JP3818639B2 - 巻枠保持装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、線状又は帯状の被巻取り物を巻く筒状の巻枠を保持する巻枠保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種製品の製造行程において、巻枠に巻き取られてロール状になった線材や帯状のシート部材等を利用する場合がある。このような場合、これらの巻枠を回転制御等させるために、巻枠自体を確実に保持する必要がある。
巻枠の形態としては、円筒形状のものが最も一般的であるが、円筒形状の巻枠を確実に保持するために、円筒の一部に切り欠き部又は突起部を設けて、これらに係合する専用の保持部品により保持を行うことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、専用の保持部品を用意する手法は、巻枠の形状を規格化したり、又は、巻枠の形状毎に専用の保持部品を用意する必要があり、汎用性に欠るという問題があった。
また、専用の保持部品を必要としない保持手法として、巻枠の内壁に保持部材を食い込ませて保持する手法が用いられている。
しかし、巻枠の内壁に保持部材を食い込ませると、削りかす等が発生し、特に半導体製造分野等の塵埃を極力排除することを要する分野においては、採用することができなかった。
【0004】
本発明の課題は、専用の保持部品を必要とせずに、削りかす等が発生することもなく、確実に巻枠を保持することができる巻枠保持装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、線状又は帯状の被巻取り物を巻く筒状の巻枠(50)を保持する巻枠保持装置であって、前記巻枠の第1の端部付近の内壁を外周方向に押圧することにより保持する第1の保持部(14a)と、前記巻枠の第2の端部付近の内壁を外周方向に押圧することにより保持する第2の保持部(14b)と、前記巻枠の保持と保持解除とを操作する操作部材(15,15−2)と、前記操作部材による駆動力を、前記第1及び第2の保持部が連動するように伝える伝達機構(16〜24)と、を備え、前記第1の保持部及び前記第2の保持部は、前記巻枠の両端部付近に対応して設けられ、前記巻枠の両端部付近において前記巻枠の保持を行い、前記巻枠の中央付近については前記巻枠と接触しないこと、を特徴とする巻枠保持装置である。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載の巻枠保持装置において、前記第1の保持部(14a)と前記第2の保持部(14b)とは、1つの保持部材(14)に設けられていること、を特徴とする巻枠保持装置である。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の巻枠保持装置において、前記操作部材(15,15−2)及び前記伝達機構(16〜24)が設けられた芯部材(16)と、前記操作部材による駆動力から前記巻枠の回転中心軸に略沿う方向の直進駆動力を取り出す直進駆動力取出し部(15a,17)と、を備え、前記伝達機構は、前記直進駆動力取出し部により得られた直進駆動力により前記回転中心軸に略沿う方向に直進移動する第1及び第2の直進部材(18,19)と、前記第1及び第2の直進部材の直進移動を前記第1及び第2の保持部の押圧方向の駆動力に変換する第1及び第2のリンク機構(23,24)と、を備えること、を特徴とする巻枠保持装置である。
【0008】
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載の巻枠保持装置において、前記第2の直進部材(19)は、前記第1の直進部材(18)の直進移動を、移動方向を逆にして伝える第3のリンク機構(20,21,22)により直進駆動力を得て、前記第1の直進部材の移動する向きとは逆向きに移動すること、を特徴とする巻枠保持装置である。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の巻枠保持装置において、前記第1及び第2の保持部は、それぞれ、放射状に略等分割された方向に少なくとも3箇所ずつ設けられ、前記第1及び第2の保持部(14a,14b)は、前記操作部材(15)の操作量に対して、押圧方向にほぼ同量移動すること、を特徴とする巻枠保持装置である。
【0010】
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の巻枠保持装置において、前記操作部材(15)は、前記巻枠の回転中心軸と略同軸で回転可能に前記芯部材(16)に設けられており、直進駆動力取出し部(15a,17)は、前記操作部材に設けられた送りねじ部(15a)にねじ嵌合するナット部材(17)により直進駆動力を取り出すこと、を特徴とする巻枠保持装置である。
【0011】
