JP3814584B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、スキャナ,複写機,あるいはファクシミリ装置などの、画像が載ったシート材(原稿)の画像を読み取る、画像読取装置に関し、特にそのスジ画像の発生防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタル複写機,ファクシミリ等に設けられた画像読取装置には、シートである原稿を画像読取装置に自動給紙するため、シート自動搬送装置の一例である原稿処理装置(ADF:Auto Document Feeder)を開閉自在に備えたものがある。
【0003】
この原稿処理装置を備えた画像読取装置の読み取り手法の1つに、原稿処理装置により自動給紙された原稿に対して、原稿処理装置の下方に設けられた読取装置をモータにより設定位置に移動して停止させた後、所定速度で搬送される原稿に対しランプユニットから光を出射して走査を行い、その反射光を読取装置により検出することで画像を読み取る読み取り手法がある(以下、流し読みという)。
【0004】
従来の流し読みを用いた原稿処理装置における読み取り位置近傍の構成を図11に示す。図11の構成では、読み取り位置αの上流側と下流側に搬送ローラ対(402,403)を配し、読み取り位置α略上方にプラテンガラス404と所定の隙間を形成するガイド部材405を設けている。そして、読取装置401を読み取り位置αに移動して、原稿Pを隙間で規制しながら読み取り位置α上を一定の速度で搬送することで、原稿搬送時の速度変動を抑えて画像の読み取りを行っている。
【0005】
このとき、読み取り位置αは原稿Pとプラテンガラス404とが接触する位置よりも上流に設けられ、原稿Pはプラテンガラス404から少し浮いた状態で読み取られる。
【0006】
また、図12に示すように、ガイド部材405の代わりに、図示しない駆動手段により回転可能なプラテンローラ406を設け、ガイド部材405より微小な隙間で原稿をプラテンガラス404側に押し付けて搬送を行う構成もある。
【0007】
このプラテンローラ406は、コンタクトイメージセンサ(CIS)などの読み取り深度が浅い読取装置に対し、原稿Pの浮きを防止する構成として用いられる。このときの読み取り位置βは、プラテンローラ406近傍の原稿Pとプラテンガラス404が接触している位置に設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の流し読みを行う原稿処理装置には以下のような問題があった。図11の構成では、原稿Pがプラテンガラス404に接触していない位置で読み取りを行っているために、原稿搬送で発生したトナー粉,紙粉,ゴムカス等のゴミ(浮遊ゴミ)が飛散してプラテンガラス404上に滞留してしまう。この浮遊ゴミが画像読み取り位置αに滞留すると、浮遊ゴミがスジ画像として読み取られてしまうことがある。
【0009】
また、図12の構成では、原稿Pがプラテンガラス404に接触している位置を読み取り位置に設定しているために、原稿P上に付着しているインクや修正液,糊等のゴミ(付着ゴミ)がプラテンガラス404と摺擦して付着し易くなるために、読み取り位置β上に付着ゴミが付着した場合にスジ画像として読み取られてしまうことがある。
【0010】
このように、従来の流し読みでは、浮遊ゴミや付着ゴミによって、読み取られた画像を出力する際のスジ画像の発生を防止することが困難であった。
【0011】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、画像読取装置において、スジ画像の発生を防止することを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、画像読取装置を次の(1)ないし()のとおりに構成する。
(1)白色のガイド部材によって案内された原稿を搬送する白色の原稿搬送ローラと、
前記白色の原稿搬送ローラによって原稿を搬送しながら所定の読み取り位置で原稿の画像を読み取る画像読み取り手段と、
