JP3807762B2 - Emergency strike for emergency exit - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は非常口用電気ストライクに関する。本発明は、例えば特別養護老人ホームや病院などの非常口用開き戸に適する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特別養護老人ホームや病院などの非常口用開き戸は、火災、緊急時等の非常時以外の時は施錠状態になっている場合が多い。しかして、非常口用開き戸は、開き戸を閉めた際に管理上の観点から確実に施錠すべきである反面、火災など非常事態の場合には、例えば遠隔制御装置の制御により、錠の施錠状態を解き、直ちに開き戸をあけることができることが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来、特別養護老人ホームや病院などの非常口用開き戸に於いて、錠ケースにデッドボルトを有する開き戸を閉じた際にデッドボルトを自動的に受け金具に進入させ、かつ、施錠状態にすることができる反面、非常事態の場合に自動的にデッドボルトの施錠状態を解くことができる非常口用電気ストライクが存在しない。
【0004】
そこで、請求項1または請求項4記載の発明は、開き戸を閉じた際にデッドボ
ルトを自動的に受け金具に進入させ、かつ、該デッドボルトを施錠することができ、一方、火災など非常事態の場合に遠隔制御装置の制御により、デッドボルトの施錠状態を解くことができる非常口用電気ストライクを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の非常口用電気ストライクは、開き戸1に装着された錠ケース2に、バネ25で戸枠8側の受け金具9の方向へ常時付勢されるデッドボルト3と、このデッドボルト3に形成されたラック14に噛合するように軸支されたピニオン係合体27と、このピニオン係合体27を係止保持することができるように軸支されかつバネ57で一方向に付勢された回転係合体55と、この回転係合体55の回転に連動するストッパー連動片63を介し、かつ、バネ23のバネ力によりデッドボルト3との係合が解消するロックバー21とをそれぞれ設け、一方、戸枠8に装着された受け金具9に、作動杆51の先端部に磁性体52を有するソレノイド50を設け、前記磁性体52が回転係合体55に設けた被磁性体61に対向すると、前記回転係合体55が磁性体52と被磁性体61との反発によりバネ57のバネ力に抗して回転すると共に、前記ピニオン係合体27が回転係合体55から外れ、これによりデッドボルト3はバネ25のバネ力により受け金具9へと自動的に前進し、また前記ロックバー21がストッパー連動片63を介し、バネ23のバネ力に抗しながら該デッドボルト3に施錠状態に係合することを特徴とする。
【0006】
上記構成に於いては、磁性体を備えたソレノイドに代え、電磁石52Aを受け金具9A内に設けても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施の形態を、非常口に於ける開き戸に取り付けたデッドボルト等を有する錠ケースと、前記デッドボルト等に対する戸枠側に取り付けた磁性体を有するソレノイド又は電磁石との関係で説明する。
【0008】
図1ないし図7に基づき本発明の使用状態の一例について説明する。1は、例えば非常口の開き戸である。2は開き戸1の開口する側部内に固定的に装着された錠ケースで、この錠ケース2内にはデッドボルト3等の施解錠用各部材が取り付けられている。デッドボルト3は後述する操作部材の駆動力により、錠ケース2に適宜に案内されながら錠ケース2のフロントを基準に水平方向へ出没する。操作部材としては、本実施例では、キーやサムターンで回動するダルマ4又はレバーハンドル18によって回動するハンドルカム5が用いられている。
【0009】
そこで、まずこのデッドボルト3について、図4に基づき説明する。6はデッドボルト3の先端部で、この先端部6は、施錠時、錠ケース2のフロント7の開口から突出し、戸枠8側に設けられたボックス状受け金具9の開口へと進入する。そして、受け金具9の内壁面に固定的に設けられたマイクロスイッチ10と当接する。11はデッドボルト3の中央部で、この中央部11は前記先端部6よりも幅広に形成され、施錠時、先端部6と交差するその上下の垂直面11a、11bは、フロント7の内面と当接する。12は先端部6と中央部11の堺である前記上側の垂直面11aの真下に相当する部位に形成された切欠部あるいは凹所で、この凹所12には後述するロックバー21の先端部21aが係脱する。13は中央部11の上部寄りの部位に形成された案内長孔で、この案内長孔13はデッドボルト3の長さ方向に沿って形成されている。14は中央部11の上部に形成されたラックである。15はデッドボルト3の後端部で、この後端部15は先端部6よりも幅狭に形成され、デッドボルト3の長さ方向に延びている。16は中央部11と後端部15の両方にかけてデッドボルト3の長さ方向に形成されたバネ収納部である。17はデッドボルト3の後端部に一体的に設けられた係合片で、この係合片は後述する操作部材と適宜に係合する。
【0010】
