JP3804681B2 - 捕捉支援情報管理システム、捕捉支援情報管理装置及び捕捉支援情報管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、衛星電波を出力する衛星の捕捉を支援するための情報であって複数の項目情報を含む捕捉支援情報を用いて衛星を捕捉し、捕捉された衛星から衛星電波を受信して測位を行う端末装置と、捕捉支援情報を提供する捕捉支援情報提供サーバと、を備える捕捉支援情報管理システム、捕捉支援情報管理装置及び捕捉支援情報管理方法に関するものである。
近年、例えば携帯電話装置のような電子機器は、いわゆる3GPP(第3世代パートナーシップ)規格に対応するように開発が進められつつある。このようないわゆる3GPP(第3世代パートナーシップ)規格においても、従来から存在するいわゆるネットワークアシスト型のGPS測位システムが採用されている。このネットワークアシスト型のGPS測位システムの概略構成としては、移動可能な端末装置(User Equipment)、収容局におけるコンピュータ及び、衛星通信用局内に設けられたアシストデータ提供サーバを備えている。これら端末装置、収容局におけるコンピュータ及びアシストデータ提供サーバは、それぞれ基地局やネットワークを経由して接続されている。
上記端末装置は、例えばGPS(Global Positioning System)を利用して測位を行う構成となっている。この端末装置は、実際に測位を行う前に、上記アシストデータを用いて衛星を捕捉している。上記収容局は、上記端末装置からのアシストデータの要求を受け付けて、アシストデータ提供サーバに対してアシストデータの要求を行う。
また、アシストデータ提供サーバは、衛星の捕捉支援のためのアシストデータを管理しており、端末装置からの要求に応じて、収容局を経由してアシストデータを端末装置に提供する構成となっている。このアシストデータは、上述のように端末装置が測位を行う際に、衛星を捕捉しやすいように支援を行うための捕捉支援情報であり、少なくとも1つの項目情報を含んでいる。
従来、アシストデータの各項目情報は、例えばアシストデータを提供する側であるアシストデータ提供サーバが選定している。具体的には、アシストデータの各項目情報としては、例えば時刻、初期位置、エフェメリス、アルマナック、電離層補正値及びDGPS補正値を挙げることができる。
ここで、従来の端末装置は、上述のように衛星を捕捉する前に、まず、アシストデータ提供サーバに対してアシストデータの要求を行い、上述のようにアシストデータ提供サーバからアシストデータを取得している。このアシストデータには、上述のように少なくとも1つの項目情報が含まれており、端末装置では、取得したアシストデータに含まれる全ての項目情報を用いて、衛星の捕捉を行う構成となっている。ここで、端末装置は、例えば4個の衛星を捕捉する2つの場合を考えると、より多くの種類の項目情報を含むアシストデータを取得すればこれら4個の衛星を捕捉する捕捉時間が短くなる一方で、アシストデータに含まれる項目情報の種類が多ければ多いほどアシストデータ自体のデータサイズが大きくなるのが一般的である。
ところで、上記各端末装置においては、各操作者が希望する測位精度や測位時間といった、測位に関する数的目標がそれぞれ異なっているのが一般的である。例えば端末装置を使用して簡易に測位を行う際においては、測位精度が少々悪くても測位完了までにかかる時間が短い方がその操作者に好まれる。尚、この説明においては、測位完了までにかかる時間には、衛星の捕捉時間及び、実際の測位に必要な時間である測位時間を含んでいる。一方、例えば端末装置を使用して詳細に測位を行う際においては、測位完了までにかかる時間が少々必要であっても高い測位精度が望まれる。
そこで、従来の端末装置においては、例えば所望の測位精度や所望の測位時間で測位したい場合には、例えば基地局の情報を利用して測位を行う基地局情報利用モードやいわゆる単独GPS測位モードといったような測位モード自体を切り替えて測位を行っている形態が存在していた(特許文献1参照)。
特開2002−196063号公報
ところが、測位モードを変更する従来の端末装置においては、実際に測位を行う前に、まず、測位モードを切り替えるための切り替え判断処理に時間を要していた。このため、従来の端末装置では、このような切り替え判断処理を含む測位完了までに係る時間の短縮を図ることができず、測位に関する所望の数的目標を満たすように構成することが困難であった。
一方、測位モードを変更しない従来の端末装置においては、アシストデータ提供サーバから取得したアシストデータに含まれる本来必要ない項目情報をも用いて衛星の捕捉を行っているため、端末装置の操作者が望む捕捉時間を含む測位完了までにかかる時間や測位精度といった測位に関する数的目標を満たしつつ測位が行われていない問題点があった。
具体的には、上述したように例えば高速に衛星の捕捉が行えればよく測位精度を必要としない場合には、測位精度を高くすることができる項目情報を含むアシストデータを用いる必要がない。これは、このアシストデータの項目情報が、端末装置の操作者が要求する捕捉時間や測位精度に対応していないためである。
この一方、端末装置側において、アシストデータに含まれる全ての項目情報を用いて衛星を捕捉する代わりに、一部のどの項目情報を選択して用いて衛星を捕捉することも一見するとできそうであるが、端末装置の処理能力を考慮すると、その処理時間がかかりすぎて実現することが不可能であった。
従って、従来の端末装置では、アシストデータ提供サーバから取得したアシストデータの全ての項目情報を用いて衛星を捕捉し測位を行うと、捕捉時間を含む所望の測位完了までにかかる時間及び所望の測位精度で測位を行うことができないという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消して、端末装置が、測位に関する所望の数的目標を達成しつつ捕捉支援情報を用いて衛星を捕捉して測位を行うことができる捕捉支援情報管理システム、捕捉支援情報管理装置及び捕捉支援情報管理方法を提供することである。
上述の目的は、第1の発明によれば、衛星電波を出力する衛星の捕捉を支援するための情報であって複数の項目情報を含む捕捉支援情報を用いて前記衛星を捕捉し、捕捉された前記衛星から前記衛星電波を受信して測位を行う端末装置と、前記捕捉支援情報を提供する捕捉支援情報提供サーバと、前記捕捉支援情報提供サーバと前記端末装置との間で前記捕捉支援情報の評価を行う捕捉支援情報評価サーバと、を備え、前記端末装置は、前記捕捉支援情報評価サーバに対して、測位に関する数的目標を定めて前記捕捉支援情報の要求を行う捕捉支援情報要求手段を備え、前記捕捉支援情報評価サーバは、前記端末装置から前記捕捉支援情報の要求を受け付ける捕捉支援情報要求受付手段と、前記捕捉支援情報提供サーバに対して前記捕捉支援情報を要求し、前記捕捉支援情報提供サーバから前記複数の項目情報を含む前記捕捉支援情報を取得する捕捉支援情報取得手段と、取得した前記捕捉支援情報に含まれる各項目情報の組み合わせを生成する組み合わせ生成手段と、前記各項目情報の組み合わせを用いて前記衛星を繰り返し捕捉して試験測位を行う試験測位手段と、前記各項目情報の組み合わせを用いて前記衛星を捕捉して行った試験測位結果についてそれぞれ評価を行って評価情報を生成する評価情報生成手段と、前記評価情報に基づいて、前記端末装置からの前記測位に関する数的目標を達成しうる、前記各項目情報の組み合わせを特定する組み合わせ特定手段と、特定された前記各項目情報の組み合わせを含めた捕捉支援情報を前記端末装置に対して提供する捕捉支援情報提供手段と、を備えることを特徴とする捕捉支援情報管理システムにより、達成される。
上記構成によれば、捕捉支援情報評価サーバが、組み合わせ生成手段、試験測位手段、評価情報生成手段及び組み合わせ特定手段を備えているので、評価情報生成手段が捕捉支援情報に含まれる各項目情報の組み合わせを用いて衛星を捕捉して行った試験結果について評価情報を生成し、組み合わせ特定手段が、その評価情報に基づいて、端末装置による測位に関する数的目標を定めた要求に対応する各項目情報の組み合わせを特定する。
そして、捕捉支援情報提供手段は、端末装置の上記要求に対応する各項目情報を捕捉支援情報に含め、この捕捉支援情報を端末装置に対して送信する。
