JP3823121B2 - 座標入力装置 - Google Patents

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本発明は座標入力装置に係わり、特に操作部のスライド操作で所定の入力が可能な、例えばパソコン、携帯電話、あるいはゲーム機等に用いて好適な座標入力装置に関する。
従来の、操作部をスライド操作して所定の入力が可能な座標入力装置を、図7、図8に基づいて説明すると、最上部に上ケース51と、この上ケース51と対向する下方に絶縁性の下ケース52が配設されている。
前記上ケース51外周部側には平坦状の電極壁51aが形成され、この電極壁51aの中央部を突出させて軸ガイド部51bが形成され、この軸ガイド部51bの中央に、円形の操作穴51cが形成されている。
また、上ケース51には、図示左右のコーナ部からは、一対のカシメ脚51dが下方に延出形成されている。
また、下ケース52は、周囲がカバー52aで囲まれて内部に空洞部52bが形成されている。前記下ケース52のそれぞれのカバー52aには、上ケース51をカシメ可能なカシメ突起52cが所定高さで形成されている。
また、空洞部52bを構成する底壁52dの中央部には、スイッチ収納部52eが所定深さで形成されている。
また、底壁52dには、円周方向に、例えば4等分されて扇状の第1電極〜第4電極からなる固定電極53が形成されている。
この固定電極53は、4等分された第1電極〜第4電極にリード部53aが接続されて、カバー52aから外部に導出されている。
また、スイッチ収納部52eの底面には、円形状の中央固定接点54aと、この中央固定接点54aの外側に、例えば馬蹄形状の周辺固定接点54bとからなるスイッチ回路54が、下ケース52に形成されている。
また、中央固定接点54a、周辺固定接点54bには、底壁52dから外部に導出される外部端子54c、54dがそれぞれ接続されている。
また、上ケース51の軸ガイド部51bには、操作軸55が挿通されており、この操作軸55は、上方に突出する操作部55aと、鍔部55bが形成されている。
また、鍔部55bの下部には、操作部55aの直径寸法より大きい支持部55cと、この支持部55cの下部中央から下方に突出する接点押圧部55dとが形成されている。
このような操作軸55は、操作部55aが上ケース51の操作穴51cから上方に挿通されて、鍔部55bが軸ガイド部51bの内面に当接して、水平方向の任意な方向にスライド移動可能になっている。また、操作軸55は、垂直方向に押圧可能になっている。
また、固定電極53と対向する空洞部52b内には、外観がドーナッツ状の
可動電極56が配設されている。前記可動電極56は、中央部に支持穴56aが形成され、この支持穴56aに操作軸55の支持部55cが嵌合している。
また、可動電極56は、外径寸法が空洞部52bの内径寸法より小さく形成され、空洞部52bの内周面と可動電極56の外周面との間の隙間部分に弾性部材57が配設されている。
前記弾性部材57は、可動電極56の直径寸法と内径寸法が同等またはそれ以下のOリングからなり、断面形状が略楕円形状に形成されている。
そして、空洞部52bの内周面と可動電極56の外周面との間の隙間部分に弾性部材57を挿入して位置させると、可動電極56が弾性部材57の付勢力により、空洞部52bの中央部に位置するようになっている。
また、可動電極56の上下面には、絶縁性のシート部材58、58が配設されている。
また、下ケース52のスイッチ収納部52eには、中央部を上方に膨出させた金属接点59が収納されている。
そして、スイッチ収納部52eに収納した金属接点59は、操作軸55の接点押圧部55dが頂部に当接し、外周部がスイッチ回路54の周辺固定接点54bに当接して導通している。
このような従来の座標入力装置の操作を説明すると、まず、初期状態における操作軸55は、弾性部材57の弾性力によって、可動電極56、及び操作軸55が空洞部52bの中央部に位置した中立状態にある。
