JP2003264554A - 無線アクセスシステム - Google Patents
無線アクセスシステムInfo
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Abstract
者宅へネットワーク管理用に専用線を設置する事無く加
入者装置の管理を容易に行う。 【解決手段】 無線基地局1及び加入者局2は、NMS
(7)のSNMPエージェント機能との間で管理情報の
受け渡しを行うSNMPマネージメント部103と、予
めVLAN IDに管理用フレームと加入者フレームと
で個別の識別子を割り当てて管理し、無線信号を送信す
る方向で、管理用及び加入者用フレームを入力し、フレ
ーム生成部105に出力すると共に、無線信号を受信す
る方向で、フレーム生成部105により抽出された加入
者用及び管理用フレームの宛先情報を読み取り、加入者
端末、インターネット側またはSNMPマネージメント
部103に当該加入者用及び管理用フレームを出力する
LANスイッチ部104とを具える。
Description
テムに関し、特に、無線を使用した公衆サービスにおい
て、加入者宅へネットワーク管理用に専用線を設置する
事無く、経済的に加入者装置の管理を容易に行うことが
できる無線アクセスシステムに関するものである。
ターネットサービスを利用する為には、図10に示すよ
うに、加入者は、サービス提供者のネットワークアクセ
スポイントへモデム等を用いてダイアルアップ接続する
か、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line:
非対称ディジタル加入者伝送方式)モデム等で常時接続
を行う。
アクセスポイントにルータを設置し、インターネット網
と加入者を接続する。
して提供する為にアクセスポイントに設置したルータを
SNMP(Simple Network Management Protocol)とい
う簡易ネットワーク管理プロトコルにより遠隔で管理し
ている。このシステムでは、加入者宅の機器はネットワ
ーク管理の対象となっていない。
無線アクセスサービスが提供されつつある。
ステムでは、加入者宅に専用の終端装置(加入者装置)
を設置する。
は、基地局と加入者局の間を無線で接続する構成を採っ
ているため、安定したサービスを供給する為に終端装置
を含めたネットワーク管理を行う必要がある。
ムにおいては、私設網である企業内ネットワーク用途で
は、加入者宅の機器を遠隔管理するのにネットワーク管
理用の専用線を設置し、且つ加入者宅に管理通信用に専
用モデムを設置する方法を採ることでネットワーク管理
を行うことが可能であるが、公衆サービスの場合では、
加入者宅へネットワーク管理用に専用線を設置するのは
大変困難なものであり、且つコスト的に不経済なもので
ある。
線アクセスシステムにあっては、私設網である企業内ネ
ットワーク用途では加入者宅の機器を遠隔管理するには
ネットワーク管理用に専用線を設置する方法が採られる
が、公衆サービスの場合、加入者宅へネットワーク管理
用に専用線を設置することは大変困難であり、且つコス
ト的に不経済なものとなるという不都合があった。
使用した公衆サービスにおいて、加入者宅へネットワー
ク管理用に専用線を設置する事無く、経済的に加入者装
置の管理を容易に行うことが可能な無線アクセスシステ
ムの提供を目的とするものである。
に、請求項1の発明は、インターネットサービス提供者
のネットワークアクセスポイントに設置されたルータと
通信接続される基地局と、該基地局と無線通信を行う加
入者局と、SNMPエージェント機能によりSNMPプ
ロトコルを用いて前記ルータの管理を行うネットワーク
管理装置とを具える無線アクセスシステムであって、前
記基地局及び前記加入者局は、前記SNMPエージェン
ト機能との間で管理情報の受け渡しを行うSNMPクラ
イアント手段と、予めVLAN IDに管理用フレーム
と加入者フレームとで個別の識別子を割り当てて管理す
る識別子管理手段と、無線信号を送信する方向で、前記
SNMPクライアント手段からの管理用フレーム及び加
入者端末側或いはインターネット側からの加入者用フレ
ームを無線フレームのWM−PDUフィールドに格納し
て無線フレームを生成すると共に、無線信号を受信する
方向で、無線フレームのWM−PDUフィールドに格納
された加入者用及び管理用フレームを抽出するフレーム
生成手段と、無線信号を送信する方向で、前記管理用及
び前記加入者用フレームを入力し、前記フレーム生成手
段に出力すると共に、無線信号を受信する方向で、前記
