JP3815221B2 - 照明装置、表示装置、並びに電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は照明装置、表示装置、並びに電子機器に係り、特に、表示装置の視認側に配置されるフロントライトとして構成する場合に好適な照明装置、及び該照明装置を視認側に備えた表示装置、該表示装置を備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、液晶表示装置として、太陽光などの外光が観察者側から液晶パネル内に入射し、液晶パネル内において反射され、観察者側に出射される反射型液晶表示装置が知られている。しかしながら、反射型液晶表示装置は、暗所では表示が視認できなくなるため、液晶パネルの観察者側にフロントライトを備えた反射型液晶表示装置が提案されている。
従来のフロントライトは、液晶パネルの視認側の側方に配置される光源と、液晶パネルの視認側に配置され、光源から出射された光を液晶パネルに照射するための導光板とから概略構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のフロントライトを用いた場合、光源から出射された光のうち、液晶パネル側に出射せず、導光板の観察者側の面から直接観察者側に出射される光(漏洩光)が発生し、照明効率が低下するとともに、漏洩光に起因して液晶表示装置のコントラスト比が低下して、表示品質が悪化する恐れがある。
【0004】
そこで、本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、表示パネル側に出射せず直接観察者側に出射する漏洩光を低減することができるとともに、照明効率の向上を図ることができる照明装置、該照明装置を視認側に備えた表示装置、この表示装置を備えた電子機器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の照明装置は、透光性基板の一方の板面にエレクトロルミネッセンス素子が形成され、前記エレクトロルミネッセンス素子から発光された光が前記透光性基板の一方の板面から出射可能とされ、複数の画素を有する表示装置に備えられる照明装置であって、前記エレクトロルミネッセンス素子が、前記透光性基板の光を出射する側から、少なくとも透明電極と発光層と反射電極とを順次具備するものであることを特徴とする。
【0006】
すなわち、本発明の照明装置では、エレクトロルミネッセンス素子の発光層から発光された光をエレクトロルミネッセンス素子の陰極として機能する反射電極により反射させて、陽極として機能する透明電極側に出射させることにより、透光性基板の一方の板面から光を出射する構成としている。なお、本発明の照明装置は、表示パネルの一方の側に備えられて表示装置を構成するものである。
【0007】
このように、エレクトロルミネッセンス素子の発光層から発光された光を反射電極により反射させて、反射電極と反対側に出射させる構成を採用することにより、照明装置から表示パネル側に出射せずに直接観察者側に出射する漏洩光を低減することができるとともに、表示パネル側に効率よく光を照射することができるので、照明効率を向上することができ、省電力化を図ることができる。
【0008】
また、本発明者は、エレクトロルミネッセンス素子の平面構造が周期性を有する場合には、本発明の照明装置をマトリクス状に配置された画素毎に表示を行う液晶表示装置等の表示装置に備えた場合に、エレクトロルミネッセンス素子の周期構造と表示装置の画素の周期構造とが干渉を起こし、モアレ縞が発生する場合があることを見出した。そこで、本発明者はモアレ縞を視認できない程度に抑制すべく検討を行った。
【0009】
例えば、個々のエレクトロルミネッセンス素子を直線状に形成する場合、エレクトロルミネッセンス素子のピッチをd1、表示装置の画素ピッチをd2、エレクトロルミネッセンス素子の延在方向と表示装置の画素の配列方向とのなす角をθとすると、発生するモアレ縞の周期lは下記式(1)により表される。
【数1】
Figure 0003815221
式(1)に示すように、d1=d2、かつθ=0のときに、モアレ縞の周期lが最も長周期となり、モアレ像が視認されやすくなる。
【0010】
したがって、本発明の照明装置において、エレクトロルミネッセンス素子の平面構造が周期性を有する場合には、エレクトロルミネッセンス素子のピッチと表示装置の画素ピッチとを非同一に設定することにより、本発明の照明装置を表示装置に備えた場合においても、モアレ縞を視認できない程度に抑制することができることを見出した。
【0011】
なお、画素がマトリクス状に配列されている場合には、表示装置の画素ピッチは2種類存在する。これに対して、エレクトロルミネッセンス素子のピッチは1種類若しくは複数種類存在するが、本発明の照明装置において、すべてのエレクトロルミネッセンス素子のピッチと、表示装置の画素のすべてのピッチとを非同一に設定することが望ましい。
【0012】
