JP3824631B1 - 樹脂成形用金型装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂成形用金型へ組み込みやすく、また構成が単純でコストが嵩まないようにした樹脂成形用金型装置を提供する。
【解決手段】アンダーカット部P1を逃げるための装置であり、エジェクタピン21の先端部23に連結されるアンダーカット抜き装置30が可動型15に設けられ、アンダーカット抜き装置30は、可動型15内に収容されるホルダ40と、エジェクタピン21の先端部23が連結されてホルダ40内で抜き方向に摺動可能に保持される保持駒50と、保持駒50に型抜き方向とは交差する逃げ方向に移動可能に嵌合された逃げ動作駒60とより成り、ホルダ40と逃げ動作駒60との一方には斜溝41または斜条63が設けられ、他方は、斜溝41または斜条63に摺動可能に嵌合し、逃げ動作駒60が型抜き動作時にアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂成形品の型抜き時にアンダーカット部を抜くための樹脂成形用金型装置に関する。
従来の技術としては、例えば特許文献1に示すようなものがある。
すなわち、特許文献1には、傾斜配置されたルーズコア支持ロッドの動作により樹脂成形品の型抜き時にアンダーカット部を抜くようにした技術が開示されている。
特開2002−326233号公報
しかしながら、このような従来の技術では、ルーズコア支持ロッドが傾斜配置されているため、樹脂成形品のアンダーカットの抜きのために必要なアンダーカット部分形状を施した駒の移動量に比べて大きな装置設置スペースを要し、樹脂成形用金型への傾斜加工を要しかつ組み込みにくく、また構造が複雑となりコストダウンが難しいという問題点があった。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、樹脂成形用金型への加工および組み込みが容易で、また構成が単純でコストが嵩まないようにした樹脂成形用金型装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]樹脂成形品(P)の型抜き時にアンダーカット部(P1)を逃げるための樹脂成形用金型装置(20)において、
エジェクタピン(21)が型抜き動作方向に突き出せるように、該エジェクタピン(21)の基端部(22)がエジェクタ台板(17)に固結され、該エジェクタピン(21)の先端部(23)に連結されるアンダーカット抜き装置(30)が可動型(15)に設けられて成り、
前記アンダーカット抜き装置(30)は、前記可動型(15)内に収容されるホルダ(40)と、前記エジェクタピン(21)の先端部(23)に連結されて該ホルダ(40)内で型抜き方向に摺動可能に成される保持駒(50)と、該保持駒(50)に型抜き方向とは交差するアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に嵌合された逃げ動作駒(60)とより成り、
前記ホルダ(40)と前記逃げ動作駒(60)との一方には斜溝(41)または斜条(63)が設けられ、他方は、該斜溝(41)または斜条(63)に摺動可能に嵌合し、前記逃げ動作駒(60)が型抜き動作時にアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に構成され、
型抜き動作時の前記エジェクタピン(21)の突き出し動作に従い前記保持駒(50)が型抜き動作方向に移動すると、該保持駒(50)に押された前記逃げ動作駒(60)が、型抜き動作方向に移動するとともにアンダーカットからの逃げ方向に移動し、樹脂成形品(P)を型抜き可能にすることを特徴とする樹脂成形用金型装置(20)。
[2]樹脂成形品(P)の型抜き時にアンダーカット部(P1)を逃げるための樹脂成形用金型装置(20)において、
エジェクタピン(21)が型抜き動作方向に突き出せるように、該エジェクタピン(21)の基端部(22)がエジェクタ台板(17)に固結され、該エジェクタピン(21)の先端部(23)に連結されるアンダーカット抜き装置(30)が可動型(15)に設けられて成り、
前記アンダーカット抜き装置(30)は、前記可動型(15)内に収容されるホルダ(40)と、前記エジェクタピン(21)の先端部(23)に連結されて該ホルダ(40)内で型抜き方向に摺動可能に成される保持駒(50)と、該保持駒(50)に型抜き方向とは交差するアンダーカットからの逃げ方向に移動可能でかつ該保持駒(50)とは離脱しないように嵌合された逃げ動作駒(60)とより成り、
