JP3808678B2 - 情報伝達方法、情報伝達装置、送信装置及び受信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、音波を搬送媒体とする信号伝送方法および音響信号伝達装置に関し、人間、または動植物が聞くことができる音(可聴音信号)と、同時にそれに付随する情報信号を機械(該情報信号によって制御すべき装置、あるいは、通信装置)に伝達する場合に用いられる技術に係る。
【0002】
【従来の技術】
従来、人間、または動植物が聞くことができる音(可聴音信号)と、同時にそれに付随した情報信号を機械に伝達するような場合には、可聴音信号と、それに付随する情報信号は、それぞれ別々のチャネルで通信されていた。
【0003】
例えば、可聴音信号と情報信号は、それぞれ電気信号として、搬送波を変調し、電波やケーブルなどの他の媒体を通して受信側に送られ、受信側で復調されて用いられていた。このような方式のものでは、可聴音信号と、該可聴音信号とは別の信号を、それぞれ送信するための送受信装置が必要となる。
【0004】
すなわち合計2つ以上の装置が必要であり、全体の装置構成が複雑化することを避けられない。また、これとは別に、超音波を搬送波とする伝送方式が存在するが、超音波は人間の耳には聞こえないので、受信側で可聴音信号に変換する必要があり、上述のような用途には適用できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述したような、人間、または動植物が聞くことができる音(可聴音信号)と、同時にそれに付随した情報信号を伝達するような系の、類似技術として、例えば、特開平8−37511「双方向放送システムおよび受信システム」がある。この方式は、可聴音信号に対して、DTMF信号形式の信号を単純に重畳するものである。
【0006】
しかしながら、この方法では、人間が本来聞く必要が無く、かつ興味の無い信号2が、そのまま雑音としてはっきり聞こえてしまう。従って非常に耳障りであるし、また、原音である可聴音信号の本来的な、意味を誤認識する可能性があった。
【0007】
そのため、可聴音信号に2値信号を埋め込んで送信し、受信側では受信信号の中から埋め込まれている2値信号を読みだして機械を制御する方法が、本願発明者らによって提案され、本願出願人によって、平成11年特許願第329914号として出願されている。
【0008】
この方法は、音による情報転送手段として、非常に簡潔な構成で実現できる優れたものではあるが、一面、外部の騒音が非常に多いような環境下で用いる場合には、その影響を受けて機械の誤動作を生ずる恐れが全くないとは言い切れないという事情があった。
【0009】
本発明は上述のような従来の課題に鑑み、人間、または動植物が聞くことができる音(可聴音信号)と、同時にそれに付随した情報信号を容易に確実に伝達することのできる手段を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願発明によれば、上述の課題は、前記「特許請求の範囲に記載した手段により解決される。すなわち、請求項1の発明は、可聴音信号と情報信号とを送信側から伝送路を介して受信側に伝達する情報伝達方法において、それぞれ可聴音信号(1)を伝送する複数のチャネルを設け、送信側では、該各チャネル上の可聴音信号(1)と機械を動作させる機械動作信号(2)とを各チャネルごとに電気的に合成し、該各チャネルごとに電気的に合成された合成電気信号を伝送路に送出し、受信側では、該伝送路から前記チャネルごとの合成電気信号を受信し、該合成電気信号から各チャネルごとに信号(2)を抽出し、該各チャネルごとに抽出された信号(2)について多数決判定を行い、該多数決判定の結果によって機械を動作させることを特徴とする情報伝達方法である。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1記載の情報伝達方法において、送信側で各チャネル上の可聴音信号(1)と機械を動作させる機械動作信号(2)とを各チャネルごとに電気的に合成する方法は、各チャネルごとにフィルタを設け、信号(2)の2値の極性に応じて、可聴音信号(1)をフィルタを通過させるか否かをチャネルごとに定めて行うものであり、受信側で各チャネルごとの合成電気信号から信号(2)を抽出する方法は、各チャネルごとの合成電気信号を、それぞれ前記送信側のフィルタとほぼ等しい遮断周波数のフィルタを通過させてその出力から信号(2)を抽出するように構成したものである。
