JP3822877B2 - 金魚などの掬い紙貼り付け装置 - Google Patents

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本発明は水槽から金魚や浮遊ボール(通称:スーパーボール)などを掬う用具における掬い紙の貼り付け装置に関する。
特開2003−19345号公報には金魚掬い具の製造方法として、熱可塑性樹脂製掬い具本体(1)のリング状をなすフレーム(3)の掬い紙貼り付け面から、その円周方向に沿って連続するフレーム凸条(4)を突設しておき、その貼り付け面に載置セットした掬い紙(6)の上方から、押え型(9)のリング状押圧面を加熱押圧して、上記フレーム凸条(4)を溶融させることにより、そのリング状フレーム(3)の上記貼り付け面へ掬い紙(6)を溶着一体化(ヒートシール)する旨が記載されている。
特開2003−19345号公報
ところが、上記公知発明の掬い紙貼り付け方法では、その掬い紙(6)をリング状フレーム(3)に対応する大きさの円形として、予じめ切り抜き加工しておく必要があるほか、その切り抜いた1枚づつを上記フレーム(3)の掬い紙貼り付け面へ、上方から正確に安定良く載置セットしなければならず、その人手作業上甚だ煩らわしい。しかも、押え型(9)と受け型(7)との相互間へ人手を挿入するため、非常に危険である。
この点、掬い紙(6)はこの種遊戯用具としての性質上、適度に早く破れる必要性があり、繊維の絡らみ力が弱く薄い和紙から成るばかりでなく、上記フレーム(3)のすくい紙貼り付け面には尖鋭なフレーム凸条(4)が突出しているため、ここへの載置セット作業上掬い紙(6)を不慮に破損したり、掬い紙(6)の表裏を誤ったり、その掬い紙(6)がフレーム(3)から見苦しく張り出す不良品を発生したりするおそれがあり、掬い紙(6)を切り抜き加工しておく特別の前工程が必要なこととも相俟って、未だ量産効果を発揮させることができない。
本発明はこのような課題の改良を企図しており、そのために金魚などの掬い紙貼り付け装置として、請求項1では作業床への据付け台から垂立するテーブル支持ボックスによって、水平状態に支持されたテーブルと、
上記テーブル支持ボックスからテーブルよりも背高く延長する枠柱の上端部へ、一定ストロークだけ昇降作動可能に支架されたラムと、
そのラムにおける上記テーブルの上面を指向する下端部へ組み付け一体化された比較的大きな水平のロッド受けプレート並びに小さな水平の熱盤受けプレートと、
その熱盤受けプレートの中央部から一体的に垂下する円柱型の熱盤と、
上記ロッド受けプレートの周辺部から一体的に垂下する複数の平行な昇降ガイドロッドと、
その複数の昇降ガイドロッドへ悉く圧縮コイルバネを介して下方から昇降自由に通し込まれ、且つ中央部に円形の熱盤逃し入れ口が開口する水平な紙押えプレートと、
上記テーブルの上面へ定盤を介して取り付け固定され、且つ中央部に上記熱盤とほぼ対応する大きさの円形な熱盤受け入れ口が開口する金型とを備え、
その金型の下面へ、掬い用具の厚みとほぼ対応する一定深さのもとに横向き開口する掬い用具出し入れ切欠を付与して、
リング状枠フレームの紙貼り付け面から予じめ溶融凸起が突設された熱可塑性樹脂製掬い用具の枠フレームを、上記金型の掬い用具出し入れ切欠へ横方向から挿脱自在に挿入セットして、その金型の熱盤受け入れ口と同芯の水平な位置決め状態に保つと共に、
上記熱盤と金型との向かい合う上下相互間へ、一定ピッチづつ間歇的に移送される掬い紙のロール原反を、その一旦停止中において上記ラムにより下降作動される紙押えプレートが、先ず金型の上面ヘ弾圧的に押え付け、
その押え付け固定状態にある上記ロール原反を、上記紙押えプレートの熱盤逃し入れ口を通じて更に下降作動される熱盤が熱膨張により、上記金型の熱盤受け入れ口とのクリヤランス無く嵌合する嵌合面を摺れ合う挟み切り刃として切り抜くとほぼ同時に、
その切り抜いた枚葉形態の掬い紙を、同じく熱盤の下面が上記掬い用具の枠フレームへ押え付けて、その枠フレームの溶融凸起を溶融させることにより、上記掬い紙を枠フレームの紙貼り付け面へ溶着一体化するように設定したことを特徴とする。
又、請求項2では作業床へ据え立てたモーター支持スタンドに紙繰り出し軸を、テーブルから垂立するモーター支持ステーに紙巻き取り軸を、その相互の平行な水平状態に支架させて、
掬い紙となるロール原反を上記紙繰り出し軸から、金型の上面を経て上記紙巻き取り軸へ巻き掛け係止し、
