JP3805796B2 - Container for transporting fruits and vegetables in particular - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、プラスチック製で、特に野菜及び果物の輸送のために設計され、且つ容器底部及びその上に折り畳まれる四つの側壁を含む容器に関する。
この種の容器としては、底部の周囲にわたって間隔をおいて配置された継手ヒンジを介して、又は一体的なヒンジを介して、側壁が容器底部と連結されているものが知られている。このようなものでは、容器を使用した後、側壁を底部に向かって内側に折り畳み、それにより空の容器の回収及び保存に必要なスペースを最小限にすることができる。継手ヒンジに比べて、一体ヒンジは容易に清掃でき製造するのに単純であるという利点がある。継手ヒンジは、側壁を底部から取り外すことができ、従って1ピースの一体ヒンジと違って破損した際の交換が可能であるという利点がある。
本発明の課題は、容器底部に対する側壁の組み立ての単純化を可能とする容器をプラスチックで製造することにある。特に側壁を折り畳んだり立てたりする工程における容器の取り扱いはさらに容易となり、且つ輸送位置にある際及び物品を保持する際の容器の安定性が保証されるべきである。容器の折り畳みは多くの労力なしに迅速且つ容易に達成されるべきである。
この課題は、請求項1の特徴部分に含まれる特徴により解決される。これと、従属請求項に含まれる特徴の実用的なさらなる改良とは識別される。
本発明によれば、側壁は継手ヒンジを介して底部に連結され、ヒンジは、ロック可能なコネクター形式で形成され、側壁の下縁部に形成されたヒンジエレメントは、底部側にある対応する挿入開口に挿入され、ラッチまたは同様のロックエレメントの裏にロックすることができる。従って、側壁のヒンジエレメントとロックエレメントとを組合せてヒンジ又はヒンジの一部を形成することが実用的である。機能的な理由により、側壁は底部の開口中にセットされるヒンジエレメントによって上から垂直に設置される。そのようにすることにより、好ましくは開口内に対向して配置されるラッチが離れて、ヒンジピンを裏で捕捉し、それにより側壁が底部に強固に係留される。実用的な理由のため、側壁の取り外しは勿論可能であり、その場合、必要であれば工具を用いて、ラッチを別々に後ろ向きに押す。安定性を改善するため、少なくとも一つのラッチがヒンジピンから横方向に突出し、挿入開口内に形成された止め部と共に肩部のように働くことが実用的である。壁を開いて立てた位置において、ラッチを駐止肩部に隣接して配置することにより、追加の機械的保護が形成される。このことは、輸送中の取り扱いに際して折り畳み式容器が非常に安定感を生むことを意味する。単純なヒンジの設計及び構造は、ラッチ及び/又は駐止バネとして表れ、それが裏でヒンジピンを捕捉してロックし、同時にヒンジ支持部の一部となる。
折り畳むためには、延長するフランジ又は隆起した縁部を底部に設け、側壁の厚みに合わせて段状に配置し、それにより側壁を上下に折り畳むことができるようにすることが特に実用的である。実用的な目的のために、ヒンジを取り込むための挿入開口は、それらの縁部フランジ又は隆起した縁部内に配置される。これらの隆起した縁部は、開いて立てた状態の側壁のための駐止肩部としても機能する。そのために縁部の特定の領域には凹部を設け、それに対して開いて立てた状態の側壁は、対応する即ち相補的な凹部を介して整列し、従って開いて立てた状態での容器の安定性を増加させる。従って、突出部を縁部フランジ又は隆起した縁部の領域並びに側壁の上縁、特に隅部及び長い側壁の中央部に設けると、積み重ねる際に便利であり、且つ、対応して形成された底部積み重ね溝と協働して、積み重ねた中に他のタイプの枠箱又は容器が用いられるのを防ぐことができ、実用的である。従って、駐止凹部を底部の縁部フランジ又は隆起した縁部のこれらの突出部の領域内に配置/割り当てすると機能的である。
側壁及び底部が、間隔をおいて割り当てられた断面交差部材により形成され、且つ容器の内部は平担で平滑な壁表面を有するが、容器の外面はリブのある構造を有するよう形成されることは、さらに有利である。
