JP3807070B2 - Seeding machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、圃場に播種する播種機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、圃場を作溝する作溝器と該作溝器により作溝した部分に種子である種籾を吐出する播種部と該播種部により吐出した種子の上方に覆土する覆土器とを備える播種装置を機体の後部に設け、圃場に種籾を播種するようにした水稲用の播種機がある。また、前記水稲用の播種機において、機体に前記播種装置を着脱可能に構成し、機体から該播種装置を取り外して機体に備える苗移植装置を作動することにより苗移植作業をも可能にした構成のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の播種機において、圃場面の凹凸により、作溝器の圃場に対する高さが変化すると圃場の作溝深さが変化し上記播種部から吐出して供給される種子の圃場面に対する高さが変化したり、前記播種部の圃場に対する高さが変化すると前記作溝器による圃場の作溝部分に対して前記播種部からの種子の吐出力が変化し前記播種部から吐出して供給される種子の高さが前記作溝部分に対して変化したり、覆土器の圃場に対する高さが変化すると播種部から吐出した種子の上方への覆土量が変化したりして、播種深さが変化する。
【0004】
そこで、接地して圃場面に対して所定の高さに維持される接地体を設けると共に該接地体に前記作溝器、前記播種部及び前記覆土器をそれぞれ別個に取り付けると、例えば機体を播種以外の他の用途で使用するとき等機体から播種装置を取り外すときに、前記作溝器、前記播種部及び前記覆土器を前記接地体から取り外すにあたりそれぞれ別個に取り外さなければならず、この取り外しにおけるメンテナンス性が悪くなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を顧みて、次の技術的手段を講じた。
すなわち、圃場を作溝する播種作溝器(81…)と、該播種作溝器(81…)により作溝した部分に種子を吐出する播種部(76…)と、該播種部(76…)により吐出した種子の上方に覆土する播種覆土器(83…)とを備える播種装置(4)を設けた播種機において、圃場を作溝する施肥作溝器(50…)と、該施肥作溝器(50…)により作溝した 部分に肥料を吐出する施肥部(47…)と、該施肥部(47…)により吐出した肥料の上方に覆土する施肥覆土器(51…)とを備える施肥装置(1)を設け、接地して圃場面に対して所定の高さに維持される接地体(31,32,32)を設け、前記施肥作溝器(50…)、施肥部(47…)及び施肥覆土器(51…)を前記接地体(31,32,32)に取り付けて設け、前記播種作溝器(81…)、前記播種部(76…)及び前記播種覆土器(83…)を一体で前記接地体(31,32,32)に対して着脱可能に設け、接地体(31,32,32)の左右に設けた播種覆土器(83…)を各々の覆土調節アーム(85)と一体で上下方向の覆土調節軸(84)回りに回動する構成とし、左右の前記覆土調節アーム(85)を共通の覆土調節ワイヤ(86)により回動させて播種覆土器(83…)を回動調節可能に構成したことを特徴とする播種機とした。
【0006】
【発明の効果】
本発明の播種機は、上記播種作溝器、上記播種部及び上記播種覆土器を接地して圃場面に対して所定の高さに維持される接地体に取り付けているので、圃場面の凹凸に拘らず播種深さを安定させることができる。また、前記播種作溝器、前記播種部及び前記播種覆土器を一体で前記接地体に着脱可能に設けたので、前記播種作溝器、前記播種部及び前記播種覆土器の前記接地体からの着脱におけるメンテナンス性が向上すると共に、この播種機で施肥作業のみを行うとき、播種作溝器、播種部及び播種覆土器を取り外した状態で前記接地体を使用することができ、前記播種作溝器、播種部及び播種覆土器で不必要に水田内に泥流又は水流を発生させて作業に悪影響を及ぼすことがない。また、左右の前記覆土調節アーム(85)を共通の覆土調節ワイヤ(86)により回動させて左右の播種覆土器(83…)を同時に回動させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は、水田に直接種籾を播種する播種機に粒状の肥料の施肥を行う施肥装置1が装着された施肥播種機2を示している。この施肥播種機2は、主として走行車体3と6条分の施肥装置1及び播種装置4とで構成される。
【0008】
