JP3817138B2 - 飛塵抑制剤 - Google Patents
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- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、競馬場、運動場、土木の分野において、塵埃の発生を抑制する資材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
競馬場の砂馬場において、競走馬の走行時やハロー掛けに伴い砂が磨耗し、微細なシルト・粘土分が生成する。シルト・粘土分を殆ど含まない砂も一年経つとシルト分を8%程度と多量に含むようになる。このシルト・粘土分は馬の走行時に舞い上がり、風に乗り、観客、馬あるいは騎手に被害を与えており、その対応に苦慮している。
【0004】
また、公園などの運動場や土木工事後の法面においても、表層に含まれている微細なシルト・粘土分が風によって飛散し、被害を与える。
【0005】
競馬場の砂馬場、公園の運動場や土木分野等において発生する塵埃を抑制するために、水、飛塵抑制剤、潮解性のある塩類の散布が行われてきた。
【0006】
しかしながら、水は乾くと効果がなくなる。飛塵抑制剤は塵埃成分の飛散を抑制する効果が少ない。潮解性のある塩類は雨等の水により流亡し、すぐ効果がなくなる欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
競馬場の砂馬場において、問題となるのは、通常の飛砂のように強風時に生じる粒径の大きい砂の飛散でなく、馬の走行等で一旦舞い上がった微細なシルト・粘土分が微風により浮遊し続け、飛散する現象である。本発明は、このような競馬場あるいは運動場特有の現象と従来技術の有する問題とを考慮してなされたものであって、砂のクッション性と透水性を保持すると同時に、飛塵抑制効果が高く、効果持続期間が長い材料を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
液体状エチレン・酢酸ビニル共重合体は接着剤として使用していることがよく知られている。液体状エチレン・酢酸ビニル共重合体を砂に散布すると、飛塵を抑制するが、砂が固化するため、砂のクッション性と透水性が悪くなるため、そのままで使用しにくい。
【0009】
また、ポリビニルアルコールも接着剤として使用できるが、散布することによって、飛塵を抑制する効果はあるものの、多量に散布する必要があり、砂が乾燥しにくくなり、締め固められやすくなるため、砂のクッション性と透水性が悪化するので、単体で使用しにくい。
【0010】
また、液体状エチレン・酢酸ビニル共重合体には、ポリビニルアルコールが含まれているが、これは、エマルジョン化剤として低分子量のものが添加されている。本発明使用しているポリビニルアルコールは重合度が1500〜3000、ケン化度が70〜99のものであり、保湿、エチレン・酢酸ビニル共重合体硬化物の可塑化、接着の機能を果たしている。
【0011】
本発明は飛塵抑制剤として用いられているエチレン・酢酸ビニル共重合体とポリビニルアルコールとを混合し、製造した材料を散布することにより、塵埃成分の発生を抑制する。また、両者を混合することにより相乗効果が現れ、砂のクッション性と透水性を保持するとともに、持続期間が長くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
始めに、本発明に係わる素材であるエチレン・酢酸ビニル共重合体とポリビニルアルコールについて述べると、エチレン・酢酸ビニル共重合体は繊維加工、金属コーティング、樹脂の改質、ホットメルトとして使用されている材料である。ポリビニルアルコールは合成糊料、紙の表面にコーティング、乳化剤、保護コロイド、土壌団粒促進剤、添加剤として使用されている材料である。
【0013】
本発明は、液体状エチレン・酢酸ビニル共重合体と重合度1500〜3000、ケン化度が70〜99のポリビニルアルコールとを5〜50:1の重量比で混合してなる飛塵抑制剤である。この飛塵抑制剤は両材料の特性を生かすとともに、相乗効果が現れた。
【0014】
また、飛塵抑制剤を砂表面に散布することにより、砂のクッション性と透水性を保持するとともに、塵埃成分の飛散を著しく抑制する効果が得られ、持続期間も長くなった。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の飛塵抑制剤を実施例に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0016】
実施例1(飛塵抑制剤の作成)
主原料として電気化学工業株式会社製の液体状エチレン・酢酸ビニル共重合体8kg(含量56%)と粉末体の重合度2000、ケン化度が88のポリビニルアルコール0.8kgと水16.2kgとを均一に混合し、飛塵抑制剤を得た。
【0017】
実験例1、比較例1、2、3、(飛塵抑制剤の塵埃抑制効果の評価)
実施例1の方法で作成した飛塵抑制剤を実験例1として、比較例1は液体状エチレン・酢酸ビニル共重合体原液で、比較例2は粉末体のポリビニルアルコール12%を含んだ液体で、比較例3は水である。
【0018】
競馬場の砂馬場で採集した供試砂200gに、それぞれの原液の10倍希釈液を20mL添加し、均一に混合し、風乾させた。その後、篩分け法(乾燥条件下で)により粒度分析を行った。各粒度の重量が全重量に占める割合を求め、塵埃抑制効果を評価した。これらの結果を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】