前記ホルダ(40)と前記逃げ動作駒(60)との一方には斜溝(41)または斜条(63)が設けられ、他方は、該斜溝(41)または斜条(63)に摺動可能に嵌合し、前記逃げ動作駒(60)が型抜き動作時にアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に構成され、
型抜き動作時の前記エジェクタピン(21)の突き出し動作に従い前記保持駒(50)が型抜き動作方向に移動すると、該保持駒(50)に押された前記逃げ動作駒(60)が、型抜き動作方向に移動して前記ホルダ(40)から突出するとともにアンダーカットからの逃げ方向に移動し、樹脂成形品(P)を型抜き可能にすることを特徴とする樹脂成形用金型装置(20)。
[3]樹脂成形品(P)の型抜き時にアンダーカット部(P1)を逃げるための樹脂成形用金型装置(20)において、
エジェクタピン(21)が型抜き動作方向に突き出せるように、該エジェクタピン(21)の基端部(22)がエジェクタ台板(17)に固結され、該エジェクタピン(21)の先端部(23)が連結されるアンダーカット抜き装置(30)が可動型(15)に設けられて成り、
前記アンダーカット抜き装置(30)は、前記可動型(15)内に出没可能に収容されるホルダ(40)と、前記エジェクタピン(21)の先端部(23)に連結されて該ホルダ(40)内で型抜き方向に摺動可能に成される保持駒(50)と、該保持駒(50)に型抜き方向とは交差するアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に嵌合された逃げ動作駒(60)とより成り、
前記ホルダ(40)と前記逃げ動作駒(60)との一方には斜溝(41)または斜条(63)が設けられ、他方は、該斜溝(41)または斜条(63)に摺動可能に嵌合し、前記逃げ動作駒(60)が型抜き動作時にアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に構成され、
型抜き動作時の前記エジェクタピン(21)の突き出し動作に従い前記保持駒(50)が型抜き動作方向に移動すると、該保持駒(50)に押された前記逃げ動作駒(60)が、型抜き動作方向に移動するとともにアンダーカットからの逃げ方向に移動し、さらに前記ホルダ(40)も該逃げ動作駒(60)を保持して前記可動型(15)から突出して、樹脂成形品(P)を型抜き可能にすることを特徴とする樹脂成形用金型装置(20)。
[4]前記ホルダ(40)および逃げ動作駒(60)を樹脂成形品(P)の型抜きのストロークに応じた長さに設定することを特徴とする[1],[2]または[3]に記載の樹脂成形用金型装置(20)。
[5]相対する双方向に逃げ動作を要するものにおいて、前記逃げ動作駒(60)を向かい合わせて一対配設し、型抜き動作時の前記エジェクタピン(21)の突き出し動作に従い該一対の逃げ動作駒(60)が相互に反対方向のアンダーカットからの逃げ方向に移動するようにしたことを特徴とする[1],[2]または[3]に記載の樹脂成形用金型装置(20)。
[6]前記保持駒(50)を前記エジェクタピン(21)の上部に一体的に設けたことを特徴とする[1],[2]または[3]に記載の樹脂成形用金型装置(20)。
[7]樹脂成形品(P)のアンダーカット部(P1)を成形する部分型(18)を前記逃げ動作駒(60)に固定し、型抜き動作時に前記逃げ動作駒(60)とともに該部分型(18)も一体的にアンダーカットからの逃げ方向に移動するようにしたことを特徴とする[1],[2]または[3]に記載の樹脂成形用金型装置(20)。
[8]樹脂成形用金型の型開き動作時にアンダーカット部(P1)を逃げるための樹脂成形用金型装置(20)において、
樹脂成形品(P)のアンダーカット部(P1)を成形する部分型(19)を保持するアンダーカット抜き装置(30)が固定型(11)に設けられて成り、
前記アンダーカット抜き装置(30)は、前記固定型(11)内に収容されるホルダ(40)と、該ホルダ内(40)で型開き方向に摺動可能に成された保持駒(50)と、該保持駒(50)に型開き方向とは交差するアンダーカット逃げ方向に移動可能に嵌合されかつ前記部分型(19)を保持した逃げ動作駒(60)とより成り、
前記ホルダ(40)と前記逃げ動作駒(60)との一方には斜溝(41)または斜条(63)が設けられ、他方は、該斜溝(41)または斜条(63)に摺動可能に嵌合し、前記逃げ動作駒(60)が型開き動作時にアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に構成され、
