JP3802227B2

JP3802227B2 - Cosmetics

Info

Publication number: JP3802227B2
Application number: JP11604498A
Authority: JP
Inventors: 徹大西; 誠司青木
Original assignee: Sumitomo Dainippon Pharma Co Ltd
Current assignee: Sumitomo Pharma Co Ltd
Priority date: 1998-04-10
Filing date: 1998-04-10
Publication date: 2006-07-26
Anticipated expiration: 2018-04-10
Also published as: JPH11292750A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は使用感触が良好で安全性の高い化粧料に関するものである。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
最近では肌に優しい安全な化粧料が特に求められている。肌荒れ改善効果などを目的としてグリセリン、ソルビトール、マルチトールなどの保湿剤が汎用されているが、これらの保湿剤は保湿能にすぐれ、安全性も高く、耐酸、耐熱、耐塩性にも優れているものの、単独使用では使用感触にべとつきがあり、化粧料に多量使用ができないのが実状である。その改善策の１つとして本願発明者らは、既にタマリンド種子多糖類と糖類および／または多価アルコール類とを配合することにより、べとつかず、サッパリとした使用感触が得られる化粧料の特許出願をしている（特願平８−３５１８５４）。
【０００３】
本願発明の目的は、化粧料において保湿剤を多量配合しても使用感触に優れ、安全性の高い化粧料を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本願発明者らは、上述の事情に鑑みタマリンド種子多糖類に引き続き、多種の多糖類についてさらなる検討の結果、ネイティブジェランガムと糖類および／または多価アルコール類とを配合して使用することにより、使用感触に優れ、保湿剤も多量配合でき、しかも安全性の高い化粧料が得られることを見いだした。
【０００５】
本願発明の特徴は化粧料にネイティブジェランガムと糖類および／または多価アルコール類とを配合することにある。
【０００６】
本願発明に使用するネイティブジェランガムは公知であり、商品名「ケルコゲルＬＴ１００」〔大日本製薬（株）製〕として市販されており、容易に入手可能である。現在、食品用ゲル化剤、増粘安定剤としてゼリー、ジャム、飲料、乳製品などに使用されている。
【０００７】
ネイティブジェランガムは、水草から採取された微生物シュードモナス・エロディア（Pseudomonas elodea）がコーンシロップ等を栄養源として菌体外に産出する多糖類であり、アセチル基高含有型ジェランガムである。その化学構造は、化１に示されるとおり、その構成糖がグルコース、グルクロン酸およびラムノースでその分子比は２：１：１であり、これらの糖が相互にβ−（１→４）結合し、直鎖状の４種の糖の繰り返し単位で１次構造を構成する。加えて、２個のアセチル基を置換する置換基として、アセテートおよびグリセレートが存在しており、この２個の置換基は同一のグルコース残基にあり、繰り返し単位１個あたり平均１個のグリセレートが存在し、繰り返し単位の１つ置きに１個のアセテートが存在する。
【０００８】
【化１】

