JP3809714B2 - Ultrasonic cleaner - Google Patents
Ultrasonic cleaner Download PDFInfo
- Publication number
- JP3809714B2 JP3809714B2 JP28140797A JP28140797A JP3809714B2 JP 3809714 B2 JP3809714 B2 JP 3809714B2 JP 28140797 A JP28140797 A JP 28140797A JP 28140797 A JP28140797 A JP 28140797A JP 3809714 B2 JP3809714 B2 JP 3809714B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- plate
- side wall
- case
- cleaning tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波洗浄機に係り、とくに電熱板(プレート型ヒータ)を洗浄槽本体の側壁部に装備してなる超音波洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
超音波洗浄機には従来より種々の方式のものがあり、とくに近時にあっては洗浄効率の向上を意図して洗浄機本体の側壁に電熱板を装備し、洗浄液を加熱する方式のものが開発されている。そして、前述した洗浄機本体は、一般に、その周囲を取り巻くようにして配置されたケース本体によって保持されている。
【0003】
更に、この洗浄液加熱方式の超音波洗浄機にあっては、前述した電熱板とケース本体との間に比較的厚い断熱材が装着され、これによって、電熱板の熱が外側に位置するケース本体の外板部に伝達して当該ケース本体を部分的に高温化するのを防止している。
【0004】
ここで、この従来例における断熱材としては、一般に、グラス,セラミック,石綿,無機質鉱物繊維等から成るウール状,スポンジ状,又は成板材状のものが多用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例にあって、超音波洗浄機を比較的長く(例えば4時間以上)稼働させると、断熱材そのものの温度が高温化し、このためケース本体の外板部が例えば80度を越える状態に達するばかりでなく、断熱材が異臭を発する等の不都合が生じ、長時間駆動に不向きなものとなっていた。
【0006】
又、上述した断熱材は、一般に形状が不安定でバラツキがあり,接着には不向きであり、又、無機質系は素材的にもろく、従って、組み立て時や保守時にはゴミが出やすい。このため、使用に際しては、多くは補助的な固定構造を常に必要とし、これがため構造が複雑化するという不都合があった。
更に、断熱材は、素材そのものが高価であり、前述した取り付け構造の煩雑化も相伴って、この断熱材を装備した従来例のものにあっては、装置全体の原価が高騰するという不都合が常に存在していた。
【0007】
【発明の目的】
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、とくに構造を簡略化すると共に耐久性および保守性が良好でしかも長時間の使用に際しても外板部の高温するのを有効に阻止し得る超音波洗浄機を提供することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、上方が開放され底面板部分に洗浄用超音波を出力する超音波発振子を装備した洗浄槽本体と、この洗浄槽本体を保持すると共に当該洗浄槽本体の底面部の下方に空間領域を備えたケース本体と、洗浄槽本体の側壁に装備された電熱板と、ケース本体の側壁部分に装備された空冷ファンと、ケース本体の底面板上に前述した超音波発振子及び空冷ファン等を駆動制御する電子制御回路部等とを備えている。又、ケース本体には外気導入口領域および排気口領域を備えている。
【0009】
更に、電熱板が装備された部分の洗浄槽本体の側壁とケース本体の側壁との間に、所定の空間層を設けると共に、電熱板とケース本体の側壁との間の空間層に熱遮蔽板を配設する。そして、この熱遮蔽板と電熱板との間の空間層,及び熱遮蔽板とケース本体の側壁との間の空間層を、それぞれ通風路とすること、をその基本的構成として採用している。
【0010】
このため、本発明にあっては、まず、装置全体を稼働状態に設定すると、各超音波振動子が作動して洗浄可能な状態になる。同時に、電熱板への通電によって当該電熱板の温度が上昇し、これによって洗浄槽本体の側壁を介して洗浄液は徐々に温度が上昇する。又、空冷ファンも同時に作動する。このため、ケース本体の外気導入口領域から外気が連続して導入され、排気口領域からは、内部の空気が連続して外部へ放出される。
【0011】
一方、電熱板が加熱されると、この電熱板の熱は、対向するケース本体の側壁方向にも伝達されるが、熱遮蔽板によって例えば輻射熱がケース本体に対し効果的に熱遮蔽される。そして、この当該熱遮蔽板が通風路に装備されていることから、当該熱遮蔽板は空冷され、同時に、当該熱遮蔽板の外側のケース本体部も同様に内側から冷却され、それぞれその温度上昇が有効に抑制される。
【0012】
この結果、前述したケース本体の温度上昇は、前述した熱遮蔽と内側からの空冷効果とにより、従来例に比較して大幅に低減する。実験的には絶縁部材を充填した従来例に対して、その1/2以下(例えば40°以下)にケース本体2の温度上昇を抑えることが出来た。
