JP3811114B2 - 公衆用及び私設用の移動通信システムにおける信号供給装置及びその方法 - Google Patents

公衆用及び私設用の移動通信システムにおける信号供給装置及びその方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術】
本発明は、移動通信システムに関し、特に、公衆用及び私設用移動通信サービスをともに提供できるシステムの信号供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な移動通信システムにおいて、基地局制御装置(Base Station Controller:BSC)は、衛星からの基準クロックを受信して同期を合わせる装備を備える。例えば、BSCと移動交換局(Mobile Switching Center:MSC)との間のリンク、BSCと基地局(Base Station Transceiver subsystem:BTS)との間のリンク、及びボコーダ(vocoder)がある。衛星からの基準クロックを受信するために、BSC及びBTSには、それぞれ全地球測位システム受信器(Global Positioning System Receiver:GPSR)が実装される。GPSRは、衛星から基準クロック及び時間(Time Of Date:TOD)情報を含む全地球測位システム(Global Positioning System:GPS)情報を受信して該当装備に提供する。
【0003】
前述したように、基準クロックを受信するためには、BSC及びBTSにそれぞれGPSRが実装されるべきである。しかしながら、BSCのみにGPSRが実装された状態で、BSCに属するそれぞれのBTSに少なくとも基準クロックを含むGPS情報を供給することができる場合は、システム費用を低減することができる。さらに、既存のラインを利用して少なくとも基準クロックを含むGPS情報をBSC及びBTSに供給することができる場合、システム設置の費用も低減することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、公衆用及び私設用移動通信サービスシステムにおいて、基地局制御装置がGPS情報を受信し、その基地局制御装置及び基地局に同期クロック及びTOD信号を供給することのできる装置及びその方法を提供することにある。
【0005】
本発明の他の目的は、既存のラインを利用して基地局制御装置が基地局制御装置及び基地局に同期クロック及びTOD信号を供給することのできる装置及びその方法を提供することにある。
【0006】
また、本発明の他の目的は、LANケーブルを通して私設基地局にGPS時間及び日付情報を供給することにある。
【0007】
さらに、本発明の他の目的は、ケーブルを通して伝送されたGPS情報を使用して多数の私設基地局に内部クロックを生成することにある。
【0008】
さらにまた、本発明の他の目的は、私設基地局がGPS受信器またはGPSアンテナを備えていない場合、多数の私設基地局にGPS時間及び日付信号から内部クロックを生成することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明の第1の側面は、公衆用及び私設用の移動通信システムにおける信号供給装置であって、それぞれインターネットプロトコルによって接続できる複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)を有する複数のインターネットプロトコル基地局装置(IP−BTS)と、複数のインターネットプロトコル基地局装置(IP−BTS)を制御してその状態をチェックし、衛星から基準クロック情報及び時間(TOD)情報を受信し、前記複数のインターネットプロトコル基地局装置(IP−BTS)に時間情報を含む各種の信号及び近距離通信網( LAN )ケーブルを通して送信でき周波数を有する同期クロックを伝送する私設基地局制御装置(pBSC)と、から構成され、前記複数のインターネットプロトコル基地局装置(IP−BTS)のそれぞれは、近距離通信網( LAN )ケーブルを通してインターネットプロトコルを支援する同期クロックを利用して内部に必要な各種のクロックを生成する複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)と、近距離通信網( LAN )ケーブルを通して複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)に連結され、複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)に対しては制御局(BSC)の機能を遂行し、私設基地局制御装置(pBSC)に対しては1つの基地局(BTS)の機能を遂行する集合基地局装置(cBTS)と、から構成され、前記各集合基地局装置(cBTS)は、前記私設基地局制御装置(pBSC)から受信される信号について、インターネットプロトコルへの変換処理を遂行し、私設基地局制御装置(pBSC)から伝送され且つ前記変換処理によりインターネットプロトコルに変換された同期クロック及び時間(TOD)情報を含む各種信号を、近距離通信網( LAN )ケーブルを通して、前記複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)のそれぞれに伝することを特徴とする。
