JP3819985B2 - Laser drawing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は被描画体に対してレーザビームを主走査方向に偏向させつつ該被描画体を副走査方向に移動させると共に該レーザビームをラスタデータに基づいて変調させて所望の描画パターンを該被描画体上に記録するようになったレーザ描画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述したようなレーザ描画装置は、一般的には、適当な被描画体の表面に微細なパターンをレーザビームでもって描画するために使用されるものであり、代表的な使用例としては、フォトリソグラフの手法を用いてプリント回路基板を製造する際の回路パターンの描画が挙げられ、このとき被描画体は例えばフォトマスク用感光フィルムあるいは基板上のフォトレジスト層であったりする。
【0003】
近年、回路基板の回路パターンの設計プロセスからその描画プロセスに至るまでの一連のプロセスが統合化され、レーザ描画装置はそのような描画統合システムの一翼を担っている。即ち、描画統合システムには回路パターン等の設計を行うCAD(Computer Aided Design) ステーション、このCADステーションで作成された回路パターン等の画像データ(ベクタデータ)に編集処理を施すCAM(Computer Aided Manufacturing)ステーション等が設けられ、レーザ描画装置はかかる描画統合システムの周辺機器として機能するものである。また、描画統合システムには通常は複数台のレーザ描画装置が配備され、それらレーザ描画装置の全体制御を統率するためにかかる描画統合システムにはエンジニアリングワークステーション(EWS) も設けられる。
【0004】
CADステーションで作成された描画パターンベクタデータあるいはCAMステーションで編集された描画パターンベクタデータはEWSに設けられたハードディスク装置に一旦格納され、その描画パターンベクタデータは適宜EWSからレーザ描画装置に転送される。レーザ描画装置では、描画パターンベクタデータが描画パターンラスタデータとして変換され、この描画パターンラスタデータに基づいて所望の描画パターンの記録が行われる。即ち、レーザ描画装置では、フォトマスク用感光フィルムあるいは基板上のフォトレジスト層等の被描画体がレーザビームでもって主走査方向に沿って走査させられると共に副走査方向に順次移動させられ、このときレーザビームの変調が上述の描画パターンラスタデータに基づいて所定の周波数のクロックパルスに従って行われ、これにより被描画体上には所望の描画パターンが記録される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、複数枚の被描画体に対して同一の描画パターンを記録するような場合には、その後に続く種々の処理工程や検査工程の便宜ために個々の被描画体を識別し得るようにすることや、個々の被描画体に対する種々の情報例えば描画日時、描画条件等の情報を知ることが好ましい。個々の被描画体の識別やその情報認識については、描画パターンの記録後にロット番号や必要な情報を各被描画体のマージン領域に記録することにより可能であるが、しかし各被描画体にロット番号や必要な情報を記録するためには描画パターンの記録工程とは別の付加的な記録設備が必要となり、その分だけ描画統合システムのコストが高く付くということになる。
【0006】
従って、本発明の目的は被描画体に対してレーザビームを主走査方向に偏向させつつ該被描画体を副走査方向に移動させると共に該レーザビームをラスタデータに基づいて変調させて所望の描画パターンを該被描画体上に記録するようになったレーザ描画装置であって、その描画パターンの記録時にロット番号、描画日時、描画条件等の可変情報をも該被描画体に記録し得るように構成されたレーザ描画装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によるレーザ描画装置は被描画体に対してレーザビームを主走査方向に偏向させつつ該被描画体を副走査方向に移動させると共に該レーザビームを描画パターンラスタデータに基づいて変調させて所望の描画パターンを該被描画体上に記録するようになっている。本発明によれば、そのようなレーザ描画装置において、描画パターンラスタデータに可変情報ラスタデータを適宜付与して描画パターンと共に可変情報をも記録するための可変情報付与手段が設けられることが特徴とされる。
【0008】
本発明によるレーザ描画装置において、好ましくは、可変情報付与手段はビットマップメモリ手段を包含し、描画パターンラスタデータはビットマップメモリ手段に一旦展開されて保持され、可変情報ラスタデータはビットマップメモリ手段に展開されて保持された描画パターンラスタデータに対して付与されるようにされる。
【0009】
また、好ましくは、本発明によるレーザ描画装置にあっては、可変情報付与手段は更に描画パターンラスタデータに対応した描画パターンベクタデータを格納する第1のベクタデータ格納手段と、可変情報ラスタデータを得るために種々の登録符号化ベクタデータを格納する第2のベクタデータ格納手段と、この第2の登録符号化ベクタデータから所定の登録符号化ベクタデータを呼び出して可変情報ラスタデータに対応した可変情報ベクタデータを生成するための可変情報呼出しベクタデータを格納する第3のベクタデータ格納手段と、第1のベクタデータ格納手段に格納された描画パターンベクタデータを描画パターンラスタデータとして変換するラスタ変換手段とを包含する。この場合、先ず、ラスタ変換手段によって変換された描画パターンラスタデータはビットマップメモリ手段に展開されて保持され、次いで第3のベクタデータ格納手段に格納された可変情報呼出しベクタデータに基づいて第3のベクタデータ格納手段から読み出された所定の登録符号化ベクタデータがラスタ変換手段によって可変情報ラスタデータとして変換され、この可変情報ラスタデータがビットマップメモリ手段に更に書き込まれて描画パターンラスタデータに対して付与される。
【0010】
なお、本発明によるレーザ描画装置では、上述した第1、第2及び第3のベクタデータ格納手段のそれぞれについては、単一のメモリ内に規定されたラスタデータ格納領域とされ得る。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して、本発明によるレーザ描画装置の一実施形態について具体的に説明する。
【0012】
図1には、本発明による描画レーザ装置が斜視図として概略的に示され、このレーザ描画装置はプリント回路基板を製造するための基板上のフォトレジスト層に回路パターンを直接描画し得るように構成されているものである。レーザ描画装置は床面上に据え付けられた基台10を具備し、この基台10の上面には一対のレール12が平行に設置される。一対のレール12上にはXテーブル14が搭載され、このXテーブル14は図1では図示されない適当な駆動モータ例えばサーボモータあるいはステッピングモータ等でもって一対のレール12に沿って副走査方向に沿って移動し得るようになっている。
【0013】
