JP3806094B2 - ルータ装置、ネットワークアドレス管理システム、ネットワークアドレス管理方法及びネットワークアドレス管理プログラム - Google Patents

ルータ装置、ネットワークアドレス管理システム、ネットワークアドレス管理方法及びネットワークアドレス管理プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IPv6を使用したアドレス自動設定方式におけるアドレス衝突検知を高速に行う為のルータ装置、ネットワークアドレス管理システム、ネットワークアドレス管理方法及びネットワークアドレス管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、インターネットでは、ATM、サテライト、CATV等の多種多様なデータリンクの上でアプリケーションが実行されている。これらを統一的につなぎ、且つ、大容量、多様であることを備えた新しいプロトコルとしてIPv6が導入され始めている。
【0003】
インターネットでは、各機器がIPアドレスと呼ばれる識別子をもち、このIPアドレスを元にパケットの交換が行われる。IPv6では、人間の手を介さずに各機器が自律的にIPアドレスを設定できるようにアドレスオートコンフィギュレーションという機構が備わっている。これはルータが、自らの持つ各インターフェイス毎に管理するIPv6アドレスのプレフィクスを、セグメントやサブネットワーク等のリンクに対してマルチキャストを使用して通知し、同一のリンクに存在する通信装置がこれを受信し、自分のもつインターフェイスのIPv6アドレスを連結することによって行われている。新規にIPv6アドレスの設定を行なう場合には、通信装置は、インターフェイスに割り当てたIPv6アドレスが同じリンクに接続している他の通信装置と同じものでないことを確認する必要がある。RFC2462では、確認の手続きとしてアドレス衝突検知(デュプリケートアドレスディテクション:DAD)が定義されている。アドレス衝突検知では、新規にリンクに接続する通信装置とリンク上に既存する他の通信装置とIPv6アドレスの衝突が起きないよう、ネイバーディスカバリー(隣接機器発見)プロトコルを用いIPv6自身でMACアドレス等のリンク層アドレスとの確認を行う。
【0004】
【非特許文献1】
IPv6分科会著「RFC(リクエストフォーコメント:IPv6技術標準文書)2461番、2462番」
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしアドレス衝突検知では、確認依頼のパケットを、ルータを介し、他のリンク及びサイト等に送信したのちに衝突検知の応答がくるか否かを確かめなければならない。故に衝突検知確認には必ず一定の待ち時間が必要であった。更に、衝突検知が終了するまでは割り当てたIPv6アドレスの使用は不可能であった。
【0006】
これは、IPv6アドレスを用いてネットワークを高速に移動する携帯電話等の機器にとっては大きな障害となる。つまり、ネットワーク移動の度、新たなIPv6アドレスを機器に割り当てなければならない為、アドレスを割り当てるたびに衝突検知が必要で、移動した先のネットワークですぐにパケットの送受信ができず、高速な移動を阻害することになる。
【0007】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、IPv6アドレス自動設定の際に、アドレス衝突検知の省略が可能な場合を報知する為のルータ装置、ネットワークアドレス管理システム、ネットワークアドレス管理方法及びネットワークアドレス管理プログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
上記課題を解決する為、本発明の第1の特徴は、(イ)少なくとも1つ以上の第1通信装置が、ネットワークに接続を要求する為の第1接続情報を受信する第1接続要求受信手段と、(ロ)第1接続情報に基づき、第1通信装置が使用する第1アドレスを予測し、決定する第1予測手段と、(ハ)第1アドレス情報を含む情報を記憶するアドレス情報記憶装置と、(ニ)前記第1通信装置がネットワークに接続された後、第2通信装置がネットワークに接続する為の第2接続情報を受信する第2接続要求受信手段と、(ホ)第2接続情報に基づき、第2通信装置が使用する第2アドレスを予測する第2予測手段と、(ヘ)第2アドレスがネットワーク内で重複しているか否かを、第1アドレス情報を含む情報を基に判断する判断手段と、(ト)判断手段が2アドレスは重複していないと判断した場合に、第2アドレスを含む非重複情報を第2通信装置に送信する非重複情報送信手段とを具備するルータ装置であることを要旨とする。更に、本発明の第1の特徴は、(チ)第1アドレス及び第2アドレスはIPv6アドレスであり、第1接続情報及び第2接続情報は、第1通信装置及び第2通信装置が送信した近隣要請パケット及びルータ要請パケットの内少なくとも片方であることを加えてもよい。