【0010】
この信号供給装置において、基準クロック情報は、近距離通信網( LAN )ケーブルを通して送信できる単一周波数を有し、この単一周波数は、数メガヘルツ乃至数十メガヘルツの周波数を有するとよく、私設基地局制御装置(pBSC)で処理される8KHz信号及びイーブンセカンド信号であると好ましい。
【0011】
本発明による信号供給装置は、ただ1つの単一GPS受信器を備えるようにするとよい。
【0012】
複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)のそれぞれは、単一基地局装置である私設基地局制御装置(pBSC)によって管理及び操作されるとよく、複数の移動局に公衆用及び私設用の移動通信をともに提供するようにすると好ましい。
【0013】
また、本発明では、公衆用及び私設用の移動通信システムにおける信号供給方法を提供する。この信号供給方法は、私設基地局制御装置(pBSC)内の受信器によって、衛星からの基準クロック情報及びTOD情報を受信する過程と、前記私設基地局制御装置(pBSC)が、前記衛星からの受信情報に基づいて、時間情報を含む各種の信号及び近距離通信網 ( LAN ) ケーブルを通して送信できる周波数を有する同期クロックを、該私設基地局制御装置(pBSC)に連結された複数のインターネットプロトコル基地局装置(IP−BTS)の集合基地局装置(cBTS)に伝送する過程と、前記集合基地局装置(cBTS)のそれぞれが、前記私設基地局制御装置(pBSC)から受信される信号について、インターネットプロトコルへの変換処理を遂行する過程と、前記集合基地局装置(cBTS)のそれぞれが、前記変換処理によりインターネットプロトコルに変換された同期クロック及び時間(TOD)情報を含む各種信号を、近距離通信網(LAN)ケーブルによって連結された複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)のそれぞれにする過程と、を含むことを特徴とする。
【0014】
この信号供給方法では、近距離通信網( LAN )ケーブルを通して基準クロック情報及びTOD情報を受信することで複数のインターネットプロトコル私設基地局のそれぞれが内部クロックを生成する過程をさらに備えるとよい。
【0015】
複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)のそれぞれは、衛星からの基準クロック情報及びTOD情報を受信する無線受信器を備えていなくともよく、各インターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)は、複数の移動局に公衆用及び私設用の移動通信をともに提供するようにすると好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従う好適な実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明確にする目的で、関連した公知機能または構成に関する具体的な説明は省略する。
【0019】
移動通信網は、公衆用移動通信網及び私設用(または、構内用)移動通信網に区別され、2つの網が相互連動して移動通信サービスが提供される場合、使用者には多くの便利さが提供される。
【0020】
図1は、公衆用移動通信サービス及び私設用移動通信サービスをともに提供できる公衆用及び私設用移動通信システムの構成を示す。公衆用及び私設用移動通信サービスをともに提供するために、公衆用及び私設用の移動通信システムは、図1に示すように、公衆用及び私設用共有通信サービス領域である公衆/私設共有セル領域14を有し、公衆/私設通信サービス装置12を備える。公衆/私設共有セル領域14は、通信サービスの提供における特定の集団(会社、機関、学校など)の便宜のために割り当てられることが望ましい。例えば、特定の会社が1つのビルを使用している場合、そのビルに属する領域(area)を公衆/私設共有セル領域14として割り当てることができる。公衆/私設共有セル領域14の割り当ては、公衆用移動通信サービス事業者と前もって協議した上で行われることが望ましい。その理由は、公衆/私設共有セル領域14にある私設基地局(private BTS: 8-k)を、公衆用移動通信システムの観点からみて、公衆基地局(public BTS)として認識できるようにするためである。本明細書では、公衆用移動通信システムに属するBTS、つまり、図1に示すBTS6−1乃至6−k及び8−1と公衆/私設共有セル領域14にある私設BTS8−kとを区別するために、私設BTS8−kを“pBTS(private Base Transceiver Subsystem)”と称する。pBTS8−kは、公衆/私設共有セル領域14に属する移動端末(MS:Mobile Station)24とともに無線通信路を構成して、無線資源管理の機能を遂行し、公衆/私設通信サービス装置12を通し公衆用移動通信システムのBSC、例えば、図1に示すBSC4−mに連結される。公衆/私設通信サービス装置12は、公衆用移動通信システムのBSC4−m、PSTN/ISDN(Public Switch Telephone Network/Integrated Services Digital Network)16、及びIP網(Internet Protocol Network)18と接続される。公衆/私設通信サービス装置12は、公衆用移動通信サービス及び私設用移動通信サービスを、公衆/私設共有セル領域14にあるMS、例えば、図1に示すMS24に選択的に提供できるように移動通信サービスを遂行する。MS24が私設用移動通信サービスを受けることができるように公衆/私設通信サービス装置12に登録されている場合、MS24は、公衆用移動通信サービスだけでなく私設用移動通信サービスも受けることができる。しかしながら、MS24に対する私設用移動通信サービスが公衆/私設通信サービス装置12に登録されていない場合、MS24は、公衆用移動通信サービスのみを受けることができる。また、公衆/私設通信サービス装置12は、PSTN/ISDN16及びIP網18との有線通信サービスを遂行する。