Xテーブル14上にはθテーブル16を介して描画テーブル18が設置され、その間には微調整駆動器20が互いに対向する側辺のそれぞれに2つずつ設けられ、これにより描画テーブル18の水平面内での回転位置が微調整されるようになっている。なお、図1では、図示の複雑化を避けるために一方の側辺に設けられた2つの微調整駆動器20だけが示されている。Xテーブル14が副走査方向に沿って移動させられると、描画テーブル18もθテーブル16と共に副走査方向に移動させられる。
【0014】
描画テーブル18上には被描画体即ちフォトレジスト層を持つ基板が適当な搬送手段例えばベルトコンベヤ等で搬送されて載置され、その基板は描画テーブル18上で適当なクランプ手段によって固定される。なお、図1では、そのクランプ手段の一部を成すクランプ部材22が示される。
【0015】
基台10の一方の側にはレーザ光源としてアルゴンレーザ発生器24が設置され、このアルゴンレーザ発生器24から射出されたレーザビームLBはビームベンダ26によって上方に偏向される。一方、描画テーブル18の上方側には、図示されない適当なフレーム構造体によって支持された固定テーブル28が配置され、この固定テーブル28上には種々の光学要素が設置され、これら光学要素によってレーザビームLBは走査レーザビームとして描画テーブル18上に導かれる。なお、本実施形態では、アルゴンレーザ発生器24は水冷式とされ、例えば、その出力は1.8Wであり、そのレーザの波長は 488nmである。
【0016】
固定テーブル28にはビームベンダ30が設けられ、このビームベンダ30はビームベンダ26からのレーザビームLBを受け取ってビームスプリッタ32に向かわせる。レーザビームLBはビームスプリッタ32によって2つのレーザビームLB1及びLB2に分割され、一方のレーザビームLB1はビームベンダ34及び36を介してビームセパレータ38に向かわされ、また他方のレーザビームLB2はビームベンダ40、42及び44を介してビームセパレータ46に向かわされる。
【0017】
ビームセパレータ38はレーザビームLB1を例えば8本の平行レーザビームに分割し、同様にビームセパレータ46はレーザビームLB2を8本の平行レーザビームに分割する。ビームセパレータ38からの平行レーザビームはビームベンダ48及び50によって電子シャッタ52に導かれ、またビームセパレータ46からの平行レーザビームはビームベンダ54及び56によって電子シャッタ58に導かれる。
【0018】
電子シャッタ52及び58の各々は8つの音響光学素子及びそれら音響光学素子の駆動回路を含み、各音響光学素子には8本のレーザビームのうちの該当レーザビームが割り当てられる。電子シャッタ52を経た8本のレーザビームは光合成器60に入射させられ、一方電子シャッタ58を経た8本のレーザビームもビームベンダ62を介して光合成器60に入射させられる。光合成器60は例えば偏向ビームスプリッタとして構成され得るものであり、電子シャッタ52及び58のそれぞれを経た8本のレーザビームは光合成器即ち偏光ビームスプリッタ60によって16本のレーザビームに纏められる。16本のレーザビームはビームベンダ64、66及び68を介してポリゴンミラー70に入射させられ、その各回転反射面によって主走査方向に沿って偏向させられる。
【0019】
ポリゴンミラー70の各回転反射面によって主走査方向に沿って偏向させられる16本のレーザビームは先ずfθレンズ72を通過させられ、次いでターニングミラー74によって描画テーブル18側に向かわせられた後にコンデンサレンズ76を経て描画テーブル18上に到達させられる。要するに、描画テーブル18上に設置された被描画体はポリゴンミラー70の各回転反射面によって主走査方向に偏向させられる16本のレーザビームでもって走査される。
【0020】
図1に示すように、描画テーブル18の移動平面上にはレーザ描画装置の機枠に対して不動となったXY座標系が設定され、このXY座標系のX軸は副走査方向に延在し、またそのY軸は主走査方向に延在する。描画作動時、16本の走査レーザビームはY軸の正側の方向(即ち、主走査方向)に偏向させられ、一方描画テーブル18はX軸の負側の方向(即ち、副走査方向)に移動させられる。
【0021】
従って、被描画体として、基板上のフォトレジスト層が先に述べたように描画テーブル18上に設置され、その基板上のフォトレジスト層表面がポリゴンミラー70の各回転反射面によって偏向される16本の走査レーザビームでもって一度に走査(主走査方向)されるとき、各電子シャッタ52、58の8つの音響光学素子が後で詳しく述べるように描画パターンラスタデータに基づいて所定の周波数のクロックパルスに従って作動させられ、これにより16本の走査レーザビームが描画パターンラスタデータに基づいて変調させられる。
【0022】
一方、16本の走査レーザビームが主走査方向に沿って偏向されている間、描画テーブル18はXテーブル14によって副走査方向に沿って順次移動させられ、16本の走査レーザビームによる主走査方向に沿う偏向が終了したとき、描画テーブル18の移動距離はかかる16本の走査レーザビームの副走査方向の幅に相当した距離となる。かくして、16本の走査レーザビームによる主走査方向に沿う偏向を繰り返すことにより、基板上のフォトレジスト層表面上には所定の所定の描画パターン即ち回路パターンが順次記録されることになる。
【0023】
ところで、描画作動時、16本の走査レーザビームが副走査方向に対して直角な方向即ち主走査方向に偏向させられたとすると、16本の走査レーザビームによる主走査方向に沿う描画ラインは副走査方向に対して傾斜したものとなる。というのは、上述したように、16本の走査レーザビームが主走査方向に沿って偏向されている間、描画テーブル18はXテーブル14によって副走査方向に沿って所定の速度で順次移動させられているからである。しかしながら、実際には、16本の走査レーザビームの偏向方向はX軸方向に対して予め所定角度だけ傾斜させられているので、16本の走査レーザビームによる描画ラインの各々に含まれる描画画素、即ち描画ドットは副走査方向に対して直角となった主走査方向に配列されることになる。
【0024】
図1に示すように、コンデンサレンズ76の両端側のそれぞれには小型撮像手段例えばCCDカメラ78が設けられ、これらCCDカメラ78はレーザ描画装置の機枠(図示されない)に対して所定位置に固定支持される。2台のCCDカメラ78は被描画体がレーザ描画装置の描画テーブル18上に設置された際に該描画テーブル18に対する被描画体の相対位置を正確に検出するために使用されるものである。
【0025】
図2を参照すると、本発明によるレーザ描画装置のブロック図が示され、同ブロック図において、参照符号80はシステムコントロール回路を示し、このシステムコントロール回路80は例えば中央演算装置(CPU)等のマイクロプロセッサ及びメモリ(ROM、RAM)等からなるマイクロコンピュータとして構成され得る。
【0026】