【0009】
本発明によると、第2接続情報に含まれる識別子等を基に、ルータ装置が第2通信装置にて使用する第2アドレスを予測し、この第2アドレスがネットワーク内における第1通信装置のアドレスと重複しているか否かを判断する。判断の結果、重複していない場合には、第2アドレスを含むパケット情報を第2通信装置に送信する。この場合、第2通信装置はアドレス衝突検知を省略することができ、高速な移動通信が可能となる。尚、重複している場合は、通常のアドレス衝突検知を行う必要がある。
【0010】
本発明の第2の特徴は、(イ)ネットワークへの接続許可を行うルータ装置へ対し第1接続情報を送信し、ネットワークにて使用する第1アドレス情報を取得し、ネットワークとの接続を行う少なくとも1つ以上の第1通信装置と、(ロ)第1通信装置の接続後に、ルータ装置へ対し第2接続情報を送信し、ネットワークにて使用する第2アドレス情報を含む非重複情報を取得し、ネットワークとの接続を行う第2通信装置と、(ハ)第1接続情報を受信し、第1接続情報を基に第1アドレスを予測し、第1アドレス情報を含む情報を記憶し、第2接続情報を受信し、第2接続情報を基に第2アドレスを予測し、第2アドレスがネットワーク内で重複しているか否かを、第1アドレス情報を含む情報を基に判断し、2アドレスは重複していないと判断した場合に、非重複情報を第2通信装置に送信するルータ装置とを備えるネットワークアドレス管理システムであることを要旨とする。
【0012】
本発明の第の特徴は、(イ)ネットワークに接続を要求する少なくとも1つ以上の第1通信装置より第1接続情報を受信するステップと、(ロ)第1接続情報に基づき、第1通信装置が使用する第1アドレスを予測し、決定し、第1アドレス情報を含む情報をアドレス情報記憶装置に記憶するステップと、(ハ)ネットワークに接続を要求する第2通信装置より第2接続情報を受信するステップと、(ニ)第2接続情報に基づき、第2通信装置が使用する第2アドレスを予測し、予測した第2アドレスがネットワーク内で重複しているか否かを、アドレス情報記憶装置より取得した第1アドレス情報を含む情報を基に判断するステップと、(ホ)第2アドレスは重複していないと判断した場合に、第2アドレスを含む非重複情報を第2通信装置に送信するステップと、(ヘ)第2通信装置が、第2アドレスを使用設定するステップとを備えるネットワークアドレス管理方法であることを要旨とする。
【0013】
本発明の第の特徴は、(イ)ネットワークに接続を要求する少なくとも1つ以上の第1通信装置より第1接続情報を受信させる命令と、(ロ)第1接続情報に基づき、第1通信装置が使用する第1アドレスを予測させ、決定させ、第1アドレス情報を含む情報をアドレス情報記憶装置に記憶させる命令と、(ハ)ネットワークに接続を要求する第2通信装置より第2接続情報を受信させる命令と、(ニ)第2接続情報に基づき、第2通信装置が使用する第2アドレスを予測させ、予測させた第2アドレスがネットワーク内で重複しているか否かを、アドレス情報記憶装置より取得した第1アドレス情報を含む情報を基に判断させる命令と、(ホ)第2アドレスは重複していないと判断した場合に、第2アドレスを含む非重複情報を第2通信装置に送信させる命令と、(ヘ)第2通信装置が、第2アドレスを使用設定させる命令とを、ネットワーク上のアドレス管理を行なうコンピュータに実行させる為のネットワークアドレス管理プログラムであることを要旨とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
リンク毎のリンクローカルアドレスが電源投入時から利用可能である、いわゆるステートレス自動構成によるプラグアンドプレイ機能には、IPv6の隣接機器発見プロトコルを使用する。これはIPv6自身が、自らが保有するMACアドレス等のマルチキャストアドレスと、データリンク層のマルチキャストアドレスとの対応付けを行い、更に、各通信装置が自動的にルータを探索することで実現される。IPv6アドレスを用いた隣接機器発見におけるアドレス解決の為のネットワークアドレス管理システム及び方法の概要について図1及び図9を用いて説明する。尚、図1の図面ではLANケーブル等の有線に接続されているが、これは無線LANや、無線アクセスネットワークを利用した携帯電話等の移動通信端末においても適用可能である。尚、「ネットワーク」とは、有線、無線等を問わず、通信媒体を介してデータ伝送を行うリンク、サイト、組織、グローバル等の通信網を指すが、図1の場合には、ルータ10が管理するリンクを示すものとして説明する。
【0015】
(ネットワークアドレス管理システム)
