JP3810399B2 - 物品の保管内容証明を行う情報処理装置、保管内容証明サービスの提供方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

物品の保管内容証明を行う情報処理装置、保管内容証明サービスの提供方法、プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、物品の保管内容証明を行う情報処理装置、保管内容証明サービスの提供方法、プログラム、および記録媒体に関する。
保管物品に関して、物品内容や保管時限を含めた各種項目の管理を徹底して行うといった目的の下、例えば特許文献1には、物品を収めた容器に管理番号を付したラベルを貼付するとともに、前記管理番号を検索キーとした、顧客別、物品別、倉庫別、時代別といった各種検索要求に応じて検索情報を提供する手法が提案されている。
特開2003−34410号公報
物品の保管およびその管理を行うサービス手法は上記のように提案されている。しかしながら、物品の保管受入れや管理、および保管している物品の保管証明といった処理を、ネットワークを介して効率的かつ簡便に顧客側に提供する手法は提案されてこなかった。従って顧客としては、物品の保管・管理の依頼や、またその保管物品の引取処理や内容証明の依頼を行う場合、金融機関等の実店舗まで出向くしかなかった。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、保管内容証明を含む物品の保管・管理処理の効率化を実現して顧客の利便性向上を図る、物品の保管内容証明を行う情報処理装置、保管内容証明サービスの提供方法、プログラム、および記録媒体を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の情報処理装置は、物品の保管内容証明を行う情報処理装置であって、保管内容証明の対象物を撮影して生成された画像データを取得する画像取得部と、前記画像データに、該当する対象物に固有の保管番号のデータを電子透かしとして埋め込んで、前記保管番号に対応付けて画像データベースに格納する画像データ格納部と、前記画像データベースにおける画像データに、該当する対象物に固有の証明番号のデータを電子透かしとして埋め込んで証明画像データを生成し、この証明画像データに、前記証明番号と前記画像データベースにおける該当保管番号に対応する情報とを対応付けて証明準備データベースに格納する証明画像格納部と、保管証明依頼としての証明画像データをユーザ端末より受け付けて、当該証明画像データに埋め込まれた証明番号のデータを読み取る証明番号読取り部と、前記読み取った証明番号による前記証明準備データベースの検索を行って該当証明画像データを抽出すると共に、この証明画像データと前記ユーザ端末より受け付けた証明画像データとの照合を行う画像照合部と、前記照合の結果をユーザ端末に返信する照合結果通知部と、を備えることを特徴とする(第1の発明)。
第2の発明は、第1の発明において、前記保管番号が埋め込まれた画像データの保管時期の情報を所定関数に適用し、該当する対象物に固有の証明番号を生成する証明番号生成部を備えることを特徴とする
第3の発明は、第1の発明において、保管内容証明の対象物の画像データをユーザ端末より取得する画像受信部を備えることを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明において、ユーザ端末より、証明画像の送信先として第三者のユーザ端末への送付先情報を受け付けて、この送付先情報に基づき前記証明画像データまたは前記照合結果を送信する第三者対応処理部を備えることを特徴とする。
第5の発明は、第1の発明において、前記証明番号による前記証明準備データベースの検索の結果をユーザ端末に返信する検索結果通知部を備えることを特徴とする。
第6の発明は、第1の発明において、照合結果を前記証明準備データベースにおける該当証明画像データに関連づけて格納する結果格納部を備えることを特徴とする。
第7の発明は、第1の発明において、保管証明依頼をユーザ端末より受け付けて、該当する対象物の画像データを前記画像データベースより抽出し、前記画像データ格納部に提供する画像データ抽出部と、証明画像データをユーザ端末に送信する画像送信部と、を備えることを特徴とする。
第8の発明は、物品の保管内容証明を情報処理装置により行う方法であって、保管内容証明の対象物を撮影して生成された画像データを取得し、前記画像データに、該当する対象物に固有の保管番号のデータを電子透かしとして埋め込んで、前記保管番号に対応付けて画像データベースに格納し、前記画像データベースにおける画像データに、該当する対象物に固有の証明番号のデータを電子透かしとして埋め込んで証明画像データを生成し、この証明画像データに、前記証明番号と前記画像データベースにおける該当保管番号に対応する情報とを対応付けて証明準備データベースに格納し、保管証明依頼としての証明画像データをユーザ端末より受け付けて、当該証明画像データに埋め込まれた証明番号のデータを読み取り、前記読み取った証明番号による前記証明準備データベースの検索を行って該当証明画像データを抽出すると共に、この証明画像データと前記ユーザ端末より受け付けた証明画像データとの照合を行い、前記照合の結果をユーザ端末に返信する、ことを特徴とするを特徴とする。