原稿を読み取る読み取り領域に原稿の搬送を規制するプラテンガラスと、
前記所定の読み取り位置に原稿がないときに前記画像読み取り手段によって第1の読み取り領域内のゴミを検知するゴミ検知手段と、
前記ゴミ検知手段でゴミを検知した場合に警告する警告手段と、
前記警告手段で警告した後、所定の動作に基づいて前記第1の読み取り領域内で前記ゴミ検知手段により再度ゴミ検知を行い、前記第1の読み取り領域内にゴミがある場合は原稿の読み取り領域を第2の読み取り領域に変更する制御手段と、を備え、
前記第1の読み取り領域は前記白色の原稿搬送ローラの下方であるとともに、原稿搬送中に原稿が前記プラテンガラスに接触する領域であり、前記第2の読み取り領域は前記白色のガイド部材の下方であるとともに、原稿搬送中に原稿が前記プラテンガラスに接触しない領域である画像読取装置。
(2)前記(1)に記載の画像読取装置において、
前記第2の読み取り領域は、前記第1の読み取り領域よりも原稿が搬送されてくる上流側に位置する画像読取装置。
)前記(1)に記載の画像読取装置において、
前記警告手段による警告状態を解除する解除手段を有し、
前記所定の動作は、前記解除手段による解除動作である画像読取装置。
)前記(1)ないし()のいずれかに記載の画像読取装置において、
前記第1の読み取り領域に、複数の読み取り位置が設定可能である画像読取装置。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、画像形成装置(複写機)の実施例により詳しく説明する。なお、本発明は、装置の形に限らず、実施例の説明に裏付けられて方法の形で実施することもできる。
【0028】
【実施例】
〔装置の説明〕
図1,2において、150はリーダ部、2は原稿処理装置、300はプリンタ部である。
【0029】
〔リーダ部の説明〕
リーダ150は、原稿面に対して光を照射するランプ152、ランプ152にて照射された光に対応する原稿Pからの反射光を、レンズ157およびCCD158に導くミラー153,155,156を有している。ランプ152とミラー153は、第1光学台159に取り付けられ、ミラー155,156は、不図示の第2光学台151に取り付けられている。
【0030】
また、光学台159,151は、図示しないワイヤ154によって、モータ314(図5参照)と結合され、モータ314の回転駆動により原稿台ガラス3と平行に移動制御される。
【0031】
ポジションセンサ315は、第1光学台159のホームポジション位置を検知するためのセンサであり、ポジションセンサ315の位置を基準としてモータ314を正転,逆転することにより、光学台159,151を移動し、原稿台ガラス3上の原稿を光学的に走査する。
【0032】
また、モータ314は、ステッピングモータにより構成されている。このモータ314には、エンコーダ302(図3参照)が接続されており、このエンコーダ302の出力により、光学台159,151が何パルス分移動したかを認識できるようになっている。すなわち、ポジションセンサ315とエンコーダ302からのエンコーダーパルスにより、光学台159,151の位置を把握することが可能である。
【0033】
原稿からの反射光は、ミラー153,155,156を介してレンズ157に導かれ、レンズ157によってCCD158上に集光される。CCD158は、原稿情報を反映した前記反射光を光電変換し、電子的な画像信号として出力する。
【0034】
このような構成下で、第1光学台159を原稿読み取り位置160に停止させた状態で、ADF2により原稿を搬送させながら原稿情報を読み取る流し読みモードと、原稿を原稿台ガラス3上に固定的に載置して、光学台159,151を副走査方向に移動させながら原稿情報を読み取る原稿台ガラス読み取りモードの2つのモードで原稿情報を読み取ることができる。
【0035】
図3は、リーダの制御系の概略構成を示すブロック図である。
【0036】
