JP3806664B2 - Edible flowers and edible flower cakes - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラン、薔薇、すみれ、カーネーション等のエディブルフラワー全般やハーブフラワー全般からなる食用花及びその食用花をトッピングとして使用したケーキに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来からラン、薔薇、すみれ、カーネーション等は食用花として知られているが、この食用花は色彩が鮮やかであるため、いろいろな食品のトッピングとして使用されている。
例えば、実開平４−２２９３号には豆腐の上に食用花を載せた食品が記載され、特開平２０００−２９５９６２には冷凍食品の上に食用花を載せたものが記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術における食用花は、単に豆腐や冷凍食品の上に載せただけのものであるため、食用花が有する鮮やかな色彩がそのまま長期間にわたって維持されないといった問題がある。
また、食用花が持つ香り、光沢および食感も十分に維持されず、当該豆腐や冷凍食品を食する際にはそれらが全て失われてしまうといった問題がある。
【０００４】
そこで、本発明の目的とするところは、色彩、香り、光沢および食感を十分に維持させることができるようにし、視覚、臭覚および味覚の全てで楽しむことのできる食用花及びそれをケーキにトッピングとして使用した食用花ケーキを提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項１に記載の食用花は、リキュール，ブランデー及びワインのうちいずれか一つで、かつ水で薄めた濃度数％の希釈液である飲料アルコールに一定時間浸漬した後、所定時間冷蔵してなることを特徴とする。
ここで一定時間とは、リキュール等に含まれる成分が食用花（１）に十分に浸透する時間であり、通常、１〜８時間程度である。また、所定時間とは、食用花（１）が十分に冷却される時間であり、通常、１〜６時間程度である。この数％は、後述する実験結果から１〜１０、より好ましくは５％前後が適当である。
【０００６】
また本発明の請求項２に記載の食用花ケーキは、スポンジケーキ（２）又はパイ生地又はタルトの上に食用花（１）をトッピングしたケーキであって、食用花（１）は、リキュール，ブランデー及びワインのうちいずれか一つで、かつ水で薄めた濃度数％の希釈液である飲料アルコールに一定時間浸漬した後、所定時間冷蔵したものであることを特徴とする。この数％は、後述する実験結果から１〜１０、より好ましくは５％前後が適当である。
ここで一定時間とは、リキュール等に含まれる成分が食用花（１）に十分に浸透する時間であり、通常、１〜８時間程度である。また、所定時間とは、食用花（１）が十分に冷却される時間であり、通常、１〜６時間程度である。また、トッピングする食用花（１）の数量は特に限定されるものではなく、スポンジケーキ（２）又はパイ生地又はタルトの上に単体で載せても、敷き詰めて載せても、あるいは点在させてもよい。
【００１０】
なお、カッコ内の記号は、図面および後述する発明の実施の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
【００１１】
本発明の請求項１に記載の食用花によれば、リキュール、ブランデー及びワインのうちいずれか一つの飲料アルコールに一定時間浸漬するので、当該食用花の鮮やかな色彩がリキュール等に含まれるアルコール成分によってそのまま長期間にわたって保たれる。
また、食用花の香りもリキュール等によって包み込まれ長期間にわたって維持されると共に、食用花にリキュール等の香りも加わり、独特の香りを醸し出す。
さらに、この食用花は、リキュール等に含まれるアルコール成分のはたらきによってその光沢が艶やかに保たれると共に、花の繊維が引き締まっていわゆる腰ができる状態となり食感が向上する。
また、この食用花はリキュール等に浸した後、所定時間冷蔵するので、低温度によって色落ちが未然に防止される。
また、飲料アルコールは、水で薄めた濃度数％の希釈液であるので、食用花の鮮度がさらに長期間にわたって保たれる。
【００１２】
このような食用花は、サラダ，ステーキ等各種料理への添え物、あるいはアイスクリーム，シャーベット，ムース，ヨーグルト等デザートへの添え物として利用される。
【００１３】
また請求項２に記載の食用花ケーキによれば、食用花を、リキュール、ブランデー及びワインのうちいずれか一つの飲料アルコールに一定時間浸漬するので、当該食用花の鮮やかな色彩がリキュール等に含まれるアルコール成分によってそのまま長期間にわたって保たれる。