上記ロール原反を紙巻き取り軸の回転駆動により、その巻き取り側から一方向へ引張り進行させる如く、一定ピッチづつ間歇的に移送すると共に、
そのロール原反の紙テンション検知センサーを上記金型の手前となる繰り出し側の途中に介在させて、そのセンサーがロール原反の緊張状態を検知するたびの出力信号に基き、上記紙繰り出し軸を間歇的に回転駆動することにより、ロール原反を弛緩する状態に保つことを特徴とする。
請求項3では熱盤の下端部を金型の熱盤受け入れ口と嵌合し得る径大な紙切り抜き用ヘッドフランジとして張り出し形成する一方、同じく熱盤の上端部へ熱盤温度検知センサーを巻き付け一体化すると共に、
その熱盤に埋設した発熱体の棒ヒーターと上記熱盤温度検知センサーとを、熱盤温度調整器へ電気的に接続配線したことを特徴とする。
請求項4ではロッド受けプレートと熱盤受けプレートとの相互間か、又はその熱盤受けプレートが熱盤から張り出す周辺部へ、断熱材を取り付けると共に、
上記熱盤の下面中央部を断熱空間として、一定深さだけ切り欠いた状態のままに放置するか、又はその空間の内部へ断熱材を埋め込み状態に貼り付けたことを特徴とする。
請求項5ではシリコンゴムやその他の弾性膜材から成る紙押え座を紙押えプレートの下面へ、その熱盤逃し入れ口の開口縁部に沿うリング形態として貼り付け一体化すると共に、
金型と定盤との上下相互間へ、シリコンゴムやその他の弾性膜材から成る掬い用具受けマットを介挿設置して、
掬い用具の枠フレームを金型の掬い用具出し入れ切欠へ、その受けマットの上面を滑らせる如く挿入セットできるように定めたことを特徴とする。
更に、請求項6では金型の内部に冷却水循環流路を穿孔し、その出入れ口をフレキシブルホース(43)によって、水温調整器へ連通接続したことを特徴とする。
本発明に係る請求項1の上記構成によれば、掬い紙がロール原反として一定ピッチづつ間歇的に移送され、その停止中において紙押えプレートにより金型の上面ヘ弾圧的に押え付けられ、その押え付けられた固定状態のもとで、熱膨張している熱盤と金型の熱盤受け入れ口とが摺れ合う嵌合面を挟み切り刃として、切り抜かれるとほぼ同時に、その切り抜かれた枚葉形態の掬い紙が同じく熱盤により、その真下位置に予じめ挿入セットされている掬い用具の枠フレームへ押え付けられ、その枠フレームから突出している溶融凸起の溶融によって、掬い用具の紙貼り付け面へ溶着一体化(ヒートシール)されるようになっているため、極めて軽快に能率良く掬い紙を貼り付けることができ、しかも熱盤と金型との相互間へ人手を挿入する必要性がない結果、著しく安全であり、掬い用具の量産効果に優れる。
その場合、ラムの下端部に組み付け一体化されているロッド受けプレートと熱盤受けプレートのうち、そのロッド受けプレートについてのみ紙押えプレートが、複数の昇降ガイドロッドとこれに巻き掛けられた圧縮コイルバネを介して、弾力的な昇降自由に吊持されているため、その紙押えプレートに掬い紙のロール原反を先行して、金型の上面へ弾圧的に押え付けることができる。
しかも、上記紙押えプレートの中央部には熱盤逃し入れ口が切り抜かれているため、上記熱盤受けプレートから垂下する熱盤はその逃し入れ口を通じて、更に下降することができ、上記ロール原反を安定・確固に押え付けた状態のもとで、後続的にロール原反から枚葉形態の掬い紙を切り抜けることとなり、更にこれを金型の内部へ予じめ挿入セットされている掬い用具の枠フレームへ、そのままでの瞬時に安定良く溶着一体化(ヒートシール)し得るのである。
作業者としては、掬い用具の把手を摘まみ持ちつつ、その枠フレームを金型の内部へ挿脱自在に挿入セットすれば足り、一切の危険なく掬い紙の貼り付け作業を軽快に行なえることとなる。
特に、請求項2の構成を採用するならば、金型の手前となる繰り出し側の途中に介在する紙テンション検知センサーが、巻き取り側から引張られるロール原反の緊張状態を検知するたびに、そのロール原反を繰り出し進行させて、常時弛緩状態に保つようになっているため、極めて弱く薄い和紙から成る掬い紙であっても、これを貼り付け作業中に破損してしまうおそれがない。
又、請求項3の構成を採用するならば、熱盤温度を掬い用具の枠フレームや掬い紙との関係上、常に最適な一定温度に保つことができ、その過熱によって掬い紙を不必要に焼入れ強化してしまったり、逆な加熱不足によって掬い紙の貼り付け不良を生じたりするおそれがない。