型開き動作時に可動型(15)が固定型(11)から離間するに従い、前記逃げ動作駒(60)がアンダーカットからの逃げ方向に移動し、樹脂成形品(P)を型抜き可能にすることを特徴とする樹脂成形用金型装置(20)。
[9]項1〜7または8に記載の樹脂成形用金型装置(20)による樹脂成形品(P)の製造方法。
前記本発明は次のように作用する。
本発明に係る樹脂成形用金型装置(20)によれば、樹脂成形品(P)の成形工程における型抜き動作時にアンダーカット部(P1)を逃げるためのアンダーカット抜き装置(30)を容易に組み込むことができる。
アンダーカット抜き装置(30)が可動型(15)に設けてあるものは、エジェクタピン(21)が型抜き動作方向に突き出せるように、該エジェクタピン(21)の基端部(22)がエジェクタ台板(17)に固結され、該エジェクタピン(21)の先端部(23)がアンダーカット抜き機構に連結されて、型抜き動作時にエジェクタ台板(17)の動きに応じて動作する。
成形が終り、可動型(15)が固定型(11)から離れると、樹脂成形品(P)の片側があらわれる。次いでエジェクタ台板(17)が型抜きのために樹脂成形品(P)を可動型(15)から離間させるように移動する。
アンダーカット抜き装置(30)では、可動型(15)内に収容されているホルダ(40)内で、エジェクタピン(21)の先端部(23)に連結される保持駒(50)が該ホルダ(40)内で型抜き動作方向に摺動する。保持駒(50)と共に、該保持駒(50)に型抜き方向とは交差する逃げ方向に移動可能に嵌合された逃げ動作駒(60)も移動し、ホルダ(40)と逃げ動作駒(60)とは相対的に変位する。
ホルダ(40)と逃げ動作駒(60)との一方に設けられた斜溝(41)または斜条(63)により、逃げ動作駒(60)は、斜溝(41)または斜条(63)に摺動可能に嵌合して案内され、逃げ動作駒(60)はアンダーカットからの逃げ方向に移動する。
このようにして、型抜き動作時のエジェクタピン(21)の突き出し動作に従い保持駒(50)が型抜き動作方向に移動すると、保持駒(50)に押された逃げ動作駒(60)が、型抜き方向に移動するとともにアンダーカットからの逃げ方向に移動し、樹脂成形品(P)を型抜き可能にする。
樹脂成形品(P)が抜き去られると、エジェクタピン(21)が成形時の位置に戻るに従い、逃げ動作駒(60)が保持駒(50)に引かれて原位置に戻る。可動型(15)も成形位置に戻って次の樹脂成形品(P)の成形がなされる。
樹脂成形品(P)の型抜きのストロークが大きい場合には、ホルダ(40)および逃げ動作駒(60)をストロークに応じた長さに設定すればよい。また、逃げ方向に角度がある場合は、保持駒(50)と逃げ動作駒(60)との嵌合角度を当該角度に合わせることにより対応することができる。
保持駒(50)とは離脱しないよう嵌合されて、該保持駒(50)に型抜き方向とは交差する逃げ方向に移動可能に嵌合された逃げ動作駒(60)を設けたものでは、逃げ動作駒(60)は、ホルダ(40)と逃げ動作駒(60)との一方に設けられた斜溝(41)または斜条(63)に案内され、アンダーカットからの逃げ方向に移動すると共に、さらに、ホルダ(40)から突出してアンダーカットからの逃げ方向に移動する。
逃げ動作駒(60)はホルダ(40)より外に突出するが、保持駒(50)とは離脱しないよう嵌合されているので保持される。これにより、型抜き動作時のストロークが大きい場合でも対応することができる。
ホルダ(40)が可動型(15)内に出没可能に収容されるものは、ホルダ(40)と逃げ動作駒(60)との一方に設けられた斜溝(41)または斜条(63)に案内され、アンダーカットからの逃げ方向に移動する逃げ動作駒(60)の動作に加え、ホルダ(40)も逃げ動作駒(60)を保持して可動型(15)から突出して、樹脂成形品(P)を型抜き可能にする。
ホルダ(40)が逃げ動作駒(60)を保持して突出するので、型抜き動作時のストロークが相当に大きい場合でも対応することができる。
対称なるアンダーカット形状を有するボス等のように、相対する双方向にアンダーカット抜き動作を要する樹脂成形品(P)を対象とするものでは、逃げ動作駒(60)が向かい合わせて一対配設されており、型抜き動作時のエジェクタピン(21)の突き出し動作に従い一対の逃げ動作駒(60)が相互に反対方向のアンダーカットからの逃げ方向に移動して、アンダーカット部(P1)を逃がして型抜き可能にする。
保持駒(50)はエジェクタピン(21)の上端部に一体的に形成して設けることができ、構造が簡単でコストダウンができる。
樹脂成形品(P)のアンダーカット部(P1)を成形する部分型(18)を逃げ動作駒(60)に固定したものでは、型抜き動作時に逃げ動作駒(60)とともに部分型(18)も一体的にアンダーカットからの逃げ方向に移動する。簡単な構成でアンダーカット部(P1)を成形する部分型(18)にアンダーカット抜き機能を設けることができる。