システムコントロール回路80は画像処理回路82と接続され、この画像処理回路82には上述した2台のCCDカメラ78が接続される。また、画像処理回路82には表示装置として例えばCRT表示装置84が接続され、また入力手段としてキーボード86等が接続される。画像処理回路82自体はシステムコントロール回路80と同様に中央演算装置(CPU)等のマイクロプロセッサ及びメモリ(ROM、RAM)等からなるマイクロコンピュータとして構成されるものであって、例えば市販のパーソナルコンピュータに所望の画像処理プログラムをインストールされたものとされる。被描画体がレーザ描画装置の描画テーブル18上に設置された際に該被描画体の角部に設けられた位置決めマークが2台のCCDカメラ78によって捉えられ、それら位置決めマークの映像を画像処理回路82で処理することにより、描画テーブル18に対する被描画体の相対位置が正確に検出される。
【0027】
また、図2から明らかなように、システムコントロール回路80は主走査制御回路88の作動を制御するようになっており、この主走査制御回路88には上述した電子シャッタ52及び58が設けられる。また、主走査制御回路88には同期回路89が設けられ、電子シャッタ52及び58は同期回路89から出力される制御電圧信号によって駆動され、該制御電圧信号は描画データ処理回路90から出力されるラスタデータに基づいて作成される。
【0028】
図2に示すように、本実施形態においては、描画データ処理回路90はLANインターフェース回路91を介してEWS(エンジニアリングワークステーション)92に接続され、このEWS92は描画統合システムの一部を構成するものである。EWS92からはレーザ描画装置に対して種々描画データだけでなく種々の制御指令信号等も出力され、またレーザ描画装置からもEWS92に対して種々の制御指令信号等が出力される。
【0029】
図3を参照すると、描画データ処理回路90の詳細なブロック図が示され、同図に示すように、描画データ処理回路90にはベクタデータメモリ90Aが設けられ、このベクタデータメモリ90AはLANインターフェース回路91内に設けられた受信バッファメモリ91Aに接続され、この受信バッファメモリ91AはEWS92から送信されてくる描画データを一時的に保持する機能を持つ。受信バッファメモリ91Aに一時的に保持された描画データは次いでベクタデータメモリ90Aに格納保持される。図3から明らかなように、ベクタデータメモリ90Aには第1メモリ領域、第2メモリ領域及び第3メモリ領域が含まれ、描画データはその種類に応じてそれぞれのメモリ領域に格納される。
【0030】
EWS92から送信されてくる描画データには描画パターンベクタデータ、種々の登録符号化ベクタデータ及び可変情報呼出しデータが含まれる。描画パターンベクタデータは被描画体上に記録すべき描画パターン即ち回路パターンとなるものであって、ベクタデータメモリ90Aの所定メモリ領域例えば第1メモリ領域に格納される。登録符号化ベクタデータは種々の文字(例えばアルファベット)、数字及び記号等からなるものであって、ベクタデータメモリ90Aの所定メモリ領域例えば第2メモリ領域に格納される。可変情報呼出しデータはベクタデータメモリ90Aの第2メモリ領域から所定の登録符号化ベクタデータを呼び出して可変情報ベクタデータを生成するためのものであって、ベクタデータメモリ90Aの第3メモリ領域に格納されるものである。
【0031】
また、図3に示すように、描画データ処理回路90にはラスタ変換回路90Bも設けられ、このラスタ変換回路90Bにより、ベクタデータメモリ90Aの第1メモリ領域から読み出された描画パターンベクタデータが描画パターンラスタデータに変換される。また、ラスタ変換回路90Bは可変情報呼出しデータに基づいてベクタデータメモリ90Aの第2メモリ領域から呼び出されて生成された可変情報ベクタデータを可変情報ラスタデータに変換する機能をも持つ。
【0032】
ベクタデータメモリ90Aの第1メモリ領域から読み出された描画パターンベクタデータが描画パターンラスタデータとして変換されるとき、描画パターンベクタデータのすべてが一度に変換されるわけではなく、描画パターンベクタデータの全体が主走査方向に沿って所定巾に区分され、その区分単位毎のベクタデータ部分が順次ラスタデータに変換される。同様に、可変情報呼出しデータに基づいてベクタデータメモリ90Aの第2メモリ領域から呼び出されて生成された可変情報ベクタデータについても描画パターンベクタデータの場合と同じ巾で区分され、その区分単位毎のベクタデータ部分が順次ラスタデータに変換される。
【0033】
上述した区分単位については当該分野では一般にパーティションと呼ばれ、そのパーティションに含まれるベクタデータをラスタデータに変換した際に得られるラスタデータの容量については例えば512 本分の主走査方向ラインに相当するものとなる。上述したように、本実施形態では、主走査方向に沿う描画走査が一度に16本のレーザビームでもって行われるので、かかるラスタデータの容量については32回分の描画走査を行い得るものとなる。
【0034】
図4を参照すると、ベクタデータメモリ90Aの第1メモリ領域に展開された描画パターンベクタデータが模式的に示されている。同図において、斜線領域は描画パターン即ち回路パターンに相当する領域であり、また破線は描画パターンベクタデータを主走査方向(Y軸)に沿って区分した区分単位即ちパーティションを示し、それらパーティションには便宜上参照符号P1ないしP14が付されている。要するに、描画パターンベクタデータはパーティションP1ないしP14の順で順次ラスタデータに変換される。
【0035】
また、図5を参照すると、可変情報呼出しデータに基づいてベクタデータメモリ90Aの第2メモリ領域から呼び出されて生成された可変情報ベクタデータがベクタデータメモリ90Aの第3メモリ領域に展開された状態で模式的に図示されている。同図において、可変情報ベクタデータの具体的な一例として、ロット番号“3TSZ96080-0000”及び日付“DATE DEC. 8, 1997”が示されている。また、破線は図4の場合と同様に可変情報ベクタデータを主走査方向(Y軸)に沿って区分した区分単位即ちパーティションを示し、それらパーティションにも便宜上参照符号P1ないしP14が付されている。要するに、可変情報ベクタデータはパーティションP1ないしP14の順で順次ラスタデータに変換される。
【0036】
上述したように各パーティション毎に変換された描画パターンラスタデータの部分はスイッチ回路90Cを介して第1ビットマップメモリ90D及び第2ビットマップメモリ90Eの交互に振り分けられて書き込まれ、また同様に各パーティション毎に変換された可変情報ラスタデータの部分も第1ビットマップメモリ90D及び第2ビットマップメモリ90Eの交互に振り分けられ書き込まれ、これにより可変情報ラスタデータが描画パターンラスタデータに対して付与されることになる。第1ビットマップメモリ90D及び第2ビットマップメモリ90Eに交互に書き込まれたラスタデータはスイッチ回路90Fを介して交互に読み出されて同期回路89に対して出力される。
【0037】
具体的に説明すると、例えば、ラスタ変換回路90Bがスイッチ回路90Cを介して第1ビットマップメモリ90D側に接続されているとき、図4に示すパーティションP1に対応するベクタデータがラスタ変換回路90Bによってラスタデータに変換され、そのラスタデータはスイッチ回路90Cを経て第1ビットマップメモリ90Dに書き込まれ、続いて図5に示すパーティションP1に対応するベクタデータがラスタ変換回路90Bによってラスタデータに変換され、そのラスタデータもスイッチ回路90Cを経て第1ビットマップメモリ90Dに書き込まれる。
