JP3816373B2 - 映像記録再生装置およびその方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像データを圧縮して記録を行う記録再生装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
業務用分野においては、VHS方式のビデオテープを記録媒体として使用したテープ式のタイムラプス記録再生装置が一般的に使用されている。
【0003】
通常の家庭用VTRでは1秒当たり30フレームからなる映像(NTSCの場合)のみの記録再生を行うのに対し、タイムラプス記録再生装置では動画記録も可能であるが、1秒あたり数フレームといった比較的動画に近い記録モードから数秒1フレームや数分に1フレームと云った記録モードまで(以下、動画記録以外の記録動作をタイムラプス記録と呼ぶ)を備えている。
【0004】
このようなタイムラプス記録を行った映像を再生すると、動きが不自然になるが、その反面、テープ1本あたり数十時間や数百時間の記録ができるようになり、長時間記録が可能な記録再生装置を提供できるというメリットがある。この特長を生かしてこの記録再生装置は、銀行や、郵便局や、コンビニエンスストアなどでのセキュリティ用、駅構内や交差点などでの人や車の動向監視用、学術研究用などに多く使用されているが、中でも特に需要の多いのが、セキュリティ分野である。
【0005】
カメラなどを用いて監視する用途に使われる映像記録の場合、通常、長時間にわたって記録する必要があり、そのまま記録すると記録容量の大きな記録媒体が必要となる反面、画像を必ずしも連続して記録する必要がないことが多く、タイムラプス記録が有効とされている。
【0006】
一方、近年デジタル技術の発達に従い、映像もデジタル化されるようになってきた。しかし、映像をデジタル化すると膨大な情報量を記憶する必要があり、その情報量を減らすために画像の相関を取ることによって映像を圧縮する、例えばJPEGやMPEGのような画像圧縮技術が急速に普及している。
【0007】
また、セキュリティ分野ではタイムラプス記録可能な記録再生装置に必要とされる機能としてアラーム入力への対応がある。通常の使用では、タイムラプス記録を行うことで長時間記録を行っていれば問題はないが、例えば侵入者などによる異常事態が発生した場合、その現場を鮮明に記録しておく必要があるため、記録再生装置は、タイムラプス記録と動画記録を切り替えられることが望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなデジタル技術を用いたMPEGによる画像圧縮技術では、本来連続する画像をそれらの画像の相関性を利用して圧縮するものであり、上記のような間欠的な記録行うことを想定したものではない。一方、JPEGを用いたタイムラプス記録再生装置は、フレームの間引きには適しているが、JPEGは画像のフレーム内相関をとっているだけなので、必ずしも圧縮率は高くない。
【0009】
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、圧縮率の高いタイムラプス記録を行い、また、さらに圧縮率の高いタイムラプス記録と動画記録を使用可能とする映像記録再生装置およびその方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の映像記録再生装置は、MPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信するストリーム受信手段と、前記ストリームの複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPからIフレームを抽出するIフレーム抽出手段と、前記IフレームをMPEG規格により復号するMPEG復号化手段と、前記復号により生成された非圧縮映像をGOPを構成するフレーム数分まとめ再度MPEG規格で再符号・多重化を行うMPEG再多重化手段と、前記再符号・多重化されたストリームを記録媒体に記録するストリーム記録手段とを備えることとしたため、MPEG規格により符号・多重化された映像ストリームからIフレームのみを抽出することでフレームを間引き、さらに再符号・多重化して高効率に圧縮し、圧縮率の高いタイムラプス記録と動画記録を行うことができる。
【0011】
