JP3808960B2 - エアーポンプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はエアーポンプの改良に関するものであり、特に鑑賞魚の飼育用水槽や水生植物の栽培用水槽等の内部へ新鮮空気を供給するために使用するエアーポンプに於いて、消音用の部材を特別に組付けすることなしにポンプのケース本体を利用してその内部に膨張形消音室を形成することにより、簡単な構造でもって大幅な低騒音化を可能としたものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、一般家庭や事務所、ホテル等では鑑賞魚等の飼育が広く行なわれており、何れもエアーポンプを用いて水槽内へ新鮮空気を供給することにより、鑑賞魚等の飼育を行なっている。
【0003】
図11及び図12は、上記鑑賞魚等の飼育に使用されているエアーポンプの一例を示すものであり、裏面側を開放状としたプラスチック製のケース本体1の内部に電磁石2と、先端に永久磁石3を固定した振動片4と、振動片4により駆動されるダイヤフラム5等を配設すると共に、ケース本体1の裏面側開放部に蓋体6を着脱自在に嵌合して当該開放部を密閉することにより、エアーポンプPが形成されている。
尚、図11及び図12に於いて、5aはダイヤフラムポンプを構成する伸縮自在なゴム製のダイヤフラム室、5bは吸入弁、5cは吐出弁、7は空気導入口、8は空気吸引口、9は空気吐出口、10は振動片の支点、11は電源コード、12は送気用パイプである。
【0004】
而して、電源コード11を介して交流電圧を印加すると電磁石2が作動し、電磁石2と永久磁石3間に作用する電磁力によって振動片4が矢印方向に振動する。その結果、振動片4へ一端が固定された袋状のゴム製のダイヤフラム室5aが交互に圧縮(減容積)と引張(増容積)の作用を受け、これに伴なってダイヤフラム室5a内の空気が圧縮・膨張し、引張(増容積)時には吸入弁5bが開いて吐出弁5cが閉となって空気Aがダイヤフラム室5a内へ吸入されると共に、圧縮時(減容積)には吸入弁5bが閉じて吐出弁5cが開となってダイヤフラム室5a内の空気Aが空気吐出口9よりケース本体1の外部へ送出される。
【0005】
上記図11及び図12の如き構成のエアーポンプPは、構造が簡単で安価に製造できるうえ、空気吐出量がほぼ一定の安定した運転ができると云う優れた効用を有している。
しかし、この種のエアーポンプPにも多くの問題点が残されており、その中でも特に重要な問題は、騒音が比較的高いと云う点である。
即ち、昼間等の周囲環境の騒音レベルが比較的高い場合には、エアーポンプPの騒音が問題になることはあまりない。ところが、夜間等の周囲環境の騒音レベルが低い場合には、エアーポンプPの騒音が無視できないような騒音源になり、睡眠・団らん・仕事・勉強等を妨げたり、人に煩らわしさを感じさせたりすることになる。
【0006】
そのため、エアーポンプPの技術分野に於いては、ポンプ騒音の低下を図るため、これ迄に様々な工夫が行なわれてきた。例えば、▲1▼ケース本体1の気密性を高めて騒音の外部への漏洩を防止する方法、▲2▼電磁石2やダイヤフラム5を防振材を介してケース本体1へ固着する方法及び▲3▼前記▲1▼及び▲2▼の両方を実施する方法等の工夫が現実に採用されている。
【0007】
而して、上記三種類の騒音防止策の内、現実に最も多く採用されている方法はケース本体1の内部の気密性を高める方法である。この場合、ケース本体1内への空気の取入口7は密閉することが出来ないため、ここには通気性のフィルター材(例えばガラス繊維等)を充填すると共に、ケース本体1と蓋体6の嵌合部や本体1及び蓋体6の貫孔部には、シリコーン樹脂等のシール材を介設若しくは充填し、これによってケース本体1の内部空間の気密性を高める構成が採用されている。
【0008】
上記密閉構成を採用することにより、エアーポンプPの発生騒音は相当程度引き下げられる。