ここで、端末装置に対して送信された、捕捉支援情報に含まれる複数の項目情報の組み合わせは、端末装置の上記要求に対応しており、端末装置による測位に関する数的目標を達成するためのものである。従って、端末装置は、このように特定された各項目情報の組み合わせを含む捕捉支援情報を用いて衛星を捕捉し、捕捉された衛星から受信した衛星電波により測位を行うと、測位に関する数的目標が端末装置の要求に沿ったものとなる。従って、端末装置は、測位に関する所望の数的目標を達成しつつ捕捉支援情報を用いて衛星を捕捉して測位を行うことができる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記捕捉支援情報提供サーバと前記捕捉支援情報評価サーバとの間で前記捕捉支援情報を中継する中継サーバを備え、前記中継サーバは、前記捕捉支援情報が前記衛星の捕捉支援に関して有効な期間である有効期間を、前記捕捉支援情報ごとに管理する有効期間管理手段と、前記捕捉支援情報評価サーバからの前記捕捉支援情報の要求を受け付ける要求受付手段と、前記捕捉支援情報提供サーバから取得済みの前記捕捉支援情報が存在する場合に、前記取得済みの捕捉支援情報を記憶する捕捉支援情報記憶手段と、前記捕捉支援情報評価サーバからの前記要求に応じた前記捕捉支援情報の取得時刻が、前記捕捉支援情報の有効期間内であるか否かを確認する有効期間確認手段と、前記捕捉支援情報の取得時刻が前記有効期間内であると判断された場合には、前記捕捉支援情報記憶手段に記憶されている前記取得済みの捕捉支援情報を、前記捕捉支援情報の取得時刻が前記有効期間内でないと判断された場合には、前記捕捉支援情報提供サーバから取得した新規な捕捉支援情報を、前記捕捉支援情報評価サーバに対して送信する捕捉支援情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、有効期間管理手段、有効期間確認手段及び捕捉支援情報送信手段を備えているので、捕捉支援情報評価サーバからの要求に応じた捕捉支援情報の取得時刻が有効期間内である場合には、捕捉支援情報提供サーバとの間で捕捉支援情報を通信する必要がないので情報交換の負荷を減少させ、減少した情報量により通信コストを削減することができる。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明のいずれかの構成において、前記捕捉支援情報評価サーバが複数設けられており、前記中継サーバは、複数の前記捕捉支援情報評価サーバからの同一の前記捕捉支援情報の要求を集約する要求集約手段を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、要求集約手段を備えているので、捕捉支援情報評価サーバの台数が増えた場合でも、複数の捕捉支援情報評価サーバからの同一の捕捉支援情報の要求を集約し、捕捉支援情報提供サーバに対する捕捉支援情報の要求の増加を抑制することができる。このため、そのような場合においても、捕捉支援情報評価サーバと捕捉支援情報提供サーバとの間の情報交換の際の負荷を低減すると共に、通信する情報量を減少させることができることから、通信費を抑制することができる。
第4の発明は、第1の発明ないし第3の発明のいずれかの構成において、前記評価情報生成手段は、前記評価情報として、前記捕捉支援情報に含まれる複数の項目情報の各組み合わせに基づく試験測位結果に対してそれぞれ得点を付与する構成としたことを特徴とする。
上記構成によれば、評価情報生成手段は、評価情報の生成を、得点の付与という形で具体化しているので、捕捉支援情報に含まれる複数の項目情報の組み合わせを用いた衛星の捕捉を用いた試験測位結果に対する評価を客観的に行うことができる。このため、捕捉支援情報特定手段は、客観的に、端末装置からの測位に関する数的目標を達成しうる、複数の項目情報の組み合わせを特定することができる。
従って、端末装置は、このように客観的に特定された捕捉支援情報を用いて、測位に関する数的目標を満たしつつ測位を行うことができる。
第5の発明は、第1の発明ないし第4の発明のいずれかの構成において、前記捕捉支援情報に含まれる複数の項目情報は、各々種類の異なる情報である構成としたことを特徴とする。
上記構成によれば、捕捉支援情報に含まれる複数の項目情報が、同一種類の情報である場合よりも、各々種類の異なる情報である場合の方が、捕捉支援情報を用いた衛星の捕捉に関して与える影響が大きい。このため、各々種類の異なる情報の組み合わせを含む捕捉支援情報を用いて衛星の捕捉を行って試験測位を行った場合には、同一種類の情報の組み合わせを含む捕捉支援情報を用いて衛星の捕捉を行って試験測位を行った場合よりも、各評価情報の内容に差が生ずる。
捕捉支援情報特定手段は、このように各々評価情報の差が大きい複数の項目情報を含む捕捉支援情報に基づいて、より端末装置の要求に沿った測位に関する数的目標を達成しうる捕捉支援情報を特定することができるので、端末装置は、このような捕捉支援情報を用いて、その要求に近い測位に関する数的目標を達成しつつ測位を行うことができる。
第6の発明は、第1の発明ないし第5の発明のいずれかの構成において、前記端末装置は、捕捉時間を含む測位完了までの時間、測位精度及び/又は、前記捕捉支援情報の通信量のいずれか又はこれらいずれかの組み合わせを、前記測位に関する数的目標として要求する構成としたことを特徴とする。
上記構成によれば、測位に関する数的目標が、捕捉時間を含む測位完了までの時間、測位精度及び/又は、捕捉支援情報の通信量のいずれか又はこれらいずれかの組み合わせであることから、端末装置は、これらの要求に対応した捕捉支援情報を取得することができる。このため、端末装置は、これらの要求に対応した捕捉支援情報を用いて衛星を捕捉して測位を行うことから、端末装置の要求として、例えばその操作者がその操作性において満足するような数的目標を設定しておけば、測位の際における操作者の操作性を向上することができる。
第7の発明は、第1の発明ないし第6の発明のいずれかの構成において、前記捕捉支援情報評価サーバは、前記端末装置がデータ通信を行うための基地局に設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、捕捉支援情報評価サーバが基地局に設けられていることから、捕捉支援情報評価サーバと端末装置とが近接していることになる。このため、捕捉支援情報評価サーバが試験測位を行った地点と、端末装置が実際に測位を行う地点とが近接している。従って、捕捉支援情報評価サーバが試験測位した際の測位状況と、端末装置が実際に測位した際の測位状況とが似ているので、端末装置は、その要求がより反映された捕捉支援情報を取得することができるようになる。従って、端末装置は、その要求がより反映された捕捉支援情報を取得して衛星を捕捉し、測位に関する所望の数的目標を達成しつつ測位を行うことができる。
第8の発明は、第1の発明ないし第7の発明のいずれかの構成において、前記端末装置は、携帯型電話装置であることを特徴とする。
上記構成によれば、端末装置としての携帯型電話装置は非常に普及しており、様々な操作者が操作を行う可能性が高い。このような様々な操作者は、それぞれ測位を行う目的が大きく異なり、測位に関する数的目標が異なる。このような測位に関する数的目標の異なる操作者の携帯型電話装置においても、上述のように要求がより反映された捕捉支援情報を取得して衛星を捕捉することができることから、測位に関する所望の数的目標を満たしつつ測位を行うことができる。
上述の目的は、第9の発明によれば、衛星電波を出力する衛星の捕捉を支援するための情報であって複数の項目情報を含む捕捉支援情報を用いて前記衛星を捕捉し、捕捉された前記衛星から前記衛星電波を受信して測位を行う端末装置と、前記捕捉支援情報を提供する捕捉支援情報提供サーバと、の間で、前記捕捉支援情報の評価管理を行う捕捉支援情報管理装置であって、前記捕捉支援情報評価サーバに対して、測位に関する数的目標を定めて前記捕捉支援情報の要求を行う端末装置から、前記捕捉支援情報の要求を受け付ける捕捉支援情報要求受付手段と、前記捕捉支援情報提供サーバに対して前記捕捉支援情報を要求し、前記捕捉支援情報提供サーバから前記複数の項目情報を含む前記捕捉支援情報を取得する捕捉支援情報取得手段と、取得した前記捕捉支援情報に含まれる各項目情報の組み合わせを生成する組み合わせ生成手段と、前記各項目情報の組み合わせを用いて前記衛星を繰り返し捕捉して試験測位を行う試験測位手段と、前記各項目情報の組み合わせを用いて前記衛星を捕捉して行った試験測位結果についてそれぞれ評価を行って評価情報を生成する評価情報生成手段と、前記評価情報に基づいて、前記端末装置からの前記測位に関する数的目標を達成しうる、前記各項目情報の組み合わせを特定する組み合わせ特定手段と、特定された前記各項目情報の組み合わせを含めた前記捕捉支援情報を前記端末装置に対して提供する捕捉支援情報提供手段と、を備えることを特徴とする捕捉支援情報管理装置により、達成される。