折り畳んだ状態で容器を輸送するために、ロックエレメントが、少なくとも二つの対向する側壁に設けられる。これらのエレメントは、単純な押す動作によってロックを解除することができ、特に短い側壁上部の二つの隅部領域に位置し、ロック位置では他の側壁の対応するロック肩部を捕捉し、ロックエレメントを解除すると、同時に最初に内側へ畳む側壁が内側に畳まれるよう配置/形成される。それにより、ロックの解除と側壁を内側に畳むのとに必要な動作が一つのみとなる。機能的な目的のため、これらのロックエレメントは、鉤状のロックレッジを有するハンドルエレメントの形式で形成され、ハンドルエレメントは実用的な理由のため側壁に対して二点でヒンジ止めされ、それによりハンドルエレメントを押すと、これらの連結点が傾き、ロックの解除が保証される。ハンドルエレメントを押すと、対応する側壁も、ロックが解除されると同時に容器底部に向かって折り畳まれる。
本発明の実施態様を説明のために以下に記載する。これらは、以下のものを説明する。
図1 容器の長い側面の図
図2 容器の短い側面の図
図3 底部の平面図であり、左半分は上から見た平面図、右半分は下から見た平面図である。
図4 折り畳まれた位置における容器
図5 断面構造を説明するための長い側壁の拡大詳細図
図6 前面図及び平面図により長い側壁の詳細図
図7 図6に示された切断面における長手断面図
図8 底部の部分図
図9 底部の側面図
図10 図8のヒンジ溝の拡大した詳細
図11 底部の切断側面図
図12 ヒンジを拡大して示したものを説明するための底部及び側壁の詳細
図13 底部の側面図
図14 短い側壁の折り畳み機構の詳細な図
図15 ヒンジエレメントのための挿入開口を説明するための、底部側の隆起した縁部を通った断面
図16 長い側壁の受け入れの詳細図
図17 長い側壁及び短い側壁を折り畳んだ位置を示すための容器の側部における詳細図
図18 折り畳まれた位置における側壁のいくつかの断面
図19 これら側壁の相互ロックを示すための、完全に折り畳んだ位置における図18と同一の図
図20 短い側壁の上部領域の詳細な図
図21 図20のB−B面に従った断面図
図22 図20のC−C面の長手断面図
図1から図4に示すプラスチック容器は、二つの短い側壁1と、二つの長い側壁2を有する。これらの側壁は底部3とは別個に製造し、ロック可能なインスタントコネクターによって、容器底部3に取りつけることができる。組み立てることにより継手ヒンジが形成され、側壁1及び2は、継手ヒンジを中心として容器底部3に向かって折りたたむことができる。この折りたたんだ位置を図4に示す。この図において、まず二つの短い側壁1を底部の上に折り畳み、次いで長い側壁2を折り畳む。図4に示すように、長い側壁2は上下に重なっている。
容器の側壁1及び2には、容器の隅部において、上縁部が肩状となっている突出部4が設けてある。二つの長い側壁2の中央部分にも、対応する突出部つまり肩部5が設けられている。この肩部5は図1にわかりやすく示されている。折り畳み式容器を互い違いに積み重ねることができるように、底部3の下面には、長手方向を横切る方向に延長する、対応する積み重ね溝と、長手方向の積み重ね溝7とが設けられており、これらは図1及び図2に示されている。そうしている間に、二つの短い側壁に平行に延びている積み重ね溝6は全長に渡って形成され、両方の長い側壁に平行に延び且つ中心部に形成される積み重ね溝7は、特に底部を下から見た図を示す図3の右半分に示すように、部分的にしか形成されない。積み重ね溝7の谷部は、縁部及び中央部の領域7a,7bに見られ、容器を互い違いに積み重ねた場合、側壁の上縁部の突出部4及び5が、上載される容器の積み重ね溝6及び7に入ると、これらと並ぶ。積み重ね溝7を部分的積み重ね溝として設計すると、底部及び側壁のリブ構造(以下に詳細に説明する)のある部分の厚さのみを削減すればよいという利点がある。これは容器の安定性の面で有利である。図示されている積み重ね溝6及び7は、底部に設けた受け部によって上向きに形成され、その結果底部の下面は真っ直ぐのままである。これは積み重ねる際、及びコンベアベルト上で問題なく容器を搬送する際に有利である。