本発明の実施の形態に係るネットワークアドレス管理システム100は、図1に示すように、ルータ10、第1通信装置4、第2通信装置5及びルータ10と第1通信装置4及び第2通信装置5を接続するLANケーブル6等を備えている。ルータ10は、他の複数のルータ(図示せず)と連結し、第1通信装置4及び第2通信装置5と他のリンク、サイト、組織及びグローバル等の通信網間におけるIPパケットの転送を行う。又、ルータ10は、第1通信装置4及び第2通信装置5のアドレス情報を記憶するアドレス情報記憶装置16を備えている。アドレス情報は、図4に示すように、ルータ10側のプレフィックス広告であるネットワークプレフィックス31と、第1通信装置4及び第2通信装置側のステートレス機能にて自動生成されたインターフェイス識別子32とから構成される。尚、ルータ10、第1通信装置4及び第2通信装置5の諸機能は、一般的なコンピュータに所定の機能を実現するソフトウェアプログラムをインストールすることにより実現される。
【0016】
(ネットワークアドレス管理方法)
次に、IPv6の隣接機器発見プロトコルを使用するネットワークアドレス管理システム100の動作について図9を用いて概略を説明する。
【0017】
(a)先ず、ステップS101において、LANケーブル6を介してリンクに接続しようとする第1通信装置4は、図9に示すように、ルータ10へマルチキャストアドレスにてルータ要請(ルータソリスィテェイション)メッセージを送信する。この際、第1通信装置4は、同一リンク内で初めてルータ要請メッセージを送信した通信装置であるとする。ステップS102では、ルータ要請メッセージを受信したルータ10は、第1通信装置4の第1アドレスを予測し、予測したアドレスをアドレス情報記憶装置16内に格納する。又、アドレス情報記憶装置16内には、他の予測したアドレスの情報は格納されていない為、「アドレス衝突の可能性なし」という情報およびこの予測したアドレスと含むルータ広告(ルータアドバタイジィング)メッセージを第1通信装置4に送信する。ステップS103において、第1通信装置4は、受信したルータ要請メッセージを基にネットワークへの接続を開始する。
【0018】
(b)次にステップS104において、LANケーブル6を介してリンクに接続しようとする第2通信装置5は、ルータ10へマルチキャストアドレスにてルータ要請メッセージを送信する。ステップS105では、これを受信したルータ10は、先ず、未接続である第2通信装置5の第2アドレスを予測し、この第2アドレスがアドレス情報記憶装置16内に格納している第1アドレスと衝突しているかを判断する。ステップS106においては、「アドレス衝突の可能性なし」と判断した場合、ルータ10は、第2通信装置5がリンクに接続する為に必要な情報を含むルータ広告メッセージに、予測した第2アドレスを添付し、マルチキャストアドレスにて送信する。尚、第2アドレスはアドレス情報記憶装置16に格納する。
【0019】
(c)ステップS107において、ルータ広告メッセージを受信した第2通信装置5は、「アドレス衝突の可能性あり」の場合、又は、ルータ10の予測とは異なるアドレスを割り当てようとしている場合には、アドレス衝突検知処理を行う。ステップS108で、ルータ広告メッセージを基に、このリンクにおけるルータ10のプレフィックス情報を構築する。「プレフィックス情報」とは、図4に示すIPv6アドレス中のルータ側情報であるネットワークプレフィックス(ネットワーク部)を指す。
【0020】
(d)ステップS109において、第2通信装置5は、リンク上の未知のMACアドレス等のリンクレイヤ情報を要求する為、近隣要請(ネイバーソリスィテェイション)メッセージを、同一リンクに存在する第1通信装置4宛てにマルチキャストアドレスにて送信する。ステップS110にて第1通信装置4は近隣広告メッセージを作成し、送信する。
【0021】
(e)ステップS111において、近隣広告メッセージを受信すると、ステップS112では、第2通信装置5は、受信した近隣広告メッセージを確認し、近隣エントリとして一時記憶するネイバーキャッシュを構築する。ステップS113では、デフォルト経路探索の為のデフォルトルータ情報を構築する。この他、第2通信装置5は、ルータ10よりリダイレクトメッセージを受信する。上記のようにリンク上に接続された第2通信装置5は、ルータ10を介してサイトローカル空間やグローバルアドレス空間等に接続を行う。
【0022】
上記のステップS105、S106にて第2通信装置5と、第1通信装置4のアドレスが重複していないか否かを確認するために使用する装置及び方法について以下に詳述する。
【0023】
(ルータ装置)
ルータ10は、図2に示すように、入力装置11、出力装置12、通信制御装置13、主記憶装置14、CPU15及びアドレス情報記憶装置16等を備えている。
【0024】