走行車体3の前後左右略中央に駆動源であるエンジン5を備え、このエンジン5からの動力によりエンジン出力ベルト6を介して2連プ−リ7と一体回転する中継軸8を駆動する。この中継軸8には油圧ポンプ9を設けており、この油圧ポンプ9はエンジン5の駆動に伴って駆動するようになっている。また、前記2連プ−リ7の他側となる駆動プ−リ7aから伝動ベルト10を介して主ミッションケ−ス11の入力軸11aと一体回転する従動プ−リ12を駆動することにより、主ミッションケ−ス11内に動力を伝達する構成となっている。尚、前記駆動プ−リ7a及び前記従動プ−リ12は割りプ−リで構成されて、該駆動プ−リ7a、該従動プ−リ12及び前記伝動ベルト10はこれらのプ−リ7a,12の割り幅を変更して主ミッションケ−ス11内への伝動の伝達比を無段変速する無段変速装置13となっている。そして、主ミッションケ−ス11内の動力により、該主ミッションケ−ス11の左右両端部に突出した前輪駆動軸14a,14aの駆動で左右の前輪14,14を駆動回転すると共に、主ミッションケ−ス11から左右それぞれの後輪伝動軸15,15を介して左右の後輪伝動ケ−ス16,16内に伝動し該後輪伝動ケ−ス16,16に設けた後輪駆動軸17a,17aの駆動で左右の後輪17,17を駆動するようになっている。従って、走行車体3は、前記前輪14,14及び後輪17,17を駆動して走行する構成となっている。また、前記主ミッションケ−ス11からの動力が、前記エンジン5の右側方を通過するように設けた播種伝動軸18により播種装置4へ動力を伝達するようになっている。尚、前記播種伝動軸18の中途部にはクラッチケ−ス19を設け、該クラッチケ−ス19により分岐して取り出される動力を施肥装置1へ伝達する構成となっている。尚、前記クラッチケ−ス19内には、播種装置4及び施肥装置1の駆動の入切を行うクラッチ(図示せず)を設けている。
【0009】
また、走行車体3には、前記エンジン5の上側に操縦席20を設け、該操縦席20の前側にステアリングハンドル21を設けている。該ステアリングハンドル21の右側には、前記無段変速装置13の変速操作を行う副変速レバ−22を設けている。また、前記ステアリングハンドル21の左側には主変速レバ−23を設け、この主変速レバ−23の操作により主ミッションケ−ス11内のギヤの噛み合いを切り替えて機体の車速を「路上走行速」、「播種作業速」及び「後進速」に切り替えるようになっている。前記ステアリングハンドル21の下方の左側には主クラッチペダル24を設け、この主クラッチペダル24の踏み込み操作により主ミッションケ−ス11内の主クラッチ(図示せず)を操作して走行車輪14,14,17,17、播種装置4及び施肥装置1への伝動を断つようになっている。操縦席20の右側には、前記クラッチケ−ス19内のクラッチを操作することで播種装置4及び施肥装置1への伝動の入切が可能な播種・昇降レバ−25を設けている。
【0010】
また、この走行車体3の後部には、昇降リンク機構26が枢支されている。この昇降リンク機構26は、1本の上リンク26aと平面視左右方向において前記上リンク26aを挟むように配設された2本の下リンク26b,26bとで構成される。播種装置4は、前記昇降リンク機構26の後端部に設けた縦リンク26cを介して走行車体3の後側に装着された構成となっている。前記播種装置4は、油圧ポンプ9からの油圧により作動する油圧昇降シリンダ27の伸縮により前記昇降リンク機構26が上下に回動することによって昇降するように設けている。尚、前記播種・昇降レバ−25の操作により、前記昇降リンク機構26を回動させて、播種装置4を昇降できるようになっている。
【0011】
播種装置4は、クラッチケ−ス19からの動力が入力される播種伝動ケース30からの動力の伝達により作動する構成となっている。また、播種装置4の下方には中央部にセンタ−フロ−ト31及び両側部にサイドフロ−ト32,32を設けており、これらのフロート31,32,32が播種作業時に圃場面を滑走するようになっている。前記フロ−ト31,32,32は、昇降リンク機構26の縦リンク26cに対してロ−リング軸33回りに左右にロ−リングする左右フレ−ム34からそれぞれ後方に延びる左右のフロ−ト支持プレ−ト35,35…を介して設けられ、該フロ−ト支持プレ−ト35,35…の後端部に前記フロ−ト31,32,32の左右にそれぞれ固着したフロ−ト取付プレ−ト36,36…に備える左右方向の回動軸37,37…回りに回動自在に支持され、前後傾斜姿勢を変更可能に設けられている。播種装置4による播種作業を行うべく前記播種・昇降レバ−25により播種装置4を下降させて前記フロ−ト31,32,32を圃場面に接地させ走行車体3を走行させると、前記センタ−フロ−ト31の前後傾斜姿勢が所定の傾斜姿勢となるよう該フロート31前部上方の圃場面感知機構38の作動に基づいて前記昇降リンク機構26を回動させることにより、播種装置4及び前記フロ−ト31,32,32を昇降制御する構成となっている。
