JP3823528B2 - 排ガス浄化材及びこれを用いた排ガス浄化装置 - Google Patents

排ガス浄化材及びこれを用いた排ガス浄化装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディ−ゼル機関などの燃焼機関や産業排ガス中に含有される炭化水素や可燃性炭素微粒子などの粒子状物質(パティキュレート)を除去する排ガス浄化材及びこの排ガス浄化材を用いた排ガス浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディ−ゼルエンジンの排ガス中のパティキュレートはその粒子径のほとんどが1ミクロン以下であり、大気中に浮遊しやすく呼吸により人体に取り込まれやすい。しかも発ガン性物質を含んでいることから、排出の規制は今後更に厳しくなることが予測される。
【0003】
従来、これらの微粒子状物質の除去方法としては、大別すると以下の2つの方法がある。
【0004】
(1)片端閉じのセラミックハニカム、セラミックフォーム、金属発泡体などの耐熱性のガスフィルターを用いて排ガス中の微粒子を捕集し、背圧が上昇すれば電気ヒーターなどで堆積した微粒子を燃焼させフィルターを再生する方法。
【0005】
(2)触媒を用いて微粒子を触媒作用により燃焼反応を行わせ、ヒーターなどを要せず排ガス中で排ガスの温度で燃焼再生を行う方法。
【0006】
しかしながら、前記(1)の方法ではパティキュレートの燃焼温度が高温であり、捕集したパティキュレートを燃焼除去し、フィルターを再生するために多量のエネルギーが必要となる。さらに高温域での燃焼とその反応熱によりフィルターの溶損や割れを生じる。また、特殊な装置を必要とするために浄化装置としての大型化、高コスト化が問題となる。
【0007】
一方、前記(2)の方式では排ガス処理温度域で触媒の作用で燃焼除去させるため、特殊な装置を必要とせず小型化、低コスト化の浄化装置となるが、排ガス温度全域で浄化が可能となる触媒は開発されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
触媒を担持する耐熱性の構造体としては、ガソリン車で一般に使われているハニカム構造体のものや、パティキュレートの捕集を目的としたハニカム構造の個々のセルを一個毎に閉塞させた片端閉のハニカム構造のフィルターがある。
【0009】
しかしながら、ハニカム構造の構造体では排ガスの通路が直線的であり、その通路を数m〜数十m以上の速度で通過する固体状のパティキュレートは、排ガスの流れの垂直方向(ハニカム壁方向)の速度成分は気体分子に比べて著しく小さい。そのため、通路壁にコーティングした触媒とは接触し難く、浄化反応が起こりにくい。一方、セルの片端を閉塞させた片端閉の捕集を目的としたハニカム構造では、セル通路を構成する壁面によってパティキュレートが排ガス中から濾過、捕集される。このため壁面にコーティングした触媒との接触性は良好である。
【0010】
ところが、この場合、触媒の活性が十分に作用しない低い排ガス温度域での運転が続くと、パティキュレートが完全には浄化されずにセル壁面上のパティキュレートの堆積量が増し、背圧が大きくなり、長時間使用できないなどの問題が生じる。
【0011】
本発明は、ディーゼル機関からのパティキュレートに対して燃焼性に優れ低負荷、低回転のような極端に排ガス温度が低く、触媒作用が十分発現しない低温度域でも、パティキュレートのフィルターへの堆積による圧力損失が問題とならない長時間安定して使用することができる排ガス浄化材及びこれを用いた排ガス浄化装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、内部連続通気孔を有する3次元網目構造体の表面に凹凸の耐熱性無機材料部が得られるように、3次元構造体に形成する材料が耐熱性無機材料のゾルと耐熱性無機材料の粉末からなり、前記耐熱性無機材料のゾルの粒子径が5nmよりも大きく且つ160nmよりも小さく、前記耐熱性無機材料の酸化物粒子の粒子径が0.5μmよりも大きくて9μmよりも小さいものとしたもので、3次元構造体の表面に凹凸の耐熱性無機材料部が得られる。これにより、混合する耐熱性無機材料の粒子が脱離することなく安定して3次元構造体表面に形成され、この上に付着させた触媒が3次元網目構造体との反応により劣化することを抑制でき、更に触媒とパティキュレートとの接触性が向上し、3次元構造体通過中に効率よくパティキュレートの燃焼が可能となる。