また、食用花の香りもリキュール等によって包み込まれ長期間にわたって維持されると共に、食用花にリキュール等の香りも加わり、独特の香りを醸し出す。
さらに、この食用花は、リキュール等に含まれるアルコール成分のはたらきによってその光沢が艶やかに保たれると共に、花の繊維が引き締まっていわゆる腰ができる状態となり食感が向上する。
スポンジケーキ又はパイ生地又はタルトの本体を作るとき、その風味を出すため、リキュールやブランデーを使用する場合があり、その場合、トッピングの食用花を、リキュールやブランデーに浸漬することにより味の一体化を図ることができる。
また、この食用花はリキュール等に浸した後、所定時間冷蔵するので、低温度によって色落ちが未然に防止される。
また、飲料アルコールは、水で薄めた濃度数％の希釈液であるので、食用花の鮮度がさらに長期間にわたって保たれる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
図１および図２を参照して、本発明の実施形態に係る食用花ケーキについて説明する。図１は食用花ケーキを示す斜視図であり、図２はそのＡ−Ａ線断面図である。
【００１７】
本発明の実施形態に係る食用花ケーキは、スポンジケーキ２の上に生クリーム３を挟んで食用花１（薔薇）を密に敷き詰めてトッピングしたデコレーションケーキである。また、スポンジケーキ２の中間部分にスライスしたフルーツ４を挟み込んでフルーツケーキ風としている。スポンジケーキ２にかえてパイ生地又はタルトを使用してもよい。
【００１８】
このケーキに使用している食用花１は、リキュールに約７時間浸漬した後、室温が約４℃の冷蔵庫内で、当該食用花１が完全に冷蔵される時間（約４〜５時間）冷蔵したものである。なお、このリキュールは、水で薄めて濃度５％の希釈液としている。また、この食用花１には、アプリコットジャムを水でのばして塗り（これにかえて、お湯で溶かして塗ってもよい）、その光沢と食感をさらに高めている。
【００１９】
本実施形態に係る食用花ケーキにおいては、食用花１を、リキュールで約７時間浸漬しているので、当該食用花１の鮮やかな色彩がリキュールに含まれるアルコール成分によって長期間そのまま保たれる。また、食用花１の香りもリキュールによって包み込まれ長期間にわたって維持されると共に、食用花１にリキュールの香りも加わり、独特の香りを醸し出している。さらに、食用花１は、リキュールに含まれるアルコール成分のはたらきによってその光沢が艶やかに保たれると共に、花の繊維が引き締まっていわゆる腰ができる状態となり食感が向上する。また、食用花１を、室温が約４℃の冷蔵庫内で約４〜５時間冷蔵しているので、色落ちが未然に防止される。
【００２０】
また、本実施形態においては、リキュールは、水で薄めた濃度５％の希釈液としているので、食用花１の鮮度を長期間（１０日程度）にわたって維持することができる。さらに、食用花１にはアプリコットジャムを塗布しているので、ジャムの持つ特性によって食用花１の光沢と食感をより高めることができている。
【００２１】
一般に、ケーキの味は、それを構成するスポンジケーキ２、クリーム３やチョコレートおよびトッピング（ここでは食用花１）の全体で決まるものであり、その際、色彩（視覚）、香り（臭覚）および食感（味覚）の三つの要素が味の決め手となる。特に、食用花１をトッピングとした場合、これら三要素をいかに引き出すかが重要となる。
【００２２】
本実施形態に係る食用花ケーキにおいては、スポンジケーキ２の上にトッピングする食用花１をリキュールに浸漬する等の加工を施すことにより、色彩、香りおよび食感といった三つの要素を効果的に引き出すことができている。さらに、食用花１にアプリコットジャムを塗ることによって、食感の向上を図っている。
スポンジケーキ２（これにかえてパイ生地又はタルトであってもよい）の本体を作るとき、その風味を出すため、リキュール（これにかえてブランデーであってもよい）を使用する場合があり、その場合、トッピングの食用花１を、リキュールやブランデーに浸漬することにより味の一体化を図ることができる。
【００２３】
なお、本発明の食用花ケーキに使用することのできる食用花１としては、薔薇の他、すみれ、カーネーション、デンファレ（ラン）、なでしこ（ダイアナ）、さくら草、コスモスおよびビオラ等のエディブルフラワー全般やハーブフラワー全般があげられる。
また、食用花１を浸けるアルコールとしては、リキュールの他にブランデーやワイン（白、赤、ピンク）が、特に香りの点から好適である。その他、日本酒や焼酎等の飲料アルコールに浸けても効果が得られる。
