JP3820729B2 - 電子機器のセンシング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は電子楽器やその他の電子機器に用いられるセンシング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子楽器のキースイッチやその他のスイッチ部あるいは各種電子機器におけるスイッチやその他各種部材の動作により駆動されその動作を検出するセンシング装置としてアクチュエータにより押圧駆動される被駆動体からなる接点装置が用いられている。
【0003】
図5は従来のセンシング装置の一例として電子機器の接点装置を示す。図5(A)に示すように、基板1上にアクチュエータ2により押圧駆動される被駆動体3が設けられる。この被駆動体3は、回転支持部4を介して固定部5に一体に連結され、固定部5が基板1に固定される。被駆動体3には中空部6が形成され、この中空部6内に弾性片7を介して可動接点8が備わる。被駆動体3はアクチュエータ2に押圧駆動されると回転支持部4の回転中心C廻りに回転し、可動接点8が基板面に当接する。この場合、被駆動体3と固定部5とを連結する回転支持部4は基板1の上面から離れて設けられ、回転支点Cは基板1から離れた上方に位置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、回転支点Cが基板1から離れていると、アクチュエータ2により被駆動体3を押圧してこれを回転動作させたとき、図5(B)に示すように、可動接点8は回転支点Cを中心とする円弧Sに沿って回転する。したがって、可動接点8が基板1に当接したとき、アクチュエータ2の押圧力によって可動接点8が受ける力Fのベクトル方向は図の矢印で示すように、円弧Sのほぼ接線方向となって、基板面に対し斜め方向に作用する。
【0005】
可動接点8はこのような斜め方向の力Fとともに、基板1からの反力として、基板面に垂直に、力Fの垂直方向成分に対応した力を受ける。可動接点8に対する斜め方向の力Fと基板からの垂直反力との合力がこの可動接点に対する水平方向の力として作用する。言換えると、可動接点はアクチュエータから斜め方向の力Fを受け、この力Fの垂直方向成分が基板面に対する押圧力として作用し可動接点はこれに対応した反力を基板から受ける。さらに、斜め方向の力Fの水平方向成分が可動接点に対し基板面上で水平方向にずらせる力として作用する。
【0006】
このように可動接点に対し基板上で水平方向にずれる力が作用すると、接点ずれを起こして接触抵抗が変化し適正な接点特性が得られなくなったり誤動作するおそれがでてくる。例えば1接点形式のキースイッチとして用いた場合、押鍵動作のタイミングが正確に検出できず発音タイミングの精度が悪くなり、また、2接点の2メイクスイッチとして用いた場合には、2メイクの時間差による押鍵速度の検出精度が低下する。
【0007】
さらにアクチュエータからの押圧力は、基板面に当接した被駆動体3に対しても上記可動接点に対する力Fと同様に斜め方向に作用する。これにより、被駆動体3は基板面上で上記可動接点と同様に水平方向にずれるように力を受ける。このため、被駆動体3を回転可能に支持する回転支持部4(図5(A))に対し圧縮力を作用させる。これにより、回転支持部4が座屈してS字状に変形する。このような回転支持部のS字状の変形により前述の接点ずれをさらに助長して検出精度を低下させるとともに、座屈変形の繰り返しにより回転支持部の部材が疲労して劣化が速まり、寿命が短くなる。
【0008】
このような水平方向の位置ずれを起こす力は、被駆動体が回転して基板に当接したときに、前述の力Fで示したように、回転軌跡の接線方向の傾きに起因して力Fが斜め方向に作用することが原因で発生するが、これ以外にも、アクチュエータから直接水平方向の力が作用した場合や、被駆動体自体にアクチュエータを介さずに直接水平方向の力が作用する場合等にも発生する。
【0009】
また、アクチュエータにより押圧駆動される被駆動体からなる従来の接点構造において、被駆動体がアクチュエータに押圧されて基板上に当接したときに、アクチュエータによる被駆動体の被押圧面(上面)が、基板との接触面(下面)に対し傾斜していると、アクチュエータからの押圧力が基板に対し斜め方向に作用し、押圧力の一部が水平方向に逃されて基板からの垂直反力が小さくなる。
【0010】
したがって、例えば鍵盤装置において、鍵を押し切った後さらに鍵を押し込んでこの鍵に対する上記垂直反力により押圧力を検出しようとした場合に、正確な押圧力が検出できなくなる。したがって、このようなアフターストロークの押鍵力により、ビブラートやトレモロ等の各種楽音を制御しようとした場合、演奏者の意志が的確に反映されなくなる。また、この場合、斜め方向に作用する押圧力により被駆動体あるいはその支持部材等が変形してこれが繰り返されると被駆動体等の材料が疲労して劣化を来す。さらに、このような傾斜した被押圧面に、例えば踏まれた場合等のように過度な力が作用すると、その力の水平方向の分力により被駆動体が大きく変形して損傷のおそれがでてくる。