請求項4の構成を採用するならば、熱盤受けプレートに付属する断熱材によって、熱盤から上方へのいたづらな放熱を防止することができる一方、熱盤の下面中央部に開口する断熱空間又はその内部の断熱材により、熱盤が掬い紙の中央部へ直かに接触して、その非貼り付け部の焼入れ強化されてしまうおそれを予防し得る効果がある。
請求項5の構成を採用するならば、その紙押えプレートの下面に付属する紙押え座によって、掬い紙を万一にも傷付くことなく安全に保てる一方、掬い用具受けマットの弾性により、その上面に沿い掬い用具の枠フレームを金型の掬い用具出し入れ切欠へ、滑り込ませる如く軽快に挿入することができ、その作業性の向上に役立つ。
更に、請求項6の構成を採用するならば、金型の冷却温度を作業環境や季節などの外気に影響されることなく、常時一定に保てる効果がある。
以下、図面に基いて本発明を詳述すると、先ず図1、2はその本発明のワークとなる金魚や浮遊ボールなどの掬い用具(A)を示しており、これはポリスチレンやポリプロピレン、ABS樹脂などの適当な熱可塑性樹脂から一体に射出成形された製品として、一定な大きさ(例えば外径(D1):約84mm、内径(S1):約77mm、厚み(T):約1.5mm)のリング状枠フレーム(1)と、その外周面から一定長さ(例えば約70〜75mm)だけ張り出す把手(2)とを備えている。
しかも、上記枠フレーム(1)のフラットな片面が紙貼り付け面(3)として、ここからは断面三角形や台形、半円形などの先細り形態をなす溶融凸起(4)が、一定高さ(H1)(例えば約0.15〜0.45mm)だけ突設されており、その溶融凸起(4)を本発明に係る掬い紙貼り付け装置の熱盤によって、瞬時に溶融させ、上記枠フレーム(1)の紙貼り付け面(3)へ後述の掬い紙(B)をヒートシール状態に貼り付け一体化できるようになっている。
この点、図例では溶融凸起(4)の比較的背高い1条を、上記紙貼り付け面(3)のほぼ中央部からリング状に突出させているにとどまるが、その比較的背低い複数条を同じく紙貼り付け面(3)から同芯のリング状に突出させても良く、又は言わば切れ目がある断続的に突設してもさしつかえない。尚、(5)は上記枠フレーム(1)の外周面に付与された装飾歯、(6)は把手(2)の先端部に開口する吊り下げ孔である。
次に、図3〜16は上記掬い用具(A)への掬い紙貼り付け装置を示しており、(7)は作業床への据付け台、(8)はその中央部から一体的に垂立するテーブル支持ボックスであって、テーブル(9)を水平状態に支持している。(10)はそのテーブル支持ボックス(8)の背後からテーブル(9)よりも背高く一体的に延長された枠柱であり、その上端部へ被着一体化された制御ボックス(11)には、マイクロコンピューター(図示省略)が内蔵されている。
(12)は上記制御ボックス(11)の正面に付属する操作盤であり、ここには詳細を図示省略してあるが、電源スイッチや電源表示ランプ、異常表示ランプのほか、熱盤温度設定キー、加圧時間設定キー、紙送り時間設定キーなども並列設置されている。(13)は同じく制御ボックス(11)を貫通する垂立状態として、上記枠柱(10)の上端部に支架されたラムであり、図外のコンプレッサーから圧縮空気を受けて一定のストローク(例えば約65mm)だけ昇降作動される。
(14)はそのラム(13)の昇降操作ハンドルであり、これを回動させることによって、後述する熱盤の高さを予じめ最適に位置決め調整できるようになっている。(15)は同じくラム(13)のストロークリミッターであり、これを使用して、熱盤のストロークを微調整し、その加圧力(例えば最大加圧力:800kgf)を一定に保つことができる。
上記ラム(13)の下端部はテーブル(9)の上面を指向する状態にあり、ここから張り出す水平な接合フランジ(16)には、比較的大きな四角形のアルミ合金製ロッド受けプレート(17)と小さな四角形の鋼鉄製熱盤受けプレート(18)とが、複数の固定ボルト(19)を介して組み付け一体化されている。
(20)はその熱盤受けプレート(18)の下面中央部へ複数の固定ボルト(21)によって接合一体化された同じく鋼鉄製の熱盤であり、図7、8に抽出して示すように、上記掬い用具(A)の枠フレーム(1)とほぼ対応する大きさ(例えば外径(D3):約82mm、高さ:約45mm)の円柱型をなしているが、そのうち下端部の一定高さ分(H2)(例えば約5mm)だけは僅かに径大(例えば外径(D4):約83mm)な紙切り抜き用ヘッドフランジ(20a)として張り出し形成されている。