原稿面に光を照射するランプ152、光学台159,151を副走査方法に移動し原稿を走査するモータ314、原稿面からの反射光を光電変換するCCD158、CCD158の出力信号をA/D変換するA/D変換回路301、モータ314に接続されたエンコーダ302、原稿に光を照射するためのランプ152、光学台159をホームポジションに位置決めするためのポジションセンサ315、ADF原稿読取モードにおける正規の原稿読み取り位置を設定するためのバックアップRAM303、およびスキャナコントローラ304を有している。
【0037】
〔プリンタ部の説明〕
プリンタ部300は周知の静電潜像画像形成を用いた画像形成手段である。
【0038】
図2より画像出力部であるプリンタ部300の説明をする。
【0039】
100は上段カセットで、カセット内のシートは分離爪と給送ローラ101の作用によって1枚ずつ分離給送されてレジストローラ106に導かれる。102は下段カセットで、カセット内のシートは分離爪と給送ローラ103の作用によって1枚ずつ分離給送されてレジストローラ106に導かれる。104は、手差しガイドで、1枚ずつシート材がローラ105を介してレジストローラ106に導かれる。108はシート積載装置(デッキタイプ)で、モータ等により昇降する中板108aを備え、中板108a上のシートは、給送ローラ109と分離爪の作用により1枚ずつ分離給送されて搬送ローラ110に導かれる。
【0040】
112は感光ドラム、114は現像器、115は転写帯電器、116は分離帯電器であり、画像形成部を構成する。
【0041】
117は画像形成されたシート材を搬送する搬送ベルト、118は定着装置、119は搬送ローラ、120はダイバータである。画像形成されたシート材はダイバータ120によって排出ローラ121に導かれ、ソータ122内に搬送される。ソータ122は、ノンソートトレイ122a、ソートビントレイ122b、ノンソートトレイ排出ローラ122c、ソートビントレイ排出ローラ122dを有し、ノンソートトレイとソートビントレイが昇降してシートを一段づつ区分けする。なお、ソータに代わって、排出トレイを装着する場合もある。
【0042】
両面複写,多重複写の場合には、定着後のシートはダイバータ120により分岐されて搬送ローラ201により搬送され、両面複写の場合ベルト202,204,パス206,排出ローラ205を経て中間トレイ200に排出される。多重複写の場合には、シートはダイバータ203により中間トレイ200に排出される。209,210はシートを給送する半月ローラ、211は分離ローラ対、213,214,215はシートをレジストローラ106へ搬送する搬送ローラである。
【0043】
〔原稿処理装置の説明〕
原稿自動給送装置2は、リーダ部150の上方にヒンジ機構95,96を介してプラテンガラス161、原稿台ガラス3に対して開閉可能に設けられている。以下、原稿処理装置2の詳細を図に基づいて説明する。
【0044】
〔原稿トレイ部の説明〕
図1において、原稿トレイ4は、シート状の原稿Pを積載するためのものである。原稿トレイ4には一対の幅方向規制板が原稿の幅方向にスライド自在に配置されている。幅方向規制板によって原稿トレイ4に積載される原稿Pの幅方向を規制することで給送時の搬送安定性を確保できる。
【0045】
〔分離部の説明〕
原稿トレイ4の上方には、給紙ローラ5が設けられている。給紙ローラ5は分離搬送ローラ8の回転駆動に連れて回転し、シート原稿を給紙する。
【0046】
給紙ローラ5は通常、ホームポジションである上方(図中破線位置)に待避している位置をとり、原稿セット作業を阻害しないようにしている。給紙動作が開始されると図中実線位置に下降して原稿Pの上面に当接する。給紙ローラ5は図示しないアームにて軸支されるので、アームを揺動して給紙ローラ5を上下に動かせる。
【0047】
分離パッド6は分離搬送ローラ8の対向側に配置され、分離搬送ローラ8側に圧を加えている。分離パッド6は分離搬送ローラ8より摩擦が若干小さいゴム材料などで形成され、給紙ローラ5にて給紙される原稿Pを一枚毎にさばき、分離搬送ローラ8で給紙する。
【0048】