【0038】
次いで、スイッチ回路90Cの切換により、ラスタ変換回路90Bが第2ビットマップメモリ90E側に接続されると、図4に示すパーティションP2に対応するベクタデータがラスタ変換回路90Bによってラスタデータに変換され、そのラスタデータはスイッチ回路90Cを経て第2ビットマップメモリ90Eに書き込まれ、続いて図5に示すパーティションP2に対応するベクタデータがラスタ変換回路90Bによってラスタデータに変換され、そのラスタデータもスイッチ回路90Cを経て第2ビットマップメモリ90Eに書き込まれる。
【0039】
第2ビットマップメモリ90Eへのラスタデータの書込み中、第1ビットマップメモリ90Dはスイッチ回路90Fによって同期回路89に接続されて、該第1ビットマップメモリ90Dからはそのラスタデータが順次読み出されて同期回路89に対して出力される。第1ビットマップメモリ90Dからのラスタデータの読出しが完了し、かつ第2ビットマップメモリ90Eへのラスタデータの書込みが完了すると、スイッチ回路90C及び90Fの接続が切り替えられ、第1ビットマップメモリ90Dには図4に示すパーティションP3から得られるラスタデータ及び図5に示すパーティションP3から得られるベクタデータが順次第1ビットマップメモリ90Dに書き込まれ、一方第2ビットマップメモリ90Eからのラスタデータの読出しが行われる。
【0040】
図6を参照すると、そこには第1ビットマップメモリ90D及び第2ビットマップメモリ90Eに交互に書き込まれて展開されたラスタデータが模式的に図示されている。同図から明らかなように、第1及び第2ビットマップメモリ90D及び90Eには図4に示す各パーティションから得られるラスタデータには図5に示す各パーティションP2から得られるベクタデータが付与され、双方ラスタデータが合成された態様で展開される。
【0041】
なお、上述したように、本実施形態では、各パーティションに含まれるベクタデータをラスタデータに変換した際に得られるラスタデータの容量については例えば512 本分主走査方向ラインに相当するものとされているので、第1及び第2ビットマップメモリ90D及び90Eの各々がそのような容量のラスタデータを保持し得るような構成とされることは勿論である。
【0042】
本実施形態では、主走査方向に沿う描画走査が一度に16本のレーザビームでもって行われるので、第1及び第2ビットマップメモリ90D及び90Eのそれぞれからのラスタデータの読出しについては、主走査方向(Y軸)に沿って16ビットずつ行われ、この16ビットずつ読み出されたラスタデータはスイッチ回路90Fを介して同期回路89に入力され、このとき同期回路89にはシステムコントロール回路80から出力される所定周波数のクロックパルスも入力され、これにより同期回路89からは各電子シャッタ52、58に含まれる音響光学素子のそれぞれの駆動回路に対して制御電圧信号がその該当ラスタデータに基づいて出力される。
【0043】
詳述すると、同期回路89から出力される制御電圧信号のそれぞれが電子シャッタ52に含まれる音響光学素子駆動回路のそれぞれに入力されたとき、各音響光学素子駆動回路からは高周波駆動電圧が該当音響光学素子に対して出力されて印加される。各音響光学素子駆動回路に対して出力される制御電圧信号の電圧レベルはその該当ラスタデータに基づいて変化させられ、これに伴って各音響光学素子駆動回路から該当音響光学素子に対して出力される高周波駆動電圧のレベルも変化させられ、これにより各音響光学素子を通過するレーザビームの回折方向が変えられる。即ち、ラスタデータの画素が発色画素(即ち、デジタル画素データとして“1”)であるとき、レーザビームは光合成器60に向かうように回折させられ、またラスタデータの画素が無発色画素(即ち、デジタル画素データとして“0”)であるとき、レーザビームは光合成器60から外れるように回折させられる。
【0044】
同様に、電子シャッタ58に含まれる音響光学素子駆動回路のそれぞれにも同期回路89から出力される制御電圧信号が入力され、このとき各音響光学素子駆動回路からは高周波駆動電圧が該当音響光学素子に対して出力されて印加されて、該高周波駆動電圧のレベルはその該当ラスタデータに基づいて変化させられる。電子シャッタ58の場合には、ラスタデータの画素が発色画素(即ち、デジタル画素データとして“1”)であるとき、レーザビームはビームベンダ62に向かうように回折させられ、またラスタデータの画素が無発色画素(即ち、デジタル画素データとして“0”)であるとき、レーザビームはビームベンダ62から外れるように回折させられる。
【0045】
要するに、ラスタデータの画素が発色画素であるときだけ、その該当レーザビームはポリゴンミラー70に向かわされて、描画テーブル18上の被描画体上には発色画素としてドットが記録される。従って、各レーザビームをその該当ラスタデータに基づいて各電子シャッタ52、58でもって上述したように変調させることにより、描画テーブル18上の被描画体にはラスタデータ基づくパターンと共にロット番号や日付等の可変情報も記録されることになる。
【0046】
なお、図3のブロック図では特に図示されていないが、受信バッファメモリ91Aへのベクタデータの書込み及びそこからのベクタデータの読出し並びにベクタデータメモリ90Aへのベクタデータの書込み及びそこからのベクタデータの読出しについては、システムコントロール回路80から受信バッファメモリ91A及びベクタデータメモリ90Aのそれぞれに対して出力される書込みクロックパルス及び読出しクロックパルスに基づいて行われる。同様に、第1及び第2ビットマップメモリ90D及び90Eへのラスタデータの書込み及びそこからのラスタデータの読出しについても、システムコントロール回路80から第1及び第2ビットマップメモリ90D及び90Eのそれぞれに出力される書込みクロックパルス及び読出しクロックパルスに基づいて行われる。また、ラスタ変換回路90B並びにスイッチ回路90C及び90Fのタイミング制御もシステムコントロール回路80によって行われる。
【0047】
再び図2に戻って説明すると、主走査制御回路88には更にYスケールセンサ94及び信号処理回路96が設けられる。Yスケールセンサ94はYリニアスケールからの光信号を検出して16本の走査レーザビームの主走査方向(Y軸)に沿う偏向距離を計測するものであり、それ自体は周知ものである。Yスケールセンサ94からの出力信号は信号処理回路96によって適宜処理された後にシステムコントロール回路80に取り込まれ、その出力信号に基づいてシステムコントロール回路80から同期回路89に出力されるべきクロックパルスが作成されることになる。
【0048】
図2から明らかなように、システムコントロール回路80は更に副走査制御回路98の作動を制御するようになっており、この副走査制御回路98には駆動回路100が設けられ、この駆動回路100によりサーボモータ102の駆動が制御される。サーボモータ102はXテーブル14を副走査方向(X軸)に沿って所定の速度で駆動させるためのものであり、これにより描画テーブル18上の被描画体が副走査方向に移動させられる。描画作動時、システムコントロール回路80からは所定の周波数のクロックパルスが駆動回路100に対して出力され、このクロックパルスに基づいて駆動回路100からは駆動パルスがサーボモータ102に対して出力される。