また、MPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信し、前記ストリームの複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPからIフレームを抽出してMPEG規格により復号し、前記復号により生成された非圧縮映像をGOPを構成するフレーム数分まとめて再度MPEG規格で再符号・多重化を行いストリームとして記録媒体に記録することとしたため、MPEG規格により符号・多重化された映像ストリームからIフレームのみを抽出することでフレームを間引き、さらに再符号・多重化して高効率に圧縮し、圧縮率の高いタイムラプス記録と動画記録を行うことができる。
【0012】
また、複数の映像がMPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信するストリーム受信手段と、前記ストリームの複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPからIフレームを抽出するIフレーム抽出手段と、前記Iフレームを映像別にそれぞれGOPを構成するフレーム数分だけ格納するフレーム格納バッファと、前記GOPを構成するフレーム数分だけ前記Iフレームを読み出しMPEG規格で復号するMPEG復号化手段と、前記復号により生成された非圧縮映像を再度MPEG規格で再符号・多重化を行うMPEG再多重化手段と、前記再符号・多重化されたストリームを映像別に記録媒体に記録するストリーム記録手段とを備えることとしたため、複数のカメラからの映像をMPEG規格により符号・多重化した映像ストリームからカメラ別にIフレームを抽出してフレームを間引き、さらに再符号・多重化を行い高効率に圧縮し、圧縮率の高い複数カメラ映像のタイムラプス記録と動画記録を行うことができる。
【0013】
また、複数の映像がMPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信し、前記ストリームの複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPからIフレームを抽出し映像別にそれぞれGOPを構成するフレーム数分だけ保持し、前記GOPを構成するフレーム数分のIフレームをMPEG規格で復号して、前記複号により生成された非圧縮映像を再度MPEG規格で再符号・多重化を行いストリームとして映像別に記録媒体に記録することとしたため、複数のカメラからの映像を再度MPEG規格により符号・多重化した映像ストリームからカメラ別にIフレームを抽出してフレームを間引き、さらに再符号・多重化を行い高効率に圧縮し、圧縮率の高い複数カメラ映像のタイムラプス記録と動画記録を行うことができる。
【0014】
また、MPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信するストリーム受信手段と、前記ストリームの送出先を選択的に切り替えて送出するストリーム選択送出手段と、前記ストリームの複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPからIフレームを抽出するIフレーム抽出手段と、前記IフレームをMPEG規格により復号するMPEG復号化手段と、前記復号により生成された非圧縮映像をGOPを構成するフレーム数分まとめ再度MPEG規格で再符号・多重化を行うMPEG再多重化手段と、前記再符号・多重化されたストリームや前記ストリーム受信手段から直接受信した前記ストリームを記録媒体に記録するストリーム記録手段とを備えることとしたため、MPEG規格により符号・多重化された映像ストリームを、選択的に送出先を決定し、タイムラプス記録のためにはIフレームのみを抽出することでフレームを間引き、再符号・多重化を行うことでより高効率な圧縮を行い、動画記録のためには、受信ストリームをそのまま記録し、高圧縮率を保ちながらタイムラプス記録と動画記録の双方を行うことができる。
【0015】
また、複数の映像がMPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信するストリーム受信手段と、前記ストリームの送出先を選択的に切り替えて送出するストリーム選択送出手段と、前記ストリームの複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPからIフレームを抽出するIフレーム抽出手段と、前記Iフレームを映像別にそれぞれGOPを構成するフレーム数分だけ格納するフレーム格納バッファと、前記GOPを構成するフレーム数分だけ前記Iフレームを読み出しMPEG規格で復号するMPEG復号化手段と、前記復号により生成された非圧縮映像を再度MPEG規格で再符号・多重化を行うMPEG再多重化手段と、前記再符号・多重化されたストリームや前記ストリーム受信手段から直接受信した前記ストリームを映像別に記録媒体に記録するストリーム記録手段とを備えることとしたため、MPEG規格により符号・多重化された複数カメラの映像ストリームを、選択的に送出先を決定し、タイムラプス記録のためにはIフレームを抽出してカメラ別に格納し、再符号・多重化を行うことでより高効率な圧縮を行い、動画記録のためには受信ストリームをそのまま記録し、高圧縮率を保ちながらタイムラプス記録と動画記録の双方を行うことができる。