【0021】
一方、公衆用移動通信網は、通常、PLMN(Public Land Mobile Network)と称し、その公衆用移動通信システムの一例の構成は、図1に示すように複数の移動交換局(MSC)2−1乃至2−n、複数の基地局制御局(BSC)4−1乃至4−m、複数の基地局(BTS)6−1乃至6−k、8−1乃至8−k、移動端末(MS)20、22、及びHLR/VLR(Home Location Register/Visitor Location Register)10を含む。
【0022】
それぞれのMSC2−1乃至2−nには、複数のBSC4−1乃至4−mが連結され、それぞれのBSC4−1乃至4−mには、複数のBTS6−1乃至6−k及び8−1乃至8−kが連結される。特に、複数のBTS8−1乃至8−kのうちpBTS8−kは、本発明の実施形態によって、公衆用移動通信システムのBSC4−mに連結されている。それぞれのMSC2−1乃至2−nは、自己に連結されている複数のBSC4−1乃至4−mとPSTN/ISDN16または公衆用移動通信網内の他のMSCとの接続制御を遂行する。それぞれのBSC4−1乃至4−mは、無線リンク制御及びハンドオフ機能を遂行し、複数のBTS6−1乃至6−k及び8−1乃至8−kは、自己の通信サービス領域、つまり、自分のセル領域に属するMS20、22及び24とともに無線通信路を構成し、無線資源管理の機能を遂行する。
【0023】
HLR/VLR10において、HLRは、加入者位置登録機能及び加入者情報を貯蔵するデータベース機能を遂行し、VLRは、複数のMSC2−1乃至2−nのうち対応するMSCが担当するセル領域に存在するMSの情報を一時的に貯蔵するデータベースである。MSが他のMSCが管理するセル領域に移動する場合、対応するVLRに貯蔵された情報は削除される。
【0024】
本出願の明細書においては、公衆/私設共有セル領域14と区別するために、公衆用移動通信システムのBTS6−1乃至6−k及び8−1乃至8−kの通信サービス領域を公衆専用セル領域と称する。図1には、その一例として、公衆用移動通信システムのBTS6−1乃至6−k及び8−1乃至8−kのうちBTS8−1の通信サービス領域を公衆専用セル領域15として表す。通常、公衆専用セル領域15は、通信サービスの提供における特定集団の便宜のために決定された公衆/私設共有セル領域14よりずっと広い。
【0025】
図1において、公衆/私設通信サービス装置12とpBTS8−kとの間をE1ライン30によって連結するので、pBTSを追加設置する度にE1ラインを新しく設置しなければならない。しかし、これはシステムの設置において、設置費用を増加させ、設置における不便さを招来する。
【0026】
そこで、本発明の実施形態では、私設用移動通信サービスを受けようとする場所が特定集団のビルであり、ビルには一般的にLANケーブルが予め設置されていることを考慮して、E1ラインの代わりに既存のLANケーブルを利用する。
【0027】
図2は、本発明の実施形態による公衆/私設通信サービス装置12の構成図である。図2において、IP-BTS(Internet Protocol-Base Transceiver Subsystem)44−1乃至44−5内のそれぞれのcBTS(collective Base Transceiver Subsystem)46−1乃至46−5は、LANケーブル64を通して対応するIP-pBTS(Internet Protocol-private Base Transceiver Subsystem)48−1乃至48−6と連結されている。
【0028】
図2を参照すると、IP-PBX(Internet Protocol-Private Branched eXchange)32は、VoIP(Voice over Internet Protocol)機能を有する私設交換機である。IP-PBX32は、PSTN/ISDN16と接続することで構内の有線加入者34を収容し、構内専用デジタル電話機36と接続することができる。また、IP-PBX32は、VoIPカードを実装してVoIP機能も支援する。さらに、pBSC38と結合される場合は、スイッチングシステムとしても使用される。つまり、公衆網接続ではない私設用移動通信サービス(例えば、構内通話)は、pBSC38の制御下でIP−PBX32によってスイッチングされる。IP-PBX32は、pBSC38とE1ラインを通して連結され、VoIPの支援のためにLAN(Local Area Network)ポートを有する。
【0029】
