JP3802788B2 - 光機能部品用給電装置を備えた光機能モジュール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光に対して所定の作用を及ぼす光機能部品用の給電装置を備えた光機能モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は、従来の光機能モジュール800を示す斜視図である。従来の光機能モジュール800は、光ケーブル801と接続されたコリメータ802と、光機能部品803と、コリメータ802及び光機能部品803を保持する筐体804とを備える。なお、本実施の形態は光機能部品803としてコリメータ802から照射された光を電気信号に変換するフォト・ダイオードを備える場合を示している。
【0003】
光機能部品803に給電を行うにあたっては、光機能部品803の上面に設けられた受電用電極805と、筐体804に設けられた給電用電極806とを金等を用いた微細な配線807でボンディングし、給電用電極806と外部電源(図示せず)を接続するという方法が一般的に用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術においては、以下の問題が存在した。まず、光機能部品の受電用電極と筐体の給電用電極とはボンディングによって接続されているため、その光機能部品を別の機能をもった光機能部品に交換する必要が生じた際、筐体を開封し、ボンディングされた配線を除去し、新しい光機能部品を配置し、再度ボンディングを行う必要があるため当業者に多大な負担を強いていた。
【0005】
また、受電用電極は、光機能部品の基盤表面に設けられているため、この光機能部品に対してボンディングを行うにためには、この表面がボンディング用のキャピラリと対向していなければならなかった。さらに、一般的なボンディング用キャピラリは上下方向に動作するように作られており、結果的に光機能部品の受電用電極は上向きに設けられることになり、横向きの光機能部品を作製することが困難であった。
【0006】
この問題点を解決するには、光機能部品の基盤側面に受電用電極を設けることが考えられる。しかし、光機能部品は半導体ウェーハ上に数十から数千という単位で一括して作製され、ダイシングにより個々の部品とするため、ダイシングが行われる前は、各部品に側面は存在しない。即ち、ダイシングして初めて側面が形成されるため、各部品の面に受電用電極を設けるのであれば、ダイシングの後に各部品の側面の電極を設けるための装置及び工程が必要であった。
【0007】
しかしながら、半導体製造工程での電極形成は通常、蒸着やスパッタによって行われており、この蒸着やスパッタによって各部品の側面に受電用電極を形成させるには多数の部品をその側面が蒸着やスパッタのターゲットとなるように配置しなおさなければならず、これは、コスト、装置及び工程の面で当業者に多大な負担を強いるものであり、事実上実現不可能である。
【0008】
また、ボンディングによって配線を取り付ける際には、配線を電極へ確実に固定する必要があり、電極の加熱及び/又は超音波の照射が行われている。しかし、部品が熱や振動に対して弱い場合、熱条件及び/又は超音波条件に制約がかかり、電極を確実に固定できない場合があった。
【0009】
さらに、ボンディングに用いられる配線は、一般に数十μm程度の微細な金属線であるため、微小な塵や埃、風によって断線する可能性があった。このため、光機能部品を筐体内に真空封止する必要があった。
【0010】
このような事情に鑑み、本発明は、光機能部品に確実且つ長期的に給電を行い、光機能部品を容易に交換可能な光機能部品用給電装置及び光機能モジュールを提供することをその目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様は、下記の部材を備えることを特徴とする光機能モジュールである。
(a)光ケーブルを保持する1以上のケーブル保持部材と、
(b)光に対して所定の作用を及ぼす機能を有し、その表面に受電用電極を備えた光機能部品と、
と、
(c)前記光機能部品の受電用電極を側面から挟持することにより前記光機能部品を着脱可能な状態で保持し、前記受電用電極へ給電を行う給電用電極とを備える光機能部品用給電装置と、
(d)前記ケーブル保持部材及び前記給電用電極を保持する筐体。
【0012】
本発明の第2の態様は、前記ケーブル保持部材は、さらにコリメート・レンズを備えることを特徴とする光機能モジュールである。
【0013】
本発明の第3の態様は、前記光機能部品用給電装置は、さらに前記給電用電極を包周する漏電防止用の絶縁体製の保護部材を備えることを特徴とする光機能モジュールである。
【0014】