請求項7の発明は、請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載の巻枠保持装置において、前記操作部材(15−2)は、前記芯部材に対して前記巻枠の回転中心に沿う方向に移動する部材であり、直進駆動力取出し部(17−2)は、前記操作部材の移動から直接に直進駆動力を取り出すこと、を特徴とする巻枠保持装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による巻枠保持装置の第1実施形態の概要を示す斜視図である。なお、説明の便宜上、図1中に示す中心軸Oを設定する。
本実施形態における巻枠保持装置は、円筒部11,第1のフランジ部12,第2のフランジ部13,保持部材14,操作部材15等を備え、操作部材15を操作することにより、保持部材14を外側に移動して、筒状の巻枠50(図3,図4参照)の内壁を押圧して保持する装置である。
【0013】
図2は、巻枠保持装置の内部構造を示す斜視図である。なお、図2では、簡単のため、複数設けられている同一機能を有する部材については、適宜省略して示している。
巻枠保持装置の内部には、芯部材16,第1の直進部材18,第2の直進部材19,リンク板20〜24等から形成される伝達機構が設けられている。
【0014】
円筒部11は、略円筒形状の部材であり、内部の構造を保護する役割を果たしている。
【0015】
第1のフランジ部12は、ボールプランジャ25(図3参照)を備えており、ボールブランジャ25が芯部材16の溝16aにはめ込まれることにより、芯部材16に取り付けられている。したがって、第1のフランジ部12は、芯部材16に対して着脱自在であって、巻枠50を着脱するときには、取り外される。
第2のフランジ部13は、芯部材16に固定されている。
【0016】
保持部材14は、放射状に等分割された方向に4箇所設けられており、それぞれが第1の保持部14a,第2の保持部14bを有する略棒状の部材である。第1及び第2の保持部14a,14bは、巻枠50の両端部付近に対応して設けられ、それぞれが巻枠50の内壁を押圧することにより、巻枠50を保持する。
4箇所設けられた保持部材14は、後述する操作部材15の操作量に応じて、同量ずつ押圧方向に移動すると共に、第1の保持部14aと第2の保持部14bとを結ぶ線が中心軸Oに対して平行となるように移動し、巻枠50の内壁を均一に押圧するようになっている。したがって、巻枠50の回転中心と中心軸Oとを一致(いわゆる芯出し)させることができる。
【0017】
操作部材15は、巻枠50の保持と保持解除とを操作する略棒状の部材であり、本実施形態では、中心軸Oを中心にして回転させることにより操作を行う。
図3は、中心軸O付近における部分断面図である。
図4は、中心軸O付近において、図3とは別の方向から見た部分断面図である。
操作部材15は、軸受部26により回転可能に支持されると共に、Eリング27により中心軸Oに沿う方向の移動が規制されている。また、操作部材15の先端付近には、送りねじ部15aが設けられている。
送りねじ部15aには、芯部材16の孔部16aに挿入されている送りナット部材17がねじ嵌合し、直進駆動力取出し部として機能する。したがって、操作部材15の回転により、送りナット部材17は、中心軸Oに沿う方向に移動する。
【0018】
芯部材16は、巻枠保持装置の基礎となる棒状の部材である。芯部材16は、第2のフランジ部が設けられている側の端部が、不図示の各種装置(例えば、シート貼付装置等)に接続されている。芯部材16が接続された装置により異なるが、例えば、芯部材16が回転自在としたり、回転制御されて駆動するようにすることができる。
【0019】
図5は、図3における断面AAを示した図である。
第1の直進部材18は、芯部材16に対して中心軸Oに沿う方向に移動可能に嵌合し、かつ、ピン61を介して送りナット部材17と共に移動するようになっている。
【0020】
第2の直進部材19は、芯部材16に対して中心軸Oに沿う方向に移動可能に嵌合しており、リンク板22が接続されている。
【0021】
図6は、図3における断面BBを示した図である。
リンク板21は、ピン66により芯部材16に回転可能に設けられている。
リンク板20は、一端が第1の直進部材18に回転可能に接続され、もう一端がリンク板21に接続されている。
リンク板22は、一端が第1の直進部材19に回転可能に接続され、もう一端がリンク板21に接続されている。
リンク板20〜22は、第1の直進部材18の直進移動を、移動方向を逆にして第2の直進部材19に伝える第3のリンク機構を形成しており、これにより第2の直進部材19は、第1の直進部材18の移動する向きとは逆向きに移動する。
なお、本実施形態では、リンク板20〜22は、芯部材16を挟んで2組設けられている。
【0022】