樹脂成形品(P)のアンダーカット部(P1)を成形する部分型(19)を保持するアンダーカット抜き装置(30)が固定型(11)に設けられたものは、型開き動作時に、部分型(19)を保持した逃げ動作駒(60)が固定型(11)内に収容されるホルダ(40)に対して変位する。
すなわち、成形が終わって可動型(15)が固定型(11)から離間する動作をすると、逃げ動作駒(60)は、型開き動作時に可動型(15)が固定型(11)から離間するに従い、斜溝(41)または斜条(63)に案内され、アンダーカットからの逃げ方向に移動し、樹脂成形品(P)を型抜き可能にする。
本発明に係るアンダーカット抜き装置によれば、ホルダ内に所要のアンダーカット抜き機構が一体となって収まっているため、金型構成を小型化することができるとともに、従来のアンダーカット抜き工法で使用されるアンギュラピンならびにルーズコア機構の不要およびアンギュラピンならびにルーズコア機構の設置に伴う金型本体への傾斜加工の不要を実現し、金型製造コストを抑えることができる。本アンダーカット抜き装置により樹脂成形品を製造すれば、金型の原価を低減した製品を市場に供給することができる。
以下、図面に基づき本発明の好適な各種の実施の形態を説明する。
図1〜図3は本発明の第1の実施の形態を示している。
成形金型10は、固定型11と、可動型15と、エジェクタ台板17とを備えて成る。
樹脂成形用金型装置20は、樹脂成形品Pの型抜き時にアンダーカット部P1を抜くための構成を組み込むものである。
樹脂成形用金型装置20は、エジェクタピン21が型抜き方向に突き出せるように、該エジェクタピン21の基端部22がエジェクタ台板17にノックピン22aで固結され、このエジェクタピン21の先端部23に連結されるアンダーカット抜き装置30が可動型15に設けられて成る。
アンダーカット抜き装置30は、可動型15内に収容されるホルダ40と、エジェクタピン21の先端部23が連結されてホルダ40内で抜き方向に摺動可能に保持される保持駒50と、保持駒50に型抜き方向とは交差する逃げ方向に移動可能に嵌合された逃げ動作駒60とより成る。
逃げ動作駒60の先端部には、樹脂成形品Pのアンダーカット部P1を成形するアンダーカット成形部61が設けられている。逃げ動作駒60の基部にはあり溝62が形成され、保持駒50の先端部には、あり溝62に嵌合するあり溝条51が設けられており、これにより、逃げ動作駒60が、保持駒50に型抜き方向とは交差する逃げ方向に移動可能になっている。
ホルダ40には斜溝41が設けられ、逃げ動作駒60に突設された斜条63が摺動可能に嵌合しており、これにより逃げ動作駒60が型抜き動作時にアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に構成されている。
なお、斜溝41はホルダ40と保持駒50とのいずれに設けてもよく、他方に斜条63を設ければよい。要するに、逃げ動作駒60が型抜き動作時にアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に構成されていればよい。
型抜き動作時のエジェクタ台板17によるエジェクタピン21の抜き動作に従い保持駒50がエジェクト方向に移動すると、保持駒50に押された前記逃げ動作駒60が、型抜き方向に移動するとともにアンダーカットからの逃げ方向に移動し、樹脂成形品Pを型抜き可能にするよう構成されている。
次に作用を説明する。
樹脂成形用金型装置20によれば、樹脂成形品Pの成形工程における型抜き時にアンダーカット部P1を逃げるためのアンダーカット抜き装置30を容易に組み込むことができる。
図1(a)は樹脂成形品Pの成形が完了した状態を示している。この状態から可動型15が固定型11から離れると、樹脂成形品Pの片側があらわれる。次いでエジェクタ台板17が型抜きのために樹脂成形品Pを可動型15から離間させるように移動する。
可動型15が固定型11から離間し、型抜きエジェクタ時にエジェクタ台板17が樹脂成形品Pを突くように動作すると、基端部22がエジェクタ台板17に型抜き動作方向に突き出せるように固結されたエジェクタピン21の先端部23がその動きに応じて型抜き方向に真っ直ぐに動作する。
図1(b)でわかるように、アンダーカット抜き装置30では、可動型15内に収容されているホルダ40内で、エジェクタピン21の先端部23が連結されて保持駒50が該ホルダ40内で抜き方向に摺動する。保持駒50と共に、保持駒50に型抜き方向とは交差する逃げ方向に移動可能に嵌合された逃げ動作駒60も移動し、ホルダ40と逃げ動作駒60とは相対的に変位する。