本発明の第4の態様は、前記給電用電極は、弾性により前記受電用電極と密着する2個の湾曲した金属製部材を備えることを特徴とする光機能モジュールである。
【0015】
本発明の第5の態様は、前記給電用電極は、弾性により前記受電用電極と密着する1個の湾曲した金属製部材を備えることを特徴とする光機能モジュールである。
【0016】
本発明の第6の態様は、前記給電用電極が2個の金属部材と、該金属部材を前記受電用電極と密着させる密着化手段を備えることを特徴とする光機能モジュールである。
【0017】
本発明の第7の態様は、前記密着化手段は、バネであることを特徴とする光機能モジュールである。
【0018】
本発明の第8の態様は、前記光機能部品は、MEMS部品であることを特徴とする光機能モジュールである。
【0019】
本発明の第9の態様は、前記光機能部品は、フォト・ダイオード、面発光型ダイオード、又は光減衰器装置のいずれかであることを特徴とする光機能モジュールである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いつつ、本発明の光機能部品用給電装置を備えた光機能モジュールについての説明を行う。なお、以下の実施の形態は、あくまでも本発明の説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であれば、これらの各要素又は全要素を含んだ各種の実施の形態を採用することが可能であるが、これらの実施の形態も本発明の範囲に含まれる。
【0021】
図1は、本発明にかかる光機能部品用給電装置を備えた光機能モジュール100−1の斜視図である。光機能モジュール100−1は、筐体106−1に固持され、光ケーブル101を保持するケーブル保持部材102−1と、表面に受電用電極を備え、光に対して所定の作用を及ぼす光機能部品105−1と、筐体106−1に固持され、受電用電極を側面から挟持することにより光機能部品105−1を保持し、前記受電用電極へ給電を行う給電用電極と、必要により給電用電極を包周する保護部材108とを備え、受電用電極は、図示しない外部電源と接続されている。
【0022】
本発明における光機能部品用給電装置は、上記の部材の内、受電用電極、給電用電極、及び保護部材108から構成される。なお、図1においては、受電用電極及び給電側電極は保護部材108の内面に位置するため図示しておらず、これらの詳細についての説明は図2及び図3を用いて行う。
【0023】
また、ケーブル保持部材102−1は、コリメート・レンズ103を備え、これによりコリメータとして機能する。また、本実施の形態においては、光機能部品105−1は、ケーブル保持部材102−1から出射された光を電気信号へ変換するフォト・ダイオードである場合を示している(以下、フォト・ダイオード105−1とする)。
【0024】
図2(a)は、給電用電極107−1及び保護部材108の拡大斜視図であり、図2(b)は、給電用電極107−1及び保護部材108の拡大断面図である。給電用電極107−1は、2個の湾曲した金属製部材107−1a及び107−1bから成り、これらの金属製部材107−1a及び107−1bでフォト・ダイオード105−1の表面に設けられた受電用電極104を挟み込むことによりフォト・ダイオード105−1を保持する。図3は、給電用電極107−1がフォト・ダイオード105−1を保持している状態を示している。
【0025】
金属製部材107−1a及び107−1bは、湾曲した構造と金属の弾性によって受電用電極104と確実に密着するため、フォト・ダイオード105−1を確実に保持すると共に給電を損失なく確実に行うことが可能である。さらに、フォト・ダイオード105−1の取り外し及び他の光機能部品への交換も湾曲した構造と金属の弾性によって容易に行うことができる。
【0026】
保護部材108は、受電用電極104及び給電用電極107−1を防護すると共に、受電用電極104からの漏電により他の部材に損傷を与えることを防止するためのものであり、高分子材料をはじめとする絶縁体によって作製されている。また、本実施の形態においては、保護部材108として箱状の部材を用いる場合を示したが、この他に絶縁体の皮膜を用いる構成とすることもできる。
【0027】
このように給電用電極と受電用電極とを接続する配線を廃し、給電用電極で光機能部品を挟持する構成としたことにより、光機能部品を自由に着脱でき、本実施の形態で示したようなフォト・ダイオード105−1を、光減衰装置のような異なる機能を有する光機能部品へ容易に交換することが可能となった。
【0028】
また、配線の断線及びボンディング時に発生する熱や振動によって光機能部品が損傷する危険性も解消された。さらに、筐体の一部分を開閉可能にすることにより光機能部品の交換作業時における筐体の開封作業を省略することができ、交換作業をより迅速に行うことが可能である。
