JP3811388B2 - 電池 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池形状が直方体に形成され、その呼称が角形、扁平形、平形等に称される電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯電子機器のように小型化、薄型化された機器の限られた空間にスペース効率よく電池を収容するために、角形電池が広く採用されている。中でも携帯電話機や携帯情報端末にその端的な例が見られるように、小型軽量化に加えて高機能化に伴う消費電力の増大に対応できる電池として角形のリチウムイオン二次電池の採用が増加している。
【0003】
角形のリチウムイオン二次電池は、図9(a)(b)に示すように、2種類の形態が知られている。図9(a)に示すリチウムイオン二次電池Eは、S−S線矢視横断面が長円形に形成されている。電池缶60内には、正極板と負極板とをセパレータを介して扁平に巻回した極板群14と電解液が収容され、図10(a)に示すように、極板群14はその横断面形状が長円形に形成されている。この極板群14を収容する電池缶60は、その横断面形状が極板群14の外周を囲む長円形に形成されている。このリチウムイオン二次電池Eは、両端側に円弧が形成されているため、図11に示すように、機器の外装ケース38が角部分でアールを描いている形状に対応させることができ、スペース効率のよい電池収納ができる特徴を有している。
【0004】
一方、図9(b)に示すリチウムイオン二次電池Fは、T−T線矢視横断面が長方形に、厳密には角部に最小円弧を設けた角丸長方形に形成されている。電池缶61内には、上記リチウムイオン二次電池Eと同一の極板群14と電解液が収容されている。図10(b)に示すように、角丸長方形の中に横断面形状が長円形の極板群14を収容することにより電池缶61内の四隅に空間63が形成され、この空間63を電解液溜まりとして利用できる利点がある。二次電池においては充放電の繰り返しにより極板群31の膨張が進行するが、極板群31の膨張時に電解液溜まりから電解液が極板群31に吸い込まれることにより、膨張時に不足する電解液を補うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の角形の二次電池は、上記のように横断面形状が長円形のものと、角丸長方形のものとがある。長円形断面のものは前述のように装填する機器の角部のアールに対応できるためスペース効率のよい電池収納ができる利点がある反面、極板群14と電池缶60との間に電解液溜まりとなる空間が得られないので、充放電に伴って極板群14に膨張が生じたときに不足する電解液を補うことができず、二次電池のサイクル寿命が低下する問題点があった。
【0006】
一方、角丸長方形のものは前述のように極板群14と電池缶61との間に形成される空間63を電解液溜まりとして利用できる利点がある反面、多くの機器に採用されている角部分にアールが形成された機器の外装ケースに対応できず、スペース効率の悪い電池収納となる問題点があった。
【0007】
本発明が目的とするところは、機器ケースにスペース効率よく装填できる形状と、電解液を貯留する電解液溜まりの形成とを両立させた電池を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、正極板と負極板とをセパレータを介して扁平に巻回し、その横断面形状が長円形になるように形成された極板群が、有底筒状に形成された電池缶内に収容され、電池缶の開口端が封口板によって封口されてなる電池であって、前記電池缶はその横断面形状が、前記極板群の長円形横断面をその外周に沿って囲む長方形又は台形の任意の角部が前記長円形横断面の円弧部分に対応する曲線に形成され、他の角部が加工上許容される最小円弧に形成されてなることを特徴とするものである。
【0009】
上記構成によれば、横断面形状が長円形の極板群に対して、極板群の円弧部分に向く長方形又は台形の任意角部を円弧部分に対応する曲線に形成することにより、曲線部を機器の外装ケースの角に形成されたアール部分に位置させることができ、アール部分に曲線部を位置させてスペース効率のよい電池収納が可能となる。また、極板群の円弧部分に向く長方形又は台形の他の角部を最小円弧に形成すると極板群との間に空間ができ、この空間を電解液溜まりとして、極板群が膨張したときに不足する電解液を電解液溜まりから補うことができ、二次電池のサイクル寿命の低下を抑制することができる。
【0010】