【0015】
更に、ケース本体を構成する左右側壁の下方部分で当該ケース本体の一方の側(正面側)に近接した位置にそれぞれ外気導入口領域を配設すると共に、この各外気導入口領域に対向して当該導入した外気の一部を前述した通風路に案内する導風板をケース本体の底面部に立設する、という構成を採っている。
左右二箇所から外気を導入するようにしたことから、ケース本体の底面板上の電子制御回路部等も有効に冷却することができ、かかる点において装置全体の耐久性増大を図ることができる。
【0016】
また、前記空冷ファンを、電熱板側の箇所に位置する前述したケース本体の側壁の下部に装備すると共に、この空冷ファンに対応してケース本体の側壁に前述した排気口領域を配設する、という構成を採っている。
このため、ケース本体内に導入された外気は、前述したように導風板によって上方側と前面側と電子制御回路部側のほぼ二方向に分流されて取り込まれ、電子制御回路部側部分および洗浄槽本体とケース本体との間の空間を経て、最終的には空冷ファンによって外部に排気される。
【0017】
この場合、空冷ファンは電子制御回路部側部分の空気をも直接的に吸引排気するように装備されているため、上方向に分流される導入外気aの一部は、導風板を乗り越えて当該電子制御回路部側に入り込む。これにより、電子制御回路部の空気は空冷ファンによって連続して外部へ排出され、当該各制御回路部は有効に確実に冷却される。
【0018】
又、洗浄槽本体に対する電熱板によって加熱されたケース本体内の空気も、連続して外部に放出される。同時に、導風板を前述したように外気導入口領域に対向して配置したので、ケース本体2から洗浄液がこぼれるようなことかあっても,そのはね水等が外気導入口領域を介して進入してきても、内部の電子制御回路部を当該導風板によって有効に保護することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
【0020】
まず、図1乃至図4において、符号1は洗浄槽本体を示し、符号2は洗浄槽本体1を収納し保持するケース本体を示す。
洗浄槽本体1は、本実施形態にあっては、ステンレス板を素材とし、上方が開放された断面U字状の箱型状に形成されている。又、この洗浄槽本体1は、図1乃至図4に示すように上端部周囲に水平方向に延設された所定幅の鍔部1Aを有し、この鍔部1Aによって前述したケース本体2に保持されている。
【0021】
ここで、洗浄槽本体1はSUS304,ケース本体2はSUS430のステンレス板によって、それぞれ形成されている。符号1Aaは、鍔部1Aの外側周囲に垂下装備された係止部を示す。この係止部1Aaが前述したケース本体2の上端部の周囲に係合され、これによって洗浄槽本体1の水平方向への移動が規制されるようになっている。
【0022】
又、ケース本体2は、前述した洗浄槽本体1と同様に、上方が開放された断面U字状の箱型状に形成されている。ここで、このケース本体2は、その背面側の側壁を着脱自在に構成してもよい。このようにすると、各種内装機器の組み立て等が容易となり都合がよい。
【0023】
このケース本体2には、前述した洗浄槽本体1を保持するための所定幅の板状保持部2Aが、上端部周囲から内側に向けて突設されている。
ケース本体2は、高さ寸法が前述した洗浄槽本体1よりも約1.5倍程度大きく設定され、これによって、洗浄槽本体1の底面板1Bの下側には所定の空間領域が形成されている。
【0024】
前述した洗浄槽本体1の底面板1Bは、当該洗浄槽本体1内の洗浄液に超音波を印加するための振動板を構成している。そして、この底面板1Bの下面側に複数の超音波振動子11が垂下装備されている。この超音波振動子11として、本実施形態にあっては、ランジュバン型振動子が使用されている。
【0025】
更に、洗浄槽本体1の他方の側(背面側)の側壁1Cには、板状の電熱板12が装着されている。この電熱板12は、洗浄槽本体1内の洗浄液を加熱することによって超音波による被洗浄物の洗浄効率を増大するためのもので、本実施形態にあっては横方向に長い長方形のものが装備されている。
【0026】
この電熱板12の下側に位置して、空冷ファン21が装備されている。この空冷ファン21は、ケース本体2内の加熱された空気を外部に放出するためのもので、電熱板12側の箇所に位置する前述したケース本体2の背面側の側壁2Cの下方部分に装備されている。符号22は空冷ファン21を駆動するファン駆動モータを示す。又、符号2Caは、空冷ファン21に対応してケース本体2に設けられた排気口領域を示す(図3乃至図5参照)。この排気口領域2Caは、本実施形態にあっては複数の円弧状貫通孔によって構成されているが、適当な大きさの貫通穴を設けると共にこれに所定の金網等で覆う構造としてもよい。
【0027】
ケース本体2の底面板2B上には、前述した超音波振動子11を駆動制御すると共に前述した電熱板12を通電制御する電子制御回路部30(図4参照)が装備されている。この電子制御回路部30の内、パワートランジスタやヒートシンク等を装備した第1の制御回路部30Aが前述した空冷ファン21に近い前面側の所定箇所に図4に示す如く配設されている。
【0028】
又、ノイズフィルタ等を装備した第2の制御回路部30B,およびその他の電子回路を装備した第3の制御回路部30Cは、ケース本体2の背面側に配設されている。これら各制御回路部30A〜30Cは、それぞれ所定の回路基板に固定装備されて前述したケース本体2に収納されている。