上記構成によれば、捕捉支援情報管理装置が、組み合わせ生成手段、試験測位手段、評価情報生成手段及び組み合わせ特定手段を備えているので、評価情報生成手段が捕捉支援情報に含まれる各項目情報の組み合わせを用いて衛星を捕捉して行った試験結果について評価情報を生成し、組み合わせ特定手段が、その評価情報に基づいて、端末装置による測位に関する数的目標を定めた要求に対応する各項目情報の組み合わせを特定する。
そして、捕捉支援情報提供手段は、端末装置の要求に対応する各項目情報を捕捉支援情報に含め、この捕捉支援情報を端末装置に対して送信する。
ここで、端末装置に対して送信された、捕捉支援情報に含まれる複数の項目情報の組み合わせは、端末装置の要求に対応しており、端末装置による測位に関する数的目標を達成するためのものである。従って、端末装置は、このように特定された各項目情報の組み合わせを含む捕捉支援情報を用いて衛星を捕捉し、捕捉された衛星から受信した衛星電波により測位を行うと、測位に関する数的目標が端末装置の要求に沿ったものとなる。従って、端末装置は、測位に関する所望の数的目標を達成しつつ捕捉支援情報を用いて衛星を捕捉して測位を行うことができる。
上述の目的は、第10の発明によれば、衛星電波を出力する衛星の捕捉を支援するための情報であって複数の項目情報を含む捕捉支援情報を用いて前記衛星を捕捉し、捕捉された前記衛星から前記衛星電波を受信して測位を行う端末装置と、前記捕捉支援情報を提供する捕捉支援情報提供サーバと、の間で、前記捕捉支援情報の評価管理を行う捕捉支援情報管理方法であって、前記捕捉支援情報評価サーバに対して、測位に関する数的目標を定めて前記捕捉支援情報の要求を行う端末装置から、前記捕捉支援情報の要求を受け付ける捕捉支援情報要求受付ステップと、前記捕捉支援情報提供サーバに対して前記捕捉支援情報を要求し、前記捕捉支援情報提供サーバから前記複数の項目情報を含む前記捕捉支援情報を取得する捕捉支援情報取得ステップと、取得した前記捕捉支援情報に含まれる各項目情報の組み合わせを生成する組み合わせ生成ステップと、前記各項目情報の組み合わせを用いて前記衛星を繰り返し捕捉して試験測位を行う試験測位ステップと、前記各項目情報の組み合わせを用いて前記衛星を捕捉して行った試験測位結果についてそれぞれ評価を行って評価情報を生成する評価情報生成ステップと、前記評価情報に基づいて、前記端末装置からの前記測位に関する数的目標を達成しうる、前記各項目情報の組み合わせを特定する組み合わせ特定ステップと、特定された前記各項目情報の組み合わせを含めた前記捕捉支援情報を前記端末装置に対して提供する捕捉支援情報提供ステップと、を有することを特徴とする捕捉支援情報管理方法により、達成される。
上記構成によれば、評価情報生成ステップでは、捕捉支援情報に含まれる各項目情報の組み合わせを用いて衛星を捕捉して行った試験結果について評価情報を生成し、組み合わせ特定ステップでは、その評価情報に基づいて、端末装置の上記要求に対応する各項目情報の組み合わせを特定する。
そして、捕捉支援情報提供ステップでは、端末装置の要求に対応する各項目情報を捕捉支援情報に含め、この捕捉支援情報を端末装置に対して送信する。
ここで、端末装置に対して送信された、捕捉支援情報に含まれる複数の項目情報の組み合わせは、端末装置の上記要求に対応しており、端末装置による測位に関する数的目標を達成するためのものである。従って、端末装置は、このように特定された各項目情報の組み合わせを含む捕捉支援情報を用いて衛星を捕捉し、捕捉された衛星から受信した衛星電波により測位を行うと、測位に関する数的目標が端末装置の要求に沿ったものとなる。従って、端末装置は、測位に関する所望の数的目標を達成しつつ捕捉支援情報を用いて衛星を捕捉して測位を行うことができる。
以下、この発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態としての捕捉支援情報管理システム1の構成例を示すシステム構成図である。
捕捉支援情報管理システム1は、端末装置100、収容局(RNC:Radio Network Control)230及び衛星通信用局(SAS)240が基地局8及びネットワーク7を経由して接続された構成となっている。この捕捉支援情報管理システム1は、例えば端末装置100の測位に関して、いわゆるネットワークアシスト型のGPS測位システムを構成している。
収容局230は、後述するアシストデータ評価サーバ200を備えており、このアシストデータ評価サーバ200がネットワーク7に接続されている。また、衛星通信用局240は、後述するアシストデータ提供サーバ220を備えている。このアシストデータ提供サーバ220も、ネットワーク7に接続された構成となっている。このネットワーク7は、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を通信プロトコルとしてデータ通信を行う構成となっている。
端末装置100は、例えば携帯型電話装置であり、操作者に携帯されて移動可能な端末装置である。また、この端末装置100は、例えば無線によって基地局8とデータ通信を行う構成となっている。この端末装置100は、例えばGPS(Global Positioning System)を利用して測位を行う構成となっている。つまり、この端末装置100は、衛星3からの衛星電波を受信し、衛星電波に含まれる航法メッセージを解析し、測位を行うようになっている。
このとき、この端末装置100において特徴的なことは、捕捉支援情報としてのアシストデータを用いて衛星3を捕捉していることである。ここでアシストデータは、例えば衛星電波を出力する衛星3の捕捉を支援するための情報であって後述する複数の項目情報を含む情報である。
この端末装置100は、基地局8及びネットワーク7を介して無線或いは有線で、上記アシストデータ評価サーバ200及びアシストデータ提供サーバ220に接続されている。
上記アシストデータ評価サーバ200は、後述するようにアシストデータ提供サーバ220と端末装置100との間でアシストデータの評価を行う構成となっている。このアシストデータ評価サーバ200は、端末装置100が測位を行う前に、端末装置100の代わりに予め試験測位を行って、後述するような評価を行う機能を有する。本実施形態では、端末装置100が行う測位を「測位」と呼び、アシストデータ評価サーバ200が行う測位を「試験測位」と呼ぶ。アシストデータの評価方法については後述する。一方、アシストデータ提供サーバ220は、上記アシストデータを提供する機能を有する。このアシストデータは、上記端末装置100が、実際に測位を行う前に、衛星3を捕捉するために支援を行うための情報である。
ここで、本実施形態においては、「捕捉時間」とは、端末装置100が衛星3の捕捉を開始してから捕捉を完了するまでの時間をいい、「測位時間」とは、捕捉が完了した衛星3を用いて実際に測位を開始してから測位が完了するまでの時間をいう。そして、「測位完了までにかかる時間(測位完了までの時間)」とは、上記「捕捉時間」及び「測位時間」を合わせた時間をいうものとする。
図2は、図1に示す端末装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、端末装置100は、バス101を有しており、このバス101に、CPU(Central Processing Unit)102、RAM(Random Access Memory)103、ROM(Read Only Memory)104等が接続されている。
また、バス101には、いわゆるタッチパネルや操作ボタン等の入力装置105、液晶ディスプレイ等の表示装置106、GPS装置107が接続されている。さらに、バス101には送受信装置100cも接続されている。
具体的には、バス101は、各デバイスを接続する機能を有し、アドレスバスやデータバスを有するバスである。
CPU102は、所定のプログラムの処理の実行を行う他、バス101に接続されたROM104等を制御している。ROM104には、各種プログラムや各種情報等が格納されている。RAM103は、プログラムを実行するためのエリアとしての機能を有する。送受信装置100cは、端末装置100の外部の電子機器との間でデータ通信を行う機能を有する。