【0011】
本発明は上記の点を考慮したものであって、アクチュエータにより押圧されて回転動作する被駆動体を基板上に設けた接点装置等のセンシング装置において、被駆動体が回転しながら基板に当接するとき及び/又は当接した状態でアクチュエータから押圧力が作用したときに、接点および被駆動体自体に対し基板面上で水平方向(基板面と平行な方向)に作用する力をなくして接点ずれを防止し、また変形による劣化の抑制を図った電子機器のセンシング装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明では、アクチュエータと、このアクチュエータにより押圧駆動される可動接点を備えた被駆動体と、この被駆動体を回転支持部を介して搭載する基板とからなる電子機器のセンシング装置において、前記被駆動体と前記基板とに接点を設け、前記回転支持部は、一端に前記被駆動体部を他端に固定部を一体に構成して、前記回転支持部は、基板当接側を回転支点とするように基板当接側の反対側を薄くして、前記被駆動体部と固定部とをヒンジ状態として、前記回転支持部を前記基板に接触させた状態で、前記固定部を基板に固定したことを特徴とする電子機器のセンシング装置を提供する。
【0013】
この構成によれば、アクチュエータに押圧駆動されたときの被駆動体の回転支点となる回転支持部が基板に当接しているため、被駆動体が円弧軌跡を描いて基板に当接したときに、基板面での円弧の接線方向が基板面に垂直になる。したがって、可動接点や被駆動体に対するアクチュエータの押圧力は基板面と垂直方向にのみ作用し水平方向の成分は発生しない。したがって、可動接点や被駆動体は水平方向の力を受けず、接点ずれや水平方向の力による変形が防止される。
【0014】
また、前記被駆動体は固定部を介して前記基板に固定され、この固定部と被駆動体の連結部に前記回転支持部が形成され、この固定部と被駆動体間の回転支持部全体が連続して基板に接触しているように構成される。
【0015】
この構成により、簡単な構造で被駆動体が基板上に回転可能に支持されるとともに、アクチュエータの押圧力による水平方向の力の発生を確実に防止でき、また回転支持部全体が基板に接触しているためその変形が確実に防止できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態に係る電子機器の接点装置を示す。図1(A)に示すように、基板11上に、アクチュエータ12により押圧駆動される被駆動体13が設けられる。この被駆動体13は、回転支持部14を介して固定部15に一体に連結され、固定部15が基板11に固定される。被駆動体13の固定部15と反対側の端部に薄肉部19が一体形成され、アクチュエータ12からの押圧力に対する反力を付与する。被駆動体13には中空部16が形成され、この中空部16内に弾性片17を介して可動接点18が備わる。被駆動体13はアクチュエータ12に押圧駆動されると回転支持部14の回転中心C廻りに回転し、可動接点18が基板面に当接する。
【0024】
この回転支点Cは基板11上に当接した状態となるように回転支持部14が被駆動体13と固定部15との間に設けられる。この回転支持部14は、被駆動体13と固定部15の間の全体が基板11に当接した状態で被駆動部13と固定部15とを連結する。
【0025】
このような構成の被駆動体13をアクチュエータ12により押圧駆動して基板11面に当接させた状態を図1(B)に示す。可動接点18は、回転支点Cを中心に円弧軌跡Sを描いて基板11に当接する。このとき回転支点Cが基板11面上に位置しているため、円弧軌跡Sの基板と交差する位置での接線方向は基板に垂直方向になる。したがって、アクチュエータ12の押圧力により可動接点18に作用する力Fのベクトル方向は、図示したように、基板面に対し垂直方向となる。このため、可動接点18には水平方向の力が作用せず、接点の位置ずれは起こらない。したがって、例えば鍵盤装置のキースイッチとして用いた場合、押鍵タイミングに正確に対応して動作するため検出精度が向上する。
【0026】
また、アクチュエータ12からの押圧力は、被駆動体13に対しても同様に基板面に対し垂直方向に作用するため、水平方向の力は作用せず、回転支持部14に対し水平方向の圧縮力は作用しない。このため回転支持部14の座靴によるS字変形が起こらず劣化が抑制され寿命を延ばすことができる。
【0027】
また、回転支持部14全体が基板面に当接しているため、この回転支持部に水平方向の圧縮力が作用したときに座屈応力により上に持上がってS字変形を起こすことが確実に防止される。
【0028】
このとき、被駆動体13の上面側のアクチュエータ12が当接する被押圧面20と下面側の基板11との接触面21は平行であることが望ましい。これにより、例えば鍵盤のアフターストロークのように被駆動体13が基板に当接した後にアクチュエータからの押圧力が被駆動体13に付加されたとき、この押圧力が被押圧面21に対し垂直に作用するため、これを検出しようとした場合、その検出精度が向上するとともに被駆動体や可動接点に対し水平方向の力が作用せず位置ずれや変形が防止される。この点についてはさらに後述する。
