JP3805227B2 - 眼光学特性測定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検眼の光学特性を測定する為の、眼光学特性測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の被検眼の光学特性を測定する装置としては、被検眼の網膜に微小点光源を投影し、被検眼の角膜から射出される光束の波面を例えばハルトマン絞りを利用した波面センサ等で検出して、角膜から網膜に至る眼球光学系の高次の収差を含む光学特性を検出する装置が知られている。
【0003】
然し乍ら、被検眼が像を観察する際、被検者によって認識される像の特性は、角膜から網膜に至る眼球光学系だけではなく、網膜の光伝達関数により影響を受ける。一方、網膜では一部が網膜表層部に侵入することで見られる散乱反射と網膜表面で反射される鏡面反射があり、網膜により散乱反射される光束での光伝達関数に関しては被検者が認識できる像の特性には影響を与えず、又網膜により鏡面反射される光束での光伝達関数が被検者が認識できる像の特性に影響を与えることが本出願人により実験的に確かめられつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、従来の眼光学特性測定装置では、この網膜により鏡面反射される光束での網膜の光伝達関数を測定することはできなかった。この為、被検者が認識する像の特性を他覚的には正確には認識することができなかった。
【0005】
本発明は斯かる実情に鑑み、被検者が認識できる像の特性に影響を与える網膜の光伝達関数の測定を可能とし、更に被検者が認識する像の特性を他覚的に正確に認識可能とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、被検眼網膜に光源像を投影する手段と、前記光源像の反射光束を受光する受光素子と、前記光源像の反射光束の内、鏡面反射成分の光束により受光素子上に光源像を形成する光学系と、前記受光素子からの信号に基づき前記光源像の光量分布特性を検出する光量分布特性検出手段と、被検眼網膜に投影した光源像からの光束で被検眼角膜から射出される光束の波面特性を検出する手段と、前記光量分布特性と前記波面特性とから鏡面反射光束による網膜の光伝達関数を演算する演算部とを具備する眼光学特性測定装置に係り、又被検眼網膜に光源像を投影する手段と、前記光源像の反射光束を受光する受光素子と、前記光源像の反射光束の内、鏡面反射成分の光束により受光素子上に光源像を形成する光学系と、前記受光素子からの信号に基づき前記光源像の光量分布特性を検出する光量分布特性検出手段と、前記被検眼について測定された既知の波面特性と検出された前記光量分布特性とから鏡面反射光束による網膜の光伝達関数を演算する演算部とを具備する眼光学特性測定装置に係るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
【0008】
先ず、図1、図2を参照して本発明の原理を説明する。
【0009】
本発明は、波面検出機構によって求められる角膜から網膜に至る眼球光学系のシングルパス眼光学特性(MTF)とスプレッドファンクション(PSF)検出機構によって求められる網膜と眼球光学系の特性を含むダブルパス眼光学特性(MTF)に基づき被検眼網膜の光学特性(MTF)を求めるものである。
【0010】
前記波面検出機構の概略を図1により説明する。
【0011】
図1中、1は被検眼、2は網膜を示している。
【0012】
投影光学系3より射出された光束4は、ハーフミラー等の偏向部材5により被検眼1に向けられ、網膜2上に充分小さい点光源が投影される。該網膜2で反射された反射光束は、角膜6、前記偏向部材5を透過し、受光光学系7によりCCD等の2次元の受光素子8に導かれる。前記受光光学系7はマイクロレンズ9が碁盤目状に配設されたレンズアレイ10を具備し、前記角膜6、前記偏向部材5を透過した反射光束が、前記レンズアレイ10を透過することで、複数の小光束11に分割され、各小光束11は個々に前記受光素子8に結像される。前記小光束11の結像位置は角膜から網膜に至る眼球光学系の特性の影響を受ける。
【0013】
従って、前記角膜6の形状が正常であった場合に前記小光束11が結像される前記受光素子8上の本来の位置と、前記被検眼1の網膜2からの小光束11の結像位置とのずれδを検出し、ずれδの情報を基に、眼球光学系の網膜2に点光源を置いた場合の、角膜から射出される光束の波面形状が計測される。尚、この計測結果は純粋に眼球光学系のみに起因し、網膜の特性には起因しない。
【0014】