また、本発明の照明装置において、透光性基板の一方の板面に所定のパターンの直線状のエレクトロルミネッセンス素子を形成する場合には、エレクトロルミネッセンス素子の延在方向と表示装置の画素の配列方向とを非平行にすることによっても、モアレ縞を視認できない程度に抑制することができることを見出した。
【0013】
なお、画素がマトリクス状に配列されている場合には、表示装置の画素の配列方向は2種類存在する。これに対して、エレクトロルミネッセンス素子の延在方向は1種類若しくは複数種類存在するが、本発明の照明装置において、すべてのエレクトロルミネッセンス素子の延在方向と、表示装置の画素のすべての配列方向とを非平行に設定することが望ましい。
【0014】
また、透光性基板の一方の板面に所定のパターンの直線状のエレクトロルミネッセンス素子を形成する場合には、エレクトロルミネッセンス素子のピッチと表示装置の画素ピッチとを非同一に設定するとともに、エレクトロルミネッセンス素子の延在方向と表示装置の画素の配列方向とを非平行に設定することが望ましく、このような構成とすることにより、より一層モアレ縞を抑制することができることを見出した。
【0015】
さらに、本発明の照明装置において、透光性基板の板面において、エレクトロルミネッセンス素子のピッチがランダムに設定されていることが望ましく、このような構成とすることにより、より一層モアレ縞を抑制することができることを見出した。
個々のエレクトロルミネッセンス素子が直線状に形成され、平面構造が周期性を有するエレクトロルミネッセンス素子としては、具体的には、ストライプ状、正方格子状、六方格子状に形成されたエレクトロルミネッセンス素子を例示することができる。
【0016】
また、本発明の照明装置において、エレクトロルミネッセンス素子を構成する反射電極が不透明であるため、エレクトロルミネッセンス素子は透光性基板の板面において部分的にのみ形成される。したがって、エレクトロルミネッセンス素子のピッチが大きくなるほど、隣接するエレクトロルミネッセンス素子の間の照度が低下するが、本発明者は、エレクトロルミネッセンス素子のピッチを、エレクトロルミネッセンス素子と表示装置の反射層との距離の二乗の830倍以下に設定することにより、透光性基板の全面において、エレクトロルミネッセンス素子の直下の照度を100%としたときの照度を50%以上にすることができ、本発明の照明装置を表示装置に備えた場合に、部分的に表示の視認性が低下することを防止することができることを見出した。
【0017】
また、本発明の照明装置を表示装置に備えた場合、エレクトロルミネッセンス素子を構成する反射電極は不透明であるため、エレクトロルミネッセンス素子が形成された箇所の表示を視認することができない。したがって、エレクトロルミネッセンス素子の形成面積がある程度以上大きくなると、本発明の照明装置を表示装置に備えたときの表示の視認性が低下する。そのため、本発明の照明装置において、エレクトロルミネッセンス素子の形成面積と、透光性基板の板面面積との比を0.5未満とすることが望ましく、このように設定することにより、本発明の照明装置を表示装置に備えた場合に、良好に表示を視認することができる。
【0018】
また、本発明の照明装置において、エレクトロルミネッセンス素子の発光層が有機エレクトロルミネッセンス材料を含有することが望ましい。このように、発光層に、低電圧で発光可能であるとともに、発光輝度が高い有機エレクトロルミネッセンス材料を含有させることにより、省電力化を図ることができるとともに、照明効率を向上することができる。
【0019】
また、以上の本発明の照明装置を視認側に備えることにより、照明装置から表示パネル側に出射せずに直接観察者側に出射する漏洩光を低減することができるとともに、照明効率を向上することができ、モアレ縞を視認できない程度に抑制することができ、コントラストが良く表示品質に優れるとともに、省電力化を図ることができる、表示装置を提供することができる。
また、この表示装置を備えることにより、表示品質に優れるとともに、省電力化を図ることができる電子機器を提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る実施形態について詳細に説明する。
図1〜図4に基づいて、本発明に係る実施形態の照明装置、及びこの照明装置を備えた表示装置の構造について説明する。図1は本実施形態の表示装置を分解した概略斜視図、図2は本実施形態の表示装置の部分概略断面図、図3は後述するエレクトロルミネッセンス素子を拡大して示す部分概略断面図、図4は後述するエレクトロルミネッセンス素子のパターンと表示装置の画素のパターンとの関係を示す概略平面図である。なお、図2、図3は、本実施形態の表示装置を図1のA−A’線に沿って切断したときの断面図である。
【0021】
本実施形態では、表示装置の例として、TFT素子をスイッチング素子として用いたアクティブマトリクス型の反射型液晶表示装置を取り上げて説明する。また、各図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。