アドレス情報記憶装置16は、第1通信装置4及び第2通信装置5等のLANケーブル6に接続されている全ての機器のアドレスを記憶する。この情報を基に、図7に示すアドレスリスト35が作成される。
【0025】
CPU15は、第1接続要求受信手段15a、第1予測手段15b、第2接続要求受信手段15c、第2予測手段15d、判断手段15e、非重複情報送信手段15f、アドレス管理手段15g、アドレス衝突処理手段15h及びIPv6処理手段15i等を備えている。第1接続要求受信手段15aは、第1通信装置4が、LANケーブル6に接続を要求する際の第1接続情報を受信するモジュールである。第2接続要求受信手段15cは、第2通信装置5がLANケーブル6に接続する為の第2接続情報を受信するモジュールである。この第1接続要求受信手段15a及び第2接続要求受信手段15cは、同一の動作を行う。第1予測手段15bは、第1接続情報に基づき、第1通信装置4が使用する第1アドレスを予測し、決定するモジュールである。第2予測手段は、第2接続情報に基づき、第2通信装置5が使用する第2アドレスを予測するモジュールである。この第1予測手段15b及び第2予測手段15dは同一の動作を行う。判断手段15eは、第2アドレスがネットワーク内で重複しているか否かを、第1アドレス情報を含む情報を基に判断するモジュールである。非重複情報送信手段15fは、判断手段15eが第2アドレスは重複していないと判断した場合に、第2アドレスを含む情報を第2通信装置に送信するモジュールである。アドレス管理手段15gは、アドレス情報記憶装置16の更新処理等を行うモジュールである。この更新処理については後述する。アドレス衝突処理手段15hは、アドレスの衝突が発生した際に、その旨を第2通信装置5に通知するモジュールである。IPv6処理手段15iは、IPv6特有の次ホップ決定機能やリダイレクト機能等の処理を行うモジュールである。
【0026】
入力装置11は、第1通信装置4及び第2通信装置5等から入力信号を受信するインターフェイスである。出力装置12は、第1通信装置4及び第2通信装置5等へ出力信号を送信するインターフェイスである。IPv6アドレスは、通信装置等のノードではなくこれらのインターフェイスにつけられる。この為、これらのインターフェイスは同じリンクローカルアドレスを保有することも可能である。通信制御装置13は、無線、有線等の通信回線を介してパケットを他の通信装置等のノード及び他のルータ等に送受信する為の制御信号を生成する。主記憶装置14は、処理の手順を記述したプログラムや処理されるべきデータを一時的に記憶し、CPU15の要請に従ってプログラムの機械命令やデータを引き渡す。CPU15で処理されたデータは主記憶装置に書き込まれる。主記憶装置14とCPU15はアドレスバス、データバス、制御信号等で結ばれている。
【0027】
(ネットワークアドレス管理方法)
次に、ステップS105、106におけるルータ10の動作を図10を用いて詳述する。以下、第1通信装置4と第2通信装置5の違いは、第1通信装置4はネットワークに接続済みで、第2通信装置5はネットワークに未接続であるということのみである。第1通信装置4の第1アドレスはアドレス情報記憶装置16に記憶されているものとする。
【0028】
(a)先ず、ステップS201において、LANケーブル6を介しリンクへの接続を希望する第2通信装置5より、図5に示す、マルチキャストアドレスのルータ要請メッセージ33を第2接続要求受信手段15cが受信する。図5では、一例として、データリンク層にはIEEE802.3規格のイーサネット(登録商標)等のLANが使用されている。LAN送信元(ソース)アドレス33aは48ビットのMACアドレスで構成され、EUI−64の形式に従って作成される。先頭の24ビットが製造メーカ識別子、残りが製造識別子となる。ネットワーク層にはIPv6が使用される。LAN宛先(ディスティネーション)アドレス33bはマルチキャストアドレスとする。IPv6送信元アドレス33cは、現段階で不明である為「unspecified(未指定アドレス)」とする。IPv6宛先アドレス33dでは、図4のネットワークプレフィックス31をリンクローカル全ルータ・マルチキャストアドレスである「ff02::2」とする。この全ルータや全ノードアドレス等のマルチキャストアドレスの先頭バイトの様式はIPv6仕様書で設定されている。
【0029】
(b)次にステップS202においては、第2予測手段15dはアドレスの変換を行う。先ず、LAN送信元アドレス33aを用いてインターフェイス識別子32(図4参照)を生成する。具体的には、図6に示すように、LAN送信元アドレス33aの製造メーカ識別子「0a:bb」と製造識別子「ccdd:eeff」の間に「(0x)fffe」を挿入し、インターフェイス識別子34aを生成する。又、ネットワークプレフィックス31を「fe80::」とし、リンクローカルユニキャストアドレス34cを生成する。更に、ネットワークプレフィックス31に、ルータの識別子、例えば、ルータAが広告するプレフィクス「PA::」を付加し、アドレス34dを生成する。すでにリンク上に存在する第1通信装置4の各アドレスは、図7のアドレスリスト35が作成されているものとする。
