JP3809984B2 - 内燃機関の加速時燃料噴射量制御方法 - Google Patents

内燃機関の加速時燃料噴射量制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子ガバナ制御式内燃機関、特に漁船等の舶用内燃機関についての加速運転時の燃料噴射量の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子ガバナ制御式の舶用内燃機関は公知となっているが、船舶の加速運転時においては、図4図示のラック特性マップA’(機関回転数Nに対応する燃料噴射量調節用ラックの最大位置Rを示したもの。)を使用するのであるが、機関回転数Nが一定値N0 に達するまでは、過度の燃料噴射を回避すべく機械式ブーストコンペンセータが作動し、最大ラック位置Rも低い位置R0 に抑えている。機関回転数Nが一定値N0 を超えれば、ブーストコンペンセータがOFFすることで本来の機関回転数に対応するラック特性マップA’にて設定された最大ラック位置R1 に戻る。なお、Cは、舶用負荷時にラック特性マップA’に基づく定常航走運転にて得られる機関回転数Nに対応するトルクTを示すグラフであり、機関回転数Nの増加とともに上昇し、ラック特性マップA’における定格トルク点D(定格回転数ND ・定格ラック位置RD )にて定格トルクTD を得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来は加速開始時から一定回転数域においては最大ラック位置Rが低く抑えられているが、その値がR0 と一定値に限られ、また、ブーストコンペンセータのOFFする機関回転数N0 までは、機関回転数Nの変化にかかわらず一律に最大ラック位置RがR0 に保持されているため、この内燃機関を搭載する船舶の状態(例えばその用途や排水量)によっては必ずしも適当な最大ラック位置とはならない。特に適当値よりも高く設定されてしまっている場合には、加速時に黒煙が発生する。遊漁船においてこの黒煙が釣り客にかかるような自体にでもなれば、以後の営業に支障をきたす。或いは一般漁船がこのように黒煙を発生して漁場に向かうようだと、黒煙が目印になって他の漁船に漁場を知らせるようなこととなり、漁獲に影響を及ぼす。その他、燃料消費の問題や環境問題も絡む。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上のような課題を解決すべく、次のような手段を用いる。まず、電子ガバナ制御式内燃機関において、燃料噴射量調節用ラックの最大位置に関し、給気圧力に応じて設定したデータマップと、機関回転数に応じて設定したデータマップとを記憶しておき、機関運転中に給気圧力と機関回転数とを読み取って各データマップに基づく最大ラック位置を演算し、得られた演算値のうちいずれか低い方を実際の最大ラック位置として採用する。
【0005】
更に、前記の燃料噴射量調節用ラックの最大位置に関する両データマップのうち、少なくとも給気圧力に応じて設定したデータマップについては、給気圧力に対する最大ラック位置の大きさの段階に基づいて複数個を用意し、その中から任意に選択可能であるものとする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付の図面をもとに説明する。図1は舶用内燃機関の電子ガバナの最大トルク制御システムのブロック図、図2は本発明による舶用内燃機関の電子ガバナ制御用ラック特性マップを示す図、図3は本発明による舶用内燃機関の電子ガバナ制御フローチャート図である。
【0007】
図1において、電子ガバナの最大トルク制御システムについて説明する。内燃機関1には燃料噴射量設定用のラックを有するガバナ2を付設しており、ラック位置はガバナアクチュエーター3により調節される。内燃機関の出力軸部分には回転数センサ4が付設されていて、内燃機関の出力軸の実際回転数を検出する。また、給気管部分には、給気圧センサ5が設けられていて、給気圧を検出する。
【0008】
一方、船体に設置されたコントローラボックス6内に電子ガバナ用コントローラ7が内蔵されており、また、操縦部に機関回転数設定用のリモコンヘッド8が配設されていて、リモコンヘッド8の設定位置をコントローラボックス6付設のアクセルセンサ9にて検出する。更に、船舶のブリッジ等に設置した設定パネル10には、加速時燃料噴射量選択スイッチ11が付設されている。回転数センサ4、給気圧センサ5、アクセルセンサ9の検出信号、及び加速時燃料噴射量選択スイッチ11の設定信号がコントローラ7に入力され、これらの入力信号に基づいて、ガバナアクチュエータ3に出力信号を送信し、ガバナ2のラック位置を制御して、燃料噴射量を調整する。