茲に例示する数値から明白な如く、ヘッドフランジ(20a)の外径(D4)を上記掬い用具(A)における枠フレーム(1)の外径(D1)よりも、若干小さく寸法化しておくことが好ましい。掬い用具(A)を後述の金型へ挿入セットする際に、万一その枠フレーム(1)と掬い紙(B)との相対的な位置ズレがあったとしても、熱盤(20)のヘッドフランジ(20a)により切り抜かれた枚葉形態の掬い紙(B)が、枠フレーム(1)の外周面から見苦しく張り出すおそれを予防し得るからである。
(22)は熱盤(20)への全体的な放射対称分布型として、その上方から埋め込み垂立された複数の棒ヒーター(例えば700Wの発熱体)であり、上記熱盤受けプレート(18)の内部を通じて導出された給電線(23)が、熱盤温度調整器(24)を経て図外の電源(AC100V)へ接続されている。その熱盤温度は上記掬い用具(A)における枠フレーム(1)と掬い紙(B)との性質を考慮して、約150〜200℃の使用範囲に設定される。
(25)は同じく熱盤(20)の上端部(付け根部)に巻き付け一体化された熱盤温度検知センサーであって、これも上記熱盤温度調整器(24)へ電気的に接続配線されており、これによって熱盤温度を上記使用範囲内での常時一定に自動調整し、その過不足を生じないようになっている。
その場合、熱盤温度が上方へ逃げる如く低下することを予防するため、図例のように上記ロッド受けプレート(17)と熱盤受けプレート(18)との上下相互間へ、断熱材(26)を介挿設置するか、或いはその断熱材(26)を熱盤受けプレート(18)が熱盤(20)から張り出す周辺部へ、下方から貼り付けておくことが望ましい。
又、熱盤温度が掬い紙(B)に伝導して、その掬い紙(B)を破れ難く焼入れ強化してしまわないように、上記熱盤(20)の下面(加圧面)中央部を断熱空間(27)として、一定深さ(例えば約5mm)だけ切り欠いた状態のままに放置するか、更にはその空間(27)の内部へ図8のような断熱材(28)を埋め込み状態に貼り付けておくことが好ましい。
(29)は上記ロッド受けプレート(17)の周辺部から一体的に垂下された複数の平行な昇降ガイドロッドであり、これらに対しては下方から水平なアルミ合金製の紙押えプレート(30)が昇降自由に通し込まれている。(31)はその紙押えプレート(30)を抜け止め状態に保つため、昇降ガイドロッド(29)に取り付け固定されたストッパーである。
(32)は同じく紙押えプレート(30)に適度な押圧力(背圧)を与える圧縮コイルバネであって、上記ロッド受けプレート(17)と紙押えプレート(30)との平行する上下相互間に介在しつつ、各昇降ガイドロッド(29)に巻き掛けられている。
更に、(33)は上記紙押えプレート(30)の中央部に切り抜かれた熱盤逃し入れ口であり、熱盤(20)の上記ヘッドフランジ(20a)よりも若干大きな円形をなしている。(34)はその熱盤逃し入れ口(33)の開口縁部に沿うリング状の紙押え座であって、シリコンゴムやその他の弾性膜材から成り、上記紙押えプレート(30)の下面に貼り付け一体化されている。
他方、上記テーブル(9)の上面には定盤(35)が据え付け固定されているほか、その定盤(35)の上面には更に掬い用具受けマット(36)を介して、上記熱盤(20)と対応位置する金型(37)が、複数の固定ボルト(38)によって取り付け一体化されている。(39)はその金型(37)を位置決めする複数のノックピンである。
上記金型(37)は一定厚み(例えば約20mm)の四角形な鋼鉄から成り、図10〜16に抽出して示す如く、その中央部には熱盤(20)の上記ヘッドフランジ(20a)とほぼ対応する大きさ(例えば内径(S2):約83.15mm)の円形な熱盤受け入れ口(40)が切り抜かれているが、茲に金型(37)の熱盤受け入れ口(40)と、熱盤(20)のヘッドフランジ(20a)との関係について言えば、その熱盤(20)の就中ヘッドフランジ(20a)が熱膨張することにより初めて、熱盤受け入れ口(40)とのクリヤランスが零となり、その両者の嵌合面を互いに摺れ合う挟み切り刃として、弱く薄い掬い紙(B)でも確実に切り抜くことができるようになっている。
しかも、上記金型(37)の下面には横向き開口する状態となる掬い用具出し入れ切欠(41)が付与されており、これを図9、10、12の平・底面から見た場合、その奥端部(41a)が上記熱盤受け入れ口(40)の開口縁部とほぼ対応する円弧形態をなすことによって、矢印(Y)の横方向から挿入セットされる掬い用具(A)の約半分を安定良く受け止めることができる一方、入口部(41b)が図11、15のような横向きに拡開するラッパ型として、掬い用具(A)を容易に挿入セットし得るようになっている。