〔搬送部の説明〕
レジストローラ12、レジスト従動ローラ11は分離部にて給紙された原稿の先端をそろえるレジスト手段であり、静止したレジストローラ対11,12のニップ部に向けて分離した原稿先端を突き当て、原稿にループを生じさせて先端をそろえている。
【0049】
次にリードローラ22、リード従動ローラ14によりプラテンガラス161に向けて搬送する。プラテンガラス161に搬送された原稿は、ジャンプ台162によりすくい上げられ、リード排出ローラ23,リード排出従動ローラ16により搬送される。
【0050】
画像読み取りが終了すると、排紙ローラ18により原稿を排紙トレイ10に排出する。
【0051】
両面モード時には、排紙ローラ18にて排出せずスイッチバックして、上方の紙パスに案内してレジストローラ11,12に向けて搬送する。レジストローラ11,12に到達すると前述と同様に原稿の裏面の読み取りが行われる。
【0052】
〔駆動系の説明〕
図5により各ローラなどを駆動するための駆動系の説明をする。
【0053】
分離モータ50はステッピングモータであり、正逆転により原稿の分離・搬送を行う。分離モータ50が給紙方向に回転したときには、給紙ローラ5がホームポジションである上方(図中破線位置)から降下し、原稿トレイ4上のシート原稿の最上紙に圧接させると共に、給紙ローラ5と分離ローラ8を駆動する。
【0054】
分離モータ50が給紙方向とは逆転方向である搬送方向に回転したときには、給紙ローラ5をホーム位置である上方(図中破線位置)に持上げ保持すると共に、レジローラ12を駆動する。
【0055】
リードモータ51は、リードローラ22,プラテンローラ24,リード排出ローラ23,排紙ローラ18を駆動するステッピングモータである。搬送される原稿の画像を読み取る速度で各ローラを駆動する。
【0056】
離間ソレノイド57は、両面原稿スイッチバック時に、排紙ローラ18の従動コロを圧着・離間させる。
【0057】
〔センサの説明〕
図5により各センサの説明をする。
【0058】
原稿トレイ4にはシート原稿Pがセットされたことを検出する透過型の光センサである原稿セット検知センサ40が設けられている。
【0059】
また、サイドガイドの位置を検出する事により原稿トレイ4上にセットされた原稿束Pの幅方向の長さを検知する紙幅検知センサ44が原稿トレイ4の下部に設けられている。
【0060】
分離ローラ8とレジストローラ12の間には原稿を検知する透過型の光センサであるレジストセンサ7が設けられ、分離給送された原稿の先端を検知し、レジストローラ12への突き当て量(ループ量)を制御するタイミングなどを検知している。
【0061】
リードローラ22の直後に原稿を検知する反射型光センサであるリードセンサ13が設けられ、読み取り部160での画像読み取り開始タイミングの基準信号としている。
【0062】
排紙ローラ18の直前には原稿を検知する透過型光センサである排紙センサ17が設けられ、原稿の排紙タイミングなどを検知している。
【0063】
〔給送動作の説明〕
原稿セットセンサ40によって原稿トレイ4上にある原稿Pが検知されると、給紙ローラ5が降下して原稿束上に当接する。
【0064】
画像形成装置の操作部で複写条件が入力されスタートキーが押されると、原稿トレイ4上の原稿幅センサ44によって原稿サイズの検出が行われる。さらに、分離ソレノイド57の保持が解除され原稿は給紙ローラ5の給送力を受けて下流部へ進出する。
【0065】
次に原稿トレイ4から進出してきた原稿Pを一枚毎に分離して下流部に搬送する。
【0066】
分離部を通過した原稿Pはレジストローラ12で先端を揃えてレジストローラ12にて搬送する。
【0067】
先端がリードローラ22に到達してプラテンガラス161に向けて搬送され、プラテンローラ24及びリード排出ローラ23にて搬送しながら、読み取りユニット160で画像読みが行われる。
【0068】
画像読み込みが終了すると、排紙ローラ18で排紙トレイ10に積載される。
【0069】