又、前記計測結果は、瞳位置での(x,y)座標に対してz軸方向にどれだけ波面がずれているかを示す波面収差である。これを瞳関数W(x,y)とすると、瞳関数Wの自己相関が光伝達関数(OFT:Optical Transfer Function)であるから、その絶対値が眼球光学系シングルパス眼光学特性(MTF)となる。
【0015】
E(U,V)=|∫∫- w(x+U/2,y+V/2)×w* (x−U/2,y−V/2)dxdy| (1)
【0016】
但し、w* はwの複素共役を表す。又、図1中、R(U,V)は網膜のMTFを示している。尚、図1中、中央の3本の波線は前記角膜6から射出される光束の波面を模式的に表している。
【0017】
次に、図2に於いて、スプレッドファンクション(PSF)検出機構の概略を説明する。
【0018】
図2中、図1中で示したものと同等のものには同符号を付している。
【0019】
充分小さい点光源oから発せられた投影光束は投影光学系3により被検眼1に導かれ、網膜2に結像する。該網膜2で鏡面反射された反射光束は受光光学系7により受光素子8に導かれ結像する。又、鏡面反射された光束は眼球光学系の光学特性と、網膜の光学特性の影響を受ける。
【0020】
ここで、点光源o(x,y)、眼球光学系の往路の振幅透過率p1(x,y)、網膜の振幅透過率r(x,y)、眼球光学系の復路の振幅透過率p2(x,y)とすると、前記受光素子8上に得られる反射光束は前記被検眼1を2度通過したものであり、従って、前記受光素子8上に得られるダブルパスPSFイメージi(x,y)は、前記した点光源o(x,y)、眼球光学系の往路の振幅透過率p1(x,y)、鏡面反射光束による網膜の振幅透過率r(x,y)、眼球光学系の復路の振幅透過率p2(x,y)これら全てのコンボリューション積分の結果として表される。
【0021】
i(x,y)=o(x,y)※p1(x,y)※r(x,y)※r(x,y)※p2(x,y)
両辺をフーリエ変換すると、網膜と眼球光学系の特性を含むダブルパス眼光学特性(MTF)(I(U,V))が得られる。
【0022】
I(U,V)=O(U,V)×P1(U,V)×R(U,V)×R(U,V)×P2(U,V) (2)
【0023】
ここで、前記点光源oは充分に小さいので、O(U,V)=1と置くことができ、又、P1(U,V)とP2(U,V)は等しいので、
P1(U,V)=P2(U,V)=P(U,V)と置けば、前記数式(2)は、
I(U,V)={P(U,V)×R(U,V)}2
従って、
R(U,V)=√{I(U,V)}/P(U,V) (3)
【0024】
更に、P(U,V)は、前記波面検出機構によって求めた、網膜2の光学特性を含まない眼球光学系のシングルパス眼光学特性(MTF)、即ちE(U,V)であるから、
P(U,V)=E(U,V) (4)
【0025】
従って、数式(3)、数式(4)より、
R(U,V)=√{I(U,V)}/E(U,V) (5)
【0026】
即ち、
網膜のMTF=√(PSF検出機構から求めたダブルパスMTF)/(波面検出機構から求めたシングルパスMTF) (6)
として、鏡面反射光束による網膜のMTFを求めることができる。
【0027】
次に、本発明の実施の形態について図3を参照して説明する。尚、図3中、図1、図2中で示したものと同等のものには同符号を付してある。
【0028】
投影光学系3は光源21、該光源21から発せられた投影光束を集光する投影レンズ22、該投影レンズ22の光軸に対して挿脱可能であり、第1の偏光方向の直線偏光成分(S直線偏光)を透過する第1偏光板26、前記投影レンズ22の光軸上に配設されたハーフミラー23、該ハーフミラー23を透過した投影光束を被検眼1に向け反射して投影するハーフミラー5、該ハーフミラー5の投影光軸に該ハーフミラー5側から配設されたリレーレンズ24、対物レンズ12、該対物レンズ12と、光軸に対して挿脱可能に設けられた1/4波長板13、前記被検眼1の瞳18と略共役な位置(共役な位置を含む)に配設され、投影光軸に対して挿脱可能な開口絞り14を有する。該開口絞り14は前記被検眼1を通過する光束の部位を規定する。
【0029】
更に、前記ハーフミラー23に対向して固視標15、集光レンズ16を有する固視標系17が配設されている。前記光源21、固視標15は前記被検眼1の網膜と共役な位置にあり、後述する様に、前記光源21、固視標15は網膜2に結像する。尚、前記光源21と投影レンズ22とは一体に構成され、後述の合焦レンズ19と連動して光軸方向に沿って及び光軸に直交する面内で移動可能となっている。
【0030】
受光光学系7は、前記ハーフミラー5、該ハーフミラー5の投影光軸に配設された前記リレーレンズ24、対物レンズ12、1/4波長板13を前記投影光学系3と共用している。
【0031】