リンク板23は、第1の直進部材18の直進移動を第1の保持部14aの押圧方向の駆動力に変換する第1のリンク機構を形成する部材である。リンク板23と第1の直進部材18及び保持部材14との接続部は、ピン62,63を用いて回転可能に接続されている。
リンク板24は、第2の直進部材19の直進移動を第2の保持部14bの押圧方向の駆動力に変換する第2のリンク機構を形成する部材である。リンク板24と第2の直進部材19及び保持部材14との接続部は、ピン64,65を用いて回転可能に接続されている。
【0023】
近年の巻枠は、樹脂成形により成型されている場合が多く、内径部分には、成型に必要な抜け勾配が設けられている。したがって、単純に巻枠の内壁を押圧して突っ張るようにして保持すると、確実な保持ができない。
図7は、本実施形態における巻枠保持装置が巻枠50を保持している状態を誇張して示した図である。
図7に示した巻枠50は、内径部分に、成型に必要な抜け勾配が設けられており、中央部分の内径が両端部の内径よりも小さくなっている。しかし、保持部材14は、保持部14a,14bにより保持を行うので、抜け勾配にかかわらず、巻枠50を確実に保持することができる。
なお、本実施形態では、図5,6に示すように、リンク板20〜22は、4組設けられているが、図2では、1組のみ示している。
【0024】
本実施形態によれば、専用の保持部品を必要とせずに、削りかす等が発生することもなく、確実に巻枠を保持することができる。
また、巻枠の内径に抜け勾配が設けられていても、確実な保持をすることができる。
さらに、4方向に設けられた保持部材が同量ずつ移動するので、特別な操作をすることなく、中心軸Oと巻枠の中心を一致させることができる。
【0025】
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態における巻枠保持装置の内部構造を示す斜視図である。
本実施形態は、第1実施形態における操作部材15と関連する部分を変更したものであるので、第1実施形態と共通する部分の詳しい説明を省略する。
本実施形態では、操作部材15−2を芯部材16−2に対してねじ嵌合として、操作部材15−2を回転することにより、操作部材15−2自体が中心軸Oに沿う方向に移動するようになっている。
図9は、操作部材15−2の先端部を示す図である。
本実施形態では、第1実施形態における送りナット部材17に相当する部材として、操作部材15−2に対して係合して、中心軸Oに沿う方向の駆動力を取り出す送り部材17−2をEリング71等により取り付け、操作部材15−2の中心軸Oに沿う方向の駆動力を第1の直進部材18に伝える。
【0026】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)各実施形態において、保持部材を4組設けた例を示したが、これに限らず、例えば、3組でもよいし、2組又は1つとしてもよい。
【0027】
(2)第2実施形態において、操作部材を芯部材に対してねじ嵌合した例を示したが、これに限らず、例えば、操作部材を芯部材に対して回転しなくても中心軸Oに沿う方向に移動可能に設け、ボールプランジャなどを利用して、操作部材の位置を保持位置と保持解除位置に係止するようにしてもよい。この場合、送り部材17−2に相当する部材を省略し、操作部材に対して第1の直進部材を直接接続することができる。また、保持位置と保持解除位置との切替を素早く行うことができる。
【0028】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、請求項1の発明によれば、巻枠の第1の端部及び第2の端部付近の内壁を外周方向に押圧することにより保持する第1及び第2の保持部と、操作部材による駆動力を、第1及び第2の保持部が連動するように伝える伝達機構とを備えるので、専用の保持部品を必要とせずに、削りかす等が発生することもなく、確実に巻枠を保持することができる
【0029】
請求項2の発明によれば、第1の保持部と第2の保持部とは、1つの保持部材に設けられているので、簡単な構造とすることができる。
【0030】
請求項3の発明によれば、伝達機構は、直進駆動力取出し部により得られた直進駆動力により回転中心軸に略沿う方向に直進移動する第1及び第2の直進部材と、第1及び第2の直進部材の直進移動を第1及び第2の保持部の押圧方向の駆動力に変換する第1及び第2のリンク機構とを備えるので、簡単な部品により巻枠保持装置を作製することができる。
【0031】
請求項4の発明によれば、第2の直進部材は、第1の直進部材の直進移動を、移動方向を逆にして伝える第3のリンク機構により直進駆動力を得て、第1の直進部材の移動する向きとは逆向きに移動するので、特別なガイドを設けなくとも支持部材の動作を確実にすることができる。
【0032】