フレーム生成手段により抽出された加入者用及び管理用
フレームの宛先情報を読み取り、前記加入者端末、イン
ターネット側または前記SNMPクライアント手段に当
該加入者用及び管理用フレームを出力するスイッチ手段
とを具備し、前記基地局及び前記加入者局を前記ネット
ワーク管理装置で管理可能にしたことを特徴とする。
サービス提供者のネットワークアクセスポイントに設置
されたルータと通信接続される基地局と、該基地局と無
線通信を行う加入者局と、SNMPエージェント機能に
よりSNMPプロトコルを用いて前記ルータの管理を行
う管理装置とを具える無線アクセスシステムであって、
前記基地局及び前記加入者局は、前記SNMPエージェ
ント機能との間で管理情報の受け渡しを行うSNMPク
ライアント手段と、無線信号を送信する方向で、加入者
端末側或いはインターネット側からの加入者フレームを
無線フレームのWM−PDUフィールドの第1所定個所
に格納し、前記SNMPクライアント手段からの管理用
フレームを前記第1所定個所とは別の第2所定個所に格
納して無線フレームを生成すると共に、無線信号を受信
する方向で、前記第2所定個所に格納された加入者フレ
ームを抽出し、前記第2所定個所に格納された管理用フ
レームを抽出するフレーム生成手段と、無線信号を送信
する方向で、前記加入者用フレームを入力して前記フレ
ーム生成手段に出力すると共に、無線信号を受信する方
向で、前記フレーム生成手段により抽出された加入者用
フレームの宛先情報を読み取り、前記加入者端末或いは
インターネット側にフレームを出力するスイッチ手段と
を具備し、前記基地局及び前記加入者局を前記ネットワ
ーク管理装置で管理可能にしたことを特徴とする。
添付図面を参照して詳細に説明する。
セスシステムの一構成例を示す図である。
テム100は、キャリアが電話回線等の変わりに無線で
回線を提供し、従来の電話回線用モデムを使用した方法
より高速なインターネットアクセスを加入者に提供する
方式である。
話回線に変わる通信回線を無線で提供するために無線基
地局10を設置する。
線用モデムに相当する装置として無線アクセス用の屋内
装置(IDU)21と、屋外装置22と、アンテナ23
とを設置する。これにより、加入者は、自己の加入者端
末(PC等)24を用い屋内装置(IDU)21、屋外
装置(ODU)22、アンテナ23及び無線基地局1、
電話交換局3、ルータ4を介して、インターネット通信
を行なうことができる。
は、ルータ4と管理網6を介してネットワーク管理装置
(NMS)7が接続されている。
は、IAB(Internet ArchitectureBoard) で規格化
されたSNMP(Simple Network Management Protoco
l)という簡易ネットワーク管理プロトコル及びMIB
(Management Information Base)という管理情報を用
いてネットワークの管理を行う管理装置である。具体的
には、自装置7に具えるSNMPエージェント機能A
と、無線基地局1及び加入者局2のSNMPクライアン
ト機能Bとの間で予め決められた管理情報の受け渡しを
することにより管理を行う。そして、本発明では、この
ネットワーク管理装置7にて、加入者宅2へネットワー
ク管理用に専用線を設置する事無く、無線回線を通じて
加入者局の装置(屋内装置21や屋外装置22)の管理
を行う。
て、加入者宅2へネットワーク管理用に専用線を設置す
る事無く、無線回線を通じて加入者装置(屋内装置及び
屋外装置)の管理を行う為の構成について具体的に説明
していく。
至図5を参照にして説明する。
置1及び加入者局の装置(屋内装置21及び屋外装置2
2)の機能ブロック構成を示す図であり、この場合、本
発明に係る主要な構成部分のみを示し、その他の構成に
ついては省略している。
局の装置は、CPU101と、メモリ102と、SNM
Pマネージメント部(Management Entity)103と、
LANスイッチ部104と、フレーム生成部105と、
変復調部106と、RF部107と、アンテナ108と
を具えて構成される。
者局の装置全体を統括的に制御する制御部である。
種制御プログラム等のデータや、作業情報を記憶する記
憶部である。
MPクライアント機能Bを具え、上記図1に示したネッ
トワーク管理装置(NMS)7に具わるSNMPエージ
ェント機能Aとの間で管理情報の受け渡し処理を行う。
を送信する方向では、上記SNMPマネージメント部1
03からの管理情報のフレーム(以下、管理用フレーム
と言う。)を入力し、後段のフレーム生成部105に出
力する。また、加入者端末24側或いはインターネット