【0012】
施肥装置1は、粒状の肥料を貯留する肥料ホッパ40、該肥料ホッパ40内の肥料を所定量づつ繰り出す各条の肥料繰出部41…、該肥料繰出部41…から繰り出される肥料の移送を案内する各条の案内管42…、該案内管42…に圧力風を供給する施肥エアチャンバ−43及び該施肥エアチャンバ−43に圧力風を供給する施肥用送風機44を備えて構成される。また、前記施肥用送風機44は、走行車体3の前部に配置したバッテリ−45を駆動源として駆動する構成となっている。前記施肥装置1は、前記肥料繰出部41…から繰り出される肥料を前記案内管42…に落下供給し、施肥エアチャンバ−43からの圧力風により前記案内管42…及び各条の肥料移送管46…を介して該肥料移送管46終端に設けた各条の施肥部47…へ肥料を移送して、圃場に6条分の施肥を行う構成となっている。尚、前記肥料移送管46…は、フレキシブルなチュ−ブにより構成されている。
【0013】
施肥エアチャンバ−43は、左右方向に長い筒状に構成されており、各条の肥料繰出部41…の前側に設けられている。この施肥エアチャンバ−43の左端部には前記施肥用送風機44を取り付けており、該施肥用送風機44の吐出口44aを前記施肥エアチャンバ−43の左端に設けた構成となっている。尚、施肥エアチャンバ−43の右端は、閉ざされた構成となっている。また、施肥エアチャンバ−43の後部には各条の前記案内管42…に圧力風を供給するための吹出口43a…をそれぞれ設け、この吹出口43a…に前記案内管42…を取り付けている。
【0014】
前記施肥部47は、前記肥料移送管46とブ−ツ48により接続され、圃場面を滑走するフロ−ト31,32,32に取付ボルト49,49により取り付けられている。前記施肥部47の前方には、該施肥部47と一体的に施肥作溝器50を設けている。前記施肥作溝器50は、前記フロート31,32,32の底面より下方に突出する突起で構成され、機体の前進に伴って圃場の泥土を左右方向及び下方向に押し分けて作溝する。そして、その作溝された溝内に施肥エアチャンバ−43からの圧力風により肥料が施肥部47から吐出して供給されるようになっている。また、施肥部47の後方にはそれぞれプレートで構成される施肥覆土器51を設け、この施肥覆土器51により機体の前進に伴って前記施肥作溝器50が作った溝を埋めて圃場に施肥された肥料に覆土するようになっている。尚、前記施肥覆土器51は、前記フロ−ト31,32,32にそれぞれ取り付けられている。
【0015】
各条の肥料繰出部41…を構成する繰出部ケ−ス41a…と案内管42…とは、前記施肥エアチャンバ−43に溶接された取付台(図示せず)にそれぞれボルトにより取付固定されている。そして、肥料ホッパ40を前記繰出部ケ−ス41a…に取り付けた構成となっている。尚、前記施肥エアチャンバ−43は、走行車体3の後部の縦フレ−ム52,52に取り付けられている。従って、肥料繰出部41…は、走行車体3の後部に配置された構成となっている。
【0016】
各条の肥料繰出部41…の前側には、作業終了後等に肥料ホッパ40内の肥料を取り出すための肥料取出口53…を設けている。この肥料取出口53…を前記肥料繰出部41…の前側に設けているので、作業者が走行車体側から肥料ホッパ40内の肥料の取出作業を容易に行える。
前記肥料繰出部41…への駆動構成について説明すると、クラッチケ−ス19からの駆動により回転駆動する施肥駆動ア−ム(図示せず)に連結された施肥駆動ロッド54が上下動することにより、施肥繰出駆動ア−ム55を駆動し施肥駆動軸56に伝動する。尚、該施肥駆動軸56と前記施肥繰出駆動ア−ム55との間には一方向クラッチ57を設け、前記施肥駆動ロッド54の上動に伴って施肥駆動軸56が一定方向にしか回動しないようになっている。そして、施肥駆動軸56には該駆動軸56と一体回転可能な各2条毎の駆動プ−リ58,58,58を設けている。該プ−リ58,58,58から開度調節軸59に対して遊転するアイドルプ−リ60,60,60を介したベルト61,61,61の伝動により駆動する従動プ−リ62,62,62と一体回転する各2条毎の繰出軸63…を駆動し、該繰出軸63…の駆動により肥料繰出部41…へ伝動し、該肥料繰出部41…が繰出作動する構成となっている。
【0017】
また、施肥エアチャンバー43の右端の近傍には開度調節ハンドル64を設け、この開度調節ハンドル64を回動操作することにより前記開度調節軸59を回動し該軸59と一体回転する各条の開度調節用駆動歯車65…を介してそれぞれ各条の肥料繰出部41…に設けた開度調節用従動歯車66…を回転して、前記各条の肥料繰出部41…の肥料の繰出量を同時に調節するようになっている。尚、施肥エアチャンバ−43の右端には前記開度調節ハンドル64を係止する係止具67を設け、該係止具67に開度調節ハンドル64を係止することで繰出軸63…の駆動により開度調節軸59が回動しないようにして、作業中に肥料の繰出量が変化しないように構成している。