受け部8を図3の右側に示すが、これについては以下に詳細に説明する。受け部8には、底部の上面から側壁の継手ヒンジがさし込まれる。これらの受け部は互いに間隔を空けて配置され、図に示す実施態様では、長い側壁2のそれぞれには、底部に設けた六つのヒンジ受け部8が設けられる。これらのヒンジ受け部8は、図1及び図2の左側からわかるように、側壁の対応するヒンジエレメントと係合した状態で示されている。
図に示した実施態様では、側壁1及び2並びに底部は、断面構造で形成されており、内壁及び底部は平担で滑らかである。そのため、容器の内側にはリブがない。これは折畳式容器に特に果物類や野菜類等の物品を入れて慎重に搬送する際に有利である。この断面構造は図2により詳細に示されており、左側に長い側壁2が示されている。図5は側壁及び底部の表面の断面構造を説明するための拡大図である。側壁及び底部は、間を最小限しか空けずに配置されており、ここにS字型又はL字型のリブセクション9として形成されていることがわかる。壁又は底部の厚さは、平担な交差部材9aによって形成され、外面は鉤状の湾曲交差部材9bによって形成され、内側壁及び底部表面は真っ直ぐな交差部材領域9cによって形成されている。隣接するS字型セクション間の空隙を10で示す。この空隙は、特に容器をパレット上に重ねた場合に、容器内の物品の通気を可能とする一方で、容器に入れて搬送する物品が落下したり、取り出されたりしないように、特別に計算されている。側壁の外面及び底部3の下面は、リブ状の交差部材領域9bで規定されており、より広く形成された交差部材領域9cは、側壁内面及び底面を規定している。この断面構造により、重量は軽くなるが、底部及び側壁の表面構造は驚くほど安定する。全体的に設けられた積み重ね溝6は、S字型リブセクション9の長さ分だけ延長し、積み重ね溝7は部分的にしか形成されないので、積み重ね溝を形成するためにS字型リブセクション9の一部、特に中央部及び縁部領域のセクション9の厚さのみを薄くすればよく、よってこのように安定性を高めた容器構造は、上述の積み重ね溝6及び7を配置することによって弱められるものではない。このように、底部の断面構造と積み重ね谷部とは、互いを補うことによって利点を提供するものである。
図6は、右側の横方向前面図で示した長い側壁2を詳細に示すものであり、参考のためにこの側壁の平面図をその下に示す。側壁2の底部には、底部3と連結可能な縁部ヒンジエレメント11が設けられており、図示する実施態様では、長い側壁の下方縁部に沿って間隔を空けて配置した、全部で6つのヒンジエレメント11が示されている。図示した実施態様では、ヒンジエレメント11は、下方に突出する二つの交差部材12と、これと交差方向に延び一体に形成されるヒンジピン13とからなっている。ヒンジピン13は、横方向に二つのヒンジ肩部つまり突出部14を備えている。ヒンジエレメント11は、底部3の対応するヒンジ受け部と係合する役割を果たす。これについては後に詳細に説明する。図7は、長い側壁を説明するために、図6の種々の断面図を示している。
図6には、長い側壁の谷部を通して形成した把持部15も示されている。
さらに、図6の側壁を示す図には、側壁2の下縁部外面に凹部4’及び5’が示されている。これら凹部の形状は基本的に突出部4及び5の形状に対応しており、特に容器底部3の突出部4”及び5”と相補的である(図9)。突出部4”及び5”は、側壁の突出部4及び5と整列しており、積み重ね溝6及び7と共に、側壁を折りたたんだ状態で互い違いに積み重ねる役割も果たす。図1の右側に示すように、側壁の凹部4’及び5’は基本的に、長い側壁を垂直に立てた状態で、底部3の突出部4”及び5”と係合する役割を果たす。
ヒンジエレメント11を受入れるためのヒンジ受け部8は、底部と一体に形成された横方向縁部フランジに組込まれている。これについては容器底部を種々の断面図で示す図11を参照されたい。図3の右側からわかるように、二つの長い側壁を収容する役割を果たす両方の横方向縁部フランジは、参照番号15及び16で示され、上方ヒンジ受け部8を有する。この上方ヒンジ受け部8も、工具で成形するために、底部まで開放している。縁部フランジ15及び16は、図4に示す状態のように対向する二つの長い側壁を上下に重ねて折りたたむことができるようにするために、異なる高さで形成される。