図13は従来の非密閉型エアーポンプPの騒音測定値であり、また、図14は同一エアーポンプPに於いて、シリコーン樹脂シール材を充填して密閉型構造としたエアーポンプPの騒音測定値である。尚、図13及び図14はポンプの出口にサイレンサーを取り付けした状態で無騒音室内に於いて測定したものである。
【0009】
図13と図14の対比からも明らかなように、密閉型構造のエアーポンプPとした場合には、60Hzに於いては僅かに、また200Hz以上の周波数領域では大幅に騒音が下がっていることが判る。
これに対して、60Hz〜200Hzの低周波数領域の騒音はあまり低下せず、相当程度の騒音が残ってくる。そのため、実際に人間の耳で聴いた場合に、周囲環境が比較的静かな夜間等に於いては、これが相当に大きな騒音となり、従って、単に密閉構造とするだけでは、騒音問題を基本的に解決するものとは到底云えない状態にある。
【0010】
一方、前記第2の騒音低減方法では、一般にダイヤフラム5や電磁石2を防振ゴム等を介してケース本体1へ固定すると共に、エアーポンプPの基台の役目をするケース本体1の蓋体6をゴム製としてこれに振動吸収用の構造上の工夫を加えることにより、騒音を引下げるようにしている。
ところで、上記防振ゴム等を用いてダイヤフラム5や電磁石2の振動を押さえることにより騒音源を弱めようとする方法は、回転伝搬音の方は低下するものの空気伝搬音の低下はそれほど期待することができない。従って、現実にこの種の防振型エアーポンプPの騒音測定をした場合には、前記密閉型構造としたエアーポンプPの場合と同程度の騒音引下げ効果しか得られず、部品点数が増えて製造コストが上昇する割には、満足すべき程度にまで騒音を引下げすることができないと云う結果になっている。
【0011】
更に、本願発明者は、この種のエアーポンプPに於ける騒音の発生源は単に電磁石2等の振動によるものだけでなく、ダイヤフラム5の吸入弁5bや吐出弁5cが大きな騒音発生源になっていることを見出し、これ等の知見を基にして、ケース本体1内に約30〜50cm程度の合成樹脂製パイプを配設し、このパイプを通してケース本体1内へ導入した空気をポンプのダイヤフラム室5aへ吸引するようにした構成の低騒音型エアーポンプを別に開発している。
【0012】
前記合成樹脂製ホースを用いる方法はエアーポンプPの騒音を大幅に低下させることができ、優れた実用的効用を奏するものであることが判っている。
しかし、ケース本体1内へ合成樹脂製ホースを収納するためには、巻取用ボビン及びこれを保持するための保持用部材を別途に必要とするうえ、合成樹脂製ホースとケース本体1との接触が新たな騒音の原因になるため合成樹脂製ホースを巻き取りしたボビンの組付けを正確に行なわねばならず、エアーポンプPの組立に手数が掛かると云う難点がある。
また、エアーポンプPの吐出側の騒音は別途に膨張型消音器等を用いて引下げしなければならないため、ポンプの付属品のコストが高騰することになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従前のエアーポンプに於ける上述の如き問題、即ち▲1▼密閉構造や防振材を用いた構造にするだけでは、約200Hz以下の領域の騒音を十分に低減させることが困難で、依然として騒音の問題が残ること、▲2▼防振材を用いた場合や合成樹脂製パイプを消音器としてケース本体内へ収納する場合には、部品点数が増えてポンプの製造コストの上昇を招くこと等の問題を解決せんとするものであり、現存するエアーポンプに大きな構造的変更を加えることなしに、低周波数から高周波数の範囲に亘って確実に騒音の大幅な引下げを可能としたエアーポンプを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願請求項1の発明に於いては、ケース本体の内部に電磁石と、磁性体若しくは永久磁石体を固着した振動片と、振動片により駆動されるダイヤフラムとを設け、電磁石の電磁力により振動片を介してダイヤフラムを駆動することにより、ケース本体内へ導入した空気を空気吸引口を通してダイヤフラム室へ吸引すると共に、ダイヤフラム室内の空気を空気吐出口を通してケース本体の外方へ吐出する構成としたエアーポンプに於いて、前記ケース本体の内部空間を吸入空気消音室と吐出空気消音室とエアーポンプ室の三室に区分すると共に、空気導入口及び空気導出口の部分を除いて内部を密封状態とし、前記空気導入口を通して外部より吸入空気消音室内へ導入した空気をエアーポンプ室内に設けたダイヤフラムの空気吸引口を通してダイヤフラム室内へ吸入並びにダイヤフラム室内の空気を空気吐出口を通して吐出空気消音室内へ吐出し、吐出空気消音室から空気をエアーポンプ室内を通してケース本体外へ導出することを、発明の基本構成とするものである。