さらに、食用花１に塗るジャムとしては、アプリコットジャムの他に、りんごジャムやいちごジャムやブルーベリージャム等のジャムが適している。
【００２４】
本実施形態においては、リキュールを濃度５％に薄めた希釈液に食用花１を浸けているが、本発明者は、何％程度の希釈液が最も効果的かを確認するための実験を、リキュール（コアントロー）、ブランデーおよびワイン（白ワイン）のそれぞれについて、薔薇、すみれ、カーネーションおよびデンファレの四種類の食用花１を使用して行なった。各アルコールの希釈度は濃度１００％、５０％および５％の三段階とした。
【００２５】
その結果、アルコールと食用花１の種類に関係なく、希釈液の濃度のみによって食用花１の鮮度（色彩、香り、光沢および食感）の維持期間が異なることが分かった。すなわち、濃度１００％では、食用花１の鮮度は１日〜３日程度しか維持されず、また５０％では３日〜７日程度であった。これに対し、濃度５％では、食用花１の鮮度を１０日前後維持できることを確認した。
【００２６】
なお、今回の実験では、希釈液の濃度が５％である場合に効果的であることを確認したが、１〜１０％前後範囲であれば有効である。
また本実施形態では、食用花ケーキについて説明したが、飲料アルコールに一定時間浸漬した後、所定時間冷蔵してなる食用花を、ケーキに限らず、サラダ，ステーキ等各種料理への添え物、あるいはアイスクリーム，シャーベット，ムース，ヨーグルト等デザートへの添え物として利用することもできる。
【００２７】
以上のとおり、本発明の請求項１に記載の食用花によれば、リキュール、ブランデー及びワインのうちいずれか一つの飲料アルコールに一定時間浸漬するので、当該食用花の鮮やかな色彩がリキュール等に含まれるアルコール成分によってそのまま長期間にわたって保たれる。
また、食用花の香りもリキュール等によって包み込まれ長期間にわたって維持されると共に、食用花にリキュール等の香りも加わり、独特の香りを醸し出す。
さらに、この食用花は、リキュール等に含まれるアルコール成分のはたらきによってその光沢が艶やかに保たれると共に、花の繊維が引き締まっていわゆる腰ができる状態となり食感が向上する。
また、この食用花はリキュール等に浸した後、所定時間冷蔵するので、低温度によって色落ちが未然に防止される。
また、飲料アルコールは、水で薄めた濃度数％の希釈液であるので、食用花の鮮度がさらに長期間にわたって保たれる。
【００２８】
このような食用花は、サラダ，ステーキ等各種料理への添え物、あるいはアイスクリーム，シャーベット，ムース，ヨーグルト等デザートへの添え物として利用される。
【００２９】
また請求項２に記載の食用花ケーキによれば、食用花を、リキュール、ブランデー及びワインのうちいずれか一つの飲料アルコールに一定時間浸漬するので、当該食用花の鮮やかな色彩がリキュール等に含まれるアルコール成分によってそのまま長期間にわたって保たれる。
また、食用花の香りもリキュール等によって包み込まれ長期間にわたって維持されると共に、食用花にリキュール等の香りも加わり、独特の香りを醸し出す。
さらに、この食用花は、リキュール等に含まれるアルコール成分のはたらきによってその光沢が艶やかに保たれると共に、花の繊維が引き締まっていわゆる腰ができる状態となり食感が向上する。
スポンジケーキ又はパイ生地又はタルトの本体を作るとき、その風味を出すため、リキュールやブランデーを使用する場合があり、その場合、トッピングの食用花を、リキュールやブランデーに浸漬することにより味の一体化を図ることができる。
また、この食用花はリキュール等に浸した後、所定時間冷蔵するので、低温度によって色落ちが未然に防止される。
また、飲料アルコールは、水で薄めた濃度数％の希釈液であるので、食用花の鮮度がさらに長期間にわたって保たれる。
これにより、味の三要素である視覚、臭覚および味覚を全て備えた食用花ケーキを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態に係る食用花ケーキを示す斜視図である。
【図２】図１に示す食用花ケーキのＡ−Ａ線断面図である。
【符号の説明】
１ 食用花
２ スポンジケーキ
３ クリーム
４ フルーツ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an edible flower composed of edible flowers such as orchids, roses, violets and carnations and herb flowers, and a cake using the edible flowers as a topping.