【0013】
次元の網目構造としては構造内に連続通気空間を有し、その空間の数が1平方インチ当たり5から30個で好ましくは10から20個のものである。さらに好ましくは3次元網目構造体の排ガス流入出面への垂線が排ガス流れ方向に対して鋭角あるいは鈍角をなすものである。また、ハニカム構造体としては1平方インチ当たり200〜500個のものである。3次元網目構造体、或いはハニカム構造体の材料としてはコージェライト(2MgO・5SiO2・2Al23)、ムライト(Al23・3SiO2)、アルミナ(Al23)、シリカ(SiO2)、チタニア(TiO2)、ジルコニア(ZrO2)、シリカ−アルミナ、アルミナ−ジルコニア、アルミナ−チタニア、シリカ−チタニア、シリカ−ジルコニア、チタニア−ジルコニアなどのセラミックスと、SUS301S、インコネル(インコネルX、インコネルWなど)などの金属材料が挙げられるが、これに限定されるものではない。
【0014】
更に、この3次元網目構造体或いはハニカム構造体に無機質コート層を形成する。無機質コート層とは3次元網目構造体上にコートされる高比表面積の多孔質体である。無機質コート層の材料としては通常、アルミナ、シリカ、チタニア、ジルコニア、シリカ−アルミナ、アルミナ−ジルコニア、アルミナ−チタニアなどのセラミックス等が好適に用いられるが、これに限定されるものではない。
【0015】
3次元網目構造体或いはハニカム構造体上へ無機質コート層を担持させる方法としては、ゾル−ゲル法や、スラリー法などが挙げられる。
【0016】
ゾル−ゲル法とは、無機質コート層を構成する金属元素の有機塩(アルコキシドなど)を含む溶液に酸(塩酸、酢酸など)を加えて溶液のpHを調製した後、この溶液に3次元構造体或いはハニカム構造体を含浸して無機質コート層を構成する金属元素を含む溶液をコーティングし、次いで3次元網目構造体或いはハニカム構造体にコーティングされた溶液と水蒸気とを接触させ加水分解反応によりゾル化させ、さらにゲル化を行った後に焼成するものである。
【0017】
スラリー法とは、無機質コート層の原料粉体をあらかじめ分散剤(ポリカルボン酸塩など)を溶解した水溶液に投入し、この水溶液中の原料粉体をボールミルなどにて解粒、混合を行うことによりスラリーを調製した後、このスラリーに3次元網目構造体或いはハニカム構造体を含浸してスラリーをコーティングした後に焼成するものである。これらが担持の一般的方法として挙げられるが、これに限定されるものではない。
【0018】
但し、3次元網目構造体に形成される無機質部としてはZrO2やTiO2、SiO2などがあげられ、特にSiO2のゾルが好ましく、また、ゾルの粒子径は5nmよりも大きく、且つ160nmよりも小さいものが好ましい。当該ゾルに耐熱性の粉末を混合したものであり、その粉末の粒子径が0.5μmよりも大きく、且つ9μmよりも小さいものが好ましい。
【0019】
これら構造体に付着せしめる触媒材料としては、IUPAC分類による1a族元素の塩と5a族元素と1b族元素からなるもの、及び、1a族元素の塩と5a族元素と1b族元素と6a族、7a族、8a族の中の少なくとも1種からなるもの、があげられる。
【0020】
上記触媒は以下の方法により作製する。すなわち、各構成元素の酸化物、水酸化物、炭酸塩、酢酸塩、硝酸塩、シュウ塩、塩化物などを所定の割合で混合する。混合する方法としては、各材料を固体状態で混合する方法、各金属塩の混合水溶液を調製した後、溶媒を蒸発させ、金属塩を固化させる方法、各金属塩の混合水溶液を調製した後、アンモニア水などを加え加水分解する方法、各金属塩の混合水溶液を調製した後、適量のクエン酸、リンゴ酸などの多価の有機カルボン酸を添加し、溶媒を蒸発させるか、溶液のpH調整することにより固化させる方法を用いることができる。このようにして調製した混合物を焼成することにより所定の触媒が得られる。また、触媒の各構成元素を別々に上記と同等の方法で、作製することも可能である。