前記ハーフミラー5を透過する反射光軸上には反射光軸に沿って移動可能な合焦レンズ19が設けられ、又前記S直線偏光とは90°偏光方向が異なるP直線偏光を透過する第2偏光板27が挿脱可能に設けられ、更に反射光軸上には結像レンズ20が配設され、該結像レンズ20は前記被検眼1の網膜と共役な位置にある受光素子8上に反射光束を結像させる。又、前記結像レンズ20はレンズアレイ10と置換可能となっており、該レンズアレイ10に置換された場合、該レンズアレイ10により前記網膜2からの反射光束が所定の小光束11に分割され、それぞれの小光束11は前記受光素子8へ結像される。
【0032】
該受光素子8からの受光信号は信号処理部30を介して記憶部31に記憶される。前記信号処理部30から前記記憶部31へのデータの書込みは制御部32によって制御され、該制御部32は前記記憶部31に記憶されたデータを基に所要の演算をし、又演算結果を表示部33に表示する。
【0033】
以下、上記光学系の作用について説明する。
【0034】
前記合焦レンズ19を基準位置(正視眼で合焦する状態)とし、前記被検眼1に前記固視標15を注視させる。ここで、該固視標15を光軸上に配置すれば、眼底網膜の黄斑部中心窩での測定が行われる。又、前記固視標15を光軸と直交する面内で光軸外に移動させることにより被検眼の視線方向を変えれば、網膜上の所望部位での測定が可能である。
【0035】
前記被検眼1に前記固視標15を注視させた状態で、前記投影光学系3により投影光束が網膜2に投影される。尚、前記固視標15に関しては、可視光が用いられ、前記投影光束については赤外光又は可視光が用いられる。
【0036】
先ず、前記1/4波長板13、開口絞り14、結像レンズ20、第1偏光板26、第2偏光板27が退出し、前記レンズアレイ10が挿入されている状態で、眼球光学系のシングルパス眼光学特性(MTF)が求められる。
【0037】
前記光源21からの投影光束が前記投影レンズ22、ハーフミラー23を透過して前記ハーフミラー5に至り、該ハーフミラー5で反射され、前記リレーレンズ24を経て前記対物レンズ12により前記被検眼1の網膜2に投影され、該網膜2上に略点光源像として結像される。
【0038】
前記網膜2の点光源像から発せられた光束は、前記対物レンズ12、リレーレンズ24、ハーフミラー5、合焦レンズ19を透過し、前記レンズアレイ10に入射する。該レンズアレイ10で所定数の小光束11に分割され、更に前記受光素子8に結像される。
【0039】
上記した様に、前記被検眼1の眼球光学系の特性によって前記小光束11個々の結像位置が基準の位置よりずれる。前記受光素子8の受光信号は前記信号処理部30を経て前記記憶部31に記憶され、更に前記制御部32により個々の結像位置のずれδが求められ、更にずれδより前記眼球光学系のシングルパス眼光学特性(MTF)、即ちE(U,V)が演算される。
【0040】
次に、網膜と眼球光学系の特性を含むダブルパス眼光学特性(MTF)が求められる。
【0041】
該ダブルパス眼光学特性(MTF)を検出する場合は、上記した様に網膜2での鏡面反射された光束が用いられる。
【0042】
前記1/4波長板13、開口絞り14、第1偏光板26、第2偏光板27を光軸に挿入し、前記レンズアレイ10を前記結像レンズ20に置換する。
【0043】
尚、前記合焦レンズ19は、眼球光学系のシングルパス眼光学特性(MTF)と同条件、例えば上記したと同様な基準位置とし、前記被検眼1に前記固視標15を注視させる。
【0044】
前記被検眼1に前記固視標15を注視させた状態で、前記投影光学系3により投影光束が網膜2に投影される。尚、前記固視標15に関しては、前記したのと同様に可視光が用いられ、前記投影光束については赤外光又は可視光が用いられる。
【0045】
前記光源21からの投影光束が前記投影レンズ22、第1偏光板26、ハーフミラー23を透過して前記ハーフミラー5に至る。前記第1偏光板26はS直線偏光を透過することで、前記ハーフミラー5によりS直線偏光が反射され、前記リレーレンズ24、開口絞り14を経て前記対物レンズ12により前記1/4波長板13を経て前記被検眼1の網膜2に投影され、該網膜2上に第1指標像が結像される。
【0046】
S直線偏光が前記1/4波長板13を透過することで、右円偏光となる。前記被検眼1の網膜2で投影光束が鏡面反射され、鏡面反射光束は網膜2で反射されることで左円偏光となる。更に、鏡面反射光束が前記1/4波長板13を透過することで、前記S直線偏光とは偏光方向が90°異なるP直線偏光となる。
【0047】
P直線偏光は前記対物レンズ12、リレーレンズ24により前記ハーフミラー5に導かれ、該ハーフミラー5、合焦レンズ19を透過し、前記第2偏光板27に至る。該第2偏光板27はP直線偏光を透過するので、前記鏡面反射光束は前記結像レンズ20により前記受光素子8上に第2次指標像として結像される。
【0048】