第9の発明は、物品の保管内容証明を情報処理装置に実行させるプログラムであって、保管内容証明の対象物を撮影して生成された画像データを取得するステップと、前記画像データに、該当する対象物に固有の保管番号のデータを電子透かしとして埋め込んで、前記保管番号に対応付けて画像データベースに格納するステップと、前記画像データベースにおける画像データに、該当する対象物に固有の証明番号のデータを電子透かしとして埋め込んで証明画像データを生成し、この証明画像データに、前記証明番号と前記画像データベースにおける該当保管番号に対応する情報とを対応付けて証明準備データベースに格納するステップと、保管証明依頼としての証明画像データをユーザ端末より受け付けて、当該証明画像データに埋め込まれた証明番号のデータを読み取るステップと、前記読み取った証明番号による前記証明準備データベースの検索を行って該当証明画像データを抽出すると共に、この証明画像データと前記ユーザ端末より受け付けた証明画像データとの照合を行うステップと、前記照合の結果をユーザ端末に返信するステップと、を備えることを特徴とする。
第10の発明は、第9の発明における保管内容証明サービス提供プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体にかかる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、保管内容証明を含む物品の保管・管理処理の効率化を実現して顧客の利便性向上が図られる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態における情報処理装置たるサーバ100を含むネットワーク構成図である。本実施形態においては、例えば金融機関が所定範囲のエリア毎に、有価証券、各種謄本類、貴金属といった保管物品を預かる物品保管庫を設ける。物品の受入れに際しては、前記金融機関の支店等にユーザが持参した物品を、各支店が前記物品保管庫まで搬送する手法が採用できる。または、ユーザが宅配便や郵送などの手段を通じて前記物品保管庫まで直接搬送を行って、これを受け入れるという場合も想定できる。受け入れた物品については、本発明の保管内容証明サービスの提供方法を適用し、情報処理装置たるサーバ100が処理を行うこととなる。従って、前記サーバ100は、前記物品保管庫を設けた金融機関の管理センター等に設置されることが想定できるが、これに限らず、例えば金融機関の本支店に設置するとしてもよい。
本実施形態における前記サーバ100は、本発明の情報処理装置の有する機能を実現するプログラム106をメモリ107に格納し、演算装置たるCPU108により読み出して実行するものとする。他に、サーバ100が適宜なネットワーク120を介してユーザ端末130などの外部装置と接続してデータ授受を実行したり、データ入出力を行う入出力インターフェイス109を備えている。
なお、前記プログラム106は、本発明の保管内容証明サービスの提供方法を実行するべく、以下に述べる各機能部10〜25を備えるものとする。画像取得部10は、保管内容証明の対象物を撮影して生成された画像データを取得する。画像データ格納部11は、前記画像データに、該当する対象物に固有の保管番号のデータを電子透かしとして埋め込んで、前記保管番号に対応付けて画像データベース110に格納する。画像データ抽出部12は、保管証明依頼をユーザ端末130より受け付けて、該当する対象物の画像データを前記画像データベース110より抽出し、画像データ格納部に提供する。
また、証明画像格納部13は、前記画像データベースにおける画像データに、該当する対象物に固有の証明番号のデータを電子透かしとして埋め込んで証明画像データを生成し、この証明画像データに、前記証明番号と前記画像データベースにおける該当保管番号に対応する情報とを対応付けて証明準備データベース111に格納する。画像送信部14は、前記証明画像データをユーザ端末130に送信する。証明番号読取り部15は、証明画像データをユーザ端末130より受け付けて、当該証明画像データに埋め込まれた証明番号のデータを読み取る。
更に、画像照合部16は、前記読み取った証明番号による前記証明準備データベース111の検索を行って該当証明画像データを抽出すると共に、この証明画像データと前記ユーザ端末130より受け付けた証明画像データとの照合を行う。照合結果通知部17は、前記照合の結果をユーザ端末130に返信する。また、証明番号生成部18は、前記保管番号が埋め込まれた画像データの保管時期の情報を所定関数に適用し、該当する対象物に固有の証明番号を生成する。