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1の発明に於いて、本体ケースの壁面に形成した空気吸入通路を通して吸入空気消音室からダイヤフラムの空気吸引口へ空気を吸引すると共に、本体ケースの壁面に形成した空気吐出通路を通してダイヤフラムの空気吐出口から吐出空気消音室へ空気を吐出するようにしたものである。
【0016】
請求項3の発明は、請求項1の発明に於いて、蓋体の内部に形成した吐出空気連通路を通して吐出空気消音室から空気をエアーポンプ室へ導出するようにしたものである。
【0017】
請求項4の発明は、請求項1の発明に於いて、ケース本体の内部に電磁石と、磁性体若しくは永久磁石体を固着した振動片と、振動片により駆動されるダイヤフラムとを設け、電磁石の電磁力により振動片を介してダイヤフラムを駆動することにより、ケース本体内へ導入した空気を空気吸引口を通してダイヤフラム室へ吸引すると共に、ダイヤフラム室内の空気を空気吐出口を通してケース本体の外方へ吐出する構成としたエアーポンプに於いて、前記ケース本体の内部空間を吸入空気消音室と吐出空気消音室とエアーポンプ室の三室に区分すると共に、エアーポンプ室と吸入空気消音室とを連通して空気導入口及び空気導出口の部分を除いて内部を密封状態とし、前記空気導入口を通して外部よりエアーポンプ室内へ吸入した空気を吸入空気消音室内へ導入すると共に、当該吸入空気消音室内へ導入した空気をエアーポンプ室内に設けたダイヤフラムの空気吸引口を通してダイヤフラム室内へ吸入並びにダイヤフラム室内の空気を空気吐出口を通して吐出空気消音室内へ吐出し、吐出空気消音室からケース本体外へ空気を導出する構成としたことを発明の基本構成とするものである。
【0021】
エアーポンプPが作動すると、ダイヤフラム5の吸入弁5bや吐出弁5cが作動し、これによって空気が脈動して騒音が発生する。
而して、前記吸入弁5b及び吐出弁5cの作動により発生した騒音は、空気吸引口8及び空気吐出口9の内方へ夫々伝播されるが、空気吸引口8の方向へ伝播した騒音は空気吸入通路15及び吸入空気消音室12内を伝播する間に減衰し、騒音は大きく低減することになる。
同様に、空気吐出口9の内方へ伝播した騒音は、吐出空気通路16、吐出空気消音室13、吐出空気連通路17及びエアーポンプ室18内を伝播する間に減衰する。このように、上記各減衰が加算されることにより、騒音は大きく減衰することになる。
【0022】
また、ケース本体1内の電磁石2や振動片4、ダイヤフラム5等の振動により発生する騒音は、ケース本体1の内部の気密性が高いために外部へ殆んど洩出せず、遮音される。更に、ケース本体1そのものの振動に起因する固体伝搬音は、弾力性を有する基台を兼ねる蓋体6により吸収され、その結果騒音の発生要因は低減する。
加えて、ケース本体1と蓋体6との間に介挿したシール材14の外周端縁がケース本体1よりも若干外方へ突設されているため、ポンプPの振動によってケース本体が他の外部物体へ接触するようなことがあっても、弾性体であるシール材14の端縁によって騒音の発生が防止される。
【0023】
その結果、エアーポンプP自体から生ずる騒音は、従前のこの種ポンプに比較して極めて小さくなり、夜間等の静かな環境下においてポンプの運転を行なっても、ポンプ騒音によって人が睡眠を妨害されたり不快感を感じることは殆んどなくなる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図10に基づいて本発明の実施の形態を説明する。尚、図1乃至図10に於いて、従前のエアーポンプと同じ部材には、図11及び図12の場合と同じ参照番号を使用するものとする。