図3は、図1に示すアシストデータ評価サーバ200のハードウェア構成例を示すブロック図である。尚、アシストデータ提供サーバ220のハードウェア構成例については、アシストデータ評価サーバ200のハードウェア構成例と同様であるので説明を省略する。
アシストデータ評価サーバ200は、例えばコンピュータであり、バス201、CPU202、主記憶装置としてのRAM203、ROM204、入力装置205、表示装置206、送受信装置200c等を有しており、これらは、処理速度や記憶容量が異なる点を除いて、上述の端末装置100で説明したバス101等とほぼ同様の機能を有している。
また、アシストデータ評価サーバ200には、上記端末装置100とは異なり、補助記憶装置としてのハードディスク200dが設けられている。このアシストデータ評価サーバ200においては、例えばオペレーティングシステムが動作しており、このオペレーティングシステムでは、データの書き込みや読み出しに関して、後述するようにいわゆるセマフォによる排他制御が行われている。
図4は、図1に示す端末装置100のソフトウェア構成例を示すブロック図である。
端末装置100は、捕捉支援情報要求手段としてのアシストデータ要求部111、測位に関する数的目標としての数的目標値112、アシストデータ受付部113及び測位部114を有している。
アシストデータ要求部111は、上記アシストデータ評価サーバ200に対して、例えば端末装置100の操作者により或いは予め設定された数的目標値112を定めてアシストデータ222の要求を行う構成となっている。
ここで、測位に関する数的目標値112は、例えば端末装置100が測位を行う際に、測位に関して目標とすべき事項を表している。この測位に関する数的目標値112としては、例えば上記捕捉時間、上記測位時間、上記測位完了までにかかる時間及び/又はデータ通信量のいずれか又はこれらいずれかの組み合わせを含んでいる。この測位に関する数的目標値112は、例えば予め設定されていても良いし、端末装置100の操作者の希望により設定されるようにしても良い。
また、アシストデータ受付部113は、後述するように上記アシストデータ評価サーバ200或いは上記アシストデータ提供サーバ220からのアシストデータ222を受信して受け付ける機能を有する。測位部114は、図2に示すGPS装置107を制御して、アシストデータ受付部113が受け付けたアシストデータ222を用いて、上記衛星3の捕捉支援を受けつつ上記衛星3の捕捉を行う機能を有する。さらに、測位部114は、捕捉した上記衛星3からの衛星電波を受信し、衛星電波に含まれる航法メッセージを解析し、測位を行う機能を有する。
図5は、図1に示すアシストデータ提供サーバ220のソフトウェア構成例を示すブロック図であり、図6は、図5に示すアシストデータの構成例を示す図である。
図5に示すアシストデータ提供サーバ220は、アシストデータ要求受付部221、アシストデータ222及びアシストデータ提供部223を有する。
アシストデータ要求受付部221は、例えばアシストデータ評価サーバ200や端末装置100からのアシストデータ222の要求を受け付ける機能を有する。この要求には、提供するアシストデータ222に含めるべき各項目情報の種類が指定されている。
アシストデータは、例えば複数の項目情報を含んでいる。これら複数の項目情報は、例えば各々種類の異なる情報であるのが望ましい。具体的には、これら複数の項目情報としては、例えば図6に示すように時刻、初期位置、エフェメリス(Ephemeris)、アルマナック(Almanac)、電離層補正値及び/又はDGPS補正値のいずれか又はこれらいずれかの組み合わせを含んでいる。
ここで、上記時刻は、アシストデータを取得した時を表す取得時刻であり、そのデータサイズは、例えば31バイトである。上記初期位置は、端末装置100の初期位置を表しており、そのデータサイズは例えば15バイトである。上記エフェメリスは、例えば1時間ごとに更新され、有効期間が上記取得時刻から例えば2時間と設定されている。また、このエフェメリスは、そのデータサイズが例えば75バイト×衛星数(最大32個)となっている。
上記アルマナックは、更新周期が例えば不定期であり、その有効期間が約2.8日間である。このアルマナックは、そのデータサイズが、例えば1+26×衛星数(最大32個)バイトである。電離層補正値は、そのデータサイズが例えば8バイトである。上記DGPS補正値は、いわゆるディファレンシャル測位を行う場合に使用される補正値を表している。
アシストデータ提供部223は、上記アシストデータ要求部221の指示に基づいて、アシストデータ222を取得し、例えばアシストデータ評価サーバ200や端末装置100に対して提供する機能を有する。
図7は、図1に示すアシストデータ評価サーバ200のソフトウェア構成例を示すブロック図である。尚、図7においては、オペレーティングシステムの図示を省略している。また、図7に示すソフトウェア構成例は、捕捉支援情報管理機能を発揮させるプログラムの構成例を示している。
アシストデータ評価サーバ200は、アシストデータリクエスト受付部251(捕捉支援情報要求受付手段)、アシストデータ取得部252(捕捉支援情報取得手段)、組み合わせ生成部253(組み合わせ生成手段)、試験測位部254(試験測位手段)、評価部255(評価情報生成手段、組み合わせ特定手段)、評価情報管理テーブル256、アシストデータ送信部257(捕捉支援情報提供手段)及びアシストデータ要求部258を有している。
アシストデータリクエスト受付部251は、上記端末装置100からのアシストデータ222の要求を受け付ける機能を有する。アシストデータ取得部252は、上記アシストデータ評価サーバ200に対してアシストデータ222を要求し、アシストデータ提供サーバ220から複数の項目情報を含むアシストデータ222を要求し、アシストデータ提供サーバ220から複数の項目情報を含むアシストデータ222を取得する。
組み合わせ生成部253は、取得したアシストデータ222に含まれる各項目情報の組み合わせを生成する機能を有する。試験測位部254は、それら各項目情報の組み合わせを用いて衛星を繰り返し捕捉して、例えば上記GPSを利用して試験測位を行う機能を有する。
評価部255は、各項目情報の組み合わせを用いて衛星3を捕捉して行った試験測位結果についてそれぞれ評価を行って評価情報を生成する。評価情報管理テーブル256は、評価部255によって、上述のように各項目の組み合わせごとに生成された評価情報を管理する構成となっている。また、この評価部255は、この評価情報に基づいて、端末装置100からの測位に関する数的目標値112を達成しうる、各項目情報の組み合わせを特定する。
ここで、評価部255は、評価情報として、アシストデータ222に含まれる複数の項目情報の各組合わせに基づく試験測位結果に対して、例えばそれぞれ得点を付与する構成としている。この得点の付与方法についての詳細は、後述する。
このアシストデータ送信部257は、測位に関する数的目標値112を達成しうる各項目情報の組み合わせを含めたアシストデータ222を生成し、上記端末装置100に対して提供する機能を有する。
アシストデータ要求部258は、上記アシストデータ提供サーバ220に対して、例えばアシストデータ222に含める項目情報の種類等を指定してアシストデータ222の要求を行う機能を有する。上記アシストデータ提供サーバ220は、要求のあった各項目情報を含めたアシストデータ222を提供する機能を有する。
捕捉支援情報管理システム1は以上のような構成であり、次に上記図1〜図7を参照しつつその動作例について説明する。
図8は、捕捉支援情報管理システム1における捕捉支援情報管理方法の手順の一例を示すフローチャートである。
<捕捉支援情報要求ステップ>
まず、ステップST1では、端末装置100が、アシストデータ評価サーバ200に対して測位に関する数的目標を定めてアシストデータ222の要求を行い、アシストデータ評価サーバ200から、アシストデータ222の要求を受け付ける。具体的には、図4に示す端末装置100において、捕捉支援情報要求手段としてのアシストデータ要求部111が、測位に関する数的目標値112を取得し、この測位に関する数的目標値112に対応したアシストデータ222の要求を、図1に示すアシストデータ評価サーバ200に対して行う。
ここで、上記測位に関する数的目標値112としては、例えば上記衛星3の捕捉時間を含む測位完了までにかかる時間、測位精度、データ通信量のいずれか又はこれらいずれかの組み合わせを含んでいる。