【0029】
ケース本体2の図1における左右の側壁2Cには、一方の側(正面側)に近接してその下方部分に、それぞれ外気導入口領域2Ce,2Cfが設けられている。この外気導入口領域2Ce,2Cfは、マトリクス状に配設された複数の貫通孔によって構成されているが、適当な大きさの単一の貫通穴を設けてこれに所定の金網等で覆う構造としてもよい。
【0030】
各外気導入口領域2Ce,2Cfの内側には、当該外気導入口領域2Ce,2Cfに対向し且つ所定間隔を隔てて導風板23,24が装備されている。この導風板23,24は、導入した外気の一部を洗浄槽本体1とケース本体2との間の空間に案内する機能を備えている。
具体的には、この導風板23,24は、導入された外気が前述した各制御回路部30A〜30C(図4参照)に直接当たらないように適度の高さ(例えば、底面板2B上の空間の高さの4/5程度)に設定され、また、背面側から前面側に向けて全体の奥行きの1/2程度の長さに延設されている。
【0031】
このため、各外気導入口領域2Ce,2Cfから導入される外気は、導風板23,24によって上方側から背面側への流れと各制御回路部30A〜30C側の二つに分流されて取り込まれ、各制御回路部30A〜30C部分および洗浄槽本体1とケース本体2との間の空間(通風路)を経て、最終的には空冷ファン21によって外部に排気される。
【0032】
即ち、各制御回路部30A〜30Cの上方(洗浄槽本体1の下側)の空間領域,および洗浄槽本体1の側壁の周囲とケース本体2との間の空間領域には、導風板23,24によって振り分けられ前述した空冷ファン21に通ずる通風路25(図2乃至図4参照)がそれぞれ設けられている。
そして、前述した電熱板12が装備された箇所の空間領域(洗浄槽本体1の側壁の周囲とケース本体2との間に設定された空間領域)内に、当該電熱板12に対向して熱遮蔽板26が装備されている。
【0033】
この熱遮蔽板26は、本実施形態にあってはその幅が幾分電熱板12の幅よりも幾分大きく(例えば、1.2倍〜1.5倍程度に)設定され且つ金属製部材等の熱伝導性良好な部材で形成され、その両端部が前述したケース本体2の左右両側壁2Cに固着装備されている。
【0034】
又、この熱遮蔽板26は、本実施形態にあっては、前述したケース本体2の素材と同一の素材(SUS430)から成るステンレス板によって構成されている。ここで、この熱遮蔽板26については、その厚さをケース本体2の板厚(例えば、1.6mm)よりも薄く(0.8mm以下)に設定してもよい。
そして、この熱遮蔽板26の熱遮蔽作用等によって、電熱板12が装備された箇所のケース本体2部分の温度上昇が、後述するように有効に抑制される。
【0035】
更に、符号35は洗浄水を排出するための洗浄水排出バルブを示す(洗浄水搬入路については省略)。尚、洗浄水搬入については、この洗浄水排出バルブ35部分から適当な水位(又は水圧)を設定して導入するようにしてもよい。
又、図6において、符号36はケース本体2の正面側(一方の側)の側壁2Cに装備された制御盤を示す。その他、図示してはいないが、超音波洗浄機で通常必要としている搬送用把手や洗浄槽本体1用の蓋等の各種装備については、本実施形態でもそっくりそのまま装備されている。
【0036】
次に、上記実施形態の作用について説明する。
まず、洗浄液の所定量を洗浄槽本体1内に満たして後、電源を投入して装置全体を稼働状態に設定すると、前述した各超音波振動子11が作動し、洗浄槽本体1内は直ちに洗浄可能な状態になる。同時に、電熱板12への通電によって当該電熱板12の温度が上昇し、これによって洗浄槽本体1の側壁1C部分が加熱され、内部の洗浄液は徐々に温度が上昇し、所定時間(ある時間)後には予め設定された所定の温度に加熱される。
【0037】
電源の投入で、前述した空冷ファン21も同時に作動する。このため、ケース本体2の外気導入口領域2Ce,2Cfから外気が連続して導入され、同時にケース本体2の全面下方に設けられた排気口領域2Caからは、内部の空気が連続して外部へ放出される。
【0038】
ケース本体2内に導入された外気は、前述したように導風板23,24によって上方側から背面(後面)への流れと前面側と各制御回路部30A〜30C側のほぼ二方向(符号a,b)に分流されて取り込まれ、各制御回路部30A〜30C部分および洗浄槽本体1とケース本体2との間の空間を経て、最終的には空冷ファン21によって外部に排気される。
【0039】
この場合、空冷ファン21は各制御回路部30A〜30C部分の空気をも直接的に吸引排気する位置に配設されているため、上方向に分流される導入外気aの一部は、導風板23,24を乗り越えて各制御回路部30A〜30C側に入り込む。これにより、各制御回路部30A〜30C部分の空気は空冷ファン21によって連続して外部へ排出され、当該各制御回路部30A〜30C部分は有効に冷却される。
【0040】
又、電熱板12によって加熱されたケース本体2側の空気も、連続して外部に放出される。同時に、導風板23,24を前述したように外気導入領域2Ce,2Cfに対向して配置したので、ケース本体2から洗浄液がこぼれるようなことかあっても,そのはね水等が外気導入口領域2Ce,2Cfを介して進入してきても、内部の電子制御回路部30を当該導風板23,24によって有効に阻止される。
【0041】