図1乃至図6は本発明の第1実施態様を示すものである。又、図1は、本発明の実施形態に係るエアーポンプPの正面図であり、図2は、図1の蓋体6を取り外した状態を示す底面図、図3は図1のA−A矢視断面図である。
図1乃至図3に於いて、Pはエアーポンプ、Aは空気、1はケース本体、2は電磁石、3は永久磁石、4は振動片、5はダイヤフラム、5aはダイヤフラム室、5bは吸入弁、5cは吐出弁、6は蓋体、7は空気導入口、7aはフィルター、8は空気吸引口、9は空気吐出口、10は振動片支持点、11は電源コード、12は吸入空気消音室、13は吐出空気消音室、14はシール部材、15は空気吸入通路、16は吐出空気通路、17は吐出空気連通路、18はエアーポンプ室、19はゴム製クッションである。
【0025】
当該エアーポンプPは、ケース本体1の内部に吸入空気消音室12と吐出空気消音室13を夫々設け、空気吸引口8と空気吐出口9に連通する各消音室12・13を所謂膨張型サイレンサーとして利用する構成とした点を除いて、その他の構成は公知のエアーポンプと全く同一である。従って、エアーポンプPそのものの構成並びに作動については説明を省略する。
尚、図1乃至図3に於いてはポンプPの駆動部に永久磁石3を使用しているが、永久磁石3を磁性材例えば軟鋼片としてもよいことは勿論である。同様に、本実施形態ではダイヤフラム室5aをゴム製としているが、これを弾性を有する合成樹脂製又は金属薄板材製としてもよい。
更に、蓋体6も合成樹脂製に代えて弾性を有するゴム材製としてもよい。
【0026】
前記ケース本体1は図4及び図5に示す如く、その内部が隔壁20a・20b・20cにより吸入空気消音室12と吐出空気消音室13とエアーポンプ室18の三区画に区分されている。
また、吸入空気消音室12とエアーポンプ室18とは本体ケース1の天井壁と側壁内に設けた空気吸入通路15を通して連通されており、空気吸入通路15のエアーポンプ室18側の端部は、ポンプPのダイヤフラム5をエアーポンプ室18内へ取付け固定した際に、ダイヤフラム5の空気吸引口8と連通自在な位置に開口されている。
【0027】
同様に吐出空気消音室13とエアーポンプ室18とは本体ケース1の天井壁及び側壁内に設けた吐出空気通路16を通して連通されており、吐出空気通路16のエアーポンプ室18側の端部は、ポンプPのダイヤフラム5をエアーポンプ室18内へ取付け固定した際に、ダイヤフラム5の空気吐出口9と連通自在な位置に開口されている。
【0028】
前記蓋体6は合成樹脂から形成されており、図6に示す如く空気導入口7と電源コードの引出穴23が穿設されている。
また、蓋体6の肉厚内には、蓋体6を本体ケース1へ取付けした際に吐出空気消音室13とエアーポンプ室18とを連通する吐出空気連通路17が穿設されている。
尚、図4乃至図6に於いて21は蓋取付け用ねじ孔、22はねじ挿通孔である。
【0029】
次に、本発明のエアーポンプPの作動について説明する。
ポンプPのダイヤフラム5が作動することにより、蓋体6の空気導入口7を通して吸入空気消音室12内へ流入した空気Aが、空気吸入通路15、空気吸引口8、吸入弁5bを通してダイヤフラム室5a内へ吸引される。
また、ダイヤフラム室5a内へ吸引された空気Aはダイヤフラムの作動により吐出弁5c、空気吐出口9、吐出空気通路16を通してダイヤフラム室5aから吐出空気消音室13内へ放出され、更に吐出空気消音室13から蓋体6内の吐出空気連通路17を通してエアーポンプ室18内へ流入し、空気導出口24である出口パイプ及びこれに接続された吐出用ホース(図示省略)を通して水槽内へ供給されて行く。
【0030】
ポンプPのダイヤフラム5の作動、特に吸入弁5bや吐出弁5cの作動により発生した騒音は、空気吸引口8及び空気吐出口9を通して吸入空気消音室12と吐出空気消音室13側へ夫々伝達されて行くが、各消音室12、13内への連通点で空気流や音波の流れが通路の膨張によってその連続性が断たれ、外部(空気導入口7及び空気導出口24)への音の漏出が大幅に減少する。
