JP3806994B2 - Rotary tillage device - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ロータリ耕耘具のリヤカバー支持装置に関する。この発明は、リヤカバーの支持装置であって、詳しくは、ロータリ耕耘具の上方を覆う主カバーに対し、その後方に取り付けたリヤカバーを均平性能を保つように支持しようとするものに関する。
【0002】
【従来の技術、および、発明が解決しようとする課題】
従来のロータリ耕耘具は、耕耘具の上方を覆う主カバーに対しリヤカバーをヒンジである左右方向の軸を介して取り付けていたので、耕耘刃の掘削作用により飛散した耕耘土塊がリヤカバーの一部に土塊が衝突するとリヤカバー全部が後ろに逃げてしまい、衝突によりリヤカバーが前後方向への移動を繰り返すと、リヤカバー後端縁は地表面上で上下を繰返すことになって、地表面に凹凸が生じやすく均平性能低下が生じやすかった。
【0003】
そして従来のものは、掘削作業時の耕耘車速が時速2Km/H程度で掘削耕耘を行なっていたが、近年、時速3Km/Hを超す車速で耕耘して、作業能率を上げるものが出現してきた。この場合、掘削した耕耘土塊がリヤカバーに接当する勢いもさらに強くなり、リヤカバーの後方への逃げも大きくなってきた。このように、耕耘土塊が強く衝突するとリヤカバーの後端縁がさらに上下して耕耘した土塊の表面を凹凸状に撫で付けることとなり、均平性能が良くなかった。
【0004】
その後、実開昭57−41008号公報で示すように、主カバーの後端に幅広の弾性板体を取り付け、弾性板体の後端部に複数に分割した均平板を連設するものが公知である。このような弾性板体のみで均平板を押圧支持するものは、弾性板体をある程度腰の強いものにしないと泥土の押圧移動ができず、強過ぎるとロータリ耕耘装置が左右傾斜をする時等、表土の左右傾斜の隣との重なり部に段差が生じる不具合を有している。
又、耕耘作業時に、該リヤカバー4の後端接地面が耕耘泥土の土の量により上下動するが、この上下動を回転式の角度センサである中央ポテンショメーター測定するものある。従来の製品のリヤカバーは主カバーに対して蝶番で取り付けられているので、単純に上下の角度変動しか生じずポテンショメーターの取付位置は主カバーの後端部であれば幅方向のどの位置に取り付けても正確に角度を検出していた。ところが、リヤカバーが揺動支持部揺動中心としてあらゆる方向に角度変化するから、揺動支持部近傍に中央ポテンショメーター取り付けて検出角度になるべく誤差が生じないようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、従来装置のこのような不具合を解消しようとするものであって、次のような技術的手段を講じた。即ち、複数の耕耘刃(1,1...)を取り付けた耕耘パイプ(2)の上方を主カバー(3)で覆い、この主カバー(3)の後部に間隔を有してリヤカバー(4)を備え、主カバー(3)とリヤカバー(4)の間隔を幅広の弾性板体(6)で一体的に連結すると共に、主カバー(3)の後端左右中央部に左右方向の軸(34)に対して首振り自在に設けた揺動支持部(7)からメインロッド(8)を後方に突設して突設端部にリヤカバー(4)を取り付け、さらに、主カバー(3)の後端左右側方部とリヤカバー(4)間に上下端部を軸着(10)したサブロッド(9)を介して連結したロータリ耕耘装置において、前記左右方向の軸(34)と略同一の仮想延長軸心部上に角度センサ(55)の回転軸(57)の軸心を揃えて該角度センサ(55)を主カバー(3)に取り付け、角度センサ(55)の上記回転軸(57)が上記メインロッド(8)の上下動の動きに連動するが後面視左右方向の動きに連動しないよう前記揺動支持部(7)の近傍においてメインロッド(8)側の揺動プレート(59)と回転軸(57)側のアーム(58)とを連係しリヤカバー(4)の上下動を測定する構成としたロータリ耕耘装置とする。
【0006】
【実施例】
図例は、農用トラクターの機体40後部に昇降自在に取り付けて、土壌表面を掘削し走行するロータリ耕耘具5であって、このロータリ耕耘具5の後部を覆うリヤカバー4部に、この発明を折り込んでいる。ロータリ耕耘具5は、農用トラクターの機体40後端上方に固設した、左右方向中央のヒッチ11部にトップリンク12の前端を枢支しており、該トップリンク12の後端にはマスト13の前端を枢支している。また、トラクターの機体40後端左右下方にはロワーリンク14,14の前端部を枢支している。該ロワーリンク14の後端には、左右方向中央近傍の伝動ケース15より左右側方に突出したビーム16,17に固設した支持プレート18,18を取り付けており、また、ロワーリンク14,14中途部には、左右のリフトロッド19,19の下端を取り付けている。該リフトロッド19,19上端は、機体40の後部上方に備えたリフトアーム20,20の突設後端に取り付けており、リフトアーム20を上下回動操作することにより、ロータリ耕耘具5を昇降可能としている。
【0007】
前記、中央近傍の伝動ケース15上にはマスト13を枢支しており、該マスト13中途部と前記支持プレート18,18間を左右の補強リンク21,21で補強接続している。そして、前記右方のビーム17側端にはサイドプレート22が固設され、左方のビーム16側端にはサイド伝動ケース23が固設されている。該サイドプレート22とサイド伝動ケース23下端間には、耕耘パイプ2が左右方向に軸架されており、該耕耘パイプ2外周に耕耘刃1,1..を取り付ける爪ホルダー24,24..が複数個溶接されている。
【0008】
耕耘パイプ2の駆動は農用トラクターの機体40後端に突出したPTO軸28から、自在継手29を介して中央近傍の伝動ケース15の入力軸30に伝達される回転力により駆動している。図示しないが入力軸30より入力した駆動力は、ベベルギヤを介して左方のビーム16内の伝動軸からサイド伝動ケース23内上部のスプロケットに伝わり、上部のスプロケットからチェーンを介して下方の耕耘パイプ2側端部の下部スプロケットを駆動する通常の駆動伝達としている。耕耘パイプ2の駆動回転に伴い、耕耘刃1,1..掘削による耕耘土の上方飛散を防止するため、矢印「イ」方向に回転する耕耘刃1,1....の先端の回転軌跡上方を主カバー3で覆っている。また、主カバー3から間隔を開けて後方を覆うリヤーカバー4とのこの間隔部には、両者の幅と略同幅の幅広の弾性板体6の上端部と下端部を夫れ夫れ主カバー3の後端部とリヤカバー4の前端部にボルト,ナット等の締付具を介して一体的に取り付けている。これらにより、回転する耕耘刃1,1...の上部から後部方向の全体を覆っている。