縁部フランジ15の高さは、折りたたみ位置へスナップ式に畳んだ長い側壁が、図11には示していないが、すぐ近くの折りたたんだ短い側壁の上に届くように計算され、横方向縁部フランジ16の高さは、側壁を折りたたんだ時に、右側の長い側壁が左側の長い側壁に上載されるように、長い側壁の厚さよりもわずかに高くなるように計算されている。これは、回収や空の状態での保管のために容器を折りたたんだ場合に、容器の高さをできるだけ低くすることができるように、縁部フランジ15及び16の高さを、折りたたみ可能な側壁の厚さに合わせて段階的に調節することが可能であることを意味している。また、図11の特に右側に、短い側壁を収容するためのヒンジ溝8が示されている。図11に示すように、短い側壁を受け入れるために、ヒンジ溝8は両側に三つずつ設けられている。また、短い側壁の下方縁部にはそれぞれ、図6に示した長い側壁のものと同じ、適切なヒンジエレメント11が設けられており、このヒンジエレメント11は下方縁部を横切って下方に突出し、ヒンジ溝8内にスナップ嵌合する。
図12は、組み立てた状態を示し、ヒンジエレメント11は、容器底部の適切な溝8内に係合し、短い側壁1と関連している。図13は、底部の側面図を示し、その詳細は図8に示されている。
取り付け可能な側壁の組立は、図14から図16に詳細に説明されており、拡大断面図は図8及び図9に示されている。図14及び図16は、折り畳み位置で上載する長い側壁を受入れるための底部3の縁部フランジを示す。図14の右図は、垂直位置にある長い側壁1のヒンジピン13が、ヒンジ溝8内へ上から押し込まれている組立位置を示す。図14の右側の二つの図から、ヒンジピン13には、駐止部として機能する横方向突出部17が設けられていることがわかる。図12は、ヒンジ受け部8に、対向して配置され、且つ内方に突出する二つのラッチつまり駐止バネ19が設けられていることを示している。このバネ19は、実用上の理由から底部3と一体に形成されている。長い側壁がヒンジピン13つまり横方向突出部14を介して上から押し込まれると、この駐止バネ19が押し込まれ、長い側壁の係合位置において、壁が抜けないように保持する。図12の位置は、ラッチによって底部の固定部分20に固定されたヒンジエレメント11を示しており、ここに継手ピン13が取り付けられる。この点について、図15も参照されたい。駐止バネ19及び対応部分20、22並びに駐止バネの裏にスナップ係合したヒンジピン13は、継手ヒンジの一部を形成し、このヒンジによって側壁を底部に向かって折りたたんだり、垂直位置へ向けて上方に開いたりすることができる。
図14の中央の図は、空の容器を、高さを縮めて回収する際の折り畳み位置を示す。右の図は、物品を搬送するために容器を開いた状態を示す。
長い側壁1を開いた状態では、右の図に示すように、ラッチ17は90度回転して、隆起した縁部16に形成された駐止肩部18と係合する。駐止肩部18はラッチ17と協働して、長い側壁1を開いて立てた状態に保持し、それ以上外方に枢動しないようにする機械的ブロックとして機能する。駐止バネ19があるので、容器を取り扱う際に、側壁がヒンジ溝8から引き抜けることはない。側壁を離すことができるのは、ラッチ19を別々に後方に折り曲げた場合のみである。従って、長い側壁は、開いて立てた位置では前述の駐止肩部18及び駐止突出部17を用いた機械的ブロックによって保持され、この機械的ブロックは、図14の右図に示すように駐止肩部が角度αだけ移動することによってさらに補助される。これによって堅固なロックが得られるので、長い側壁は開いて立てた位置で底部に対して堅固に載置される。従って容器を取扱う際にも「ぐらつく感触」はない。この点について、ラッチによる連結を有する機械的ブロックは駐止バネと協働する。
図12から、継手突出部14と底部板のヒンジ受け部の壁21との間横方向には遊隙があり、遊隙を均等にするために、遊隙を制限する偏向ヒンジエレメントをヒンジ受け部に挿入することができることがわかる。ラッチ19の詳細も図16に示す。この図には、ヒンジ受け部8が下まで開放していることも示されている。これは純粋に容器又は底部板製造における工具成形のためである。ラッチ19は基本的に図14から明らかである。図15において、継手ピンの支持部は、言ってみれば、二つの駐止フック19及び二つの交差部材22の上縁部によって制限されている。これは、長い側壁を折りたたんだ状態では、ヒンジ受け部に挿入したヒンジピン13では、支持部は駐止フック19及び交差部材壁22の上縁部によって維持されていることを意味している。