【0018】
播種装置4は、種子を貯留する種子ホッパ70、該種子ホッパ70内の種子を所定量づつ繰り出す各条の種子繰出部71…、該種子繰出部71…から繰り出される種子の移送を案内する各条の案内管72…、該案内管72…に圧力風を供給する播種エアチャンバ−73及び該播種エアチャンバ−73に圧力風を供給する播種用送風機74を備えて構成される。また、前記播種用送風機74は、走行車体3の前部に配置したバッテリ−45を駆動源として駆動する構成となっている。前記播種装置4は、施肥装置1と同様に前記種子繰出部71…から繰り出される種子を前記案内管72…に落下供給し、播種エアチャンバ−73からの圧力風により前記案内管72…及び各条の種子移送管75…を介して該種子移送管75…終端に設けた各条の播種部76…へ種子を搬送して、圃場に6条分の播種を行う構成となっている。尚、前記種子移送管75…は、フレキシブルなチュ−ブにより構成されている。
【0019】
播種エアチャンバ−73は、施肥エアチャンバ−43と同様に左右方向に長い筒状に構成されており、各条の種子繰出部71…の後側に設けられている。播種エアチャンバ−73の右端部には前記播種用送風機74を取り付けており、該送風機74の吐出口74aを前記施肥エアチャンバ−43の右端に設けた構成となっている。尚、この播種エアチャンバ−73の左端は、閉ざされた構成となっている。播種エアチャンバ−73の後部には各条の前記案内管72…に圧力風を供給するための吹出口73a…をそれぞれ設け、この吹出口73a…に前記案内管72…を取り付けている。
【0020】
尚、以上説明した播種装置の種子ホッパ70、種子繰出部71…、案内管72…、播種エアチャンバ−73及び播種用送風機74は、それぞれ施肥装置1の肥料ホッパ40、肥料繰出部41…、案内管42…、施肥エアチャンバ−43及び施肥用送風機44と同一のものとなっており、施肥装置1のものに対して前後左右を逆に配置した構成となっている。
【0021】
従って、各条の種子繰出部71…の後側には、作業終了後等に種子ホッパ70内の種子を取り出すための種子取出口77…を設けている。この種子取出口77…を前記種子繰出部71…の後側に設けているので、圃場内で機体の後部を畦に接近させた状態で作業者が前記種子ホッパ70内の種子の取出作業を容易に行える。
【0022】
前記播種部76は、前記種子移送管75とブ−ツ78により接続され、播種部取付ユニット79に取り付けられている。前記播種部取付ユニット79は、圃場面を滑走するフロ−ト31,32,32に固着したフロ−ト取付プレ−ト36…にそれぞれ2本の取付ボルト80,80により固着され、前記フロ−ト31,32,32と一体的に設けられている。前記播種部76の前方には、該播種部76と一体的に播種作溝器81を設けている。前記播種作溝器81は、前記フロート31,32,32の底面より下方に突出する突起で構成され、機体の前進に伴って圃場の泥土を左右方向及び下方向に押し分けて作溝する。尚、播種部取付ユニット79の前記播種作溝器81より前側の底面は、予め播種する部分の圃場面を均平に整地する播種整地部82となっている。そして、前記播種作溝器81で作溝された溝内に播種エアチャンバ−73からの圧力風により種子が播種部76から吐出して供給されるようになっている。また、播種部76の後方にはそれぞれ播種覆土器83を前記播種部取付ユニット79に取り付けて設け、この播種覆土器83により機体の前進に伴って前記播種作溝器81が作った溝を埋めて圃場に吐出した種子に覆土するようになっている。前記播種覆土器83は、左右方向において播種作溝器81側に傾斜した平面である覆土面83aを備え、機体の前進に伴って該覆土面83aにより土壌が種子の上方位置まで押されて覆土するようになっている。尚、前記覆土面83aの上端は、圃場面より上方に突出するようになっている。
【0023】
また、前記播種覆土器83は、前記播種部取付ユニット79に備える軸受部79aに設けた上下方向の覆土調節軸84の下端部に取り付けられ、該覆土調節軸84の回動により該軸84回りに回動調節可能になっている。前記覆土調節軸84の上端部に設けた覆土調節ア−ム85の回動により一体的に前記覆土調節軸84を回動する構成となっており、前記覆土調節ア−ム85を覆土調節ワイヤ86により回動操作するようになっている。前記覆土調節ワイヤ86を引き操作することにより播種覆土器83の後端を左右方向において播種部76側へ回動させ、覆土量が多くなるようにできる。尚、前記覆土調節ア−ム85は、該ア−ム85の回動軸84部分に設けたトルクスプリング87により前記覆土調節ワイヤ86の引き側と反対側に付勢され、回動位置が決定するようになっている。また、前記覆土調節ワイヤ86は、基部が左右のフロ−ト支持プレ−ト35,35の中途部をつなぐワイヤ取付用パイプ88に取り付けられている。