【0016】
また、前記ストリーム選択送出手段は、予め設定されたモードを保持し、前記モードに従って前記ストリームの送出先を決定することとしたため、ストリームの記録方法を予め設定することができる。
【0017】
また、前記ストリーム選択送出手段は、外部から設定されたモードに従って前記ストリームの送出先を決定することとしたため、動的にストリームの記録方法を変更することができる。
【0018】
また、前記ストリーム選択送出手段は、外部からのアラーム入力によって動的に設定されたモードに従って前記ストリームの送出先を決定することとしたため、アラーム入力時にはより詳細な映像を記録するために動画記録を行い、それ以外の通常時はタイムラプス記録を行うことができる。
【0019】
また、前記ストリーム選択送出手段は、前記GOP単位で前記送出先を決定することとしたため、複数カメラの映像ストリームから、選択したカメラの映像ストリームのみ動画記録を行い、非選択カメラの映像ストリームはタイムラプス記録を行うことができる。
【0020】
さらに、前記ストリーム受信手段が受信するストリームに符号・多重化されている前記複数の映像の数を、前記映像において周期的に間引いた(間引きフレーム数)+1と同等にすることとしたため、コストダウンを行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0022】
図1は、本発明の第1の実施形態の映像記録再生装置のブロック図を示す。
【0023】
図1に示すように、この第1の実施形態の映像記録再生装置は、カメラからの映像ストリームを受信するストリーム映像受信手段1と、ストリーム映像受信手段1により受信した映像ストリームの中の複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPからIフレームを抽出するIフレーム抽出手段2と、Iフレーム抽出手段2が抽出したIフレームを復号して非圧縮画像にするMPEG復号化手段3と、MPEG復号手段3により生成した非圧縮画像を再度符号化するために、GOPを構成するフレーム数分の画像をまとめて再符号・多重化(再圧縮)するMPEG再多重化手段4と、MPEG再多重化手段4が送出したMPEGストリームをストリーム記録媒体6に記録するストリーム記録手段5とにより構成されている。
【0024】
図2は、第1の実施形態の映像記録再生装置において処理されるストリームの構成と処理状態を示し、図2(s)は、ストリームの構成を示す図、図2(a)は、ストリームのGOPを示す図、図2(b)は、GOPからIフレームが抽出された状態を示す図、図2(c)は、抽出されたIフレームをまとめて再圧縮した状態を示す図である。
【0025】
次に、図1と図2を用いて第1の実施形態の映像記録再生装置の動作を説明する。
【0026】
図2(s)は、1つのカメラからの映像が映像記録再生装置に送出される場合のストリーム21の構成を示し、図2(a)は、ストリーム21中のGOP22のフレーム構成を示している。GOP22を構成するフレーム数は15であり、I、Pピクチャの現れる周期は1であり、GOP22の先頭にIフレームが送出される。図2(b)は、GOP22から抽出したIフレーム23を示し、図2(c)は、Iフレーム23をGOP22の構成フレーム数でまとめて再符号・多重化したGOP24を示す。図2の(a)、(b)、(c)は、それぞれ図1の(a)、(b)、(c)にあたる。
【0027】
図1に示すストリーム受信手段1は、カメラ映像をMPEG規格により符号・多重化されたストリーム21を受信して、図2(a)のGOP22のデータ列をIフレーム抽出手段2に送出する。Iフレーム抽出手段2では、各GOP22から先頭のIフレーム23のみを抽出し、その他のフレームを破棄し、抽出したIフレーム23のみをMPEG復号化手段3に送出する。MPEG復号化手段3は、受信したIフレーム23を復号化して、MPEG再多重手段4に送出する。この処理により、Iフレーム抽出手段2がGOP22を15個処理することで、MPEG再多重化手段4に15個の非圧縮映像が送出され、MPEG再多重化手段4は15個の非圧縮映像を1つのGOPとしてまとめて再度MPEG規格により再符号・多重化を行い、ストリーム記録手段5に対して図2(c)の再符号・多重化したGOP24のデータ列を送出し、ストリーム記録手段5は、受信した再符号・多重化したGOP24のデータ列をストリーム記録媒体6に記録する。