両面モード時には、排紙ローラ18にて排出せずスイッチバックして、上方の紙パスに案内してレジストローラ11,12に向けて搬送する。レジストローラ11,12に到達すると前述と同様に原稿の裏面の読み取りが行われる。
【0070】
〔制御回路のブロック説明〕
図4は、本実施例ADFの制御回路の回路構成を示すブロック図であり、制御回路はマイクロプロセッサ(CPU)54を中心に構成されており、CPU54の入出力ポートには、各種負荷のドライブ回路およびセンサが接続される。
【0071】
また、制御回路は不図示の電池によりバックアップされるRAMと、制御シーケンスソフトの格納されたROMを備えている。また、55は、画像形成装置本体とのデータ通信を制御するための通信用ICである。
【0072】
分離モータ50とリードモータ51は各ステッピングモータドライバによって駆動される。各ドライバには、CPU54から相励磁信号と、モータ電流制御信号が入力されている。
【0073】
離間ソレノイド57はドライバによって駆動され、CPU54の入出力ポートに接続された信号によって、その動作を制御されるものである。
【0074】
レジセンサ7,セットセンサ40,リードセンサ13,排紙センサ17,トレイ幅センサ44等の各種センサは、CPU54の入力ポートに接続されて、装置内における、原稿の挙動をおよび、可動負荷の挙動をモニタするために用いられる。
【0075】
〔読み取り部の説明〕
図6,7を用いて原稿読み取り部の説明をする。
【0076】
161はプラテンガラスであり、ガラス表面にECコート(透明導電コート)を施している。27はアルミシートであり導電性両面テープでプラテンガラス表面から裏面にかけて貼られている。26は樹脂シートであり、アルミシートを保護している。
【0077】
24は白色プラテンローラであり、リードモータ51の駆動により搬送方向に回転する。またプラテンガラス161とのギャップは不図示のガラス突き当て手段により0.15mmに保証されている。25は従動のシート押さえコロであり、プラテンガラスとのギャップは0.8mmに保証されている。
【0078】
28は白色のポリエステルフィルムであり、プラテンローラ24とシート押さえコロ25を抱え、リードローラ22を支点に揺動自在に設けられたガイド部材に取り付けられ、プラテンローラ24近傍の白色度を安定させる。
【0079】
原稿Pはプラテンローラ24と、プラテンガラス161と、シート規制コロ25と、ジャンプ台162とに規制されながらプラテンガラス161上を一定の速度で搬送されていくが、その際にプラテンローラ24の直下近傍でプラテンガラス161と接触する領域Aと、白色ガイド28の下方でプラテンガラス161と接触しない領域Bがある。領域Aおよび領域Bは、それぞれ複数の読み取り位置を有する読み取り領域である。詳細については後述する。
【0080】
このとき第1光学台159は、モータ314により移動可能になり、スキャナコントローラ304により領域A(第1の読み取り領域)160と、領域B(第2読み取り領域)163とを適宜に選択制御されている。なお、ここでは、第1光学台159が移動可能としている縮小光学系の読み取りに関して示しているが、読み取り素子等も移動可能となるコンタクトイメージセンサを採用したものでもよい。
【0081】
図8は、ゴミ検知回路を含む画像データの処理をするデータ処理部の構成を示すブロック図である。データ処理部は、原稿面からの反射光を光電変換するCCD158(以下、イメージセンサという)、イメージセンサ158の出力信号をA/D変換するA/D変換回路301、シェーディング補正回路503、ゴミ検知回路509、CPU511から構成されている。更に、ゴミ検知回路509は、ゴミ検知用2値化回路504、加算回路505、ラインメモリ506、ゴミ判定用2値化回路507、ゴミカウント回路508を備えている。このデータ処理部は、リーダ部150内に配置されるが、一部をプリンタ部300内に設けても良い。
【0082】
イメージセンサ158は原稿からの反射光に基づき光電変換を行い、電気信号を出力する。そして、A/D変換回路301はイメージセンサ158より出力されたアナログ信号(電気信号)をデジタル信号に変換する。