【0009】
この状態ではリヤカバー4は弾性板体6を介して主カバー3に取り付けられているだけであって、作業時に飛散する掘削泥土がリヤカバー4に当たったり、農用トラクター機体40の前進に伴い掘削泥土の表面凹凸により、リヤカバー4の上下移動や左右移動や捩じれの動きは弾性板体6の弾性力で支持され規制され復元される。例えば弾性板体6が帆布のように弾性力が弱いとすると、リヤカバー4の動きが規制されずリヤカバー4の位置変動が激しくなる。また弾性板体6が板バネのように弾性力が強いとすると、リヤカバー4の取り付け姿勢が一定姿勢に成ってしまうことになる。この発明の弾性板体6は、リヤカバー4の重力によってリヤカバー4の後端部は自由に地面側に接地するまで下降するものである。また、飛散する耕耘土の慣性力や接地面側の凹凸による反撥力の変化に対しては、リヤカバー4の側面視での上下や背面視での左右上下や複合した捩じれの動きを規制されない程度の弾発力を有したゴム板であって、主カバー3とリヤカバー4の間隔部を前後連結している。
【0010】
そしてこのままの構成では、リヤカバー4の側面視での上下や背面視での左右上下や複合した捩じれの動きが自由であり規制されにくいので、次に説明するような部材を前記間隔の部分に取り付けている。主カバー3後端部上面には、左右方向中央部に中央金具31を突設し左右両側方に夫れ夫れ側方金具32,32を突設している。さらに、中央金具31と側方金具32間にステー33,33を突設している。
【0011】
この中央金具31と側方金具32は上部開口した一対の壁面を有する「コ」字状の金具であり、一対の壁面間にボルトやピン等の軸34,34..を左右方向に貫通する孔を、側面視で略同位置に芯を合わせるように開口している。そして中央金具31には、前端部にリンクボール的に首振り自在の揺動支持部7を有するメインロッド8の前端部が、軸34で取り付けられている。メインロッド8は後端部を二又状に分岐8aさせ、その分岐8a部をリヤカバー4に縦方向に設けた主フレーム35にボルト,ナットまたは溶接等で固着している。リヤカバー4は鉄板製の薄板であって、ロータリ耕耘具5の略2m程度の全幅に亘って吊り下げられており、リヤカバー4後端部を袋状に折り返した接地面36として加圧時の左右方向の強度を保っている。リヤカバー4の前後方向の強度は、前述の主フレーム35,35とリヤカバー4の左右方向端部に縦方向に設けたサブフレーム37,37で保っている。主フレーム35とサブフレーム37は夫れ夫れ下部開口「コ」字状の薄鉄板であって、その開口側をリヤカバー4上面に沿って溶接して一体化した補強枠である。
【0012】
リヤカバー4はメインロッド8前端部の揺動支持部7を揺動中心として、幅広の弾性板体6が許す範囲に亘って側面視での上下移動や背面視での左右上下移動や複合した捩じれの動きを、主カバー3に対して可能としている。そして、左右のサブロッド9,9でもって、リヤカバー4のサブフレーム37前端部に設けた左右の受金38,38と主カバー3左右に設けた側方金具32,32との間を補助的に連結しており、このサブロッド9,9でリヤカバー4の大きな動きを制限している。該サブロッド9,9は前端部と後端部に左右方向の貫通孔を開口しており、この貫通孔に軸着10,10している間隙の相対的な寸法差を、長孔や大径孔等で差を大きくするほど揺動を容易とすることができる。
【0013】
また図例では、主フレーム35の上面に夫れ夫れ下部ステー39,39を突設しており、該下部ステー39と前述した上部のステー33の間に、図2で示すようにプッシュプルロッド41を取り付けて、リヤカバー4の揺動下限と上動時の加圧力調節を行なっている。この構成について詳述すると、主カバー3から一体に後方に突設するステー33の先端部にはコマ42の脚43,43が支持され、該コマ42に設けられた上下方向貫通の孔44にプッシュプルロッド41の上部が貫通状に取り付けられ、突出上端部に押圧バネ48を介して上方ロック具49が取り付けられ、プッシュプルロッド41の下端部が下部ステー39にピンで軸着47されている。さらにプッシュプルロッド41の長手方向には複数の係止溝45,45...を設けており、ストッパー46を係止溝45まで押し込んでプッシュプルロッド41をコマ42部に固定すると、リヤカバー4の上下動は固定され、図5で示すようにストッパー46を解除すると、プッシュプルロッド41はリヤカバー4の上下移動に応じてコマ42の孔44内を移動し脚43部で揺動自在に支持されている。また、コマ42と軸着47間のプッシュプルロッド41外周には下部押圧バネ50と下部ロック具51が取り付けられており、下部押圧バネ50の下端部をコマ42に押しつける位置を下部ロック具51を上方に位置調節することによりリヤカバー4の接地圧を加圧側に調節できる。上方ロック具49の固定位置を、プッシュプルロッド41外周で下方にスライド調節するとリヤカバー4の下限位置を高位置に変更調節できる。
【0014】
図6は上例の主要部のみ開示した斜視図、図7,図8はその対応部の別図例であり、以下説明する。図6は、メインロッド8後端部の二又状の分岐8a,8a部とリヤカバー4の主フレーム35,35前端部を着脱自在としたものであって、分岐8a部の取付孔52,52に主フレーム35,35の固定孔53,53部分を図示しないボルト,ナットを介して着脱自在に取り付けており、リヤカバー4の形態を図7で示すセンター開閉板25や側方開閉板26,26付きのリヤカバー4aに交換して該センター開閉板25または側方開閉板26部を取り外すと、この部分に畝立器を取り付ける空間が生ずるから耕耘刃1,1..に近い位置に別作業部を取り付けて、畝立て作業が安定して行なうことができる。畝立て作業を行なわないときは開閉板25,26を取り付けて通常のリヤカバー4としての作業が行なえる。また、図8で示すように後端部に均平板27を左右のリンク54,54を介して上下動自在に取り付けたリヤカバー4b等に交換することにより、ロータリ耕耘具5を代掻き作業等に別途使用可能としている。図6の構成においては、サブロッド9,9を省いて説明したが、第1図例のようにサブロッド9を左右両側に取り付けてリヤカバー4のある程度以上の揺動を牽制しても良い。