5側からユーザインタフェースを介して加入者情報のフ
レーム(以下、加入者用フレームと言う。)を入力し、
後段のフレーム生成部105に出力する。また、:無
線信号を受信する方向では、フレーム生成部105から
入力した無線フレーム(図3参照)のWM−PDUフィ
ールド(1629bit)に格納された加入者用フレーム及び
管理用フレームのDA(Destination Address)(宛て
先アドレス)(図4参照)に格納される情報を読み取っ
て加入者端末24,インターネット5側またはSNMP
マネージメント部103側にフレームを出力する。
送信する方向では、上記LANスイッチ部104から入
力した管理用フレーム及び加入者用フレームをWM−P
DUフィールド(1629bit)に載せて後述の図3に示す
ような無線フレームを生成し、後段の変復調部106に
出力する。また、:無線信号を受信する方向では、ア
ンテナ108及びRF部107及び変復調部106を介
して入力した無線フレームのWM−PDUフィールドに
格納された加入者用及び管理用(WM−PDU)フレー
ムを取出して、後段のLANスイッチ部104に出力す
る。
る方向では、所定の無線通信方式に従って上記フレーム
生成部105より入力した無線フレームデータに所定の
変調処理を施し、該変調処理した無線信号を後段のRF
部107に出力する。また、:無線信号を受信する方
向では、アンテナ108及びRF部107を介して受信
した無線信号を入力し、所定の無線通信方式に従って所
定の復調処理を施し、無線フレームデータを再生し後段
のフレーム生成部105に出力する。
り、:無線信号を送信する方向では、変復調部106
から入力した無線信号をアンテナ108を介して送信す
る処理を行う。また、:無線信号を受信する方向で
は、アンテナ108を介して無線信号を受信する処理を
行う。
る方向では、上記RF部107からの無線信号を無線電
波として送信し、また、:無線信号を受信する方向で
は、無線電波を受信し、RF部107に無線信号を入力
する。
1及び加入者局2の装置で用いられる無線フレームのフ
ォーマット構成を示す図であり、図4が、上記図2に示
した無線基地局1及び加入者局2の装置で用いられるQ
tag(タグ)付きのMAC(Media Access Control)
フレームのフォーマット構成を示す図である。
基地局1及び加入者局2の装置では、管理MACフレー
ム及び加入者MACフレームを無線フレームのWM(wi
reless modem)−PDU(protocol data unit)フィー
ルド(1629bit)に載せて通信を行なう。
た無線基地局1及び加入者2局の装置では、MACフレー
ムのDATA&PADフィールド(46〜1500バイ
ト)に管理用データ及び加入者用データを載せ、更に、
Qtag Prefixフィールド(4バイト)のVL
AN identifier(ID)フィールド(12
bit)に、管理用フレームを伝送する際、予め割り当
て設定された管理用ネットワークの識別子をセットし、
他方、加入者用フレームを伝送する際、予め割り当て設
定された加入者用ネットワークの識別子をセットして通
信を行なう。尚、実際に、VLAN IDに管理用フレ
ームと加入者フレームとで個別の識別子を割り当てて管
理するのは、LANスイッチ部104が行う。
ィールドのVLAN identifierフィールド(12bit)に
管理用と加入者用で別の識別子を割り当てることで物理
的には1つのネットワークであるものを2つのネットワ
ーク(セグメント)に分離することができる。尚、この
様子を図5に示す。
レームと加入者が使用する加入者用フレームをLANス
イッチ部の持つ機能の一つである仮想LAN(VLA
N)を利用して管理網と加入者網を仮想的に2つのネッ
トワークに分離して構成している。
がら、加入者局2から無線基地局2へデータを送信する
場合の動作(1)、及び無線基地局1がデータを受信し
た場合の動作(2)について説明する。
局2の装置では、SNMPマネージメント部103から
LANスイッチ部104に入力された管理用フレーム、
或いは加入者端末24からユーザインタフェースを介し
てLANスイッチ部104に入力された加入者用フレー
ムがフレーム生成部105に送出される。
3に示す無線フレームのWM−PDU(1629bit)フィ
ールドにLANスイッチ部104から入力された管理フ
レーム或いは加入者用フレームを載せて無線フレームを
生成する。そして、後段の変復調部106に出力する。
に所定の変調処理を施し、RF部107がアンテナ10