【0030】
(c)ステップS203において、判断手段15eは、生成した第2通信装置5の各アドレスをアドレスリスト35と比較し、「アドレスが衝突している可能性があるか」を判断する。
【0031】
(d)ステップS204において、「衝突している可能性はない」と判断された場合、ステップS205にて、直ちに、図8のルータ広告メッセージ36のルータ一般情報と、それに添付する衝突可能性のないアドレス36bを作成する。ルータ一般情報には、図8のように、ルータのLANアドレス、ルータの宛先アドレス36cとしての「33:33:00:00:00:01」のマルチキャストアドレス、ルータのIPv6アドレス及びルータのIPv6宛先アドレス36dとして図8の「ff02::1」のリンクローカル全ノード・マルチキャストアドレスが添付される。衝突可能性のないアドレス36bは、第2通信装置5の予測されたリンクローカルユニキャストアドレス34c及びアドレス34d等から成る。衝突可能性のないアドレス36bは、ルータ広告メッセージ36のフラグか、オプション、宛先オプションのエクステンションヘッダ等に付加する。又、第2通信装置5のリンクローカルマルチキャストアドレス34b、リンクローカルユニキャストアドレス34c及びルータのアドレス34d等は、アドレス管理手段15gによって新たにアドレスリスト35に追加される。その後、非重複情報送信手段15fは、衝突可能性のないアドレス36bを付加したルータ広告メッセージ36を第2通信装置5へ送信する(ステップS207)。尚、「衝突している可能性がある」と判断された場合、ステップS206として、アドレス衝突処理手段15hは、図8のルータ広告メッセージ36としてルータ一般情報のみを作成し、第2通信装置5へ送信する(ステップS207)。
【0032】
ちなみに、ルータ要請メッセージの送信元アドレスを「unspecified」で送信し、ルータ広告メッセージで衝突している可能性がないと通知されたばあいでも、ルータ要請メッセージ送信時のMACアドレスから導出されていないインターフェイス識別子を使用してアドレスを割り付ける場合には、第2通信装置5はアドレス衝突検知を行う必要がある。この際には、ルータは、ルータ広告メッセージの送信後、このルータ要請メッセージの送り主である第2通信装置5の送信元アドレスや、第2通信装置5がインターフェイスに割り当てると推測されるIPv6アドレスのリストをアドレス情報記憶装置16に記憶する。
【0033】
上記においてルータ10にて予測及び生成される各通信装置の各アドレスは、リンクローカルアドレスのみでなく、グローバルアドレス等においても生成可能である。よって、グローバルアドレス等取得の際の各通信装置が行うアドレス衝突検知も同様の手法で省略することが可能である。
【0034】
このルータ10を用いたネットワークアドレス管理方法によると、第2予測手段15dが作成したリンクローカルユニキャストアドレス、リンクローカルマルチキャストアドレス及びアドレスリスト35を比較し、アドレス衝突検知を行うか否かを選択し、それぞれに応じた適切な処理を行うことが可能となる。更に、アドレス衝突が無い場合には、第2通信装置5側におけるアドレス衝突検知を行う必要が無い為、その待ち時間を短縮することができる。その上、ルータ広告メッセージ36に添付された衝突可能性のないアドレス36bを直ちにアドレスに使用でき、IPv6のプラグアンドプレイ機能による高速な通信、ひいては高速なネットワーク間の移動が可能となる。
【0035】
(第1通信装置及び第2通信装置)
第1通信装置4及び第2通信装置5は、それぞれ、図3に示すように、入力装置21、出力装置22、通信制御装置23、主記憶装置24及びCPU25等を備えている。CPU25は、接続要求送信手段25a、非重複情報受信手段25b、設定手段25c、アドレス衝突検知手段25d及びメッセージ判断手段25e等とから構成される。接続要求送信手段25aは、ネットワーク上のルータ10へ対し、ネットワークへ接続する為の接続情報である図5のルータ要請メッセージ33を送信するモジュールである。非重複情報受信手段は、接続情報に基づいて生成されたアドレスがネットワーク内で重複していないと判断された場合、アドレスは重複しないこと示す非重複情報として図8のルータ広告メッセージ36をルータより受信するモジュールである。設定手段25cは、ルータ広告メッセージ36を受信後、アドレスを使用設定するモジュールである。アドレス衝突検知手段25dは、アドレス衝突検知を行う為のモジュールである。メッセージ判断手段25eは、ルータ広告メッセージ36に、衝突可能性のないアドレス36bが添付されているか否かを判断するモジュールである。尚、入力装置21、出力装置22、通信制御装置23及び主記憶装置24についてはルータ10と同様である為説明を省略する。