【0028】
以上、第1の実施形態の映像記録再生装置は、MPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信するストリーム受信手段と、受信したストリームの複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPの中のIフレーム(フレーム内圧縮画像)を抽出し送出するIフレーム抽出手段と、送出されるIフレームをMPEG規格により復号するMPEG復号化手段と、復号された非圧縮映像をGOPを構成するフレーム数分まとめ、再度MPEG規格で再符号・多重化を行うMPEG再多重化手段と、再符号・多重化されたストリームを記録媒体に記録するストリーム記録手段を設けることにより、MPEG規格により符号・多重化された映像ストリームからIフレームのみを抽出することでフレームを間引き間欠映像データ列を生成し、さらに再符号・多重化することで、圧縮率の高いタイムラプス記録を可能にすることができる。
【0029】
図3は、本発明の第2の実施形態の映像記録再生装置のブロック図を示す。
【0030】
図3のストリーム映像受信手段1からストリーム記録媒体6は、図1と同様なので、説明を省略する。図3に示すように、この第1の実施形態の映像記録再生装置は、Iフレーム抽出手段2が抽出したIフレームをカメラ別に格納するフレーム格納バッファ31と、MPEG再多重化手段4によりGOPを構成するフレーム数の非圧縮画像をまとめて再符号・多重化されたストリームをカメラ別にストリーム記録媒体6に記録するストリーム記録手段32とをさらに備えている。
【0031】
図4は、第2の実施形態の映像記録再生装置において処理されるストリームの構成と処理状態を示し、図4(s)は、ストリームの構成を示す図、図4(a)は、ストリームのGOPを示す図、図4(b)は、GOPからIフレームが抽出された状態を示す図、図4(c)は、抽出されたIフレームをまとめて再圧縮した状態を示す図である。
【0032】
次に、図3と図4を用いて第2の実施形態の映像記録再生装置の動作を説明する。
【0033】
図4のGOP22とIフレーム23は図2と同様なので、説明を省略する。図4(s)は、複数のカメラからの映像が映像記録再生装置に対して送出される場合のストリーム41の構成を示し、カメラは15台で、各カメラの映像はGOP単位に他のカメラの映像と多重され送出される。図4(a)は、ストリーム41の各GOP22をフレーム構成で表示したGOPデータ列42を示す。図4(b)は、GOPデータ列42から抽出したIフレーム列43、44、45を示し、Iフレーム列43はカメラ1のGOP1〜15から抽出したものであり、Iフレーム列44はカメラ2のGOP1〜15から抽出したものであり、Iフレーム列45はカメラ15のGOP1〜15から抽出したものであり、Iフレーム列43、44、45はカメラ別にバッファに格納する。図4(c)は、MPEG再多重化手段4により再符号・多重化したGOPデータ列46を示し、Iフレーム列43を再符号・多重化したカメラ1のGOP47と、Iフレーム列44を再符号・多重化したカメラ2のGOP48と、Iフレーム列45を再符号・多重化したカメラ15のGOP49とを示す。図4の(a)、(b)、(c)は、それぞれ図3の(a)、(b)、(c)にあたる。
【0034】
ストリーム受信手段1は、複数のカメラ映像がMPEG規格により符号・多重化されたストリーム41を受信して、図4(a)のGOPデータ列42をIフレーム抽出手段2に送出する。Iフレーム抽出手段2では、1つのGOPデータ列42から先頭のIフレーム23を抽出し、その他のフレームを破棄し、抽出したIフレーム23をフレーム格納バッファ31に送出する。フレーム格納バッファ31では、受信したIフレーム23をカメラ別に順次格納していく。これらの操作を受信ストリーム41に対して繰り返し行い、Iフレーム23がカメラ別にGOPを構成するフレームの数だけ格納された場合、フレーム格納バッファ31は、MPEG復号化手段3に当該Iフレーム23をIフレーム列として送出する。MPEG復号化手段3は、受信したIフレーム列を復号化して、MPEG再多重手段4に送出する。以上により、Iフレーム抽出手段2がストリーム41において15個おきに現れる各カメラのGOP22をカメラ毎に15個処理することで、MPEG再多重化手段4に順次各カメラの15個の非圧縮映像が送出され、MPEG再多重化手段4は15個の非圧縮映像を1つのGOPとしてまとめて再度MPEG規格により再符号・多重化を行い、ストリーム記録手段32に対して再符号・多重化したGOP47、48、49を送出し、ストリーム記録手段32は、再符号・多重化したGOP47、48、49をストリーム記録媒体6にカメラ別に記録する。