次にステップST2では、アシストデータ評価サーバ200が、アシストデータ提供サーバ220に対してアシストデータ222を要求し、アシストデータ提供サーバ220から複数の項目情報を含むアシストデータ222を取得する。具体的には、図7に示すアシストデータ評価サーバ200において、アシストデータ要求部258がアシストデータ222の要求を行う。
図5に示すアシストデータ提供サーバ220では、アシストデータ要求受付部221が、アシストデータ評価サーバ200からのアシストデータ222の要求を受け付け、アシストデータ提供部223に対して指示を行う。このアシストデータ提供部223は、例えば予め用意したアシストデータ222を取得し、図7に示すアシストデータ評価サーバ200に対して提供する。アシストデータ評価サーバ200においては、アシストデータ取得部252が上記アシストデータ222を取得する。
<組み合わせ生成ステップ>
次にステップST3では、アシストデータ評価サーバ200において、組み合わせ生成部253が、取得したアシストデータ222に含まれる各項目情報の組み合わせを生成する。具体的には、まず、アシストデータ222は、上述のように複数の項目情報を有しており、この項目情報は、上記GPS測位において、上記衛星3を捕捉する際に支援を行うための情報の1項目である。
上記組み合わせ生成部253は、項目情報の一例としての図6に示すエフェメリスに含まれる単位項目情報同士の全ての組み合わせを生成してアシストデータ222に含める。ここで、本実施形態では、図9に示すように、例えば図示しないエフェメリスの各項目情報と捕捉衛星数(以下「衛星数」という)との組み合わせが、例えば図9(A)に示す12個のパターン1、例えば図9(B)に示す8個のパターン2、例えば図9(C)に示す4個のパターン3の3つの組み合わせを例示するものとする。
次にステップST4では、アシストデータ222の各項目情報の組み合わせを用いて上記衛星3を繰り返し捕捉して試験測位を行う。具体的には、図7に示す試験測位部254が、これらの組み合わせである図9(A)に示すパターン1〜図9(C)に示すパターン3をそれぞれ用いて上記衛星3の捕捉を行って試験測位を行う。これらの組み合わせの項目情報を含むアシストデータ222を用いた試験測位結果を、図9(A)〜図9(C)に示す。
ここでまず、これら図9(A)〜図9(C)に示す測位位置93は、実際の位置91に対して実際に測位を行って取得された位置を表している。誤差範囲95は、測位位置93を測位した際の誤差の範囲を表している。図9(A)に示す衛星数が12個であるパターン1に関する試験測位結果では、測位時間が短く、測位精度が良好であり、トラフィック量が多い結果となっている。また、図9(B)に示す衛星数が8個のパターン2に関する試験測位結果では、測位時間が中くらいであり、測位精度が普通であり、トラフィック量が中くらいという結果となっている。また、図9(C)に示す衛星数が4個のパターン3に関する試験測位結果では、測位時間が長く、測位精度が悪く、トラフィック量が少ない結果となっている。
このような試験測位結果を参照すると、捕捉時間を含む測位完了までにかかる時間を短くし、且つ、測位精度を高くする事を優先したい場合には、上記パターン1を選択するのが望ましい。また、トラフィック量を少なくすることを優先したい場合には、上記パターン3を選択するのが望ましい。また、捕捉時間を含む測位完了までにかかる時間をある程度短くすると共に、トラフィック量もある程度小さくしたい場合には、上記パターン2を選択するのが望ましい。
次にステップST5では、図7の評価部255が、アシストデータ222の各項目情報の組み合わせとしての上記パターン1〜パターン3を用いて上記衛星3を捕捉して行った試験測位結果について、それぞれ評価を行って評価情報を生成する。この評価情報としては、例えばアシストデータ222に含まれる複数の項目情報の各組み合わせを用いた衛星3の捕捉によって行った試験測位結果に対してそれぞれ付与された得点を採用している。このように評価情報として得点を付与すると、上記試験測位結果に対する評価を客観的に行うことができる。
ここで、各試験測位結果に対する得点の付与方法の一例について説明する。
この評価例では、各項目情報として、例えばエフェメリスの衛星数(エフェメリスのデータサイズ)と測位精度、捕捉時間を含む測位完了までの時間の3つの要素に注目する。
ここで、測位精度とは、実際の座標とGPS測位によって求められた座標との差を表す測位に関する精度をいう。この差が例えば10mであれば、実際の座標に比べて10m離れた座標がGPS測位によって求められたこととなる。ここで、測位時間とは、衛星の捕捉後、上記衛星電波を受信し始めてから現在地の座標が求められるまでの時間をいい、上記衛星3の捕捉時間を含まない時間をいう。
まず最初に、要求するアシストデータの増減に伴うデータ量の変化について説明する。
本実施形態では、図6に示すエフェメリスを例示して、要求するアシストデータの増減に伴うデータサイズの変化を説明する。尚、この説明では、データサイズを図6に示す値を基準と例示する。
<エフェメリスとGPS測位の関係>
一般的に得られるエフェメリスの衛星数が少ない、若しくはエフェメリスの取得時刻が古いなどの場合には、例えば測位完了までの時間が4倍程度(例えば10秒から40秒程度に延びる)長くなり、測位精度が10m程度大きくなる。
図6に示すように、1つの衛星3におけるエフェメリスのデータサイズは、例えば27バイトである。また、GPS測位に必要とされる最低の衛星数は3個、時刻同期が必要な場合には4個とされており、さらにある地点で捕捉できる衛星数は、概ね8〜12個である。
上述のようなことから、衛星数が4個の場合、8個の場合、12個の場合を考え、それぞれのエフェメリスのデータサイズを比較する。
衛星数4個の場合:75バイト×4=300バイト
衛星数8個の場合:75バイト×8=600バイト
衛星数12個の場合:75バイト×12=900バイト
このような結果を参照すると、単純に衛星個数に応じた比例関係となるが、4個の場合と12個の場合には3倍の差が存在している。また、軌道予測などにより、さらに多くの衛星のエフェメリスを送ることができるが、その場合には、このような差がさらに大きくなる。
図6に示すようにエフェメリスの更新間隔は、例えば1時間となっている。これは、最新のアシストデータ222を取得した場合、1時間は更新を行うことがないことを示している。
そこで、1時間おきにエフェメリスの要求を行った場合と、5分おきに要求を行った場合のデータ量を比較する。尚、比較にあたり、衛星数を8個、要求する期間を2時間とする。
1時間おきに要求する場合:(75バイト×8)×2(回:120分/60分)=1200バイト
5分おきに要求する場合:(75バイト×8)×24(回:120分/5分)=14400バイト
これも単純に要求間隔による比例関係となるが、5分おきと1時間おきでは得られるエフェメリスの内容が同じであるにもかかわらず、データ量は12倍となっている。
<得点化の手法>
まず、得点化する対象としてのアシストデータの各項目情報の組み合わせを、上述のような例えばエフェメリスの衛星個数とし、GPS測位に利用する衛星数を4個、8個、12個の3組とする。
これらの組み合わせである、上記パターン1(組み合わせ1)、パターン2(組み合わせ2)及びパターン3(組み合わせ3)ごとに試験測位を実施すると測位精度と測位完了までにかかる時間が得られるが、それぞれの各項目情報の組み合わせに対する試験測位結果が、例えば図10(A)に示すようになっている。
次に、上記評価部255は、この試験測位結果を、例えば以下の規則に基づき、A〜Dのランクに分ける。
・衛星数(データサイズ)
300バイト以下の場合をAランクとし、300バイトを超えて400バイト以下の場合をBランクとし、400バイトを超えて600バイト以下の場合をCランクとし、600バイトより大きい場合をDランクとする。
・測位精度
10m以下の場合をAランクとし、10mを超えて15m以下の場合をBランクとし、15mを超えて20m以下の場合をCランクとし、25mよりも大きい場合をDランクとする。
・測位完了までにかかる時間
10秒以下の場合をAランクとし、10秒を超えて15秒以下の場合をBランクとし、15秒を超えて20秒以下の場合をCランクとし、20秒よりも長い場合をDランクとする。
次に評価部255が各組み合わせパターンごとにランク分けを行うと、図10(B)に示すようになる。
図示のランク分け結果を参照すると、以下の2つの傾向を把握することができる。すなわち、第1の傾向としては、例えば衛星数(データサイズ)と測位精度は反比例な関係にある。第2の傾向としては、例えば衛星数(データサイズ)と測位完了までにかかる時間は反比例な関係にある。