【0024】
前記覆土調節ワイヤ86,86,86は、各フロ−ト31,32,32の左右に設けた播種覆土器83…を共に回動するべく前記フロ−ト31,32,32の左右の覆土調節ア−ム85,85…を同時に操作する構成となっている。従って、各2条ごとに覆土調節ワイヤ86,86,86を設けている。そして、左右フレ−ム34の左右両端部からそれぞれ前上方に延びる左フレ−ム89及び右フレ−ム90の上端をつなぐ上部フレ−ム91に設けた覆土調節レバ−92を走行車体3に搭乗するオペレ−タが操作することにより、前記覆土調節ワイヤ86,86,86が操作され6条分の播種覆土器83…の左右方向の向きを同時に調節して、土壌の硬軟に拘らず適正な覆土量となるように調節するようになっている。
【0025】
ところで、播種エアチャンバ−73は、左右フレ−ム34から後上方に延びる左右の播種装置支持フレ−ム93,93に取り付けられている。そして、各条の種子繰出部71…を構成する繰出部ケ−ス71a…と案内管72…とが、前記播種エアチャンバ−73に溶接された取付台(図示せず)にそれぞれボルトにより取付固定されている。尚、種子ホッパ70が、前記繰出部ケ−ス71a…に取り付けられた構成となっている。従って、種子繰出部71…は、走行車体3の後方に配置された構成となっている。
【0026】
種子繰出部71…への駆動構成について説明すると、播種伝動ケ−ス30からの駆動により回転駆動する播種駆動ア−ム94に連結された播種駆動ロッド95が上下動することにより、播種繰出駆動ア−ム96を駆動し播種駆動軸97に伝動する。尚、該播種駆動軸97と前記播種繰出駆動ア−ム96との間には一方向クラッチ57を設け、前記播種駆動ロッド95の上動に伴って播種駆動軸97が一定方向にしか回動しないようになっている。そして、播種駆動軸97には該駆動軸97と一体回転可能な各2条毎の駆動プ−リ58,58,58を設けている。該プ−リ58,58,58から開度調節軸59に対して遊転するアイドルプ−リ60,60,60を介したベルト61,61,61の伝動により駆動する従動プ−リ62,62,62と一体回転する各2条毎の繰出軸63…を駆動し、該繰出軸63…の駆動により種子繰出部71…へ伝動し、該種子繰出部71…が繰出作動する構成となっている。
【0027】
また、播種エアチャンバー73の左端の近傍には開度調節ハンドル103を設け、この開度調節ハンドル103を回動操作することにより前記開度調節軸59を回動し該軸59と一体回転する各条の開度調節用駆動歯車65…を介してそれぞれ各条の種子繰出部71…に設けた開度調節用従動歯車105…を回転して、前記各条の種子繰出部71…の種子の繰出量を同時に調節するようになっている。尚、施肥エアチャンバ−73の右端には前記開度調節ハンドル103を係止する係止具67を設け、該係止具67に開度調節ハンドル103を係止することで繰出軸102…の駆動により開度調節軸59が回動しないようにして、作業中に種子の繰出量が変化しないように構成している。
【0028】
ところで、施肥装置1の施肥部47は、播種装置4の播種部76と機体の左右方向において所定量異ならせて配置されている。従って、この施肥播種機2は、圃場内を走行車体3を走行させて播種装置4により6条分の播種を行うと共に、前記播種装置4の播種位置の側方の所定位置に施肥装置1により6条分の施肥を行う構成となっている。
【0029】
また、上部フレ−ム91には、各2条毎の施肥及び播種の作動の入切が可能な条クラッチレバ−107,107,107を設けている。すなわち、この条クラッチレバ−107,107,107の操作により、各2条毎の施肥装置1の肥料繰出部41…及び播種装置4の種子繰出部71…の繰出の作動を入切できるようになっている。よって、圃場の広さ等により施肥及び播種を6条分同時に行わないときは、必要に応じて各2条毎の条クラッチレバ−107,107,107の操作により肥料繰出部41…及び種子繰出部71…の繰出の作動を停止させることができる。
【0030】
また、この施肥播種機2は、種子より重量の大きい粒状肥料を貯留する施肥装置1の肥料ホッパ40を播種装置4の種子ホッパ70より機体前後方向で機体の中央寄りに配置して、機体の前後バランスの向上を図っている。また、種子より使用量の多い粒状肥料を貯留する肥料ホッパ40が走行車体部分に設けられ、種子ホッパ70より補給回数が多くなる肥料ホッパ40への肥料補給が走行車体3から行えるように構成されており、肥料補給の容易化が図られている。また、種子ホッパ70は、一体に構成されており、圃場内で機体の後部を畦に接近させての前記種子ホッパ70ヘ種子を補給する作業が6条分一度に行えるようになっている。