pBSC38は、下位に位置するIP-BTS44−1乃至44−5を制御してその状態をチェックする基地局制御装置(私設基地局制御装置)であり、公衆/私設共有セル領域14にあるMSによって公衆用移動通信サービスが要求される場合は、IP-PBX32を通さずに直接公衆用BSC(図1の4−m)にバイパス(by-pass)する役割を遂行する。pBSC38は、システムクロック供給部50、ATM(Asynchronous Transfer Mode)スイッチング及びpBSCメイン制御部52、公衆網BSC及びIP-BTS接続部54及びIP-PBX接続部56の4部分に分けられる。
【0030】
システムクロック供給部50は、GPSR及びMCDA(Master Clock Distribution board Assembly)を含み、衛星から基準クロック及びTOD(Time Of Date)情報を含むGPS情報を受信し、各ブロックに要求される各種信号及び同期クロックを各ブロックに供給する。本発明の実施形態において、シスムクロック供給部50からIP-BTS44−1乃至44−5に伝送される信号としては、TOD情報及び電源電圧があり、同期クロックとしては、LANケーブル64を通して送信できる8KHzの周波数を有する同期クロック及びイーブンセカンド(Even Second)信号Even_Secがある。
【0031】
ATMスイッチング及びpBSCメイン制御部52は、ATMスイッチ、アラーム信号収集部及びメイン制御部を含み、ATMスイッチはATMスイッチング機能を遂行し、アラーム信号収集部は各ブロックによって印加されるアラーム信号を収集する。さらに、メイン制御部は、pBSC38の各ブロックに対する全般的な制御を遂行し、呼管理部(call manager)40と連結されて、アラーム信号収集部によって収集されたアラーム信号を呼管理部40に知らせる。公衆網BSC及びIP-BTS接続部54は、公衆網であるPLMN(例えば、図1のBSC4−m)と接続するためのブロックである。IP-PBX接続部56は、MSから受信した音声圧縮信号をPCM(Pulse Code Modulation)信号に変換し、E1ラインを通してIP-PBX32に伝達する。pBSC38の各ブロックは、ATMセルを多重化、逆多重化する多重化器及び逆多重化器を通して相互通信する。多重化器及び逆多重化器は、各ソースからのATMセルを多重化して目的地に伝達し、多重化機能及び逆の逆多重化機能も遂行する。
【0032】
IP網接続部42は、IP網18と接続するためのブロックであり、ハブ(hub)及びルータ(router)から構成される。呼管理部40は、pBSC管理装置であり、pBSC38及びIP-BTS44−1乃至44−5の動作状態及び運用中に発生する各種アラームをGUI(Graphic User Interface)環境で使用者に提供する。また、呼管理部40は、システム起動の時、各ブロックに必要なプログラムをpBSC38内のpBSCメイン制御部52を通してダウロードし、プログラムの変更時に自動的に更新する。さらに、システム運用中にpBSC38またはIP-BTS44−1乃至44−5の環境や動作を変更することができるように、pBSC38及びIP-BTS44−1乃至44−5を遠隔制御する。
【0033】
IP-BTS44−1乃至44−5は、無線資源を割り当て、実際にRF(Radio Frequency)信号を送出して公衆/私設共有セル領域(図1に示す14)にあるMSとインタフェース接続する部分である。また、それぞれのIP-BTS44−1乃至44−5は、pBSC38の公衆網BSC及びIP-BTS接続部54からの音声データを受信してRF信号に変換した後、アンテナを通して送出し、反対に、MSからのRF信号を受信してデジタル圧縮信号に変換した後、pBSC38に送信する。IP-BTS44−1乃至44−5に関してより具体的に説明すると、それぞれのIP-BTS44−1乃至44−5は、1個のcBTS及び最大6個のIP-pBTSから構成され、pBSC38の観点からみると、それぞれのIP-BTS44−1乃至44−5内の1個のcBTS及び最大6個のIP-pBTSを1つのBTSとみなして管理及び運用を遂行する。
【0034】
IP-BTS44−1乃至44−5のうちIP-BTS44−1を参照すると、IP-BTS44−1は、1個のcBTS46−1及び6個のIP-pBTS48−1乃至48−6から構成される。pBSC38とcBTS46−1との間は、既存のBSCとBTSとの間の連結と類似してATM-E1ライン60を通して連結されるが、cBTS46−1に対応する6個のIP-pBTS48−1乃至48−6との間は、LANケーブル64を通して連結される。cBTS46−1と6個のIP-pBTS48−1乃至48−6とがLANケーブル64を通して連結されることによって、cBTS46−1と6個のIP-pBTS48−1乃至48−6との間にTCP(Transmission Control Protocol)及びUDP(User Datagram Protocol)通信を遂行することができる。LANケーブル64は、公衆/私設移動通信サービスを受ける場所に一般的に設置されているケーブルであるので、そのLANケーブル64を使用して複数のIP-pBTSを設置し、システム設置の時に設置費用を低減することができる。さらに、IP-pBTSの追加設置を便利に行うこともできる。
【0035】