【0021】
この構成により、触媒と排出されてくるパティキュレートとの接触が十分に保たれ、高い活性を有する本触媒によりパティキュレートの浄化反応が進行する。
【0022】
また、排ガス温度が極端に低い場合には、本触媒の作用により排出パティキュレートの一部は燃焼され、未燃焼のパティキュレートは系外に排出される。これにより触媒の作用によりパティキュレートを100%燃焼除去できない排ガス温度域においてもフィルター内にパティキュレートが堆積し差圧が上昇することがなく、連続的に安定してパティキュレートの燃焼除去が可能となる。
【0023】
また、上記無機構造体の排ガス入り口側に、IUPAC分類による1a族元素の塩と5a族元素と1b族元素からなる触媒、または1a族元素の塩と5a族元素と1b族元素と6a族、7a族、8a族の中の少なくとも1種からなる触媒を付着させた構成とし、排ガス出口側に白金族を付着させた構成とすることによりパティキュレートに加えて、CO、HCの浄化も可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、3次元構造体に形成する材料が耐熱性無機材料のゾルと耐熱性無機材料の粉末からなり、粒子径が5nmよりも大きく且つ160nmよりも小さい耐熱性無機材料のゾルと混合する耐熱性無機材料の粒子の粒子径が0.5μmよりも大きく且つ9μmよりも小さいものであり、これにより、3次元構造体の表面に凹凸の耐熱性無機材料部が得られ、混合する耐熱性無機材料の粒子が脱離することなく安定して3次元構造体表面に形成される。これにより、この上に付着させた触媒が3次元網目構造体との反応により劣化することが抑制でき、更に触媒とパティキュレートとの接触性が向上し、3次元構造体通過中に効率よく長時間安定してパティキュレートの燃焼が可能となる。
【0025】
請求項の発明は3次元構造体の表面に形成する耐熱性無機酸化物がSiO2であるものである。これにより、この上に形成した触媒が3次元網目構造体との反応により劣化することが抑制でき、更に触媒とパティキュレートとの接触性が向上し、3次元構造体通過中に効率よく長時間安定してパティキュレートの燃焼が可能となる。
【0026】
請求項の発明は、請求項1または2に記載の排ガス浄化材において3次元網目構造体が請求項22の発明における3次元構造体であるものであり、初期の差圧が小さく、パティキュレートの堆積が問題とならず、構造体通過中に効率良く長時間安定してパティキュレートの燃焼が可能となるという作用を有する。
【0027】
請求項の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の排ガス浄化材と、前記排ガス浄化材を収納する容器と、前記容器の一部に形成された排ガス流入口と、前記容器の他側部に形成された排ガス流入口とを備えた排ガス浄化装置であり、装置構成が簡単で排ガス浄化特性に優れた浄化装置が得られるという作用を有する。
【0028】
請求項の発明は、請求項に記載の浄化装置において、前記容器及び/又は前記容器の排ガス流入口とエンジンを接続する接続管の周囲に設置された断熱手段を有するものであり、エンジン燃焼部からの排ガスが触媒部に流入する温度の低下を防止して触媒活性を向上させ得るという作用を有する。
【0029】
請求項の発明は、請求項の発明において、前記容器がエンジンマニホールドに近接して配置されたものであり、エンジン燃焼部からの排ガスが触媒部に流入する温度の低下を防止して触媒活性を向上させることができるという作用を有する。
【0030】
以下、本発明の実施の形態における排ガス浄化材について説明する。図1は本発明の実施の形態における排ガス浄化装置の構成を示す図であり、図2は排ガス浄化材の他の実施の形態を示す排ガス浄化装置の部分拡大図である。また、図3は本発明の3次元網目構造の形態を示す図である。
【0031】
図1において、エンジン6に接続した排ガス入口1と排ガス出口2との間にキャン5を形成し、その中に3次元網目状構造体3を組み込み、キャン5をバイパスする流路には差圧計7を配置している。また、図2においては、3次元網目状構造体3の下流側にハニカム構造体4が組み込まれている。