また、画像受信部22は、保管内容証明の対象物の画像データをユーザ端末130より取得する。第三者対応処理部23は、ユーザ端末130より、保管証明依頼と共に、証明画像の送信先として第三者のユーザ端末131への送付先情報を受け付けて、この送付先情報に基づき前記証明画像データまたは前記照合結果を送信する。
更に、検索結果通知部24は、前記証明番号による前記証明準備データベース111の検索を行って、この検索の結果をユーザ端末130(或いは131)に返信する。結果格納部25は、照合結果を前記証明準備データベース111における該当証明画像データに関連づけて格納する。なお、以上の機能部22〜25は、後述する処理手順1(請求項1に対応)において用いられることとなる。
ユーザ端末130は、こうした機能部を備える情報処理装置100に対し、ネットワーク120を介してアクセスして、保管や保管証明の依頼を行うことができる。保管証明の結果等については、依頼を行ったユーザ端末130とは別の第三者が利用するユーザ端末131に送ることも可能である。つまり、あるユーザAがユーザ端末130を用いて、物品を保管してもらっている金融機関のサーバ100に対して保管証明の発行を依頼し、サーバ100が対応処理を行う。そしてサーバ100が、その保管証明の情報を第三者たる他のユーザBのユーザ端末131に送信するのである。こういった場合、このユーザBは、ユーザAが本当に該当の物品を所有しているのかどうかを、金融機関(のサーバ100)を通じて確認することができる。
続いて、画像データベース110、および証明準備データベース111についてそのデータ構造を説明しておく。図2は本実施形態における、(a)画像データベースのデータ構造例、(b)証明準備データベースのデータ構造例を示す図である。画像データベース110は、保管内容証明の対象物を撮影した画像データに、保管番号のデータを可視電子透かしとして埋め込んで格納するものである。サーバ100は、物品を撮影装置115で撮影して取得した画像データ毎に、保管番号を設定してキーとなし、これに物品名、保管時期、物品所有者のID、パスワード、および関数といった情報を関連づけたレコードを生成する。このレコードが集約されたものが当該画像データベース110となる。なお、前記関数は、前記保管番号が埋め込まれた画像データの保管時期の情報を適用して、証明番号を生成するためのものとなる。
また、証明準備データベース111は、例えば保管証明依頼をユーザ端末130より受け付けた際に、(前記画像データベース110より抽出した)対象物の画像データに証明番号のデータを不可視の電子透かしとして埋め込んで生成した証明画像データを格納するものである。なお、保管証明依頼を受けずとも取得済みの画像データに証明番号を不可視の電子透かしとして埋め込んで証明画像データを生成するとしてもよい。サーバ100は、保管証明の対象となった物品の画像データ毎に、証明番号を設定してキーとなし、これに保管番号、保管時期、パスワード、関数、および送付先情報といった情報を関連づけたレコードを生成する。このレコードが集約されたものが当該証明準備データベース111となる。
ここで、画像データベース110および証明準備データベース111において示した関数の項目については、後述する図3に則した処理手順を採用する場合には不要となる。また、送付先情報の項目についても、物品の所有者(委託した者)以外の第三者に証明画像データや照合結果(後述する)を送信する処理が実行されない場合には不要となる。
なお、情報処理装置たるサーバ100とユーザ端末130とをつなぐネットワーク120に関しては、インターネットやLANの他、専用回線やWAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網など様々なネットワークを採用することも出来る。また、VPNなど仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。
以下、本発明の保管内容証明サービスの提供方法の実際手順について説明する。なお、以下で説明する保管内容証明サービスの提供方法に対応する各種動作は、情報処理装置100のメモリ107が備えるプログラム106によって実現される。そして、このプログラム106は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図3は本実施形態における保管内容証明サービスの提供方法の処理手順例1を示したフロー図である。本発明の情報処理装置たるサーバ100は、ユーザから委託された保管物品(後に保管証明の対象物となる)を撮影装置115などを通じて撮影して生成した画像データを取得する(s1000)。或いは、ネットワーク120を通じてユーザ端末130より送信される画像データを受信し、これを取得するとしてもよい。