【0031】
また、ケース本体1と蓋体6との間はシール材14を介して気密が確保されており、且つ空気導入口7にはウール又は合成樹脂繊維製のフィルター7aが充填されているため、エアーポンプ室18内に於いてポンプ駆動部の振動により発生した騒音も、効果的にエアーポンプ室18内で減音されることになる。
【0032】
前記吸入空気消音室12及び吐出空気消音室13の大きさは、夫々膨張型消音室を形成するものであるからその内容積が大きいほど好都合であるが、後述するようにケース本体1の全内容積の1/5〜1/8位いの内容量が各々にあれば、十分な騒音の引下げが可能となる。
【0033】
尚、本実施態様に於いては、ポンプPの容量を約1000cc/min(空気吐出量)程度、空気ホースの内径約3mmφとしてケース本体1の全内容積を約180ccに選定しており、これをエアーポンプ室18に約125cc、吸入空気消音室12に約25cc、吐出空気消音室13に約30ccの割合で分配している。
また、本実施態様では、吐出空気消音室13から吐出空気連通路17を通して吐出空気をエアーポンプ室18へ導出し、ここから空気導出路(出口パイプ)24を通して外部へ導出するようにしているが、消音室13から直接に外部へ吐出空気を導出することも可能である。
更に、本実施態様では前記ケース本体1の空気導入口7に合成繊維製のフィルター7aを設けているが、これに代えて吸音性に優れた発泡アルミニウムを充填することにより、空気導入口7を所謂消音構造に形成するようにしてもよい。
【0034】
加えて、本実施態様に於いては、吸入空気消音室12内へ吸入した空気をダイヤフラム室5へ導入し、ダイヤフラム室5からの加圧空気を吐出空気消音室13(又は吐出空気消音室13からエアーポンプ室18)へ導出し、ここから外部へ空気を導出する構成としているが、エアーポンプ室18を吸入空気の消音室として活用するためにエアーポンプ室18と吸入空気消音室12とを連通し、エアーポンプ室18内へ吸入した空気を吸入空気消音室12を通してダイヤフラム室5aの空気吸引口8へ、若しくは吸入空気消音室12内へ吸入した空気をエアーポンプ室18を通してダイヤフラム室5aの空気吸引口8へ導入するようにしてもよい。
【0035】
図8乃至図10は本発明の第2実施態様を示すものであり、図8はケース本体1の蓋体を外した状態における底面図、図9は図7のA−A視断面図、図10は蓋体の底面図である。
【0036】
本第2実施態様では、ケース本体1の内部がエアーポンプ室18と吐出空気消音室13の2室に区画されており、且つエアーポンプ室18が吸入空気消音室12を兼ねるようになっている。
また、この第2実施態様では、空気吸入通路15及び空気吐出通路16が蓋体6の肉厚内に形成されており、▲1▼前記ケース本体1内が2室に区画され、エアーポンプ室18と吸入空気消音室12が兼用となっている点及び▲2▼空気吸入通路15及び空気吐出通路16が蓋体6に形成されている点を除いて、その他の点は前記第1実施態様の場合と全く同様である。
【0037】
図8乃至図10を参照して、蓋体6の空気導入口7から吸入された空気は、吸入空気消音室12を兼ねるエアーポンプ室18内へ放出され、蓋体6の肉厚内に形成された吸入空気通路15及びエアーポンプPの空気吸引口8を通してダイヤフラム室5a(図示省略)内へ吸引される。
また、ダイヤフラム室5aから空気吐出口9及び吐出空気通路16を通して圧送された空気は、吐出空気消音室13内へ放出され、該吐出空気消音室13内と連通する空気導出口24を通して外部へ吐出されて行く。
【0038】
尚、第2実施態様ではエアーポンプ室18を吸入空気消音室12として兼用するようにしているが、エアーポンプ室18を吐出空気消音室として兼用し、図8の吐出空気消音室13を吸入空気消音室としてここから外気を吸入するようにすることも勿論可能である。
【0039】
図7は本実施態様に係るエアーポンプPと前記図10に示した従前の非密閉型エアーポンプとの騒音特性を示すものである。