【0032】
図1及び図2において、3次元網目状構造体3及びハニカム構造体4がそれぞれ内部連続通気空間を形成する3次元構造体であり、これらの3次元網目状構造体3及びハニカム構造体4の表面に耐熱性無機材料及び触媒(白金属元素を含む)が付着させられている。また、キャン5は真空容器であって断熱手段を自身に備えたものであり、エンジン6との接続点部分が本実施の形態におけるマニホールドに相当する。
【0033】
図3において3次元構造体の排ガス流入出面への垂線が排ガス流れ方向に対して鋭角あるいは鈍角をなしている。
【0034】
【実施例】
参考例1〜5)
コージェライトの粉末(粒径:5μm)をこの粉末量に対して0.5wt%となるようにポリカルボン酸アンモニウム塩を溶解させた水溶液に投入した後、ボールミルにて18時間解粒・混合して、スラリーを調製した。次にこのスラリーに密度、孔径の異なるウレタン製の発泡体を含浸させ、遠心分離器により余剰のスラリーを取り除いた後、1380℃で5時間焼成して(表1)に示す特性のものを参考例1〜5としてそれぞれ3次元網目構造体を作製した。
【0035】
【表1】
Figure 0003823528
【0036】
また、出発原料として硫酸セシウム、硝酸銅を3次元構造体に対して7wt%、モル比:Cs/Cu=1/4となるように秤量して蒸留水に溶解させて水溶液を調製した後、前記3次元網目構造体を含浸した後、真空デシケーター内を減圧して3次元網目構造体内の気泡を取り除き、3次元網目構造体の内部までスラリーを浸透させた。次に余分なスラリーを遠心分離器を利用し、振り切って120℃で5時間乾燥したのち、900℃で2時間焼成して触媒を付着した3次元網目構造体を作製した。
【0037】
参考例6〜18)
出発原料として1a族元素に硫酸セシウムを用いこれと硝酸銅、酸化硫酸バナジウム、硝酸クロム、酢酸マンガン、酢酸鉄、酢酸コバルト、酢酸ニッケル、7モリブデン酸6アンモニウム4水和物、タングステン酸アンモニウムパラ5水和物を用い各原料を3次元構造体に対して7wt%、セシウムに対してモル比で1:4になるように秤量し、約40℃の蒸留水に溶解させて水溶液を作製した。次に内部連続通気空間の数が23個の前記3次元網目構造体を含浸した後、真空デシケーター内を減圧して3次元網目構造体内の気泡を取り除き、3次元網目構造体の内部までスラリーを浸透させた。次に余分なスラリーを遠心分離器を利用し、振り切って120℃で5時間乾燥したのち、900℃で2時間焼成して触媒を付着した参考例6〜18の3次元網目構造体を作製した。
【0038】
参考例19〜20)
SiO2、γ−Al23粉末を用い、3次元網目構造体にたいして15wt%になるように秤量し、この粉体に対して0.5wt%のポリカルボン酸アンモニウム塩を溶解させた水溶液に、接着剤として用いるアルミニウムイソプロポキシトとこれらの粉末を各々投入した後、これをボールミルにて18時間解粒・混合して、スラリーを調製した。
【0039】
次に、真空デシケーター内で、得られたスラリーに3次元網目構造体を含浸した後、真空デシケーター内を減圧して3次元網目構造体内の気泡を取り除き、3次元網目構造体の内部までスラリーを浸透させた。次に余分なスラリーを遠心分離器を利用し、振り切って120℃で5時間乾燥したのち、900℃で2時間焼成した。次に参考例6と同様の方法にて所定の触媒を担持した。
【0040】
参考例21)
γ−Al23の粉末を用い、これに対して0.5wt%となるようにポリカルボン酸アンモニウム塩を溶解させた水溶液に、更に接着剤としてアルミニウムイソプロポキシトを加えた後、真空デシケーター内で、得られたスラリーに3次元網目構造体を含浸した後、真空デシケーター内を減圧して3次元網目構造体内の気泡を取り除き、3次元網目構造体の内部までスラリーを浸透させた。次に余分なスラリーを遠心分離器を利用し、振り切って120℃で5時間乾燥したのち、900℃で2時間焼成した。
【0041】
次に参考例6と同じ方法にて所定の触媒スラリーを調製し、3次元網目構造体の片側を含浸させる。含浸した側の3次元網目構造体を遠心分離器の回転の外側になるように設定して回転させて、余剰の触媒スラリーを取り除いて900℃で2時間焼成した。