複数のIP-pBTS及びLANケーブル64を収容するように構成されたブロックの1つであるIP-BTS44−1内のcBTS46−1は、IP-pBTS48−1乃至48−6とpBSC38との間に位置し、IP-pBTS48−1乃至48−6に対してはBSC(base station controller)の機能を遂行し、pBSC38に対してはBTS(base station)の機能を遂行する。つまり、cBTS46−1は、pBSC38の観点からIP-BTS44−1に備わった最大6個のIP-pBTS48−1乃至48−6が1つのBTSとみなされるようにするための各種機能を遂行する。cBTS46−1の各種機能をより具体的に説明すると、下記の通りである。
【0036】
- 無線資源管理、呼制御、統計、状態、アラームなど
- IP-pBTS48−1乃至48−6の状態管理及びpBSC38への情報提供
- IP-to-ATMマッピング機能
- ATM/IPC(Inter-Processor Communication)制御機能(AAL(ATM Adaptation Layer)0/2/5)
- IP-pBTSとのRTP(Real-time Transport Protocol)制御機能
- 自己cBTS46−1の下位に対応して連結されたIP-pBTS48−1乃至48−6間のハンドオフ(hand off)制御機能(この時、ATM経路情報は変わらない)
- 他のIP-pBTS(cBTSを含む)とのハンドオフのためのBSCのID(Identifier)制御機能。つまり、IP-pBTS48−1乃至48−6には異なるBTSのIDを与えるが、cBTS46−1は網において公知のBTSのIDによって制御される。
【0037】
LANケーブル64を通してcBTS46−1に連結されたIP-pBTS48−1乃至48−6は、下記のような機能を遂行する。それぞれのIP-pBTS48−1乃至48−6は、無線チャネル制御部、モデム部、RF(Radio Frequency)/IF(Intermediate Frequency)部、IP接続部、アンテナ部(分散アンテナ)などから構成され、音声加入者のための32チャネル及びデータ加入者(144kbps基準)のための4チャネルを収容するように構成されている。また、チャネル制御部は、両方向収容のためのIP接続及びチャネル管理性能を考慮したIP-pBTSの状態制御を遂行する。アンテナ部は、1〜8個の分散アンテナから構成され、0〜9dbmの減衰を収容する。さらに、それぞれのIP-pBTS48−1乃至48−6は、cBTS46−1とのRTP制御機能を遂行する。
【0038】
以上、IP-BTS44−1及びその内部の各ブロックに対して説明したが、残りのIP-BTS44−2乃至44−5及びその内部の各ブロックもIP-BTS44−1及びその内部の各ブロック動作と同一の動作を遂行する。
【0039】
図3は、pBSC38からそれぞれのcBTS46−1乃至46−5に対応するそれぞれのIP-pBTS48−1乃至48−6に信号を供給するための信号ラインの連結状態を示す図である。図3において、5個のcBTS46−1乃至46−5のうち2個のcBTS46−1及び46−2とcBTS46−1及び46−2にそれぞれ対応した6個のIP-pBTS48−1乃至48−6を示す。
【0040】
pBSC38及びcBTS46−1乃至46−5は、1つのシェルフ(shelf)に実装されることが望ましく、pBSC38のシステムクロック供給部50から提供される各種信号及び同期クロックは、クロック供給ケーブル62を通してcBTS46−1乃至46−5にそれぞれ供給される。各種信号及び同期クロックとしては、図3に示すように、同期クロックである8KHz及びイーブンセカンド(Even Second)信号Even_Secがあり、TOD信号、−48V電源電圧がある。同期クロックである8KHz及びイーブンセカンド(Even Second)信号Even_Secのタイミングを図5に示す。図5を参照すると、イーブンセカンド信号Even_Secは、4.096MHz信号の1周期のパルス幅を有し、8KHz信号は、4.096MHz信号の2周期のパルス幅を有する。しかしながら、1.544MHzの位相は、イーブンセカンド信号Even_Secの位相とは一致しない。
【0041】
再び図3を参照すると、各種信号及び同期クロックのうちTOD信号は、cBTS46−1、cBTS46−2、cBTS46−3乃至46−5の順で印加される。pBSC38の公衆網BSC及びIP-BTS接続部54とcBTS46−1乃至46−5との間には、ATM-E1ライン60が連結されており、ATM-E1ライン60を通してATM-E1信号が送受信される。また、cBTS46−1乃至46−5とそのそれぞれに対応するIP-pBTS48−1乃至48−6との間は、LANケーブル64を通して連結されている。LANケーブル64は、E1信号の4ライン及び基準クロックの4ラインから構成され、最大200メートルまで延長して設置されることができる。
【0042】