[0002]
[Prior art]
Traditionally, orchids, roses, violets, carnations and the like have been known as edible flowers, but since these edible flowers are vivid colors, they are used as toppings for various foods.
For example, Japanese Utility Model Publication No. 4-2293 describes a food product in which edible flowers are placed on tofu, and Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-295962 describes a product in which edible flowers are placed on frozen food.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the edible flower in the above-mentioned prior art is simply placed on tofu or frozen food, there is a problem that the vivid color of the edible flower cannot be maintained as it is for a long time.
In addition, the scent, luster and texture of edible flowers are not sufficiently maintained, and there is a problem that all of them are lost when eating the tofu or frozen food.
[0004]
Accordingly, an object of the present invention is to make it possible to sufficiently maintain the color, fragrance, gloss and texture, and to top the edible flowers that can be enjoyed with all of the sight, smell and taste and the cake. It is an object to provide an edible flower cake used as an object.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the edible flower according to claim 1 of the present invention is one of liqueur, brandy and wine, and is a beverage alcohol which is a diluted solution of several percent concentration diluted with water. It is characterized by being immersed for a predetermined time and then refrigerated for a predetermined time.
Here, the fixed time is a time for the components contained in the liqueur or the like to sufficiently penetrate the edible flower (1), and is usually about 1 to 8 hours. Moreover, predetermined time is time when edible flower (1) is fully cooled, and is about 1 to 6 hours normally. The appropriate percentage is 1 to 10, more preferably around 5% from the experimental results described later.
[0006]
The edible flower cake according to claim 2 of the present invention is a sponge cake (2) or a cake obtained by topping the edible flower (1) on a puff pastry or tart, and the edible flower (1) is a liqueur, It is characterized in that it is one of brandy and wine, soaked in drinking alcohol, which is a diluted solution of several percent concentration diluted with water, and then refrigerated for a predetermined time. The appropriate percentage is 1 to 10, more preferably around 5% from the experimental results described later.
Here, the fixed time is a time for the components contained in the liqueur or the like to sufficiently penetrate the edible flower (1), and is usually about 1 to 8 hours. Moreover, predetermined time is time when edible flower (1) is fully cooled, and is about 1 to 6 hours normally. In addition, the quantity of the edible flower (1) to be topped is not particularly limited, and it can be placed alone, spread over or scattered on the sponge cake (2) or puff pastry or tart. Also good.
[0010]
Symbols in parentheses indicate corresponding elements or corresponding matters described in the drawings and embodiments of the invention described later.
[0011]
According to the edible flower according to claim 1 of the present invention, since the edible flower is soaked in a beverage alcohol of any one of liqueur, brandy and wine for a certain period of time, an alcohol component in which the brilliant color of the edible flower is contained in the liqueur or the like Is kept as it is for a long time.
In addition, the scent of edible flowers is also wrapped and maintained for a long period of time, and the scent of liqueurs is added to the edible flowers to create a unique scent.
Further, this edible flower is kept glossy by the action of the alcohol component contained in the liqueur or the like, and the fiber of the flower is tightened so that it becomes a so-called waist and the texture is improved.
In addition, since the edible flower is refrigerated for a predetermined time after being dipped in liqueur or the like, discoloration is prevented in advance by a low temperature.
In addition, since beverage alcohol is a diluted solution with a concentration of several percent diluted with water, the freshness of edible flowers can be maintained for a longer period of time.
[0012]
Such edible flowers are used as an accessory for various dishes such as salads and steaks, or as an accessory for desserts such as ice cream, sherbet, mousse and yogurt.
[0013]
Moreover, according to the edible flower cake according to claim 2, since the edible flower is immersed in a beverage alcohol of any one of liqueur, brandy and wine for a certain period of time, the bright color of the edible flower is included in the liqueur and the like The alcohol component is kept as it is for a long time.
In addition, the scent of edible flowers is also wrapped and maintained for a long period of time, and the scent of liqueurs is added to the edible flowers to create a unique scent.
Further, this edible flower is kept glossy by the action of the alcohol component contained in the liqueur or the like, and the fiber of the flower is tightened so that it becomes a so-called waist and the texture is improved.
When making a sponge cake, puff pastry or tart body, liqueur or brandy may be used to bring out the flavor. In that case, edible flowers of the topping are immersed in the liqueur or brandy to integrate the taste. Can be achieved.