【0035】
以上、第2の実施形態の映像記録再生装置は、複数の映像がMPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信するストリーム受信手段と、受信したストリームの中の複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPの中のIフレーム(フレーム内圧縮画像)を抽出し送出するIフレーム抽出手段と、Iフレーム抽出手段から送出されたIフレームをカメラ別にそれぞれGOPを構成するフレーム数だけ格納するフレーム格納バッファと、フレーム格納バッファからGOPを構成するフレーム数分だけIフレームを読み出しMPEG規格で復号するMPEG復号化手段と、復号により生成された非圧縮映像を再度MPEG規格で再符号・多重化を行うMPEG再多重化手段と、再符号・多重化されたストリームをカメラ別に記録媒体に記録するストリーム記録手段を設けることにより、複数のカメラからの映像をMPEG規格により符号・多重化した映像ストリームからカメラ別にIフレームのみを抽出してバッファに格納し、間欠映像データ列としてさらに再符号・多重化を行い、複数カメラ映像の圧縮率の高いタイムラプス記録を可能にすることができる。
【0036】
なお、第2の実施形態の説明では、ストリーム受信手段1が受信するストリームを、複数のカメラからの映像としているが、1つの映像において周期的に間引いたフレーム数(間引きフレーム数)+1までのカメラからの映像を、1つのMPEG再多重化手段4で再符号・多重化が可能で、映像記録再生装置のコストダウンができる。
【0037】
図5は、本発明の第3の実施形態の映像記録再生装置のブロック図を示す。
【0038】
図5のストリーム映像受信手段1からストリーム記録媒体6、およびフレーム格納バッファ31は、図3と同様なので、説明を省略する。図5に示すように、この第3の実施形態の映像記録再生装置は、モードを保持し、ストリーム受信手段1が出力するストリームを受信して、保持しているモードに従ってストリームの送出先を選択するストリーム選択送出手段51と、再多重化手段4によって再符号・多重化されたストリームやストリーム選択送出手段51が直接送出するストリームを受信し、ストリーム記録媒体6にカメラ毎に記録を行うストリーム記録手段52とを備えている。
【0039】
ストリーム受信手段1は、複数カメラの映像が符号・多重化されたストリームを受信しGOP単位でストリーム選択送出手段51に送出する。ストリーム選択送出手段51は、内部データとしてモードを保持しており、予め設定されたモードに従って、受信ストリームの送出先を選択して送出する。例えば、保持モードが間欠記録の場合、Iフレーム抽出手段2に受信したストリームを送出し、保持モードが動画記録の場合は、ストリーム記録手段52に受信ストリームを送出する。
【0040】
以上、第3の実施形態の映像記録再生装置は、ストリームを受信して、保持しているモードに従ってストリームの送出先を選択するストリーム選択送出手段を設けることにより、受信したMPEG規格により符号・多重化された複数カメラの映像ストリームの送出先を選択的に決定し、タイムラプス記録のためにはIフレームを抽出してカメラ別に格納し、それ以外のフレームを間引き、さらに再符号・多重化を行うことでより高効率な圧縮を行い、動画記録のためには受信ストリームをそのまま記録することで、高圧縮率を保ちながらタイムラプス記録と動画記録の双方を選択的に実現することができる。
【0041】
第3の実施形態の説明では、ストリーム選択送出手段51が保持するモードは予め設定されたものとしているが、外部から設定しても同様に実施可能である。また、アラーム入力をトリガとして保持しているモードが設定されても同様に実施可能であり、アラーム入力時に、より詳細な映像の記録をすることができる。
【0042】
また、第3の実施形態の説明では、ストリーム選択送出手段51により、ストリームの送出先を選択的に決定するとしているが、GOP単位に送出先を決定することにより、複数カメラの映像ストリームから、選択したカメラの映像ストリームのみ動画記録を行い、非選択カメラの映像ストリームはタイムラプス記録を行うことができる。
【0043】