電池缶の横断面形状は、極板群の長円形横断面をその外周に沿って囲む長方形の一方の長辺両側角部を前記長円形横断面の円弧部分に対応する曲線に、他方の長辺両側角部を最小円弧に形成すると、一方の長辺の両側に曲線部が、他方の長辺の両側に最小円弧が形成されるので、曲線部を機器の外装ケースのアールに対応させて装填することができ、最小円弧部分は極板群との間に空間が形成され、その空間を電解液溜まりにして極板群が膨張して電解液が不足したときに電解液溜まりから補うことができる。
【0011】
また、電池缶の横断面形状は、極板群の長円形横断面をその外周に沿って囲む台形の上底の両側に接する角部を前記長円形横断面の円弧部分に対応する曲線に、下底の両側に接する角部を最小円弧に形成すると、台形の上底両側に曲線部が、下底両側に最小円弧が形成されるので、曲線部を機器の外装ケースのアールに対応させて装填することができ、最小円弧部分は極板群との間に空間が形成され、その空間を電解液溜まりにして極板群が膨張して電解液が不足したときに電解液溜まりから補うことができる。横断面形状が台形状に形成されることにより、電解液溜まりの容積を充分に確保することができる。
【0012】
また、電池缶の横断面形状は、極板群の長円形横断面をその外周に沿って囲む長方形の一方の短辺両角部を前記長円形横断面の円弧部分に対応する曲線に、他方の短辺両側角部を最小円弧に形成すると、一方の短辺が曲線に形成され、他方の短辺の両側に最小円弧が形成されるので、曲線部を機器の外装ケースのアールに対応させて装填することができ、最小円弧部分は極板群との間に空間が形成され、その空間を電解液溜まりにして極板群が膨張して電解液が不足したときに電解液溜まりから補うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0014】
本実施形態は、電池の一例であるリチウムイオン二次電池について示すもので、図1、図5、図6に示すように、扁平な角形電池として形成されたものである。
【0015】
図1は、第1の実施形態に係るリチウムイオン二次電池Aの外観を示すもので、有底筒状に形成された電池缶1内に発電要素が収容され、電池缶1の開口部は後述する封口板3によって封口され、封口板3上に設けられた正極端子(+)及び負極端子(−)を構成する部位が封口板3上を閉じる絶縁板11に形成された開口部から外部に露出するように構成されている。
【0016】
前記発電要素を構成する極板群14は、正極板と負極板とをセパレータを介して扁平に巻回し、図2に断面形状として示すように、長円形の横断面形状に構成されている。この極板群14を収容する電池缶1は、図2に示すように、その横断面形状が、一方の長辺31aと両短辺32a、32bとが交差する角部36a,36bが加工上必要な最小半径の円弧に、他方の長辺31bと両短辺32a、32bとが交差する角部34a,34bが極板群14の円弧部位に対応する半径の円弧(曲線)になるカマボコ状に形成されている。ここでは、角部34a,34bの円弧半径は、電池缶1の短幅Dの1/2に形成されているが、円弧半径は任意に設定することができ、例えば円弧半径=Dに設定することも可能である。
【0017】
この電池缶1は、ニッケルメッキ鋼鈑やアルミニウムの板材を絞り加工あるいは絞り加工の後しごき加工する方法により所定深さの有底筒状体に形成することができる。前記角部34a,34bの円弧が加工上必要な最小半径としているのは、この加工方法に基づくものである。これは本実施形態の横断面形状に特定されるものではなく、従来技術に係る横断面形状にも共通である。
【0018】
図3は、リチウムイオン二次電池Aの内部構造を示すもので、電池缶1内に収容された極板群14は枠体2によって収容位置から移動しないように位置固定されている。電池缶1の開口端には缶内側に向けて凹部を形成した封口板3が嵌め合わされ、その周囲が電池缶1にレーザー溶接されることにより電池缶1の開口端が封口されている。封口板3の両側に形成された開口部の一方の開口部には上ガスケット7と下ガスケット5とにより封口板3と絶縁すると共に封口性を保ち、ワッシャ4及び後述するPTC素子9の下極板9aを取り付けてリベット6が固定されている。他方の開口部は封口板3が電池缶1上に取り付けられた後に、電池缶1内に電解液を注液するためのもので、注液後は図示するように封栓10が挿入され、封栓10を封口板3に溶接することにより閉じられる。
【0019】