次に上記デッドボルト3と関わり合う各部材について説明する。20はデッドボルト3の案内長孔13に挿通されたガイドピンで、このガイドピン20は錠ケース2に横設軸架されている。21はこのガイドピン20に揺動可能に設けられたロックバーで、このロックバー21の任意に折曲形成された先端部21aは前述した凹所12と係脱し、一方、その後端部21bは後述する第1従動体30と係合可能である。ロックバー21は略中央部がガイドピン20に軸支されているが、その長さは、デッドボルト3の先端部6と中央部11をプラスした程度である。そして、ロックバー21の先端部21a寄りの部位には交差方向に上方に延びるレバー部としての短杆部22が形成されている。
【0011】
ところで、このロックバー21とガイドピン20との関係について言えば、両方の部材は一体又は別体のいずれでも良い。またロックバー21とデッドボルト3の凹所12と係脱関係でいえば、先端部21aの形状はロックバー21の装着位置との関係で適宜に形成し得る。したがって、ロックバー21をデッドボルト3にどのように設けるかと言う構成は、本発明では重要な事項ではない。なお、ロックバー21は、ガイドピン20に中央部が巻装されたロックバー用バネ23により、図2を基準にすると、時計(係合解除)方向に適宜付勢されている。
【0012】
25はデッドボルト3のバネ収納部16に収納されたデッドボルト用バネで、このバネ25の後端部は錠ケース2の内壁面に固定されたバネ支持片26に取付けられ、デッドボルト3を受け金具9の方向へ付勢する。
【0013】
27はデッドボルト3の中央部11の上方に位置するように錠ケース2に軸28を介して軸支されたピニオン係合体で、このピニオン係合体27は全体としては頭部27aと首部27bとから成り、前記頭部27aにはデッドボルト3のラック14と噛合するピニオン29が設けられ、一方、前記首部27bの端部はノコギリ状に形成されていると共に、他の部材と係脱可能である。
【0014】
30はデッドボルト3の後端部15とダルマ4との間に位置するように軸31を介して錠ケース2に軸支された第1従動体で、この第1従動体30は操作部材(駆動体)としてのダルマ4の駆動力により、軸31を支点に回転する。この第1従動体30は、軸支された円形の中央部30aから3つの係合杆が半径方向に延びている。しかして、第1の係合杆32はダルマ4の突起部4aと係合し、また第2の係合杆33は前述したロックバー21の後端部21bと係合可能であり、さらに、第3の係合杆34はデッドボルト3の係合片17と係合可能である。
【0015】
一方、35はデッドボルト3の後端部15とハンドルカム5との間に位置する
ように軸36を介して錠ケース2に軸支された第2従動体で、この第2従動体35は操作部材(駆動体)としてのハンドルカム5の駆動力により、軸36を支点に回転する。この第2従動体35はレバーハンドル18との関係で基部37にやや弧状の切欠部38を有する。また前記基部37の適宜箇所にはハンドルカム5と係合する摺接ピン39が設けられていると共に、基部37にはデッドボルト3の係合片17と係合可能な引き戻しアーム40が設けられている。
【0016】
次に通電時、デッドボルト3を自動的に受け金具9に進入させ、かつ、該デッドボルト3を施錠することができるストッパー(施錠)機構について説明する。
【0017】
すなわち、50は受け金具9内に縦方向に配設されたソレノイドで、このソレノイド50は図示しない遠隔制御装置と電気的に接続している。51はソレノイド50の作動杆で、上下方向に伸縮動する突出下端部には磁性体52が設けられている。そして、この磁性体52は、図2で示すようにソレノイド50が通電状態の場合に於いて、作動杆51がバネ部材53のバネ力に抗して上方方向に収縮すると、受け金具9に形成した窓部54に臨むことができる。
【0018】
一方、55はソレノイド50と対向するように錠ケース2内のデッドボルト3
よりも上方に配設された回転係合体である。この回転係合体55は、本実施例では錠ケース2に横軸56を介して枢支され、かつ、図2を基準にすると回転板用バネ57で時計方向に付勢された回転板58と、この回転板58に下方方向に延設するように設けられた前方のアーム59と、この前方のアーム59に対向するように回転板58に設けられた後方の係止アーム60と、前記前方のアーム59の下端部に固定的に設けられ、かつ、ソレノイド側の磁性体52の極性に対応して反発する被磁性体61とから成る。
【0019】
そして、前記係止アーム60は、非通電時に、デッドボルト3が操作部材4、
5の駆動力により錠ケース2の内部へと後退した場合ピニオン係合体27と係合する。なお、錠ケース2のフロント7にも受け金具9の窓部54に対応する窓部62が形成されている。
【0020】
63は回転係合体55の前方のアーム59とロックバー21との間に位置するように錠ケース2に軸64を介して枢支された逆「く」の字状ストッパー連動片である。このストッパー連動片63は、中央部から前方のアーム59の被磁性体61に当接するように延びる連動アーム65と、中央部からロックバー21の短杆部22に当接するように延びるストッパーアーム66とを有する。このストッパー連動片63は、通電時に於いて、被磁性体61が磁性体52に対して反発すると、ロックバー21の先端部21aをデッドボルト3の凹所12に係合させ、その施錠を間接的に維持する機能がある。
【0021】
上記構成に於いて、まず図3がソレノイド50の非通電時であり、かつ、手動操作によってデッドボルト3を錠ケース2内に後退させ、その解錠状態をラック14と噛合するピニオン係合体27を介し、バネ57で一方向に付勢される回転係合体55に保持させた場合を示す。このデッドボルト3の解錠は、例えば火災など非常時の場合に遠隔制御装置の制御によりなされる。
【0022】
しかして、ソレノイド50が非通電状態になると、作動杆51は矢印で示すよ