なお、第1から第3の実施形態の説明では、ストリーム受信手段1が受信するストリームをカメラからの映像としているが、ストリーム記録媒体6からでも同様に実施可能である。また、Iフレーム抽出手段2が受信するストリームをストリーム受信手段1から送出されるストリームとしているが、ストリーム記録媒体6からでも同様に実施可能である。さらに、フレーム格納バッファ31をストリーム記録媒体6の一部としても同様に実施可能である。
【0044】
さらに、第1から第3の実施形態では、本発明に関する映像記録再生装置について説明したが各処理動作を手順とし映像記録再生の方法とし、圧縮率の高いタイムラプス記録を行い、また、さらに圧縮率の高いタイムラプス記録と動画記録を使用可能とすることもできる。
【0045】
【発明の効果】
本発明の映像記録再生装置は、MPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信するストリーム受信手段と、前記ストリームの複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPからIフレームを抽出するIフレーム抽出手段と、前記IフレームをMPEG規格により復号するMPEG復号化手段と、前記復号により生成された非圧縮映像をGOPを構成するフレーム数分まとめ再度MPEG規格で再符号・多重化を行うMPEG再多重化手段と、前記再符号・多重化されたストリームを記録媒体に記録するストリーム記録手段とを備えることとしたため、MPEG規格により符号・多重化された映像ストリームからIフレームのみを抽出することでフレームを間引き、さらに再符号・多重化して高効率に圧縮し、圧縮率の高いタイムラプス記録と動画記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の映像記録再生装置のブロック図
【図2】第1の実施形態の映像記録再生装置において処理されるストリームの構成と処理状態を示し、図2(s)は、ストリームの構成を示す図、図2(a)は、ストリームのGOPを示す図、図2(b)は、GOPからIフレームが抽出された状態を示す図、図2(c)は、抽出されたIフレームをまとめて再圧縮した状態を示す図
【図3】本発明の第2の実施形態の映像記録再生装置のブロック図
【図4】第2の実施形態の映像記録再生装置において処理されるストリームの構成と処理状態を示し、図4(s)は、ストリームの構成を示す図、図4(a)は、ストリームのGOPを示す図、図4(b)は、GOPからIフレームが抽出された状態を示す図、図4(c)は、抽出されたIフレームをまとめて再圧縮した状態を示す図
【図5】本発明の第3の実施形態の映像記録再生装置のブロック図
【符号の説明】
1 ストリーム受信手段
2 Iフレーム抽出手段
3 MPEG復号化手段
4 MPEG再符号・多重化手段
5 ストリーム記録手段
6 ストリーム記録媒体
21 ストリーム
22 GOP
23 Iフレーム
24 再符号・多重化したGOP
31 フレーム格納バッファ
32 ストリーム記録手段
41 ストリーム
42 GOPデータ列
43 カメラ1のIフレーム列
44 カメラ2のIフレーム列
45 カメラ3のIフレーム列
46 再符号・多重化したGOPデータ列
47 再符号・多重化したカメラ1のGOP
48 再符号・多重化したカメラ2のGOP
49 再符号・多重化したカメラ3のGOP
51 ストリーム選択送出手段
52 ストリーム記録手段

Claims (12)

  1. MPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信するストリーム受信手段と、前記ストリームの複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPからIフレームを抽出するIフレーム抽出手段と、前記IフレームをMPEG規格により復号するMPEG復号化手段と、前記復号により生成された非圧縮映像をGOPを構成するフレーム数分まとめ再度MPEG規格で再符号・多重化を行うMPEG再多重化手段と、前記再符号・多重化されたストリームを記録媒体に記録するストリーム記録手段とを備えることを特徴とする映像記録再生装置。
  2. MPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信し、前記ストリームの複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPからIフレームを抽出してMPEG規格により復号し、前記復号により生成された非圧縮映像をGOPを構成するフレーム数分まとめて再度MPEG規格で再符号・多重化を行いストリームとして記録媒体に記録することを特徴とする映像記録方法。