【0042】
次に上記触媒を付着させていない側をγ−Al23に対して1.5wt%になるようにヘキサクロロ白金酸を溶解させた溶液に同様に含浸、乾燥を行い600℃で3時間焼成することにより触媒付着フィルターを調製した。
【0043】
参考例22)
γ−Al23の粉末を用い、これに対して0.5wt%となるようにポリカルボン酸アンモニウム塩を溶解させた水溶液に、接着剤として用いるアルミニウムイソプロポキシトとこれらの粉末を各々投入した後、これをボールミルにて18時間解粒・混合して、スラリーを調製した。
【0044】
次に、真空デシケーター内で、得られたスラリーにハニカム構造体を含浸した後、真空デシケーター内を減圧してハニカム構造体内の気泡を取り除き、ハニカム構造体の内部までスラリーを浸透させた。次に余分なスラリーを遠心分離器を利用し、振り切って120℃で5時間乾燥したのち、900℃で2時間焼成した。
【0045】
次に担持量が1.5wt%になるように調整したヘキサクロロ白金酸塩の水溶液に真空デシケーター内で、このハニカム構造体を含浸した後、真空デシケーター内を減圧してハニカム構造体内の気泡を取り除き、ハニカム構造体の内部までスラリーを浸透させた。次に余分なスラリーを遠心分離器を利用し、振り切って120℃で5時間乾燥したのち、600℃で2時間焼成した(触媒フィルターAとする)。
【0046】
次に参考例6と同じ方法で所定の触媒を3次元網目構造体に触媒を付着させた(触媒フィルターBとする)。
【0047】
以上の触媒フィルターAを排ガス流出口に、触媒フィルターBを排ガス入口に設置して排ガス浄化装置を作製した。先に示した図2はこの参考例の排ガス浄化装置に対応する。
【0048】
参考例25)
コージェライトの粉末(粒径:5μm)をこの粉末量に対して0.5wt%となるようにポリカルボン酸アンモニウム塩を溶解させた水溶液に投入した後、ボールミルにて18時間解粒・混合して、スラリーを調製した。次にこのスラリーにウレタン製の発泡体を含浸させ、遠心分離器により余剰のスラリーを取り除いた後、1380℃で5時間焼成して1インチ当たりの内部連続空間の数が20個である3次元網目構造体を作製した。次に3次元網目構造体の排ガス流入出面が図3に示すように排ガス流れに対して60度傾いた形状に切り出して参考例25の3次元網目状構造体を作製した。
【0049】
参考例26、27)
3次元網目構造体にゾル粒径が10nm,100nmのSiO2ゾル溶液に含浸した後に、120℃で乾燥した後、900℃で5時間焼成してSiO2コート3次元網目構造体を作製した。出発原料として硫酸セシウム、硝酸銅を3次元構造体に対して7wt%、モル比:Cs/Cu=1/4となるように秤量して蒸留水に溶解させて水溶液を調製した後、前記3次元網目構造体を含浸した後、真空デシケーター内を減圧して3次元網目構造体内の気泡を取り除き、3次元網目構造体の内部までスラリーを浸透させた。次に余分なスラリーを遠心分離器を利用し、振り切って120℃で5時間乾燥したのち、900℃で2時間焼成して触媒を付着した3次元網目構造体を作製した。
【0050】
(実施例1、2
3次元網目構造体にゾル粒径が10nmのSiO2ゾル溶液に粒径が1.5μmのSiO2粒子をそれぞれ含浸した後に、120℃で乾燥した後、900℃で5時間焼成してSiO2コート3次元構造体を作製した。出発原料として硫酸セシウム、硝酸銅を3次元構造体に対して7wt%、モル比:Cs/Cu=1/4となるように秤量して蒸留水に溶解させて水溶液を調製した後、前記3次元網目構造体を含浸した後、真空デシケーター内を減圧して3次元網目構造体内の気泡を取り除き、3次元網目構造体の内部までスラリーを浸透させた。次に余分なスラリーを遠心分離器を利用し、振り切って120℃で5時間乾燥したのち、900℃で2時間焼成して触媒を付着した3次元網目構造体を作製した。
【0051】
参考28