前記極板群14を構成する正極板から引き出された正極リード12は、前記リベット6の延出部6aに溶接接続され、負極板から引き出された負極リード13は封口板3の底面に溶接接続される。封口板3の凹部内には、上ガスケット7によって封口板3と絶縁されたPTC素子9と、樹脂モールドされた温度ヒューズ8とが配設されている。温度ヒューズ8は所定の動作温度になったとき溶断する低融点合金を樹脂モールドして低融点合金の保護と伝熱性の安定化を図ったもので、低融点合金の一端は樹脂モールドの上面に配置された端子板8aに接続され、低融点合金の他端は樹脂モールド外にリード板8bとして引き出されている。このリード板8bは前記PTC素子9の上電極9bに半田付けにより接合されている。封口板3の凹部内には、そこに配設された構成要素を包み込んでエポキシ樹脂等の樹脂材料16が充填される。この樹脂充填により封口板3の凹部内に配置された各構成要素が絶縁体で被覆固定され、電池に振動や衝撃が加わったときにも各構成要素が保護され、耐湿性の向上や伝熱性の安定化が図られる。
【0020】
上記構成において、温度ヒューズ8はその動作温度が100〜130℃に設定され、PTC素子9の動作温度、即ちトリップ状態となる温度が80〜100℃に設定される。PTC素子9のトリップ状態になる温度を80℃、温度ヒューズ8の動作温度を100℃に設定した場合、このリチウムイオン二次電池が装填された機器の故障や、金属物が正極端子(+)と負極端子(−)との間に接触したような外部短絡が生じたとき、過大な短絡電流によりPTC素子9は温度上昇し、その温度がトリップ状態となる温度80℃に達すると、抵抗値が急増するので短絡電流は一気に制限され、短絡によって電池が危険な状態に至る前に阻止することができる。短絡状態が解除されると、過大な短絡電流がなくなるので、PTC素子9の温度は低下してトリップ状態から外れ、抵抗値も下がるので再び正常な電池使用が可能となる。
【0021】
また、このリチウムイオン二次電池が装填された機器の故障などの原因によって高電圧が印加されたり、逆充電がなされたような場合に、PTC素子9が絶縁破壊され、それによる電流規制の作用が働かなかったときには、電池温度の急激な上昇により100℃の温度状態に達すると、温度ヒューズ8が溶断して、PTC素子9が動作し得ない状態での危険状態への移行が阻止される。このような二重の安全機能によってエネルギー密度の高いリチウムイオン二次電池を安全に使用することができる。
【0022】
上記構成になるリチウムイオン二次電池Aは、図4に携帯機器に装填した状態を断面で示すように、機器ケース41の外形角部が円弧に形成されていることによる内部空間の形状に対応して無駄な空間を生じさせない装填が可能となる。図4は携帯電話機の電源として適用した例を示すものであるが、このように小型の携帯機器では角に丸みをもたせた外観形状は常識的に採用されている形態であって、これに適応する電池形状となる。
【0023】
また、図2に示したように、リチウムイオン二次電池Aの横断面において、電池缶1の最小円弧に形成された角部33a、33bと極板群14との間に形成された空間35a、35bは、電池缶1内への注液時に極板群14に充填された後の余剰の電解液を溜める液溜として活用される。二次電池、特に極板群14を構成する正極にコバルト酸リチウム、負極に炭素質材料を用いたリチウムイオン二次電池においては、充放電の繰り返しにより極板群14が膨張することが知られている。この膨張に伴って極板群14に充填されている電解液に不足が生じる。前記空間35a,35bに余剰の電解液が溜められていると、極板群14が膨張したときに不足する電解液を補うことができる。このような余剰の電解液がない場合、極板群14の膨張時に電解液を補うことができず、二次電池として急激なサイクル特性の劣化を来すことになる。
【0024】
従って、本実施形態に係るリチウムイオン二次電池Aは、一方面側に形成された円弧形成により機器の形状に対応して無駄な空間が生じない装填ができると同時に、他方面側に極板群14との間に電解液の液溜が形成されることによりサイクル寿命を向上させることができる。また、電池の短幅方向で両側の形状が異なる非対称な形状であり、更に加えて正極端子(+)及び負極端子(−)が非対称位置に設けられていることにより、逆装填が防止できる。
【0025】
図5は、第2の実施形態に係るリチウムイオン二次電池Bの外観を示すものである。そのP−P線矢視横断面形状は、図7に示すように、極板群14を収容する電池缶1aは、長辺41a,41bをつなぐ一方の短辺が極板群14の円弧部位に対応する円弧44bに形成され、他方の短辺が直線辺44aを最小半径の円弧の角部43a,43bで長辺41a及び長辺41bにつなぐように形成されている。
【0026】
このリチウムイオン二次電池Bは、一方の短辺が円弧44bに形成されているので、機器の外装ケースの底面あるいは側面に円弧側が位置するように機器に装填すると、機器の底面又は側面にアールを形成した形状に適合させることができる。また、他方の短辺は直線部44aに形成され、長辺41a,41bと交差する角部43a,43bは最小円弧に形成されているので、図7に示すように、極板群14との間に電解液を溜める空間45a,45bが形成され、第1の実施形態の構成と同様に、充放電に伴う極板群14の膨張によって生じる電解液の不足を補う電解液を貯留させることができる。