本実施態様に係るエアーポンプPと従前の非密閉型エアーポンプのポンプ部(ダイヤフラム部及び駆動部)は夫々全く同一であり、且つケース本体1の総容積(外形寸法)も同一に選定されている。
また、騒音特性の測定は、同一の測定装置を用い、同一の場所(無騒音室)でマイクロホンとポンプ間の距離も同一(約15cm及び約50cm)とし、且つ従来品の場合には吐出側の開口に容量約15ccの膨張型消音器を取り付けした状態で測定したものである。
【0040】
図7の曲線Aは、非密閉型ポンプPをマイク間の距離を15cmとして測定したF特性を示すものである。
また曲線B及びCは、本発明のポンプPとマイク間の距離を15cm及び50cmとして測定したF特性を示すものである。
更に、曲線Dは本発明のポンプPとマイク間の距離を50cmとして測定したA特性を示すものである。
尚、前記F特性はフラット特性と云われるものであり、騒音を物理的な音圧で測定表示したものである。
また、前記A特性は、実際に人間の耳が感じる騒音を考慮して特性を表示したものであり、現実の騒音特性としては当該A特性で表示されたものが重要であって、例えば寝室の場合には、その騒音がA特性で30dB以下の騒音であれば、人は騒音を全く気にしないで十分に安眠をすることができる。
【0041】
前記図7の曲線Aと曲線Bとの対比からも明らかなように、本発明に係るエアーポンプPでは騒音値を従来品に比較して大幅に低下させることができる。
また、A特性で測定した曲線Dからも明らかなように、騒音値の平均は、200Hz以下の低周波領域に於いてほぼ15〜20dBに、また、200Hz以上の高周波領域に於いては5〜10dBとなっており、その結果、夜間等の周囲環境が静かなときにエアーポンプを運転しても、騒音は殆んど感ぜられず、騒音による不快感も全く感じない状態となる。
【0042】
尚、前記図10は第1実施態様に係るエアーポンプの騒音特性を示すものであるが、試験の結果によれば、第2実施態様に係るエアーポンプの騒音特性は第1実施態様のエアーポンプの騒音特性とほぼ同じような特性となり、夜間等の周囲環境が静かなときにエアーポンプを運転しても、騒音による不快感を感じることが全く無い状態となる。
【0043】
【発明の効果】
請求項1の発明では、ケース本体1の内部を吸入空気消音室と吐出空気消音室とエアーポンプ室の三室に夫々区分し、外部からの空気を膨張式の吸入空気消音室を通してダイヤフラム室内へダイヤフラム室からの空気を吐出空気消音室を通して外部へ吐出するようにしているため、ダイヤフラム部に於いて発生した騒音は何れかの消音室で有効に消音されることになり、外部消音器等を必要とすることなしにエアーポンプの騒音を経済的にしかも騒音を殆んど感じられない程度にまで引下げることができる。
【0044】
また、請求項2の発明では空気吸入通路及び空気吐出通路をケース本体の壁面にこれと一体的に形成しているため、エアーポンプの組立等に手数がかかることは全くなく、その結果エアーポンプをより安価に製造することができる。
【0045】
請求項3の発明では、蓋体の内部に形成した吐出空気連通路を通して吐出空気消音室から空気をエアーポンプ室へ導出するようにしているため、エアーポンプの構造をより簡単化することができる。
【0046】
請求項4の発明においては、エアーポンプ室と吸入空気消音室とを連通して、空気導入口を通してエアーポンプ室内へ吸入した空気を吸入空気消音室内へ導入すると共に、当該空気をエアーポンプ室内に設けたダイヤフラムの空気吸引口を通してダイヤフラム室内へ吸入並びにダイヤフラム室内の空気を空気吐出口を通して吐出空気消音室内へ吐出し、吐出空気消音室からケース本体外へ空気を導出する構成としているため、エアーポンプの構造より一層簡単化できると共に、請求項1の発明とほぼ同じ騒音の引下げ効果を発揮することができる。
本発明は簡単な構成でもって、エアーポンプの製造コストの上昇を招くことなく経済的に騒音の引下げができると云う優れた実用的効用を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るエアーポンプの正面図である。
【図2】図1の蓋体を外した状態における底面図である。