ホルダ40と逃げ動作駒60との一方に設けられた斜溝41と斜条63により、逃げ動作駒60は、斜溝41または斜条63に摺動可能に嵌合して案内され、逃げ動作駒60はアンダーカットからの逃げ方向に移動する。
このようにして、図1(c)の状態になると、型抜き動作時のエジェクタピン21の抜き動作に従い保持駒50がエジェクト方向に移動し、保持駒50に押された逃げ動作駒60が、型抜き方向に移動するとともにアンダーカットからの逃げ方向に移動し、アンダーカット成形部61がアンダーカット部P1から離れて樹脂成形品Pを型抜き可能にする。
樹脂成形品Pが抜き去られると、エジェクタピン21は成形時の位置に戻り、逃げ動作駒60も保持駒50に引かれて原位置に戻る。可動型15も成形位置に戻って次の樹脂成形品Pの成形がなされる。
樹脂成形品Pの型抜きのストロークが大きい場合には、ホルダ40および逃げ動作駒60をストロークに応じた長さに設定する。
図4は本発明の第2の実施の形態を示している。
なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。以下の実施の形態でも同様である。
本実施の形態では、アンダーカット部P1からのアンダーカット成形部61の逃げ方向に角度があるものに対応したものである。
図4でわかるように、樹脂成形品Pが傾斜しており、その分だけアンダーカット部P1にも角度がついている。
このように逃げ方向に角度がある場合は、保持駒50と逃げ動作駒60とが嵌合するあり溝条51とあり溝62との嵌合角度を当該角度にあわせる。
図4(a)の樹脂成形品Pの成形が完了した状態から可動型15が固定型11から離れると、樹脂成形品Pの片側があらわれる。次いで図4(b)でエジェクタ台板17が型抜きのために樹脂成形品Pを可動型15から離間させるように移動する。
保持駒50はホルダ40内で角度を有する抜き方向に摺動する。保持駒50と共に、保持駒50に型抜き方向とは交差する逃げ方向に移動可能に嵌合された逃げ動作駒60も移動し、ホルダ40と逃げ動作駒60とは相対的に変位する。
図4(c)の状態になると、型抜き動作時のエジェクタピン21の抜き動作に従い保持駒50がエジェクト方向に移動し、保持駒50に押された逃げ動作駒60が、型抜き方向に移動するとともにアンダーカットからの逃げ方向に移動し、アンダーカット成形部61が対応する角度でアンダーカット部P1から離れて樹脂成形品Pを型抜き可能にする。
図5〜図7は本発明の第3の実施の形態を示している。
本実施の形態では、エジェクタ台板17のエジェクトストロークが大きいような場合に対応したものである。
アンダーカット抜き装置30では、逃げ動作駒60は、保持駒50に型抜き方向とは交差する逃げ方向に移動可能でかつ該保持駒50とは離脱しないよう嵌合されている。このため、保持駒50のあり溝条51に位置決め溝52,53が穿設され、逃げ動作駒60には、位置決め溝52,53に弾撥的に係合する弾撥ボール65が設けられている。
逃げ動作駒60が保持駒50とは離脱しないよう嵌合されているので、図5(a)では、逃げ動作駒60はアンダーカット成形部61が樹脂成形品Pのアンダーカット部P1の位置にあり、弾撥ボール65が位置決め溝52に係合して安定している。
樹脂成形品Pの成形が完了した後、エジェクタ台板17がエジェクト方向に動くと、逃げ動作駒60は、ホルダ40と逃げ動作駒60との一方に設けられた斜溝41または斜条63に案内され、アンダーカットからの逃げ方向に移動すると共に、図5(b)の状態からさらに、ホルダ40から突出してアンダーカットからの逃げ方向に移動する。逃げ動作駒60の弾撥ボール65は位置決め溝53に係合して逃げ動作駒60が保持される。
逃げ動作駒60はホルダ40より外に突出するが、保持駒50とは離脱しないよう嵌合されているので抜けないよう保持される。これにより、エジェクト動作時のストロークが大きい場合でも対応することができる。
図8は本発明の第4の実施の形態を示している。
本実施の形態は、エジェクタ台板17のエジェクトストロークが大きいような場合に対応したものである。
アンダーカット抜き装置30では、ホルダ40は、可動型15内に出没可能に収容されるようになっている。このため、エジェクタピン21の外周に押上げスリーブ24が嵌装されている。
図8(a)の状態から図8(b)の状態を経てさらに図8(c)の状態になると、型抜き動作時のエジェクタピン21の抜き動作に従い保持駒50がエジェクト方向に移動し、保持駒50に押された逃げ動作駒60が、型抜き方向に移動するとともにアンダーカットからの逃げ方向に移動し、さらに、スリーブ24が押すので、ホルダ40も逃げ動作駒60を保持して可動型15から突出して、樹脂成形品Pを型抜き可能にする。