うにバネ部材53のバネ力により下方に伸張する。その結果、磁性体52が被磁性体61から離れるので、回転係合体55は矢印で示すように回転板用バネ57のバネ力により時計方向へ回転する。回転係合体55が時計方向へ回転すると、これに追動してストッパー連動片63が反時計方向へ回転すると共に、ロックバー21はそのバネ23のバネ力により時計方向へ回転し、デッドボルト3の凹所12から外れる。
【0023】
そこで、例えばキー操作によりダルマ4を時計方向に回転すると、これにより第1従動体30が反時計方向に回転し始め、デッドボルト3はそのバネ25のバネ力に抗して錠ケース2内へと後退する。この時ピニオン係合体27が反時計方向へ回転し、やがて、その首部27bは回転係合体55の係止アーム60に係止される。これによりデッドボルト3はピニオン係合体27を介してバネ57で一方向に付勢される回転係合体55に維持され、いわゆる解錠状態が保たれる。
【0024】
なお、デッドボルト3を錠ケース2内へと後退させ、かつ、ピニオン係合体2
7を回転係合体55の係止アーム60に係止させる場合には、図7で示すようにレバーハンドル18によりハンドルカム5を駆動させ、これにより第2従動体35を時計方向に回転させることによっても可能である。
【0025】
一方、デッドボルト3を図2で示すように受け金具9に自動的に進入させ、かつ、ロックバー21を介して施錠する場合には、まず遠隔制御装置の制御によりソレノイド50を通電状態にする。しかして、ソレノイド50が通電状態になると、その作動杆51が矢印で示すようにバネ部材53のバネ力に抗して収縮し、その結果、受け金具9側の磁性体52はその窓部54へと移動し、錠ケース2側に位置する回転係合体55の被磁性体61に対向接近する。
【0026】
そうすると、磁性体52と被磁性体61は互いに反発し合うので、回転係合体
55は矢印で示すようにバネ57のバネ力に抗して反時計方向に回転する。その時回転係合体55と共に係止ロック機構を構成するピニオン係合体27が回転係合体55の係止アーム60から外れる。また前方のアーム59の被磁性体61はフロント7の窓部62から離れるので、ストッパー連動片63は矢印で示すように時計方向へ回転する。その結果、デッドボルト3はそのバネ25のバネ力により受け金具9へと前進し、その先端部6がマイクロスイッチ10に接触する。図5で示すように、この時ストッパー連動片63を介し、かつ、バネ23のバネ力に抗して逆方向に回転させられるロックバー21の先端部21aは、デッドボルト3の凹所12に係合し、デッドボルト3は、ソレノイド50、回転係合体55、ストッパー連動片63及びロックバー21で構成されるストッパー機構で完全にロックされる。したがって、開き戸1を自由に開けることができない。
【0027】
なお、この通電状態の場合に於いても、本実施例では操作部材としてのダルマ4の突起部4aに係合し、かつ、ロックバー21の後端部21bに係合する第1従動体30が設けられているので、図6で示すようにダルマ4をキー操作によって時計方向へ回転すると、該第1従動体30が矢印で示す反時計方向へ回転し、この時ロックバー21は第2の係合杆33を介してデッドボルト3から外れる。したがって、ダルマ4を時計方向へ回転することによってもデッドボルト3を錠ケース2内へ後退させることがてきる。
【0028】
【実施例】
以下、通電により自動的に施錠することができる非常口用電気ストライクの実施例を列挙する。なお、実施例の説明に於いては、図面に発明の実施の形態で説明した符号をそのまま付し、あるいは同様の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0029】
まず図2ないし図7に基づき、本発明の実施の形態で説明した第1実施例を説明する。この第1実施例の非常口用電気ストライクは、非通電時手動解錠の場合に於いて、開き戸1に装着された錠ケース2に、バネ25で戸枠8側の受け金具9の方向へ常時付勢されるデッドボルト3と、このデッドボルト3に形成されたラック14に噛合するように軸支されたピニオン係合体27と、このピニオン係合体27を係止保持することができるように軸支されかつバネ57で一方向に付勢された回転係合体55と、この回転係合体55の回転に連動して回転するストッパー連動片63を介し、かつ、バネ23のバネ力によりデッドボルト3との係合が解消するロックバー21とをそれぞれ設け、一方、戸枠8に装着された受け金具9に、作動杆51の先端部に磁性体52を有するソレノイド50を設け、該ソレノイド50が通電状態になって前記磁性体52が回転係合体55に設けた被磁性体61に対向すると、磁性体52と被磁性体61は互いに反発することにより該回転係合体55がバネ57のバネ力に抗して回転すると共に、前記ピニオン係合体27が回転係合体55から外れ、これによりデッドボルト3はバネ25のバネ力により受け金具9へと自動的に前進する。
【0030】
そして、ソレノイド50の通電時、受け金具9へと前進したデッドボルト3は、反発回転する回転係合体55、この回転係合体55に対して連動回転するストッパー連動片63、このストッパー連動片63に対してバネ23のバネ力に抗しながら連動回転するロックバー21とで構成するストッパー機構により、施錠(ロック)される。しかして、具体的な細部の構成は、発明の実施の形態で詳細に説明したので省略する。
【0031】