この初期状態における、上ケース51の電極壁51aと下ケース52のそれぞれの電極との間に発生する静電容量を制御部(図示せず)が読み取り可能になっている。
そして、中立状態の操作軸55に、例えば矢印X方向の水平荷重を加えると、可動電極56が図示左方向にスライド移動して、図示左側の弾性部材57が圧縮されて弾性変形する。
すると、図示左側の固定電極53と可動電極56との間の静電容量が初期値よりプラス側に変化する。
同時に、図示右側の固定電極53と可動電極56との間の静電容量が初期値よりマイナス側に変化する。
このような、静電容量の変化を制御部(図示せず)が検出すると、例えば携帯電話(図示せず)等のディスプレー上のカーソルを左方向の所望の位置に移動させることができるようになっている。
また、カーソルを所望の位置まで移動させて、操作軸55を垂直方向に軽く押圧すると、操作軸55の接点押圧部55dが金属接点59を押圧する。
そして、金属接点59が平坦状に弾性変形して、頂部が中央固定接点54aに当接すると、中央固定接点54aと周辺固定接点4bとが、金属接点59を介して導通し、スイッチ回路54の接点の切り換えがされる。
前記スイッチ回路54の接点が切り換えられることにより、例えばディスプレー上のカーソルが位置する部分のメッセージ等を開くことができる。
また、操作軸55に加えていた水平方向、あるいは垂直方向の荷重を解除すると、操作軸55は弾性部材57および金属接点59の弾性力によって、
初期状態の中立状態に自動復帰するようになっている。
特開2003−84916号公報
しかし、前述したような従来の座標入力装置は、弾性部材57の断面形状を変形させるために、操作軸55のスライド量を大きくしようとすると、断面形状が略楕円形状の弾性部材57の太さ寸法を大きくしなければならず、装置が大きくなる問題があった。
また、操作軸55のスライド操作で弾性部材57の断面形状を変形させるために、操作軸55に大きな操作力を加えないと可動電極56を適正にスライドさせることができなかった。
そのために、女性あるいは子供等では、操作軸55を大きくスライド操作することができなくて、所望の座標入力ができないおそれがあった。
本発明は、前述したような問題点を解決するために、小型化が可能であり、小さな操作力で座標入力が可能であると共に、スライド量が大きく取れ操作性に優れた座標入力装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための第1の解決手段として本発明の座標入力装置は、天井面に貫通孔が形成された第1カバーと、この第1カバーの前記天井面と空洞部を介して対向する内面を備えた第2カバーとを有する筐体と、前記第1カバーの前記貫通孔から外方に突出し、前記貫通孔内をスライド移動可能な摘み部を有すると共に、前記第1、第2カバー間に狭持された状態で前記第1カバーの天井面と前記第2カバーの内面に沿って任意の方向にスライド操作可能な可動部材と、この可動部材のスライド方向及びスライド量を検出可能な検出手段と、前記第1カバーの天井面と前記第2カバーの内面に沿って伸張可能に前記第1、第2カバー間の前記空洞部に保持され、前記可動部材を付勢して該可動部材を初期状態に復帰させる環状の弾性部材とを備え、前記弾性部材は、コイルバネの両端部が接続されて環状をなした状態で前記可動部材の外周に配設されており、前記第1カバーには、前記弾性部材の内周部を支持する円形状の支持部と、この支持部の中央部に穿設された前記貫通孔が形成されると共に、前記可動部材は、円板状をなして中央部に前記摘み部が突出して形成されており、前記可動部材がスライド操作する前の前記初期状態において、前記可動部材が前記弾性部材によって弾性付勢されることにより、円板状の前記可動部材と円形状の前記支持部とが前記摘み部が突出する方向に沿って上下に積層されるように、前記可動部材の上面側と前記支持部の下面側とが互いに向き合った対向状態にあり、前記初期状態にある前記可動部材を前記摘み部を介して一方向にスライド操作すると、前記第1カバーの天井面と前記第2カバーの内面に沿って前記弾性部材が一方向に伸張すると共に、前記検出手段によって前記可動部材のスライド方向およびスライド量が検出可能になっており、前記可動部材の前記スライド操作を解除すると、前記一方向に伸張した前記弾性部材の付勢力で前記可動部材が初期状態に復帰するようにしたことを特徴とする。