ホルダ40が逃げ動作駒60を保持して突出するので、エジェクト動作時のストロークが相当に大きい場合でも対応することができる。
図9〜図11は本発明の第5の実施の形態を示している。
本実施の形態は、対称なるアンダーカット形状を有するボス等のように、双方向に逃げ動作を要するような場合に対応したものである。
本実施の形態のように、相対する双方向に逃げ動作を要するものでは、逃げ動作駒60,60を向かい合わせて一対配設し、型抜き動作時のエジェクタピン21,21の抜き動作に従い該一対の逃げ動作駒60が相互に反対方向のアンダーカットからの逃げ方向に移動するようにしてある。保持駒50はエジェクタピン21の上部に一体的に形成されている。
向かい合わせて一対配設されている逃げ動作駒60,60は、型抜き動作時のエジェクタピン21の抜き動作に従い一対の逃げ動作駒60,60が相互に反対方向のアンダーカットからの逃げ方向に移動して、アンダーカット成形部61から樹脂成形品Pのアンダーカット部P1を逃がして型抜き可能にする。
保持駒50をエジェクタピン21の上部に一体的に形成して設けると、構造が簡単になりコストダウンができる。なお、エジェクタピン21,21は一個にして共有してもよい。
図12〜図13は本発明の第6の実施の形態を示している。
本実施の形態は、部分型18でアンダーカットのある部位を成形する場合に対応したものである。
樹脂成形品Pの端にあるアンダーカット部P1を成形する部分型18が逃げ動作駒60に固定されている。アンダーカット部P1はここでは、樹脂成形品Pの端部のフランジに穿設する透孔であり、部分型18にはアンダーカット成形部18aが形成されている。
保持駒50はエジェクタピン21の上部に一体的に形成されており、あり溝条51に嵌合する逃げ動作駒60に部分型18がボルト18bにより締結固定されている。
図12(a)の状態から図12(b)に示すように、型抜き動作時にエジェクタピン21が樹脂成形品Pを抜く方向に動作すると、エジェクタピン21の上部の保持駒50により逃げ動作駒60が押されて上昇する。逃げ動作駒60とともに部分型18も一体的にアンダーカットからの逃げ方向に移動する。このとき、逃げ動作駒60は離脱しながらアンダーカット部P1からの逃げ方向に移動し、樹脂成形品Pは型抜き可能になる。簡単な構成でアンダーカット部P1を成形する部分型18に逃がし構造を設けることができる。
図14〜図15は本発明の第7の実施の形態を示している。
本実施の形態は、固定型11に設けた部分型19でアンダーカットのある部位を成形する場合に対応したものである。
樹脂成形品Pの端にあるアンダーカット部P1を成形する部分型19が逃げ動作駒60に固定されている。アンダーカット部P1はここでは、樹脂成形品Pの端部のフランジに穿設する透孔であり、部分型19にはアンダーカット成形部19aが形成されている。
アンダーカット抜き装置30は固定型11に設けられていて、前記各実施例とは姿勢が逆になっている。アンダーカット抜き装置30の逃げ動作駒60には、樹脂成形品Pの端にあるアンダーカット部P1を成形する部分型19がボルト19bで締結して保持されている。
アンダーカット抜き装置30のホルダ40内には保持駒50を確実に移動させるためのばね45が配設されている。このばね45は動作の確実さを期すものであり、動作原理上必須のものではない。同様に初期動作を確実にするため、可動型15側に抜け動作方向への斜ピン15aが植設され、斜ピン15aに嵌合する斜溝19cが部分型19に設けられている。
図14(a)の状態から図14(b)に示すように、型開き動作時に可動型15が固定型11から離間するに従い、逃げ動作駒60がアンダーカットからの逃げ方向に移動し、樹脂成形品Pを型抜き可能にする。
すなわち、固定型11と可動型15とが離間を始めると、斜ピン15aから部分型19の斜溝19cが離れようとし、ばね45の弾撥力もあって部分型19は円滑にアンダーカットから逃げる方向に移動を始める。
固定型11側にアンダーカット抜き装置30および部分型19が保持されたまま、固定型11と可動型15とは離間し、図14(b)でわかるように樹脂成形品Pのアンダーカット部P1は開放され、樹脂成形品Pは型抜き可能になる。
このように、型開き時に、部分型19を保持した逃げ動作駒60が固定型11内に収容されるホルダ40に対して変位する。成形が終わって可動型15が固定型11から離間する動作をすると、逃げ動作駒60は、型開き動作時に可動型15が固定型11から離間するに従い、逃げ動作駒60は斜溝41または斜条63に案内され、アンダーカットからの逃げ方向に移動し、樹脂成形品Pを型抜き可能にする。