3次元網目構造体にゾル粒径が100nmのSiO2ゾル溶液に含浸した後に、120℃で乾燥した後、900℃で5時間焼成してSiO2コート3次元網目構造体を作製し、0.1%のHFに浸食させた後に、蒸留水で洗浄して、酸処理3次元網目構造体を作製した。次に出発原料として硫酸セシウム、硝酸銅を3次元構造体に対して7wt%、モル比:Cs/Cu=1/4となるように秤量して蒸留水に溶解させて水溶液を調製した後、前記3次元網目構造体を含浸した後、真空デシケーター内を減圧して3次元網目構造体内の気泡を取り除き、3次元網目構造体の内部までスラリーを浸透させた。次に余分なスラリーを遠心分離器を利用し、振り切って120℃で5時間乾燥したのち、900℃で2時間焼成して触媒を付着した3次元網目構造体を作製した。
【0052】
(比較例1〜6)
硫酸セシウム、水酸化セシウム、炭酸セシウム、酢酸マンガン、酢酸コバルト、酢酸ランタン、酢酸鉄、硝酸銅、酸化硫酸バナジウムを用いた他は参考例6〜20と同じ方法にて触媒フィルターを作製した。
【0053】
(比較例7)
ヘキサクロロ白金酸塩を用いて担持量が1.5wt%になるように調整したヘキサクロロ白金酸塩の水溶液に真空デシケーター内で、このハニカム構造体を含浸した後、真空デシケーター内を減圧してハニカム構造体内の気泡を取り除き、ハニカム構造体の内部までスラリーを浸透させた。次に余分なスラリーを遠心分離器を利用し、振り切って120℃で5時間乾燥したのち、600℃で2時間焼成して触媒担持フィルターを作製した。
【0054】
以上のようにして作製した参考例1〜22の排ガス浄化触媒、浄化触媒フィルターと比較例1〜7の排ガス浄化触媒、浄化触媒フィルターについて性能比較試験を行った。以下その結果について説明する。
【0055】
(比較例10、11)
3次元網目構造体にゾル粒径が5nm,160nmのSiO2ゾル溶液に含浸した後に、120℃で乾燥した後、900℃で5時間焼成してSiO2コート3次元構造体を作製した。出発原料として硫酸セシウム、硝酸銅を3次元構造体に対して7wt%、モル比:Cs/Cu=1/4となるように秤量して蒸留水に溶解させて水溶液を調製した後、前記3次元網目構造体を含浸した後、真空デシケーター内を減圧して3次元網目構造体内の気泡を取り除き、3次元網目構造体の内部までスラリーを浸透させた。次に余分なスラリーを遠心分離器を利用し、振り切って120℃で5時間乾燥したのち、900℃で2時間焼成して触媒を付着した3次元網目構造体を作製した。
【0056】
(比較例12、13)
3次元網目構造体にゾル粒径が10nmのSiO2ゾル溶液に粒径が0.5、9μmのSiO2粒子をそれぞれ含浸した後に、120℃で乾燥した後、900℃で5時間焼成してSiO2コート3次元構造体を作製した。出発原料として硫酸セシウム、硝酸銅を3次元構造体に対して7wt%、モル比:Cs/Cu=1/4となるように秤量して蒸留水に溶解させて水溶液を調製した後、前記3次元網目構造体を含浸した後、真空デシケーター内を減圧して3次元網目構造体内の気泡を取り除き、3次元網目構造体の内部までスラリーを浸透させた。次に余分なスラリーを遠心分離器を利用し、振り切って120℃で5時間乾燥したのち、900℃で2時間焼成して触媒を付着した3次元網目構造体を作製した。
【0057】
(比較例9)
コージェライトの粉末(粒径:5μm)をこの粉末量に対して0.5wt%となるようにポリカルボン酸アンモニウム塩を溶解させた水溶液に投入した後、ボールミルにて18時間解粒・混合して、スラリーを調製した。次にこのスラリーにウレタン製の発泡体を含浸させ、遠心分離器により余剰のスラリーを取り除いた後、1380℃で5時間焼成して1インチ当たりの内部連続空間の数が20個である3次元網目構造体を作製して比較例9の3次元網目状構造体を作製した。
【0058】
(評価例1)
(表1)の実施例1〜5に示す1平方インチ当たりの内部空間通気孔の個数を持つ3次元網目構造体へ台上エンジン(排気量:3000cc)からの排ガスを導入し、3次元網目構造体の上流と下流での差圧を測定した。更に、触媒を付着させた前記3次元網目構造体に流入するパティキュレートの量と同構造体を通過後の排出パティキュレートの量及び同構造体に残存するパティキュレートの量から同構造体に付着させた触媒の作用によるパティキュレートの燃焼率を測定した。その結果を(表1)に示す。
【0059】