【0015】
図9,図10,図11は、本発明の一実施例を示すもので、耕深制御用のセンサ一個を備えた実施例であり、以下説明する。第1実施例で詳述したように、主カバー3の後端部左右方向中央に中央金具31を設け、この中央金具31に取り付けた揺動支持部7から後方に延出するメインロッド8の二又状の分岐8a,8a後端に、リヤカバー4の左右の主フレーム35,35を取り付けている。そして、主カバー3とリヤカバー4の間隔を弾性板体6で連結すると共に、主カバー3とリヤカバー4の左右側端部間をサブロッド9,9で連結して、リヤカバー4の揺動をある程度牽制するようにしている。
【0016】
耕耘作業時に、該リヤカバー4の後端接地面が耕耘泥土の土の量により上下動するが、この上下動を回転式の角度センサである中央ポテンショメーター55で測定するものである。従来の製品のリヤカバーは主カバーに対して蝶番で取り付けられているので、単純に上下の角度変動しか生じずポテンショメーターの取付位置は主カバーの後端部であれば幅方向のどの位置に取り付けても正確に角度を検出していた。この発明のリヤカバー4は揺動支持部7を揺動中心としてあらゆる方向に角度変化するから、揺動支持部7の近傍に中央ポテンショメーター55を取り付けて検出角度になるべく誤差が生じないようにするものである。即ち、揺動支持部7を中央金具31に左右方向に取り付けるボルト,ピン等の軸34と略同一の仮想延長軸心部上に中央ポテンショメーター55の軸を揃えてフレーム側の固定板56に中央ポテンショメーター55のケース体を固定し、ケース体から固定板56を貫通して外方に突出する回転軸57にアーム58を取り付けている。アーム58の突出先端部は軸心方向に折り曲げられ、この折り曲げ部61の前後面にメインロッド8から一体的に突出する揺動プレート59の先端部の作動面60,60が接当し係合しており、リヤカバー4の動きのうちリヤカバー4の左右方向中央部分の後端接地面が地面に対し上下動する動きのみを揺動プレート59を介して取り出す。メインロッド8の後面視左右方向の動きは作動面60,60がアーム58の折り曲げ部61の前後面を滑って逃げるから中央ポテンショメーター55の回転軸57を動かすことはない。このように、揺動支持部7近傍であれば一個の中央ポテンショメーター55で耕深制御用としてリヤカバー4の昇降角度を検出できるから、例えば、ロータリ耕耘具5が対地上昇して耕深が浅くなると、掘削泥土が減ってリヤカバー4が主カバー3に対して下方に垂れ下がっていくから、この角度変化を検出して農用トラクター機体40に設けたリフトアーム20を下降してロータリ耕耘具5を下降すると耕深を増やすことができ、自動制御として耕深制御を常に設定した目標の深さに制御する耕深センサを容易に得ることができる。
【0017】
図12は、耕深制御用のセンサを二個備えた実施例であり、まず大まかな点を説明する。この発明におけるリヤカバー4が背面視で主カバー3に対しメインロッド8先端の揺動支持部7を揺動中心としてローリング方向である左右に揺動するから、主カバー3に対するリヤカバー4の左端部と右端部での対地面側への垂れ下がり角度が、凹凸の多い地面や傾斜地を等高線に沿って走行しながら図示しない水平制御機構を介して掘削作業をする場合左右で異なる。このリヤカバー4の左右の異なった角度を、ロータリ耕耘具5の左右側方に夫れ夫れ取り付けた左右の側方角度センサである左右のポテンショメーター62,63で夫れ夫れ検出する。そして、図示しないCPUで演算処理することにより、例えば左右のポテンショメーター62,63の検出値を平均して掘削作業を行なうと図9で示す中央ポテンショメーター55と同様の制御が行なえ、左右のポテンショメーター62,63の検出角度を同角度になるようにローリング制御を行なうと、ロータリ耕耘具5が対地表面に平行に耕深制御を行なって掘削作業ができる。
【0018】
ロータリ耕耘具5の、従来のローリング制御について簡単に説明する。ロータリ耕耘具5は農用トラクターの機体40に設けた左右のリフトアーム20,20と三点リンクのうちの左右のロワーリンク14,14を夫れ夫れ左右のリフトロッド19,19を介して吊持しており、このリフトロッド19の一方を油圧シリンダーやギヤードモーター等の遠隔操作式伸縮具とし、機体40に配設したローリングセンサにより機体40の左右傾斜角度を測定し、その傾斜角度を打ち消す方向にリフトロッド19を自動的に伸縮調節してロータリ耕耘具5を地球の重力方向に対し常に水平状態になるよう制御する自動水平制御と、手元の設定器を手動操作して左右の傾斜角度を指定してやり、その指定に応じて作業器を傾斜保持させる自動傾斜制御が可能と成っているが、基準は常に地球の重力方向に対しての補正のみであった。
【0019】
この図12のローリング制御は、このような従来の水平制御意外に、ロータリ耕耘具5を対地表面に平行に耕深制御を行なう掘削作業が可能であるから、耕耘掘削等で全体の泥土を地表の凹凸に応じて同じ凹凸で耕耘掘削でき、畑の耕耘掘削に利用できる。具体構成について詳述すると、リヤカバー4の左右側方に配設するサブロッド9,9の前端部を取り付けるため主カバー3に設けた側方金具32の近傍に夫れ夫れ左右のポテンショメーター62,63のケース体を取り付け、ポテンショメーター62,63の回転軸に一端を取り付けたアーム64とサブロッド9前端部に突設した金具65との間を連動ロッド66で連結し、サブロッド9の上下方向揺動角度を左右のポテンショメーター62,63で独立して検出する。
【0020】
図13で示すものは、主カバー3とリヤカバー4間隔を塞ぐ弾性板体の別実施例である。この図13で示す弾性板体67は、前方の上端縁部は他と同様に主カバー3の後端部にボルト,ナット等の締付具を介して取り付けているが、弾性板体67の後端部をリヤカバー4の後端部近傍の接地均平面近くまで長く延出しており、また、弾性板体67の後端部とリヤカバー4を係止しておらずフリーとしているのでリヤカバー4の揺動がより自由に行なえると共に、リヤカバー4の内面である耕耘刃1,1..側からの飛散泥土を弾性板体67が受け止めるから泥土が直接付着しない泥除け効果を有する。
【0021】