【0029】
図2は本発明の別の実施の形態の要部構成図である。この実施形態は、図1で示した構成の接点装置において、基板11に当接した状態の回転支持部14を押圧部材22により上から押えて保持したものである。この押圧部材22は例えば弾性材料で構成し、回転支持部14を常に基板面側に付勢するように設ける。このような押圧部材22を設けることにより、回転支持部14に水平方向に圧縮力が作用したときに座屈応力により上に持上がってS字変形を起こすことがさらに確実に防止される。
【0030】
本発明は、上記図1に示した実施形態のように可動接点が1つのみ備わる1メイクスイッチとしてだけでなく、可動接点が2つ備わる2メイクスイッチ又はそれ以上備わるスイッチに対しても同様に適用可能である。2メイクスイッチに適用すれば、例えば鍵盤装置の押鍵速度が正確に検出でき、スイッチの変形による劣化の防止とともに、鍵のタッチレスポンス検出精度が向上する。
【0031】
図3(A)(B)(C)はそれぞれ、本発明の別の実施の形態の例を示す構成説明図である。また、図4はその作用説明図である。
図3(A)は、基板11上に搭載された被駆動体30の上面側のアクチュエータ12による被押圧面20と、被駆動体30の下面側の基板11との接触面21が平行となるセンシング装置を示す。このセンシング装置においてスイッチにより動作を検出する場合には、そのスイッチ部は図4(A)の点線で示す部分に設けられる。このようなスイッチ部は接触式のゴムスイッチでもよいし、フォトリフレクタ等からなる光学的スイッチあるいは磁気センサーであってもよい。
【0032】
このようなセンシング装置は、例えば図4(A)に示すように、鍵盤装置の各鍵23の下側に一体形成されたアクチュエータ12に駆動されるように配置される。鍵23の押鍵動作により一点鎖線で示す初期位置(非押鍵位置)から押鍵ストロークの最下位置(実線)まで鍵が押し下げられると、アクチュエータ12により、被駆動体30が押圧されてその下面が基板11に当接する。この状態でアクチュエータ12から被駆動体30にさらに押圧力Fが作用すると、図4(B)に示すように、被駆動体30の上面側の被押圧面20と下面側の基板との接触面21とが平行であるため、押圧力Fが基板11に対し垂直方向に作用し、基板11から押圧力Fに等しい反力Rを受ける。
【0033】
すなわち、基板面に垂直なアクチュエータ12の押圧力Fは被駆動体30の被押圧面20に対し垂直に作用して水平方向の分力を発生させないため、押圧力Fの一部が水平方向に逃されることなくすべてが基板面に対し作用する。したがって、アフターストロークにおけるこの押圧力を検出する場合に、その反力Rが正確に押圧力Fと一致するため、被駆動体の接点によりこの反力Rを検出することにより、押圧力の検出精度が向上する。また、水平方向の力が作用しないため、接点ずれが防止されまた過渡な力が作用したときに被駆動体の水平方向の変形が抑制される。
【0034】
図3(B)に示す接点装置の被駆動体31は、アクチュエータ12による被押圧面(上面)20と基板11への接触面(下面)21がそれぞれ半径R1,R2の同心円の円弧曲面により形成された同心円筒面である。この接点装置を前述の図4(A)と同様に鍵盤装置の各鍵に対応して基板上に設置し、鍵を押し下げるとその押鍵ストロークの最下位置で被駆動体31が基板11に当接する。この状態でアクチュエータ12から被駆動体31に押圧力Fがさらに作用すると、図4(C)に示すように、被駆動体31の上面側の被押圧面20と下面側の基板との接触面21とが同心円筒面であるため、前述の図4(B)の場合と同様に、押圧力Fが基板11に対し垂直方向に作用し、基板11から押圧力Fに等しい反力Rを受ける。
【0035】
すなわち、基板面に垂直なアクチュエータ12の押圧力Fは被駆動体31の被押圧面20に対し垂直に作用して水平方向の分力を発生させないため、押圧力Fの一部が水平方向に逃されることなくすべてが基板面に対し作用する。したがって、前述の平行面の被駆動体30と同様に、アフターストロークにおけるこの押圧力を検出する場合に、その反力Rが正確に押圧力Fと一致するため、被駆動体の接点によりこの反力Rを検出することにより、押圧力の検出精度が向上する。また、水平方向の力が作用しないため、接点ずれが防止されまた過渡な力が作用したときに被駆動体の水平方向の変形が抑制される。
【0036】
図4(B)(C)において、被駆動体30,31の被押圧面(上面)20上でアクチュエータ12の接点における接面20aと、この接面20aの法線(一点鎖線)が基板11と交わる点における基板への接触面(下面)21上での接面21aが実質上平行となる。この場合、前述の法線は基板に垂直となる。このように基板11上で平行になる接面20a,21aを構成する被押圧面20と基板との接触面21は、図4(B)のように直線状に平行であってもよいし、図4(C)のように同心円筒面であってもよい。また同心円筒面以外にも同心楕円筒面(焦点を同じとして長軸、短軸長さが異なる楕円による曲面)あるいはその他形状の同じ並列した曲面であってもよいし、また同じ形状の3次曲面であってもよい。