(表1)から明らかなように、内部連続通気孔の増大に伴い差圧は上昇傾向にあり、実施例5の場合、差圧の上昇率が著しく大きい。一方内部連続通気孔の増大に伴い触媒とパティキュレートとの衝突回数が増大しパティキュレートの燃焼除去率も増大する。参考例1では差圧の上昇率は小さいが、付着触媒とパティキュレートとの接触回数が小さい。差圧の上昇率が小さく、パティキュレートの燃焼に有利な仕様としては内部連続通気孔が15〜30程度であることが判る。
【0060】
(評価例2)
(表2)に示すように参考例6〜18及び比較例1〜7のそれぞれの組成の触媒を付着させた3次元網目構造体へ台上エンジン(排気量:3000cc)の排ガスを導入し、3次元網目構造体の上流と下流での差圧を測定した。更に、触媒を付着させた前記3次元網目構造体に流入するパティキュレートの量と同構造体を通過後の排出パティキュレートの量及び同構造体に残存するパティキュレートの量から同構造体に付着させた触媒の作用によるパティキュレートの燃焼率を測定した。1時間後及び30時間後の燃焼率についての結果を(表2)に示す。
【0061】
【表2】
Figure 0003823528
【0062】
(表2)から明らかなように、排ガスパティキュレートの燃焼率は、比較例1〜7の排ガス浄化触媒を用いた場合に比べ、参考例6〜20における排ガス浄化触媒を用いた場合の方が初期の燃焼率が高く、また耐久性も高いことが判った。
【0063】
(評価例3)
(表3)に示すように参考例6の組成のままのもの、参考例19,20及び比較例7の触媒に対してそれぞれコーティング耐熱材料を付着させた3次元網目構造体へ台上エンジン(排気量:3000cc)の排ガスを導入し3次元網目構造体の上流と下流での差圧を測定した。更に、触媒を付着させた前記3次元網目構造体に流入するパティキュレートの量と同構造体を通過後の排出パティキュレートの量及び同構造体に残存するパティキュレートの量から同構造体に付着させた触媒の作用によるパティキュレートの燃焼率を測定した。さらにガスクロマトグラフを用いて触媒を付着させた3次元網目構造体通過前後の排ガス中の炭化水素の量を調べた。パティキュレート及び炭化水素の燃焼率の測定結果を(表3)に示す。
【0064】
【表3】
Figure 0003823528
【0065】
(表3)から明らかなように、本発明に係る参考例6,19,20については比較例7に比べてパティキュレートの燃焼率が高く、また炭化水素の燃焼熱も高いことが判った。
【0066】
(評価例4)
参考例21,22の触媒を付着させた3次元網目構造体を試料として、台上エンジン(排気量:3000cc)の排ガスを導入し、3次元網目構造体の上流と下流での差圧を測定した。更に、触媒を付着させた前記3次元網目構造体に流入するパティキュレートの量と同構造体を通過後の排出パティキュレートの量及び同構造体に残存するパティキュレートの量から同構造体に付着させた触媒の作用によるパティキュレートの燃焼率を測定した。さらにガスクロマトグラフを用いて触媒を付着させた3次元網目構造体通過前後の排ガス中の炭化水素の量を調べた。この測定によるパティキュレート及び炭化水素の燃焼率のみについてその結果を(表4)に示す。
【0067】
【表4】
Figure 0003823528
【0068】
(表4)から明らかなように、排ガスパティキュレートの燃焼率は、本発明の実施例における排ガス浄化触媒を用いた場合にパティキュレートの燃焼率が高く、また炭化水素の燃焼熱も高いことが判った。
【0069】
(評価例5)
参考例25と比較例9に示した内部空間通気孔を持つ3次元網目構造体へ台上エンジン(排気量:3000cc)からの排ガスを導入し、3次元網目構造体の上流と下流での差圧を測定した。その結果を(表5)に示す。
【0070】
【表5】
Figure 0003823528
【0071】
(表5)から明らかなように、同じ容積の場合、3次元構造体の排ガス流入出面が排ガス流れに対して垂直でない場合、垂直な場合に比べて排ガス差圧が低い事が判る。このように3次元構造体の排ガス流入出口が排ガス流れに対して垂直では無い場合、垂直な場合に比べて差圧が小さいために、排ガス流れ方向の長さを長くできる。3次元構造体の排ガス流れ方向の長さを長くすることにより、パティキュレートとの接触性を増す事が可能となり性能を向上させることができることが判る。