【発明の作用効果】
この発明では、リヤカバー(4)が弾性板体(6)を介して主カバー(3)に前後連結されているから、リヤカバー(4)の一部に土塊が衝突した場合、弾性板体(6)の変形により衝撃が吸収されてしまい、リヤカバー(4)下端縁の上下につながらないので土塊の衝突による均平姿勢の変化を生じ難くなる。
【0022】
また、リヤカバー(4)は左右方向中央部を、首振り自在の揺動支持部(7)で支持すされたメインロッド(8)で、主カバー(3)に揺動自在に連結されているが、その両側方を左右のサブロッド(9,9)で上下方向のみ揺動自在に規制され連結されているから、リヤカバー(4)がメインロッド(8)前端の揺動支持部(7)を揺動中心として、あらゆる方向に容易に動くことができながら、ある程度以上の動きはサブロッド(9)で規制するから、対地表面に対し追従性よく動きながら一定以上の動き過ぎを規制して、リヤカバー(4)が回転する耕耘刃(1,1..)に接当して破損することもない。
更に、リヤカバー(4)の上下動を角度センサ(55)で測定するとき、揺動支持部(7)を揺動中心としてあらゆる方向に角度変化するが、リヤカバー(4)の動きのうちリヤカバー(4)の左右方向中央部分の後端接地面が地面に対し上下動する動きのみを揺動プレート(59)、アーム(58)を介して取り出すことができ、揺動支持部(7)近傍で一個の角度センサ(55)によって耕深制御用としてリヤカバー(4)の角度を検出でき、検出角度になるべく誤差が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一部断面した、ロータリ耕耘具全体の斜視図である。
【図2】 リヤカバー部を断面した耕耘具を本機後部に取り付けた、全体側面図である。
【図3】 要部の平面図である。
【図4】 図3のA−A部を断面した側面図である。
【図5】 図2のプッシュプルロッド部の、B矢視図である。
【図6】 リヤカバー取付部の、第2図例である。
【図7】 リヤカバーの、第2図例である。
【図8】 リヤカバーの、第3図例である。
【図9】 耕深センサを一個設けた場合の、全体斜視図である。
【図10】 図9の、要部拡大図である。
【図11】 図10の、平面図である。
【図12】 耕深センサを二個設けた場合の、全体斜視図である。
【図13】 弾性板体の、別構図例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 耕耘刃
2 耕耘パイプ
3 主カバー
4 リヤーカバー
5 ロータリ耕耘具
6 弾性板体
7 揺動支持部
8 メインロッド
9 サブロッド
10 軸着
55 角度センサ (ポテンショメータ)
57 回転軸
58 アーム
59 揺動プレート
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rear cover support device for a rotary tiller. The present invention relates to a rear cover support device, and more particularly to a main cover that covers an upper portion of a rotary tiller so as to support a rear cover attached to the rear of the main cover so as to maintain leveling performance.
[0002]
[Background Art and Problems to be Solved by the Invention]
In conventional rotary tillers, the rear cover is attached to the main cover that covers the top of the tiller via the left and right shafts, which are hinges. When the clot collides, the entire rear cover escapes backwards, and if the rear cover repeatedly moves back and forth due to the collision, the rear edge of the rear cover repeats up and down on the ground surface, which easily causes unevenness on the ground surface. The leveling performance was liable to decrease.
[0003]
And the conventional ones have been digging and cultivating at a speed of about 2 km / h for excavation work, but in recent years, there has been an increase in work efficiency by cultivating at a speed exceeding 3 km / h. . In this case, the momentum of the excavated cultivated soil block coming into contact with the rear cover has further increased, and the rearward escape of the rear cover has increased. In this way, when the cultivated soil mass collided strongly, the rear edge of the rear cover further moved up and down, and the surface of the cultivated soil mass was bagged in an uneven shape, and the leveling performance was not good.