一方、電熱板12の熱は、対向するケース本体2の側壁方向にも伝達されるが、本実施形態にあっては、熱遮蔽板26によって例えば輻射熱はケース本体2に対しては効果的に遮蔽される。同時に、当該熱遮蔽板26が通風路25に装備されていることから、通風路25に存在する伝熱媒体としての内部空気は温度上昇することなく連続して排出される。また、輻射熱等で加熱された熱遮蔽板26は、その両面に形成された通風路25を通過する冷風によって有効に冷却され、その温度上昇は確実に抑制される。
【0042】
このため、前述したケース本体2の温度上昇は、従来例に比較して大幅に低減する。実験的には絶縁部材を充填した従来例に対して、その1/2以下(例えば40°以下)にケース本体2の温度上昇を抑えることが出来た。
【0043】
尚、上記実施形態にあっては、熱遮蔽板26を所定幅の平坦な板部材によって構成した場合を例示したが、電熱板12からの放射熱を遮断し得るものであれば、例えば凹凸を備えた板部材,又は波形形状の板部材,更には無数の突起を備えた板部材等によって構成してもよい。
【0044】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成され機能するので、これによると、断熱材を装備していないため構造をいたって簡略化することができ、電熱板に対向して通風路中に熱遮蔽板を装備するという簡単な構成であるにもかかわらず電熱板を装備した側のケース本体の温度上昇を有効に抑制することができるばかりでなく装置全体の耐久性および保守性を有効に改善することができ、長時間の使用に際しても外板部の高温化を確実に阻止して長時間の継続使用を可能なさしめるという従来にない優れた超音波洗浄機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す一部切り欠いた背面図である。
【図2】図1の一部切り欠いた右側面図である。
【図3】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図4】図1の一部切り欠いた平面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す背面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 洗浄槽本体
1B 洗浄槽本体の底面板
1C 洗浄槽本体の側壁
2 ケース本体
2B ケース本体の底面板
2C ケース本体の側壁
2Ca 排気口領域
2Ce,2Cf 外気導入口領域
12 電熱板
21 冷却ファン
23,24 導風板
25 通風路
26 熱遮蔽板
30 電子制御回路部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an ultrasonic cleaning machine, and more particularly to an ultrasonic cleaning machine in which an electric heating plate (plate type heater) is provided on a side wall portion of a cleaning tank body.
[0002]
[Prior art]
There are various types of ultrasonic cleaners in the past. Especially, in recent years, there is one that heats the cleaning liquid by installing an electric heating plate on the side wall of the main body of the cleaner to improve the cleaning efficiency. Has been developed. And the washing machine main body mentioned above is generally hold | maintained by the case main body arrange | positioned so that the circumference | surroundings may be surrounded.
[0003]
Further, in this cleaning liquid heating type ultrasonic cleaning machine, a relatively thick heat insulating material is mounted between the above-described electric heating plate and the case main body, whereby the heat of the electric heating plate is located outside. This prevents the case body from being partially heated to a high temperature.
[0004]