【0022】
はじめに、図1、図2に基づいて、本実施形態の照明装置を備えた液晶表示装置の全体構造について説明する。
図1、図2において、符号10が本実施形態の液晶表示装置、符号20が液晶パネル、符号30が本実施形態の照明装置を示している。
図1、図2において、液晶パネル20(液晶表示装置10)の図示上側が表示を視認する視認側であり、本実施形態の照明装置30は液晶パネル20の視認側に備えられ、液晶パネル20と照明装置30とが一体化されて液晶表示装置10が構成されている。すなわち、本実施形態において、照明装置30は、視認側から液晶パネル20を照明するフロントライトとして構成されている。
【0023】
図1、図2に示すように、液晶パネル20は、内面にTFT素子28、画素電極29等が形成された素子基板21と、内面に共通電極24が形成された対向基板22とが対向配置され、素子基板21と対向基板22との間に液晶層23が挟持された構造を基本構成とし、対向基板22の図示上側に偏光子25が取り付けられている。なお、図1においては、偏光子25と液晶層23の図示は省略している。また、図2においては、素子基板21の内面に形成されたTFT素子28や画素電極29、対向基板22の内面に形成された共通電極24等の図示を省略している。また、図2においては、液晶層23内を個々の画素2に分割して図示している。
なお、本明細書において、素子基板21、対向基板22の「内面」とは、素子基板21、対向基板22の「液晶層側の面」を意味しているものとする。
【0024】
図1に示すように、素子基板21の内面には、多数のデータ線26および多数の走査線27が互いに交差するように格子状に設けられている。各データ線26と各走査線27の交差点の近傍にはTFT素子28が形成されており、各TFT素子28を介して画素電極29が接続されている。一方、対向基板22の内面には、表示領域に対応して共通電極24が形成されている。
【0025】
液晶パネル20において、個々の画素電極29が形成された領域が画素2である。また、素子基板21の内面には、赤、緑、青を表示するためのカラーフィルター(図示略)が設けられており、各画素2は赤、緑、青のうちいずれかの色を表示することが可能となっている。
本実施形態では、画素電極29はアルミニウム、銀、銀合金等からなり、反射層として機能する。そして、明所では、照明装置30を点灯せず、太陽光等の明るい外光が視認側から液晶パネル20内に入射し、素子基板21の内面に形成された画素電極29により反射されて、再び観察者側(図示上方)に出射され、表示が行われるようになっている。一方、暗所では、照明装置30を点灯し、照明装置30により液晶パネル20側に照射された光が素子基板21の内面に形成された画素電極29により反射されて、再び照明装置30を通過して観察者側(図示上方)に出射され、表示が行われるようになっている。
なお、画素電極29を反射層とする代わりに、画素電極29とは別に素子基板21の内面に反射層を設ける構成としてもよい。
【0026】
次に、液晶表示装置10に備えられた本実施形態の照明装置30の構造について説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態の照明装置30は、ガラス、透明樹脂等からなる透光性基板31と、透光性基板31の図示上側の板面に形成された所定のパターンのエレクトロルミネッセンス素子50とから概略構成されており、透光性基板31のエレクトロルミネッセンス素子50が形成された側の板面は、透明樹脂、酸化シリコン、あるいはその両方等からなる保護層40により保護されている。なお、図1においては、保護層40の図示を省略している。
【0027】
図1に示すように、個々のエレクトロルミネッセンス素子50は直線状に形成されており、全体として正方格子状に形成され、平面構造が周期性を有するものとなっている。
以下、図4に基づいて、本実施形態におけるエレクトロルミネッセンス素子50のパターンと液晶パネル20の画素2のパターンとの関係について説明する。図4はエレクトロルミネッセンス素子50と画素電極29のみを取り出し、エレクトロルミネッセンス素子50側から画素電極29を見たときの概略平面図である。先に述べたように、個々の画素電極29が形成された領域が画素2である。
【0028】
本実施形態においては、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチと液晶パネル20の画素2のピッチとが非同一に設定され、かつ、エレクトロルミネッセンス素子50の延在方向と液晶パネル20の画素2の配列方向とが非平行に設定されている。