以上のようにして評価部255が評価情報を生成して評価情報管理テーブル256において管理を行う。
<組み合わせ特定ステップ>
次にステップST6では、図7に示す評価部255が、上記評価情報に基づいて、上記端末装置100からの測位に関する上記数的目標値112を達成しうる、アシストデータ222に含まれる各項目情報の組み合わせを特定する。具体的には、評価部255は、上述のようにランク付けされた結果に基づいて、以下のようにアシストデータ222に含まれる各項目情報の組み合わせを選定する。
まず、ここで、トラフィック量(データサイズ)、測位精度及び測位完了までにかかる時間のいずれを優先するかを選定の条件とする。
このような条件を前提として以下の3例を挙げ、それぞれどのようにアシストデータ222の各項目情報の組み合わせを選定するかについて説明する。
まず、第1の例としては、トラフィック量(データサイズ)節約を最大に優先したい場合には、図10(B)に示すランク付け結果においてトラフィック量が節約できる条件は、データサイズのランクが「A」である組み合わせ1(上記パターン1)である。よって、選択されるアシストデータ222の項目情報としては、上記衛星数が4個のエフェメリスである。
次に、第2の例としては、測位完了までにかかる時間と測位精度を優先したい場合には、図10(B)において測位時間と測位精度が共にAランクである条件を満たすのは、組み合わせ3(パターン3)である。よって、選択されるアシストデータ222の項目情報は、上記衛星数が12個のエフェメリスとなる。
さらに、第3の例としては、測位完了までにかかる時間を最も優先し、次にトラフィック量(データサイズ)を600バイト以下にしたい場合には、図10(B)に示す測位完了までにかかる時間がA,Bランクのいずれかで、且つ、トラフィック量が600バイト以下(A,B,Cランクのいずれか)の条件を満たすのは組み合わせ2(上記パターン2)である。よって、選択されるアシストデータ222は、衛星数8個のエフェメリスである。
以上のようにして図7に示す評価部255が、各項目情報の組み合わせを特定する。
次にステップST7では、評価部255が特定した各項目情報を含むアシストデータ222を、アシストデータ要求部258が、上記アシストデータ提供サーバ220に対して要求する。アシストデータ取得部252は、アシストデータ提供サーバ220からこれら各項目情報を含むアシストデータ222を取得する。取得されたアシストデータ222は、アシストデータ送信部257に対して引き渡される。
<捕捉支援情報提供ステップ>
次にステップST8では、アシストデータ評価サーバ200において、アシストデータ送信部257が、上述のように特定された各項目情報を含めたアシストデータ222を、基地局8及びネットワーク7を経由して端末装置100に対して送信することで提供する。
図1に示す端末装置100は、このように特定された各項目情報が含められたアシストデータ222を用いて上記衛星3を捕捉し、捕捉した衛星3から受信した衛星電波に含まれる航法メッセージを解析し、測位を行う。
ここで、アシストデータ評価サーバ200は、端末装置100がデータ通信を行うための基地局8に設けられているのが望ましい。このような構成とすると、アシストデータ評価サーバ200と端末装置100とが近接していることになる。このため、アシストデータ評価サーバ200が試験測位を行った地点と、端末装置100が実際に測位を行う地点とが近接している。従って、アシストデータ評価サーバ200が試験測位した際の測位状況と、端末装置100が実際に測位した際の測位状況とが似ているので、端末装置100は、その要求がより反映されたアシストデータ222を取得することができるようになる。従って、端末装置100は、その要求がより反映されたアシストデータ222を取得して上記衛星3を捕捉し、測位に関する上記所望の数的目標値112を達成しつつ測位を行うことができる。
また、本実施形態においては、アシストデータ222に含まれる複数の項目情報は、上述のように各々種類の異なる情報であるのが望ましい。このような構成とすると、アシストデータ222に含まれる複数の項目情報が同一種類の情報である場合よりも、各々種類の異なる情報である場合の方が、アシストデータ222を用いた上記衛星3の捕捉に関して与える影響が大きい。このため、各々種類の異なる情報の組み合わせを含むアシストデータ222を用いて上記衛星3の捕捉を行って試験測位を行った場合には、同一種類の情報の組み合わせを含むアシストデータ222を用いて上記衛星3の捕捉を行って試験測位を行った場合よりも、各評価情報の内容に差が生ずる。
図7に示す評価部255は、このように各々評価情報の差が大きい複数の項目情報を含むアシストデータ222に基づいて、より端末装置100の要求に沿った測位に関する数的目標値112を達成しうるアシストデータ222を特定することができるので、端末装置100は、このようなアシストデータ222を用いて、その要求に近い測位に関する数的目標値112を達成しつつ測位を行うことができる
以上、本発明の第1実施形態によれば、図7に示す評価部255がアシストデータ222に含まれる各項目情報の組み合わせを用いて上記衛星3を捕捉して行った試験結果について評価情報を生成し、その評価情報に基づいて、端末装置100による測位に関する数的目標を定めた要求に対応する各項目情報の組み合わせを特定する。
そして、アシストデータ送信部257は、端末装置100の上記要求に対応する各項目情報をアシストデータ222に含め、このアシストデータ222を端末装置100に対して送信する。
ここで、端末装置100に対して送信されたアシストデータ222に含まれる複数の項目情報の組み合わせは、端末装置100の上記要求に対応しており、端末装置100による測位に関する数的目標値112を達成するためのものである。従って、端末装置100は、このように特定された各項目情報の組み合わせを含むアシストデータ222を用いて衛星3を捕捉し、捕捉された衛星3から受信した衛星電波により測位を行うと、測位に関する数的目標値112が端末装置100の要求に沿ったものとなる。従って、端末装置100は、測位に関する所望の数的目標値112を達成しつつアシストデータ222を用いて衛星3を捕捉して測位を行うことができる。
また、上述のように評価情報として得点を付与するようにすると、上記評価部255が、客観的に、端末装置100からの測位に関する数的目標値112を達成しうる、複数の組み合わせを特定することができる。従って、端末装置100は、このように客観的に特定されたアシストデータ222を用いて衛星3を捕捉し、測位に関する数的目標値112を満たしつつ測位を行うことができる。
<第2実施形態>
図11は、本発明の第2実施形態としての捕捉支援情報管理システム1aの構成例をしますシステム構成図である。
本発明の第2実施形態としての捕捉支援情報管理システム1aでは、図1〜図10において第1実施形態としての捕捉支援情報管理システム1と同一の符号を付した箇所はほぼ同じ構成であるから、同一の構成は図1〜図10と共通の符号を用いてその説明を省略し、異なる点を中心として説明する。
第2実施形態における捕捉支援情報管理システム1aでは、第1実施形態における捕捉支援情報管理システム1において存在しない中継サーバ210を備えている点が特徴的である。
この中継サーバ210は、例えば上記アシストデータ提供サーバ220と上記アシストデータ評価サーバ200との間でアシストデータ222を中継する機能を有する。つまり、第2実施形態では、アシストデータ評価サーバ200がアシストデータ提供サーバ220に対して直接アシストデータ222を要求する代わりに、アシストデータ評価サーバ200からの要求を中継サーバ210が中継し、この中継サーバ210がアシストデータ提供サーバ220に対してアシストデータ222の要求を行う構成となっている。尚、この中継サーバ210のハードウェア構成は、上記図3に示すアシストデータ評価サーバ200とほぼ同様であるので、説明を省略する。
図12は、図11に示す中継サーバ210のソフトウェア構成例を示すブロック図である。
中継サーバ210は、要求受付部211(要求受付手段)、キャッシュ確認部212、有効期間管理テーブル214(有効期間管理手段)、有効期間確認部213(有効期間確認手段)、アシストデータ要求部216、アシストデータキャッシュ部215(捕捉支援情報記憶手段)及びアシストデータ送信部217(捕捉支援情報送信手段)を有する。