次に図8及び図9は第2実施例の非常口用電気ストライクである。この非常口用電気ストライクは、開き戸1Aに装着された錠ケース2Aに、バネ25Aで戸枠8A側の受け金具9Aの方向へ常時付勢されるデッドボルト3Aと、このデッドボルト3Aに形成されたラック14Aに噛合するように軸支されたピニオン係合体27Aと、このピニオン係合体27Aを係止保持することができるように軸支されかつバネ57Aで一方向に付勢された回転係合体55Aと、この回転係合体55Aの回転に連動して回転するストッパー連動片63Aを介し、かつ、バネ23Aのバネ力によりデッドボルト3Aとの係合が解消するロックバー21Aとをそれぞれ設け、一方、戸枠8Aに装着された受け金具9Aに、電磁石52Aを固定的に設け、この電磁石52Aが通電状態の場合に、これに反発する被磁性体61Aを有する回転係合体55Aがバネ57Aのバネ力に抗して回転すると共に、前記ピニオン係合体27Aが回転係合体55Aから外れ、これによりデッドボルト3Aはバネ25Aのバネ力により受け金具9Aへと自動的に前進し、またロックバー21Aがストッパー連動片63Aを介し、バネ23Aのバネ力に抗しながら該デッドボルト3Aに施錠状態に係合する。
【0032】
したがって、この第2実施例は、作動杆の突出先端部に磁性体を有するソレノイドに代えて電磁石52Aにした点が第1実施例と異なる。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙するような効果がある。
(1)開き戸を閉じた際に戸枠側に取り付けたソレノイドあるいは電磁石に通電すると、磁性体52(又は電磁石52A)と被磁性体61、61Aは互いに反発し、これにより該回転係合体55、55Aがバネ57、57Aのバネ力に抗して回転するので、ピニオン係合体27、27Aが回転係合体55、55Aから外れ、こりによりデッドボルト3、3Aはバネ25、25Aのバネ力により受け金具9、9Aへと自動的に前進する。
(2)そして、ソレノイド50(又は電磁石52A)の通電時、受け金具9、9Aへと前進したデッドボルト3、3Aは、反発回転する回転係合体55、この回転係合体55に対して連動回転するストッパー連動片63、このストッパー連動片63に対してバネ23のバネ力に抗しながら連動回転するロックバー21とで構成するストッパー機構により、施錠(ロック)される。
(3)一方、火災など非常事態の場合に遠隔制御装置の制御により、自動的にデッドボルトの施錠状態のロックを解くことができるので、操作部材(ダルマ4又はハンドルカム5)を手動で操作することにより、直ちに開き戸を開くことができる。
(4)回転係合体55、55Aに、非通電時ピニオン係合体27、27Aを係止させる機能と、一方、通電時デッドボルト3、3Aを他の部材を介してストッパーさせる機能とを持たせた。したがって、構成する部品が1つでも少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
図1ないし図7は本発明の実施の形態を説明するための各説明図。特に図2ないし図7は本発明の第1実施例の各説明図。図8及び図9は本発明の第2実施例を示す各説明図。
【図1】第1実施例を用いた実施の形態を説明するための説明図。
【図2】図1に於ける第1実施例の概略説明図(通電時自動施錠の場合)。
【図3】図1に於ける第1実施例の概略説明図(非通電状態手動解錠の場合)。
【図4】要部(デッドボルト)の斜視図。
【図5】回転係合体、ストッパー連動片、ロックバー、デッドボルトとの関係を示す概略説明図。
【図6】操作部材の一例としてのダルマ、第1従動体、ストッパー連動片、デッドボルト、ピニオン係合体との関係を示す説明図。
【図7】他の操作部材でデッドボルトを引き戻す概略説明図。
【図8】第2実施例の概略説明図(通電時自動施錠の状態の場合)。
【図9】第2実施例の概略説明図(非通電時手動解除の状態の場合)。
【符号の説明】
1…開き戸、2…錠ケース、3…、4…ダルマ、5…ハンドルカム、6…先端部、7…フロント、8…戸枠、9…受け金具、11…中央部、12…凹所、14…ラック、15…後端部、16…バネ収納部、17…係合片、20…ガイドピン、21…ロックバー、22…短杆部、23、25、57…バネ、27…ピニオン係合体、28、31、36、64…軸、30…第1従動体、35…第2従動体、50…ソレノイド、51…作動杆、52…磁性体、54、62…窓部、55…回転係合体、59…前方のアーム、60…後方の係止アーム、61…被磁性体、63…ストッパー連動片、65…連動アーム、66…ストッパーアーム。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an emergency strike electric strike. The present invention is suitable for emergency doors such as nursing homes and hospitals.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, emergency exit hinges such as nursing homes and hospitals are often locked in cases other than emergency such as fires and emergencies. The emergency door must be locked from the management point of view when the door is closed.On the other hand, in case of an emergency such as a fire, the lock state of the lock can be changed by controlling the remote control device. It is desirable to be able to unwind and open the hinged door immediately.