【0049】
図2に示すように、副走査制御回路98には更にXスケールセンサ104及び信号処理回路106が設けられる。Xスケールセンサ104はXリニアスケール(図示されない)からの光信号を検出して描画テーブル18(即ち、その上の被描画体)の副走査方向(X軸)に沿う移動距離を計測するものであり、それ自体は周知なものである。Xスケールセンサ104からの出力信号は信号処理回路106によって適宜処理された後にシステムコントロール回路80に取り込まれ、その出力信号に基づいてシステムコントロール回路80から駆動回路100に対して出力されるべきクロックパルスが作成されることになる。
【0050】
既に述べたように、レーザ描画装置とEWS92との間では種々の指令制御信号が遣り取りされる。例えば、レーザ描画装置のシステムコントロール回路80からは描画作動準備完了した際には描画作動準備完了信号がEWS92に対して出力され、またEWS92からは描画開始指令信号あるいは描画終了指令信号がシステムコントロール回路80に対して出力され、それら指令制御信号に基づいてシステムコントロール回路80はレーザ描画装置の描画作動の開始及び終了が制御される。
【0051】
次に、図7に示すフローチャートを参照して、EWS92で実行される描画作動制御ルーチンについて説明する。
【0052】
ステップ701では、EWS92から登録符号化ベクタデータがレーザ描画装置に送信されたか否かが判断される。登録符号化ベクタデータは既に述べたように種々の文字(例えばアルファベット)、数字及び記号等からなるものでり、これら登録符号化ベクタデータはEWS92側で前もって作成されて、例えばハードディスク装置等に格納されているものである。オペレターによるEWS92の操作により、登録符号化ベクタデータはレーザ描画装置に送信される。
【0053】
ステップ701において、レーザ描画装置への登録符号化ベクタデータの送信が確認されると、ステップ702に進み、描画作動の実行に必要な情報が入力されたか否かが判断される。例えば、記録すべき描画パターンの種類が選択されたか、描画枚数の数値が設定されたかというような情報の入力が完了したか否かが判断される。なお、本実施形態では、描画枚数の数値(即ち、描画作動回数)については例えば“1000”とされる。
【0054】
ステップ702で描画作動の実行に必要な情報の入力が確認されると、ステップ703に進み、そこでEWS92から所望の描画パターンベクタデータ(即ち、ステップ702で選択された描画パターンに対応したベクタデータ)がレーザ描画装置に送信されたか否かが判断される。EWS92では上述したハードディスクに多種類の描画パターンベクタデータが格納されており、これら描画パターンベクタデータはCADステーションで作成されりあるいはCAMステーションで編集されたりしたものであって、必要に応じてそれらステーションから得られたものである。
【0055】
ステップ703でレーザ描画装置への所望の描画パターンベクタデータの送信が確認されると、ステップ704に進み、そこで可変情報呼出しデータの作成が完了したか否かが判断される。本実施形態では、例えば、上述したように可変情報呼出しデータはロット番号“3TSZ96080-0000”と日付“DATE DEC. 8, 1997”との組合とされる。
【0056】
ステップ704で可変情報呼出しデータの作成の完了が確認されると、ステップ705に進み、そこでEWS92から可変情報呼出しデータがレーザ描画装置に送信されたか否かが判断される。レーザ描画装置への可変情報ベクタデータの送信が確認されると、ステップ706に進み、そこでレーザ描画装置から描画作動準備完了信号が出力されたか否かが判断される。描画作動準備完了信号はレーザ描画装置側で将に描画作動を実行し得る状態になった際にEWS92側に出力されるものである。
【0057】
ステップ706でレーザ描画装置からの描画作動準備完了信号の出力が確認されると、ステップ707に進み、そこでEWS92から描画開始指令信号がレーザ描画装置に出力される。次いで、ステップ708では、ステップ702で入力された描画枚数の数値(即ち、1000)に到達したか否が判断される。現段階では、描画枚数の数値は“1”であるので、ステップ708からステップ704に戻り、そこで再び可変情報呼出しデータの作成が完了したか否かが判断される。このとき作成される可変情報呼出しデータのうちのロット番号に含まれる通し番号が“1”だけカウントアップされるように変更される。即ち、ロット番号の通し番号は“3TSZ96080-0001”となる。なお、可変情報呼出しデータのうちの日付については前回と同じとされる。
【0058】
次いで、ステップ705ないしステップ708からなるルーチンが同様な態様で繰り返される。要するに、ステップ708で描画枚数の数値が“1000”に到達するまで、かかるルーチンが繰り返され、その間にわたって可変情報呼出しデータのうちのロット番号に含まれる通し番号は順次“1”だけカウントアップされるように変更される。なお、ステップ708で描画枚数の数値が“1000”に到達した時点では、ロット番号の通し番号は“3TSZ96080-1000”となる。
【0059】
ステップ708において、描画枚数の数値が“1000”に到達したことが確認されると、ステップ709に進み、そこで描画終了指令信号がEWS92からレーザ描画装置に出力された後、この描画作動制御ルーチンは終了する。
【0060】
続いて、図8に示すフローチャートを参照して、レーザ描画装置で実行される描画作動ルーチンについて説明する。
【0061】
ステップ801では、EWS92から登録符号化ベクタデータを受信したか否かが判断される。登録符号化ベクタデータの受信が確認されると、ステップ802に進み、そこでベクタデータメモリ90Aの第2メモリ領域への登録符号化ベクタデータの書込みが開始される。詳述すると、システムコントロール回路80からは受信バッファメモリ91Aに対して書込みクロックパルスが出力され、登録符号化ベクタデータは受信バッファメモリ91Aに一旦書き込まれて保持される。一方、システムコントロール回路80からは受信バッファメモリ91Aに対して読出しクロックパルスも出力され、受信バッファメモリ91Aから登録符号化ベクタデータが読み出され、このときシステムコントロール回路80からベクタデータメモリ90Aに対して書込みクロックパルスが出力され、これにより登録符号化ベクタデータはベクタデータメモリ90Aの第2メモリ領域に書き込まれて格納される。
【0062】
ステップ803では、EWS92から描画パターンベクタデータを受信したか否かが判断される。描画パターンベクタデータの受信が確認されると、ステップ804に進み、そこでベクタデータメモリ90Aの第1メモリ領域への描画パターンベクタデータの書込みが開始される。詳述すると、ステムコントロール回路80からは受信バッファメモリ91Aに対して書込みクロックパルスが出力され、描画パターンベクタデータは受信バッファメモリ91Aに一旦書き込まれて保持される。一方、システムコントロール回路80からは受信バッファメモリ91Aに対して読出しクロックパルスも出力され、受信バッファメモリ91Aから描画パターンベクタデータが読み出され、このときシステムコントロール回路80からベクタデータメモリ90Aに対して書込みクロックパルスが出力され、これにより描画パターンベクタデータはベクタデータメモリ90Aの第1メモリ領域に書き込まれて格納される(図4)。
