JP3818621B2 - バスブリッジ回路およびデータ処理システム - Google Patents

バスブリッジ回路およびデータ処理システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、2つのバスを有するデータ処理システムにおけるメモリアクセス方式に適用して有用な技術に関し、更にはプロセッサバスと外部バスとを有し高速にメモリアクセス可能なCPUと低速に動作する外部デバイスとが混在したデータ処理システムにおける2つのバス間を接続するバスブリッジ回路に利用して特に有用な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
CPUが接続されたプロセッサバスと外部デバイスが接続された外部バスのように互いに速度の異なる2つのバスを備えたマイクロコンピュータシステムにおいて、2つのバス間をバスブリッジ回路で接続してデータ転送を行う技術が知られている。
【0003】
このようなシステムにおいては、RAMなどからなる主メモリはプロセッサバスに外部メモリとして接続されてプロセッサ(以下、CPUと記す)から直接アクセスされるのが一般的である。また、ハードディスクなどの外部デバイスがCPUを介さずに外部メモリにアクセスするDMA(Direct Memory Access)機能を備えたシステムがある。従来、かかるシステム及び外部デバイスがバスブリッジ回路とプロセッサバスを介して上記の外部メモリにアクセスするように構成されていた。
【0004】
この場合、外部デバイスとCPUとによるプロセッサバスの競合が生じるので、それを調整する方法として、外部デバイスから外部メモリへアクセスする際は、外部デバイスからCPUへのメモリアクセス要求に応じて、CPUがプロセッサバスのバス権を外部バスに与えた後に、バスブリッジ回路内のインターフェースを介して外部デバイスがプロセッサバスにアクセスし外部メモリを使用すると云った方法がある。
【0005】
ところが、上記のようなシステムでは、プロセッサバスを介したCPUによる外部デバイスへのアクセスAと、外部デバイスから外部メモリへのアクセスBとが、同時に発生した場合、何れのアクセスA,Bも動作が進行しない所謂バスデッドロックが発生する。これは、上記のようなアクセスA,Bにより、プロセッサバスのバス権はCPUに、外部バスのバス権は外部デバイスに獲得される一方、CPUは外部バスのバス権獲得要求を出したままウェイト状態になり、同様に、外部デバイスはプロセッサバスのバス権獲得要求を出したままウェイト状態となるためである。
【0006】
このようなバスデッドロックを回避するため、次の4つの技術が考えられる。
【0007】
1つ目は、バスデッドロックを検出する手段とプロセッサバス制御用の専用線とを設け、バスデッドロックが検出された場合に専用線にてCPUへ報告してプロセッサバスを解放させ、バス権をバスブリッジ回路へ渡す技術である。
【0008】
2つ目は、バスブリッジ回路に外部デバイスの制御機能を設け、プロセッサバス側から外部デバイスのアクセスを間接的なものに限定し、直接的なアクセスをバスブリッジ回路にゆだねる技術である。それにより、CPUが外部デバイスへアクセスする場合でも、CPUはバスブリッジ回路へのアクセスのみすれば良く、外部バスが占有されていてもウェイト状態になることなくアクセスを終えプロセッサバスを開放できる。
【0009】
3つ目は、バスブリッジ回路に外部メモリの制御機能を設けると共に、外部メモリをプロセッサバスから切り離してバスブリッジ回路に接続させ、バスブリッジ回路を介してプロセッサバスおよび外部バスからのメモリアクセスを可能とする技術である。それにより、外部デバイスによるメモリアクセス時にプロセッサバスのバス権獲得が不要となり、上記バスデッドロックが回避される。
【0010】
4つ目は、外部バスのアービタをバスブリッジ回路に設け、CPUから外部バスへのアクセス優先度を高くし、前述したアクセスA,Bが競合した場合に、CPUからのアクセスを優先させる技術である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のバスデッドロックを回避する技術では、次のような課題を有していた。