つまり、上記掬い用具受けマット(36)はシリコンゴムやその他の弾性膜材から成り、その少なくとも掬い用具出し入れ切欠(41)の入口側が上記定盤(35)と対応合致する大きさ・輪郭形状の無段差として、上記金型(37)の固定ボルト(38)を兼用しつつ、その定盤(35)の上面へ接合一体化されており、これによって上記掬い用具出し入れ切欠(41)との相対的に残存する金型(37)の天井面と、掬い用具受けマット(36)の上面とが向かい合う上下相互間に、上記掬い用具(A)の厚み(T)よりも若干大きい一定深さ(例えば約3.0mm)の段差(G)が確保されているわけである。
その結果、掬い用具(A)における把手(2)の先端部を人手の指先によって摘まみ持ち乍ら、その枠フレーム(1)を図4、5や図9の矢印(Y)で示す横方向から上記金型(37)の掬い用具出し入れ切欠(41)へ、掬い用具受けマット(36)の上面を滑らせる如くに挿入セットすることができ、そうすれば掬い用具(A)の約半分がその出し入れ切欠(41)の奥端部(41a)に自づと受け止められて、その枠フレーム(1)が上記熱盤受け入れ口(40)と同芯の水平な位置決め状態に正しく保たれることとなる。その状態では掬い用具(A)の把手(2)が、金型(37)から一定長さ(L)だけ張り出し露呈するため、その先端部を摘まみ持って、上記矢印(Y)との逆方向へ掬い用具(A)を円滑に取り出すこともできる。
(42)は上記熱盤受け入れ口(40)を包囲する水平な設置状態として、金型(37)の内部に穿孔された冷却水循環流路であり、その出入り口がフレキシブルホース(43)によって、貯水タンクを内蔵した水温調整器(44)へ連通接続されている。その水温調整器(44)によって、金型(37)の冷却温度を外気(季節などの作業環境)の影響なく、例えば約30℃として常時一定に自動調整できるようになっている。
先に一言した掬い用具(A)の掬い紙(B)は、従来から例えば靴の包装用に使われているような繊維の絡らみ力が弱く薄い和紙から成り、予じめ図3〜6のような一定帯幅(W)(例えば約120mm)のロール原反(M)として巻回されている。
(45)は作業床に据え立てられたモーター支持スタンド、(46)はこれに軸受けされた水平な紙繰り出し軸であり、その支持スタンド(45)の背後からタイマー付きの紙繰り出しモーター(47)によって、間歇的に回転駆動される。
又、(48)は上記紙貼り付け装置のテーブル(9)から一体的に垂立するモーター支持ステー、(49)はこれに軸受けされた水平な紙巻き取り軸であって、上記紙繰り出し軸(46)と平行しており、その支持ステー(48)の背後からタイマー付きの紙巻き取りモーター(50)によって、やはり間歇的に回転駆動される。
そして、上記掬い紙(B)のロール原反(M)は紙繰り出し軸(46)へ一体回転し得るように差し込み装填され、その先端部が紙繰り出し軸(46)から上記金型(37)の上面を通過して、紙巻き取り軸(49)へ一体回転し得るように巻き付け係止された準備状態のもとで、上記紙巻き取り軸(49)がその回転駆動用紙巻き取りモーター(50)により、予じめ設定された一定時間(例えば約2.5〜3.0秒)づつ、その巻き取り側(図3の右側)から図3〜5の矢印(F)で示す進行方向へ移送されることになる。
その場合、掬い紙(B)は上記のような弱く薄い和紙として、その移送中これに巻き取り側から引張り力を与えると、破れてしまうおそれがあるため、上記金型(37)よりも手前の繰り出し側(図3の左側)では、掬い紙(B)のロール原反(M)を意図的に弛緩させるようになっている。
つまり、金型(37)の手前となる繰り出し側の途中には、好ましくは透過型又は反射型の光電スイッチから成る紙テンション検知センサー(51)が臨まされており、当初図3の実線(a)で示すような弛緩状態にある掬い紙(B)のロール原反(M)が、上記紙巻き取り軸(49)により巻き取り側から矢印(F)の進行方向へ引張り移送されるに連れて、同図の鎖線(b)で示すように短かく浮上した時、その予じめ設定された高さ位置に達したことを検知センサー(51)により検知し、上記紙繰り出しモーター(47)がその検知出力信号を受けるたび毎の間歇的に、一定時間だけ紙繰り出し軸(46)を回転駆動して、掬い紙(B)のロール原反(M)を繰り出し進行させることにより、これを常時弛緩する状態に保っている。