【0063】
ステップ805では、EWS92から可変情報呼出しデータを受信したか否かが判断される。可変情報呼出しデータの受信が確認されると、ステップ806に進み、そこで可変情報呼出しデータに基づいて可変情報ベクタデータが生成されてベクタデータメモリ90Aの第3メモリ領域に展開されて格納される。
【0064】
詳述すると、ステムコントロール回路80からは受信バッファメモリ91Aに対して書込みクロックパルスが出力され、可変情報呼出しデータは受信バッファメモリ91Aに一旦書き込まれて保持される。一方、システムコントロール回路80からは受信バッファメモリ91Aに対して読出しクロックパルスも出力され、受信バッファメモリ91Aから可変情報呼出しデータが読み出される。受信バッファメモリ91Aから読み出された可変情報呼出しデータはベクタデータメモリ90Aの第2メモリ領域(登録符号化ベクタデータを保持)にアドレスされ、これにより該第2メモリ領域からは可変情報呼出しデータに応じて登録符号化ベクタデータが呼び出されて可変情報ベクタデータが生成され、その可変情報ベクタデータはベクタデータメモリ90Aの第3メモリ領域に展開されて格納される(図5)。
【0065】
ステップ807では、描画作動準備完了信号をEWS92に送信する。次いで、ステップ808では、EWS92から描画開始指令信号を受信したか否かが判断される。描画開始指令信号の受信が確認されると、ステップ809進み、そこで描画作動の実行が開始される。
【0066】
先に述べたように、描画作動の開始時、先ず、ベクタデータメモリ90Aの第1メモリ領域からパーティションP1(図4)の描画パターンベクタデータ部分がラスタ変換回路90Bによって描画パターンラスタデータ部分として変換されて、例えば第1ビットマップメモリ90Dに書き込まれる。続いて、ベクタデータメモリ90Aの第3メモリ領域からパーティションP1(図5)の可変情報ベクタデータ部分がラスタ変換回路90Bによって可変情報ラスタデータ部分として変換されて、第1ビットマップメモリ90Dに書き込まれ、これにより描画パターンベクタデータ部分に可変情報ラスタデータ部分が付与される。要するに、第1及び第2ビットマップメモリ90D及び90Eには描画パターンベクタデータ部分と可変情報ラスタデータ部分とを含むラスタデータが図6に示すような態様で交互に展開される。一方、第1及び第2ビットマップメモリ90D及び90Eからは交互にラスタデータが16ビットずつ読み出されて同期回路89に対して出力され、既に述べたような態様で16本の走査レーザビームによる描画が行われる。
【0067】
ステップ810では、描画作動が終了したか否かが判断される。即ち、ベクタデータメモリ90Aの第1及び第3メモリ領域からのベクタデータがすべて読み出されて、それに基づく描画が完了したか否かが判断される。描画作動の終了が確認されると、ステップ811に進み、そこでEWS92から描画終了指令信号を受信しているか否かが判断される。描画終了指令信号の受信がないときは、ステップ805に戻り、そこでEWS92から可変情報呼出しデータを受信したか否かが再びされる。図7の描画作動制御ルーチンで説明したように、このときの可変情報呼出しデータのロット番号の通し番号は“1”だけカウントアップされたものとなっている。可変情報呼出しデータの受信が確認されると、同様なルーチンが繰り返され、この繰返しはEWS92から描画終了指令信号を受信するまで続けられる。ステップ811において、描画終了指令信号の受信が確認されると、描画作動ルーチンは終了する。
【0068】
上述した実施形態では、各被描画体に対する描画パターンの作動中に次の可変情報呼出しデータがEWS92からレーザ描画装置に送信される構成となっているが、しかしすべての可変情報呼出しデータを最初に一括して受信バッファメモリ91Aに送信して、そこから可変情報呼出しデータを順次読み出すようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上の記載から明らかように、本発明によるレーザ描画装置にあっては、個々の被描画体に対する描画パターンの記録時に該被描画体に可変情報をも同時に記録することが可能であるので、被描画体に可変情報を記録するための特別な設備は必要とされず、その分だけレーザ描画装置を低コストで提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザ描画装置を示す概略斜視図である。
【図2】図1に示したレーザ描画装置のブロック図である。
【図3】図2に示した描画データ処理回路の詳細ブロック図である。
【図4】図3に示したベクタデータメモリの第1メモリ領域に展開される描画パターンベクタデータを模式的に示す模式図である。
【図5】図3に示したベクタデータメモリの第3メモリ領域に展開される可変情報ベクタデータを模式的に示す模式図である。
【図6】図3に示した第1及び第2ビットマップメモリに交互に展開されるラスタデータを模式的に示す模式図である。
【図7】エンジニアリングワークステーション(EWS)で実行される描画作動制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】本発明によるレーザ描画装置で実行される描画作動ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
14 Xテーブル
18 描画テーブル
24 アルゴンレーザ発生器
52・58 電子シャッタ
70 ポリゴンミラー
74 ターニングミラー
76 コンデンサレンズ
78 CCDカメラ
80 システムコントロール回路
82 画像処理回路
88 主走査制御回路
89 同期回路
91 LANインターフェース回路
92 エンジニアリングワークステーション(EWS)
98 副走査制御回路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
According to the present invention, while a laser beam is deflected in the main scanning direction with respect to the object to be drawn, the object to be drawn is moved in the sub-scanning direction, and the laser beam is modulated on the basis of raster data so that a desired drawing pattern is obtained. The present invention relates to a laser drawing apparatus that records on a drawing body.