【0012】
請求項3の発明は、可聴音信号と情報信号とを送信側から伝送路を介して受信側に伝達する情報伝達方法において、それぞれ可聴音信号(1)を伝送する2つのチャネルを設け、送信側では、信号(1)を各チャネルごとにローパスフィルタとハイパスフィルタとに同時に入力し、両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を合成し、該合成した信号を利得制御可能な2つの増幅器に入力し、該2つの増幅器の利得を、機械を動作させる機械動作信号(2)に応じて、相補的に制御した後、相補的に制御した2つの出力信号とローパスフィルタを通過した2チャネルの信号とをそれぞれ電気的に合成し、それぞれ電気的に合成された合成電気信号を伝送路に送出し、受信側では、該伝送路から前記合成電気信号を受信し、受信した前記合成電気信号を各チャネルごとに、それぞれ前記送信側のハイパスフィルタとほぼ等しい遮断周波数のハイパスフィルタに入力し、両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を比較し、その結果に応じて信号(2)を抽出し、抽出された信号(2)によって機械を動作させることを特徴とする情報伝達方法である。
【0013】
請求項4の発明は、可聴音信号と情報信号とを送信装置から伝送路を介して受信装置に伝達する情報伝達装置において、それぞれ可聴音信号(1)を伝送する複数のチャネルにおける各チャネル上の可聴音信号(1)と機械を動作させる機械動作信号(2)とを各チャネルごとに電気的に合成する信号合成手段と、該信号合成手段の出力である合成電気信号を各チャネルごとに伝送路に送出する手段と、を備えた送信装置と、該伝送路から前記各チャネルごとの合成電気信号を受信する手段と、該合成電気信号から各チャネルごとに信号(2)を抽出する信号抽出手段と、該各チャネルごとに抽出された信号(2)について多数決判定を行う多数決論理部と、を備え、該多数決判定の結果で機械を動作させる受信装置と、から構成したことを特徴とする情報伝達装置である。
【0014】
請求項5の発明は、請求項4に記載の情報伝達装置において前記送信装置における前記信号合成手段は、各チャネルごとに設けたフィルタと、信号(2)の2値の極性に応じて、可聴音信号(1)を該フィルタを通過させるか否かをチャネルごとに切替える手段と、を有し、前記受信装置における前記信号抽出手段は、各チャネルごとに設けた、それぞれ前記送信装置のフィルタとほぼ等しい遮断周波数のフィルタと、その出力から信号(2)を抽出する手段と、を有するものである。
【0015】
請求項6の発明は、可聴音信号と情報信号とを送信装置から伝送路を介して受信装置に伝達する情報伝達装置において、それぞれ可聴音信号(1)を伝送する2つのチャネルにおける信号(1)を入力する各チャネルごとのローパスフィルタとハイパスフィルタと、該両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を合成する第1のミキサと、該合成した信号を入力する利得制御可能な2つの増幅器と、該2つの増幅器の利得を、機械を動作させる機械動作信号(2)に応じて、相補的に制御する増幅器制御信号生成部と、相補的に制御した2つの出力信号とローパスフィルタを通過した2チャネルの信号とをそれぞれ電気的に合成する第2のミキサと、それぞれ電気的に合成された合成電気信号を伝送路に送出する手段と、を備えた送信装置と、該伝送路から前記合成電気信号を受信する手段と、受信した前記合成電気信号を各チャネルごとに入力する、それぞれ前記送信装置のハイパスフィルタとほぼ等しい遮断周波数のハイパスフィルタと、該両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を比較して、その結果に応じて信号(2)を抽出する比較器と、を備え、抽出された信号(2)によって機械を動作させる受信装置と、から構成したことを特徴とする情報伝達装置である。
【0016】
請求項7の発明は、可聴音信号と情報信号とを送信装置から伝送路を介して受信装置に伝達する情報伝達装置を構成する前記送信装置において、それぞれ可聴音信号(1)を伝送する複数のチャネルにおける各チャネル上の可聴音信号(1)と機械を動作させる機械動作信号(2)とを各チャネルごとに電気的に合成する信号合成手段と、該信号合成手段の出力である合成電気信号を各チャネルごとに伝送路に送出する手段と、を備え、該伝送路から前記各チャネルごとの合成電気信号を受信する手段と、該合成電気信号から各チャネルごとに信号(2)を抽出する信号抽出手段と、該各チャネルごとに抽出された信号(2)について多数決判定を行う多数決論理部と、を備え、該多数決判定の結果で機械を動作させる受信装置によって前記合成電気信号を受信される送信装置である。
【0017】
請求項8の発明は、可聴音信号と情報信号とを送信装置から伝送路を介して受信装置に伝達する情報伝達装置を構成する前記受信装置において、それぞれ可聴音信号(1)を伝送する複数のチャネルにおける各チャネル上の可聴音信号(1)と機械を動作させる機械動作信号(2)とを各チャネルごとに電気的に合成する信号合成手段と、該信号合成手段の出力である合成電気信号を各チャネルごとに伝送路に送出する手段と、を備えた送信装置からの前記合成電気信号を受信する受信し、該伝送路から前記各チャネルごとの合成電気信号を受信する手段と、該合成電気信号から各チャネルごとに信号(2)を抽出する信号抽出手段と、該各チャネルごとに抽出された信号(2)について多数決判定を行う多数決論理部と、を備え、該多数決判定の結果で機械を動作させる受信装置である。
【0018】
請求項9の発明は、請求項7記載の送信装置において、前記送信装置における前記信号合成手段は、各チャネルごとに設けたフィルタと、信号(2)の2値の極性に応じて、可聴音信号(1)を該フィルタを通過させるか否かをチャネルごとに切替える手段と、を有し、前記受信装置における前記信号抽出手段は、各チャネルごとに設けた、それぞれ前記送信装置のフィルタとほぼ等しい遮断周波数のフィルタと、その出力から信号(2)を抽出する手段と、を有するものである。
【0019】
請求項10の発明は、請求項8記載の受信装置において、前記送信装置における前記信号合成手段は、各チャネルごとに設けたフィルタと、信号(2)の2値の極性に応じて、可聴音信号(1)を該フィルタを通過させるか否かをチャネルごとに切替える手段と、を有し、前記受信装置における前記信号抽出手段は、各チャネルごとに設けた、それぞれ前記送信装置のフィルタとほぼ等しい遮断周波数のフィルタと、その出力から信号(2)を抽出する手段と、を有するものである。
【0020】
請求項11の発明は、可聴音信号と情報信号とを送信装置から伝送路を介して受信装置に伝達する情報伝達装置を構成する前記送信装置において、それぞれ可聴音信号(1)を伝送する2つのチャネルにおける信号(1)を入力する各チャネルごとのローパスフィルタとハイパスフィルタと、該両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を合成する第1のミキサと、該合成した信号を入力する利得制御可能な2つの増幅器と、該2つの増幅器の利得を、機械を動作させる機械動作信号(2)に応じて、相補的に制御する増幅器制御信号生成部と、相補的に制御した2つの出力信号とローパスフィルタを通過した2チャネルの信号とをそれぞれ電気的に合成する第2のミキサと、それぞれ電気的に合成された合成電気信号を伝送路に送出する手段と、を備え、該伝送路から前記合成電気信号を受信する手段と、受信した前記合成電気信号を各チャネルごとに入力する、それぞれ前記送信装置のハイパスフィルタとほぼ等しい遮断周波数のハイパスフィルタと、該両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を比較して、その結果に応じて信号(2)を抽出する比較器と、を備え、抽出された信号(2)によって機械を動作させる受信装置によって前記合成電気信号を受信される送信装置である。
【0021】
請求項12の発明は、可聴音信号と情報信号とを送信装置から伝送路を介して受信装置に伝達する情報伝達装置を構成する前記受信装置において、それぞれ可聴音信号(1)を伝送する2つのチャネルにおける信号(1)を入力する各チャネルごとのローパスフィルタとハイパスフィルタと、該両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を合成する第1のミキサと、該合成した信号を入力する利得制御可能な2つの増幅器と、該2つの増幅器の利得を、機械を動作させる機械動作信号(2)に応じて、相補的に制御する増幅器制御信号生成部と、相補的に制御した2つの出力信号とローパスフィルタを通過した2チャネルの信号とをそれぞれ電気的に合成する第2のミキサと、それぞれ電気的に合成された合成電気信号を伝送路に送出する手段と、を備えた送信装置からの前記合成電気信号を受信し、該伝送路から前記合成電気信号を受信する手段と、受信した前記合成電気信号を各チャネルごとに入力する、それぞれ前記送信装置のハイパスフィルタとほぼ等しい遮断周波数のハイパスフィルタと、該両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を比較して、その結果に応じて信号(2)を抽出する比較器と、を備え、抽出された信号(2)によって機械を動作させる受信装置である。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の基本的構成を説明する図であって、方法としての発明に対しては、該方法を実施するための装置の構成の例、装置としての発明に対しては、当該装置の構成例として位置付けられる。このことは以降に説明する他の図の場合についても同様である。
【0023】
同図の数字符号1は可聴音信号、1−1〜1−3はチャネル、2は信号、3は合成音電気信号、4−1〜4−3は増幅器、5−1〜5−3はスピーカ、6は合成装置、6−1〜6−3は合成部、7は受信装置、8は抽出装置、9は機械、10は伝送路、11は人間を表している。
【0024】
同図において、チャネル1−1〜1−3上の各可聴音信号は合成装置6の合成部6−1〜6−3において、それぞれ信号2と合成され、合成音電気信号3となる。該合成音電気信号3は、増幅器4−1〜4−3で増幅されスピーカ5−1〜5−3から音響として出力される。人間11はこれを聞くことができる。
【0025】
さらに、該合成音電気信号3は、伝送路10に送出される。受信装置7は、該合成音電気信号3を受信して、その中から信号2を抽出し、該信号2に基づいて機械9を動作させる。よって、人間、または動植物が聞くことができる音(可聴音信号)と、同時にそれに付随した情報信号を容易に確実に伝達するができる。
【0026】
本例では、前述のように、合成音電気信号3を、増幅器4−1〜4−3で増幅してスピーカ5−1〜5−3から音響として出力しているが、各チャネル上の合成前の可聴音信号をそのまま増幅してスピーカから出力するようにしても良い。
【0027】
しかし、本例のように合成音電気信号3を、増幅器で増幅してスピーカから出力するようにすれば、この合成音電気信号の音響出力マイクロホンなどで受けて、その出力から信号2を抽出することも可能なので応用の範囲が広くなる。
【0028】
図2は本発明の実施の形態の第1の例の合成装置の構成を示す図である。同図において、数字符号1−1〜1−5はチャネル、3,3−1〜3−5は合成音電気信号、12−1〜12−5はローパスフィルタ(図では略号にてLPFと記載)、13−1〜13−5は切替スイッチ(図ではS1〜S5と表示)、14は信号2/スイッチ動作信号変換器を表している。
【0029】
同図の信号2/スイッチ動作信号変換器14は、信号2が入力されると、これをスイッチ動作信号に変換し、これを切替スイッチ13−1〜13−5(S1〜S5)に与える。該信号を受信した該切替スイッチ13−1〜13−5は予め定められた設定に従って、切替動作を行う。
【0030】
信号2の値と切替スイッチの動作の関係の例を図3に示す。この例では、(a)に示すように、合成音電気信号で“0”を送信するときには、切替スイッチS1,S3,S5がローパスフィルタ側に接続され、合成音電気信号で“1”を送信するときには、切替スイッチS2,S4,が、ローパスフィルタ側に接続される。同図(b)は、このときの信号2と切替スイッチの動作との関係を示している。
【0031】
図4は本発明の実施の形態の第1の例の抽出装置の構成を示す図である。同図において、数字符号3,3−1〜3−5は合成音電気信号、15−1〜15−5はハイパスフィルタ(図では略号にてHPFと記載)、16−1〜16−5はエネルギ検出器、17−1〜17−5は閾値処理部、18は多数決論理部を表している。
【0032】
先に説明したように、図2で示した合成装置側では、信号2の“0”あるいは“1”に応じて可聴音信号をローパスフィルタを通すか、そのまま出力するかのように制御している。従って、合成音電気信号をハイパスフィルタを通して、その中の周波数成分を分析すれば、それが合成装置側でローパスフィルタを通したか、そのまま出力されたかの識別ができる。
【0033】
すなわち、一定値以上の周波数成分が含まれていれば、その区間は、合成装置側でローパスフィルタを通さないで、そのまま出力されたものであることが分かる。そして、伝送すべき信号2の“0”あるいは“1”に応じてチャネルごとにローパスフィルタを通すか、信号をそのまま出力するかを定めているので、上記識別結果から、抽出された信号2が“0”であるか、“1”であるかの判定ができる。
【0034】
上記ハイパスフィルタ15−1〜15−5の遮断周波数は、図2の合成装置のローパスフィルタ12−1〜12−5の遮断周波数と、ほぼ同じに設定すれば良い。再び図4に戻って、その動作を説明する。各チャネルの合成音電気信号3−1〜3−5は、それぞれハイパスフィルタ15−1〜15−5を通り、エネルギ検出器16−1〜16−5に入力される。
【0035】
該エネルギ検出器16−1〜16−5では帯域内の周波数成分を分析して、その結果を閾値処理部17−1〜17−5によって判定する。閾値処理部17−1〜17−5の出力は、多数決論理部18に入力され、該多数決論理部18が各チャネルごとの閾値処理部17−1〜17−5の出力について、多数決判定を行い、信号2の“0”あるいは“1”の判定を行って、その結果を出力する。
【0036】
本例では複数のチャネルに埋め込まれた信号を用い、それらについて多数決判定を行っているので、信号2をより確実に伝送し、また、その極性をより正確に判定することができる。
【0037】
図5は本発明の実施の形態の第2の例の合成装置の構成を示す図である。同図において、数字符号21−1,21−2は可聴音信号、3は合成音電気信号、22−1,22−2はローパスフィルタ(図では略号にてLPFと記載)、23−1,23−2はハイパスフィルタ(図では略号にてHPFと記載)、24,26−1,26−2はミキサ(図では略号にてMIXと記載)、27は増幅器制御信号生成部を表している。
【0038】
この例では、可聴音信号21−1,21−2は、それぞれステレオの左チャネル信号、右チャネル信号である。同図において、ハイパスフィルタ23−1を通った左チャネル信号21−1と、ハイパスフィルタ23−2を通った右チャネル信号21−2とはミキサ24で合成され、更に、増幅器25−1,25−2に入力される。
【0039】
増幅器25−1の出力は、ローパスフィルタ22−1を通った左チャネル信号21−1と、ミキサ26−1によって合成され、LeftE 信号となる。一方、増幅器25−2の出力は、ローパスフィルタ22−2を通った左チャネル信号21−2と、ミキサ26−2によって合成され、RightE信号となる。LeftE
信号とRightE信号とによって合成音電気信号3が形成される。
【0040】
増幅器25−1,25−2は、信号2の“0”又は“1”の値によって、増幅器制御信号生成部27によって利得が制御される。例えば、信号2が“0”のとき増幅器25−1の利得は信号2が“1”のときより20dB低くなるように制御される。一方、信号2が“1”のとき増幅器25−2の利得は信号2が“0”のときより20dB低くなるように制御される。
【0041】
図6は本発明の実施の形態の第2の例の抽出装置の構成を示す図である。同図において、数字符号28−1,28−2はハイパスフィルタ、29は比較器を表している。ハイパスフィルタ28−1,28−2の遮断周波数は、図5のハイパスフィルタ23−1、ハイパスフィルタ23−21の遮断周波数と同一に設定しておく。
【0042】
ハイパスフィルタ28−1,28−2の出力は比較器29で比較され、その大小によって“0”又は“1”と判定され、信号2として出力される。この場合には、前述のように合成器側で信号2が“0”のとき増幅器25−1の利得を信号2が“1”のときより20dB低くなるように制御し、一方、信号2が“1”のとき増幅器25−2の利得を信号2が“0”のときより20dB低くなるように制御している。
【0043】
従って、図6のハイパスフィルタ28−1の出力が、ハイパスフィルタ28−2の出力より大であれば、信号2は“1”であり、ハイパスフィルタ28−2の出力が、ハイパスフィルタ28−1の出力より大であれば、信号2は“0”である。出力された信号2(“0”あるいは“1”)はコマンドとして機械の制御部に与えられ、該制御部で機械動作信号に変換されて機械を動作させる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来の制御信号を可聴音信号とともにおくるシステムに比べ、全体の構成を単純で、かつ経済的なものと成し得る利点がある。また、一つの合成音に信号を埋め込んで用いる方式に比して、より高い安定度で、精度の良い2値信号を送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本的構成を説明する図である。
【図2】 本発明の実施の形態の第1の例の合成装置の構成を示す図である。
【図3】 信号2の値と切替スイッチの動作の関係の例を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態の第1の例の抽出装置の構成を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態の第2の例の合成装置の構成を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態の第2の例の抽出装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1,21−1,21−2 可聴音信号
1−1〜1−5 チャネル
2 信号
3,3−1〜3−5 合成音電気信号
4−1〜4−3 増幅器
5−1〜5−3 スピーカ
6 合成装置
7 受信装置
8 抽出装置
9 機械
10 伝送路
11 人間
12−1〜12−5,22−1,22−2 ローパスフィルタ
13−1〜13−5 切替スイッチ
14 信号2/スイッチ動作信号変換器
15−1〜15−5,23−1,23−2、28−1,28−2 ハイパスフィルタ
16−1〜16−5 エネルギ検出器
17−1〜17−5 閾値処理部
18 多数決論理部
24,26−1,26−2 ミキサ
27 増幅器制御信号生成部
29 比較器
Claims (12)
- 可聴音信号と情報信号とを送信側から伝送路を介して受信側に伝達する情報伝達方法において、
それぞれ可聴音信号(1)を伝送する複数のチャネルを設け、
送信側では、
該各チャネル上の可聴音信号(1)と機械を動作させる機械動作信号(2)とを各チャネルごとに電気的に合成し、
該各チャネルごとに電気的に合成された合成電気信号を伝送路に送出し、
受信側では、
該伝送路から前記チャネルごとの合成電気信号を受信し、該合成電気信号から各チャネルごとに信号(2)を抽出し、
該各チャネルごとに抽出された信号(2)について多数決判定を行い、
該多数決判定の結果によって機械を動作させることを特徴とする情報伝達方法。 - 送信側で各チャネル上の可聴音信号(1)と機械を動作させる機械動作信号(2)とを各チャネルごとに電気的に合成する方法は、
各チャネルごとにフィルタを設け、
信号(2)の2値の極性に応じて、可聴音信号(1)をフィルタを通過させるか否かをチャネルごとに定めて行うものであり、
受信側で各チャネルごとの合成電気信号から信号(2)を抽出する方法は、
各チャネルごとの合成電気信号を、それぞれ前記送信側のフィルタとほぼ等しい遮断周波数のフィルタを通過させてその出力から信号(2)を抽出するものである請求項1記載の情報伝達方法。 - 可聴音信号と情報信号とを送信側から伝送路を介して受信側に伝達する情報伝達方法において、
それぞれ可聴音信号(1)を伝送する2つのチャネルを設け、
送信側では、
信号(1)を各チャネルごとにローパスフィルタとハイパスフィルタとに同時に入力し、
両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を合成し、
該合成した信号を利得制御可能な2つの増幅器に入力し、
該2つの増幅器の利得を、機械を動作させる機械動作信号(2)に応じて、相補的に制御した後、
相補的に制御した2つの出力信号とローパスフィルタを通過した2チャネルの信号とをそれぞれ電気的に合成し、
それぞれ電気的に合成された合成電気信号を伝送路に送出し、
受信側では、
該伝送路から前記合成電気信号を受信し、
受信した前記合成電気信号を各チャネルごとに、それぞれ前記送信側のハイパスフィルタとほぼ等しい遮断周波数のハイパスフィルタに入力し、
両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を比較し、
その結果に応じて信号(2)を抽出し、
抽出された信号(2)によって機械を動作させることを特徴とする情報伝達方法。 - 可聴音信号と情報信号とを送信装置から伝送路を介して受信装置に伝達する情報伝達装置において、
それぞれ可聴音信号(1)を伝送する複数のチャネルにおける各チャネル上の可聴音信号(1)と機械を動作させる機械動作信号(2)とを各チャネルごとに電気的に合成する信号合成手段と、
該信号合成手段の出力である合成電気信号を各チャネルごとに伝送路に送出する手段と、を備えた送信装置と、
該伝送路から前記各チャネルごとの合成電気信号を受信する手段と、
該合成電気信号から各チャネルごとに信号(2)を抽出する信号抽出手段と、
該各チャネルごとに抽出された信号(2)について多数決判定を行う多数決論理部と、を備え、
該多数決判定の結果で機械を動作させる受信装置と、
から構成したことを特徴とする情報伝達装置。 - 前記送信装置における前記信号合成手段は、
各チャネルごとに設けたフィルタと、
信号(2)の2値の極性に応じて、可聴音信号(1)を該フィルタを通過させるか否かをチャネルごとに切替える手段と、を有し、
前記受信装置における前記信号抽出手段は、
各チャネルごとに設けた、それぞれ前記送信装置のフィルタとほぼ等しい遮断周波数のフィルタと、
その出力から信号(2)を抽出する手段と、を有する
請求項4記載の情報伝達装置。 - 可聴音信号と情報信号とを送信装置から伝送路を介して受信装置に伝達する情報伝達装置において、
それぞれ可聴音信号(1)を伝送する2つのチャネルにおける信号(1)を入力する各チャネルごとのローパスフィルタとハイパスフィルタと、
該両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を合成する第1のミキサと、
該合成した信号を入力する利得制御可能な2つの増幅器と、
該2つの増幅器の利得を、機械を動作させる機械動作信号(2)に応じて、相補的に制御する増幅器制御信号生成部と、
相補的に制御した2つの出力信号とローパスフィルタを通過した2チャネルの信号とをそれぞれ電気的に合成する第2のミキサと、
それぞれ電気的に合成された合成電気信号を伝送路に送出する手段と、を備えた送信装置と、
該伝送路から前記合成電気信号を受信する手段と、
受信した前記合成電気信号を各チャネルごとに入力する、それぞれ前記送信装置のハイパスフィルタとほぼ等しい遮断周波数のハイパスフィルタと、
該両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を比較して、その結果に応じて信号(2)を抽出する比較器と、を備え、
抽出された信号(2)によって機械を動作させる受信装置と、
から構成したことを特徴とする情報伝達装置。 - 可聴音信号と情報信号とを送信装置から伝送路を介して受信装置に伝達する情報伝達装置を構成する前記送信装置において、
それぞれ可聴音信号(1)を伝送する複数のチャネルにおける各チャネル上の可聴音信号(1)と機械を動作させる機械動作信号(2)とを各チャネルごとに電気的に合成する信号合成手段と、
該信号合成手段の出力である合成電気信号を各チャネルごとに伝送路に送出する手段と、を備え、
該伝送路から前記各チャネルごとの合成電気信号を受信する手段と、
該合成電気信号から各チャネルごとに信号(2)を抽出する信号抽出手段と、
該各チャネルごとに抽出された信号(2)について多数決判定を行う多数決論理部と、を備え、該多数決判定の結果で機械を動作させる受信装置によって前記合成電気信号を受信される送信装置。 - 可聴音信号と情報信号とを送信装置から伝送路を介して受信装置に伝達する情報伝達装置を構成する前記受信装置において、
それぞれ可聴音信号(1)を伝送する複数のチャネルにおける各チャネル上の可聴音信号(1)と機械を動作させる機械動作信号(2)とを各チャネルごとに電気的に合成する信号合成手段と、
該信号合成手段の出力である合成電気信号を各チャネルごとに伝送路に送出する手段と、を備えた送信装置からの前記合成電気信号を受信し、
該伝送路から前記各チャネルごとの合成電気信号を受信する手段と、
該合成電気信号から各チャネルごとに信号(2)を抽出する信号抽出手段と、
該各チャネルごとに抽出された信号(2)について多数決判定を行う多数決論理部と、を備え、該多数決判定の結果で機械を動作させる受信装置。 - 前記送信装置における前記信号合成手段は、
各チャネルごとに設けたフィルタと、
信号(2)の2値の極性に応じて、可聴音信号(1)を該フィルタを通過させるか否かをチャネルごとに切替える手段と、を有し、
前記受信装置における前記信号抽出手段は、
各チャネルごとに設けた、それぞれ前記送信装置のフィルタとほぼ等しい遮断周波数のフィルタと、
その出力から信号(2)を抽出する手段と、を有することを特徴とする請求項7記載の送信装置。 - 前記送信装置における前記信号合成手段は、
各チャネルごとに設けたフィルタと、
信号(2)の2値の極性に応じて、可聴音信号(1)を該フィルタを通過させるか否かをチャネルごとに切替える手段と、を有し、
前記受信装置における前記信号抽出手段は、
各チャネルごとに設けた、それぞれ前記送信装置のフィルタとほぼ等しい遮断周波数のフィルタと、
その出力から信号(2)を抽出する手段と、を有することを特徴とする請求項8記載の受信装置。 - 可聴音信号と情報信号とを送信装置から伝送路を介して受信装置に伝達する情報伝達装置を構成する前記送信装置において、
それぞれ可聴音信号(1)を伝送する2つのチャネルにおける信号(1)を入力する各チャネルごとのローパスフィルタとハイパスフィルタと、
該両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を合成する第1のミキサと、
該合成した信号を入力する利得制御可能な2つの増幅器と、
該2つの増幅器の利得を、機械を動作させる機械動作信号(2)に応じて、相補的に制御する増幅器制御信号生成部と、
相補的に制御した2つの出力信号とローパスフィルタを通過した2チャネルの信号とをそれぞれ電気的に合成する第2のミキサと、
それぞれ電気的に合成された合成電気信号を伝送路に送出する手段と、を備え、
該伝送路から前記合成電気信号を受信する手段と、
受信した前記合成電気信号を各チャネルごとに入力する、それぞれ前記送信装置のハイパスフィルタとほぼ等しい遮断周波数のハイパスフィルタと、
該両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を比較して、その結果に応じて信号(2)を抽出する比較器と、を備え、
抽出された信号(2)によって機械を動作させる受信装置によって前記合成電気信号を受信される送信装置。 - 可聴音信号と情報信号とを送信装置から伝送路を介して受信装置に伝達する情報伝達装置を構成する前記受信装置において、
それぞれ可聴音信号(1)を伝送する2つのチャネルにおける信号(1)を入力する各チャネルごとのローパスフィルタとハイパスフィルタと、
該両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を合成する第1のミキサと、
該合成した信号を入力する利得制御可能な2つの増幅器と、
該2つの増幅器の利得を、機械を動作させる機械動作信号(2)に応じて、相補的に制御する増幅器制御信号生成部と、
相補的に制御した2つの出力信号とローパスフィルタを通過した2チャネルの信号とをそれぞれ電気的に合成する第2のミキサと、
それぞれ電気的に合成された合成電気信号を伝送路に送出する手段と、を備えた送信装置からの前記合成電気信号を受信し、
該伝送路から前記合成電気信号を受信する手段と、
受信した前記合成電気信号を各チャネルごとに入力する、それぞれ前記送信装置のハイパスフィルタとほぼ等しい遮断周波数のハイパスフィルタと、
該両ハイパスフィルタを通過した2チャネルの信号を比較して、その結果に応じて信号(2)を抽出する比較器と、を備え、
抽出された信号(2)によって機械を動作させる受信装置。
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