尚、図3の符号(52)は上記紙巻き取り軸(49)と金型(37)との相互間に臨む複数の紙送りガイドローラーであり、上記モーター支持ステー(48)に軸架されている。(53)は同じく金型(37)と紙繰り出し軸(46)との相互間に臨む複数の紙送りガイドローラーであり、これは上記テーブル(9)から一体的に垂立するローラー支持ステー(54)に軸架されている。
本発明の上記紙貼り付け装置を使用して、熱可塑性樹脂製品の掬い用具(A)における枠フレーム(1)の紙貼り付け面(3)へ、掬い紙(B)を貼り付け作業するに当っては、予じめ紙貼り付け装置の電源スイッチをオン操作状態として、熱盤温度(先に例示した約150〜200℃)や加圧時間(例えば約0.5〜1.0秒)、紙送り時間(先に例示した約2.5〜3.0秒)などの最適な設定値を入力する。尚、茲に紙送り時間は紙送り長さと等しいため、置換してもさしつかえない。
そして、上記掬い紙(B)のロール原反(M)を図3のように、紙繰り出し軸(46)から金型(37)の上面を経て、紙巻き取り軸(49)へ巻き付け係止させ、その金型(37)の手前となる繰り出し側が弛緩する状態に準備した上、図外の足踏み式スタートスイッチをオン操作するのである。尚、掬い紙(B)はそのザラザラした裏面を下向きとして、上記枠フレーム(1)の紙貼り付け面(3)へ貼り付けられるようにセットすることが望ましい。
そうすれば、掬い紙(B)のロール原反(M)は紙巻き取り軸(49)の回転駆動用紙巻き取りモーター(50)によって、その巻き取り側から図3の矢印(F)で示す進行方向へ、予じめ設定された一定ピッチづつ間歇的に移送され、その一旦停止中において熱盤(20)がラム(13)により、テーブル(9)上の金型(37)に向かい下降作動されることとなる。
その下降過程では、熱盤(20)と組み付け一体化されている上記紙押えプレート(30)の就中紙押え座(34)が、先ず図17のように掬い紙(B)のロール原反(M)を金型(37)の上面へ押し当てることになり、その状態から更に熱盤(20)が紙押えプレート(30)の熱盤逃し入れ口(33)を通じて下降するに従い、上記ロール原反(M)はその紙押え座(34)により金型(37)の上面へ、図18、19のように徐々に強い弾圧力のもとで押え付け固定されると共に、熱膨張している熱盤(20)の就中ヘッドフランジ(20a)が、上記金型(37)に開口している熱盤受け入れ口(40)とのクリヤランス無く嵌合し、その両者の嵌合面を摺れ合う挟み切り刃として、上記押え付け固定状態にあるロール原反(M)を確実に切り抜くこととなる。
その枚葉状態に切り抜かれた円形の掬い紙(B)は、予じめ金型(37)の掬い用具出し入れ切欠(41)に挿入セットされている掬い用具(A)の枠フレーム(1)へ、引き続き下降する熱盤(20)の下面(加圧面)によって、図20〜22のように上方から押え付けられると共に、その熱盤(20)によって上記枠フレーム(1)から突出している溶融凸起(4)が溶融され、その枠フレーム(1)の紙貼り付け面(3)に上記掬い紙(B)がヒートシール状態として貼り付け一体化されるのである。その掬い紙(B)としての切り抜きから貼り付けまでの所要時間は、1枚当り約0.5〜1.0秒の瞬時である。
その貼り付け直後には、熱盤(20)が上昇復帰される一方、掬い紙(B)のロール原反(M)は予じめ設定された一定ピッチだけ、図3の矢印(F)で示す進行方向へ移送されるため、上記掬い紙(B)が貼り付けられた掬い用具(A)を、その移送中に金型(37)から取り出すと共に、次回の掬い用具(A)を金型(37)へ挿入セットし、このような作業を紙貼り付け装置の連続運転中に繰り返せば良い。その金型(37)に対する掬い用具(A)の出し入れ作業は、空いている両手を使って便利良く行なえる。
上記掬い紙(B)の円形に切り抜かれた残渣は、依然として図23のような一連のロール状をなすため、これを紙巻き取り軸(49)へ支障なく整然と巻き取って、廃棄処分することができる。
又、熱膨張した熱盤(20)の就中ヘッドフランジ(20a)と、金型(37)の熱盤受け入れ口(40)とは上記したように、そのクリヤランスの零となる嵌合面が摺れ合う挟み切り刃として、反復使用される関係上、その摺れ合いに基くクリヤランスの経時的な拡大が起り得るが、その対応策については熱盤温度を徐々に高く調整することにより、上記掬い紙(B)を常時支障なく切り抜くことができる。