サーバ100は、前記画像データに、該当する対象物に固有の保管番号のデータを可視の電子透かしとして埋め込んで、前記保管番号に対応付けて画像データベース110に格納する(s1001)。なお、電子透かしの手法としては、既に提案されている技術を適宜採用することができる。ユーザ側では、この可視の保管番号を視認することで、例えば画像データベース110における種々の画像データから特定の物品に対応するものを認識できる。
このように物品の画像データを取得したサーバ100は、ユーザ端末130に該当物品の保管受入れの準備が整ったことを通知する。図4は保管承認画面の遷移例を示す図である。サーバ100では、図4の画面400に示すように、物品(図中例:土地・建物の権利証)を預かった旨と当該物品の画像データおよび保管番号とを併せて表示する画面を生成し、ユーザ端末130に提示する。ユーザ端末130ではこれを表示して、ユーザからの保管承認の指示を受け付けることとなる。
保管を承認するとの指示をこの画面400で受け付けたユーザ端末130は、保管承認の指示情報をサーバ100に返す。他方、物品の再撮影や保管中止の指示を受け付けることも可能である。
サーバ100は、前記保管承認の指示情報を受けて、画面410をユーザ端末130に送信する。この画面410では、後に物品の内容がわかるよう、コメントの入力を受け付ける。こうして保管承認がなされ、コメント等の入力が完了したならば、サーバ100は図5の画面500をユーザ端末130に返信する。この画面500には、保管番号、保管時期の情報(例:保管開始の日付、時刻など)、およびコメントが含まれ、保管処理が完了した旨をユーザ側に明示するものとなる。
こうして物品の受け入れと画像データ取得、およびユーザ側からの保管承認がなされたならば、所定の期間(例:契約等で定める期間)、前記物品は物品保管庫において保管され、他方、画像データもサーバ100における画像データベース110にて保管される。保管が開始されたならば、以降、ユーザ端末130からの保管内容の証明依頼に応えることが可能となる。
サーバ100がユーザ端末130より、この保管証明依頼を受け付けたとする(s1002)。保管証明依頼には、ユーザIDとパスワードが含まれており、サーバ100ではユーザ認証処理を実行する。認証に問題がなくユーザが確認されたならば、ユーザIDをキーとして、該当ユーザに関する画像データを、画像データベース110より抽出する(s1003)。そして、図6に示す画面600のごとく、保管番号、保管時期、コメント、および選択ボタンから構成される画面を生成し、ユーザ端末130に返す。
なお、前記保管証明依頼に保管番号やコメント、或いは保管時期の指定情報が含まれていたならば、それらに該当する画像データのみを抽出して画面600を生成するものとできる。また、ユーザ端末130より、保管証明依頼と共に、証明画像の送信先として第三者のユーザ端末131への送付先情報(図中例:送付先のメールアドレスとその選択)を受け付けることもできる。前記送付先情報については、ユーザ端末130より予め登録を受け付けておき、前記画面610の表示時にアドレスリストとして提示し、そのいずれかの選択をユーザ端末130より受け付けるといった処理を採用することも可能である。このように第三者への送付先情報が指定された場合、該当送付先情報に基づき、後述する証明画像データや照合結果を送信することとなる。
サーバ100は、前記画面600において、保管証明の依頼を受け付ける物品について選択を受け付け、図6に示すごとき、確認のための画面610をユーザ端末130に返す。この画面610にて依頼が確定されたならば、証明対象物の画像データに、該当する対象物に固有の証明番号のデータを不可視の電子透かしとして埋め込んで証明画像データを生成する(s1004)。
或いは、前記画面610にて依頼が確定されたならば、前記保管番号が埋め込まれた画像データの保管時期の情報を所定関数に適用し、証明番号を生成するとしてもよい。この関数は、例えばユーザ毎、或いは物品毎にサーバ100が設定するものであり、例えばユーザ側が容易に想到できるような単純な関数(例:一次関数など)を避けたものとなる。この場合、こうして生成された証明番号を、証明対象物の画像データに、該当する対象物に対し不可視の電子透かしとして埋め込んで証明画像データを生成することとなる。
なお、保管証明依頼を受けずとも、取得した画像データに証明番号を不可視の電子透かしとして埋め込んで証明画像データを生成するとしてもよい。
こうして生成した証明画像データは、前記証明番号と前記画像データベースにおける該当保管番号に対応する情報とに対応付けて証明準備データベース111に格納される(s1005)と共に、ユーザ端末130(或いは指定された第三者のユーザ端末131)に送信される(s1006)。本実施形態ではサーバ100からユーザ端末130(或いは131)へ証明画像データを送信する例を示したが、例えば、証明画像データを予め記録しておいた記録媒体からユーザ端末が証明画像データの読取りを実行するなど、ユーザ端末130、131が証明画像データを取得する経路、手段は問わない。
