was also evaluated. This actually evaluated the feel of the hair by touch, and evaluated as “◎” when it was supple, smooth and very good, “◯” when it was good, “Δ” when it was slightly bad, and “X” when it was clearly bad.
These evaluation results are also shown in Table 2 and Table 3.
[0033]
According to Table 2 and Table 3, the permanent wave first agent of the present invention can give a solid wave with a clear and three-dimensional feeling even when a large-diameter rod is used. It can be seen that it is securely held and a good texture can be obtained.
[0034]
【The invention's effect】
The first permanent wave agent of the present invention can obtain a large and firm wave with a clear and three-dimensional feeling, and these waves are securely held after drying, and there is no stickiness and a soft and good texture. It is an excellent permanent wave first agent.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram for obtaining an SP value.

Claims

A first permanent wave agent comprising a mixture of shellac, polydimethylmethylenepiperidinium chloride, and an acrylamide / acrylic acid / dimethyldiallylammonium chloride copolymer.

The first agent for permanent wave according to claim 1, comprising sodium dl-pyrrolidonecarboxylate and urea.