図16は、対応するヒンジ溝8に設けた短い側壁1の受け部を示す。側壁は垂直位置に保持されており、ヒンジピンは駐止バネと係合している。図16の中央の二つの図面は、垂直に開いた位置にある長い側壁を示し、右図では底部板3の横方向縁部フランジ23に形成されたヒンジ受け部8のみが示されている。
図17は、折り畳んだ状態の短い側壁1と、その上に折り畳んで重ねた長い側壁を示す。側壁を折り畳み位置とした際の搬送用容器の高さは、底部の厚さ、一つの短い側壁1の厚さ(これは以下に詳細に説明するように、二つの短い側壁は相互にロックするためである)、及びその上に重ねた二つの長い側壁の厚さによって決まる。
図18は、折り畳み位置で互いに上下に相互ロックする位置にある二つの側壁を示す種々の図面であり、図19は、互いに上下に折り畳んだ位置にある側壁を示す同じ断面図である。
従って、側壁の上方縁部、ここでは短い側壁1の上方縁部は、これらの側壁1が折り畳み位置において上下に完全に相互ロックするように、受け部24及び突出部25によって重なり合っているので、図19に示す折り畳んだ状態からわかるように、折り畳んだ二つの側壁の高さは、側壁一つだけの厚さとして図示される。このように、側壁が折り畳み位置にある場合には、容器高さを驚くほど削減することができる。側壁の長さ及び高さは、この場合、例えば図19に示すように短い側壁のみが互いにロックするように、若しくは二つの長い側壁が互いにロックするように、さらには長い側壁2及び短い側壁1の両方が互いにロックするように、計算することができる。
図20は、短い側壁の上隅部を詳細に示す図であり、開いて立てた側壁、つまり短い側壁と長い側壁とをロック及びロック解除するためのロック機構を示している。断面B及び断面Cの対応する断面図を図21及び図22に示す。
ここで、グリップエレメントを30で示すが、このエレメント30は短い側壁の両側の上方部分に設けられており、これは図2に示す図と対応している。このグリップエレメント30は、鉤状のロックレッジ31を有しており、対応する図20及び21に32で示すように、側壁1に対してある程度ヒンジ止めされており、図20に対応するように、側壁の壁厚を対応するように削減することによって継手様の連結を形成するか、若しくは他の方法で枢動継手を形成するように壁厚を形成することができる。説明を容易にするために、隣接する長い側壁の対応する対向部材を33で示し、図22ではこれを点線で示している。短い側壁及び長い側壁を開いて立てると、ロックレッジ31が対応する長い側壁のロック部分33の裏に掛かる。これを解除するには、つまり短い側壁1を内側へ折り畳むには、グリップエレメント30を親指で押して、ロックレッジ31が二つの枢動点32を中心として枢動するように図22に矢印Dで示す方向に枢動させ、よって長い側壁のロック部分33から離れるように枢動させて、短い側壁を底部に向かって内側に折り畳むことができるようする。開いて立てた位置にある側壁の頚部を改善するために、短い側壁(図2に示す)に設けた舌部34(図20に示す)を、対応する長い側壁の突出部35との間に介在させる。この係合点は図20には示さないが、舌部34は、開いて立てた位置にある対応する長い側壁の係合部分と相互作用する。ロックの解除は、短い側壁の両側でグリップエレメント30を親指で押圧するだけで行うことができ、ロックが解除されると同時に短い側壁も内側に折り畳むことができる。グリップエレメントは、容器の形状に合わせて、短い側壁に配置しても長い側壁に配置してもよい。The present invention relates to a container made of plastic, specifically designed for the transport of vegetables and fruits, and comprising a container bottom and four side walls folded on it.