また、前記課題を解決するための第2の解決手段として、前記検出手段は、摺動子片がスライド移動して抵抗値を可変させるスライド型の可変抵抗器からなり、前記可動部材のX軸方向のスライド操作を検出可能な第1検出手段と、前記可動部材のY軸方向のスライド操作を検出可能な第2検出手段とで構成されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第3の解決手段として、前記可動部材の前記摘み部に、前記可動部材をスライド操作可能な操作部材が取り付けられていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第4の解決手段として、前記第1、第2検出手段は、それぞれの前記摺動子片のスライド移動方向が互いに直交する方向になるように前記第2カバー側に配設されていることを特徴とする。
以上述べたように、本発明の座標入力装置は、天井面に貫通孔が形成された第1カバーと、第1カバーの天井面と空洞部を介して対向する内面を備えた第2カバーとを有する筐体と、第1カバーの貫通孔から外方に突出し、貫通孔内をスライド移動可能な摘み部を有すると共に、第1、第2カバー間に狭持された状態で第1カバーの天井面と前記第2カバーの内面に沿って任意の方向にスライド操作可能な可動部材と、可動部材のスライド方向及びスライド量を検出可能な検出手段と、第1カバーの天井面と第2カバーの内面に沿って伸張可能に第1、第2カバー間の空洞部に保持され、可動部材を付勢して該可動部材を初期状態に復帰させる環状の弾性部材とを備え、弾性部材は、コイルバネの両端部が接続されて環状をなした状態で可動部材の外周に配設されており、第1カバーには、弾性部材の内周部を支持する円形状の支持部と、支持部の中央部に穿設された貫通孔が形成されると共に、可動部材は、円板状をなして中央部に摘み部が突出して形成されており、可動部材がスライド操作する前の初期状態において、可動部材が弾性部材によって弾性付勢されることにより、可動部材と支持部とは対向状態にあり、初期状態にある可動部材を摘み部を介して一方向にスライド操作すると、第1カバーの天井面と第2カバーの内面に沿って弾性部材が一方向に伸張すると共に、検出手段によって可動部材のスライド方向およびスライド量が検出可能になっており、可動部材のスライド操作を解除すると、一方向に伸張した弾性部材の付勢力で可動部材が初期状態に復帰するようにしたことから、スライド量が大きくとれて操作性に優れた座標入力装置を提供できると共に、小型で薄型の座標入力装置を提供できる。
また、一つのコイルバネの付勢力で任意の方向にスライド操作した可動部材を確実に初期位置に自動復帰させることができ、操作性に優れた座標入力装置を提供できる。
また、検出手段は、摺動子片がスライド移動して抵抗値を可変させるスライド型の可変抵抗器からなり、可動部材のX軸方向のスライド操作を検出可能な第1検出手段と、可動部材のY軸方向のスライド操作を検出可能な第2検出手段とで構成されていることから、第1、第2検出手段で、任意の方向にスライド操作する可動部材のスライド方向およびスライド量を確実に検出することができる。
また、第1、第2検出手段は、それぞれの摺動子片のスライド移動方向が互いに直交する方向になるように第2カバー側に配設されていることから、第1、第2検出手段で確実に可動部材のスライド方向およびスライド量を検出できる。
以下、本発明の座標入力装置を図1〜図6に基づいて説明する。まず、図1は本発明の座標入力装置の斜視図であり、図2は図1の側面図であり、図3は本発明の座標入力装置を説明する要部断面図であり、図4は図3の要部平面図であり、図5は図3の操作を説明する要部断面図であり、図6は図5の要部平面図である。