表1の結果から、実施例1で作成した飛塵抑制剤の散布によって砂中に含まれる粘土・シルト分、塵埃成分(粒度0.075mm以下)の含量は著しく減少していた。一方,エチレン・酢酸ビニル共重合体あるいはポリビニルアルコールの単体散布による塵埃成分含量の減少は少なかった。
【0021】
本発明で作成した飛塵抑制剤の効果はエチレン・酢酸ビニル共重合体あるいはポリビニルアルコールの単体よりも高く、相乗効果が現れた。
【0022】
実験例2、比較例4、5、6(飛塵抑制剤の塵埃抑制の持続性評価)
実験例1で使用した試料(実験例1、比較例1〜3)を用いて、降雨量100mm、300mm、500mmに相当する水量を散水し、流出水の濁度と懸濁物重を測定し、飛塵抑制剤の塵埃抑制の持続性を評価した。これらの結果を表2〜3示した。
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
表2、3に示したように、実験例1の流出水中の濁度、懸濁物重は各降雨相当量とも少なくなった。このことから、実施例1で作成した飛塵抑制剤の飛塵抑制効果の持続性が長いことを示した。
【0026】
【発明の効果】
本発明で作成した飛塵抑制剤の飛塵抑制効果はエチレン・酢酸ビニル共重合体あるいはポリビニルアルコールの単体よりも高く、相乗効果が現れた。また、砂のクッション性と透水性を保持するとともに、飛塵抑制効果の持続性が長い。
【発明の属する技術分野】
本発明は、競馬場、運動場、土木の分野において、塵埃の発生を抑制する資材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
競馬場の砂馬場において、競走馬の走行時やハロー掛けに伴い砂が磨耗し、微細なシルト・粘土分が生成する。シルト・粘土分を殆ど含まない砂も一年経つとシルト分を8%程度と多量に含むようになる。このシルト・粘土分は馬の走行時に舞い上がり、風に乗り、観客、馬あるいは騎手に被害を与えており、その対応に苦慮している。
【0004】
また、公園などの運動場や土木工事後の法面においても、表層に含まれている微細なシルト・粘土分が風によって飛散し、被害を与える。
【0005】
競馬場の砂馬場、公園の運動場や土木分野等において発生する塵埃を抑制するために、水、飛塵抑制剤、潮解性のある塩類の散布が行われてきた。
【0006】
しかしながら、水は乾くと効果がなくなる。飛塵抑制剤は塵埃成分の飛散を抑制する効果が少ない。潮解性のある塩類は雨等の水により流亡し、すぐ効果がなくなる欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
競馬場の砂馬場において、問題となるのは、通常の飛砂のように強風時に生じる粒径の大きい砂の飛散でなく、馬の走行等で一旦舞い上がった微細なシルト・粘土分が微風により浮遊し続け、飛散する現象である。本発明は、このような競馬場あるいは運動場特有の現象と従来技術の有する問題とを考慮してなされたものであって、砂のクッション性と透水性を保持すると同時に、飛塵抑制効果が高く、効果持続期間が長い材料を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
液体状エチレン・酢酸ビニル共重合体は接着剤として使用していることがよく知られている。液体状エチレン・酢酸ビニル共重合体を砂に散布すると、飛塵を抑制するが、砂が固化するため、砂のクッション性と透水性が悪くなるため、そのままで使用しにくい。
【0009】
また、ポリビニルアルコールも接着剤として使用できるが、散布することによって、飛塵を抑制する効果はあるものの、多量に散布する必要があり、砂が乾燥しにくくなり、締め固められやすくなるため、砂のクッション性と透水性が悪化するので、単体で使用しにくい。
【0010】
また、液体状エチレン・酢酸ビニル共重合体には、ポリビニルアルコールが含まれているが、これは、エマルジョン化剤として低分子量のものが添加されている。本発明使用しているポリビニルアルコールは重合度が1500〜3000、ケン化度が70〜99のものであり、保湿、エチレン・酢酸ビニル共重合体硬化物の可塑化、接着の機能を果たしている。
【0011】
本発明は飛塵抑制剤として用いられているエチレン・酢酸ビニル共重合体とポリビニルアルコールとを混合し、製造した材料を散布することにより、塵埃成分の発生を抑制する。また、両者を混合することにより相乗効果が現れ、砂のクッション性と透水性を保持するとともに、持続期間が長くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
始めに、本発明に係わる素材であるエチレン・酢酸ビニル共重合体とポリビニルアルコールについて述べると、エチレン・酢酸ビニル共重合体は繊維加工、金属コーティング、樹脂の改質、ホットメルトとして使用されている材料である。ポリビニルアルコールは合成糊料、紙の表面にコーティング、乳化剤、保護コロイド、土壌団粒促進剤、添加剤として使用されている材料である。
【0013】
本発明は、液体状エチレン・酢酸ビニル共重合体と重合度1500〜3000、ケン化度が70〜99のポリビニルアルコールとを5〜50:1の重量比で混合してなる飛塵抑制剤である。この飛塵抑制剤は両材料の特性を生かすとともに、相乗効果が現れた。
【0014】