【0012】
即ち、1つ目の技術は、外部デバイスにアクセスしている途中にアクセスを中断してプロセッサバスを開放できないタイプのCPUを含むシステムに対しては、適用できないといった課題がある。一方、CPUがアクセスを中断できるタイプであっても、バスデッドロックの検出には一定時間が必要であるため、この技術を適用すると性能劣化が生じるという課題が発生する。
【0013】
また、2つ目の技術では、CPUが間接的なアクセスで外部デバイスを制御するため、そのアクセス手順が複雑になり、その分外部デバイスへのアクセスに要する時間が増加して性能劣化が生じるという課題が発生する。
【0014】
3つ目の技術では、CPUが外部メモリを連続アクセス可能な外部メモリインターフェースを内蔵するタイプである場合に、バスブリッジ回路の制御機能が介在することで、この連続アクセスが利用できなくなり、システムの大幅な性能劣化が生じる。
【0015】
4つ目の技術では、バスブリッジ回路にアービタを設けるため、既にアービタの存在する独立した外部バスをそのまま接続するということはできず、新たにシステム設計をし直す必要がある。
【0016】
この発明の目的は、上記の知見に基づいてなされたもので、バスデッドロックを回避しつつCPUのメモリアクセスの性能を劣化させないバスブリッジ回路ならびにデータ処理システムを提供することにある。
【0017】
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面から明らかになるであろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のとおりである。
【0019】
すなわち、CPU(10)が接続されるプロセッサバス(2)と外部デバイス(70)が接続される外部バス(3)との間を接続するバスブリッジ回路(20)に、外部メモリ(30)と接続されるメモリ結合線(30A)、プロセッサバス2と接続されるプロセッサバス結合線(2A)、および、外部バス(3)と接続される外部バス結合線(3A)並びに、前記メモリ結合線(30A)の接続をプロセッサバス結合線(2A)側と外部バス結合線3A側との何れかに切り換える第1切換手段(26)とを備え、プロセッサバス側からの上記外部メモリへのアクセス時に上記第1切換手段26によりプロセッサバス結合線(2A)とメモリ結合線(30A)とを、また、外部デバイスから外部メモリへのアクセス時には外部バス結合線(3A)とメモリ結合線(30A)とをダイレクトに接続可能にしたものである。
【0020】
この手段によれば、外部メモリがプロセッサバスから切り離されてバスブリッジ回路に接続されるので、外部デバイスのメモリアクセス時にプロセッサバスのバス権が必要とはならず、外部デバイスのメモリアクセスとプロセッサバスから外部バスへのアクセスが同時に発生した場合でも、バスデッドロックを回避できる。更に、プロセッサバスからのメモリアクセス時には外部メモリがダイレクトに接続されるので、CPUのメモリアクセスの性能低下を生じさせない。
【0021】
更に、上記バスブリッジ回路(20)に、プロセッサバス結合線(2A)と外部バス結合線(3A)側との接続を遮断可能な第2切換手段(27)を設ける。これにより、この第2切換手段の遮断制御によって、例えば外部デバイスが外部メモリをアクセスしているときにプロセッサによる外部デバイスへのアクセスが生じるのを想定して予めプロセッサバスのバス権を獲得しなくても外部バスから外部メモリへのアクセスを行うことが出来る。
【0022】
また、上記バスブリッジ回路に、プロセッサバス(2)に接続されたCPU(10)等へウェイト信号を出力するウェイト信号生成回路(22)を設け、外部バス側からの外部メモリへのアクセス中にプロセッサバス側から外部バス側へのアクセスがあった場合に、ウェイト信号を出力してこのアクセスを待機させ、外部デバイスによるメモリアクセスを実行させることで、バスデッドロックを確実に回避することが出来る。
【0023】