まず、本発明の第1の実施の形態の座標入力装置1は、図1、図2に示すように、互いに対向させて配設した第1、第2カバー2、3を有する筐体4が、外形が略矩形状に形成されて配設されている。
前記第1カバー2の内部には、図3に示すように、下方に所定高さで突出する円形状の支持部2aが形成され、支持部2aの中央部には、所定の大きさの貫通孔2bが形成されている。また、第2カバー3の内面3aには、後述する第1、第2検出手段7、8を埋込して取り付け可能な溝部3bが、図4に示すように、T字状に彫り込み形成されている。
また、筐体4の互いに対向する第1、第2カバー2、3間には、空洞部4aが形成されている。
前記支持部2aと対向する側の空洞部4aには、外径寸法が支持部2aと同じに形成された可動部材5が、所定厚さで円板状に形成されて配設されている。
前記可動部材5の中央部には、第1カバー2の天井面である上面2Cに設けられた貫通孔2bから所定寸法図示上方に突出する摘み部5aが形成されている。そして、摘み部5aを貫通孔2b内に位置させた状態の可動部材5は、第1、第2カバー2、3に沿って空洞部4a内を任意の方向にスライド操作可能になっている。
また、図4に示す可動部材5には、摘み部5aの左側に、矢印AのY軸方向に縦長状に形成された第1支持孔5bと、摘み部5aの右側に、矢印BのX軸方向に横長状に形成された第2支持孔5cとが、摘み部5aを挟んで直交する方向に形成されている。
また、支持部2aの外周部には、所定寸法の線径からなる線材をコイル状に巻回したコイルバネからなる弾性部材6の内周部が支持されている。前記弾性部材6は、両端部が接続されて環状をなした無端状になっている。
そして、スライド操作する前において初期状態にある可動部材5は、外周部が弾性部材6に弾性付勢されて、該外周部が円形状の支持部2aの外周部と重なった状態で、支持部2aと対向した状態に配設されている。
また、可動部材5と対向する側の第2カバー3には、可動部材5のスライド方向およびスライド量を検出可能な第1、第2検出部材7、8が配設されている。
前記第1、第2検出部材7、8は、操作軸7a、8aをスライド操作することにより、抵抗値が可変する一般的なスライド型の可変抵抗器からなっている。
そして、第1、第2検出手段7、8には、摺動子片が取り付けされた操作軸7a、8aがそれぞれ配設され、第1検出手段7の操作軸7aは、可動部材5の第1支持孔5bに支持され、第2検出手段8の操作軸8aは、可動部材5の第2支持孔5cに支持されている。
また、第1カバー2の貫通孔2bから上方に突出する可動部材5の摘み部5aには、操作部材9が取り付けられ、この操作部材9が、第1カバー2の上面2cに形成した凸部2dに当接した状態でスライド可能になっている。
そのために、操作部材9をスライド操作するときに、可動部材5が斜めになることがなく、可動部材5を第1、第2カバー2、3に沿ってスム−ズに確実にスライド操作可能になっている。
このような本発明の座標入力装置1の操作を図5、図6に基づいて説明すると、操作者が操作部材9を、例えば矢印Cの一方向にスライドさせて、可動部材5を矢印Cの一方向にスライド操作する。
すると、支持部2aに支持したコイルバネからなる弾性部材6が一方向に伸張すると共に、第1支持孔5bに支持した第1検出手段7の操作軸7aが一方向にスライドする。このことにより、第1検出手段7の抵抗値が所定量可変する。
また、この時の第2支持孔5cに支持した操作軸8aは、第2支持孔5cだけが一方向にスライドして動かないので、第2検出手段8の抵抗値は変化しない。
そして、第1検出手段7の抵抗値の変化量と、第2検出手段8の抵抗値の変化量がゼロであることを制御部(図示せず)が演算処理して、可動部材5が矢印Cの一方向にスライドしたことを検出するようになっている。
また、可動部材5を任意の方向にスライドさせると、それぞれの操作軸7a、8aが、第1、第2支持孔5b、5cに沿って所定量スライドして、第1、第2検出手段7、8の抵抗値がそれぞれ変化して、可動部材5のスライド方向およびスライド量が検出可能になっている。