【０００９】
ネイティブジェランガムは、従来から市販されているジェランガム（商品名「ケルコゲル」）とは異なり、脱アセチル化を行っていない。脱アセチル化することにより水溶液の透明性やゲルの透明性は増すが、反面、ゲルの弾力性が極端に損なわれ、非常に堅くて脆いゲルとなる。ところが、ネイティブジェランガムは不透明であるが弾力性のあるゲルであり、市販の脱アセチル化ジェランガムとは全く正反対の性質を示す。
【００１０】
ネイティブジェランガムは、次のような特徴を有している。
1)使用感触があまりべとつかず、サッパリしている、
2)非常に弾力性に富んだゲルを形成する、
3)耐酸性、耐熱性に優れている、
4)安全性に優れている、
5)保湿性に優れている、および
6)低濃度では、増粘安定性、分散安定性を有する。
【００１１】
一方、保湿剤として使用する糖や多価アルコール類としては、糖類では、蔗糖、ブドウ糖、果糖、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトールなどが挙げられ、多価アルコール類では、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、プロピレングルコール、ジプロピレングルコール、ポリプロピレングルコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、１，２−ブチレングリコール、１，３−ブチレングリコール、１，２−ペンタンジオール、ヘキシレングリコール、エリスリトール、ポリオキシエチレンエチレンメチルグルコシド、ポリビニルアルコールなどが挙げられる。
【００１２】
本願発明の化粧料に使用するネイティブジェランガムの添加量は化粧料の種類によって異なるが、組成物の全重量に対して０. ００５〜１０重量％であり、好ましくは０. ０１〜３重量％である。
【００１３】
また、ネイティブジェランガムと保湿剤（糖類や多価アルコール類）との配合重量比は、１：７０〜５：１であり、好ましくは１：５０〜２：１である。
【００１４】
このように、ネイティブジェランガムと糖類および／または多価アルコール類とを配合することにより、保湿能においてそれぞれ単独に使用する場合より各湿度における保湿能が優れ、しかも変化が少ない（例えば、グリセリンの場合高湿度では保湿能が優れているものの、低湿度では劣るなど問題がある）。
【００１５】
本願発明の化粧料は前記の必須成分に加えて、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧品・医薬部外品・医薬品に用いられる各種成分を必要に応じて、適宜配合することができる。各種成分としては、例えば、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、セレシン、セチルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、２−ヘキシルデカノール、２−エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸２−エチルヘキシル、ジ２−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリル酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、トリ２−エチルヘキサン酸グリセリン、トリイソステアリン酸グリセリン、オリーブ油、マカデミアナッツ油、ヒマワリ油、ラノリン、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ビースワックス、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ジメチルポリシロキサン、ポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどの油性原料、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、モノイソステアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ラウロイルジエタノールアミド、ショ糖脂肪酸エステル、ラウリン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ポリエ−テル変性シリコーンなどの界面活性剤、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル、ビタミンＥアセテート、ビタミンＨ、センブリ抽出物、グリチルレチン酸、パントテニルエチルエーテルなどの効果剤、サリチル酸、ｌ−メントール、インドメタシン、ケトプロフェン、フルルビプロフェン、フェルビナクなどの経皮吸収型消炎鎮痛剤、増粘剤、紫外線防御剤、防腐剤、酸化防止剤、無機粉末、有機粉末、香料、色剤などが挙げられる。
【００１６】
本願発明の化粧料（医薬部外品を含む）の種類としては、化粧水、乳液、クリーム、パックなどの基礎化粧品、口紅、アイシャドウ、ファンデーションなどのメイキャップ化粧品、洗顔料、シャンプー、ボディシャンプーなどの身体用洗浄料、ヘアスタイリング剤，ヘアトリートメント剤，染毛剤などの毛髪化粧品、リンスなどが挙げられる。
【００１７】
【発明の効果】
ネイティブジェランガムと糖類および／または多価アルコール類とを配合することにより、べとつきがなく、サッパリした使用感触が得られ、保湿剤も多量配合でき、保湿能と肌荒れ改善効果に優れた化粧料が得られる。
【００１８】
【実施例】
本願発明の化粧料につき、実施例と比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本願発明はこれらに限定されるものではない。
【００１９】
実施例において、ネイティブジェランガムは商品名ケルコゲルＬＴ１００〔大日本製薬（株）製〕を使用した。また、含有率（％）は重量％を示す。
【００２０】
（実施例１）化粧水（１）：
表１の処方に従い、常法により化粧水を得た。
【００２１】
【表１】

【００２２】
（比較例１）化粧水（１）：
表２の処方に従い、常法により化粧水を得た。
【００２３】
【表２】

【００２４】
（比較例２）化粧水（１）：
表３の処方に従い、常法により化粧水を得た。
【００２５】
【表３】

【００２６】
（評価方法）
実施例１と比較例１，２のそれぞれの化粧水について、専門パネル１０名により、べたつきなどの使用感触を官能評価により実施した。各試料を適量、手にとり、顔半面に塗布し評価した。
【００２７】
（評価結果）
実施例１の方が比較例１，２よりもべたつきが少ないと評価した人が、比較例１では１０名中８名、比較例２では１０名中７名であった。残りは同程度と評価した。また、ネイティブジェランガムをタマリンド種子多糖類以外のキサンタンガム、ローカストビーンガムおよびカラギーナンの天然水溶性高分子に置き換えたものも、いずれもネイティブジェランガムの方がべたつきが少ないと評価された。
【００２８】
（実施例２）化粧水（２）：
表４の処方に従い、常法により化粧水を得た。
【００２９】
【表４】