望ましくは、上記バスブリッジ回路に、プロセッサバスのバス権を要求する機能を持たせ、外部バス側から外部メモリへのアクセスの際に、プロセッサバスが使用されてない場合にはそのバス権を獲得した上で第1切換手段を外部バス結合線側へ切り換えるようにする。これにより、容易に外部デバイスのメモリアクセスとCPUのメモリアクセスとが競合しないようにすることが出来る。
【0024】
また、上記バスブリッジ回路を備えたデータ処理システムにあっては、CPUが外部メモリに連続アクセス(例えばバーストモードアクセス、ページモードアクセス、高速ページモードアクセスなど)可能な外部メモリインターフェースを有するタイプである場合に、この連続アクセスの性能を低下させることがないため特に効果的である。また、CPUが外部デバイスへのアクセス途中に1単位のアクセスが終了するまで(例えば外部バスのバス権獲得待機中や、外部デバイスからのデータ待ちの間に)プロセッサバスを開放できないタイプである場合でも、上記バスブリッジ回路のウェイト信号生成回路またはバス権要求機能によって、外部デバイスによる外部メモリアクセス中にCPUが外部デバイスへのアクセスを開始するのを回避できるので有効である。
【0025】
ところで、上記のバスブリッジ回路のようにプロセッサバスと外部メモリ結合線とをダイレクトに接続すると、接続部等において信号遅延が生じる場合がある。このような信号遅延がある場合、従来は、CPUやメモリの動作クロック周波数を落とすことで対処していた。しかしながら、上記のような信号遅延があり且つ外部メモリに同期式メモリを使用しているシステムの場合には、信号遅延をもたらす回路内にラッチ回路を設けると共に、同期式メモリにおける所定のストローブ信号(例えばCAS:Column Address Strobe)の入力から読出データの出力までのレイテンシ(待ち時間)と、上記CPU(その他のデバイスにも適用可能である)における所定のストローブ信号の出力から読出データの入力までのレイテンシとを異なる値(後者を大きな値)に設定することで、CPUやメモリの動作クロック周波数を落とすことなく、上記任意の回路の信号遅延を吸収しつつCPUによる同期式メモリの同期アクセスを可能とすることが出来る。動作クロック周波数を落とすのとメモリアクセス時にCPUへのデータの取込みを数クロック分遅延させるのとを較べれば、後者の方がシステムの性能を数段高く維持することが出来る。また、CPUが予めメモリの遅延クロック数を知っていれば、待ち時間に内部で他の処理を行うこともできる。
【0026】
あるいは、CPUの外部メモリインターフェース又はプロセッサバス(その他のデバイスにも適用可能である)に入力されるクロック信号と、上記ラッチ回路および同期式メモリに入力されるクロック信号との位相を互いにずらし、例えば後者の位相を上記信号遅延分だけ遅らせるようにする。これにより、位相をずらさない場合に較べて、上記同期式メモリと上記デバイスとのレイテンシの差を1つ小さくあるいは同じにすることができ、更にシステム性能を向上させることが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
【0028】
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明を適用して好適なデータ処理システムの第1実施例を示す概略構成図である。
【0029】
図1において、10はプログラムに従って動作し、システム全体の統括制御を行うCPU(Central Processing Unit)、30はCPU10や外部デバイス70で使用するデータを記憶する主記憶メモリとしての外部メモリである。2は高速データ転送を可能としたプロセッサバスであり、CPU10の他にビデオや高速LAN(Local Area Network)、ワークステーションなどでは複数のCPUが接続されることもある。3はPCI(Peripheral Component Interconnect)バスやISA(Industrial Standard Architecture)バスなど比較的低速な外部バスであり、外部デバイス70として例えばモデムやハードディスクなどが接続される。外部デバイス70と外部メモリ30との間ではDMA(Direct Memory Access)転送が可能であった。20は、上記バス2,3間を接続するための本発明に係るバスブリッジ回路としてのバスブリッジ回路である。