Known containers of this type are those whose side walls are connected to the bottom of the container via joint hinges spaced around the bottom or via an integral hinge. In such a case, after using the container, the side walls can be folded inward toward the bottom, thereby minimizing the space required to recover and store the empty container. Compared to joint hinges, integral hinges have the advantage of being easy to clean and simple to manufacture. The joint hinge has the advantage that the side walls can be removed from the bottom and thus can be replaced in the event of failure unlike a one piece integral hinge.
The object of the present invention is to produce a container made of plastic, which makes it possible to simplify the assembly of the side wall with respect to the container bottom. In particular, the handling of the container in the process of folding or raising the side walls should be easier and the stability of the container when in the transport position and when holding the article should be ensured. Container folding should be accomplished quickly and easily without much effort.
This problem is solved by the features included in the characterizing portion of
According to the invention, the side wall is connected to the bottom via a joint hinge, the hinge is formed in the form of a lockable connector, and the hinge element formed on the lower edge of the side wall has a corresponding insertion on the bottom side It can be inserted into the opening and locked behind a latch or similar locking element. Therefore, it is practical to combine the hinge element on the side wall and the lock element to form the hinge or part of the hinge. For functional reasons, the side walls are installed vertically from above by hinge elements set in the bottom opening. By doing so, the latches, preferably located oppositely in the opening, are separated to capture the hinge pins behind, thereby firmly anchoring the side walls to the bottom. For practical reasons, it is of course possible to remove the side walls, in which case, using a tool if necessary, the latches are pushed backward separately. In order to improve the stability, it is practical that at least one latch projects laterally from the hinge pin and acts like a shoulder with a stop formed in the insertion opening. Additional mechanical protection is formed by placing the latch adjacent to the parking shoulder in the upright position. This means that the collapsible container is very stable when handled during transport. A simple hinge design and structure appears as a latch and / or a parking spring, which captures and locks the hinge pin behind, and at the same time becomes part of the hinge support.
In order to fold, it is particularly practical to provide an extended flange or raised edge at the bottom and arrange it stepwise according to the thickness of the side wall so that the side wall can be folded up and down . For practical purposes, insertion openings for taking in the hinges are located in their edge flanges or raised edges. These raised edges also serve as parking shoulders for the side walls in the open position. For this purpose, a specific area of the edge is provided with a recess, and the side walls open up against it are aligned via corresponding or complementary recesses, so that the container is stable in the upright position. Increase sex. Therefore, it is convenient to stack the protrusions in the region of the edge flanges or raised edges and on the top edge of the side walls, in particular the corners and the central part of the long side walls, and the correspondingly formed bottom In cooperation with the stacking groove, other types of frame boxes or containers can be prevented from being used during stacking, which is practical. Thus, it is functional to place / assign the parking recess in the region of these protrusions on the bottom edge flange or raised edge.
The side walls and the bottom are formed by spaced cross-section members, and the interior of the container has a flat and smooth wall surface, but the outer surface of the container has a ribbed structure. Is more advantageous.
In order to transport the container in the folded state, a locking element is provided on at least two opposing side walls. These elements can be unlocked by a simple pushing action, especially located in the two corner areas at the top of the short side wall, where the locking position captures the corresponding locking shoulder on the other side wall, Is released, the side wall that is folded inward at the same time is arranged / formed to be folded inward. Thereby, only one action is required to unlock and fold the side wall inward. For functional purposes, these locking elements are formed in the form of handle elements with hook-shaped lock ledges, which are hinged at two points to the side wall for practical reasons, thereby When the handle element is pushed, these connecting points are tilted and the unlocking is guaranteed. When the handle element is pushed, the corresponding side wall is also folded towards the container bottom at the same time as the lock is released.