【図3】図1のA−A矢視断面概要図である。
【図4】本体ケースの底面図である。
【図5】図4のA−A線に於けるケース本体の縦断面図である。
【図6】底蓋の底面図である。
【図7】本発明のポンプと従前の非密閉型エアーポンプの騒音特性を示すものである。
【図8】第2実施態様に係るエアーポンプのケース本体の底面図である。
【図9】図7のA−A視断面図である。
【図10】第2実施態様に係るエアーポンプの蓋体の底面図である。
【図11】従前のエアーポンプの蓋体を取り外した状態を示す底面図である。
【図12】図8のA−A視断面概要図である。
【図13】従前の非密閉型エアーポンプの騒音測定図である。
【図14】従前の密閉型エアーポンプの騒音測定図である。
【符号の説明】
Pはエアーポンプ、Aは空気、1はケース本体、2は電磁石、3は永久磁石体(磁性体)、4は振動片、5はダイヤフラム、5aはゴム製ダイヤフラム室、5bは吸入弁、5cは吐出弁、6は蓋体、7は空気導入口、7aはフィルター、8は空気吸引口、9は空気吐出口、10は振動片の支点、11は電源コード、12は吸入空気消音室、13は吐出空気消音室、14はシール材、15は空気吸入通路15、16は吐出空気通路、17は吐出空気連通路、18はエアーポンプ室、19はゴム製クッション、20a・20b・20cは隔壁、21は蓋取付け用ねじ穴、22はねじ挿通孔、23は電源コードの引出し穴、24は空気導出口。
Claims (4)
- ケース本体の内部に電磁石と、磁性体若しくは永久磁石体を固着した振動片と、振動片により駆動されるダイヤフラムとを設け、電磁石の電磁力により振動片を介してダイヤフラムを駆動することにより、ケース本体内へ導入した空気を空気吸引口を通してダイヤフラム室へ吸引すると共に、ダイヤフラム室内の空気を空気吐出口を通してケース本体の外方へ吐出する構成としたエアーポンプに於いて、前記ケース本体の内部空間を吸入空気消音室と吐出空気消音室とエアーポンプ室の三室に区分すると共に、空気導入口及び空気導出口の部分を除いて内部を密封状態とし、前記空気導入口を通して外部より吸入空気消音室内へ導入した空気をエアーポンプ室内に設けたダイヤフラムの空気吸引口を通してダイヤフラム室内へ吸入並びにダイヤフラム室内の空気を空気吐出口を通して吐出空気消音室内へ吐出し、吐出空気消音室から空気をエアーポンプ室内を通してケース本体外へ導出する構成としたことを特徴とするエアーポンプ。
- 本体ケースの壁面に形成した空気吸引通路を通して吸入空気消音室からダイヤフラムの空気吸引口へ空気を吸引すると共に、本体ケースの壁面に形成した空気吐出通路を通してダイヤフラムの空気吐出口から吐出空気消音室へ空気を吐出するようにした請求項1に記載のエアーポンプ。
- 蓋体の内部に形成した吐出空気連通路を通して吐出空気消音室から空気をエアーポンプ室へ導出するようにした請求項1に記載のエアーポンプ。
- ケース本体の内部に電磁石と、磁性体若しくは永久磁石体を固着した振動片と、振動片により駆動されるダイヤフラムとを設け、電磁石の電磁力により振動片を介してダイヤフラムを駆動することにより、ケース本体内へ導入した空気を空気吸引口を通してダイヤフラム室へ吸引すると共に、ダイヤフラム室内の空気を空気吐出口を通してケース本体の外方へ吐出する構成としたエアーポンプに於いて、前記ケース本体の内部空間を吸入空気消音室と吐出空気消音室とエアーポンプ室の三室に区分すると共に、エアーポンプ室と吸入空気消音室とを連通して空気導入口及び空気導出口の部分を除いて内部を密封状態とし、前記空気導入口を通して外部よりエアーポンプ室内へ吸入した空気を吸入空気消音室内へ導入すると共に、当該吸入空気消音室内へ導入した空気をエアーポンプ室内に設けたダイヤフラムの空気吸引口を通してダイヤフラム室内へ吸入並びにダイヤフラム室内の空気を空気吐出口を通して吐出空気消音室内へ吐出し、吐出空気消音室からケース本体外へ空気を導出する構成としたことを特徴とするエアーポンプ。
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