pBSC38とIP-pBTS48−1乃至48−6との間に位置するそれぞれのcBTS46−1乃至46−5は、pBSC38とATM-E1接続をし、IP-pBTS48−1乃至48−6とはイーサネット(登録商標)ポートを通したIP接続をする。つまり、それぞれのcBTS46−1乃至46−5は、pBSC38からのATM-E1信号を受信してIPに変換し、IP-pBTS48−1乃至48−6に伝達する。さらに、それぞれのcBTS46−1乃至46−5は、IP-pBTS48−1乃至48−6に必要な同期クロックであるイーブンセカンド信号Even_Sec、8KHz信号及びTOD信号を下位に接続されるIP-pBTS48−1乃至48−6に供給する。IP-pBTS48−1乃至48−6で要求されるクロック信号としては、例えば、10MHz信号、29.4912MHz信号、4.096MHz信号、1.544MHz信号、イーブンセカンド信号Even_Secなどがあるが、このような数メガヘルツ乃至数十メガヘルツ程度の高周波数信号は遠く(最大200m)に送ることができないので、同期クロックであるイーブンセカンド信号Even_Sec及び8KHz信号のみを供給し、それぞれのIP-pBTS48−1乃至48−6は同期クロックを基準信号として内部PLL(Phase Locked Loop)ロジックに提供し、PLLロジックによって同期化された要求クロック(例えば、10MHz、29.4912MHz、4.096MHz、1.544MHz)が生成される。
【0043】
1個のcBTSは、最大6個のIP-pBTSを制御できるように設計されている。従って、図2に示す一例のように、5個のcBTSが実装されると仮定すると、各cBTSが最大6個のIP-pBTSを収容するので、1個のpBSC38の観点からみると、最大30個のIP-pBTSが接続される。1個のpBSC38に30個のIP-pBTS48−1乃至48−6が直接連結されている場合、それに対応する個数の分だけのE1ライン(例えば、30のE1ライン)が必要になる。また、pBSC38によって処理できる容量は制限されている。従って、本発明の実施形態においては、pBSC38とIP-pBTS48−1乃至48−6との間にcBTS46−1乃至46−5を実装し、pBSC38を通過する必要のない信号は、cBTS46−1乃至46−5によって処理される。
【0044】
図4は、5個のcBTS46−1乃至46−5のシステム内部又は外部に実装できるように構成されたcBTS整合部100の構成図である。cBTS整合部100は、cBTS46−1乃至46−5のシステム内部及び外部に実装されることを支援する目的で、その内部にコネクタ及びスロットなどを備える。
【0045】
図4を参照すると、ATM-E1ケーブル60を通してpBSC38から受信したATM-E1信号は、図4に示すコネクタ70に連結され、パターンを通してIP-pBTS連結用コネクタ78に連結される。IP-pBTS連結用コネクタ78とcBTS46−1乃至46−6を実装したcBTS用スロット84−1乃至84−5との間は、バックボード(backboard)パターン(cBTS内装の時)またはケーブル(cBTS外装の時)を通して連結される。クロック供給ケーブル62を通してpBSC38から受信した同期クロック8KHz信号及びイーブンセカンド信号Even_Secは、クロック供給ケーブル62を通してコネクタ72に連結され、パターンを通してIP-pBTSクロック用コネクタ80に連結される。IP-pBTSクロック用コネクタ80とcBTS46−1乃至46−6を実装するcBTS用スロット84−1乃至84−5との間は、バックボードパターン(cBTS内装の時)またはケーブル(cBTS外装の時)を通して連結される。クロック供給ケーブル62を通してpBSC38から受信したTOD信号は、コネク74を通してクロック駆動部76に連結される。TOD信号は、クロック駆動部76によって駆動され、IP-pBTSクロック用コネクタ80に連結される。pBSC38のシステムクロック供給部50から伝送されたTOD信号は、予め提供された1つのポートのみを通して受信され、cBTSはTOD信号を5ポートを通して受信する必要があるので、クロック駆動部76が備わる。クロック駆動部76は、IP-pBTSクロック用コネクタ80にTOD信号を提供するだけでなく、1つのポートを割り当て、コネクタ82を通してpBSC38のシステムクロック供給部40にもTOD信号を提供する。
【0046】
バックボードパターン(cBTS内装の時)またはケーブル(cBTS外装の時)を通してcBTS用スロット84−1乃至84−6に連結される信号ラインは、図4に示すように、4つのATM-E1信号ラインATM-E1、6つのクロック信号ライン8KHz+/−、Even_Sec+/−及びTOD TX+/TOD TX−である。それぞれのcBTS用スロット84−1乃至84−5は、6個のIP-pBTS48−1乃至48−6と連結するために備わった6個のコネクタ86−1乃至86−6及び88−1乃至88−6とパターンを通して連結される。
【0047】
本発明の実施形態によって、LANケーブル64を利用してE1信号及び同期クロックを1つのcBTSからそれぞれ6個のIP-pBTS48−1乃至48−6に伝達すると下記のような利点がある。
【0048】