[0004]
Thereafter, as shown in Japanese Utility Model Publication No. 57-41008, a wide elastic plate is attached to the rear end of the main cover, and a plurality of divided flat plates are connected to the rear end of the elastic plate. It is. The one that presses and supports the flat plate with only such an elastic plate can not move the mud without pressing the elastic plate to some extent, and if it is too strong, the rotary tillage device tilts left and right, etc. In addition, there is a problem that a step is generated in an overlapping portion of the topsoil with the right / left slope.
In addition, during tillage work, the rear end grounding surface of the rear cover 4 moves up and down depending on the amount of tillage mud soil, and there is one that measures this up and down movement with a central potentiometer that is a rotary angle sensor. The rear cover of the conventional product is attached to the main cover with a hinge, so that only the vertical angle fluctuation occurs, and the potentiometer is installed at any position in the width direction as long as it is the rear end of the main cover. Even accurately detected the angle. However, since the angle of the rear cover changes in all directions with the swing support portion as the swing center, a central potentiometer is attached in the vicinity of the swing support portion to prevent an error from occurring as much as the detection angle.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is intended to solve such problems of the conventional apparatus, and has taken the following technical means. That is, the upper portion of the tillage pipe (2) to which a plurality of tillage blades (1, 1 ...) is attached is covered with the main cover (3), and the rear cover (4) has a space behind the main cover (3). ), The space between the main cover (3) and the rear cover (4) is integrally connected by a wide elastic plate (6), and a horizontal axis ( 34) a main rod (8) is projected rearward from a swinging support portion (7) provided so as to be swingable with respect to the rear support (4), and a rear cover (4) is attached to the projecting end, and the main cover (3) In the rotary tiller device in which the upper and lower ends are connected via a sub-rod (9) that is pivotally attached (10) between the rear left and right side portions and the rear cover (4), it is substantially the same as the left and right axis (34). By aligning the axis of the rotation axis (57) of the angle sensor (55) on the virtual extension axis, the angle sensor 55) is attached to the main cover (3), and the rotation shaft (57) of the angle sensor (55) is linked to the vertical movement of the main rod (8), but not to the horizontal movement of the rear view. In the vicinity of the swing support portion (7), the swing plate (59) on the main rod (8) side and the arm (58) on the rotating shaft (57) side are linked to measure the vertical movement of the rear cover (4). This is the rotary tiller.
[0006]
【Example】
The illustrated example is a rotary tiller 5 that is attached to the rear part of an agricultural tractor body 40 so as to be movable up and down, and excavates and travels on the soil surface. The present invention is folded into a rear cover 4 that covers the rear part of the rotary tiller 5. It is out. The rotary tiller 5 has a front end of a top link 12 pivotally supported by a hitch 11 portion in the center in the left-right direction, which is fixed above the rear end of the agricultural tractor body 40, and a mast 13 at the rear end of the top link 12. The front end of Further, the front end portions of the lower links 14 and 14 are pivotally supported at the rear left and right lower portions of the tractor body 40. At the rear end of the lower link 14, support plates 18 and 18 fixed to the beams 16 and 17 projecting to the left and right sides from the transmission case 15 in the vicinity of the center in the left and right direction are attached. The lower ends of the left and right lift rods 19, 19 are attached to the midway part. The upper ends of the lift rods 19, 19 are attached to the projecting rear ends of lift arms 20, 20 provided above the rear part of the machine body 40, and the rotary tiller 5 is moved up and down by rotating the lift arm 20 up and down. It is possible.
[0007]
A mast 13 is pivotally supported on the transmission case 15 in the vicinity of the center, and a midway portion of the mast 13 and the support plates 18 and 18 are reinforced and connected by left and right reinforcing links 21 and 21. A side plate 22 is fixed to the right beam 17 side end, and a side transmission case 23 is fixed to the left beam 16 side end. Between the side plate 22 and the lower end of the side transmission case 23, the tilling pipe 2 is pivoted in the left-right direction, and the tilling blades 1, 1. . Nail holders 24, 24. . Are welded.
[0008]
The tillage pipe 2 is driven by the rotational force transmitted from the PTO shaft 28 projecting from the rear end 40 of the agricultural tractor body 40 to the input shaft 30 of the transmission case 15 near the center via the universal joint 29. Although not shown, the driving force input from the input shaft 30 is transmitted from the transmission shaft in the left beam 16 to the upper sprocket in the side transmission case 23 through the bevel gear, and from the upper sprocket to the lower tillage pipe through the chain. Normal drive transmission is used to drive the lower sprocket at the two side ends. With the driving rotation of the tillage pipe 2, the tilling blades 1,1. . Cultivation blades rotating in the direction of the arrow “I” in order to prevent the cultivated soil from scattering upward due to excavation 1,1. . . . The top cover is covered with the main cover 3 above the rotation locus. In addition, the space between the main cover 3 and the rear cover 4 that covers the rear is spaced apart from the upper end and the lower end of the wide elastic plate 6 that is approximately the same width as both. The cover 3 is integrally attached to the rear end portion of the rear cover 4 and the front end portion of the rear cover 4 via fasteners such as bolts and nuts. As a result, the rotating blade 1, 1. . . It covers the whole of the rear direction from the top.
[0009]
In this state, the rear cover 4 is only attached to the main cover 3 via the elastic plate 6, and excavation mud scattered during the operation hits the rear cover 4, or the excavation mud mud is moved along with the advance of the agricultural tractor body 40. Due to the surface unevenness, the vertical movement, the horizontal movement, and the twisting movement of the rear cover 4 are supported, regulated and restored by the elastic force of the elastic plate 6. For example, if the elastic plate 6 has a weak elastic force like a canvas, the movement of the rear cover 4 is not restricted and the position variation of the rear cover 4 becomes severe. If the elastic plate 6 has a strong elastic force like a leaf spring, the mounting posture of the rear cover 4 becomes a fixed posture. The elastic plate 6 of the present invention is lowered until the rear end portion of the rear cover 4 is freely grounded to the ground side by the gravity of the rear cover 4. In addition, with respect to changes in the repulsive force due to the inertial force of the cultivated soil and the unevenness on the ground contact surface side, the rear cover 4 is not restricted from moving up and down in the side view, left and right up and down in the rear view, and combined twisting movement. The elastic plate has a resilient force, and the space between the main cover 3 and the rear cover 4 is connected in the front-rear direction.