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, conventionally, in emergency doors such as nursing homes and hospitals, when a door with a dead bolt is closed in a lock case, the dead bolt is automatically entered into the receiving bracket and locked. On the other hand, there is no emergency strike electric strike that can automatically unlock the deadbolt in the event of an emergency.
[0004]
Therefore, the invention according to
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The electric strike for emergency exit of the present invention is formed in a
[0006]
In the above configuration, the
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the embodiment of the present invention shown in the drawings, a lock case having a dead bolt attached to a hinged door at an emergency exit, and a solenoid or an electromagnet having a magnetic body attached to the door frame side with respect to the dead bolt etc. Explain in relation.
[0008]
An example of the usage state of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 is, for example, an emergency exit hinged door.
[0009]
First, the
[0010]
Next, each member related to the
[0011]
By the way, as for the relationship between the
[0012]
[0013]
[0014]
A
[0015]
On the other hand, 35 is a second follower supported by the
[0016]
Next, a description will be given of a stopper (locking) mechanism that allows the
[0017]
That is, 50 is a solenoid disposed in the vertical direction in the receiving
[0018]
On the other hand, 55 is a
It is the rotation engaging body arrange | positioned upwards. In this embodiment, the
[0019]
When the
When it is retracted into the
[0020]
[0021]
In the above configuration, first, FIG. 3 shows when the
[0022]
Thus, when the
[0023]
Therefore, for example, when the dharma 4 is rotated clockwise by key operation, the
[0024]
The
When 7 is locked to the locking
[0025]
On the other hand, when the
[0026]
Then, since the
[0027]
Even in this energized state, in this embodiment, the
[0028]
【Example】
Examples of emergency strikes for emergency exits that can be automatically locked when energized are listed below. In the description of the embodiments, the reference numerals described in the embodiments of the present invention are attached to the drawings as they are, or the same reference numerals are attached, and the redundant description is omitted.