また、飛塵抑制剤を砂表面に散布することにより、砂のクッション性と透水性を保持するとともに、塵埃成分の飛散を著しく抑制する効果が得られ、持続期間も長くなった。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の飛塵抑制剤を実施例に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0016】
実施例1(飛塵抑制剤の作成)
主原料として電気化学工業株式会社製の液体状エチレン・酢酸ビニル共重合体8kg(含量56%)と粉末体の重合度2000、ケン化度が88のポリビニルアルコール0.8kgと水16.2kgとを均一に混合し、飛塵抑制剤を得た。
【0017】
実験例1、比較例1、2、3、(飛塵抑制剤の塵埃抑制効果の評価)
実施例1の方法で作成した飛塵抑制剤を実験例1として、比較例1は液体状エチレン・酢酸ビニル共重合体原液で、比較例2は粉末体のポリビニルアルコール12%を含んだ液体で、比較例3は水である。
【0018】
競馬場の砂馬場で採集した供試砂200gに、それぞれの原液の10倍希釈液を20mL添加し、均一に混合し、風乾させた。その後、篩分け法(乾燥条件下で)により粒度分析を行った。各粒度の重量が全重量に占める割合を求め、塵埃抑制効果を評価した。これらの結果を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】
表1の結果から、実施例1で作成した飛塵抑制剤の散布によって砂中に含まれる粘土・シルト分、塵埃成分(粒度0.075mm以下)の含量は著しく減少していた。一方,エチレン・酢酸ビニル共重合体あるいはポリビニルアルコールの単体散布による塵埃成分含量の減少は少なかった。
【0021】
本発明で作成した飛塵抑制剤の効果はエチレン・酢酸ビニル共重合体あるいはポリビニルアルコールの単体よりも高く、相乗効果が現れた。
【0022】
実験例2、比較例4、5、6(飛塵抑制剤の塵埃抑制の持続性評価)
実験例1で使用した試料(実験例1、比較例1〜3)を用いて、降雨量100mm、300mm、500mmに相当する水量を散水し、流出水の濁度と懸濁物重を測定し、飛塵抑制剤の塵埃抑制の持続性を評価した。これらの結果を表2〜3示した。
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
表2、3に示したように、実験例1の流出水中の濁度、懸濁物重は各降雨相当量とも少なくなった。このことから、実施例1で作成した飛塵抑制剤の飛塵抑制効果の持続性が長いことを示した。
【0026】
【発明の効果】
本発明で作成した飛塵抑制剤の飛塵抑制効果はエチレン・酢酸ビニル共重合体あるいはポリビニルアルコールの単体よりも高く、相乗効果が現れた。また、砂のクッション性と透水性を保持するとともに、飛塵抑制効果の持続性が長い。
Claims (1)
- 液体状エチレン・酢酸ビニル共重合体に重合度1500〜3000のポリビニルアルコールを重量比2〜20%混合したものを主成分とすることを特徴とする飛塵抑制剤。
Priority Applications (1)
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JP2001029685A JP3817138B2 (ja) | 2001-02-06 | 2001-02-06 | 飛塵抑制剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001029685A JP3817138B2 (ja) | 2001-02-06 | 2001-02-06 | 飛塵抑制剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002227155A JP2002227155A (ja) | 2002-08-14 |
JP3817138B2 true JP3817138B2 (ja) | 2006-08-30 |
Family
ID=18893998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001029685A Expired - Fee Related JP3817138B2 (ja) | 2001-02-06 | 2001-02-06 | 飛塵抑制剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3817138B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP5543702B2 (ja) * | 2008-07-16 | 2014-07-09 | 孝信 安間 | 地盤の防塵処理方法 |
JP6961478B2 (ja) * | 2017-12-12 | 2021-11-05 | デンカ株式会社 | 土壌改質剤、土壌改質方法 |
JP7061960B2 (ja) * | 2018-12-27 | 2022-05-02 | 鹿島建設株式会社 | 粉塵飛散防止材 |
-
2001
- 2001-02-06 JP JP2001029685A patent/JP3817138B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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