  3. 複数の映像がMPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信するストリーム受信手段と、前記ストリームの複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPからIフレームを抽出するIフレーム抽出手段と、前記Iフレームを映像別にそれぞれGOPを構成するフレーム数分だけ格納するフレーム格納バッファと、前記GOPを構成するフレーム数分だけ前記Iフレームを読み出しMPEG規格で復号するMPEG復号化手段と、前記復号により生成された非圧縮映像を再度MPEG規格で再符号・多重化を行うMPEG再多重化手段と、前記再符号・多重化されたストリームを映像別に記録媒体に記録するストリーム記録手段とを備えることを特徴とする映像記録再生装置。
  4. 複数の映像がMPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信し、前記ストリームの複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPからIフレームを抽出し映像別にそれぞれGOPを構成するフレーム数分だけ保持し、前記GOPを構成するフレーム数分のIフレームをMPEG規格で復号して、前記複号により生成された非圧縮映像を再度MPEG規格で再符号・多重化を行いストリームとして映像別に記録媒体に記録することを特徴とする映像記録方法。
  5. MPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信するストリーム受信手段と、前記ストリームの送出先を選択的に切り替えて送出するストリーム選択送出手段と、前記ストリームの複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPからIフレームを抽出するIフレーム抽出手段と、前記IフレームをMPEG規格により復号するMPEG復号化手段と、前記復号により生成された非圧縮映像をGOPを構成するフレーム数分まとめ再度MPEG規格で再符号・多重化を行うMPEG再多重化手段と、前記再符号・多重化されたストリームや前記ストリーム受信手段から直接受信した前記ストリームを記録媒体に記録するストリーム記録手段とを備えることを特徴とする映像記録再生装置。
  6. 複数の映像がMPEG規格で符号・多重化されたストリームを受信するストリーム受信手段と、前記ストリームの送出先を選択的に切り替えて送出するストリーム選択送出手段と、前記ストリームの複数フレームデータの集合で少なくともフレーム内圧縮画像を含むGOPからIフレームを抽出するIフレーム抽出手段と、前記Iフレームを映像別にそれぞれGOPを構成するフレーム数分だけ格納するフレーム格納バッファと、前記GOPを構成するフレーム数分だけ前記Iフレームを読み出しMPEG規格で復号するMPEG復号化手段と、前記復号により生成された非圧縮映像を再度MPEG規格で再符号・多重化を行うMPEG再多重化手段と、前記再符号・多重化されたストリームや前記ストリーム受信手段から直接受信した前記ストリームを映像別に記録媒体に記録するストリーム記録手段とを備えることを特徴とする映像記録再生装置。
  7. 前記ストリーム選択送出手段は、予め設定されたモードを保持し、前記モードに従って前記ストリームの送出先を決定することを特徴とする請求項5または6に記載の映像記録再生装置。
  8. 前記ストリーム選択送出手段は、外部から設定されたモードに従って前記ストリームの送出先を決定することを特徴とする請求項5または6に記載の映像記録再生装置。
  9. 前記ストリーム選択送出手段は、外部からのアラーム入力によって動的に設定されたモードに従って前記ストリームの送出先を決定することを特徴とする請求項5または6に記載の映像記録再生装置。
  10. 前記ストリーム選択送出手段は、前記GOP単位で前記送出先を決定することを特徴とする請求項5または6に記載の映像記録再生装置。
  11. 前記ストリーム受信手段が受信するストリームに符号・多重されている前記複数の映像の数を、前記映像において周期的に間引いた(間引きフレーム数)+1と同等にすることを特徴とする請求項3、または請求項5ないし10のいずれか1項に記載の映像記録再生装置。
  12. 前記受信するストリームに符号・多重化されている前記複数の映像の数を、前記映像において周期的に間引いた(間引きフレーム数)+1と同等にすることを特徴とする請求項4に記載の映像記録再生方法。
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