図4に示すように、液晶パネル20の画素2は図示横方向L1と図示縦方向L2とに配列され、全体としてマトリクス状に配列されている。これに対して、エレクトロルミネッセンス素子50は正方格子状に形成されており、図4に示すように、エレクトロルミネッセンス素子50の延在方向は2種類存在する。そして、本実施形態においては、個々のエレクトロルミネッセンス素子50は画素2の配列方向、すなわちデータ線26及び走査線27が延在する方向L1、L2と交差する方向に形成されており、エレクトロルミネッセンス素子50の延在方向をM1、M2とすると、エレクトロルミネッセンス素子50の延在方向M1、M2はいずれも、画素2の配列方向L1、L2と非平行になるように設定されている。図4では、エレクトロルミネッセンス素子50の延在方向M1、M2は画素2の配列方向L1、L2に対して45度ずれている。
【0029】
また、液晶パネル20の画素2のピッチは、配列方向L1に沿って配列した画素2のピッチA1と、配列方向L2に沿って配列した画素2のピッチA2の2種類存在する。これに対して、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチは、延在方向M1に沿って延在するエレクトロルミネッセンス素子50のピッチB1と、延在方向M2に沿って延在するエレクトロルミネッセンス素子50のピッチB2の2種類存在する。そして、本実施形態においては、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチB1、B2はいずれも、画素2のピッチA1、A2と非同一になるように設定されている。図4では、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチB1、B2はいずれも、画素2のピッチA1、A2より細かく設定されている。
【0030】
さらに、図面上は簡略化のため、透光性基板31の板面全面において、延在方向M1に沿って延在するエレクトロルミネッセンス素子50のピッチB1、延在方向M2に沿って延在するエレクトロルミネッセンス素子50のピッチB2がいずれも均一化されている場合について図示しているが、エレクトロルミネッセンス素子50の個々のピッチB1、B2は透光性基板31の板面においてランダムに設定されていることが望ましい。
【0031】
次に、図3に基づいて、エレクトロルミネッセンス素子50の断面構造について詳細に説明する。図3に示すように、エレクトロルミネッセンス素子50は、図示下側(透光性基板31の光を出射する側)から透明電極53と発光層52と反射電極51とが順次積層形成されたものであり、陰極として機能する反射電極51と、陽極として機能する透明電極53とに所定の電流を流すことにより、発光層52から光を発光させ、発光層52により発光された光を反射電極51により反射させて、液晶パネル20側(図示下方)に効率よく光を照射することが可能な構造になっている。
【0032】
エレクトロルミネッセンス素子50において、反射電極51は、例えばアルミニウム、銀、銀合金等からなり、透明電極53は、例えばインジウム錫酸化物等からなっている。発光層52は1種若しくは複数種の発光材料を含有し、発光材料としては公知の有機又は無機のエレクトロルミネッセンス材料を用いることができる。特に、低電圧で発光が可能であるとともに、発光輝度が高いことから、キノリノールアルミ錯体、亜鉛のオキサゾール錯体、亜鉛の2−(2−ヒドロキシフェニル)ベンゾチアゾール錯体等の有機エレクトロルミネッセンス材料を用いることが望ましい。
【0033】
なお、アルミニウム、銀、銀合金等からなる反射電極51は不透明であるため、エレクトロルミネッセンス素子50が形成された箇所を視認することができない。したがって、図1、図4に示したように、液晶パネル20の視認側の面に対して部分的にのみ所定のパターンでエレクトロルミネッセンス素子50を配置する必要があるが、反射電極51による反射を利用して照明することにより、図2に示すように、エレクトロルミネッセンス素子50の直下のみならず、その周囲にも光を出射することができ、液晶パネル20の全面を照明することができる。
【0034】
ただし、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチB1、B2を以下のように設定することが望ましい。
すなわち、1本のエレクトロルミネッセンス素子50と液晶パネル20の反射層である画素電極29との距離が例えば1.3mmであるとき、照度が50%以上となるのはエレクトロルミネッセンス素子50から約±0.7mmの範囲である。照明面積は1本のエレクトロルミネッセンス素子50と液晶パネル20の画素電極29との距離の二乗に比例すると考えられることから、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチB1、B2を、エレクトロルミネッセンス素子50と液晶パネル20の画素電極29との距離の二乗の830倍以下に設定することが望ましい。このような構成とすることにより、透光性基板31の全面において、エレクトロルミネッセンス素子50の直下の照度を100%としたときの照度を50%以上にすることができ、部分的に表示の視認性が低下することを防止することができる。
【0035】