In addition, since the edible flower is refrigerated for a predetermined time after being dipped in liqueur or the like, discoloration is prevented in advance by a low temperature.
In addition, since beverage alcohol is a diluted solution with a concentration of several percent diluted with water, the freshness of edible flowers can be maintained for a longer period of time.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
With reference to FIG. 1 and FIG. 2, the edible flower cake which concerns on embodiment of this invention is demonstrated. FIG. 1 is a perspective view showing an edible flower cake, and FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA.
[0017]
The edible flower cake according to the embodiment of the present invention is a decoration cake in which edible flowers 1 (roses) are densely spread on top of sponge cake 2 with fresh cream 3 interposed therebetween. In addition, the sliced fruit 4 is sandwiched in the middle part of the sponge cake 2 to make a fruit cake. Instead of the sponge cake 2, pie dough or tart may be used.
[0018]
The edible flower 1 used in this cake is immersed in liqueur for about 7 hours, and then refrigerated for about 4 to 5 hours in the refrigerator at room temperature of about 4 ° C. It is a thing. The liqueur is diluted with water to form a diluted solution having a concentration of 5%. In addition, the edible flower 1 is applied with apricot jam spread with water (instead, it may be melted with hot water) to further enhance its gloss and texture.
[0019]
In the edible flower cake according to the present embodiment, the edible flower 1 is immersed in liqueur for about 7 hours, so that the vivid color of the edible flower 1 is maintained as it is for a long time by the alcohol component contained in the liqueur. In addition, the scent of the edible flower 1 is wrapped with liqueur and maintained for a long period of time, and the scent of liqueur is added to the edible flower 1 to create a unique scent. Furthermore, the edible flower 1 is kept glossy by the action of the alcohol component contained in the liqueur, and the fiber of the flower is tightened to form a so-called waist and the texture is improved. Moreover, since the edible flower 1 is refrigerated for about 4-5 hours in the refrigerator whose room temperature is about 4 degreeC, discoloration is prevented beforehand.
[0020]
In the present embodiment, the liqueur is a diluted solution having a concentration of 5% diluted with water, so that the freshness of the edible flower 1 can be maintained for a long period (about 10 days). Furthermore, since apricot jam is applied to the edible flower 1, the gloss and texture of the edible flower 1 can be further enhanced by the characteristics of the jam.
[0021]
In general, the taste of the cake is determined by the whole of the sponge cake 2, cream 3, chocolate and topping (here, edible flower 1) that constitutes the cake. In this case, the color (sight), scent (odor) and food Three elements of feeling (taste) are decisive factors for taste. In particular, when the edible flower 1 is used as a topping, how to extract these three elements is important.
[0022]
In the edible flower cake according to the present embodiment, the edible flower 1 to be topped on the sponge cake 2 is subjected to processing such as immersing in liqueur, thereby effectively extracting three elements such as color, aroma and texture. Is able to. Furthermore, the texture is improved by applying apricot jam to the edible flower 1.
When making the main body of sponge cake 2 (may be pie dough or tart instead), liqueur (may be brandy instead) may be used in order to bring out the flavor, In that case, the edible flower 1 of the topping can be integrated in the taste by dipping in the liqueur or brandy.
[0023]
The edible flower 1 that can be used in the edible flower cake of the present invention includes roses, violets, carnations, denfare (orchids), nadeshiko (Diana), edible flowers such as sakura grass, cosmos and viola, and herbs. The whole flower is raised.
In addition to liqueurs, brandy and wine (white, red, pink) are particularly suitable as alcohol for immersing the edible flower 1 from the viewpoint of fragrance. In addition, the effect can be obtained by soaking in beverage alcohol such as sake or shochu.
Further, as jam to be applied to the edible flower 1, in addition to apricot jam, jam such as apple jam, strawberry jam and blueberry jam is suitable.
[0024]
In the present embodiment, the edible flower 1 is immersed in a dilute solution in which liqueur is diluted to 5%. The present inventor conducted an experiment for confirming how much dilute solution is most effective. For each of liqueur (Cointreau), brandy and wine (white wine), four kinds of edible flowers 1 were used: rose, violet, carnation and denfare. The dilution of each alcohol was divided into three levels of 100%, 50% and 5%.