本発明の第1の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置の要部を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置の要部を示す説明斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置を示す説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置を示す説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置の要部を示す分解斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置の要部を示す説明図である。 本発明の第4の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置の要部を示す説明図である。 本発明の第5の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置を示す説明図である。 本発明の第5の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置の要部を示す分解斜視図である。 本発明の第5の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置の要部を示す説明斜視図である。 本発明の第6の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置を示す説明図である。 本発明の第6の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置の要部を示す斜視図である。 本発明の第7の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置を示す説明図である。 本発明の第7の実施の形態に係る樹脂成形用金型装置の要部を示す図14に対し90度変位して示す要部縦断面図である。
符号の説明
P…樹脂成形品
P1…アンダーカット部
10…成形金型
11…固定型
15…可動型
15a…斜ピン
17…エジェクタ台板
18…部分型
18a…アンダーカット成形部
18b…ボルト
19…部分型
19a…アンダーカット成形部
19b…ボルト
19c…斜溝
20…樹脂成形用金型装置
21…エジェクタピン
22…基端部
23…先端部
24…スリーブ
30…アンダーカット抜き装置
40…ホルダ
41…斜溝
45…ばね
50…保持駒
51…あり溝条
52…位置決め溝
53…位置決め溝
60…逃げ動作駒
61…アンダーカット成形部
62…あり溝
63…斜条
65…弾撥ボール

Claims (9)

  1. 樹脂成形品の型抜き時にアンダーカット部を逃げるための樹脂成形用金型装置において、
    エジェクタピンが型抜き動作方向に突き出せるように、該エジェクタピンの基端部がエジェクタ台板に固結され、該エジェクタピンの先端部に連結されるアンダーカット抜き装置が可動型に設けられて成り、
    前記アンダーカット抜き装置は、前記可動型内に収容されるホルダと、前記エジェクタピンの先端部に連結されて該ホルダ内で型抜き方向に摺動可能に成される保持駒と、該保持駒に型抜き方向とは交差するアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に嵌合された逃げ動作駒とより成り、
    前記ホルダと前記逃げ動作駒との一方には斜溝または斜条が設けられ、他方は、該斜溝または斜条に摺動可能に嵌合し、前記逃げ動作駒が型抜き動作時にアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に構成され、
    型抜き動作時の前記エジェクタピンの突き出し動作に従い前記保持駒が型抜き動作方向に移動すると、該保持駒に押された前記逃げ動作駒が、型抜き動作方向に移動するとともにアンダーカットからの逃げ方向に移動し、樹脂成形品を型抜き可能にすることを特徴とする樹脂成形用金型装置。
  2. 樹脂成形品の型抜き時にアンダーカット部を逃げるための樹脂成形用金型装置において、
    エジェクタピンが型抜き動作方向に突き出せるように、該エジェクタピンの基端部がエジェクタ台板に固結され、該エジェクタピンの先端部に連結されるアンダーカット抜き装置が可動型に設けられて成り、