【0030】
上記の外部メモリ30は、例えば同期式DRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリで構成され、外部からのアドレス指定後に内部でアドレスを自動生成することで1クロックごとにデータ入出力を連続して複数回行うバーストモードを備えている。また、特に限定されないが、この外部メモリ30は、CAS(Column Address Strobe)信号入力から読出データ出力までの遅延時間(CAS Latency:以下CASレイテンシと称する)を1クロック間隔で設定できる機能を有している。CASレイテンシの設定はシステムの起動時に外部メモリ30の所定のレジスタに設定データを書き込むことで行われ、この実施例のシステムにおいては電源投入時に起動されるOS(オペレーションシステム)あるいはバイオスプログラムに従ってCPU10が行う。
【0031】
CPU10は、例えばリスク方式のプロセッサーであり、内部に各種レジスタやキャッシュメモリ、並びに、外部メモリインターフェース回路11を備えている。外部メモリインターフェース回路11は、外部メモリ30と直接に同期アクセス可能であると共に、上述のバーストモードでのアクセスも直接行うことが可能となっている。上記プロセッサバス2および外部バス3はそれぞれアドレス線、データ線、制御線から構成される。
【0032】
バスブリッジ回路20は、特に制限されないが、1の半導体チップに半導体集積回路として構成されており、その内部に、外部メモリ30と外部バス3とを接続するインターフェース並びに動作周波数の異なるプロセッサバスと外部バスとを接続するインターフェースの両機能を備えたインターフェース回路21や、例えばトライステートによりバス切換を行う第1切換器26および第2切換器27、これら第1および第2切換器26,27等の制御を行うバス調停回路22、プロセッサバス2のバス使用を要求するバス権獲得要求信号を出力する専用線24および外部デバイス70へのアクセスを待機させるウェイト信号25を出力する専用線、並びに、CPU10からプロセッサバス2のバス権を与えたことを知らせるバス権許可信号を入力する専用線12等が設けられている。これら専用線は、CPU10とバス調停回路22とを直接接続している。
【0033】
バス調停回路22は、インターフェース回路21を介して外部バス3の制御線に接続され、外部デバイス70からの外部メモリ30へのアクセス要求を監視している。同様に、信号線28によりプロセッサバス2の制御線に接続され、プロセッサバス2から外部デバイス70へのアクセス要求を監視している。
【0034】
このバスブリッジ回路20において、プロセッサバス2に接続されるプロセッサバス結合線2と、外部メモリ30に接続される外部メモリ結合線30Aとは、第1および第2切換器26,27の切り換えによりダイレクトに接続可能な構成となっている。すなわち、プロセッサバス2と外部メモリ結合線30Aとがメタルラインにより1対1の関係で接続されたのと同様の状態に接続可能な構成である。
【0035】
次に、この実施の形態のデータ処理システムの動作、特にバスブリッジ回路の動作について説明する。
【0036】
先ず、CPU10から外部メモリ30へのアクセスは、CPU10内部の外部メモリインターフェース回路11が発生するメモリアクセス信号40をバスブリッジ回路20の内部を経由して外部メモリ30に送信して行う。バス調停回路22は、制御信号23によりCPU10がメモリアクセス可能なタイミングにおいて、常に外部メモリ結合線30Aとプロセッサバス結合線2Aとが接続されるように制御している。即ち、プロセッサバス2から外部バス3へのアクセス、並びに、プロセッサバス2のバス権がバス調停回路22に獲得されている場合以外において、バス調停回路22は上記のようにプロセッサバス結合線2Aと外部メモリ結合線30Aとをスルーの状態にしておく。このようにすることで、バス調停回路22による切換器26,27の切換え動作時間がCPU10のメモリアクセスに影響を及ぼさないように出来る。
【0037】