【0009】
コントローラ7内のメモリー部には、機関回転数Nに対応して最大ラック位置Rを設定した回転数対応型ラック特性マップAと、給気圧力Pに対応して最大ラック位置Rを設定した給気圧対応型ラック特性マップBとをデータマップとして記憶させておく。そして、機関運転中は、回転数センサ4にて読み取られる機関回転数Nに対応して、回転数対応型ラック特性マップAに基づき、最大ラック位置Rを演算するとともに、給気圧力センサ5にて読み取られる給気圧力Pに対応して、給気圧対応型ラック特性マップBに基づき、最大ラック位置Rを演算し、両マップA・Bより演算された二つの最大ラック位置Rの演算値のうち、低い値を選択して、燃料噴射量制御を行うものとしている。
【0010】
更に、給気圧対応型ラック特性マップBに関しては、各給気圧力Pに対しての最大ラック位置Rについて何段階かに設定した複数のマップB1・B2・B3・・・を備えており、前記の加速時燃料噴射量選択スイッチ11はこのマップB1・B2・B3・・・の中から一つを選択するためのものであり、船舶の用途や排水量等に応じて最適のマップを選択する。
【0011】
図2図示のラック特性マップは、両マップA・B(B1・B2・B3)を合成したものである。縦軸は最大ラック位置Rであり、一方、横軸には機関回転数Nと給気圧力Pとを1:1に対応させて取っており、回転数対応型ラック特性マップAの選択時には横軸を機関回転数Nとし、給気圧対応型ラック特性マップBの選択時には横軸を給気圧力Pとするものである。なお、図2では給気圧対応型ラック特性マップBについて、B1・B2・B3の三マップを設定しているが、三つには限定せず、二つ、或いは四以上のマップを設定してもよい。
【0012】
図2図示のラック特性マップA・Bについて説明する。回転数対応型ラック特性マップAに関しては、低回転(アイドル回転〜)域から定格トルク点Dの定格回転数N1 よりやや低い回転数までの回転数域では最大ラック位置Rは高い位置R1 に保持されている。定格トルク点Dでは、R1 よりも低い位置RD を定格最大ラック位置としている。一方、給気圧対応型ラック特性マップBに関しては、マップB1・B2・B3においてそれぞれ低給気圧域で、R1 よりも低い一定の最大ラック位置Ra・Rb・Rcが保持され、一定圧以上の給気圧域で、給気圧力Pが高まるとともに比例して最大ラック位置Rを徐々に高くするようにしている。
【0013】
加速時の低回転数での給気圧力Pは低いので、前記の如く、回転数対応型ラック特性マップAと給気圧対応型ラック特性マップBとにより演算される最大ラック位置Rの両演算値のうち低い値を選択するものとすれば、加速時の低回転数域では、給気圧対応型ラック特性マップBによる最大ラック位置Rが選択されることとなる。これを具体的に説明すると、例えば図2中、加速時燃料噴射量選択スイッチ11にて給気圧対応型ラック特性マップBについてB2を選択し、加速運転中で、低回転数域の機関回転数N1 において、給気圧力Pが低い場合、回転数センサ4の読取と回転数対応型ラック特性マップAとに基づいて演算された最大ラック位置RはR1 であり、給気圧力センサ5と給気圧対応型ラック特性マップB2とに基づいて演算された最大ラック位置RはRbであり、RbはR1 より低い値なので、実際の最大ラック位置Rとしては、給気圧力に基づいて設定されたRbが選択される。
【0014】
また、同じく加速時燃料噴射量選択スイッチ11にて給気圧対応型ラック特性マップBについてB2を選択した場合において、例えば、定格機関回転数ND では、回転数対応型ラック特性マップAの定格トルク点Dに基づき、最大ラック位置Rは定格ラック位置RD が演算される。一方、定格機関回転数ND では給気圧力Pが十分に高まっていて、P2 の如く高い圧力値が検出された場合、給気圧対応型ラック特性マップB2に基づき、最大ラック位置R1 が演算される。この場合には、RD <R1 なので、機関回転数Nに基づいて設定された最大ラック位置RD が選択される。
【0015】