要求受付部211は、収容局230内のアシストデータ評価サーバ200からのアシストデータ222の要求を受け付ける機能を有する。この要求受付部211は、要求集約手段の一例としての要求集約部211aを備えているのが望ましい。この要求集約部211aは、複数のアシストデータ評価サーバ200が存在する場合において、複数のアシストデータ評価サーバ200からの同一のアシストデータ222の要求を集約する機能を有する。
このような要求集約部211aを備えると、アシストデータ評価サーバ200の台数が増えた場合でも、複数のアシストデータ評価サーバ200からの同一のアシストデータ222の要求を集約し、アシストデータ評価サーバ200に対するアシストデータ222の要求の増加を抑制することができる。このため、そのような場合においても、アシストデータ評価サーバ200とアシストデータ提供サーバ220との間の情報交換の際の負荷を低減すると共に、通信する情報量を減少させることができることから、通信費を抑制することができる。
有効期間管理テーブル214は、アシストデータ222が上記衛星3の捕捉支援に関して有効な期間である有効期間を、アシストデータ222ごとに管理する機能を有する。有効期間確認部213は、アシストデータ評価サーバ200からの上記要求に応じたアシストデータ222の取得時刻が、アシストデータ222の有効期間内であるか否かを確認する機能を有する。
アシストデータ要求部216は、アシストデータ提供サーバ220に対してアシストデータ222の要求を行う構成となっている。アシストデータキャッシュ部215は、アシストデータ提供サーバ220から取得済みのアシストデータ222が存在する場合に、その取得済みのアシストデータ222を記憶しておく構成となっている。
キャッシュ確認部212は、アシストデータキャッシュ部215に取得済みのアシストデータ222が既に記憶されているか否かを確認する機能を有する。
アシストデータ送信部217は、アシストデータ222の取得時刻が上記有効期間内であると判断された場合には、アシストデータキャッシュ部215に記憶されている取得済みのアシストデータ222を、上記アシストデータ222の取得時刻が有効期間内でないと判断された場合には、アシストデータ提供サーバ220から取得した新規なアシストデータ222を、アシストデータ評価サーバ200に対して送信する機能を有する。
捕捉支援情報管理システム1aは以上のような構成であり、次に図1〜図12を参照しつつ中継サーバ210の動作例について説明する。
図13は、中継サーバ210の動作例を示すフローチャートである。
まず、ステップST31では、図12に示す要求受付部216が、収容局230内のアシストデータ評価サーバ200からのアシストデータ222の要求を受け付ける。
次にステップST32では、キャッシュ確認部212が、アシストデータキャッシュ部215にアシストデータ222が既に記憶されているか否かを確認する。このアシストデータキャッシュ部215には、既に取得されたアシストデータ222が記憶されており、アシストデータ222が記憶されている場合には、既にアシストデータ222がアシストデータ提供サーバ220から取得されたことがあることを示し、アシストデータ222が記憶されていない場合には、アシストデータ222がアシストデータ提供サーバ220から取得されたことがないことを示している。
ステップST32において、アシストデータキャッシュ部215にアシストデータ222が記憶されていない場合には、後述するステップST36に進む。一方、ステップST32において、アシストデータキャッシュ部215にアシストデータ222が記憶されている場合には、ステップST33に進む。
ステップST33では、アシストデータキャッシュ部215にアシストデータ222が記憶されている場合に、有効期間確認部213がそのアシストデータ222の有効期間を確認する。具体的には、有効期間管理テーブル214では、アシストデータ222ごとに、その取得時刻や有効期間が管理されており、有効期間確認部213が、各アシストデータ222ごとに、その取得時刻がそのアシストデータ222の有効期間内であるか否かを確認する。
ステップST34において有効期間内であると判断されると、ステップST35に進み、有効期間内でないと判断されると、ステップST36に進む。このステップST36では、図12に示す有効期間確認部213が、アシストデータ要求部216を制御して、アシストデータ提供サーバ220に対して、アシストデータ222の要求を行い、上記アシストデータ222を新規に取得する。
一方、ステップST35では、アシストデータキャッシュ部215に既に記憶されているアシストデータ222を採用し、アシストデータ送信部217が、アシストデータ評価サーバ200に対して送信する(ステップST37)。
本発明の第2実施形態によれば、第1実施形態とほぼ同様の効果を発揮することができるとともに、これに加えて、有効期間確認部213、有効期間管理テーブル214及びアシストデータ送信部217等を備えているので、アシストデータ評価サーバ200からの要求に応じたアシストデータ222の取得時刻が有効期間内である場合には、中継サーバ210がアシストデータ評価サーバ200との間でアシストデータ222を通信する必要がないので情報交換のトラフィック量の負荷を減少させ、減少した情報量により通信コストを削減することができる。
本発明は、上記実施の形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。例えば上記実施形態の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。
また、上記実施形態におけるアシストデータ評価サーバ200は、アシストデータ提供サーバ220の機能を兼ねるようにしても良いことはいうまでもない。
捕捉支援情報管理システム1,1aの動作にそれぞれ関係する捕捉支援情報管理機能を発揮させるプログラムは、上述のようにコンピュータ等の電子機器にインストールされて動作している形態のみならず、例えばフレキシブルディスク、CD(Compact Disc:商標名)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(Compact Disc−ReWritable)又はDVD(Digital Versatile Disc)、DVD−R(Digital Versatile Disc−Recordable)、DVD−RAM(Digital Versatile Disc−Random Access Memory)等の情報記録媒体に格納されて流通されている形態でも良い。
また、上記捕捉支援情報管理機能を発揮させるプログラムは、上記情報記録媒体に格納されている形態のみならず、無線又は有線によってデータ通信を行うネットワーク等の伝送媒体を経由してユーザのコンピュータ等の電子機器にダウンロードされる形態であっても良いことはいうまでもない。さらに、上記捕捉支援情報管理機能を発揮させるプログラムは、要求に応じて、アプリケーションソフトウェアを一定期間に渡って貸し出しを行うASP(Aplication Service Provider)からダウンロードされて実行される形態であっても良いことはいうまでもない。
捕捉支援情報管理システムの構成例を示すシステム構成図。 図1に示す端末装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 アシストデータ評価サーバのハードウェア構成例を示すブロック図。 図1に示す端末装置のソフトウェア構成例を示すブロック図。 アシストデータ提供サーバのソフトウェア構成例を示すブロック図。 図5に示すアシストデータの構成例を示す図。 図1に示すアシストデータ評価サーバのソフトウェア構成例を示すブロック図。 捕捉支援情報管理システムにおける捕捉支援情報管理方法の手順の一例を示すフローチャート。 各項目情報の組み合わせを用いて試験測位結果の一例を示す図。 試験測位結果及びランク分けの一例を示す図。 捕捉支援情報管理システムの構成例を示すシステム構成図。 図11に示す中継サーバのソフトウェア構成例を示すブロック図。 中継サーバの動作例を示すフローチャート。
符号の説明