一般的に、BTSによって要求されるクロック信号は、BTS内に実装されたGPSRを利用して生成される。つまり、BTS内に実装されたGPRSは、基準クロックを衛星から受信し、この基準クロックに基づき内部のPLLロジックを通して各ブロックに必要なクロックを生成する。しかしながら、本発明の実施形態のように、IP-pBTSの場合、最大30個まで収容できる構造で各IP-pBTSにGPSRを実装すると費用、設置、維持及び補修の側面から容易ではないので、本発明の実施形態では、8ワイヤー(8 wires)のLANケーブルを利用する。予めLANケーブルが設置されている場合は、そのまま利用し、設置されていない場合は、新しく設置する。新しく設置されたLANケーブルは、本発明の実施形態によるE1信号、同期クロック及びTOD情報の伝送に使用されるだけでなく、イーサネット(Ethernet)ポートを使用するネットワーク端末のデータ伝送のためにも使用されることができる。本発明の実施形態において、8ワイヤー(8 wires)のLANケーブルのうち4ラインは、E1信号Tx+/Tx−及びRx+/Rx−を伝送するために使用され、残りの4ラインは、同期クロック(8KHz及びEven_Sec)を伝送するために使用される。8KHz信号及びイーブンセカンド信号Even_Sec(0.5Hz)は、数ヘルツ乃至数十ヘルツの低周波信号であるので、線路長さの損失が少ない。従って、8KHz信号及びイーブンセカンド信号Even_Sec(0.5Hz)をLANケーブルを通して受信したIP-pBTSは、8KHz信号及びイーブンセカンド信号Even_Secに基づいてPLLロジックを通し必要なクロックを再生することができる。また、TOD信号は、システム供給部50によって衛星から受信され、pBSC38内のATMスイッチング及びpBSCメイン制御部52のpBSCメイン制御部の制御下で、各IP-BTSに提供される。これは、本発明の実施形態によるIP-pBTS48−1乃至48−6がGPSRを実装していないので、システムクロック供給部50から直接に各IP-BTS48−1乃至48−6にTOD信号が伝送される。TOD信号は、一定のフォーマットを有するメッセージであるので、システムクロック供給部50から出力されてcBTSを通して各IP-BTSに伝送されることができる。
【0049】
本発明の実施形態においては、cBTS46−1乃至46−5とIP-pBTS48−1乃至48−6との間に備わるLANケーブル64として、高速及び超高速情報通信用ケーブルに代表されるUTP(Unshielded Twisted Pair)ケーブルを使用する。
【0050】
前述の如く、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲は実施形態によって限定されるべきではなく、本発明の範囲内で様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
【0051】
【発明の効果】
前述してきたように、本発明は、それぞれBSC及びpBTSにGPSRを実装しない構成であるので、システム費用を低減することができる。また、必要な信号及び同期クロックをLANケーブルの1つのラインのみを通してpBTSに供給することにより、システムの設置費用の低減とともに設置における便宜性も大いに増加する。さらに、cBTSのシステム内部及び外部における実装を全て支援することができるので、使用者に便宜を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による公衆/私設移動通信サービスの概念を説明するための網構成図。
【図2】 本発明の実施形態による公衆/私設通信サービス装置の構成図。
【図3】 pBSCからIP-pBTSに信号を供給するための信号ラインの連結状態を示す図。
【図4】 cBTSのシステム内部または外部に実装ができるように構成されたcBTS整合部の構成図。
【図5】 同期クロック信号のタイミング図。
【符号の説明】
44−1〜44−5 インターネットプロトコル基地局装置(IP−BTS)
48−1〜48−6 インターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)
38 私設基地局制御装置(pBSC)
50 システムクロック供給部(受信器)
46−1〜46−5 集合基地局装置(cBTS)

Claims (13)

  1. 公衆用及び私設用の移動通信システムにおける信号供給装置であって、
    それぞれインターネットプロトコルによって接続できる複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)を有する複数のインターネットプロトコル基地局装置(IP−BTS)と、
    複数のインターネットプロトコル基地局装置(IP−BTS)を制御してその状態をチェックし、衛星から基準クロック情報及び時間(TOD情報を受信し、前記複数のインターネットプロトコル基地局装置(IP−BTS)に時間情報を含む各種の信号及び近距離通信網 ( LAN ) ケーブルを通して送信できる周波数を有する同期クロックを伝送する私設基地局制御装置(pBSC)と、から構成され、
    前記複数のインターネットプロトコル基地局装置(IP−BTS)のそれぞれは、
    近距離通信網 ( LAN ) ケーブルを通してインターネットプロトコルを支援する同期クロックを利用して内部に必要な各種のクロックを生成する複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)と、
    近距離通信網 ( LAN ) ケーブルを通して複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)に連結され、複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)に対しては制御局(BSC)の機能を遂行し、私設基地局制御装置(pBSC)に対しては1つの基地局(BTS)の機能を遂行する集合基地局装置(cBTS)と、
    から構成され、