【0031】
以上により、この施肥播種機2は、走行車体3を走行させながら施肥装置1の肥料繰出部41…、播種装置4の種子繰出部71…及び施肥用送風機44、播種用送風機74を作動させることにより、走行車体3の後方のフロ−ト31,32,32に設けた施肥部47…から肥料を吐出すると共に前記フロ−ト31,32,32に設けた播種部76…から種子を吐出し圃場に施肥及び播種を行っていく。
【0032】
そして、圃場面の凹凸に拘らず、センタ−フロ−ト31の前後傾斜姿勢が所定の傾斜姿勢となるよう該フロート31前部上方の圃場面感知機構38の作動に基づいて前記昇降リンク機構26を回動させ前記センタ−フロ−ト31及び左右のサイドフロ−ト32,32が圃場面に対して所定の高さに維持されるように接地体である該フロ−ト31,32,32を昇降する。そして、該フロ−ト31,32,32とそれぞれ一体の播種部取付ユニット79…に播種作溝器81…を取り付けているので、該播種作溝器81…の圃場面に対する高さの変化が小さくなり、該播種作溝器81…による作溝深さが安定する。また、前記播種部取付ユニット79…に播種部76…を取り付けているので、該播種部76…の圃場面に対する高さの変化が小さくなり、播種用送風機74からの播種部76…での圧力風の風圧が圃場に対して変動を小さくして種子の供給圧を安定させ、播種部76…から吐出する種子が土壌内に埋まり過ぎたり圃場に対して浅く供給され過ぎたりすることを抑制し、播種深さが安定する。また、前記播種部取付ユニット79…に播種覆土器83…を取り付けているので、該播種覆土器83…の圃場面に対する高さの変化が小さくなり、覆土量が安定し播種深さが安定する。
【0033】
また、2本の取付ボルト80,80を外し覆土調節ワイヤ86と覆土調節ア−ム85との連結を外して前記播種部取付ユニット79をフロ−ト取付プレ−ト36から外すことにより、フロ−ト31,32,32から播種作溝器81…、播種部76…及び播種覆土器83…を同時に取り外すことができ、この取り外しにおけるメンテナンス性が良好になる。これにより、この施肥播種機2を施肥作業のみのために使用するときや機体の後部を改造して苗移植装置を装着して施肥作業を行いながら苗移植作業を行うとき等、播種作溝器81…、播種部76…及び播種覆土器83…を取り外した状態で前記フロ−ト31,32,32を使用することができ、前記播種作溝器81…、前記播種部76…及び前記播種覆土器83…で不必要に水田内に泥流又は水流を発生させることにより施肥作業や苗移植作業に悪影響を及ぼすことがない。
【0034】
また、この施肥播種機2は、走行車体3の後部に設けた施肥エアチャンバ−43と機体の後端部に設けた播種エアチャンバ−73とが離れているため、それぞれに圧力風を供給する施肥用送風機44及び播種用送風機74をそれぞれの近くに設けた構成としている。また、左右方向において前記施肥用送風機44と前記播種用送風機74を機体の左右中央に対して互いに反対側に設けているので、機体の左右重量バランスの向上を図っている。また、播種装置4の種子繰出部71…の後側に該種子繰出部71…の左右方向にわたって播種エアチャンバ−73を設けているので、機体を畦に向かって後進させるとき等に該播種エアチャンバ−73が畦の障害物から前記種子繰出部71…を防護する防護フレ−ムを兼ねた構成となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】施肥播種機の側面図
【図2】施肥播種機の平面図
【図3】施肥装置の要部の背面図(又は播種装置の要部の正面図)
【図4】フロ−トを示す平面図
【図5】施肥部を示す側面一部断面図
【図6】播種覆土器を示す背面図
【符号の説明】
1…施肥装置、2…施肥播種機、4…播種装置、31…センタ−フロ−ト、32…サイドフロ−ト、47…施肥部、50…施肥作溝器、51…施肥覆土器、76…播種部、81…播種作溝器、83…播種覆土器、84…覆土調節軸、85…覆土調節アーム、86…覆土調節ワイヤ [0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seeder for sowing in a field.