プロセッサバス2から外部バス3へのアクセス60は、バスブリッジ回路20のインターフェース回路21を介して信号のタイミングを変換することで行う。バス調停回路22により、プロセッサバス2から外部バス3へのアクセス要求が検出されると、制御信号23により第1切換器27がインターフェース回路21に切り換えられる。そして、アクセス終了後、第1切換器27が第2切換器26側に戻される。外部バス3側から外部メモリ30へのアクセスは、外部デバイス70のメモリアクセス信号50を、バスブリッジ回路20のインターフェース回路21を経由して信号のタイミングを変換した後、外部メモリ30に転送することで行う。
【0038】
バス調停回路22は、インターフェース回路21内の外部バス制御信号の監視により、外部バス3側からのメモリアクセス要求があることを検出すると、CPU10のメモリアクセス30が無い場合に、先ず、CPU10にプロセッサバス2のバス権獲得要求信号24を出力する。そして、プロセッサバス2が開放されていてCPU10からバス権許可信号12が入力されてバス権を獲得できると、制御信号23を出力して第1および第2切換器26,27の切り換えを行い、外部バス3に接続された外部バス結合線3Aと外部メモリ結合線30Aとの連結を行う。
【0039】
一方、プロセッサバス2から外部バス3へのアクセス60があってプロセッサバス2のバス権が獲得できない場合には、バス調停回路22は専用線にてウェイト信号25をCPU10に出力し、CPU10から外部デバイス70へのアクセスを待機させた後、第2切換器27を第1切換器26側に連結させる(即ち、プロセッサバス2と外部バス3との接続を遮断する)と共に、第1切換器26を外部バス結合線3A側に切り換え、外部バス3に接続された外部バス結合線3Aと外部メモリ結合線30Aとを連結する。
【0040】
また、外部バス3側から外部メモリ30へのアクセス要求時に、プロセッサバス2側から外部メモリ30にアクセス中の場合には、アクセス終了まで待機して終了後に上述の制御を行う。
【0041】
なお、特に限定はしないが、バスブリッジ回路20に外部メモリ30を利用する回路が設けられ、この回路から外部メモリ30へのアクセスが発生した場合には、バス調停回路22が外部バス3側から外部メモリ30にアクセスする場合と同様な制御を行う。
【0042】
また、外部メモリ30が外部からのリフレッシュ信号を必要とするDRAMである場合に、CPU10から外部バス3へのアクセス60が、外部バス3のバス権待機や外部デバイス70からのデータ待ちなどにより一定時間で終了できない場合には、バスブリッジ回路20にリフレッシュ信号生成機能を設け、バスブリッジ回路20によりリフレッシュ制御を行わせるのが好ましい。
【0043】
以上のように、この実施の形態のバスブリッジ回路20並びにデータ処理システムによれば、外部メモリ30がプロセッサバス2から切り離されてバスブリッジ回路20を介して間接的に接続されるので、外部デバイス70のメモリアクセスとCPU10の外部バス3へのアクセスが同時に生じた場合でも、バスデッドロックが生じない。しかも、プロセッサバス2側からのメモリアクセス時には、プロセッサバス2と外部メモリ結合線30Aとがダイレクトに接続されるので、高機能な外部メモリインターフェース回路11を備えたCPU10のメモリアクセス性能を低下させない。
【0044】
また、外部デバイス70からの外部メモリ30へのアクセスとCPU10からの外部バス3へのアクセスが同時に生じた場合、バスデッドロックを回避するためにプロセッサバス2を開放させるのではなく、プロセッサバス2は占有させたままCPU10に待機させる構成なので、CPU10が外部デバイス70へのアクセス途中に1単位のアクセスが終了するまでプロセッサバス2を開放できないタイプのCPUであるシステムにおいても適用可能である。
【0045】
〔第2の実施の形態〕
図2は、本発明を適用して好適なデータ処理システムの第2実施例を示す概略構成図である。
【0046】