【0083】
シェーディング補正回路503は、A/D変換回路301の出力に基づきシェーディング補正を行い、シェーディング補正後の画像信号を読み取り画像信号として、ゴミ検知回路509のゴミ検知用2値化回路504に出力する。
【0084】
ゴミ検知用2値化回路504では、シェーディング補正後の画像信号を所定のゴミ検知閾値と比較して、2値化を行う。加算回路505はゴミ検知用2値化回路504の出力とラインメモリ506の出力を加算する。ラインメモリ506は、画素毎の累積加算に係るデータを記憶している。
【0085】
ゴミ判定用2値化回路507は、画素毎の累積加算値と所定のゴミ判定閾値とを比較し、所定のゴミ判定閾値を超えた画素についてゴミ有りと検知する。ゴミカウント回路508はゴミ判定用2値化回路507の出力に基づき、ゴミの個数とゴミの幅を検出することができる。ここで、ゴミの幅とは主走査方向にゴミ有りと判定された画素が何画素分連続であるかを示している。ゴミの個数をカウントする時には、幅のあるゴミについても一つとしてカウントする。そして、M画素幅のゴミがN個(M、Nは自然数)あるという情報が出力される。
【0086】
ゴミ補正回路510はゴミ判定用2値化回路507でゴミ有りと判定された画素について補正を行う回路である。ゴミと判定された画素の左右隣各1画素の正常な画素の値を参照して、線形補間をして補正する。しかしながら、実際にはゴミの影響をなくす補正にも限界があるために、CPU511によってゴミカウント回路508の出力から、ゴミの個数、ゴミの幅を考慮して最適な読み取り位置を設定する。
【0087】
次に、図9を用いてゴミ検知処理について説明する。ステップ701(図ではS701と表記する)において、原稿読取終了後などの原稿を読み取り位置で読み取っていない状態で、かつ読み取り位置でプラテンローラ24を回転させた状態でゴミ検知を行う。ここで、読み取り位置は複数箇所(ここでは0.5mm間隔で3ヶ所、Y1,Y2,Y3)として設定されている。プラテンローラ24の表面が読み取られた場合、イメージセンサ158により出力された信号はA/D変換器301によりデジタル信号に変換される。そして、シェーディング補正回路503でシェーディング補正が行われ、画像信号が出力される。シェーディング補正後の画像信号は、ゴミ検知回路509に入力される。
【0088】
ゴミ検知回路509では、ゴミ検知用2値化回路504で、シェーディング補正後の画像信号をゴミ検知閾値と比較することによることで2値化する。ここでは、ゴミ検知閾値より小さな場合を“1”、大きな場合を“0”と2値化するものとする。2値化された画像データは、加算回路505およびラインメモリ506により画素毎に累積加算される。
【0089】
累積加算は所定のライン数分行うが、累積加算の対象となるラインは連続したラインで行う場合とXライン間隔の間欠ラインで行う場合とが考えられる。このようにして2値化した画像データを画素毎に累積加算することによって、ゴミ有りと判定した場合には該当する画素に対する累積加算値が大きな値となる。
【0090】
ゴミ判定用2値化回路507では、この画素毎の累積加算値をゴミ判定閾値と比較し、ゴミ判定閾値を超えた画素についてゴミ有りと判定する。ここでは、ゴミ判定閾値より小さな場合を“0”、大きな場合を“1”、と2値化するものとする。ゴミ判定用2値化回路507の出力に基づいて、ゴミカウント回路508でゴミの個数とゴミの幅を検出する。ゴミカウント回路508の検出結果に基づいて、M画素幅のゴミがN個(M、Nは自然数)あるという情報が出力される。例えば、1画素のゴミが4個、2画素のゴミが3個、あるいは3画素のゴミが0個などのような情報である。
【0091】