1,1a・・・捕捉支援情報管理システム、3・・・衛星、8・・・基地局、100・・・端末装置、111・・・アシストデータ要求部(捕捉支援情報要求手段)、112・・・測位に関する数的目標値(測位に関する数的目標)、114・・・測位部、200・・・アシストデータ評価サーバ(捕捉支援情報評価サーバ)、210・・・中継サーバ、220・・・アシストデータ提供サーバ(捕捉支援情報提供サーバ)、222・・・アシストデータ(捕捉支援情報)、251・・・アシストデータリクエスト受付部(捕捉支援情報要求受付手段)、252・・・アシストデータ取得部(捕捉支援情報取得手段)、253・・・組み合わせ生成部(組み合わせ生成手段)、254・・・試験測位部(試験測位手段)、255・・・評価部(評価情報生成手段、組み合わせ特定手段)、256・・・評価情報管理テーブル、257・・・アシストデータ送信部(捕捉支援情報提供手段)

Claims (10)

  1. 衛星電波を出力する衛星の捕捉を支援するための情報であって複数の項目情報を含む捕捉支援情報を用いて前記衛星を捕捉し、捕捉された前記衛星から前記衛星電波を受信して測位を行う端末装置と、
    前記捕捉支援情報を提供する捕捉支援情報提供サーバと、
    前記捕捉支援情報提供サーバと前記端末装置との間で前記捕捉支援情報の評価を行う捕捉支援情報評価サーバと、を備え、
    前記端末装置は、
    前記捕捉支援情報評価サーバに対して、測位に関する数的目標を定めて前記捕捉支援情報の要求を行う捕捉支援情報要求手段を備え、
    前記捕捉支援情報評価サーバは、
    前記端末装置から前記捕捉支援情報の要求を受け付ける捕捉支援情報要求受付手段と、
    前記捕捉支援情報提供サーバに対して前記捕捉支援情報を要求し、前記捕捉支援情報提供サーバから前記複数の項目情報を含む前記捕捉支援情報を取得する捕捉支援情報取得手段と、
    取得した前記捕捉支援情報に含まれる各項目情報の組み合わせを生成する組み合わせ生成手段と、
    前記各項目情報の組み合わせを用いて前記衛星を繰り返し捕捉して試験測位を行う試験測位手段と、
    前記各項目情報の組み合わせを用いて前記衛星を捕捉して行った試験測位結果についてそれぞれ評価を行って評価情報を生成する評価情報生成手段と、
    前記評価情報に基づいて、前記端末装置からの前記測位に関する数的目標を達成しうる、前記各項目情報の組み合わせを特定する組み合わせ特定手段と、
    特定された前記各項目情報の組み合わせを含めた捕捉支援情報を前記端末装置に対して提供する捕捉支援情報提供手段と、を備えることを特徴とする捕捉支援情報管理システム。
  2. 前記捕捉支援情報提供サーバと前記捕捉支援情報評価サーバとの間で前記捕捉支援情報を中継する中継サーバを備え、
    前記中継サーバは、
    前記捕捉支援情報が前記衛星の捕捉支援に関して有効な期間である有効期間を、前記捕捉支援情報ごとに管理する有効期間管理手段と、
    前記捕捉支援情報評価サーバからの前記捕捉支援情報の要求を受け付ける要求受付手段と、
    前記捕捉支援情報提供サーバから取得済みの前記捕捉支援情報が存在する場合に、前記取得済みの捕捉支援情報を記憶する捕捉支援情報記憶手段と、
    前記捕捉支援情報評価サーバからの前記要求に応じた前記捕捉支援情報の取得時刻が、前記捕捉支援情報の有効期間内であるか否かを確認する有効期間確認手段と、
    前記捕捉支援情報の取得時刻が前記有効期間内であると判断された場合には、前記捕捉支援情報記憶手段に記憶されている前記取得済みの捕捉支援情報を、前記捕捉支援情報の取得時刻が前記有効期間内でないと判断された場合には、前記捕捉支援情報提供サーバから取得した新規な捕捉支援情報を、前記捕捉支援情報評価サーバに対して送信する捕捉支援情報送信手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の捕捉支援情報管理システム。
  3. 前記捕捉支援情報評価サーバが複数設けられており、
    前記中継サーバは、複数の前記捕捉支援情報評価サーバからの同一の前記捕捉支援情報の要求を集約する要求集約手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項2のいずれかに記載の捕捉支援情報管理システム。
  4. 前記評価情報生成手段は、前記評価情報として、前記捕捉支援情報に含まれる複数の項目情報の各組み合わせに基づく試験測位結果に対してそれぞれ得点を付与する構成としたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の捕捉支援情報管理システム。
  5. 前記捕捉支援情報に含まれる複数の項目情報は、各々種類の異なる情報である構成としたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の捕捉支援情報管理システム。
  6. 前記端末装置は、捕捉時間を含む測位完了までの時間、測位精度及び/又は、前記捕捉支援情報の通信量のいずれか又はこれらいずれかの組み合わせを、前記測位に関する数的目標として要求する構成としたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の捕捉支援情報管理システム。
  7. 前記捕捉支援情報評価サーバは、前記端末装置がデータ通信を行うための基地局に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の捕捉支援情報管理システム。
  8. 前記端末装置は、携帯型電話装置であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の捕捉支援情報管理システム。
  9. 衛星電波を出力する衛星の捕捉を支援するための情報であって複数の項目情報を含む捕捉支援情報を用いて前記衛星を捕捉し、捕捉された前記衛星から前記衛星電波を受信して測位を行う端末装置と、前記捕捉支援情報を提供する捕捉支援情報提供サーバと、の間で、前記捕捉支援情報の評価管理を行う捕捉支援情報管理装置であって、
    前記捕捉支援情報評価サーバに対して、測位に関する数的目標を定めて前記捕捉支援情報の要求を行う端末装置から、前記捕捉支援情報の要求を受け付ける捕捉支援情報要求受付手段と、
    前記捕捉支援情報提供サーバに対して前記捕捉支援情報を要求し、前記捕捉支援情報提供サーバから前記複数の項目情報を含む前記捕捉支援情報を取得する捕捉支援情報取得手段と、
    取得した前記捕捉支援情報に含まれる各項目情報の組み合わせを生成する組み合わせ生成手段と、
    前記各項目情報の組み合わせを用いて前記衛星を繰り返し捕捉して試験測位を行う試験測位手段と、
    前記各項目情報の組み合わせを用いて前記衛星を捕捉して行った試験測位結果についてそれぞれ評価を行って評価情報を生成する評価情報生成手段と、
    前記評価情報に基づいて、前記端末装置からの前記測位に関する数的目標を達成しうる、前記各項目情報の組み合わせを特定する組み合わせ特定手段と、
    特定された前記各項目情報の組み合わせを含めた前記捕捉支援情報を前記端末装置に対して提供する捕捉支援情報提供手段と、を備えることを特徴とする捕捉支援情報管理装置。
  10. 衛星電波を出力する衛星の捕捉を支援するための情報であって複数の項目情報を含む捕捉支援情報を用いて前記衛星を捕捉し、捕捉された前記衛星から前記衛星電波を受信して測位を行う端末装置と、前記捕捉支援情報を提供する捕捉支援情報提供サーバと、の間で、前記捕捉支援情報の評価管理を行う捕捉支援情報管理方法であって、
    前記捕捉支援情報評価サーバに対して、測位に関する数的目標を定めて前記捕捉支援情報の要求を行う端末装置から、前記捕捉支援情報の要求を受け付ける捕捉支援情報要求受付ステップと、
    前記捕捉支援情報提供サーバに対して前記捕捉支援情報を要求し、前記捕捉支援情報提供サーバから前記複数の項目情報を含む前記捕捉支援情報を取得する捕捉支援情報取得ステップと、
    取得した前記捕捉支援情報に含まれる各項目情報の組み合わせを生成する組み合わせ生成ステップと、
    前記各項目情報の組み合わせを用いて前記衛星を繰り返し捕捉して試験測位を行う試験測位ステップと、
    前記各項目情報の組み合わせを用いて前記衛星を捕捉して行った試験測位結果についてそれぞれ評価を行って評価情報を生成する評価情報生成ステップと、
    前記評価情報に基づいて、前記端末装置からの前記測位に関する数的目標を達成しうる、前記各項目情報の組み合わせを特定する組み合わせ特定ステップと、
    特定された前記各項目情報の組み合わせを含めた前記捕捉支援情報を前記端末装置に対して提供する捕捉支援情報提供ステップと、を有することを特徴とする捕捉支援情報管理方法。
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