更に、掬い紙(B)のロール原反(M)が図3の実線(a)で示す当初の弛緩状態から、その作業中に同図の鎖線(b)で示す如く徐々に緊張するおそれについては、これを紙テンション検知センサー(51)により位置検知し、金型(37)の手前となる紙繰り出し側から一定時間(一定長さ)だけ、上記ロール原反(M)を繰り出し進行させることにより、常時弛緩する状態を保つようになっているため、その掬い紙(B)が弱く薄い和紙から成るも、これを破損してしまうおそれはない。
以上のように、本発明では金魚などの掬い用具(A)をワークとして、その枠フレーム(1)の紙貼り付け面(3)へ掬い紙(B)を極めて軽快に能率良く、しかも安全に貼り付け作業することができるのであり、量産効果に著しく優れる。
本発明に係る掬い紙貼り付け前の掬い用具を示す平面図である。 図1の2−2線に沿う拡大断面図である。 本発明に係る掬い紙貼り付け装置の全体概略正面図である。 図3の一部を抽出して示す拡大断面図である。 図4の金型側を抽出して示す平面図である。 図4の6−6線断面図である。 熱盤を抽出して示す平面図である。 図7の8−8線断面図である。 金型の冷却水循環流路を示す平面図である。 金型を抽出して示す平面図である。 図10の正面図である。 図10の底面図である。 図10の側面図である。 図10の14−14線断面図である。 図10の15−15線断面図である。 図11の16−16線断面図である。 紙押えプレートによる掬い紙の押え付け状態を示す図4に対応する断面図である。 図17に続く掬い紙の切り抜きと掬い用具へのヒートシール状態を示す断面図である。 図18の19−19線断面図である。 図17の部分拡大断面図である。 図20に続く掬い紙の切り抜き作用過程を示す断面図である。 図18の部分拡大断面図である。 掬い紙の切り抜き残渣を示す平面図である。 掬い紙が貼り付けられた掬い用具を示す図1に対応する平面図である。
符号の説明
(1)・枠フレーム
(2)・把手
(3)・紙貼り付け面
(4)・溶融凸起
(7)・据付け台
(8)・テーブル支持ボックス
(9)・テーブル
(10)・枠柱
(12)・操作盤
(13)・ラム
(16)・接合フランジ
(17)・ロッド受けプレート
(18)・熱盤受けプレート
(19)・固定ボルト
(20)・熱盤
(20a)・ヘッドフランジ
(22)・棒ヒーター
(23)・給電線
(24)・熱盤温度調整器
(25)・熱盤温度検知センサー
(26)・断熱材
(27)・断熱空間
(28)・断熱材
(29)・昇降ガイドロッド
(30)・紙押えプレート
(32)・圧縮コイルバネ
(33)・熱盤逃し入れ口
(34)・紙押え座
(35)・定盤
(36)・掬い用具受けマット
(37)・金型
(38)・固定ボルト
(39)・ノックピン
(40)・熱盤受け入れ口
(41)・掬い用具出し入れ切欠
(41a)・奥端部
(41b)・入口部
(42)・冷却水循環流路
(43)・フレキシブルホース
(44)・水温調整器
(45)・モーター支持スタンド
(46)・紙繰り出し軸
(47)・紙繰り出しモーター
(48)・モーター支持ステー
(49)・紙巻き取り軸
(50)・紙巻き取りモーター
(51)・紙テンション検知センサー
(A)・掬い用具
(B)・掬い紙
(G)・段差
(M)・ロール原反
(F)・紙送り方向
(Y)・金型に対する掬い用具の出し入れ方向
(W)・紙幅

Claims (6)

  1. 作業床への据付け台(7)から垂立するテーブル支持ボックス(8)によって、水平状態に支持されたテーブル(9)と、
    上記テーブル支持ボックス(8)からテーブル(9)よりも背高く延長する枠柱(10)の上端部へ、一定ストロークだけ昇降作動可能に支架されたラム(13)と、
    そのラム(13)における上記テーブル(9)の上面を指向する下端部へ組み付け一体化された比較的大きな水平のロッド受けプレート(17)並びに小さな水平の熱盤受けプレート(18)と、
    その熱盤受けプレート(18)の中央部から一体的に垂下する円柱型の熱盤(20)と、
    上記ロッド受けプレート(17)の周辺部から一体的に垂下する複数の平行な昇降ガイドロッド(29)と、
    その複数の昇降ガイドロッド(29)へ悉く圧縮コイルバネ(32)を介して下方から昇降自由に通し込まれ、且つ中央部に円形の熱盤逃し入れ口(33)が開口する水平な紙押えプレート(30)と、
    上記テーブル(9)の上面へ定盤(35)を介して取り付け固定され、且つ中央部に上記熱盤(20)とほぼ対応する大きさの円形な熱盤受け入れ口(40)が開口する金型(37)とを備え、