【0036】
(第2通信装置による通信方法)
次に図9のステップS104、S107における第2通信装置5の動作を図11のフローチャートを用いて説明する。
【0037】
(a)先ず、ステップS301において、図1のLANケーブル6への接続要求の為、接続要求送信手段25aは、ルータ10に対してルータ要請メッセージ33(図5参照)を送信する。
【0038】
(b)ステップS302において、ルータ広告メッセージ36(図8参照)を受信すると、ステップS303では、メッセージ判断手段25eが、そのルータ広告メッセージ36に、衝突可能性のないアドレス36bが添付されているか否かを判断する。衝突可能性のないアドレス36bが添付されていた場合、ステップS304において、非重複情報受信手段25bがそれを取得し、設定手段25cがアドレス衝突可能性のないアドレス36bをアドレス設定し、ルータ10を介して通信を行う。
【0039】
(c)衝突可能性のないアドレス36bが添付されていない場合、ステップS305において、アドレス衝突検知手段25dが、通常のようにアドレス衝突検知を行う。
【0040】
上記によると、ルータ10側により第2通信装置5側におけるアドレス衝突検知が不必要と判断されている場合、このアドレス衝突検知の為の待ち時間を省略することができる。その上、オプションとして送信された衝突可能性のないアドレス36bを直ちにアドレスに添付して使用できる為、IPv6のプラグアンドプレイ機能による高速な通信、ひいては高速なネットワーク間の移動が可能となる。
【0041】
(アドレス管理の実施例)
本発明の実施の形態におけるルータ10は、図2に示すように、アドレス情報記憶装置16と、それを管理する為のアドレス管理手段15gを備えている。以下、このアドレスの管理手法について補足する。
【0042】
アドレス管理手段15gは、アドレスの衝突可能性について検証するためのアドレス情報記憶装置16内のデータの記憶において様々な方法を用いてよい。例えば、アドレスを記憶する領域が十分にある場合には、同じリンクにある第1通信装置4及び第2通信装置5(以下、「通信装置」と記載)毎の全てのアドレスを、通信装置毎に作成されたテーブル上に128ビットの完全な形にて記憶しても良い。通信装置の各アドレスを記憶する領域がある程度埋まってきたところで、近隣ノード非到達性検出機能(ネイバー・アンリーチャビリティ・ディテクション:NUD)を利用して、各通信装置がまだ同じリンクに存在するか否かを検証しても良い。近隣ノード非到達性検出が成功すれば、すなわち同一リンクにそのアドレスを持つ通信装置が存在しなければ、アドレスリスト35や、その他に作成したテーブル等からそのアドレスのエントリを削除することが可能となる。確認の手法としては、先ず、最近の使用頻度が最も低いキャッシュを削除する手法であるLRU(ラストリセントリーユーズド)のような順番で、最も昔にルータ要請メッセージ及び近隣要請メッセージを受信した通信装置から確かめ、メモリクリアを行い、十分な領域が空いた時点で終了するという手法が考えられる。
【0043】
この手法を変形して、各通信装置のアドレスのうち下位64ビットのみをテーブルに記憶していくという方法も考えられる。近隣ノード非到達性検出機能を実行する場合は、一つのアドレスのエントリに対して、現在そのリンクで利用できるすべてのグローバルローカルプレフィックス、サイトローカルプレフィックス及びリンクローカルプレフィックスを付加して近隣ノード非到達性検出を行う。この際、アドレスを記憶するのテーブルの領域が足りない場合には、各アドレスに対してハッシュ演算を行い、ハッシュ値を取り、その結果のみを記憶する手法を用いてもよい。一例として、8ビットのハッシュ値を得られるハッシュ関数H8()を利用し、図12のハッシュベースアドレス管理表(以下、「HBAM表」と記載)を作成する。ハッシュ値は1からnまで、アドレス情報記憶装置16のメモリの容量に合わせて自由に選ぶことが可能である。ここでアドレスAの存在を検知した場合、H8(A)の値をとり、仮にその値が1だったとすると,HBAM表の1の欄に時刻、例えば「10:30」と記録する。通信装置からアドレスXについて問い合わせがあった場合、アドレス管理手段15gはH8(X)の値を求め、HBAM表にてその時刻を確認する。仮にH8(X)の値が2であれば、まだHBAM表の2に対応する時刻が埋まっていないので、Xはどのアドレスとも衝突していないと考えられ、「衝突可能性は無い」と通信装置に応答する。通信装置からアドレスYについて問い合わせがあった場合、アドレス管理手段15gはH8(Y)の値を求め、HBAM表のその時刻を確認する。仮にH8(Y)の値が1であった場合、HBAM表の1にはすでに時刻が埋まっているので、Yは既存のアドレスのうち何かと衝突している可能性があると考えられるので、「衝突可能性が有る」と通信装置に応答する。この方式の利点は、より少ない記憶領域で、衝突可能性の有無を正しく判断できる点にある。しかし通信装置が増加するとHBAM表が埋まってくる為、本当はアドレス衝突してなくとも、「衝突可能性がある」と応答する可能性が高くなる。