[0002]
[Prior art]
The laser drawing apparatus as described above is generally used for drawing a fine pattern on the surface of an appropriate drawing object with a laser beam. For example, a circuit pattern may be drawn when a printed circuit board is manufactured using a lithographic technique. At this time, the drawing target may be, for example, a photomask photosensitive film or a photoresist layer on the board.
[0003]
In recent years, a series of processes from a circuit pattern design process of a circuit board to its drawing process have been integrated, and the laser drawing apparatus plays a part in such a drawing integrated system. That is, the drawing integrated system has a CAD (Computer Aided Design) station for designing circuit patterns and the like, and a CAM (Computer Aided Manufacturing) for editing image data (vector data) such as circuit patterns created by the CAD station. A station or the like is provided, and the laser drawing apparatus functions as a peripheral device of the drawing integrated system. In addition, a plurality of laser drawing apparatuses are usually provided in the drawing integrated system, and the drawing integrated system is also provided with an engineering workstation (EWS) in order to control the overall control of the laser drawing apparatuses.
[0004]
The drawing pattern vector data created by the CAD station or the drawing pattern vector data edited by the CAM station is temporarily stored in a hard disk device provided in the EWS, and the drawing pattern vector data is appropriately transferred from the EWS to the laser drawing device. . In the laser drawing apparatus, drawing pattern vector data is converted as drawing pattern raster data, and a desired drawing pattern is recorded based on the drawing pattern raster data. That is, in the laser drawing apparatus, a drawing object such as a photomask photosensitive film or a photoresist layer on the substrate is scanned along the main scanning direction with the laser beam and is sequentially moved in the sub-scanning direction. The laser beam is modulated in accordance with a clock pulse having a predetermined frequency based on the above-described drawing pattern raster data, whereby a desired drawing pattern is recorded on the drawing object.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when the same drawing pattern is recorded on a plurality of drawing objects, each drawing object can be identified for the convenience of various subsequent processing steps and inspection steps. In addition, it is preferable to know various information about each drawing object, for example, information such as drawing date and time, drawing conditions, and the like. Individual drawing objects can be identified and their information recognized by recording the lot number and necessary information in the margin area of each drawing object after recording the drawing pattern. In order to record the number and necessary information, an additional recording facility separate from the drawing pattern recording step is required, and the cost of the drawing integrated system increases accordingly.
[0006]
Accordingly, an object of the present invention is to move the drawing object in the sub-scanning direction while deflecting the laser beam in the main scanning direction with respect to the drawing object, and to modulate the laser beam based on the raster data to obtain a desired drawing. A laser drawing apparatus configured to record a pattern on the drawing object so that variable information such as a lot number, drawing date and time, drawing conditions, etc. can be recorded on the drawing object when the drawing pattern is recorded. It is providing the laser drawing apparatus comprised in this.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The laser drawing apparatus according to the present invention moves the drawing object in the sub-scanning direction while deflecting the laser beam in the main scanning direction with respect to the drawing object, and modulates the laser beam based on the drawing pattern raster data. The drawing pattern is recorded on the drawing object. According to the present invention, in such a laser drawing apparatus, variable information providing means for appropriately assigning variable information raster data to drawing pattern raster data and recording variable information together with the drawing pattern is provided. Is done.
[0008]
In the laser drawing apparatus according to the present invention, preferably, the variable information providing means includes bitmap memory means, the drawing pattern raster data is temporarily developed and held in the bitmap memory means, and the variable information raster data is stored in the bitmap memory means. Is applied to the drawing pattern raster data which is expanded and held.
[0009]
Preferably, in the laser drawing apparatus according to the present invention, the variable information adding means further includes first vector data storage means for storing drawing pattern vector data corresponding to the drawing pattern raster data, and variable information raster data. Second vector data storage means for storing various registered encoded vector data to obtain, variable data corresponding to variable information raster data by calling predetermined registered encoded vector data from the second registered encoded vector data Third vector data storage means for storing variable information call vector data for generating information vector data, and raster conversion for converting drawing pattern vector data stored in the first vector data storage means as drawing pattern raster data Means. In this case, first, the drawing pattern raster data converted by the raster conversion means is developed and held in the bitmap memory means, and then the third pattern data based on the variable information call vector data stored in the third vector data storage means. The predetermined registered encoded vector data read out from the vector data storage means is converted as variable information raster data by the raster conversion means, and this variable information raster data is further written into the bitmap memory means to form the drawing pattern raster data. It is given to.
[0010]
In the laser drawing apparatus according to the present invention, each of the first, second and third vector data storage means described above can be a raster data storage area defined in a single memory.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of a laser drawing apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0012]
FIG. 1 schematically shows a drawing laser apparatus according to the present invention as a perspective view so that the laser drawing apparatus can directly draw a circuit pattern on a photoresist layer on a substrate for manufacturing a printed circuit board. It is configured. The laser drawing apparatus includes a
[0013]
On the X table 14, a drawing table 18 is installed via a θ table 16, and two
[0014]
On the drawing table 18, a substrate to be drawn, that is, a substrate having a photoresist layer, is carried and placed by suitable conveying means such as a belt conveyor, and the substrate is fixed on the drawing table 18 by suitable clamping means. FIG. 1 shows a
[0015]
An
[0016]
The fixed table 28 is provided with a
[0017]
The
[0018]
Each of the
[0019]
The 16 laser beams deflected along the main scanning direction by the rotary reflecting surfaces of the
[0020]
As shown in FIG. 1, an XY coordinate system that is stationary with respect to the machine frame of the laser drawing apparatus is set on the moving plane of the drawing table 18, and the X axis of the XY coordinate system extends in the sub-scanning direction. The Y axis extends in the main scanning direction. During the drawing operation, the 16 scanning laser beams are deflected in the positive direction of the Y axis (ie, the main scanning direction), while the drawing table 18 is directed in the negative direction of the X axis (ie, the sub-scanning direction). Moved.
[0021]
Therefore, the photoresist layer on the substrate is placed on the drawing table 18 as described above, and the surface of the photoresist layer on the substrate is deflected by each rotary reflecting surface of the
[0022]
On the other hand, while the 16 scanning laser beams are deflected along the main scanning direction, the drawing table 18 is sequentially moved along the sub-scanning direction by the X table 14, and the main scanning direction by the 16 scanning laser beams. When the deflection along is completed, the movement distance of the drawing table 18 is a distance corresponding to the width of the 16 scanning laser beams in the sub-scanning direction. Thus, by repeating the deflection along the main scanning direction by the 16 scanning laser beams, a predetermined predetermined drawing pattern, that is, a circuit pattern is sequentially recorded on the surface of the photoresist layer on the substrate.