8を介して変調後の無線信号を送信する。
PDU(1629bit)フィールドに格納されるデータは周
期的に生成されるので、1629bitの格納場所に収まりき
れない場合は、フレームが分割されて送信される。
及びRF部107を介して受信した無線信号を変復調部
106で所定の復調処理を施し、図3の無線フレームを
再生してフレーム生成部105に入力する。
示す無線フレームのWM−PDU(1629bit)フィール
ドに格納されているMACフレーム(加入者用フレーム
或いは管理用フレーム)を取出し、LANスイッチ部1
04に出力する。
に示したMACフレームのDA(宛て先アドレス)に格
納される宛先情報を読み取り、加入者端末24またはS
NMPマネージメント部103にフレームを出力する。
ス)が、加入者端末24,インターネット側のサーバ等
の装置を示していれば、MACフレーム、即ち、加入者
用フレームをユーザインタフェースを介して該当する加
入者端末24或いはサーバ等の装置に送信する。他方、
DA(宛て先アドレス)がネットワーク管理装置(NM
S)を示していれば、MACフレーム、即ち、管理用フ
レームをSNMPマネージメント部103に送信する。
ージメント部1030の制御に基づき図1に示したネッ
トワーク管理装置(NMS)7に送信される。これによ
り、ネットワーク管理装置(NMS)7にて、無線回線
を通じて加入者局2の装置(屋内装置21や屋外装置2
2)の管理情報を取得することができる。
ービスにおいて、加入者宅へネットワーク管理用に専用
線を設置すること無く加入者装置の管理を容易に行うこ
とができると共に、VLANのVLAN identifier
(ID)に管理用と加入者用で別の識別子を割り当てるこ
とにより、ネットワーク管理者側の管理データの内容が
ユーザ等に見られることを未然に防ぐことができる。
を参照にして説明する。
装置及び加入者局2の装置(屋内装置21及び屋外装置
22)の機能ブロック構成の変形例を示す図である。こ
の場合も、本発明に係る主要な構成部分のみ示し、その
他の構成については省略している。
加入者局2の装置は、CPU1010と、メモリ102
0と、SNMPマネージメント部1030と、LANス
イッチ部1040と、フレーム生成部1050と、変復
調部1060と、RF部1070と、アンテナ1080
とを具えて構成される。
及び加入者局2の装置全体を統括的に制御する制御部で
ある。
各種制御プログラム等のデータや、作業情報を記憶する
記憶部である。
ity)部1030は、SNMPクライアント機能Bを具
え、上記図1に示したネットワーク管理装置(NMS)
7に具わるSNMPエージェント機能Aとの間で管理情
報の受け渡し処理を行う。
号を送信する方向では、加入者端末24側或いはインタ
ーネット5側からユーザインタフェースを介して加入者
用フレームを入力し、後段のフレーム生成部1050に
出力する。また、:無線信号を受信する方向では、フ
レーム生成部105から入力した無線フレーム(図7参
照)のWM−PDUフィールド(1544bit)に格納され
た加入者用フレームのDA(宛て先アドレス)(図8参
照)に格納される宛先情報を読み取って加入者端末24
またはインターネット5側にフレームを出力する。
を送信する方向では、上記LANスイッチ部1040か
ら入力した加入者用フレームを無線フレームのWM−P
DUフィールド(1544bit)に載せて後述の図7に示す
ような無線フレームを生成し、後段の変復調部1060
に出力する。また、マネージメント部1030から入力
された管理用フレームを無線フレームのDCCフィール
ド(85bit)に載せて後述の図3に示すような無線フレ
ームを生成し、後段の変復調部1060に出力する。ま
た、:無線信号を受信する方向では、アンテナ108
0及びRF部1070及び変復調部1060を介して入
力した無線フレームのWM−PDUフィールド(1544bi
t)に格納された加入者用フレームを取出して、後段の
LANスイッチ部1040に出力する。また、該入力し
た無線フレームのDCCフィールド(85bit)に格納さ
れた管理用フレームを取出して、後段のSNMPマネー
ジメント部1030に出力する。
する方向では、所定の無線通信方式に従って上記フレー
ム生成部1050より入力した無線フレームデータに所
定の変調処理を施し、無線信号を後段のRF部に出力す
る。また、:無線信号を受信する方向では、アンテナ
1080及びRF部1070を介して受信した無線信号
を入力し、所定の無線通信方式に従って所定の復調処理
を施し、無線フレームデータを再生し後段のフレーム生