【００３０】
（実施例３）化粧水（３）
表５の処方に従い、常法により化粧水を得た。
【００３１】
【表５】

【００３２】
（実施例４）化粧水（４）：
表６の処方に従い、常法により化粧水を得た。
【００３３】
【表６】

【００３４】
（実施例５）乳液：
表７の処方に従い、常法により乳液を得た。
【００３５】
【表７】

【００３６】
（実施例６）クリーム：
表８の処方に従い、常法によりクリームを得た。
【００３７】
【表８】

【００３８】
（実施例７）パック：
表９の処方に従い、常法によりパックを得た。
【００３９】
【表９】

【００４０】
（実施例８）乳化型ファンデーション：
表１０の処方に従い、常法により乳化型ファンデーションを得た。
【００４１】
【表１０】

【００４２】
（実施例９）口紅：
表１１の処方に従い、常法により口紅を得た。
【００４３】
【表１１】

【００４４】
（実施例１０）シャンプー：
表１２の処方に従い、常法によりシャンプーを得た。
【００４５】
【表１２】

【００４６】
実施例２〜１０について、ネイティブジェランガムを使用したものは、ネイティブジェランガムの代わりに精製水やその他の上記同様の天然高分子を使用したものに比べ、いずれもべたつき感がなく、良好な使用感触であった。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to cosmetics that have a good feeling of use and high safety.
[0002]
[Background Art and Problems to be Solved by the Invention]
Recently, there is a particular demand for safe cosmetics that are gentle on the skin. Moisturizers such as glycerin, sorbitol, and maltitol are widely used for the purpose of improving rough skin, but these moisturizers have excellent moisturizing ability, high safety, and excellent acid resistance, heat resistance, and salt resistance. However, it is actually sticky to use when used alone, and cannot be used in large amounts in cosmetics. As one of the improvement measures, the inventors of the present application have already applied for a patent for a cosmetic that provides a refreshing feel without stickiness by blending tamarind seed polysaccharide with saccharides and / or polyhydric alcohols. (Japanese Patent Application No. 8-351854).
[0003]
An object of the present invention is to provide a cosmetic that is excellent in use feeling and has high safety even when a large amount of a moisturizing agent is blended in the cosmetic.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above circumstances, the inventors of the present application have succeeded in studying various polysaccharides following the tamarind seed polysaccharide, and as a result of using native gellan gum and saccharides and / or polyhydric alcohols in combination. It was found that cosmetics with excellent feel, a large amount of moisturizing agent and high safety can be obtained.
[0005]
The feature of the present invention resides in blending native gellan gum and sugars and / or polyhydric alcohols in the cosmetic.
[0006]
The native gellan gum used in the present invention is known and is commercially available under the trade name “Kelcogel LT100” (Dainippon Pharmaceutical Co., Ltd.) and is readily available. Currently, it is used as a gelling agent for food and as a thickening stabilizer in jelly, jam, beverages, dairy products and the like.
[0007]
Native gellan gum is a polysaccharide produced by microbial Pseudomonas elodea collected from aquatic plants outside microbial cells using corn syrup as a nutrient source, and is a gellan gum with a high acetyl group content. As shown in Chemical Formula 1, the chemical structure is glucose, glucuronic acid, and rhamnose, and the molecular ratio is 2: 1: 1. These sugars are β- (1 → 4) linked to each other. The primary structure is composed of repeating units of four kinds of linear sugars. In addition, acetate and glycerate are present as substituents for substituting two acetyl groups, the two substituents are in the same glucose residue, and an average of one glycerate per repeating unit. Present and every other repeat unit there is one acetate.
[0008]
[Chemical 1]