【0029】
また、前述の従来例を含む全ての光モジュールにおいて、光機能部品とケーブル保持部材(コリメータ)の位置合わせが不適切であると、光の損失等により光機能部品が所定の性能を発揮できない場合がある。このため、本発明の光機能モジュールでは、フォト・ダイオード105−1がケーブル保持部材102−1から出射される光に対して正確に作用を及ぼす位置に配置されるように給電用電極107−1とケーブル保持部材102−1との位置決めを厳密に行い、それと共に、フォト・ダイオード105−1及びその他の光機能部品についても、その種類に関わらずその寸法等の調整が厳密に行われている。
【0030】
図4は、本発明の光機能モジュール100−2の斜視図である。光機能モジュール100−2は、光機能部品105−2として面発光型半導体レーザ基盤を用い(以下、半導体レーザ基盤105−2とする)、レーザ集光用のケーブル保持部材102−2をコネクタレセプタクル109を介して筐体106−2に取り付ける構成としたものであり、その他の部材の機能、構成等は図1の光機能モジュール100−1と同様である。
【0031】
半導体レーザ基盤105−2を用いた際、レーザを受光するケーブル保持部材の種類によっては、ケーブル保持部材が備えるコリメート・レンズのビーム形状とレーザのビーム形状の相違等により望ましい結合効率が得られない場合がある。
【0032】
このため、レーザのビーム形状に適したコリメート・レンズを備え、その焦点距離に合わせて光ケーブル先端とコリメート・レンズとの距離を調整することにより光の損失を最低限度に抑制したレーザ集光用のケーブル保持部材102−2に交換する必要がある。
【0033】
この作業は、光機能部品を異なった種類のものへ交換する度に行う必要があり、作業の容易さが要求される。そこで、ケーブル保持部材102−2をコネクタレセプタクル109を介して筐体106に取り付ける構成とした。コネクタレセプタクル109にはFCコネクタ用レセプタクルを使用し、ケーブル保持部材102−2にはそれに対応したFCコネクタ110がその先端に装着されている。
【0034】
図5は、本発明における光機能モジュール100−3の斜視図である。光機能モジュール100−3は、図1の光機能モジュール100−1に変更を加え、筐体106−3内にケーブル保持部材102−1及びフォト・ダイオード105−1をアレイ状に並べたものである。
【0035】
本実施の形態においては、ケーブル保持部材102−1及びフォト・ダイオード105−1は、それぞれ4個であり、設置間隔は1cmである場合を示したが、これに限定されない。また、図4に示したケーブル保持部材102−2及び半導体レーザ基盤105−2のような異なる機能をもつ光機能部品をアレイ状に並べる構成とすることも可能である。
【0036】
図6(a)は、本発明にかかる光機能モジュール100−4の斜視図である。光機能モジュール100−4は、図1の光機能モジュールに100−1に変更を加えたものであり、筐体106−4と、対向する位置で固定された2個のケーブル保持部材102−1と、光機能部品として光減衰装置105−3(以下、光減衰装置105−3とする)を備える。
【0037】
図6(b)は、光減衰装置105−3の正面図である。光減衰装置105−3は、MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を用いて作製されたものであり、遮光版116を移動させ、光の遮断面積119を変化させることにより光の減衰を行う。
【0038】
光減衰装置105−3は、遮光板116と、櫛歯型アクチュエータ117と、駆動用バネ118とを備え、これらの部材は互いに接合されている。櫛歯型アクチュエータ117は、静電力で駆動し、駆動用バネとの反発力を利用して遮光板116を移動させ、光119の減衰を行う。
【0039】
図7は、本発明にかかる光機能モジュール100−5の斜視図である。光機能モジュール100−5は、光機能部品105−4、図1から図6で示したものと同様の受電用電極104と給電用電極107−1と保護部材108とから成る光機能部品用給電装置、2個のケーブル保持部材102−3、及びクリップ115から構成される。
【0040】
図8は、図7の光機能モジュール100−5の主な構成部材を示す斜視図である。本実施の形態においては、光機能部品105−4は、2個のケーブル保持部材102−3間で送受信される光を遮断する遮光板を備える光減衰装置(以下、光減衰装置105−4とする)である場合を示している。
【0041】