請求項5の発明によれば、第1及び第2の保持部は、それぞれ、放射状に略等分割された方向に少なくとも3箇所ずつ設けられ、第1及び第2の保持部は、操作部材の操作量に対して、押圧方向にほぼ同量移動するので、特別な操作をすることなく、巻枠の中心を保持部材の回転中心と一致させることができる。
【0033】
請求項6の発明によれば、直進駆動力取出し部は、操作部材に設けられた送りねじ部にねじ嵌合するナット部材により直進駆動力を取り出すので、簡単な構造により、確実に巻枠を保持することができる。
【0034】
請求項7の発明によれば、操作部材は、芯部材に対して巻枠の回転中心に沿う方向に移動する部材であり、直進駆動力取出し部は、操作部材の移動から直接に直進駆動力を取り出すので、巻枠の保持及び保持解除の操作を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による巻枠保持装置の第1実施形態の概要を示す斜視図である。
【図2】巻枠保持装置の内部構造を示す斜視図である。
【図3】中心軸O付近における部分断面図である。
【図4】中心軸O付近において、図3とは別の方向から見た部分断面図である。
【図5】図3における断面AAを示した図である。
【図6】図3における断面BBを示した図である。
【図7】本実施形態における巻枠保持装置が巻枠50を保持している状態を誇張して示した図である。
【図8】第2実施形態における巻枠保持装置の内部構造を示す斜視図である。
【図9】操作部材15−2の先端部を示す図である。
【符号の説明】
11 円筒部
12 第1のフランジ部
13 第2のフランジ部
14 保持部材
15 操作部材
16 芯部材
17 送りナット部材
18 第1の直進部材
19 第2の直進部材
20〜24 リンク板
50 巻枠
Claims (7)
- 線状又は帯状の被巻取り物を巻く筒状の巻枠を保持する巻枠保持装置であって、
前記巻枠の第1の端部付近の内壁を外周方向に押圧することにより保持する第1の保持部と、
前記巻枠の第2の端部付近の内壁を外周方向に押圧することにより保持する第2の保持部と、
前記巻枠の保持と保持解除とを操作する操作部材と、
前記操作部材による駆動力を、前記第1及び第2の保持部が連動するように伝える伝達機構と、
を備え、
前記第1の保持部及び前記第2の保持部は、前記巻枠の両端部付近に対応して設けられ、前記巻枠の両端部付近において前記巻枠の保持を行い、前記巻枠の中央付近については前記巻枠と接触しないこと、
を特徴とする巻枠保持装置。 - 請求項1に記載の巻枠保持装置において、
前記第1の保持部と前記第2の保持部とは、1つの保持部材に設けられていること、
を特徴とする巻枠保持装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の巻枠保持装置において、
前記操作部材及び前記伝達機構が設けられた芯部材と、
前記操作部材による駆動力から前記巻枠の回転中心軸に略沿う方向の直進駆動力を取り出す直進駆動力取出し部と、
を備え、
前記伝達機構は、前記直進駆動力取出し部により得られた直進駆動力により前記回転中心軸に略沿う方向に直進移動する第1及び第2の直進部材と、
前記第1及び第2の直進部材の直進移動を前記第1及び第2の保持部の押圧方向の駆動力に変換する第1及び第2のリンク機構と、
を備えること、
を特徴とする巻枠保持装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の巻枠保持装置において、
前記第2の直進部材は、前記第1の直進部材の直進移動を、移動方向を逆にして伝える第3のリンク機構により直進駆動力を得て、前記第1の直進部材の移動する向きとは逆向きに移動すること、
を特徴とする巻枠保持装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の巻枠保持装置において、
前記第1及び第2の保持部は、それぞれ、放射状に略等分割された方向に少なくとも3箇所ずつ設けられ、
前記第1及び第2の保持部は、前記操作部材の操作量に対して、押圧方向にほぼ同量移動すること、
を特徴とする巻枠保持装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の巻枠保持装置において、
前記操作部材は、前記巻枠の回転中心軸と略同軸で回転可能に前記芯部材に設けられており、
直進駆動力取出し部は、前記操作部材に設けられた送りねじ部にねじ嵌合するナット部材により直進駆動力を取り出すこと、
を特徴とする巻枠保持装置。 - 請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載の巻枠保持装置において、
前記操作部材は、前記芯部材に対して前記巻枠の回転中心に沿う方向に移動する部材であり、
直進駆動力取出し部は、前記操作部材の移動から直接に直進駆動力を取り出すこと、
を特徴とする巻枠保持装置。
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