Here, as the heat insulating material in this conventional example, generally, a wool-like, sponge-like, or laminated plate-like material made of glass, ceramic, asbestos, inorganic mineral fibers or the like is frequently used.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional example, when the ultrasonic cleaning machine is operated for a relatively long time (for example, 4 hours or more), the temperature of the heat insulating material itself becomes high, so that the outer plate portion of the case body exceeds, for example, 80 degrees. In addition to reaching the state, problems such as the generation of a strange odor in the heat insulating material occurred, making it unsuitable for long-time driving.
[0006]
In addition, the above-described heat insulating materials are generally unstable in shape and uneven, are not suitable for bonding, and inorganic materials are fragile as materials. Therefore, dust is easily generated during assembly and maintenance. For this reason, in use, in many cases, an auxiliary fixing structure is always required, which has the disadvantage that the structure becomes complicated.
Furthermore, the heat insulating material itself is expensive, and with the complicated mounting structure described above, the conventional apparatus equipped with this heat insulating material has a disadvantage that the cost of the entire device increases. Always existed.
[0007]
OBJECT OF THE INVENTION
The present invention improves the inconveniences of such conventional examples, in particular, simplifies the structure, has good durability and maintainability, and can effectively prevent high temperature of the outer plate part even when used for a long time. The object is to provide a sonic cleaner.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the present invention, a cleaning tank body equipped with an ultrasonic oscillator that is open at the top and outputs ultrasonic waves for cleaning to the bottom plate portion, and holding the cleaning tank body and the cleaning tank body The case body having a space area below the bottom surface of the battery, the electric heating plate mounted on the side wall of the cleaning tank body, the air cooling fan mounted on the side wall portion of the case body, and the bottom plate of the case body are described above. And an electronic control circuit unit that drives and controls an ultrasonic oscillator, an air cooling fan, and the like. The case body is provided with an outside air inlet region and an exhaust port region.