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a sowing apparatus comprising a grooving device for grooving a field, a sowing portion for discharging seed pods as seeds to a portion grooved by the grooving device, and a soil covering device for covering soil above the seed discharged by the sowing portion There is a sowing machine for paddy rice that is installed at the rear of the machine body and sowing seed pods in the field. Further, in the seeding machine for paddy rice, the seeding device is configured to be detachable from the body, and the seeding transplanting operation is also possible by removing the seeding device from the body and operating the seedling transplanting device provided in the body. There are things.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the seeder configured as described above, when the height of the grooving device with respect to the field changes due to unevenness in the field, the depth of the field grooving changes, and the height of the seed that is discharged and supplied from the seeding unit with respect to the field Or when the height of the sowing part with respect to the field changes, the discharge force of seeds from the sowing part changes with respect to the grooving part of the field by the grooving device and is discharged and supplied from the sowing part. Seed depth changes with respect to the grooving part, or when the height of the earthenware device relative to the field changes, the amount of seed covering above the seed discharged from the sowing part changes, and sowing depth is reduced. Change.
[0004]
Therefore, when a grounding body that is grounded and maintained at a predetermined height with respect to the field scene is provided, and the grooving device, the seeding unit, and the earth covering device are separately attached to the grounding body, for example, the body is seeded. When removing the seeding device from the airframe, etc., when using it for other purposes, the groover, the seeding part and the earthenware must be removed separately from the grounding body. Maintenance becomes worse.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above problems, the present invention takes the following technical means.