サーバ100は、例えば図7に示す画面700をユーザ端末130に送信し、ユーザ端末130による画像データのダウンロードまたは第三者のユーザ端末131への転送を受付ける。
前記証明画像データは、前記金融機関において確かに指定の物品を預かって保管しているか否か、を確認したいユーザのユーザ端末130(或いは131)より、存在証明(保管証明)の依頼情報としてサーバ100に送信される。サーバ100では、これを例えば図8に示す画面800および画面810を通じて受け付ける(s1007)。ここでは、前記ユーザ端末130の利用者たるユーザとは別人の第三者、ユーザBにより保管証明の依頼が実行される状況を示している。つまり、前記証明画像データが第三者のユーザ端末131に送信されていた訳である。
サーバ100では、前記ユーザ端末131より受信した証明画像データに埋め込まれた不可視の証明番号のデータを読み取る(s1008)。この読取り処理は、電子透かし処理を実現するアプリケーションを適宜用いることにより実行する。
続いて、前記読み取った証明番号による前記証明準備データベース111の検索を行って、該当証明画像データを抽出する(s1009)。なお、該当する証明画像データが検索できなかった場合は、該当する証明画像データが元々保管されていなかった旨の通知をユーザ端末131に返信するとしてもよい。
更にサーバ100は、証明準備データベース111より抽出した証明画像データと、前記ユーザ端末131より受け付けた証明画像データとの照合を行う(s1010)。この照合処理は、例えば電子透かし処理を実現するアプリケーションを用いて、各画像データを構成するビット(画素)毎の一致/不一致を確認していく処理を実行することで実現できる。
照合処理の結果、例えば各ビットが一致し、証明画像同士の同一性が確認できたならば、この照合結果を画面820に示すごとく生成し、ユーザ端末131に返信する(s1011)。この画面820は、例えば、指定された証明番号の画像データの起源となった物品を(金融機関が)保管している旨(或いは保管していない旨)と、その証明時期(例:日付、時刻)、および証明画像から構成される。また、前記照合結果は、前記証明準備データベース111における該当証明画像データに関連づけて格納し(s1012)、証明処理の履歴管理などに利用する。
本発明によれば、保管内容証明を含む物品の保管・管理処理の効率化を実現して顧客の利便性向上が図られる。更に、金融機関等の各店舗毎に貸金庫スペースを設けずとも、例えば1ヶ所にて所定店舗分の保管物品を管理するなどとすれば、より低コストでの業務運営が可能となる。また、保管内容証明の情報をネットワークを通じてユーザ側に提供することが可能であるから、例えば保管物品を実際に該当者宅まで運搬して実見させるといった処理に必要であったデリバリーコストや時間等も抑制できることとなる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態における情報処理装置を含むネットワーク構成図である。 本実施形態における、(a)画像データベースのデータ構造例、(b)証明準備データベースのデータ構造例を示す図である。 本実施形態における保管内容証明サービスの提供方法の処理手順例1を示したフロー図である。 保管承認画面の遷移例を示す図である。 保管承認結果画面を示す図である。 保管内容証明の依頼画面の遷移例を示す図である。 保管内容証明の結果画面を示す図である。 第三者による証明依頼の画面遷移例を示す図である。
符号の説明
10 画像取得部
11 画像データ格納部
13 証明画像格納部
15 証明番号読取り部
16 画像照合部
17 照合結果通知部
100 情報処理装置
106 プログラム
107 メモリ
108 演算装置、CPU
109 入出力インターフェイス
110 画像データベース
111 証明準備データベース
120 ネットワーク
130 ユーザ端末

Claims (10)

  1. 物品の保管内容証明を行う情報処理装置であって、
    保管内容証明の対象物を撮影して生成された画像データを取得する画像取得部と、
    前記画像データに、該当する対象物に固有の保管番号のデータを電子透かしとして埋め込んで、前記保管番号に対応付けて画像データベースに格納する画像データ格納部と、
    前記画像データベースにおける画像データに、該当する対象物に固有の証明番号のデータを電子透かしとして埋め込んで証明画像データを生成し、この証明画像データに、前記証明番号と前記画像データベースにおける該当保管番号に対応する情報とを対応付けて証明準備データベースに格納する証明画像格納部と、