ケーブル保持部材102−3は、光ケーブルを複数本備えた光ケーブルテープ心線111を保持し、コリメート・レンズを備える。一方のケーブル保持
部材102−3はガイドピン112を備え、もう一方のケーブル保持部材102−3はガイドピン112と対応する挿入孔113を備える。
【0042】
なお、ケーブル保持部材は、既存のコネクタを基に作製することも可能であり、本実施の形態におけるケーブル保持部材102−3は、MT(Mechanically Transferable)コネクタを基にして作製したものである。
【0043】
また、本実施の形態においては、光機能部品105−4は、2個のケーブル保持部材102−3間で送受される光を遮断する遮光板を備える光減衰装置(以下、光減衰装置105−4とする)である場合を示している。この光減衰装置105−4は、図6の光減衰装置105−3と同じくMEMS技術を用いて作製されており、ガイドピン112が貫通する貫通孔114を備える。これにより、遮光板は2個のケーブル保持部材102−3間で送受信される光に対して正確に作用を及ぼすように厳密に位置決めされる。
【0044】
図9に示すとおり、2個のケーブル保持部材102−3で光減衰装置105−4を挟み込み、さらに、ガイドピン112、貫通孔114、及び挿入孔113が係合することによってケーブル保持部材102−3と光機能部品105−4は、光の送受信及び遮断が正確に行われる状態で保持され、さらにクリップ115の作用により、この状態保持はより強固となる。
【0045】
この際、光機能部品105−4の表面に設けられた受電用電極104は、ケーブル保持部材102−3から外部に突出する状態となっており、図1から図6の給電用電極107−1に接続され、組み立て後は図7に示す状態となる。
【0046】
なお、本実施の形態では、光機能部品が光減衰装置である場合を示したが、貫通孔を設け、受電用電極が外部に突出する構成とすれば、光減衰装置に限定せずに、あらゆる種類の光機能部品を用いることが可能である。
【0047】
また、ケーブル保持部材を既存のコネクタを基に作製することに関しては、MTコネクタに限定されず、固定用クリップが内蔵されているMPOコネクタやMT−RJコネクタを用いる構成とすることもできる。
【0048】
図10は、本発明にかかる他の給電用電極107−2の斜視図である。図1から図5において示した給電用電極107−1は、2個の湾曲した金属製部材から構成されていたが、これに限定されず、本実施形態の給電用電極107−2のように1個の金属部材から構成される場合においても給電用電極107−1と同様に光機能部品への確実な給電及び光機能部品の容易な交換が可能である。
【0049】
図11は、本発明にかかる他の給電用電極107−3の斜視図である。図1から図5で示した給電用電極107−1及び図10で示した107−2は、湾曲した構造及び金属の弾性により光機能部品への確実な給電及び容易な着脱が可能である点は前述したが、給電用電極107−3は、2個の金属部材107−3a及び107−3bと、これらの金属部材を受電用電極と密着させる密着化手段を備えることにより、給電用電極107−1及び107−2と同様の効果を発揮することが可能である。
【0050】
本実施の形態においては、密着化手段としてバネ120を用いる構成とした。これにより、金属部材107−3a及び107−3bは、矢印Aの方向に開閉する。この給電用電極107−3は、図示しない接合部材により筐体又は保護部材と接合される。
【0051】
また、密着化手段として弾性に富んだ高分子材料等を用いることによってもバネ120と同様の効果を得ることが可能である。また、ユーザが光機能部品の交換作業を行う際の安全性確保のため、ユーザの手が触れる部分を絶縁部材で被覆することも可能である。
【0052】
なお、本発明の全ての態様において、ケーブル保持部材はコリメート・レンズを備える構成としたが、光機能部品の種類によってはコリメート・レンズを介さずに、光ケーブルから出射された光に作用を及ぼすことが可能であり、したがって、ケーブル保持部材は、コリメート・レンズを廃した構成とすることも可能である。
【0053】
また、受電用電極においては、構成部材は金属製である場合を示したが、これに限定されず、構成部材を絶縁材料製とし、その表面に電極端子を備える構成とすることも可能である。この構成ならば、1個の部材を複数個の電極として用いることができ、より複雑な機構をもつ装置に対する給電も可能である。
【0054】
【発明の効果】