この第2実施例は、第1実施例のシステムにおいて、外部メモリ30がクロック信号に同期して動作する同期式メモリ(シンクロナスDRAM)である場合に、バスブリッジ回路20を介したプロセッサバス結合線2Aと外部メモリ結合線30Aとのダイレクトの接続により、僅かな信号遅延が生じてCPU10と外部メモリ30との同期アクセスが安定して行えない場合に、その不具合を回避するため、ラッチ回路80を設けるとともに、CPU10内の外部メモリインターフェース回路11と外部メモリ30のCASレイテンシ設定の仕方を以下のように工夫したものである。その他の構成は第1実施例と同様であるので同一の回路および構成手段は特に同一符号を付して説明を省略する。
【0047】
図3に、上記CPU10と外部メモリ30との接続部の詳細を示す。
【0048】
同図に示すようにこの実施例では、CPU10と外部メモリ30とをダイレクトに接続するのでなく、バスブリッジ回路20における第1および第2切換器26,27の中間にラッチ回路80を挿入して接続している。図中、41はプロセッサバス2の制御信号線、42はアドレス信号線、45はデータ信号線である。また、81〜84はラッチであり、ラッチ81〜84を介してデータ送受信が行われることでデータの到達時間が1クロック分遅くなる。この実施例では、その1クロックの遅延により上記ダイレクトで接続した場合の信号遅延を吸収することができる。また、ラッチ81〜84の前後には、特に制限されないがそれぞれバッファを介在させてある。
【0049】
CPU10の外部インターフェース回路11にはクロック信号CK1が、ラッチ回路80および外部メモリ30には、CK1と同一周波数のクロック信号CK2が入力されている。通常、両者のクロック信号CK1,CK2は同じ位相とされる。
【0050】
この実施例では、システム起動時のバイオス設定において、外部メモリインターフェース回路11と外部メモリ30とに、それぞれリードアクセス時のCASレイテンシ(CAS Latency)の設定が行われるようになっている。なお、CASレイテンシは同期式メモリの独特の仕様であり、内部に設けられた所定のレジスタへの設定値により、アドレスが入力されてから何クロック目でデータを出力するか変えられる機能である。CASレイテンシの設定は、通常の外部メモリのアクセスと同様にして、プロセッサバス2をおよび切換え回路26,27を介して外部メモリにCASレイテンシの入るレジスタのアドレスとデータを送ることにより行なうことができる。
【0051】
この実施例では、外部メモリインターフェース回路11のCASレイテンシ設定値を例えば「3」に、外部メモリ30のCASレイテンシ設定値を「1」に設定する。この設定は、本発明の特徴的な設定であり、バイオスプログラムの設定データを書き換えておくことで行われる。なお、通常はCPUとメモリのレイテンシは同一値に設定される。
【0052】
次に、上記のラッチ回路80を設け上記のCASレイテンシ設定を行った本実施例のシステムにおける、CPU10と外部メモリ30間のデータ転送動作について図4のタイムチャートに基づき説明する。
【0053】
図4は、CPU10から外部メモリ30へのデータ書込時と読み出し時に、プロセッサバス2に出力される信号と外部メモリ30に供給される信号の変化を示すタイムチャートである。
【0054】
同図(a)に示すように、外部メモリ30への書き込み時には、プロセッサバス2から所定のタイミングで出力されるRAS信号、CAS信号および書込データは、それぞれラッチ81〜83を通過して外部メモリ30に到達されるので、それぞれ1クロック分遅れて外部メモリ30に到達する。外部メモリ30に到達したRAS信号、CAS信号および書込データは、信号の順番や信号が出力されるタイミングの相対的なずれはないので、外部メモリ30の制御はラッチ回路80が無い場合と同様である。
【0055】
一方、図4(b)に示すように、外部メモリ30からの読み出し時には、CPUからプロセッサバス2へRAS信号とCAS信号とが1クロック差で出力され、それが外部メモリ30に1クロック遅れて到達する。その後、外部メモリ30はCASレイテンシ設定値が「1」であるので、CAS信号の入力から1クロック遅れて読出データを出力する。そして、この読出データがラッチ84を通過することで1クロック分遅延されてプロセッサバス2に出力される。ここで、プロセッサバス2の状態を見れば、CAS信号の出力から3クロック分送れて読出データが出力されている。しかるにこの実施例では、CPU10の外部メモリインターフェース回路11はCASレイテンシの設定値が「3」にセットされているので、CPUはなんら問題なくバス上のデータを取り込むことが可能となる。