    前記アンダーカット抜き装置は、前記可動型内に収容されるホルダと、前記エジェクタピンの先端部に連結されて該ホルダ内で型抜き方向に摺動可能に成される保持駒と、該保持駒に型抜き方向とは交差するアンダーカットからの逃げ方向に移動可能でかつ該保持駒とは離脱しないように嵌合された逃げ動作駒とより成り、
    前記ホルダと前記逃げ動作駒との一方には斜溝または斜条が設けられ、他方は、該斜溝または斜条に摺動可能に嵌合し、前記逃げ動作駒が型抜き動作時にアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に構成され、
    型抜き動作時の前記エジェクタピンの突き出し動作に従い前記保持駒が型抜き動作方向に移動すると、該保持駒に押された前記逃げ動作駒が、型抜き動作方向に移動して前記ホルダから突出するとともにアンダーカットからの逃げ方向に移動し、樹脂成形品を型抜き可能にすることを特徴とする樹脂成形用金型装置。
  3. 樹脂成形品の型抜き時にアンダーカット部を逃げるための樹脂成形用金型装置において、
    エジェクタピンが型抜き動作方向に突き出せるように、該エジェクタピンの基端部がエジェクタ台板に固結され、該エジェクタピンの先端部に連結されるアンダーカット抜き装置が可動型に設けられて成り、
    前記アンダーカット抜き装置は、前記可動型内に出没可能に収容されるホルダと、前記エジェクタピンの先端部に連結されて該ホルダ内で型抜き方向に摺動可能に成される保持駒と、該保持駒に型抜き方向とは交差するアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に嵌合された逃げ動作駒とより成り、
    前記ホルダと前記逃げ動作駒との一方には斜溝または斜条が設けられ、他方は、該斜溝または斜条に摺動可能に嵌合し、前記逃げ動作駒が型抜き動作時にアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に構成され、
    型抜き動作時の前記エジェクタピンの突き出し動作に従い前記保持駒が型抜き動作方向に移動すると、該保持駒に押された前記逃げ動作駒が、型抜き動作方向に移動するとともにアンダーカットからの逃げ方向に移動し、さらに前記ホルダも該逃げ動作駒を保持して前記可動型から突出して、樹脂成形品を型抜き可能にすることを特徴とする樹脂成形用金型装置。
  4. 前記ホルダおよび逃げ動作駒を樹脂成形品の型抜きのストロークに応じた長さに設定することを特徴とする請求項1,2または3に記載の樹脂成形用金型装置。
  5. 相対する双方向に逃げ動作を要するものにおいて、前記逃げ動作駒を向かい合わせて一対配設し、型抜き動作時の前記エジェクタピンの突き出し動作に従い該一対の逃げ動作駒が相互に反対方向のアンダーカットからの逃げ方向に移動するようにしたことを特徴とする請求項1,2または3に記載の樹脂成形用金型装置。
  6. 前記保持駒を前記エジェクタピンの上部に一体的に設けたことを特徴とする請求項1,2または3に記載の樹脂成形用金型装置。
  7. 樹脂成形品のアンダーカット部を成形する部分型を前記逃げ動作駒に固定し、型抜き動作時に前記逃げ動作駒とともに該部分型も一体的にアンダーカットからの逃げ方向に移動するようにしたことを特徴とする請求項1,2または3に記載の樹脂成形用金型装置。
  8. 樹脂成形用金型の型開き動作時にアンダーカット部を逃げるための樹脂成形用金型装置において、
    樹脂成形品のアンダーカット部を成形する部分型を保持するアンダーカット抜き装置が固定型に設けられて成り、
    前記アンダーカット抜き装置は、前記固定型内に収容されるホルダと、該ホルダ内で型開き方向に摺動可能に成された保持駒と、該保持駒に型開き方向とは交差するアンダーカット逃げ方向に移動可能に嵌合されかつ前記部分型を保持した逃げ動作駒とより成り、
    前記ホルダと前記逃げ動作駒との一方には斜溝または斜条が設けられ、他方は、該斜溝または斜条に摺動可能に嵌合し、前記逃げ動作駒が型開き動作時にアンダーカットからの逃げ方向に移動可能に構成され、
    型開き動作時に可動型が固定型から離間するに従い、前記逃げ動作駒がアンダーカットからの逃げ方向に移動し、樹脂成形品を型抜き可能にすることを特徴とする樹脂成形用金型装置。
  9. 請求項1〜7または8に記載の樹脂成形用金型装置による樹脂成形品の製造方法。
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