また、エレクトロルミネッセンス素子50が形成された箇所を視認することができないため、エレクトロルミネッセンス素子50の形成面積がある程度以上大きくなると、液晶パネル20の視認性が低下する。したがって、エレクトロルミネッセンス素子50の形成面積と、透光性基板31の板面面積との比を0.5未満とすることが望ましく、このように設定することにより、表示を良好に視認することができる。
【0036】
なお、本実施形態においては、反射電極51、発光層52、透明電極53をエレクトロルミネッセンス素子50のパターンに合わせてすべて同一パターンで形成する場合についてのみ説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。反射電極51と発光層52と透明電極53とが積層形成された部分のみがエレクトロルミネッセンス素子50となるので、少なくとも反射電極51がエレクトロルミネッセンス素子50のパターンに形成されていればよい。
【0037】
したがって、例えば、図5(a)に示すように、反射電極51のみを所定のパターンに形成し、発光層52と透明電極53とは透光性基板31の板面全面に形成してもよい。このように、反射電極51のみを所定のパターンに形成し、発光層52と透明電極53を透光性基板31の板面全面に形成する場合には、反射電極51のみをパターニングすれば良いので、本実施形態のように、反射電極51、発光層52、透明電極53をすべてパターニングする場合に比較して、エレクトロルミネッセンス素子50の形成工程を簡略化することができる。ただし、図5(a)に示すように、発光層52、透明電極53を透光性基板31の板面全面に形成する場合には、発光層52、透明電極53の存在により、光透過率が低下し、液晶パネル20による表示の視認性が低下する恐れがある。
【0038】
また、本実施形態においては、照明装置30において、液晶パネル20側を透光性基板31、観察者側を保護層40とし、透光性基板31の光が出射する側と反対側の板面にエレクトロルミネッセンス素子50を設ける構成としたが、本発明はこれに限定されるものではない。
図5(b)に示すように、液晶パネル20側を保護層40、観察者側を透光性基板31とし、透光性基板31の光が出射する側の板面(図示下側の板面)にエレクトロルミネッセンス素子50を設ける構成としてもよい。この場合には、透光性基板31の光を出射する側の板面に、図示上側から所定のパターンの反射電極51と発光層52と透明電極53とを順次積層形成してエレクトロルミネッセンス素子50を形成すればよく、液晶パネル20側を透光性基板31、観察者側を保護層40とし、透光性基板31の光が出射する側と反対側の板面にエレクトロルミネッセンス素子50を設ける場合と同様に、発光層52により発光された光を反射電極51により反射させて、液晶パネル20側(図示下方)に効率よく光を照射することができる。
【0039】
本実施形態の照明装置30によれば、エレクトロルミネッセンス素子50の発光層52から発光された光を反射電極51により反射させて、反射電極51と反対側に出射させる構成を採用することにより、照明装置30から液晶パネル20側に出射せずに直接観察者側に出射する漏洩光を低減することができるとともに、液晶パネル20側に効率よく光を照射することができるので、照明効率を向上することができ、省電力化を図ることができる。
【0040】
また、本実施形態の照明装置30において、エレクトロルミネッセンス素子50の発光層52が有機エレクトロルミネッセンス材料を含有することが望ましい。このように、発光層52に、低電圧で発光可能であるとともに、発光輝度が高い有機エレクトロルミネッセンス材料を含有させることにより、省電力化を図ることができるとともに、照明効率を向上することができる。
【0041】
さらに、本実施形態の照明装置30では、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチB1、B2と液晶パネル20の画素2のピッチA1、A2とを非同一に設定し、かつ、エレクトロルミネッセンス素子50の延在方向M1、M2と液晶パネル2の画素2の配列方向L1、L2とを非平行に設定する構成を採用した。このような構成を採用することにより、長波長のモアレ縞が発生することを防止し、モアレ縞を視認できない程度に抑制することができる。
【0042】
なお、本実施形態では、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチB1、B2と液晶パネル20の画素2のピッチA1、A2とを非同一に設定し、かつ、エレクトロルミネッセンス素子50の延在方向M1、M2と液晶パネル20の画素2の配列方向L1、L2とを非平行に設定する場合についてのみ説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0043】