[0009]
Further, a predetermined space layer is provided between the side wall of the cleaning tank main body and the side wall of the case main body where the electric heating plate is equipped, and the heat shielding plate is provided in the space layer between the electric heating plate and the side wall of the case main body. Is disposed. The basic configuration is that the space layer between the heat shield plate and the electric heating plate and the space layer between the heat shield plate and the side wall of the case body are respectively used as ventilation paths. .
[0010]
For this reason, in the present invention , first, when the entire apparatus is set to an operating state, each ultrasonic transducer is activated to be in a washable state. At the same time, the temperature of the electric heating plate is increased by energization of the electric heating plate, whereby the temperature of the cleaning liquid gradually increases through the side wall of the cleaning tank body. The air cooling fan is also operated at the same time. For this reason, outside air is continuously introduced from the outside air inlet region of the case main body, and internal air is continuously discharged from the exhaust port region to the outside.
[0011]
On the other hand, when the electric heating plate is heated, the heat of the electric heating plate is also transmitted in the direction of the side wall of the opposing case main body, but for example, radiant heat is effectively shielded against the case main body by the heat shielding plate. And since the said heat shielding board is equipped in the ventilation path, the said heat shielding board is air-cooled, and the case main-body part of the outer side of the said heat shielding board is also similarly cooled from the inside, respectively, and the temperature rises, respectively. Is effectively suppressed.
[0012]
As a result, the temperature rise of the case body described above is greatly reduced as compared with the conventional example due to the heat shielding and the air cooling effect from the inside. Experimentally, the temperature rise of the
[0015]
In addition , an outside air inlet region is disposed at a position near one side (front side) of the case body at the lower part of the left and right side walls constituting the case body, and facing each outside air inlet region. A configuration is adopted in which a wind guide plate for guiding a part of the introduced outside air to the above-described ventilation path is provided upright on the bottom surface of the case body.
Since the outside air is introduced from the two left and right locations, the electronic control circuit section on the bottom plate of the case body can be effectively cooled, and in this respect, the durability of the entire apparatus can be increased.
[0016]
In addition, the air cooling fan is mounted on the lower portion of the side wall of the case body located at the position on the electric heating plate side, and the exhaust port region is disposed on the side wall of the case body corresponding to the air cooling fan. The structure is adopted.
Therefore, as described above, the outside air introduced into the case main body is divided and taken in almost two directions by the air guide plate on the upper side, the front side, and the electronic control circuit unit side, and the electronic control circuit unit side portion and After passing through the space between the cleaning tank main body and the case main body, it is finally exhausted to the outside by an air cooling fan.
[0017]
In this case, since the air-cooling fan is equipped so as to directly suck and exhaust the air on the electronic control circuit side, a part of the introduced outside air a diverted in the upward direction gets over the air guide plate. It enters the electronic control circuit side. Thereby, the air of the electronic control circuit unit is continuously discharged to the outside by the air cooling fan, and each control circuit unit is effectively and reliably cooled.
[0018]
Further, the air in the case body heated by the electric heating plate for the cleaning tank body is also continuously released to the outside. At the same time, since the air guide plate is disposed opposite to the outside air inlet region as described above, even if the cleaning liquid spills from the
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0020]
First, in FIGS. 1 to 4, reference numeral 1 denotes a cleaning tank body, and
In the present embodiment, the cleaning tank body 1 is made of a stainless steel plate and is formed in a box shape having a U-shaped cross section with the upper part opened. Further, as shown in FIGS. 1 to 4, the cleaning tank body 1 has a
[0021]
Here, the cleaning tank body 1 is formed of a stainless steel plate of SUS304, and the
[0022]
Moreover, the case
[0023]
The case
The
[0024]
The above-described bottom plate 1 </ b> B of the cleaning tank main body 1 constitutes a diaphragm for applying ultrasonic waves to the cleaning liquid in the cleaning tank main body 1. A plurality of
[0025]
Further, a plate-shaped
[0026]
An
[0027]
On the bottom plate 2B of the
[0028]
The second
[0029]
The left and right side walls 2C in FIG. 1 of the case
[0030]
Inside the respective outside air inlet regions 2Ce and 2Cf,
Specifically, the
[0031]
For this reason, the outside air introduced from each outside air inlet region 2Ce, 2Cf is taken in by being divided into two flows from the upper side to the back side and the
[0032]
That is, the
And in the space area | region (space area set between the circumference | surroundings of the side wall of the washing tank main body 1, and the case main body 2) of the location equipped with the
[0033]
In the present embodiment, the
[0034]
In the present embodiment, the
And the temperature rise of the case
[0035]
Furthermore, the code |
In FIG. 6,
[0036]
Next, the operation of the above embodiment will be described.