That is, grooving the fieldSowingGroover(81 ...)And theSowingGroover(81 ...)Seeding part that discharges seeds into the groove(76 ...)And the sowing part(76 ...)Cover the seeds discharged bySowingEarthenware(83 ...)AndEquipped with seeding device (4)In the sowing machine provided,Grooving with a fertilizer groove (50...) For grooving the field and the fertilizer groove (50...) A fertilizer application device (1) provided with a fertilizer part (47...) For discharging fertilizer to a part and a fertilizer covering earthenware container (51...) Covering the fertilizer discharged by the fertilizer part (47...)A grounding body that is grounded and maintained at a predetermined height relative to the field scene.(31, 32, 32)Provided,The fertilizer applicator (50...), Fertilizer section (47...) And fertilizer covering earthenware (51...) Are attached to the grounding body (31, 32, 32).SaidSowingGroover(81 ...), The sowing part(76 ...)And saidSowingEarthenware(83 ...)The grounding body together(31, 32, 32)Removable with respect toThe ground cover (31, 32, 32) is arranged so that the seed sowing devices (83 ...) provided on the left and right of the grounding body (31, 32, 32) rotate together with the soil covering adjustment arms (85) around the vertical soil covering adjustment shaft (84). The left and right soil covering adjustment arms (85) are rotated by a common soil covering adjusting wire (86) so that the seeding covering device (83...) Can be rotated.The seeder was characterized by the above.
[0006]
【The invention's effect】
The seeder of the present invention is the aboveSowingGroover, sowing part and aboveSowingSince the earthenware is grounded and attached to the grounding body that is maintained at a predetermined height with respect to the field scene, the seeding depth can be stabilized regardless of the unevenness of the field scene. Also, the aboveSowingGroover, the sowing part and theSowingSince the earthenware is integrally attached to the grounding body so as to be detachable,SowingGroover, the sowing part and theSowingMaintainability in attaching and detaching the earthenware from the grounding body is improved.In addition, when performing only fertilization work with this seeding machine, the grounding body can be used with the seeding groover, the seeding part, and the seeding covering device removed, and the seeding groover, the seeding part, and the seeding covering soil. The container will not unnecessarily generate mud flow or water flow in the paddy field. Further, the left and right soil covering adjustment arms (85) can be rotated by a common soil covering adjusting wire (86), and the left and right seeding covering devices (83...) Can be simultaneously rotated..
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a
[0008]
An
[0009]
The
[0010]
An elevating
[0011]
The seeding
[0012]
The
[0013]
The fertilizer application air chamber 43 is formed in a cylindrical shape that is long in the left-right direction, and is provided on the front side of the fertilizer feed-out
[0014]
The
[0015]
The feeding portion cases 41a and the guide tubes 42 constituting the
[0016]
On the front side of the
Explaining the drive configuration to the
[0017]
Further, an opening adjustment handle 64 is provided in the vicinity of the right end of the fertilization air chamber 43, and the opening adjustment shaft 59 is rotated by rotating the opening adjustment handle 64 to rotate integrally with the shaft 59. By rotating the opening adjusting driven
[0018]
The seeding
[0019]
Like the fertilization air chamber 43, the sowing
[0020]
In addition, the
[0021]
Therefore, seed take-out
[0022]
The seeding
[0023]
In addition, the
[0024]
The soil covering
[0025]
The seeding
[0026]
The drive configuration to the
[0027]
Further, an opening adjustment handle 103 is provided in the vicinity of the left end of the seeding
[0028]
By the way, the
[0029]
Further, the upper frame 91 is provided with strip
[0030]
Moreover, this
[0031]
As described above, the
[0032]
The
[0033]
Also, the two mounting
[0034]
Moreover, since this
[Brief description of the drawings]
[Fig. 1] Side view of fertilizer seeding machine
[Figure 2] Top view of fertilizer seeding machine
FIG. 3 is a rear view of the main part of the fertilizer application (or a front view of the main part of the sowing apparatus).
FIG. 4 is a plan view showing a float.
FIG. 5 is a partial cross-sectional side view showing a fertilizer application part.
FIG. 6 is a rear view showing the sowing cruster.
[Explanation of symbols]
1 ... Fertilizer,2 ... Fertilizer sowing machine,4 ... Seeding device,31 ... Center float, 32 ... Side float,47 ... Fertilizer, 50 ... Fertilizer, 51 ... Fertilizer covering, 76 ... Seeding part,81 ... sowing grooving machine, 83 ... sowing earthenware,84 ... Soil covering adjustment shaft, 85 ... Soil covering adjusting arm, 86 ... Soil covering adjusting wire
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