Embodiments of the invention are described below for purposes of illustration. These illustrate the following:
FIG. 1 is a plan view of the bottom, the left half is a plan view seen from above, and the right half is a plan view seen from below.
Fig. 4 Container in the folded position Fig. 5 Detailed enlarged view of the long side wall for explaining the cross-sectional structure Fig. 6 Detailed view of the long side wall according to the front and plan views Fig. 7 Longitudinal sectional view in the cut plane shown in Fig. 6 FIG. 8 Partial view of the bottom FIG. 9 Side view of the bottom FIG. 10 Detailed enlarged view of the hinge groove of FIG. 11 Cut side view of the
The
The
In the embodiment shown in the figures, the
FIG. 6 shows in detail the
Also shown in FIG. 6 is a
Furthermore, in the figure which shows the side wall of FIG. 6, recessed part 4 'and 5' are shown by the lower edge part outer surface of the
A
FIG. 12 shows the assembled state, in which the
The assembly of the attachable side walls is described in detail in FIGS. 14 to 16, and enlarged cross-sectional views are shown in FIGS. FIGS. 14 and 16 show the edge flanges of the
The center figure of FIG. 14 shows the folding position when empty containers are collected at a reduced height. The right figure shows a state in which the container is opened to convey the article.
With the
From FIG. 12, there is a gap in the lateral direction between the
FIG. 16 shows the receiving part of the
FIG. 17 shows the
FIG. 18 is various drawings showing two side walls in a position where they are mutually locked up and down in the folded position, and FIG. 19 is the same cross-sectional view showing the side walls in a position folded up and down.
Therefore, the upper edges of the side walls, here the upper edges of the
FIG. 20 is a view showing in detail the upper corner of the short side wall, and shows a locking mechanism for locking and unlocking the side wall that is opened and raised, that is, the short side wall and the long side wall. Cross-sectional views corresponding to the cross-section B and the cross-section C are shown in FIGS.
Here, the grip element is indicated by 30, and this
Claims (11)
該継手ヒンジ(11)は、
側壁(1,2)下方縁部に配置されたロック可能なコネクターとして形成されており、
容器底部(3)の対応する開口部(8)内に上から垂直に挿入することにより、該開口部(8)内に実質的に対向して延びる前記駐止エレメント(19)の裏にロックされ、側壁が底部から抜けないように保持し、
該駐止エレメント(19)を別々に後ろ向きに押すことにより、該エレメント(19)から取り外すことができ、
該継手ヒンジ(11)がヒンジピン(13)を備え、
該ヒンジピン(13)は、ヒンジピン(13)の軸方向に対して交差方向に設けられた少なくとも一つの突出ラッチ(17)を有し、
該突出ラッチ(17)は、側壁を立てた位置において、継手ヒンジのための開口部(8)内に形成された駐止肩部(18)の一つと相互作用し、該駐止肩部(18)と係合し、直立した側壁のための機械的ロックを形成することを特徴とする容器。In particular, a container for transporting fruits and vegetables, which has a container bottom and four side walls, the side walls (1, 2) are connected to the container bottom (3) via joint hinges (11). Removably hinged , and can be folded toward the container bottom (3) from a vertical position opened upward with respect to the container bottom (3) about the joint hinge (11),
The joint hinge (11),
Formed as a lockable connector located on the lower edge of the side wall (1,2),
Locked to the back of the parking element (19) extending substantially oppositely into the opening (8) by inserting vertically into the corresponding opening (8) of the container bottom (3) from above Hold the side wall so that it does not come off the bottom,
By pressing the parking element (19) separately backwards, it can be removed from the element (19),
The joint hinge (11) comprises a hinge pin (13),
The hinge pin (13) has at least one protruding latch (17) provided in a direction crossing the axial direction of the hinge pin (13).
The protruding latch (17) interacts with one of the parking shoulders (18) formed in the opening (8) for the joint hinge in the upright position, 18) A container that engages with and forms a mechanical lock for the upstanding side wall.
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