First, after a predetermined amount of the cleaning liquid is filled in the cleaning tank body 1 and then the power is turned on to set the entire apparatus in an operating state, each of the
[0037]
When the power is turned on, the above-described
[0038]
As described above, the outside air introduced into the case
[0039]
In this case, since the
[0040]
Further, the air on the
[0041]
On the other hand, the heat of the
[0042]
For this reason, the temperature rise of the case
[0043]
In addition, in the said embodiment, although the case where the
[0044]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured and functions as described above, according to this, since a heat insulating material is not provided, the structure can be simplified and a heat shield plate can be provided in the ventilation path facing the electric heating plate. Not only can the temperature rise of the case body on the side equipped with the electric heating plate be effectively suppressed, but the durability and maintainability of the entire device can be effectively improved in spite of the simple configuration of being equipped. In addition, it is possible to provide an unprecedented ultrasonic cleaning machine capable of reliably preventing high temperature of the outer plate portion even when used for a long time and enabling continuous use for a long time.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway rear view showing an embodiment of the present invention.
2 is a right side view with a part cut away of FIG. 1; FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 4 is a partially cutaway plan view of FIG.
FIG. 5 is a rear view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a front view showing an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Cleaning tank main body 1B Cleaning tank main
Claims (1)
前記電熱板が装備された部分の洗浄槽本体の側壁と前記ケース本体の側壁との間に所定の空間層を設けると共に、前記電熱板と前記ケース本体の側壁との間の空間層に熱遮蔽板を配設し、この熱遮蔽板と前記電熱板との間の空間層,及び前記熱遮蔽板と前記ケース本体の側壁との間の空間層をそれぞれ通風路とし、
前記ケース本体を構成する左右側壁の下方部分で当該ケース本体の一方の側に近接した位置にそれぞれ前記外気導入口領域を配設すると共に、この各外気導入口領域に対向して当該導入した外気の一部を前記通風路に案内する導風板を前記ケース本体の底面部に立設し、
前記空冷ファンを、前記電熱板側のケース本体の側壁の下部に装備し、この空冷ファンと電子制御回路部および前記超音波発振子を左右側壁に対応する前記導風板どうしに挟まれる前記洗浄槽本体の底面板下方の空間に配設し、
前記導風板を前記洗浄槽本体の側壁近傍位置に対向させてその底面板との間に分流する通風路を形成するように配設したことを特徴とする超音波洗浄機。A cleaning tank body equipped with an ultrasonic oscillator that is open at the top and outputs ultrasonic waves for cleaning to the bottom plate portion, and has a space region below the bottom plate of the cleaning tank body that holds the cleaning tank body. A case main body, an electric heating plate mounted on a side wall of the cleaning tank main body, an air cooling fan mounted on a side wall portion of the case main body, and the ultrasonic oscillator and the air cooling fan on the bottom plate of the case main body. In an ultrasonic cleaning machine comprising an electronic control circuit unit for driving control, etc., and equipped with an outside air inlet region and an exhaust port region in the case body,
A predetermined space layer is provided between a side wall of the cleaning tank main body and a side wall of the case main body in a portion equipped with the electric heating plate, and heat shielding is performed on the space layer between the electric heating plate and the side wall of the case main body. A plate, and a space layer between the heat shield plate and the electric heating plate, and a space layer between the heat shield plate and the side wall of the case main body are used as ventilation paths , respectively .