【0044】
このため、HBAM表がある程度埋まってきた場合,表のリフレッシュ(消去)を行うことが好ましい。例えば、通信装置の移動が繁雑に起こるようなネットワークでは、単純な方法として、非常に古い時刻が書き込まれているエントリはリフレッシュする。又、定期的にリンク上の通信装置の存在を確認して、このHBAM表をリフレッシュしてもよい。通信装置の存在の確認には、一例として全ノードリンクローカルマルチキャストアドレスに対して「icmp echo」を送信する等の方法がある。
【0045】
ハッシュ値を求める場合,アドレス全体ではなくアドレスの一部分だけを使っても良い。例えば、アドレスの下位64ビットをハッシュ値に入れる方法では、リンクローカルとグローバル等の一つのノードがあるリンクにおいて複数のアドレスを利用する場合があるが、この場合下位64ビットは同じアドレスである可能性が高いため、HBAM表での分散を押えることができ、より効率良くアドレス衝突がないことを確認することが可能となる。また、HBAM表を利用しても、古いエントリをリフレッシュしない場合には、時刻を記録するのではなく、単に0か1の1ビットを記録しても良い。この方式では時刻を記録する場合と比較して、同じメモリ量でより大きいHBAM表を使用することができる。また、最初はアドレスを完全に記憶する方法を使用し、リンクに接続されてくる通信装置が多くなってきたところでHBAM表に切替えるといった運用を行うことも可能である。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、IPv6アドレス自動設定の際に、アドレス衝突検知の省略が可能な場合を報知する為のルータ装置、ネットワークアドレス管理システム、ネットワークアドレス管理方法及びネットワークアドレス管理プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るネットワークアドレス管理システムの概要図である。
【図2】ルータ装置の構成を示す構成図である。
【図3】通信装置の構成を示す構成図である。
【図4】IPv6アドレスのデータの構造を示すデータ構造図である。
【図5】ルータ要請メッセージのデータを示す図である。
【図6】アドレスの予測のデータを示す図である。
【図7】アドレスリストのデータを示す図である。
【図8】ルータ広告メッセージのデータを示す図である。
【図9】ネットワークアドレス管理方法の手順を示す図である。
【図10】ルータ装置の動作を示すフローチャートである。
【図11】通信装置の通信方法を示すフローチャートである。
【図12】ハッシュベースアドレス管理表を示す図である。
【符号の説明】
4…第1通信装置
5…第2通信装置
6…LANケーブル
10…ルータ
11、21…入力装置
12、22…出力装置
13、23…通信制御装置
14、24…主記憶装置
15、25…CPU
15a…第1接続要求受信手段
15b…第1予測手段
15b…第2予測手段
15c…第2接続要求受信手段
15d…第2予測手段
15e…判断手段
15f…非重複情報送信手段
15g…アドレス管理手段
15h…アドレス衝突処理手段
15i…IPv6処理手段
16…アドレス情報記憶装置
25a…接続要求送信手段
25b…非重複情報受信手段
25c…設定手段
25d…アドレス衝突検知手段
25e…メッセージ判断手段
31…ネットワークプレフィックス
32…インターフェイス識別子
33…ルータ要請メッセージ
33a…LAN送信元アドレス
33b…LAN宛先アドレス
33c…IPv6送信元アドレス
33d…IPv6宛先アドレス
34a…インターフェイス識別子
34b…リンクローカルマルチキャストアドレス
34c…リンクローカルユニキャストアドレス
34d…ルータAのアドレス
35…アドレスリスト
36…ルータ広告メッセージ
36b…衝突可能性のないアドレス
36c…ルータの宛先アドレス
36d…ルータのIPv6宛先アドレス
100…ネットワークアドレス管理システム

Claims (7)

  1. 少なくとも1つ以上の第1通信装置が、ネットワークに接続を要求する為の第1接続情報を受信する第1接続要求受信手段と、
    前記第1接続情報に基づき、前記第1通信装置が使用する第1アドレスを予測し、決定する第1予測手段と、