エレクトロルミネッセンス素子50のピッチB1、B2と液晶パネル20の画素2のピッチA1、A2との関係、あるいは、エレクトロルミネッセンス素子50の延在方向M1、M2と液晶パネル20の画素2の配列方向L1、L2との関係のうち、少なくとも一方を上述のように規定すればよく、このような構成にすることにより、長波長のモアレ縞が発生することを防止し、モアレ縞を視認できない程度に抑制することができる。
【0044】
ただし、モアレ縞をより抑制することができることから、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチB1、B2と液晶パネル20の画素2のピッチA1、A2とを非同一に設定し、かつ、エレクトロルミネッセンス素子50の延在方向M1、M2と液晶パネル20の画素2の配列方向L1、L2とを非平行に設定することが望ましい。
【0045】
また、本実施形態においては、正方格子状のエレクトロルミネッセンス素子50を形成した場合についてのみ説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、平面構造を有するエレクトロルミネッセンス素子50を形成する場合であれば、本発明はいかなるパターンのエレクトロルミネッセンス素子50を形成する場合にも適用することができる。
すなわち、点状やペアノ曲線状など、直線状以外のエレクトロルミネッセンス素子50を周期的に形成する場合には、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチと液晶パネル20の画素2のピッチとを非同一とすればよい。
【0046】
また、直線状のエレクトロルミネッセンス素子50を周期的に形成する場合には、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチと液晶パネル20の画素2のピッチとを非同一に設定する構成、エレクトロルミネッセンス素子50の延在方向と液晶パネル20の画素2の配列方向とを非平行に設定する構成、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチと液晶パネル20の画素2のピッチとを非同一に設定し、かつエレクトロルミネッセンス素子50の延在方向と液晶パネル20の画素2の配列方向とを非平行に設定する構成のうちいずれかの構成を採用すればよい
【0047】
以下に、直線状のエレクトロルミネッセンス素子50を周期的に形成する場合の、本実施形態で説明した以外のエレクトロルミネッセンス素子50のパターン例について説明する。
図6(a)に示すように、エレクトロルミネッセンス素子50をストライプ状に形成しても良い。この場合のエレクトロルミネッセンス素子50の延在方向はN1のみ存在し、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチはC1のみ存在する。
このようにエレクトロルミネッセンス素子50をストライプ状に形成する場合には、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチC1と液晶パネル20の画素2のピッチA1、A2とを非同一に設定する構成、エレクトロルミネッセンス素子50の延在方向N1と液晶パネル20の画素2の配列方向L1、L2とを非平行に設定する構成、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチC1と液晶パネル20の画素2のピッチA1、A2とを非同一に設定し、かつエレクトロルミネッセンス素子50の延在方向N1と液晶パネル20の画素2の配列方向L1、L2とを非平行に設定する構成のうちいずれかの構成を採用すればよい。
【0048】
なお、図6(a)には、例として、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチC1と液晶パネル20の画素2のピッチA1、A2とを非同一に設定し、かつエレクトロルミネッセンス素子50の延在方向N1と液晶パネル20の画素2の配列方向L1、L2とを非平行に設定した場合について図示している。
【0049】
また、図6(b)に示すように、エレクトロルミネッセンス素子50を六方格子状に形成しても良い。この場合のエレクトロルミネッセンス素子50の延在方向はO1、O2、O3の3種類存在し、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチは、延在方向O1に沿って延在するエレクトロルミネッセンス素子50のピッチD1と、延在方向O2に沿って延在するエレクトロルミネッセンス素子50のピッチD2と、延在方向O3に沿って延在するエレクトロルミネッセンス素子50のピッチD3の3種類存在する。