[0023]
By the way, if the 16 scanning laser beams are deflected in the direction perpendicular to the sub-scanning direction, that is, the main scanning direction during the drawing operation, the drawing lines along the main scanning direction by the 16 scanning laser beams are sub-scanned. Inclined with respect to the direction. This is because, as described above, while the 16 scanning laser beams are deflected along the main scanning direction, the drawing table 18 is sequentially moved at a predetermined speed along the sub-scanning direction by the X table 14. Because. However, in reality, the deflection direction of the 16 scanning laser beams is tilted by a predetermined angle with respect to the X-axis direction in advance, so that the drawing pixels included in each of the drawing lines by the 16 scanning laser beams, That is, the drawing dots are arranged in the main scanning direction perpendicular to the sub-scanning direction.
[0024]
As shown in FIG. 1, small image pickup means such as a
[0025]
Referring to FIG. 2, there is shown a block diagram of a laser drawing apparatus according to the present invention. In the block diagram,
[0026]
The
[0027]
As is apparent from FIG. 2, the
[0028]
As shown in FIG. 2, in this embodiment, the drawing
[0029]
Referring to FIG. 3, a detailed block diagram of the drawing
[0030]
The drawing data transmitted from the
[0031]
As shown in FIG. 3, the drawing
[0032]
When the drawing pattern vector data read from the first memory area of the
[0033]
The above-mentioned division unit is generally called a partition in this field, and the capacity of raster data obtained when vector data contained in the partition is converted into raster data corresponds to, for example, 512 main scanning direction lines. It will be a thing. As described above, in the present embodiment, drawing scanning along the main scanning direction is performed with 16 laser beams at a time, so that the raster scanning can be performed 32 times with respect to the raster data capacity.
[0034]
Referring to FIG. 4, the drawing pattern vector data developed in the first memory area of the
[0035]
Referring to FIG. 5, the variable information vector data generated by calling from the second memory area of the
[0036]
As described above, the portion of the drawing pattern raster data converted for each partition is alternately distributed and written in the
[0037]
More specifically, for example, when the
[0038]
Next, when the
[0039]
During the writing of raster data to the
[0040]
Referring to FIG. 6, there is schematically shown raster data written and developed alternately in the
[0041]
As described above, in the present embodiment, the capacity of raster data obtained when vector data included in each partition is converted into raster data is equivalent to, for example, 512 lines in the main scanning direction. Therefore, it goes without saying that each of the first and
[0042]
In the present embodiment, drawing scanning along the main scanning direction is performed with 16 laser beams at a time, so that the raster data is read from each of the first and
[0043]
More specifically, when each of the control voltage signals output from the
[0044]
Similarly, a control voltage signal output from the
[0045]
In short, only when the raster data pixel is a color pixel, the corresponding laser beam is directed to the
[0046]
Although not particularly shown in the block diagram of FIG. 3, the writing of vector data to the
[0047]
Referring back to FIG. 2 again, the main
[0048]
As is apparent from FIG. 2, the
[0049]
As shown in FIG. 2, the
[0050]
As already described, various command control signals are exchanged between the laser drawing apparatus and the
[0051]
Next, a drawing operation control routine executed by the
[0052]
In
[0053]
In
[0054]
When the input of information necessary for executing the drawing operation is confirmed in
[0055]
When the transmission of the desired drawing pattern vector data to the laser drawing apparatus is confirmed in
[0056]
When it is confirmed in
[0057]
When the output of the drawing operation preparation completion signal from the laser drawing apparatus is confirmed in
[0058]
The routine consisting of
[0059]
If it is confirmed in
[0060]
Next, a drawing operation routine executed by the laser drawing apparatus will be described with reference to a flowchart shown in FIG.
[0061]
In
[0062]
In
[0063]
In
[0064]
More specifically, a write clock pulse is output from the
[0065]
In step 807, a drawing operation preparation completion signal is transmitted to the
[0066]
As described above, at the start of the drawing operation, the drawing pattern vector data portion of the partition P1 (FIG. 4) is first converted from the first memory area of the
[0067]
In
[0068]
In the above-described embodiment, the next variable information call data is transmitted from the
[0069]
【The invention's effect】
As can be seen from the above description, the laser drawing apparatus according to the present invention can simultaneously record variable information on the drawing object when the drawing pattern is recorded on each drawing object. Special equipment for recording variable information on the drawing body is not required, and the laser drawing apparatus can be provided at a low cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view showing a laser drawing apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram of the laser drawing apparatus shown in FIG.
3 is a detailed block diagram of a drawing data processing circuit shown in FIG. 2. FIG.
4 is a schematic diagram schematically showing drawing pattern vector data developed in a first memory area of the vector data memory shown in FIG. 3. FIG.
5 is a schematic diagram schematically showing variable information vector data developed in a third memory area of the vector data memory shown in FIG. 3. FIG.
6 is a schematic diagram schematically showing raster data expanded alternately in the first and second bitmap memories shown in FIG. 3. FIG.
FIG. 7 is a flowchart showing a drawing operation control routine executed in an engineering workstation (EWS).
FIG. 8 is a flowchart showing a drawing operation routine executed by the laser drawing apparatus according to the present invention.
[Explanation of symbols]
14 X table
18 Drawing table
24 Argon laser generator
52/58 Electronic shutter
70 polygon mirror
74 Turning mirror
76 condenser lens
78 CCD camera
80 System control circuit
82 Image processing circuit
88 Main scan control circuit
89 Synchronous circuit
91 LAN interface circuit
92 Engineering workstation (EWS)
98 Sub-scanning control circuit
Claims (6)
前記描画パターンラスタデータに可変情報ラスタデータを適宜付与して前記描画パターンと共に可変情報をも記録するための可変情報付与手段が設けられ、前記可変情報付与手段が、該レーザビームによって該被描画体上に前記可変情報をも記録することを特徴とするレーザ描画装置。While the laser beam is deflected in the main scanning direction with respect to the object to be drawn, the object to be drawn is moved in the sub-scanning direction, and the laser beam is modulated based on the drawing pattern raster data so that a desired drawing pattern is drawn. In a laser drawing device that records on the body,
Variable information providing means for appropriately assigning variable information raster data to the drawing pattern raster data and recording variable information together with the drawing pattern is provided, and the variable information providing means is connected to the drawing object by the laser beam. A laser drawing apparatus , wherein the variable information is also recorded thereon .
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