The outside air inlet region is disposed at a position close to one side of the case body at the lower part of the left and right side walls constituting the case body, and the introduced outside air is opposed to each outside air inlet region. An air guide plate that guides a part of the air passage to the ventilation path is erected on the bottom surface of the case body ,
The air cooling fan is mounted on the lower portion of the side wall of the case body on the electric heating plate side, and the air cooling fan, the electronic control circuit unit, and the ultrasonic oscillator are sandwiched between the air guide plates corresponding to the left and right side walls. Arranged in the space below the bottom plate of the tank body ,
An ultrasonic cleaning machine , wherein the air guide plate is disposed so as to face a position in the vicinity of the side wall of the cleaning tank main body so as to form a ventilation path to be diverted between the air flow guide plate and the bottom plate .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28140797A JP3809714B2 (en) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | Ultrasonic cleaner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28140797A JP3809714B2 (en) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | Ultrasonic cleaner |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1199368A JPH1199368A (en) | 1999-04-13 |
JP3809714B2 true JP3809714B2 (en) | 2006-08-16 |
Family
ID=17638728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28140797A Expired - Fee Related JP3809714B2 (en) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | Ultrasonic cleaner |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3809714B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11318534B2 (en) | 2018-10-26 | 2022-05-03 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Metal microparticle production method and metal microparticle production device |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19939899A1 (en) * | 1999-08-22 | 2001-03-01 | Beissbarth Gmbh | Cleaning device for rotationally symmetrical bodies |
CN103042006B (en) * | 2013-01-18 | 2016-01-20 | 山东大学 | ultrasonic salt bath composite cleaning machine |
CN104841664B (en) * | 2015-04-18 | 2017-08-25 | 青海瑞成药业(集团)有限公司 | A kind of Medical ultrasonic cleaning device |
CN105817447A (en) * | 2016-05-11 | 2016-08-03 | 江苏峰谷源储能技术研究院有限公司 | Silicon wafer washer for processing of solar panel |
CN106040665A (en) * | 2016-07-19 | 2016-10-26 | 如皋市大昌电子有限公司 | Heatable ultrasonic cleaning tank for diode |
CN108499975A (en) * | 2018-05-30 | 2018-09-07 | 苏州阜丰实业有限公司 | A kind of casting cleaning drying integral machine |
CN114725240B (en) * | 2022-04-02 | 2023-04-28 | 高景太阳能股份有限公司 | Thick slice processing device and processing method for silicon crystal material |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP28140797A patent/JP3809714B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11318534B2 (en) | 2018-10-26 | 2022-05-03 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Metal microparticle production method and metal microparticle production device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1199368A (en) | 1999-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3809714B2 (en) | Ultrasonic cleaner | |
JP4628327B2 (en) | Air purifier with humidification function | |
KR100600742B1 (en) | Cooling system of cooker | |
JP5036731B2 (en) | Induction heating cooker | |
JP2008025982A (en) | Heat exchanger and ventilation device provided therewith | |
JP3728144B2 (en) | Soundproof engine driven work machine | |
JP3744256B2 (en) | Ultrasonic cleaner | |
JP4029099B2 (en) | Cooker | |
JPH0854834A (en) | Led display device | |
JP3898977B2 (en) | Engine equipment | |
JPH11166737A (en) | Heating cooker | |
JP3590722B2 (en) | humidifier | |
JP7270370B2 (en) | heating cooker | |
JPH08210747A (en) | Cooler for fiber machine | |
JPH11148348A (en) | Ventilation equipment of engine room | |
CN219289238U (en) | Door body and cooking equipment | |
JP6145901B2 (en) | Liquid supply device | |
JPH07218095A (en) | Heat dissipating structure for cold insulation box | |
JP3688599B2 (en) | Printed board | |
JP5505445B2 (en) | Deodorization device | |
JP3244755U (en) | Steam perm clip | |
JP2000223250A (en) | Incorporated induction heating cooker | |
JP5386830B2 (en) | Fan filter unit | |
JP7096787B2 (en) | Cooker | |
JP5830751B2 (en) | Liquid supply device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050913 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060502 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060515 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090602 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100602 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |