JP3808156B2 - 両面研磨装置 - Google Patents

両面研磨装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3808156B2
JP3808156B2 JP3894197A JP3894197A JP3808156B2 JP 3808156 B2 JP3808156 B2 JP 3808156B2 JP 3894197 A JP3894197 A JP 3894197A JP 3894197 A JP3894197 A JP 3894197A JP 3808156 B2 JP3808156 B2 JP 3808156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
rotating shaft
carrier
rotating
double
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3894197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10230452A (ja
Inventor
紀彦 守屋
安雄 稲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJIKOSHI MACHINE INDUSTRY CO.,LTD.
Original Assignee
FUJIKOSHI MACHINE INDUSTRY CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUJIKOSHI MACHINE INDUSTRY CO.,LTD. filed Critical FUJIKOSHI MACHINE INDUSTRY CO.,LTD.
Priority to JP3894197A priority Critical patent/JP3808156B2/ja
Publication of JPH10230452A publication Critical patent/JPH10230452A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3808156B2 publication Critical patent/JP3808156B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は両面研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
両面研磨装置としては、従来から、エクスターナルギヤである外歯車(以下、「太陽ギヤ」という)と内歯車(以下、「インターナルギヤ」という)を異なる角速度で回転することによって、加工材料(以下、「ワーク」という)を担持した遊星歯車に相当するキャリアを自転させるとともに公転させ、そのキャリアの上下に配された上下の研磨定盤(以下、「上下の定盤」ということがある)が、ワークを上下から挟むと共にワークに対して相対的に移動して研磨する両面研磨装置、いわゆる4ウェイ駆動方式の両面研磨装置が知られている。両面研磨装置には、ラッピング装置(ラップ盤)またはポリッシング装置がある。この両面研磨装置は精度が高く、両面を同時に研磨できるため加工時間が短くて済み、半導体チップの素材となるシリコンウェーハ等の薄物研磨加工に適している。
【0003】
図2および図3に基づいて、従来の両面研磨装置の一例として一般的なラップ盤の全体機構について以下に説明する。図2はラップ盤の全体機構を示す模式的断面図であり、図3は図2のラップ盤の太陽ギヤと、インターナルギヤと、遊星歯車に相当するキャリアとからなる遊星歯車装置の歯車構成を示す模式的平面図である。
12は上研磨定盤(以下、「上定盤」という)、14は下研磨定盤(以下、「下定盤」という)、16は太陽ギヤ、18はインターナルギヤである。20はキャリアであり、このキャリア20に穿設された透孔内にワークであるシリコンウェーハ21が担持され、太陽ギヤ16とインターナルギヤ18と噛み合って回転する(図3参照)。
上定盤12は、上定盤12上に固定されたフック12fを介して上定盤駆動ドラム(以下、「回し金12a」という)に連繋し、回し金12aに伴って回転する。回し金12aから第1回転軸12bが垂下し、この第1回転軸12bの下端部に第1歯車12cが設けられている。第1歯車12cはアイドルギヤ12dを介して第1駆動ギヤ12eに噛合している。第1駆動ギヤ12eはスピンドル26と一体に回転すべくスピンドル26に固定されている。従って、スピンドル26の回転駆動によって、回し金12aを介して上定盤12が回転する。
【0004】
太陽ギヤ16は、第2回転軸16bの上端部に固定されている。第2回転軸16bの下端部に固定された第2歯車16cがスピンドル26に固定された第2駆動ギヤ16eに噛合している。従って、太陽ギヤ16は、スピンドル26の回転駆動によって回転する。
下定盤14は、第3回転軸14bの上端部に固定されている。第3回転軸14bの下端部に固定された第3歯車14cがスピンドル26に固定された第3駆動ギヤ14eに噛合している。従って、下定盤14は、スピンドル26の回転駆動によって回転する。
インターナルギヤ18は、第4回転軸18bの上端部に固定されている。第4回転軸18bの下端部に固定された第4歯車18cがスピンドル26に固定された第4駆動ギヤ18eに噛合している。従って、インターナルギヤ18は、スピンドル26の回転駆動によってする。
スピンドル26は可変減速機32に連結されている。可変減速機32は、モータ34とベルト36を介して連結されており、モータ34によって駆動されるスピンドル26の回転数、回転時間などを制御するものである。
【0005】
この遊星歯車装置の動作は、例えば、太陽ギヤ16の角速度に比べてインターナルギヤ18の角速度の方が大きくなるように第2歯車16cと第2駆動ギヤ16eのギヤ比、および第4歯車18cと第4駆動ギヤ18eのギヤ比がそれぞれ設定されている場合、太陽ギヤ16とインターナルギヤ18との間に噛合したキャリア20は、インターナルギヤ18の回転方向と同一方向(例えば、反時計方向)に公転し、且つ反対方向(時計方向)に自転する。また、下定盤14も同じく反時計方向に回転するが、上定盤12はアイドルギヤ12dが介在するので時計方向に回転する。
なお、キャリア20の回転方向およびその回転速度は太陽ギヤ16とインターナルギヤ18の回転速度の設定によって適宜に変更できる。
また、図2には一つの駆動源(モータ34)によって4つの回転系(上定盤12、下定盤14、太陽ギヤ16、インターナルギヤ18)全てを駆動する例を説明したが、これに限らず、別々の駆動源で別々に回転させる場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の両面研磨装置では、太陽ギヤ16と遊星ギヤであるキャリア20との噛合位置(接触位置)、インターナルギヤ18とキャリア20の噛合位置(接触位置)、さらには、上定盤12に設けられたフック12f等の連繋部材と、その連繋部材に連繋して上定盤12を回転駆動させるように動力を伝達するため、第1回転軸12bに設けられた回し金12a(上定盤駆動ドラム)との連繋位置(接触位置)は変化できない。従って、それらの接触位置では磨耗が進み、保守機会が増大して生産効率が低下する共に、その磨耗に起因して研磨精度が低下するという課題があった。
【0007】
上記の3箇所の接触位置は、ワークを研磨するために上下の定盤間に供給されるスラリーと呼ばれる研磨液がかかり易い部位であり、磨耗し易い部分となっている。
また、半導体装置の分野では、最近のシリコンウェーハの大径化に伴い、前記各噛合位置および連繋位置にかかる荷重は大きくなっており、その部分の磨耗が促進され易い傾向にある。また、シリコンウェーハ表面にかかるサブミクロンオーダーの平坦度の向上の要求に伴い、高い研磨精度が要求されており、前記接触位置の磨耗に起因する研磨精度の低下が懸念されるところである。
【0008】
そこで、本発明の目的は、太陽ギヤおよび回し金を好適に上下動させることにより、太陽ギヤとキャリアとの噛合位置、および回し金と上定盤の連繋部材との連繋位置を好適に変化させることができ、磨耗による保守機会を低減して生産効率を向上させると共に、研磨精度を向上できる両面研磨装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
すなわち、本発明は、太陽ギヤと、インターナルギヤと、遊星歯車に相当するキャリアとからなる遊星歯車装置の歯車構成を備え、前記キャリアにはワークが保持される透孔が設けられ、該キャリアに保持されたワークを上下から挟むと共にワークに対して相対的に移動してワークの両面を研磨する上下の研磨定盤を備える両面研磨装置において、前記太陽ギヤ、前記インターナルギヤ、前記上研磨定盤および前記下研磨定盤が同軸を中心に回転可能に設けられ、前記キャリアに噛合して連繋する太陽ギヤと、上研磨定盤に係合して連繋すると共に回転されることで該上研磨定盤を回転させる回し金とが、それらの連繋関係を維持しつつ同時に上下の研磨定盤およびキャリアに対して上下動可能に配設されている。
【0010】
前記回し金を回転駆動させる第1回転軸が、前記太陽ギヤを回転駆動させるように動力を伝達する中空の第2回転軸に同軸となるように挿通され、該第1回転軸の上端部に前記回し金が固定され、第1回転軸の下端部に駆動装置による回転動力を伝達する第1歯車が固定されており、前記第2回転軸は、前記回し金と前記第1歯車との間に軸線方向の移動を規制されて第1回転軸と一体的に軸線方向に移動可能に配設され、該第2回転軸の上端部に前記太陽ギヤが固定され、第2回転軸の下端部に駆動装置による回転動力を伝達する第2歯車が固定されていることで、構造が複雑になることなく、太陽ギヤと回し金を好適に上下動できる。
【0011】
前記下研磨定盤が回転可能に軸受けされた基体に固定され、前記第1回転軸の軸心と芯線を同一にする螺子部が形成された支持部と、前記第1回転軸の下端部に、該第1回転軸に対して同軸に回動可能且つ軸線方向に移動不能に装着され、第1回転軸の軸心と芯線を同一にする螺子部が形成され、該螺子部が前記支持部の螺子部に螺合されて配設され、回動することで前記支持部に対して上下動し、第1回転軸を介して前記太陽ギヤおよび前記回し金を上下の研磨定盤およびキャリアに対して上下動させる螺子送り部材とを具備することで、太陽ギヤと回し金を微細に精度よく上下動できる。
【0012】
前記螺子送り部材に、該螺子送り部材と同軸に固定して設けられた上下動用ギヤと、該上下動用ギヤに螺合するピニオンギヤが出力軸に固定された上下動用モータとを具備することで、太陽ギヤと回し金の上下動にかかる精密制御が可能になる。
【0013】
前記インターナルギヤは、別の上下動機構によって、前記上下の研磨定盤およびキャリアに対して上下動可能に配設されていることで、各接触位置の磨耗にかかる課題を解消できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる好適な実施例を添付図面と共に詳細に説明する。
図1は本発明にかかるシリコンウェーハの両面を研磨するラップ盤の一実施例である。なお、本実施例のラップ盤の全体構成は、図2および図3に基づいて説明した従来のラップ盤と同じであり、同一の構成には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
太陽ギヤ16と、インターナルギヤ18と、遊星歯車に相当するキャリア20によって遊星歯車装置の歯車構成を備えている。キャリア20にはワークであるシリコンウェーハが保持される透孔(一個または複数、図2参照)が設けられている。
12は上定盤であり、14は下定盤であって、どちらもドーナツ盤状に形成されている。上定盤12は、下定盤14に対して上下方向に接離動可能に昇降装置に支持されている。また、上定盤12上面の内周縁部には内側へ突起するフック部12f、および昇降する際に好適に中心にできるように回し金12aに接して上定盤12を案内するガイドリング12gが固定されている。この上下の定盤12、14は、キャリア20の透孔内に挿入・保持されたシリコンウェーハを上下から挟むと共にシリコンウェーハに対して相対的に移動してそのシリコンウェーハの両面を研磨する。
【0015】
また、太陽ギヤ16、インターナルギヤ18、上定盤12および下定盤14が、同軸を中心に回転可能に設けられている。
太陽ギヤ16は、キャリア20の外周ギヤに、上下方向に所定のストローク内で移動しても、その噛合関係が維持されるように、上下方向に所定の幅を備えてキャリア20に噛合している。また、インターナルギヤ18も同様にキャリア20の外周ギヤに噛合している。
また、回し金12aは、上定盤12を回転駆動させるべく動力を伝達する上定盤駆動軸である第1回転軸12bの上端部に設けられている。回し金12aは、上下方向に溝部を有しており、その溝部に上定盤12上に固定されたフック12fが軸線方向に移動可能に係合・連繋されている。従って、回転方向について上定盤12と回し金12aが一体化し、回し金12aの回転に伴って上定盤12が回転する。
【0016】
この回し金12aと太陽ギヤ16は、上下の定盤12、14およびキャリア20に対し、同時に上下動可能に配設されている。回し金12aと太陽ギヤ16とが一体的に上下動可能となる具体的な構成は、次のとおりである。
第1回転軸12bが、太陽ギヤ16を回転駆動させるように動力を伝達する中空の太陽ギヤ駆動軸である第2回転軸16bに同軸となるように挿通されている。第1回転軸12bの上端部に回し金12aが固定され、第1回転軸12bの下端部に駆動装置(図2に示したモータ34、スピンドル26等を含む回転駆動装置)による回転動力を伝達する第1歯車12cが固定されている。また、第2回転軸16bは、回し金12aと第1歯車12cとの間に軸線方向の移動を規制されると共に第1回転軸12bと一体的に軸線方向に移動可能に配設されている。第2回転軸16bの上端部に太陽ギヤ16が固定され、第2回転軸16bの下端部に駆動装置による回転動力を伝達する第2歯車16cが固定されている。
【0017】
38は支持部であり、下定盤14が回転可能に軸受けされた基体10に第1回転軸12bと同軸に固定され、第1回転軸12bの軸心と芯線を同一にする雌螺子部38aを有する。
40は螺子送り部材であり、第1回転軸12bの下端部に、第1回転軸12bに対して同軸に回動可能且つ軸線方向に移動不能に装着されている。また、第1回転軸12bの軸心と芯線を同一にする雄螺子部40aが形成され、雄螺子部40aが支持部の雌螺子部38aに螺合されて配設されている。この螺子送り部材40が、回動されることで支持部38に対して上下動され、第1回転軸12bが基体10に対して上下動する。これにより、太陽ギヤ16および回し金12aが上下の定盤12、14およびキャリア20に対して上下動される。すなわち、太陽ギヤ16および回し金12aは基体10に対して昇降動し、基体10に上下動不能且つ回転可能に支持された下定盤14との位置関係が上下方向に相対的に変化する。
【0018】
42は上下動用ギヤであり、螺子送り部材40と同軸に固定して設けられている。
45は上下動用モータであり、上下動用ギヤ42に螺合するピニオンギヤ45aが出力軸に固定されている。この上下動用モータ45が回動すると、上下動用ギヤ42を介して螺子送り部材40が回転され、その螺子送り部材40の軸線方向の移動に伴って、太陽ギヤ16および回し金12aが上下動される。上下動モータ45としてサーボモータを利用すれば、その回動量を容易かつ正確に制御できるため、太陽ギヤ16および回し金12aの上下動の制御を微細且つ精度よく自動的に行うことが可能である。
以上の構成によれば、太陽ギヤ16を備える第2回転軸16bが、第1回転軸12bの回し金12aと第1歯車12cとによって挟まれている。このため、螺子送り部材40の上下動によって第1回転軸12bが軸線方向に移動する際に、太陽ギヤ16と回し金12aとは同時に同方向に移動できるのである。すなわち、太陽ギヤ16は上下定盤12、14に両側から挟まれた形で存在するキャリア20との噛合位置、回し金12aは上定盤12上に取り付けられたフック12f、およびガイドリング12gとの連繋位置が、同時に変化するようになる。
【0019】
また、以上の構成の両面研磨装置によれば、太陽ギヤ16とキャリア20の噛合位置、および回し金12aとフック12fの係合位置を、上下動モータ45の制御によって加工中に自動的に徐々に変化させることで、さらに均一な磨耗がなされ、好適な研磨精度を得ることが可能である。
このように、比較的簡潔な構造で、大きな動力や大型な機構を要せず、スペース的に無理なく、太陽ギヤ16および回し金12aを上下動することが可能となり、キャリア20、フック12f、およびガイドリング12gとの接触位置を変化できる。従って、各部材の磨耗が広い幅の範囲で均一になされ、研磨精度に悪影響を与えるような局部的に発生する磨耗を防止することが可能になる。
【0020】
また、インターナルギヤ18は、別の上下動機構50によって、上下の研磨定盤12、14およびキャリア20に対して上下動可能に配設されている。
上下動機構50は、基体10に固定された雄螺子部52aを有する支持部52と、雄螺子部52aに螺合する雌螺子部54aを有する螺子送り部材54と、螺子送り部材54に同軸に固定された上下動用ギア56と、上下動用ギア56に歯合するピニオンギア58aを有する上下動モータ58とによって構成され、太陽ギヤ16および回し金12aとは別に、インターナルギヤ18を単独で上下動させる。
これにより、各部材の磨耗量に対応して別々に対応できる。
【0021】
以上の実施例では、本発明をラップ盤に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、両面を研磨する装置、例えば、両面を鏡面研磨するポリッシング装置にも適用できるのは勿論である。
以上、本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
【0022】
【発明の効果】
本発明の両面研磨装置によれば、キャリアに噛合する太陽ギヤと、上定盤を回転駆動させるように上定盤に連繋する回し金とが同時に、上下の定盤およびキャリアに対して上下動可能に配設されているため、太陽ギヤとキャリアとの噛合位置、および回し金と上定盤の連繋部材との連繋位置を好適に変化させることができ、磨耗による保守機会を低減して生産効率を向上させると共に、研磨精度を向上できるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる両面研磨装置の一実施例の要部を示す断面図である。
【図2】両面研磨装置の全体機構を示す模式的断面図である。
【図3】両面研磨装置の遊星歯車装置の歯車構成を説明する模式的平面図である。
【符号の説明】
12 上定盤
12a 回し金
12b 第1回転軸
12c 第1歯車
14 下定盤
14b 第3回転軸
14c 第3歯車
16 太陽ギヤ
16b 第2回転軸
16c 第2歯車
18 インターナルギヤ
18b 第4回転軸
18c 第4歯車
20 キャリア
21 ワーク
38 支持部
40 螺子送り部材
52 支持部
54 螺子送り部材

Claims (5)

  1. 太陽ギヤと、インターナルギヤと、遊星歯車に相当するキャリアとからなる遊星歯車装置の歯車構成を備え、前記キャリアにはワークが保持される透孔が設けられ、該キャリアに保持されたワークを上下から挟むと共にワークに対して相対的に移動してワークの両面を研磨する上下の研磨定盤を備える両面研磨装置において、
    前記太陽ギヤ、前記インターナルギヤ、前記上研磨定盤および前記下研磨定盤が同軸を中心に回転可能に設けられ、前記キャリアに噛合して連繋する太陽ギヤと、上研磨定盤に係合して連繋すると共に回転されることで該上研磨定盤を回転させる回し金とが、それらの連繋関係を維持しつつ同時に上下の研磨定盤およびキャリアに対して上下動可能に配設されていることを特徴とする両面研磨装置。
  2. 前記回し金を回転駆動させる第1回転軸が、前記太陽ギヤを回転駆動させるように動力を伝達する中空の第2回転軸に同軸となるように挿通され、該第1回転軸の上端部に前記回し金が固定され、第1回転軸の下端部に駆動装置による回転動力を伝達する第1歯車が固定されており、前記第2回転軸は、前記回し金と前記第1歯車との間に軸線方向の移動を規制されて第1回転軸と一体的に軸線方向に移動可能に配設され、該第2回転軸の上端部に前記太陽ギヤが固定され、第2回転軸の下端部に駆動装置による回転動力を伝達する第2歯車が固定されていることを特徴とする請求項1記載の両面研磨装置。
  3. 前記下研磨定盤が回転可能に軸受けされた基体に固定され、前記第1回転軸の軸心と芯線を同一にする螺子部が形成された支持部と、
    前記第1回転軸の下端部に、該第1回転軸に対して同軸に回動可能且つ軸線方向に移動不能に装着され、第1回転軸の軸心と芯線を同一にする螺子部が形成され、該螺子部が前記支持部の螺子部に螺合されて配設され、回動することで前記支持部に対して上下動し、第1回転軸を介して前記太陽ギヤおよび前記回し金を上下の研磨定盤およびキャリアに対して上下動させる螺子送り部材とを具備することを特徴とする請求項1または2記載の両面研磨装置。
  4. 前記螺子送り部材に、該螺子送り部材と同軸に固定して設けられた上下動用ギヤと、該上下動用ギヤに螺合するピニオンギヤが出力軸に固定された上下動用モータとを具備することを特徴とする請求項1、2または3記載の両面研磨装置。
  5. 前記インターナルギヤは、別の上下動機構によって、前記上下の研磨定盤およびキャリアに対して上下動可能に配設されていることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の両面研磨装置。
JP3894197A 1997-02-24 1997-02-24 両面研磨装置 Expired - Lifetime JP3808156B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3894197A JP3808156B2 (ja) 1997-02-24 1997-02-24 両面研磨装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3894197A JP3808156B2 (ja) 1997-02-24 1997-02-24 両面研磨装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10230452A JPH10230452A (ja) 1998-09-02
JP3808156B2 true JP3808156B2 (ja) 2006-08-09

Family

ID=12539261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3894197A Expired - Lifetime JP3808156B2 (ja) 1997-02-24 1997-02-24 両面研磨装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3808156B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6491024B2 (ja) 2015-04-20 2019-03-27 不二越機械工業株式会社 両面研磨装置および研磨方法
JP6304132B2 (ja) 2015-06-12 2018-04-04 信越半導体株式会社 ワークの加工装置
CN109465706A (zh) * 2018-12-30 2019-03-15 苏州富强科技有限公司 一种用于3d曲面玻璃的全自动抛光装置
CN110524409A (zh) * 2019-09-04 2019-12-03 芜湖森永机器有限公司 一种抛光研磨装置
CN117532480B (zh) * 2023-11-14 2024-04-16 苏州博宏源机械制造有限公司 一种晶圆双面抛光机的太阳轮调节装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10230452A (ja) 1998-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4343020B2 (ja) 両面研磨方法及び装置
KR100264228B1 (ko) 화학 기계 연마 장치 및 방법
KR102502395B1 (ko) 양면 연마 장치 및 연마 방법
US5996329A (en) Multi-axis machining head
JP3808156B2 (ja) 両面研磨装置
JP5399109B2 (ja) マスクブランク用基板の製造方法、マスクブランクの製造方法、及びマスクの製造方法
EP1048409B1 (en) Planetary gear system parallel planer
CN215036462U (zh) 研磨抛光驱动系统
JPH10202511A (ja) 両面研磨装置
JP3234881B2 (ja) 両面研磨装置
JP5688820B2 (ja) 研磨装置
CN114800228A (zh) 一种用于液压配件生产的表面往复式抛光加工装置
JP2008221379A (ja) 両面加工装置
JP3933544B2 (ja) ワークの両面研磨方法
JP2007111783A (ja) フイルム研磨材を用いた研磨装置
JPS63180753A (ja) 変速駆動装置
JP3256114B2 (ja) ワイヤソーにおけるワーク方位調節装置
JP2003340712A (ja) 傾斜形平面研磨装置
JP3310924B2 (ja) 両頭平面研削装置
JPH03251363A (ja) ラップ加工方法および両面ラップ盤
JPH09225882A (ja) ロボットアームにおけるチャックの旋回装置
JP3051437B2 (ja) 遊星歯車式研磨装置による研磨制御方法
JP3193989B2 (ja) 両面研磨装置
JP3172313B2 (ja) 平面研磨装置における定盤の修正方法及び装置
JP2003080453A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term