    保管証明依頼としての証明画像データをユーザ端末より受け付けて、当該証明画像データに埋め込まれた証明番号のデータを読み取る証明番号読取り部と、
    前記読み取った証明番号による前記証明準備データベースの検索を行って該当証明画像データを抽出すると共に、この証明画像データと前記ユーザ端末より受け付けた証明画像データとの照合を行う画像照合部と、
    前記照合の結果をユーザ端末に返信する照合結果通知部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記保管番号が埋め込まれた画像データの保管時期の情報を所定関数に適用し、該当する対象物に固有の証明番号を生成する証明番号生成部を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    保管内容証明の対象物の画像データをユーザ端末より取得する画像受信部を備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    ユーザ端末より、証明画像の送信先として第三者のユーザ端末への送付先情報を受け付けて、この送付先情報に基づき前記証明画像データまたは前記照合結果を送信する第三者対応処理部を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記証明番号による前記証明準備データベースの検索の結果をユーザ端末に返信する検索結果通知部を備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    照合結果を前記証明準備データベースにおける該当証明画像データに関連づけて格納する結果格納部を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    保管証明依頼をユーザ端末より受け付けて、該当する対象物の画像データを前記画像データベースより抽出し、前記画像データ格納部に提供する画像データ抽出部と、
    証明画像データをユーザ端末に送信する画像送信部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 物品の保管内容証明を情報処理装置により行う方法であって、
    保管内容証明の対象物を撮影して生成された画像データを取得し、
    前記画像データに、該当する対象物に固有の保管番号のデータを電子透かしとして埋め込んで、前記保管番号に対応付けて画像データベースに格納し、
    前記画像データベースにおける画像データに、該当する対象物に固有の証明番号のデータを電子透かしとして埋め込んで証明画像データを生成し、この証明画像データに、前記証明番号と前記画像データベースにおける該当保管番号に対応する情報とを対応付けて証明準備データベースに格納し、
    保管証明依頼としての証明画像データをユーザ端末より受け付けて、当該証明画像データに埋め込まれた証明番号のデータを読み取り、
    前記読み取った証明番号による前記証明準備データベースの検索を行って該当証明画像データを抽出すると共に、この証明画像データと前記ユーザ端末より受け付けた証明画像データとの照合を行い、
    前記照合の結果をユーザ端末に返信する、
    ことを特徴とする保管内容証明サービスの提供方法。
  9. 物品の保管内容証明を情報処理装置に実行させるプログラムであって、
    保管内容証明の対象物を撮影して生成された画像データを取得するステップと、
    前記画像データに、該当する対象物に固有の保管番号のデータを電子透かしとして埋め込んで、前記保管番号に対応付けて画像データベースに格納するステップと、
    前記画像データベースにおける画像データに、該当する対象物に固有の証明番号のデータを電子透かしとして埋め込んで証明画像データを生成し、この証明画像データに、前記証明番号と前記画像データベースにおける該当保管番号に対応する情報とを対応付けて証明準備データベースに格納するステップと、
    保管証明依頼としての証明画像データをユーザ端末より受け付けて、当該証明画像データに埋め込まれた証明番号のデータを読み取るステップと、
    前記読み取った証明番号による前記証明準備データベースの検索を行って該当証明画像データを抽出すると共に、この証明画像データと前記ユーザ端末より受け付けた証明画像データとの照合を行うステップと、
    前記照合の結果をユーザ端末に返信するステップと、
    を備えることを特徴とする保管内容証明サービス提供プログラム。
  10. 請求項9に記載の保管内容証明サービス提供プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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