また、操作部材9に加えていた操作荷重をなくして、可動部材5のスライド操作を解除すると、伸張した弾性部材6が初期状態に復帰しようとする付勢力で、可動部材5がスライド操作する前の初期位置に自動復帰する。
このような本発明の第1の実施の形態の座標入力装置1を、例えばゲーム機等に用いることにより、ディスプレー上に表示されたキャラクタ等を、可動部材5のスライドに連動して任意の方向に移動操作可能になっている。
本発明の座標入力装置の斜視図である。 図1の側面図である。 本発明の座標入力装置を説明する要部断面図である。 図3の要部平面図である。 図3の操作を説明する要部断面図である。 図5の要部平面図である。 従来の座標入力装置の要部断面図である。 図7の操作を説明する要部断面図である。
符号の説明
1:座標入力装置
2:第1カバー
2a:支持部
2b:貫通孔
2c:上面(天井面)
3:第2カバー
3a:内面
4:筐体
4a:空洞部
5:可動部材
5a:摘み部
5b:第1支持孔
5c:第2支持孔
6:弾性部材
7:第1検出手段
7a:操作軸
8:第2検出手段
8a:操作軸
9:操作部材

Claims (4)

  1. 天井面に貫通孔が形成された第1カバーと、この第1カバーの前記天井面と空洞部を介して対向する内面を備えた第2カバーとを有する筐体と、前記第1カバーの前記貫通孔から外方に突出し、前記貫通孔内をスライド移動可能な摘み部を有すると共に、前記第1、第2カバー間に狭持された状態で前記第1カバーの天井面と前記第2カバーの内面に沿って任意の方向にスライド操作可能な可動部材と、この可動部材のスライド方向及びスライド量を検出可能な検出手段と、前記第1カバーの天井面と前記第2カバーの内面に沿って伸張可能に前記第1、第2カバー間の前記空洞部に保持され、前記可動部材を付勢して該可動部材を初期状態に復帰させる環状の弾性部材とを備え、前記弾性部材は、コイルバネの両端部が接続されて環状をなした状態で前記可動部材の外周に配設されており、前記第1カバーには、前記弾性部材の内周部を支持する円形状の支持部と、この支持部の中央部に穿設された前記貫通孔が形成されると共に、前記可動部材は、円板状をなして中央部に前記摘み部が突出して形成されており、前記可動部材がスライド操作する前の前記初期状態において、前記可動部材が前記弾性部材によって弾性付勢されることにより、円板状の前記可動部材と円形状の前記支持部とが前記摘み部が突出する方向に沿って上下に積層されるように、前記可動部材の上面側と前記支持部の下面側とが互いに向き合った対向状態にあり、前記初期状態にある前記可動部材を前記摘み部を介して一方向にスライド操作すると、前記第1カバーの天井面と前記第2カバーの内面に沿って前記弾性部材が一方向に伸張すると共に、前記検出手段によって前記可動部材のスライド方向およびスライド量が検出可能になっており、前記可動部材の前記スライド操作を解除すると、前記一方向に伸張した前記弾性部材の付勢力で前記可動部材が初期状態に復帰するようにしたことを特徴とする座標入力装置。
  2. 前記検出手段は、摺動子片がスライド移動して抵抗値を可変させるスライド型の可変抵抗器からなり、前記可動部材のX軸方向のスライド操作を検出可能な第1検出手段と、前記可動部材のY軸方向のスライド操作を検出可能な第2検出手段とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の座標入力装置。
  3. 前記可動部材の前記摘み部に、前記可動部材をスライド操作可能な操作部材が取り付けられていることを特徴とする請求項2記載の座標入力装置。
  4. 前記第1、第2検出手段は、それぞれの前記摺動子片のスライド移動方向が互いに直交する方向になるように前記第2カバー側に配設されていることを特徴とする請求項2、又は3記載の座標入力装置。
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