以上のとおり本発明においては、光機能部品表面に設けられた受電用電極と、受電用電極を側面から挟持することにより光機能部品を光に対して正確に機能する位置に着脱可能な状態で保持し、受電用電極へ給電を行う給電用電極と、給電用電極を包周する保護部材とを備える光機能部品用給電装置を設けた。これによりボンディングの必要性及び断線の危険性が解消された。上記の点から、光機能部品に確実且つ長期的に給電を行い、光機能部品を容易に交換可能な光機能部品用給電装置を備えた光機能モジュールを提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる光機能モジュールの斜視図である。
【図2】(a)図1の保護部材及び給電用電極の拡大斜視図である。
(b)図1の保護部材及び給電用電極の拡大断面図である。
【図3】 図1のフォト・ダイオード、保護部材、及び給電用電極の拡大斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態にかかる光機能モジュールの斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施形態にかかる光機能モジュールの斜視図である。
【図6】(a)は、本発明の第4の実施形態にかかる光機能モジュールの斜視図である。 (b)は、図6(a)の光減衰装置の正面図である。
【図7】本発明の第5の実施形態にかかる光機能モジュールの斜視図である。
【図8】図7の光機能モジュールの主な構成部材を示す斜視図である。
【図9】図8のケーブル保持部材によって光機能部品を挟み込んだ状態を示す斜視図である。
【図10】本発明の第6の実施形態にかかる給電用電極の斜視図である。
【図11】本発明の第7の実施形態にかかる給電用電極の斜視図である。
【図12】従来の光機能モジュールを示す斜視図である。
【符号の説明】
100−1、100−2、100−3、100−4、100−5光機能モジュール
101 光ケーブル
102−1、102−2、102−3ケーブル保持部材
103 コリメート・レンズ
104 受電用電極
105−1フォト・ダイオード
105−2半導体レーザ基盤
105−3、105−4光減衰装置
106−1、106−2、106−3、106−4筐体
107−1、107−2、107−3給電用電極
108 保護部材
109 コネクタレセプタクル
110 FCコネクタ
111 光ケーブルテープ心線
112 ガイドピン
113 挿入孔
114 貫通孔
115 クリップ
116 遮光板
117 櫛歯型アクチュエータ
118 駆動用バネ
119 光
120 バネ
800 従来例における光機能モジュール
801 従来例における光ケーブル
802 従来例におけるコリメー
Claims (9)
- 下記の部材を備えることを特徴とする光機能モジュール。
(a)光ケーブルを保持する1以上のケーブル保持部材と、
(b)光に対して所定の作用を及ぼす機能を有し、その表面に受電用電極を備えた光機能部品と、
(c)前記光機能部品の受電用電極を側面から挟持することにより前記光機能部品を着脱可能な状態で保持し、前記受電用電極へ給電を行う給電用電極とを備える光機能部品用給電装置と、
(d)前記ケーブル保持部材及び前記給電用電極とを保持する筐体。 - 前記ケーブル保持部材は、さらにコリメート・レンズを備えることを特徴とする請求項1に記載の光機能モジュール。
- 前記光機能部品用給電装置は、さらに前記給電用電極を包周する漏電防止用の絶縁体製の保護部材を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の光機能モジュール。
- 前記給電用電極は、弾性により前記受電用電極と密着する2個の湾曲した金属製部材を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光機能モジュール。
- 前記給電用電極は、弾性により前記受電用電極と密着する1個の湾曲した金属製部材を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光機能モジュール。
- 前記給電用電極は、2個の金属部材と、該金属部材を前記受電用電極と密着させる密着化手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光機能モジュール。
- 前記密着化手段は、バネであることを特徴とする請求項5に記載の光機能モジュール。
- 前記光機能部品は、MEMS部品であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の光機能モジュール。
- 前記光機能部品は、フォト・ダイオード、面発光型ダイオード、又は光減衰器装置のいずれかであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の光機能モジュール。
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