成部1050に出力する。
あり、:無線信号を送信する方向では、変復調部10
60から入力した無線信号をアンテナ108を介して送
信する処理を行い、また、:無線信号を受信する方向
では、アンテナ1080を介して無線信号を受信する処
理を行う。
する方向では、上記RF部1070からの無線信号を無
線電波として送信し、また、:無線信号を受信する方
向では、無線電波を受信し、RF部1070に無線信号
を入力する。
1及び加入者局2の装置で用いられる無線フレームのフ
ォーマット構成を示す図であり、図8が、上記図6に示
した無線基地局1及び加入者局2の装置で用いられるQ
tag(タグ)無しのMACフレームのフォーマット構
成を示す図である。
基地局1及び加入者局2の装置では、加入者MACフレ
ームを無線フレームのWM−PDUフィールド(154
4bit)に載せ、他方、管理用MACフレームを無線
フレームのDCC(85bit)に載せて通信を行な
う。
た無線基地局1及び加入者局2の装置では、MACフレ
ームのDATA&PADフィールド(46〜1500バ
イト)に管理用データ及び加入者用データを載せて通信
を行なう。
ムと加入者が使用する加入者用フレームを無線フレーム
の別々のチャネル、即ち、WM−PDU(1544bi
t)とDCC(85bit)と別々のフィールドに載せ
て通信を行なうことで管理網と加入者網を物理的に二つ
のネットワークに分離して構成することができる。尚、
この様子を図9に示す。次に、上述の図6に示した構成
を参照しながら、加入者局2側から無線基地局1側へデ
ータを送信する場合の動作(3)、及び無線基地局1側
がデータを受信した場合の動作(4)について説明す
る。
らユーザインタフェースを介してLANスイッチ部10
40に入力された加入者用フレームがフレーム生成部1
050に送出される。
図7に示す無線フレームのWM−PDU(1544bit)フ
ィールドにLANスイッチ部1040から入力された加
入者用フレームを載せて無線フレームを生成する。そし
て、後段の変復調部1060に出力する。
線フレームに所定の変調処理を施し、RF部1070が
アンテナ1080を介して変調後の無線信号を送信す
る。
ネージメント部1030から管理用フレームがフレーム
生成部1050に送出されると、フレーム生成部105
0が、図7に示す無線フレームのDCC(85bit)フィ
ールドに入力した管理用フレームを載せて無線フレーム
を生成する。
PDU(1544bit)フィールド及びDCC(85bit)に格
納されるデータは周期的に生成されるので、収まりきれ
ない場合はフレームが分割されて送信される。
0及びRF部1070を介して受信された無線信号を変
復調部1060で所定の復調処理を施し、図7の無線フ
レームを再生してフレーム生成部1050に入力する。
に示す無線フレームのWM−PDU(1544bit)フィー
ルドに格納されるフレーム、即ち、加入者用フレームを
取出し、LANスイッチ部1050に出力すると共に、
無線フレームのDCC(85bit)フィールドに格納され
るフレーム、即ち、管理フレームを取出し、SNMPマ
ネージメント部1030に出力する。
8に示したMACフレームのDA(宛て先アドレス)に
格納される宛先情報を読み取し、DA(宛て先アドレ
ス)に基づき、加入者用フレームをユーザインタフェー
スを介して該当する加入者端末24,インターネット側
のサーバ等の装置に送信する。
ージメント部1030の制御に基づき図1に示したネッ
トワーク管理装置(NMS)7に送信される。これによ
り、ネットワーク管理装置(NMS)7にて、無線回線
を通じて加入者局2の装置(屋内装置21や屋外装置2
2)の管理情報を取得することができる。
ービスにおいて、加入者宅へネットワーク管理用に専用
線を設置すること無く加入者装置の管理を容易に行うこ
とができると共に、管理網の使用する管理フレームと加
入者が使用する加入者用フレームを無線フレームの別々
のチャネル、即ち、WM−PDU(1544bit)と
DCC(85bit)と別々のフィールドに載せて通信
を行なうことにより、ネットワーク管理者側の管理デー
タの内容がユーザ等に見られることを未然に防ぐことが
できる。
セスシステムによれば、無線を使用した公衆サービスに
おいて、加入者宅へネットワーク管理用に専用線を設置
する事無く加入者装置の管理をすることができネットワ
ーク管理保全が可能となる。また、ネットワーク管理者
側の管理内容データがユーザ等に見られることを未然に
防止できる。
の一構成例を示す図。
装置の機能ブロック構成を示す図。
用いられる無線フレームのフォーマット構成を示す図。