【0027】
本実施形態に係るリチウムイオン二次電池Bの内部構造は、第1の実施形態に係るリチウムイオン二次電池Aと同様に構成されているので、その説明は省略する。
【0028】
図6は、第3の実施形態に係るリチウムイオン二次電池Cの外観を示すものである。そのQ−Q線矢視横断面形状は、図8に示すように、長円形断面の極板群14を収容する電池缶1bは台形状に形成されている。台形の下底51aと両斜辺52a,52bとが交差する部分は最小円弧に形成された角部53a,53bに、上底51bと両斜辺52a,52bとの間は極板群14の円弧部位に対応する円弧54a,54bに形成されている。
【0029】
この電池缶1bはその横断面形状が台形状に形成されているので、機器ケースの角部分のアール形状に最も適合しやすく、無駄な空間を形成することなく機器に装填することができる。また、台形状に形成することによって極板群14との間に余剰の電解液を溜める液溜55a,55bの容積が大きくなり、充放電に伴う極板群14の膨張に際して不足する電解液を液溜55a,55bから補充することができ、サイクル寿命の向上に効果的である。
【0030】
以上説明した各実施形態の構成は、二次電池として構成した例を示したが、一次電池に適用しても外形形状の特徴を生かすことができる。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明の通り本発明によれば、横断面形状が長円形に形成された極板群を収容する電池缶は、極板群の円弧部分に対応する曲線部が形成されているので、この電池を装填する機器の外装ケースの角部のアールに前記曲線部を位置させて電池を装填することができ、無駄な空間を形成することなくスペース効率のよい電池装填ができる。また、極板群の円弧部分との間に電解液溜まりが形成されるので、極板群が膨張した際に不足する電解液を電解液溜まりから補うことができ、二次電池のサイクル寿命を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るリチウムイオン二次電池の構成を示す外観斜視図。
【図2】同上Y−Y線矢視断面図。
【図3】同上X−X線矢視断面図。
【図4】同上二次電池を機器に装填した状態を示す断面図。
【図5】第2の実施形態に係るリチウムイオン二次電池の構成を示す外観斜視図。
【図6】第3の実施形態に係るリチウムイオン二次電池の構成を示す外観斜視図。
【図7】図5におけるP−P線矢視断面図。
【図8】図6におけるQ−Q線矢視断面図。
【図9】従来構成のリチウムイオン二次電池(a)(b)の構成を示す外観斜視図。
【図10】(a)は図9におけるT−T線矢視断面図、(b)は図9におけるS−S線矢視断面図。
【図11】従来構成の電池を機器に装填した状態を示す部分断面図。
【符号の説明】
1、1a、1b 電池缶
14 極板群
31a,31b,41a,41b 長辺
34a,34b,44b,54a,54b 円弧部(曲線)
35a,35b,45a,45b 空間
36a,36b,43a,43b,53a,53b 角部(最小円弧)
51a 下底
51b 上底
52a,52b 斜辺

Claims (4)

  1. 正極板と負極板とをセパレータを介して扁平に巻回し、その横断面形状が長円形になるように形成された極板群が、有底筒状に形成された電池缶内に収容され、電池缶の開口端が封口板によって封口されてなる電池であって、前記電池缶はその横断面形状が、前記極板群の長円形横断面をその外周に沿って囲む長方形又は台形の任意の角部が前記長円形横断面の円弧部分に対応する曲線に形成され、他の角部が加工上許容される最小円弧に形成されてなることを特徴とする電池。
  2. 電池缶の横断面形状は、極板群の長円形横断面をその外周に沿って囲む長方形の一方の長辺両側角部が前記長円形横断面の円弧部分に対応する曲線に、他方の長辺両側角部が最小円弧に形成されてなる請求項1に記載の電池。
  3. 電池缶の横断面形状は、極板群の長円形横断面をその外周に沿って囲む台形の上底の両側に接する角部が前記長円形横断面の円弧部分に対応する曲線に、下底の両側に接する角部が最小円弧に形成されてなる請求項1に記載の電池。
  4. 電池缶の横断面形状は、極板群の長円形横断面をその外周に沿って囲む長方形の一方の短辺両角部が前記長円形横断面の円弧部分に対応する曲線に、他方の短辺両側角部が最小円弧に形成されてなる請求項1に記載の電池。
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