    前記各集合基地局装置(cBTS)は、前記私設基地局制御装置(pBSC)から受信される信号について、インターネットプロトコルへの変換処理を遂行し、私設基地局制御装置(pBSC)から伝送され且つ前記変換処理によりインターネットプロトコルに変換された同期クロック及び時間(TOD)情報を含む各種信号を、近距離通信網 ( LAN ) ケーブルを通して、前記複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)のそれぞれに伝すること
    を特徴とする信号供給装置。
  2. 前記各集合基地局装置(cBTS)は、複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)からインターネットプロトコルにより私設基地局制御装置(pBSC)へ送信される信号についての逆変換処理を遂行すること
    を特徴とする請求項1記載の信号供給装置。
  3. 前記集合基地局装置(cBTS)は、前記近距離通信網 ( LAN ) ケーブルで連結された複数の前記インターネットプロトコル私設基地局に対して、当該近距離通信網( LAN ) ケーブルを通して送信可能な単一周波数を有する前記同期クロックを送信し、該同期クロックは、前記私設基地局制御装置(pBSC)で処理される8KHz信号及びイーブンセカンド信号である
    ことを特徴とする請求項記載の信号供給装置。
  4. 前記インターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)は、前記集合基地局装置(cBTS)から受信した前記同期クロックを処理して、該基地局(IP−pBTS)で要求される数メガヘルツ乃至数十メガヘルツの周波数を有する各種クロック信号を生成する
    ことを特徴とする請求項記載の信号供給装置。
  5. 前記信号供給装置は、ただ1つの単一GPS受信器を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の信号供給装置。
  6. 前記複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)のそれぞれは、単一基地局装置である私設基地局制御装置(pBSC)によって管理及び操作される
    ことを特徴とする請求項1記載の信号供給装置。
  7. 前記インターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)は、複数の移動局に公衆用及び私設用の移動通信をともに提供する
    ことを特徴とする請求項1記載の信号供給装置。
  8. 前記各インターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)は、複数の移動局に公衆用及び私設用の移動通信をともに提供する
    請求項記載の信号供給装置。
  9. 公衆用及び私設用の移動通信システムにおける信号供給方法であって、
    私設基地局制御装置(pBSC)内の受信器によって、衛星からの基準クロック情報及びTOD情報を受信する過程と、
    前記私設基地局制御装置(pBSC)が、前記衛星からの受信情報に基づいて、時間情報を含む各種の信号及び近距離通信網 ( LAN ) ケーブルを通して送信できる周波数を有する同期クロックを、該私設基地局制御装置(pBSC)に連結された複数のインターネットプロトコル基地局装置(IP−BTS)の集合基地局装置(cBTS)に伝送する過程と、
    前記集合基地局装置(cBTS)のそれぞれが、前記私設基地局制御装置(pBSC)から受信される信号について、インターネットプロトコルへの変換処理を遂行する過程と、
    前記集合基地局装置(cBTS)のそれぞれが、前記変換処理によりインターネットプロトコルに変換された同期クロック及び時間(TOD)情報を含む各種信号を、近距離通信網(LAN)ケーブルによって連結された複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)のそれぞれにする過程と、
    を含むことを特徴とする信号供給方法。
  10. 前記各集合基地局装置(cBTS)のそれぞれが、複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)からインターネットプロトコルにより私設基地局制御装置(pBSC)へ送信される信号についての逆変換処理を遂行する過程をさらに含む
    ことを特徴とする請求項9記載の信号供給方法。
  11. 前記近距離通信網(LAN)ケーブルを通して前記同期クロック情報及びTOD情報を受信することで前記複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)のそれぞれが内部クロックを生成する過程をさらに含む
    ことを特徴とする請求項記載の信号供給方法。
  12. 前記複数のインターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)のそれぞれは、衛星からの基準クロック情報及びTOD情報を受信する無線受信器を備えていない請求項記載の信号供給方法。
  13. 前記各インターネットプロトコル私設基地局(IP−pBTS)は、複数の移動局に公衆用及び私設用の移動通信をともに提供する請求項記載の信号供給方法。
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