    前記第1アドレス情報を含む情報を記憶するアドレス情報記憶装置と、
    前記第1通信装置のネットワーク接続後に、第2通信装置が前記ネットワークに接続する為の第2接続情報を受信する第2接続要求受信手段と、
    前記第2接続情報に基づき、前記第2通信装置が使用する第2アドレスを予測する第2予測手段と、
    前記第2アドレスが前記ネットワーク内で重複しているか否かを、前記第1アドレス情報を含む情報を基に判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記2アドレスは重複していないと判断した場合に、前記第2アドレスを含む非重複情報を前記第2通信装置に送信する非重複情報送信手段
    とを具備することを特徴とするルータ装置。
  2. 前記第1アドレス及び前記第2アドレスはIPv6アドレスであり、前記第1接続情報及び前記第2接続情報は、前記第1通信装置及び第2通信装置が送信した近隣要請パケット及びルータ要請パケットの内少なくとも片方であることを特徴とする請求項1記載のルータ装置。
  3. ネットワークへの接続許可を行うルータ装置へ対し第1接続情報を送信し、前記ネットワークにて使用する第1アドレス情報を取得し、前記ネットワークとの接続を行う少なくとも1つ以上の第1通信装置と、
    前記第1通信装置の接続後に、前記ルータ装置へ対し第2接続情報を送信し、前記ネットワークにて使用する第2アドレス情報を含む非重複情報を取得し、前記ネットワークとの接続を行う第2通信装置と、
    前記第1接続情報を受信し、前記第1接続情報を基に前記第1アドレスを予測し、前記第1アドレス情報を含む情報を記憶し、前記第2接続情報を受信し、前記第2接続情報を基に第2アドレスを予測し、前記第2アドレスが前記ネットワーク内で重複しているか否かを、前記第1アドレス情報を含む情報を基に判断し、前記2アドレスは重複していないと判断した場合に、前記非重複情報を前記第2通信装置に送信するルータ装置
    とを具備することを特徴とするネットワークアドレス管理システム。
  4. 前記第1アドレス及び前記第2アドレスはIPv6アドレスであり、前記第1接続情報及び前記第2接続情報は、前記第1通信装置及び第2通信装置が送信した近隣要請パケット及びルータ要請パケットの内少なくとも片方であることを特徴とする請求項3に記載のネットワークアドレス管理システム。
  5. ネットワークに接続を要求する少なくとも1つ以上の第1通信装置より第1接続情報を受信するステップと、
    前記第1接続情報に基づき、前記第1通信装置が使用する第1アドレスを予測し、決定し、前記第1アドレス情報を含む情報をアドレス情報記憶装置に記憶するステップと、
    前記ネットワークに接続を要求する第2通信装置より第2接続情報を受信するステップと、
    前記第2接続情報に基づき、前記第2通信装置が使用する第2アドレスを予測し、予測した前記第2アドレスが前記ネットワーク内で重複しているか否かを、前記アドレス情報記憶装置より取得した前記第1アドレス情報を含む情報を基に判断するステップと、
    前記2アドレスは重複していないと判断した場合に、前記第2アドレスを含む非重複情報を前記第2通信装置に送信するステップと、
    第2通信装置が、前記第2アドレスを使用設定するステップ
    とを備えることを特徴とするネットワークアドレス管理方法。
  6. 前記第1アドレス及び前記第2アドレスはIPv6アドレスであり、前記第1接続情報及び前記第2接続情報は、近隣要請パケット及びルータ要請パケットの内少なくとも片方であることを特徴とする請求項に記載のネットワークアドレス管理方法。
  7. ネットワークに接続を要求する少なくとも1つ以上の第1通信装置より第1接続情報を受信させる命令と、
    前記第1接続情報に基づき、前記第1通信装置が使用する第1アドレスを予測させ、決定させ、前記第1アドレス情報を含む情報をアドレス情報記憶装置に記憶させる命令と、
    前記ネットワークに接続を要求する第2通信装置より第2接続情報を受信させる命令と、
    前記第2接続情報に基づき、前記第2通信装置が使用する第2アドレスを予測させ、予測させた前記第2アドレスが前記ネットワーク内で重複しているか否かを、前記アドレス情報記憶装置より取得した前記第1アドレス情報を含む情報を基に判断させる命令と、
    前記2アドレスは重複していないと判断した場合に、前記第2アドレスを含む非重複情報を前記第2通信装置に送信させる命令と、
    前記第2通信装置に、前記第2アドレスを使用設定させる命令
    とをネットワーク上のアドレス管理を行なうコンピュータに実行させることを特徴とするネットワークアドレス管理プログラム。
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