【0072】
(評価例6)
(表6)に示すように参考例26〜28、実施例1、2及び比較例10〜13のそれぞれの組成の触媒を付着させた3次元網目構造体へ台上エンジン(排気量:3000cc)の排ガスを導入し、3次元網目構造体の上流と下流での差圧を測定した。更に、触媒を付着させた前記3次元網目構造体に流入するパティキュレートの量と同構造体を通過後の排出パティキュレートの量及び同構造体に残存するパティキュレートの量から同構造体に付着させた触媒の作用によるパティキュレートの燃焼率を測定した。1時間後及び30時間後の燃焼率についての結果を(表6)に示す。
【0073】
【表6】
Figure 0003823528
【0074】
(表6)から明らかなように、排ガスパティキュレートの燃焼率は、比較例10〜13の排ガス浄化触媒を用いた場合に比べ、参考例26〜28、実施例1、2における排ガス浄化触媒を用いた場合の方が初期の燃焼率が高く、また耐久性も高いことが判った。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、3次元構造体に形成する材料が耐熱性無機材料のゾルと耐熱性無機材料の粉末からなり、前記耐熱性無機材料のゾルの粒子径が5nmよりも大きく且つ160nmよりも小さく、前記耐熱性無機材料の酸化物粒子の粒子径が0.5μmよりも大きくて9μmよりも小さいものとしたもので、3次元構造体の表面に凹凸の耐熱性無機材料部が得られる。これにより、混合する耐熱性無機材料の粒子が脱離することなく安定して3次元構造体表面に形成され、この上に付着させた触媒が3次元網目構造体との反応により劣化することを抑制でき、更に触媒とパティキュレートとの接触性が向上し、3次元構造体通過中に効率よく長時間安定してパティキュレートの燃焼が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における排ガス浄化装置の構成を示す図
【図2】 排ガス浄化材の他の実施の形態を示す排ガス浄化装置の部分拡大図
【図3】 本発明の3次元網目構造体の形態を示す図
【符号の説明】
1 排ガス入口
2 排ガス出口
3 3次元網目状構造体
4 ハニカム構造体
5 キャン
6 エンジン
7 差圧計

Claims (6)

  1. 内部連続通気孔を有する3次元網目構造体の表面に凹凸の耐熱性無機材料部が得られるように耐熱性無機材料のゾルと耐熱性無機材料の酸化物粉末の混合物で形成された耐熱性無機材料部と当該耐熱性無機材料部の表面にIUPAC分類による1a族元素と5a族元素と1b族元素とを含む触媒、あるいは、a)1a族元素と、b)5a族元素と、c)1b族元素と、d)6a族、7a族、8a族の中の少なくとも1種以上を含む触媒、のいずれかを付着させ、前記耐熱性無機材料のゾルの粒子径が5nmよりも大きく且つ160nmよりも小さくて、前記耐熱性無機材料の酸化物粒子の粒子径が0.5μmよりも大きくて9μmよりも小さいことを特徴とする排ガス浄化材。
  2. 内部連続通気孔を有する3次元網目構造体の表面に形成する耐熱性無機材料がSiO2であることを特徴とする請求項に記載の排ガス浄化材。
  3. 排ガス流入出面への垂線が排ガス流れ方向に対して鋭角あるいは鈍角をなすことを特徴とする請求項1または2に記載の排ガス浄化材。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の排ガス浄化材と、前記排ガス浄化材を収納する容器と、前記容器の一部に形成された排ガス流入口と、前記容器の他側部に形成された排ガス流入口と、を備えたことを特徴とする排ガス浄化装置。
  5. 前記容器及び/又は前記容器の排ガス流入口とエンジンを接続する接続管の周囲に設置された断熱手段を有することを特徴とする請求項に記載の排ガス浄化装置。
  6. 前記容器がエンジンマニホールドに近接して配置されていることを特徴とする請求項に記載の排ガス浄化装置。
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