このようにエレクトロルミネッセンス素子50を六方格子状に形成する場合には、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチD1、D2、D3と液晶パネル20の画素2のピッチA1、A2とを非同一に設定する構成、エレクトロルミネッセンス素子50の延在方向O1、O2、O3と液晶パネル20の画素2の配列方向L1、L2とを非平行に設定する構成、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチD1、D2、D3と液晶パネル20の画素2のピッチA1、A2とを非同一に設定し、エレクトロルミネッセンス素子50の延在方向O1、O2、O3と液晶パネル20の画素2の配列方向L1、L2とを非平行に設定する構成のうちいずれかの構成を採用すればよい。
【0050】
なお、図6(b)には、例として、エレクトロルミネッセンス素子50のピッチD1、D2、D3と液晶パネル20の画素2のピッチA1、A2とを非同一に設定し、かつエレクトロルミネッセンス素子50の延在方向O1、O2、O3と液晶パネル20の画素2の配列方向L1、L2とを非平行に設定した場合について図示している。
【0051】
なお、図4、図6(a)、(b)においては、エレクトロルミネッセンス素子50は正方格子状、ストライプ状、六方格子状に沿って隙間なく形成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、個々のエレクトロルミネッセンス素子50を所定間隔あけて配列した複数のエレクトロルミネッセンス素子に分断し、全体として、格子状などの周期性を有する形状になるように構成しても良い。
【0052】
また、本実施形態においては、反射電極51と発光層52と透明電極53とからなるエレクトロルミネッセンス素子50についてのみ説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、エレクトロルミネッセンス素子50は、光を出射する側から、少なくとも透明電極と発光層と反射電極とを順次具備するものであれば、いかなる構造であってもよい。
【0053】
本実施形態の液晶表示装置10は、本実施形態の照明装置30を視認側に備えたものであるので、照明装置30から液晶パネル20側に出射せずに観察者側に直接出射する漏洩光が低減されるとともに、照明効率が向上され、モアレ縞が視認できない程度に抑制され、コントラストが良く表示品質に優れるとともに、省電力化が図られたものとなる。
【0054】
なお、本実施形態においては、TFT素子を備えたアクティブマトリクス型の反射型液晶表示装置を例として説明したが、本発明の照明装置は、いかなる構造の表示装置にも備えることができる。
【0055】
[電子機器]
次に、上記実施形態の液晶表示装置10を備えた電子機器の具体例について説明する。
図7(a)は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図7(a)において、500は携帯電話本体を示し、501は前記の液晶表示装置10を備えた液晶表示部を示している。
図7(b)は、ワープロ、パソコンなどの携帯型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図7(b)において、600は情報処理装置、601はキーボードなどの入力部、603は情報処理本体、602は前記の液晶表示装置10を備えた液晶表示部を示している。
図7(c)は、腕時計型電子機器の一例を示した斜視図である。図7(c)において、700は時計本体を示し、701は前記の液晶表示装置10を備えた液晶表示部を示している。
図7(a)〜(c)に示す電子機器は、上記実施形態の液晶表示装置を備えたものであるので、表示品質に優れるとともに、省電力化が図られたものとなる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の照明装置によれば、エレクトロルミネッセンス素子の発光層から発光された光を反射電極により反射させて、反射電極と反対側に出射させる構成を採用することにより、本発明の照明装置を表示装置に備えた場合に、照明装置から表示パネル側に出射せずに直接観察者側に出射する漏洩光を低減することができるとともに、表示パネル側に効率よく光を照射することができるので、照明効率を向上することができ、省電力化を図ることができる。
【0057】
また、本発明の照明装置によれば、エレクトロルミネッセンス素子のピッチと表示装置の画素ピッチとを非同一に設定する構成、エレクトロルミネッセンス素子の延在方向と表示装置の画素の配列方向とを非平行に設定する構成、エレクトロルミネッセンス素子のピッチと表示装置の画素ピッチとを非同一に設定し、かつエレクトロルミネッセンス素子の延在方向と表示装置の画素の配列方向とを非平行に設定する構成のうちいずれかの構成を採用したので、本発明の照明装置を表示装置に備えた場合においても、モアレ縞を視認できない程度に抑制することができる。
【0058】
また、本発明の照明装置を視認側に備えることにより、照明装置から表示パネル側に出射せずに直接観察者側に出射する漏洩光を低減することができるとともに、照明効率を向上することができ、モアレ縞を視認できない程度に抑制することができるので、コントラストが良く表示品質に優れるとともに、省電力化を図ることができる、表示装置を提供することができる。