次に、ステップ702において、ごみカウント回路508の出力に基づいてゴミ有りかどうかを判定する。そして、ゴミ有りと判定されなかった場合はそのままゴミ検知処理を終了し、現在の読み取り位置で次の原稿を読み取る。一方、ゴミ有りと判定された場合には、設定されているY(Y1,Y2,Y3)箇所の読み取り位置のうち全ての読み取り位置でゴミ有りと判定しているかを判断する(ステップ703)。ゴミ検知処理を行っていない場所がある場合はステップ704で、まだゴミ検知処理の行われていない場所へ移動し、ステップ701のゴミ検知処理を行う。ゴミ検知処理をY箇所全てで行っていた場合にはゴミ検知処理を終了する。ここでは、Y=3とし、それぞれの隣接する読み取り位置間の距離は0.5mmとしている。
【0092】
次に、図10を用いて、原稿を読み取る読み取り位置の調整について説明する。図10は、原稿を読み取る読み取り位置の調整の処理を示すフローチャートである。読み取り位置の調整は、原稿の読み取り終了後(読み取りジョブの終了後)や画像読取装置の電源ON時などに行われる。
【0093】
ステップ801で、図7に示す領域A(複数の読み取り位置を有する領域)でゴミ検知処理が実行される。そして、ステップ802で、領域Aのすべての読み取り位置にゴミがあるかどうかを判定する。領域Aのすべての読み取り位置でゴミを検知した場合、次のジョブの読み取り位置(次に原稿を読み取る読み取り位置)を図7に示す領域B(複数の読み取り位置を有する領域)として設定する(ステップ803)。一方、領域Aの一部の読み取り位置でゴミを検知しない場合、次のジョブの読み取り位置を領域Aに設定する(ステップ804)。このとき、第1光学台159は、実際には移動されるわけではなく、読み取り位置の位置情報を設定しておくだけである。例えば、その位置情報は、スキャナコントローラ304のCPU511内に保持しておく。
【0094】
次に、ステップ805で、次のジョブの原稿が原稿トレイ4にセットされたかどうかを判別する。そして、原稿トレイ4に原稿がセットされていれば、読み取り位置が領域Bに設定されているかどうかを確認する(ステップ806)。読み取り位置が領域Bに設定されていなければ、コピーキーがONされることによって図7に示す領域Aで原稿の読み取りが実行される。
【0095】
読み取り位置が領域Bに設定されていれば、操作部にプラテンガラスの清掃を促すアラームを表示してユーザに警告する(ステップ808)。ここでは、不図示の操作部の液晶画面に「プラテンガラスが汚れています。布で清掃してください。」というメッセージを表示すると共に、清掃の仕方について動画表示する。ここで、清掃の仕方を動画表示するとしたが、単に画面が遷移する表示でも良い。
【0096】
次に、ユーザによってプラテンガラス161の清掃のためにADF2が開けられ、清掃が終了してADF2が閉められたことを検知し(ステップ809,ステップ810)、さらに、アラームが表示された操作部の液晶画面にある「閉じる」キーが押された場合、アラームの表示が解除される(ステップ811,812)。このようにして、アラーム表示が解除され、かつADFの開閉が行われてから、コピーキーがONされると、図7に示す領域A(複数の読み取り位置を有する領域)で2回目のゴミ検知処理が行われる(ステップ814)。
【0097】
ステップ814における2回目のゴミ検知処理によって、領域Aのすべての位置にゴミがあるかどうかを判定する(ステップ815)。領域Aのすべての読み取り位置でゴミを検知した場合、次のジョブの読み取り位置(次に原稿を読み取る読み取り位置)を図7に示す領域B(複数の読み取り位置を有する領域)として設定する(ステップ816)。一方、領域Aの一部の読み取り位置でゴミを検知しない場合、次のジョブの読み取り位置を領域A内の前記一部の読み取り位置に設定する(ステップ817)。
【0098】
そして、ステップ816あるいはステップ817で設定された読み取り位置に、第1光学台159を移動する(ステップ818)。この第1光学台159を移動したあと、その読み取り位置で搬送されてきた原稿を読み取る。
【0099】
以上のように、本実施例では、プラテンローラの直下近傍でプラテンガラスと原稿が接触する第1の読み取り領域と、白色ガイドの下方でプラテンガラスと原稿が接触しない第2の読み取り領域の2つの読み取り領域を設け、読取装置を移動して適宜に選択可能に設けている。