【0037】
図3(C)の被駆動体32は、基板11に当接する回転支点Dからなる回転支持部を介して基板11上に支持されている。被駆動体32は、アクチュエータ12からの押圧駆動によりこの回転支点Dを中心に矢印のように回動して基板面に当接する。この場合にも、前述の図3(A)の場合と同様に、被駆動体32の上面側のアクチュエータ12による被押圧面20と、被駆動体32の下面側の基板11との接触面21が平行となるように形成されている。これにより、前述の図3(A)の場合と同様に、被駆動体が基板に当接した後にさらに押圧力Fが作用すると、図4(B)のように、この押圧力Fが被駆動体32の被押圧面20に対し垂直方向に付与され、前記図3(A)の被駆動体30の場合と同様の作用効果が得られる。
【0038】
図3(A)(B)において、被駆動体30,31はその周囲の薄肉弾性部34を介して基板11上に支持されている。この薄肉弾性部34が被駆動体30,31の上下方向の変位を許容し、アクチュエータ12の押圧動作により被駆動体30,31の上下方向に変位させるとともに、アクチュエータの押圧解除時に被駆動体30,31に対し復帰力を付与する。このような薄肉弾性部34は、被駆動体と一体成形した樹脂製弾性材であってもよいし、被駆動体とは別体であってもよい。別体の場合には被駆動体は剛体であってもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては、アクチュエータに押圧駆動されたときの被駆動体の回転支点となる回転支持部が基板に当接しているため、被駆動体が円弧軌跡を描いて基板に当接したときに、基板面での円弧の接線方向が基板面に垂直になる。したがって、可動接点や被駆動体に対するアクチュエータの押圧力は基板面と垂直方向にのみ作用し水平方向の成分は発生しない。したがって、可動接点や被駆動体は水平方向の力を受けず、接点ずれや水平方向の力による変形が防止され、接点による駆動タイミングの検出精度が高まり、また変形による劣化が抑制され寿命が延びる。
【0040】
また、本発明において、被駆動体上面のアクチュエータによる被押圧面と下面の基板との接触面を実質上平行とすることにより、例えばアフターストロークの鍵押し込み動作のように、基板に当接した被駆動体にさらにアクチュエータからの押圧力が作用した場合、アクチュエータの押圧力はすべて基板面に対し垂直方向に作用し、水平方向には作用しない(水平分力は発生しない)。したがって、アクチュエータからの押圧力を検出する場合、この押圧力はすべて基板からの反力として検出できるためアフターストロークの押圧力の検出精度が向上して、演奏者の意志を的確に反映してアクターストロークの押鍵力によるビブラートやトレモロ等の楽音制御を行うことができる。また被駆動体に対する水平方向の力による変形が防止される劣化が抑制されて寿命が延びる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る接点装置の構成および作用説明図。
【図2】 本発明の別の実施の形態に係る接点装置の要部構成図。
【図3】 本発明のさらに別の実施の形態の例を示す構成図。
【図4】 図3の各実施の形態の作用説明図。
【図5】 従来の接点装置の構成および作用説明図。
【符号の説明】
11:基板、12:アクチュエータ、13:被駆動体、14:回転支持部、
15:固定部、16:中空部、17:弾性片、18:可動接点、
19:薄肉部、20:被押圧面、21:接触面、
30,31,32:被駆動体。
Claims (1)
- アクチュエータと、
このアクチュエータにより押圧駆動される可動接点を備えた被駆動体と、
この被駆動体を回転支持部を介して搭載する基板とからなる電子機器のセンシング装置において、
前記被駆動体と前記基板とに接点を設け、
前記回転支持部は、一端に前記被駆動体部を他端に固定部を一体に構成して、
前記回転支持部は、基板当接側を回転支点とするように基板当接側の反対側を薄くして、
前記被駆動体部と固定部とをヒンジ状態として、
前記回転支持部を前記基板に接触させた状態で、前記固定部を基板に固定したことを特徴とする電子機器のセンシング装置。
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JPH11224088A JPH11224088A (ja) | 1999-08-17 |
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- 1998-02-06 JP JP02619498A patent/JP3820729B2/ja not_active Expired - Fee Related
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