[0010]
In this configuration, the rear cover 4 is free to be controlled in a vertical and vertical direction in the side view, in the left and right direction in the rear view, and combined torsional movement. ing. On the upper surface of the rear end portion of the main cover 3, a central metal fitting 31 protrudes from the central portion in the left-right direction, and side metal fittings 32, 32 protrude from the left and right sides. Furthermore, stays 33, 33 are provided between the central bracket 31 and the side bracket 32.
[0011]
The central metal part 31 and the side metal parts 32 are “U” -shaped metal parts having a pair of wall surfaces opened upward, and shafts 34, 34. . Is opened in such a way that the core is aligned at substantially the same position in a side view. A front end portion of the main rod 8 having a swing support portion 7 that can swing freely like a link ball at the front end portion is attached to the central metal fitting 31 by a shaft 34. The main rod 8 has a bifurcated branch 8a at the rear end, and the branch 8a is fixed to a main frame 35 provided in the rear cover 4 in the vertical direction by bolts, nuts, welding or the like. The rear cover 4 is a thin plate made of iron plate, and is suspended over the entire width of about 2 m of the rotary tiller 5. Maintains strength in the direction. The strength of the rear cover 4 in the front-rear direction is maintained by the above-described main frames 35 and 35 and the sub-frames 37 and 37 provided in the vertical direction at the left and right ends of the rear cover 4. The main frame 35 and the sub-frame 37 are thin steel plates each having a “U” shape in the lower opening, and are reinforcement frames integrated by welding the opening side along the upper surface of the rear cover 4.
[0012]
The rear cover 4 has a swing support portion 7 at the front end portion of the main rod 8 as a swing center, and a vertical twist in a side view, a left and right vertical shift in a rear view, and a combined twist over a range allowed by a wide elastic plate 6. Is possible with respect to the main cover 3. And with the left and right sub rods 9, 9, the left and right receivers 38, 38 provided at the front end of the sub frame 37 of the rear cover 4 and the side fittings 32, 32 provided on the left and right sides of the main cover 3 are supplementarily provided. The sub-rods 9 and 9 restrict the large movement of the rear cover 4. The sub rods 9 and 9 have left and right through holes at the front end and the rear end, and the relative dimensional difference of the gaps 10 and 10 that are axially attached to the through holes is changed to a long hole or a large diameter. Oscillation can be facilitated as the difference is increased by a hole or the like.
[0013]
In the illustrated example, lower stays 39 and 39 are respectively provided on the upper surface of the main frame 35, and a push-pull rod is provided between the lower stay 39 and the above-described upper stay 33 as shown in FIG. 41 is attached to adjust the lower limit of swinging of the rear cover 4 and the applied pressure during upward movement. This structure will be described in detail. Legs 43, 43 of the top 42 are supported at the tip of the stay 33 that protrudes rearward integrally from the main cover 3, and is inserted into a vertically penetrating hole 44 provided in the top 42. An upper part of the push-pull rod 41 is attached in a penetrating manner, an upper locking tool 49 is attached to the protruding upper end part via a pressing spring 48, and a lower end part of the push-pull rod 41 is pivotally attached 47 to the lower stay 39 with a pin. Further, a plurality of locking grooves 45, 45. . . When the stopper 46 is pushed into the locking groove 45 and the push-pull rod 41 is fixed to the top 42 portion, the vertical movement of the rear cover 4 is fixed, and when the stopper 46 is released as shown in FIG. Is moved in the hole 44 of the top 42 according to the vertical movement of the rear cover 4 and is supported by the leg 43 so as to be swingable. Further, a lower pressing spring 50 and a lower locking tool 51 are attached to the outer periphery of the push-pull rod 41 between the top 42 and the shaft 47, and the lower locking tool 51 is positioned at a position where the lower end of the lower pressing spring 50 is pressed against the top 42. By adjusting the position upward, the ground pressure of the rear cover 4 can be adjusted to the pressurizing side. If the fixed position of the upper lock 49 is adjusted by sliding downward on the outer periphery of the push-pull rod 41, the lower limit position of the rear cover 4 can be changed and adjusted to the high position.
[0014]
FIG. 6 is a perspective view in which only the main part of the above example is disclosed, and FIGS. 7 and 8 are other examples of corresponding parts, which will be described below. FIG. 6 shows a bifurcated branch 8a, 8a portion at the rear end portion of the main rod 8 and a front end portion of the main frame 35, 35 of the rear cover 4 that are detachable. The fixing holes 53, 53 of the main frames 35, 35 are detachably attached via bolts and nuts (not shown), and the form of the rear cover 4 is the center opening / closing plate 25 and the side opening / closing plates 26, 26 shown in FIG. If the center opening / closing plate 25 or the side opening / closing plate 26 is removed by exchanging with the rear cover 4a, the space for attaching the erecting device is created in this portion. . A separate working part is attached at a position close to, so that the uprighting work can be performed stably. When the uprighting work is not performed, the opening / closing plates 25 and 26 can be attached to perform the normal work as the rear cover 4. In addition, as shown in FIG. 8, the rotary tiller 5 is separately used for the scraping work or the like by replacing the flat plate 27 at the rear end with a rear cover 4b or the like that is attached to the rear end via the left and right links 54 and 54. It can be used. In the configuration shown in FIG. 6, the sub rods 9 and 9 have been omitted. However, as shown in FIG. 1, the sub rods 9 may be attached to the left and right sides to restrain the rear cover 4 from swinging to some extent.