【0100】
それにより、通常は原稿がプラテンガラスに接触している第1の読み取り領域を読み取り位置に設定し、原稿搬送で発生したトナー粉,紙粉,ゴムカス等の浮遊ゴミが飛散してプラテンガラス上に滞留してスジ画像になるのを防止することができる。
【0101】
また、原稿上に付着しているインクや修正液,糊等の付着ゴミがプラテンガラスと摺擦して第1の読み取り領域上に付着した場合には、読み取り領域を第2の読み取り領域へと移動して、付着ゴミがスジ画像として読み取られてしまうことを防止することができる。
【0102】
【発明の効果】
以上に示したように、本発明によれば、1回目のゴミ検知処理で読み取り領域内のすべての読み取り位置でゴミを検知した場合、警告表示にしたがってユーザにプラテンガラスの清掃を促すことができ、さらに、ユーザが清掃しなかった場合または清掃が不十分な場合は読み取り位置を変更してスジ画像を防止することができる。また、変更後の読み取り位置における白色度を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例における原稿処理装置およびリーダ部の構成を示す断面図
【図2】 実施例におけるプリンタ部の構成を示す断面図
【図3】 リーダ部の制御系の構成を示すブロック図
【図4】 ADFの回路構成を示すブロック図
【図5】 原稿処理装置の駆動系を示す図、
【図6】 原稿読み取り部の構成を示す図
【図7】 原稿読み取り部の詳細図
【図8】 データ処理部の構成を示すブロック図
【図9】 ゴミ検知処理を示すフローチャート
【図10】 読み取り位置調整の処理を示すフローチャート
【図11】 従来例1における読み取り位置近傍の構成を示す断面図
【図12】 従来例2における読み取り位置近傍の構成を示す断面図
【符号の説明】
2 原稿処理装置
24 プラテンローラ
150 リーダ部
161 プラテンガラス
300 プリンタ部
509 ゴミ検知回路
511 CPU

Claims (4)

  1. 白色のガイド部材によって案内された原稿を搬送する白色の原稿搬送ローラと、
    前記白色の原稿搬送ローラによって原稿を搬送しながら所定の読み取り位置で原稿の画像を読み取る画像読み取り手段と、
    原稿を読み取る読み取り領域に原稿の搬送を規制するプラテンガラスと、
    前記所定の読み取り位置に原稿がないときに前記画像読み取り手段によって第1の読み取り領域内のゴミを検知するゴミ検知手段と、
    前記ゴミ検知手段でゴミを検知した場合に警告する警告手段と、
    前記警告手段で警告した後、所定の動作に基づいて前記第1の読み取り領域内で前記ゴミ検知手段により再度ゴミ検知を行い、前記第1の読み取り領域内にゴミがある場合は原稿の読み取り領域を第2の読み取り領域に変更する制御手段と、を備え、
    前記第1の読み取り領域は前記白色の原稿搬送ローラの下方であるとともに、原稿搬送中に原稿が前記プラテンガラスに接触する領域であり、前記第2の読み取り領域は前記白色のガイド部材の下方であるとともに、原稿搬送中に原稿が前記プラテンガラスに接触しない領域であることを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記第2の読み取り領域は、前記第1の読み取り領域よりも原稿が搬送されてくる上流側に位置することを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記警告手段による警告状態を解除する解除手段を有し、
    前記所定の動作は、前記解除手段による解除動作であることを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載の画像読取装置において、
    前記第1の読み取り領域に、複数の読み取り位置が設定可能であることを特徴とする画像読取装置。
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