[0025]
As a result, it was found that the maintenance period of the freshness (color, fragrance, gloss, and texture) of the edible flower 1 differs depending on only the concentration of the diluent, regardless of the type of the alcohol and the edible flower 1. That is, at a concentration of 100%, the freshness of the edible flower 1 was maintained only for about 1 to 3 days, and at 50%, it was about 3 to 7 days. On the other hand, at a concentration of 5%, it was confirmed that the freshness of the edible flower 1 can be maintained around 10 days.
[0026]
In this experiment, it was confirmed that the concentration was effective when the concentration of the diluted solution was 5%, but it was effective in the range of about 1 to 10%.
In the present embodiment, the edible flower cake has been described. However, the edible flower which is immersed in drinking alcohol for a certain period of time and then refrigerated for a predetermined time is not limited to the cake, but is also an accompaniment to various dishes such as salads and steaks, or ice cream. It can also be used as a supplement to desserts such as cream, sorbet, mousse, and yogurt.
[0027]
As described above, according to the edible flower according to claim 1 of the present invention, the edible flower is soaked in a beverage alcohol of any one of liqueur, brandy and wine for a certain period of time, so that the brilliant color of the edible flower becomes liqueur or the like. It is kept as it is for a long time by the alcohol component contained.
In addition, the scent of edible flowers is also wrapped and maintained for a long period of time, and the scent of liqueurs is added to the edible flowers to create a unique scent.
Further, this edible flower is kept glossy by the action of the alcohol component contained in the liqueur or the like, and the fiber of the flower is tightened so that it becomes a so-called waist and the texture is improved.
In addition, since the edible flower is refrigerated for a predetermined time after being dipped in liqueur or the like, discoloration is prevented in advance by a low temperature.
In addition, since beverage alcohol is a diluted solution with a concentration of several percent diluted with water, the freshness of edible flowers can be maintained for a longer period of time.
[0028]
Such edible flowers are used as an accessory for various dishes such as salads and steaks, or as an accessory for desserts such as ice cream, sherbet, mousse and yogurt.
[0029]
Moreover, according to the edible flower cake according to claim 2, since the edible flower is immersed in a beverage alcohol of any one of liqueur, brandy and wine for a certain period of time, the bright color of the edible flower is included in the liqueur and the like The alcohol component is kept as it is for a long time.
In addition, the scent of edible flowers is also wrapped and maintained for a long period of time, and the scent of liqueurs is added to the edible flowers to create a unique scent.
Further, this edible flower is kept glossy by the action of the alcohol component contained in the liqueur or the like, and the fiber of the flower is tightened so that it becomes a so-called waist and the texture is improved.
When making a sponge cake, puff pastry or tart body, liqueur or brandy may be used to bring out the flavor. In that case, edible flowers of the topping are immersed in the liqueur or brandy to integrate the taste. Can be achieved.
In addition, since the edible flower is refrigerated for a predetermined time after being dipped in liqueur or the like, discoloration is prevented in advance by a low temperature.
In addition, since beverage alcohol is a diluted solution with a concentration of several percent diluted with water, the freshness of edible flowers can be maintained for a longer period of time.
Thereby, the edible flower cake provided with all the vision, smell, and taste which are the three elements of taste can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an edible flower cake according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA of the edible flower cake shown in FIG.
[Explanation of symbols]
1 Edible flower 2 Sponge cake 3 Cream 4 Fruit

Claims (2)

リキュール，ブランデー及びワインのうちいずれか一つで、かつ水で薄めた濃度数％の希釈液である飲料アルコールに一定時間浸漬した後、所定時間冷蔵してなることを特徴とする食用花。An edible flower characterized in that it is immersed in drinking alcohol, which is one of liqueur, brandy, and wine, diluted with water and diluted to several percent for a certain period of time, and then refrigerated for a predetermined period of time. スポンジケーキ又はパイ生地又はタルトの上に食用花をトッピングしたケーキであって、
前記食用花は、リキュール，ブランデー及びワインのうちいずれか一つで、かつ水で薄めた濃度数％の希釈液である飲料アルコールに一定時間浸漬した後、所定時間冷蔵したものであることを特徴とする食用花ケーキ。A sponge cake or a cake topped with edible flowers on a puff pastry or tart,
The edible flower is one of liqueur, brandy and wine, and is immersed in drinking alcohol, which is a diluted solution of several percent concentration diluted with water, and then refrigerated for a predetermined time. An edible flower cake.
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