[0015]
9, FIG. 10 and FIG. 11 show an embodiment of the present invention, which is an embodiment provided with one tillage control sensor, and will be described below. As described in detail in the first embodiment, a central metal fitting 31 is provided at the center of the rear end of the main cover 3 in the left-right direction, and the main rod 8 extending rearward from the swinging support portion 7 attached to the central metal fitting 31. The left and right main frames 35, 35 of the rear cover 4 are attached to the rear ends of the bifurcated branches 8a, 8a. The distance between the main cover 3 and the rear cover 4 is connected by the elastic plate 6 and the left and right end portions of the main cover 3 and the rear cover 4 are connected by the sub rods 9 and 9 to restrain the swing of the rear cover 4 to some extent. Like to do.
[0016]
At the time of tillage work, the rear end grounding surface of the rear cover 4 moves up and down depending on the amount of tillage mud soil, and this up and down movement is measured by a central potentiometer 55 which is a rotary angle sensor. The rear cover of the conventional product is attached to the main cover with a hinge, so that only the vertical angle fluctuation occurs, and the potentiometer is installed at any position in the width direction as long as it is the rear end of the main cover. Even accurately detected the angle. Since the rear cover 4 of the present invention changes its angle in all directions with the swing support portion 7 as the swing center, a central potentiometer 55 is attached in the vicinity of the swing support portion 7 so as not to cause an error as far as the detection angle. It is. That is, the axis of the central potentiometer 55 is aligned with the center of the fixed plate 56 on the frame side so that the axis of the central potentiometer 55 is aligned on the virtual extension shaft center that is substantially the same as the shaft 34 such as a bolt or pin that attaches the swing support portion 7 to the central metal fitting 31 in the left-right direction. The case body of the potentiometer 55 is fixed, and an arm 58 is attached to a rotating shaft 57 that penetrates the fixing plate 56 from the case body and protrudes outward. The projecting tip of the arm 58 is bent in the axial direction, and the operating surfaces 60 and 60 of the tip of the swing plate 59 projecting integrally from the main rod 8 are brought into contact with and engaged with the front and rear surfaces of the bent part 61. Of the movement of the rear cover 4, only the movement in which the rear end grounding surface of the central portion in the left-right direction of the rear cover 4 moves up and down with respect to the ground is taken out via the swing plate 59. The movement of the main rod 8 in the left-right direction when viewed from the rear side does not move the rotating shaft 57 of the central potentiometer 55 because the operating surfaces 60 and 60 slide away from the front and rear surfaces of the bent portion 61 of the arm 58. As described above, since the raising / lowering angle of the rear cover 4 can be detected for plowing depth control with a single central potentiometer 55 in the vicinity of the swing support portion 7, for example, when the rotary tiller 5 rises to the ground and the plowing depth becomes shallower. Since the excavation mud is reduced and the rear cover 4 hangs downward with respect to the main cover 3, when the angle change is detected and the lift arm 20 provided on the agricultural tractor body 40 is lowered, the rotary tiller 5 is lowered. The plowing depth can be increased, and a plowing depth sensor that controls the plowing depth control to a target depth that is always set as automatic control can be easily obtained.
[0017]
FIG. 12 shows an embodiment provided with two sensors for plowing depth control. First, a rough point will be described. In the present invention, the rear cover 4 swings left and right in the rolling direction with the swing support portion 7 at the tip of the main rod 8 as the swing center with respect to the main cover 3 when viewed from the back. The angle at which the right end hangs down to the ground side differs between left and right when excavating via a horizontal control mechanism (not shown) while traveling along a contoured surface or an inclined ground along a contour line. Different angles on the left and right sides of the rear cover 4 are detected by left and right potentiometers 62 and 63 which are left and right side angle sensors respectively attached to the left and right sides of the rotary tiller 5. Then, by performing arithmetic processing with a CPU (not shown), for example, when the excavation work is performed by averaging the detection values of the left and right potentiometers 62 and 63, the same control as the central potentiometer 55 shown in FIG. When the rolling control is performed so that the detected angle of 63 becomes the same angle, the rotary tiller 5 performs the tilling control in parallel with the ground surface and excavation work can be performed.
[0018]
The conventional rolling control of the rotary tiller 5 will be briefly described. The rotary tiller 5 suspends left and right lift arms 20, 20 provided on an agricultural tractor body 40 and left and right lower links 14, 14 of three-point links via left and right lift rods 19, 19. One of the lift rods 19 is used as a telescopic telescopic device such as a hydraulic cylinder or a geared motor, and the right / left tilt angle of the airframe 40 is measured by a rolling sensor disposed in the airframe 40, and the tilt angle is canceled out. Automatic horizontal control that automatically adjusts the lift rod 19 in the direction so that the rotary tiller 5 is always in a horizontal state with respect to the direction of gravity of the earth, and the right and left tilt angles by manually operating the setting device at hand. It is possible to perform automatic tilt control that keeps the work implement tilted according to the designation, but the standard is always only correction for the direction of the earth's gravity. Was Tsu.
[0019]
The rolling control shown in FIG. 12 can perform excavation work in which the rotary tiller 5 is controlled in parallel with the surface of the ground in addition to the conventional horizontal control. Depending on the unevenness of the terrain, it can be plowed and drilled with the same unevenness and can be used for cultivating the field. Specifically, the left and right potentiometers 62 and 63 are arranged in the vicinity of the side fitting 32 provided on the main cover 3 for attaching the front end portions of the sub rods 9 and 9 disposed on the left and right sides of the rear cover 4, respectively. The arm 64 having one end attached to the rotating shaft of the potentiometers 62 and 63 and the metal fitting 65 projecting from the front end portion of the sub rod 9 are connected by the interlocking rod 66 so that the vertical swing angle of the sub rod 9 is increased. Are independently detected by the left and right potentiometers 62 and 63.