用いられるQtag(タグ)付きのMACフレームのフ
ォーマット構成を示す図。
する加入者用フレームをLANスイッチ部の持つ機能の
一つである仮想LAN(VLAN)を利用して管理網と
加入者網を仮想的に2つのネットワークに分離して構成
した様子を示す図。
装置の機能ブロック構成の変形例を示す図。
用いられる無線フレームのフォーマット構成を示す図。
用いられるQtag(タグ)無しのMACフレームのフ
ォーマット構成を示す図。
する加入者用フレームを無線フレームの別々のチャネル
を用いて管理網と加入者網を物理的に二つのネットワー
クに分離して構成する様子を示す図。
示す図。
の概要を示す図。
Claims (2)
- 【請求項1】 インターネットサービス提供者のネット
ワークアクセスポイントに設置されたルータと通信接続
される基地局と、 該基地局と無線通信を行う加入者局と、 SNMPエージェント機能によりSNMPプロトコルを
用いて前記ルータの管理を行うネットワーク管理装置と
を具える無線アクセスシステムであって、 前記基地局及び前記加入者局は、 前記SNMPエージェント機能との間で管理情報の受け
渡しを行うSNMPクライアント手段と、 予めVLAN IDに管理用フレームと加入者フレーム
とで個別の識別子を割り当てて管理する識別子管理手段
と、 無線信号を送信する方向で、前記SNMPクライアント
手段からの管理用フレーム及び加入者端末側或いはイン
ターネット側からの加入者用フレームを無線フレームの
WM−PDUフィールドに格納して無線フレームを生成
すると共に、無線信号を受信する方向で、無線フレーム
のWM−PDUフィールドに格納された加入者用及び管
理用フレームを抽出するフレーム生成手段と、 無線信号を送信する方向で、前記管理用及び前記加入者
用フレームを入力し、前記フレーム生成手段に出力する
と共に、無線信号を受信する方向で、前記フレーム生成
手段により抽出された加入者用及び管理用フレームの宛
先情報を読み取り、前記加入者端末、インターネット側
または前記SNMPクライアント手段に当該加入者用及
び管理用フレームを出力するスイッチ手段とを具備し、 前記基地局及び前記加入者局を前記ネットワーク管理装
置で管理可能にしたことを特徴とする無線アクセスシス
テム。 - 【請求項2】 インターネットサービス提供者のネット
ワークアクセスポイントに設置されたルータと通信接続
される基地局と、 該基地局と無線通信を行う加入者局と、 SNMPエージェント機能によりSNMPプロトコルを
用いて前記ルータの管理を行う管理装置とを具える無線
アクセスシステムであって、 前記基地局及び前記加入者局は、 前記SNMPエージェント機能との間で管理情報の受け
渡しを行うSNMPクライアント手段と、 無線信号を送信する方向で、加入者端末側或いはインタ
ーネット側からの加入者フレームを無線フレームのWM
−PDUフィールドの第1所定個所に格納し、前記SN
MPクライアント手段からの管理用フレームを前記第1
所定個所とは別の第2所定個所に格納して無線フレーム
を生成すると共に、無線信号を受信する方向で、前記第
1所定個所に格納された加入者フレームを抽出し、前記
第2所定個所に格納された管理用フレームを抽出するフ
レーム生成手段と、 無線信号を送信する方向で、前記加入者用フレームを入
力して前記フレーム生成手段に出力すると共に、無線信
号を受信する方向で、前記フレーム生成手段により抽出
された加入者用フレームの宛先情報を読み取り、前記加
入者端末或いはインターネット側にフレームを出力する
スイッチ手段とを具備し、 前記基地局及び前記加入者局を前記ネットワーク管理装
置で管理可能にしたことを特徴とする無線アクセスシス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002064081A JP3971211B2 (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 無線アクセスシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002064081A JP3971211B2 (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 無線アクセスシステム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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