また、この表示装置を備えることにより、表示品質に優れるとともに、省電力化を図ることができる電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係る実施形態の液晶表示装置を分解した概略斜視図である。
【図2】 図2は、本発明に係る実施形態の液晶表示装置の部分概略断面図である。
【図3】 図3は、本発明に係る実施形態の液晶表示装置において、エレクトロルミネッセンス素子を拡大して示す部分概略断面図である。
【図4】 図4は、本発明に係る実施形態の液晶表示装置において、エレクトロルミネッセンス素子のパターンと液晶表示装置の画素のパターンとの関係を示す概略平面図である。
【図5】 図5(a)は、本発明に係る実施形態において、エレクトロルミネッセンス素子の構造のその他の例を示す部分概略断面図、図5(b)は、透光性基板とエレクトロルミネッセンス素子の配置のその他の例を示す部分概略断面図である。
【図6】 図6(a)、(b)は、本発明に係る実施形態において、エレクトロルミネッセンス素子のパターンのその他の例を示す概略平面図である。
【図7】 図7(a)は、上記実施形態の液晶表示装置を備えた携帯電話の一例を示す図、図7(b)は、上記実施形態の液晶表示装置を備えた携帯型情報処理装置の一例を示す図、図7(c)は、上記実施形態の液晶表示装置を備えた腕時計型電子機器の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 液晶表示装置
20 液晶パネル
29 画素電極
30 照明装置
31 透光性基板
50 エレクトロルミネッセンス素子
51 反射電極
52 発光層
53 透明電極
40 保護層
2 画素
A1、A2 画素ピッチ
B1、B2 エレクトロルミネッセンス素子のピッチ
C1 エレクトロルミネッセンス素子のピッチ
D1、D2、D3 エレクトロルミネッセンス素子のピッチ
L1、L2 画素の配列方向
M1、M2 エレクトロルミネッセンス素子の延在方向
N1 エレクトロルミネッセンス素子の延在方向
O1、O2、O3 エレクトロルミネッセンス素子の延在方向

Claims (8)

  1. 透光性基板の一方の板面にエレクトロルミネッセンス素子が形成され、前記エレクトロルミネッセンス素子から発光された光が前記透光性基板の一方の板面から出射可能とされ、複数の画素を有する表示装置に備えられる照明装置であって、前記エレクトロルミネッセンス素子が、前記透光性基板の光を出射する側から、同一パターンに形成された少なくとも透明電極と発光層と反射電極とを順次具備するものであるとともに、前記エレクトロルミネッセンス素子が平面的に配置され、かつ、前記エレクトロルミネッセンス素子の配列方向のピッチが、データ線の配列方向に沿って配列した前記表示装置の画素のピッチ及び走査線の配列方向に沿って配列した前記表示装置の画素のピッチのいずれより小さいことを特徴とする照明装置。
  2. 前記透光性基板の一方の板面に所定のパターンの直線状の前記エレクトロルミネッセンス素子が形成されるとともに、前記エレクトロルミネッセンス素子の延在方向と前記表示装置の画素の配列方向とが非平行とされたことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記エレクトロルミネッセンス素子がストライプ状、正方格子状、六方格子状のうちいずれかの形状で設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明装置。
  4. 透光性基板の一方の板面に所定のパターンの直線状のエレクトロルミネッセンス素子が形成され、前記エレクトロルミネッセンス素子から発光された光が前記透光性基板の一方の板面から出射可能とされ、複数の画素を有する表示装置に備えられる照明装置であって、前記エレクトロルミネッセンス素子が、六方格子状の形状で設けられ、前記透光性基板の光を出射する側から、同一パターンに形成された少なくとも透明電極と発光層と反射電極とを順次具備するものであるとともに、前記エレクトロルミネッセンス素子が平面的に配置され、かつ、前記エレクトロルミネッセンス素子の延在方向と前記表示装置の画素の配列方向とが非平行とされたことを特徴とする照明装置。
  5. 前記透光性基板の板面において、前記エレクトロルミネッセンス素子のピッチがランダムに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  6. 前記発光層が有機エレクトロルミネッセンス材料を含有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の照明装置を視認側に備えたことを特徴とする表示装置。
  8. 請求項7に記載の表示装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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