[0029]
First, the first example described in the embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In the case of the manual unlocking at the time of non-energization, the emergency exit electric strike of the first embodiment is always applied to the
[0030]
When the
[0031]
Next, FIG.8 and FIG.9 is the electric strike for emergency exits of 2nd Example. This emergency exit electric strike is formed in the
[0032]
Therefore, the second embodiment is different from the first embodiment in that an
[0033]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, the present invention has the following effects.
(1) When the solenoid or electromagnet attached to the door frame side is energized when the hinged door is closed, the magnetic body 52 (or
(2) When the solenoid 50 (or the
(3) On the other hand, in the event of an emergency such as a fire, the lock of the dead bolt can be automatically unlocked by the control of the remote control device, so the operating member (Dalma 4 or handle cam 5) is operated manually. By doing so, the hinged door can be opened immediately.
(4) Provide the
[Brief description of the drawings]
1 to 7 are explanatory views for explaining embodiments of the present invention. In particular, FIGS. 2 to 7 are explanatory views of the first embodiment of the present invention. 8 and 9 are explanatory views showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 1 is an explanatory diagram for explaining an embodiment using a first embodiment.
2 is a schematic explanatory view of the first embodiment in FIG. 1 (in the case of automatic locking when energized). FIG.
3 is a schematic explanatory diagram of the first embodiment in FIG. 1 (in the case of manual unlocking in a non-energized state). FIG.
FIG. 4 is a perspective view of a main part (dead bolt).
FIG. 5 is a schematic explanatory diagram showing the relationship between a rotating engagement body, a stopper interlocking piece, a lock bar, and a dead bolt.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing a relationship among a dharma, a first follower, a stopper interlocking piece, a dead bolt, and a pinion engagement body as an example of an operation member.
FIG. 7 is a schematic explanatory view for pulling back a dead bolt with another operation member.
FIG. 8 is a schematic explanatory diagram of a second embodiment (in the state of automatic locking when energized).
FIG. 9 is a schematic explanatory diagram of a second embodiment (in the case of manual release when not energized).
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
7Aと、このピニオン係合体27Aを係止保持することができるように軸支されかつバネ57Aで一方向に付勢された回転係合体55Aと、この回転係合体55Aの回転に連動して回転するストッパー連動片63Aを介し、かつ、バネ23Aのバネ力によりデッドボルト3Aとの係合が解消するロックバー21Aとをそれぞれ設け、一方、戸枠8Aに装着された受け金具9Aに、電磁石52Aを固定的に設け、この電磁石52Aに反発する被磁性体61Aを有する回転係合体55Aがバネ57Aのバネ力に抗して回転すると共に、前記ピニオン係合体27Aが回転係合体55Aから外れ、これによりデッドボルト3Aはバネ25Aのバネ力により受け金具9Aへと自動的に前進し、またロックバー21Aがストッパー連動片63Aを介し、バネ23Aのバネ力に抗しながら該デッドボルト3Aに施錠状態に係合することを特徴とする非常口用電気ストライク。The lock case 2A attached to the hinged door 1A is meshed with a dead bolt 3A that is always urged by a spring 25A in the direction of the receiving bracket 9A on the door frame 8A side, and a rack 14A formed on the dead bolt 3A. A pivoted pinion engagement body 2
7A, a rotation engagement body 55A that is pivotally supported so as to be able to lock and hold the pinion engagement body 27A, and is urged in one direction by a spring 57A, and rotates in conjunction with the rotation of the rotation engagement body 55A. And a lock bar 21A that is disengaged from the dead bolt 3A by the spring force of the spring 23A, respectively, through the stopper interlocking piece 63A, and an electromagnet 52A on the metal fitting 9A mounted on the door frame 8A. The rotation engagement body 55A having the magnetic body 61A repelling the electromagnet 52A rotates against the spring force of the spring 57A, and the pinion engagement body 27A is detached from the rotation engagement body 55A. As a result, the dead bolt 3A automatically advances to the bracket 9A by the spring force of the spring 25A, and the lock bar 21A moves through the stopper interlocking piece 63A. Emergency exit for electric strike, characterized in that to engage the locked state to the deadbolt 3A while against the spring force of 23A.
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