【0056】
〔その他の実施例▲1▼〕
図5には、CPU10および外部メモリ30の接続部のその他の構成例のブロック図を、図6には、この場合にプロセッサバス2と外部メモリ30に出力される信号のタイムチャートを示す。
【0057】
この実施例は、第1実施例のシステムにおいて、バスブリッジ回路20におけるプロセッサバス結合線と外部メモリ結合線とのダイレクトの接続で、外部メモリ30への書込み動作は安定し、読出し動作についてのみ不安定になる場合に、図5に示すように、データ線の読出しライン44にのみラッチ84を設け、他の書込みライン(制御線41,アドレス線42、データ線の書込みライン43)はラッチを設けないようにしたものである。この場合には、図6に示すように、外部メモリ30のCASレイテンシを1クロックに、CPU10の外部メモリインターフェース回路11のCASレイテンシを2クロックに設定することで、信号遅延による不具合を払拭して同期アクセスを行うことができる。この場合、データ読出し時のCASレイテンシを、外部メモリ30のCASレテンシよりも1クロックだけ遅くさせるだけで済むので、第2の実施例よりは高速なメモリアクセスが出来る。
【0058】
〔その他の実施例▲2▼〕
図7には、図3の実施例の構成において外部メモリインターフェース回路11と外部メモリ30に供給されるクロック信号CK1,CK2の位相を180°ずらした場合に、プロセッサバス2に出力される信号と外部メモリ30に供給される信号の変化を示すタイムチャートである。
【0059】
この実施例は、同図に示すように、外部メモリインターフェース回路11に出力されるクロック信号CK1の位相と、ラッチ回路80および外部メモリ30に出力されるクロック信号CK2の位相とを、互いに約180°ずらした場合のものである。
【0060】
この場合にも、外部メモリ30のCASレイテンシが1クロックの場合に、CPU10の外部メモリインターフェース回路11のCASレイテンシを2クロックに設定することが出来る。すなわち、1クロック分メモリアクセスタイミングを早くすることが出来る。
【0061】
外部メモリインターフェース回路11は、クロック信号CK1の立ち上がり時にデータをとり込むので、読出データが半クロックずれて到達しても十分にデータのとり込みを行うことが出来る。
【0062】
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0063】
例えば、外部メモリとして同期式のSDRAMを一例に挙げたが、本発明に係るバスブリッジ回路を非同期式の外部メモリを使用したシステムにを適用した場合でも、メモリアクセス性能を維持しながらバスデッドロックを回避すると云った効果が得られる。また、CPUから外部メモリへの連続アクセスの一例として、SDRAMにおけるバーストモードを挙げたが、その他、列アドレスの指定のあと行アドレスの指定を連続的に行うことでメモリアクセスのサイクルタイムを短くするページモードや高速ページモードなどでも、同様の作用・効果が期待できる。
【0064】
また、同期式メモリへのアクセス経路の途中にラッチ回路を設け、且つ、メモリのCASレイテンシ設定とデータ読出し側のCASレイテンシ設定とを異ならせる制御方式は、CPUからのメモリアクセスに対してのみ適用可能なものでなく、外部メモリに対して同期アクセス可能なデバイス(例えばDMAコントローラなど)からのメモリアクセスに適用することが出来る。
【0065】
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野であるシングルチップの半導体集積回路により構成されたバスブリッジ回路について説明したがこの発明はそれに限定されるものでなく、例えば、第1および第2切換器26,27をチップ外に別構成で設けたり、また、ユーザーが任意な論理を構成可能な半導体集積回路例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)などを用いても構成することができる。さらに、上記実施例に従って設計されたバスブリッジ回路を、モジュールあるいはIP(知的財産)としてデータベースに登録して次回の同様なシステムの開発に際してそのデータを利用することで開発期間の短縮を図ったり、顧客にそのデータを有価で提供したりすることが可能である。