[0020]
FIG. 13 shows another embodiment of an elastic plate that closes the distance between the main cover 3 and the rear cover 4. The elastic plate body 67 shown in FIG. 13 has the front upper edge attached to the rear end portion of the main cover 3 through other fasteners such as bolts and nuts as in the other cases. The rear end portion extends long to the ground leveling plane near the rear end portion of the rear cover 4 and the rear end portion of the elastic plate 67 and the rear cover 4 are not locked and are free. The oscillating blade 1, 1,. . Since the elastic plate body 67 receives the scattered mud from the side, it has a mud repellent effect that mud does not adhere directly.
[0021]
[Effects of the invention]
In the present invention, the rear cover (4) is connected to the main cover (3) in the front-rear direction via the elastic plate (6). Therefore, when a lump collides with a part of the rear cover (4), the elastic plate (6 ) Is absorbed, and the rear cover (4) is not connected to the upper and lower ends of the lower end edge, so that it becomes difficult to cause a change in leveling posture due to the collision of the clot.
[0022]
The rear cover (4) is pivotally connected to the main cover (3) by a main rod (8) supported at the center in the left-right direction by a swingable swing support (7). However, since the left and right sub rods (9, 9) are connected to the both sides so as to be swingable only in the vertical direction, the rear cover (4) is connected to the swing support portion (7) at the front end of the main rod (8). As the swing center, it can move easily in any direction, but the movement beyond a certain level is restricted by the sub rod (9). (4) does not touch the rotating tillage blade (1, 1 ...) and break.
Further, when the vertical movement of the rear cover (4) is measured by the angle sensor (55), the angle changes in all directions around the swing support portion (7), but the rear cover (4) moves in the rear cover (4). 4) Only the movement of the rear end grounding surface of the central portion in the left-right direction moving up and down with respect to the ground can be taken out via the rocking plate (59) and the arm (58). The angle of the rear cover (4) can be detected by the single angle sensor (55) for plowing depth control, and an error is not generated as much as possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of the entire rotary tiller, partially cut away.
FIG. 2 is an overall side view in which a cultivator having a cross section of a rear cover portion is attached to the rear portion of the machine.
FIG. 3 is a plan view of a main part.
4 is a side view of the AA section of FIG.
FIG. 5 is a B arrow view of the push-pull rod portion of FIG.
FIG. 6 is a second example of a rear cover mounting portion.
FIG. 7 is a second example of a rear cover.
FIG. 8 is a third example of a rear cover.
FIG. 9 is an overall perspective view when one plowing depth sensor is provided.
FIG. 10 is an enlarged view of the main part of FIG. 9;
FIG. 11 is a plan view of FIG. 10;
FIG. 12 is an overall perspective view when two tilling depth sensors are provided.
FIG. 13 is a side view showing another composition example of the elastic plate member.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Tillage blade 2 Tillage pipe 3 Main cover 4 Rear cover 5 Rotary tiller 6 Elastic plate 7 Swing support part 8 Main rod 9 Subrod 10 Shaft attachment 55 Angle sensor (potentiometer)
57 Rotating shaft
58 arms
59 Swing plate

Claims (1)

複数の耕耘刃(1,1...)を取り付けた耕耘パイプ(2)の上方を主カバー(3)で覆い、この主カバー(3)の後部に間隔を有してリヤカバー(4)を備え、主カバー(3)とリヤカバー(4)の間隔を幅広の弾性板体(6)で一体的に連結すると共に、主カバー(3)の後端左右中央部に左右方向の軸(34)に対して首振り自在に設けた揺動支持部(7)からメインロッド(8)を後方に突設して突設端部にリヤカバー(4)を取り付け、さらに、主カバー(3)の後端左右側方部とリヤカバー(4)間に上下端部を軸着(10)したサブロッド(9)を介して連結したロータリ耕耘装置において、前記左右方向の軸(34)と略同一の仮想延長軸心部上に角度センサ(55)の回転軸(57)の軸心を揃えて該角度センサ(55)を主カバー(3)に取り付け、角度センサ(55)の上記回転軸(57)が上記メインロッド(8)の上下動の動きに連動するが後面視左右方向の動きに連動しないよう前記揺動支持部(7)の近傍においてメインロッド(8)側の揺動プレート(59)と回転軸(57)側のアーム(58)とを連係しリヤカバー(4)の上下動を測定する構成としたロータリ耕耘装置。The top of the tillage pipe (2) to which a plurality of tillage blades (1, 1 ...) is attached is covered with a main cover (3), and a rear cover (4) is provided with a space behind the main cover (3). The main cover (3) and the rear cover (4) are integrally connected with a wide elastic plate (6), and a horizontal shaft (34) is provided at the left and right center of the rear end of the main cover (3 ). The main rod (8) protrudes rearward from the swinging support portion (7) provided so as to be swingable with respect to the rear cover (4), and the rear cover (4) is attached to the protruding end portion. In the rotary tilling device connected via the sub rod (9) with the upper and lower ends pivotally attached (10) between the left and right sides of the end and the rear cover (4 ), substantially the same virtual extension as the left and right axis (34) By aligning the axis of the rotation axis (57) of the angle sensor (55) on the axis, the angle sensor (55 Is attached to the main cover (3), and the rotation shaft (57) of the angle sensor (55) is interlocked with the vertical movement of the main rod (8) but is not interlocked with the horizontal movement of the rear view. In the vicinity of the support portion (7), the swing plate (59) on the main rod (8) side and the arm (58) on the rotating shaft (57) side are linked to measure the vertical movement of the rear cover (4). Rotary tillage device.
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