図3は加速時燃料噴射量スイッチ11の選択操作を含めて、電子ガバナのラック制御のフローチャートを示したものである。まず、加速時燃料噴射量スイッチ11にて、給気圧対応型ラック特性マップBであるB1・B2・B3・・・の中の一つが選択される(01)。機関運転がなされると、コントローラ7にて、回転数センサ4の検出信号に基づく機関回転数Nの演算(02)と、給気圧力センサ5の検出信号に基づく給気圧力Pの演算(03)と、アクセルセンサ9からの信号に基づく目標回転数Nsの演算(04)とがなされる。そして、前記の機関回転数Nの演算値に基づき、回転数対応型ラック特性マップAにより最大ラック位置RA を演算する(05)とともに、給気圧力Pの演算値をもとに給気圧対応型ラック特性マップBにより最大ラック位置RB を演算し(06)、最大ラック位置の両演算値RA ・RB のうち小さい方の値を選択して実際の最大ラック位置Rとして設定し(07)、これに基づいて電子ガバナ制御を行う。即ち、前記のアクセルセンサ9の読み込みによる目標回転数Nsと、実際回転数Nと、前記の如く選択した最大ラック位置Rを含め選択したラック特性マップAまたはBに基づいて目標ラック位置を演算し(08)、これによりラックアクチュエータ3の出力値を演算し、ラックアクチュエータ3に出力信号(例えばPWM信号)を発信する(09)。機関運転中は常にコントローラ7にて回転数センサ4、給気圧力センサ5、アクセルセンサ9からの信号に基づいての演算がなされて、ラックアクチュエータ3が制御されるのである。
【0016】
【発明の効果】
本発明は、電子ガバナ制御式内燃機関において、以上のような加速時燃料噴射量制御方法を採用することにより、次のような効果を奏する。まず、請求項1に記載の如く、燃料噴射量調節用ラックの最大位置に関し、給気圧力に応じて設定したデータマップと、機関回転数に応じて設定したデータマップとを記憶しておき、機関運転中に給気圧力と機関回転数とを読み取って各データマップに基づくラック目標位置を演算し、得られた演算値のうちいずれか低い方を実際の最大ラック位置として採用することにより、加速時の低回転数域で、給気圧力が低い状態においては、機関回転数に応じて設定した最大ラック位置よりも、給気圧力に応じて設定した最大ラック位置が低く設定されていて、これが実際の最大ラック位置として採用されることにより、過剰な燃料噴射を抑え、黒煙発生を低減する。
【0017】
そして、請求項2記載の如く、前記の燃料噴射量調節用ラックの最大位置に関する両データマップのうち、少なくとも給気圧力に応じて設定したデータマップについては、給気圧力に対する最大ラック位置の大きさの段階に基づいて複数個を用意し、その中から任意に選択可能であるものとすることで、例えば、内燃機関を搭載する船舶の排気量や用途に応じて、最適のデータマップを選択することで、加速時に最適の最大ラック位置が設定され、即ち、燃料噴射量が最適のものとなり、黒煙が生じるような事態がなくなり、前記の従来技術で説明した黒煙発生による様々な弊害、例えば、遊漁船における釣り客からのクレームや一般漁船における操業への支障、燃費や環境問題への影響等が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】舶用内燃機関の電子ガバナの最大トルク制御システムのブロック図である。
【図2】本発明による舶用内燃機関の電子ガバナ制御用ラック特性マップを示す図である。
【図3】本発明による舶用内燃機関の電子ガバナ制御フローチャート図である。
【図4】従来の舶用内燃機関の電子ガバナ制御用ラック特性マップを示す図である。
【符号の説明】
1 (舶用)内燃機関
2 ガバナ
3 ガバナアクチュエーター
4 回転数センサ
5 給気圧力センサ
7 コントローラ
9 アクセルセンサ
10 操作パネル
11 加速時燃料噴射量選択スイッチ
A 回転数対応型ラック特性マップ
B(B1・B2・B3) 給気圧対応型ラック特性マップ

Claims (2)

  1. 電子ガバナ制御式内燃機関において、燃料噴射量調節用ラックの最大位置に関し、給気圧力に応じて設定したデータマップと、機関回転数に応じて設定したデータマップとを記憶しておき、機関運転中に給気圧力と機関回転数とを読み取って各データマップに基づく最大ラック位置を演算し、得られた演算値のうちいずれか低い方を実際の最大ラック位置として採用することを特徴とする内燃機関の加速時燃料噴射量制御方法。
  2. 請求項1記載の内燃機関の加速時燃料噴射量制御方法において、前記の燃料噴射量調節用ラックの最大位置に関する両データマップのうち、少なくとも給気圧力に応じて設定したデータマップについては、給気圧力に対する最大ラック位置の大きさの段階に基づいて複数個を用意し、その中から任意に選択可能であることを特徴とする内燃機関の加速時燃料噴射量制御方法。
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