ところで、前記被検眼1の網膜2に投影された投影光束は網膜2で全て鏡面反射されるわけではなく、一部は網膜2表面から表層内部に侵入し、散乱反射される現象、所謂にじみ反射が発生する。この散乱反射光束が、鏡面反射光束と共に前記受光素子8に受光されると、第2次指標像の光量強度分布のノイズとなり、正確な眼球光学系の眼光学特性が測定できない。
【0049】
斯かる散乱反射による光束の偏光状態はランダム状態である。この為、前記1/4波長板13を透過し、直線偏光となった場合にP直線偏光と合致するものは限られた部分に限定され、前記ハーフミラー5により散乱反射光束でP直線偏光と合致するもの以外は反射される。従って、被検眼1の網膜2で全反射されたP直線偏光分に対して散乱反射光束によるP直線偏光分の比率は無視できる程度に小さくなる。
【0050】
従って、前記受光素子8が受光するのは実質上散乱反射光束分が除去された鏡面反射光束となる。而して、前記1/4波長板13を投影光学系3、受光光学系7の構成要素とすることで、正確な眼球光学系の眼光学特性測定を可能とする。
【0051】
前記受光素子8が受光した第2次指標像の光量強度分布は、網膜2及び眼球光学系の特性を含むダブルパス眼光学特性(MTF)であり、前記受光素子8の受光信号からダブルパス眼光学特性(MTF)が検出される。
【0052】
而して、ダブルパス眼光学特性(MTF)が求められ、鏡面反射光束による網膜のMTFは、上記数式(6)より、
網膜のMTF=√(PSF検出機構から求めたダブルパスMTF)/(波面検出機構から求めたシングルパスMTF)
として求められる。
【0053】
尚、上記実施の形態では、波面検出機構によりシングルパス眼光学特性(MTF)を測定しているが、心理物理的な自覚測定方法等により算出された眼球光学系の眼光学特性(MTF)値を用いて演算しても良い。
【0054】
又、上記実施の形態では、同一の眼光学特性測定装置に波面検出機構、スプレッドファンクション検出機構を組込んでいるが、いずれか一方の機構のみを有し、演算装置としては、他方は既知のデータを入力することで、網膜のMTFを演算する機能を具備してもよい。或は、PC(パソコン)がスプレッドファンクション検出機構から求めたダブルパスMTFと波面検出機構から求めたシングルパスMTFに基づき網膜のMTFを演算する機能を有し、各検出機構から個別に取得したデータをPC(パソコン)に入力し、該PCにより網膜のMTFを求めてもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、被検眼網膜に光源像を投影し、網膜からの反射光束の内、鏡面反射成分から求められる光量分布特性と、被検眼角膜から射出される光束によって得られる波面特性に基づき鏡面反射光束による被検眼網膜の光伝達関数を求めるので、被検者が認識できる像の特性に影響を与える網膜の光伝達関数を測定することができ、被検眼がどの様な像を認識できるのかを他覚的につかむことができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】波面検出機構の概略図である。
【図2】スプレッドファンクション(PSF)検出機構の概略図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す基本構成図である。
【符号の説明】
1 被検眼
2 網膜
3 投影光学系
7 受光光学系
8 受光素子
10 レンズアレイ
11 小光束
13 1/4波長板
15 固視標
21 光源
26 第1偏光板
27 第2偏光板
30 信号処理部
32 制御部

Claims (2)

  1. 被検眼網膜に光源像を投影する手段と、前記光源像の反射光束を受光する受光素子と、前記光源像の反射光束の内、鏡面反射成分の光束により受光素子上に光源像を形成する光学系と、前記受光素子からの信号に基づき前記光源像の光量分布特性を検出する光量分布特性検出手段と、被検眼網膜に投影した光源像からの光束で被検眼角膜から射出される光束の波面特性を検出する手段と、前記光量分布特性と前記波面特性とから鏡面反射光束による網膜の光伝達関数を演算する演算部とを具備することを特徴とする眼光学特性測定装置。
  2. 被検眼網膜に光源像を投影する手段と、前記光源像の反射光束を受光する受光素子と、前記光源像の反射光束の内、鏡面反射成分の光束により受光素子上に光源像を形成する光学系と、前記受光素子からの信号に基づき前記光源像の光量分布特性を検出する光量分布特性検出手段と、前記被検眼について測定された既知の波面特性と検出された前記光量分布特性とから鏡面反射光束による網膜の光伝達関数を演算する演算部とを具備することを特徴とする眼光学特性測定装置。
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