    その金型(37)の下面へ、掬い用具(A)の厚み(T)とほぼ対応する一定深さのもとに横向き開口する掬い用具出し入れ切欠(41)を付与して、
    リング状枠フレーム(1)の紙貼り付け面(3)から予じめ溶融凸起(4)が突設された熱可塑性樹脂製掬い用具(A)の枠フレーム(1)を、上記金型(37)の掬い用具出し入れ切欠(41)へ横方向(Y)から挿脱自在に挿入セットして、その金型(37)の熱盤受け入れ口(40)と同芯の水平な位置決め状態に保つと共に、
    上記熱盤(20)と金型(37)との向かい合う上下相互間へ、一定ピッチづつ間歇的に移送される掬い紙(B)のロール原反(M)を、その一旦停止中において上記ラム(13)により下降作動される紙押えプレート(30)が、先ず金型(37)の上面ヘ弾圧的に押え付け、
    その押え付け固定状態にある上記ロール原反(M)を、上記紙押えプレート(30)の熱盤逃し入れ口(33)を通じて更に下降作動される熱盤(20)が熱膨張により、上記金型(37)の熱盤受け入れ口(40)とのクリヤランス無く嵌合する嵌合面を摺れ合う挟み切り刃として切り抜くとほぼ同時に、
    その切り抜いた枚葉形態の掬い紙(B)を、同じく熱盤(20)の下面が上記掬い用具(A)の枠フレーム(1)へ押え付けて、その枠フレーム(1)の溶融凸起(4)を溶融させることにより、上記掬い紙(B)を枠フレーム(1)の紙貼り付け面(3)へ溶着一体化するように設定したことを特徴とする金魚などの掬い紙貼り付け装置
  2. 作業床へ据え立てたモーター支持スタンド(45)に紙繰り出し軸(46)を、テーブル(9)から垂立するモーター支持ステー(48)に紙巻き取り軸(49)を、その相互の平行な水平状態に支架させて、
    掬い紙(B)となるロール原反(M)を上記紙繰り出し軸(46)から、金型(37)の上面を経て上記紙巻き取り軸(49)へ巻き掛け係止し、
    上記ロール原反(M)を紙巻き取り軸(49)の回転駆動により、その巻き取り側から一方向(F)へ引張り進行させる如く、一定ピッチづつ間歇的に移送すると共に、
    そのロール原反(M)の紙テンション検知センサー(51)を上記金型(37)の手前となる繰り出し側の途中に介在させて、そのセンサー(51)がロール原反(M)の緊張状態を検知するたびの出力信号に基き、上記紙繰り出し軸(46)を間歇的に回転駆動することにより、ロール原反(M)を弛緩する状態に保つことを特徴とする請求項1記載の金魚などの掬い紙貼り付け装置
  3. 熱盤(20)の下端部を金型(37)の熱盤受け入れ口(40)と嵌合し得る径大な紙切り抜き用ヘッドフランジ(20a)として張り出し形成する一方、同じく熱盤(20)の上端部へ熱盤温度検知センサー(25)を巻き付け一体化すると共に、
    その熱盤(20)に埋設した発熱体の棒ヒーター(22)と上記熱盤温度検知センサー(25)とを、熱盤温度調整器(24)へ電気的に接続配線したことを特徴とする請求項1記載の金魚などの掬い紙貼り付け装置。
  4. ロッド受けプレート(17)と熱盤受けプレート(18)との相互間か、又はその熱盤受けプレート(18)が熱盤(20)から張り出す周辺部へ、断熱材(26)を取り付けると共に、
    上記熱盤(20)の下面中央部を断熱空間(27)として、一定深さだけ切り欠いた状態のままに放置するか、又はその空間(27)の内部へ断熱材(28)を埋め込み状態に貼り付けたことを特徴とする請求項記載の金魚などの掬い紙貼り付け装置。
  5. シリコンゴムやその他の弾性膜材から成る紙押え座(34)を紙押えプレート(30)の下面へ、その熱盤逃し入れ口(33)の開口縁部に沿うリング形態として貼り付け一体化すると共に、
    金型(37)と定盤(35)との上下相互間へ、シリコンゴムやその他の弾性膜材から成る掬い用具受けマット(36)を介挿設置して、
    掬い用具(A)の枠フレーム(1)を金型(37)の掬い用具出し入れ切欠(41)へ、その受けマット(36)の上面を滑らせる如く挿入セットできるように定めたことを特徴とする請求項記載の金魚などの掬い紙貼り付け装置。
  6. 金型(37)の内部に冷却水循環流路(42)を穿孔し、その出入れ口をフレキシブルホース(43)によって、水温調整器(44)へ連通接続したことを特徴とする請求項記載の金魚などの掬い紙貼り付け装置。
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