【0066】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
【0067】
すなわち、本発明に従うと、CPUのメモリアクセス性能を劣化させることなく、プロセッサバスから外部デバイスへのアクセスと、外部デバイスから外部メモリへのアクセスとの両者が同時に発生した場合に起こり得る、バスデッドロックを回避できるという効果が得られる。
【0068】
更に、外部メモリに同期式メモリを使用し、且つ、メモリアクセスに僅かな信号遅延が生じるシステムの場合でも、メモリの動作クロック周波数を落とすことなく、上記の信号遅延を吸収しつつ同期式メモリの同期アクセスを可能とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して好適なデータ処理システムの第1実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用して好適なデータ処理システムの第2実施例を示すブロック図である。
【図3】第2実施例のCPUと外部メモリとの接続部の構成例を示すブロック図である。
【図4】メモリアクセス時に図3のプロセッサバスと外部メモリに出力される信号の変化を示すタイムチャートである。
【図5】CPUと外部メモリとの接続部のその他の構成例を示すブロック図である。
【図6】メモリアクセス時に図5のプロセッサバスと外部メモリに出力される信号の変化を示すタイムチャートである。
【図7】外部メモリインターフェース回路と外部メモリに出力するクロック信号の位相を180°反転した場合に図3のプロセッサバスと外部メモリに出力される信号の変化を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
2 プロセッサバス
3 外部バス
10 CPU
11 外部メモリインターフェース回路
12 バス権許可信号
20 バスブリッジ回路
21 インターフェース回路
22 バス調停回路
24 バス権獲得要求信号
25 ウェイト信号
26 第1切換器
27 第2切換器
30 外部メモリ
70 外部デバイス
80 ラッチ回路
81〜84 ラッチ

Claims (3)

  1. プロセッサが接続されるプロセッサバスと外部デバイスが接続される外部バスとの間を接続するバスブリッジ回路において、外部メモリと接続されるメモリ結合線、プロセッサバスと接続されるプロセッサバス結合線、および、外部バスと接続される外部バス結合線と、前記メモリ結合線の接続をプロセッサバス結合線側と外部バス結合線側との何れかに切り換える第1切換手段と、上記プロセッサバスのバス権を要求する機能とを備え、
    上記プロセッサバス結合線からの上記外部メモリへのアクセス時に上記第1切換手段により上記プロセッサバス結合線と上記メモリ結合線とが、また上記外部デバイスから上記外部メモリへのアクセス時に上記外部バス結合線と上記メモリ結合線とがダイレクトに接続可能であって、
    上記外部バス側からの上記外部メモリへのアクセスの際に、上記プロセッサバスが使用されてない場合にはそのバス権を獲得した上で上記第1切換手段を上記外部バス結合線側に切り換えるように構成されてなることを特徴とするバスブリッジ回路。
  2. 上記プロセッサバス結合線と外部バス結合線側との接続を遮断可能な第2切換手段を備え、この第2切換手段の遮断制御により、外部バス結合線とプロセッサバス結合線とを切り離し可能に構成されてなることを特徴とする請求項1記載のバスブリッジ回路。
  3. プロセッサ接続されたプロセッサバスと、ダイレクトメモリアクセスが可能な外部デバイスが接続された外部バスと、上記プロセッサバスと外部バスとを接続する請求項1または請求項2の何れかに記載のバスブリッジ回路とを備えたデータ処理システム
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