[0009]
Unlike gellan gum (trade name “Kelcogel”), which is conventionally marketed, native gellan gum is not deacetylated. Deacetylation increases the transparency of the aqueous solution and the transparency of the gel, but on the other hand, the elasticity of the gel is extremely impaired, resulting in a very stiff and brittle gel. However, native gellan gum is an opaque but elastic gel and exhibits exactly the opposite properties to commercial deacetylated gellan gum.
[0010]
Native gellan gum has the following characteristics.
1) The feeling of use is not too sticky and refreshing.
2) forms a very elastic gel,
3) Excellent acid and heat resistance,
4) Excellent safety,
5) Excellent moisture retention, and
6) At low concentration, it has thickening stability and dispersion stability.
[0011]
On the other hand, as sugars and polyhydric alcohols used as moisturizers, saccharides include sucrose, glucose, fructose, sorbitol, mannitol, xylitol, maltitol, etc., and polyhydric alcohols include glycerin, diglycerin, triglyceride, and the like. Glycerin, propylene glycol, dipropylene glycol, polypropylene glycol, triethylene glycol, tetraethylene glycol, polyethylene glycol, 1,2-butylene glycol, 1,3-butylene glycol, 1,2-pentanediol, hexylene glycol Erythritol, polyoxyethylene ethylene methyl glucoside, polyvinyl alcohol and the like.
[0012]
The amount of native gellan gum used in the cosmetic of the present invention varies depending on the type of cosmetic, but is 0.005 to 10% by weight, preferably 0.01 to 3% by weight, based on the total weight of the composition. is there.
[0013]
Moreover, the compounding weight ratio of native gellan gum and a moisturizer (saccharides or polyhydric alcohols) is 1: 70-5: 1, preferably 1: 50-2: 1.
[0014]
In this way, by blending native gellan gum with sugars and / or polyhydric alcohols, the moisturizing ability is superior to the case of using each independently, and the humidity is less changed (for example, in the case of glycerin) Although the moisture retention ability is excellent at high humidity, there are problems such as inferiority at low humidity.
[0015]
In addition to the essential components described above, the cosmetic of the present invention can be appropriately blended with various components used in cosmetics, quasi drugs, and pharmaceuticals, as long as the effects of the present invention are not impaired. Examples of the various components include liquid paraffin, squalane, petrolatum, microcrystalline wax, ceresin, cetyl alcohol, isostearyl alcohol, oleyl alcohol, 2-hexyldecanol, cetyl 2-ethylhexanoate, 2-ethylhexyl palmitate, di-2- Neopentyl glycol ethylhexanoate, neopentyl glycol dicaprylate, neopentyl glycol dicaprate, glycerin tri-2-ethylhexanoate, glycerin triisostearate, olive oil, macadamia nut oil, sunflower oil, lanolin, lauric acid, myristic acid, palmitic acid , Stearic acid, bees wax, candelilla wax, carnauba wax, dimethylpolysiloxane, polysiloxane, methylphenylpolysiloxane Oily raw material, polyoxyethylene oleyl ether, sorbitan monoisostearate, polyethylene glycol monostearate, lauroyl diethanolamide, sucrose fatty acid ester, sodium laurate, sodium lauryl sulfate, sodium myristate, polyoxyethylene lauryl ether sodium sulfate, Surfactants such as stearyltrimethylammonium chloride, polyether-modified silicone, nicotinic acid amide, benzyl nicotinate, vitamin E acetate, vitamin H, assembly extract, glycyrrhetic acid, pantothenyl ethyl ether, and other beneficial agents, salicylic acid, l -Transdermal absorption anti-inflammatory analgesics such as menthol, indomethacin, ketoprofen, flurbiprofen, felbinac, thickener, UV protection , Preservatives, antioxidants, inorganic powder, organic powder, flavor, and color agents.
[0016]
The types of cosmetics (including quasi-drugs) of the present invention include basic cosmetics such as lotions, emulsions, creams and packs, makeup cosmetics such as lipsticks, eye shadows and foundations, facial cleansers, shampoos, body shampoos. Such as body cleaning materials such as hair styling agents, hair treatment agents, hair cosmetics such as hair dyes, and rinses.
[0017]
【The invention's effect】
By blending native gellan gum with saccharides and / or polyhydric alcohols, you can get a smooth feel without touching, you can blend a large amount of moisturizer, and a cosmetic with excellent moisturizing ability and skin roughening effect is obtained. It is done.
[0018]
【Example】
The present invention will be specifically described with reference to examples and comparative examples for the cosmetic of the present invention, but the present invention is not limited thereto.
[0019]
In the examples, the native gellan gum used was the trade name Kelcogel LT100 (manufactured by Dainippon Pharmaceutical Co., Ltd.). Moreover, content rate (%) shows weight%.
[0020]
(Example 1) Lotion (1):
In accordance with the prescription in Table 1, a lotion was obtained by a conventional method.
[0021]
[Table 1]

[0022]
(Comparative Example 1) Lotion (1):
In accordance with the formulation in Table 2, lotion was obtained by a conventional method.
[0023]
[Table 2]

[0024]
(Comparative Example 2) Lotion (1):
In accordance with the prescription in Table 3, a lotion was obtained by a conventional method.
[0025]
[Table 3]

[0026]
(Evaluation methods)
About each lotion of Example 1 and Comparative Examples 1 and 2, the feeling of use such as stickiness was carried out by sensory evaluation by 10 professional panels. An appropriate amount of each sample was picked up and applied to the half of the face for evaluation.
[0027]
(Evaluation results)
The number of people who evaluated that Example 1 was less sticky than Comparative Examples 1 and 2 was 8 in 10 in Comparative Example 1 and 7 in 10 in Comparative Example 2. The rest were rated as comparable. In addition, those obtained by replacing native gellan gum with natural water-soluble polymers of xanthan gum, locust bean gum, and carrageenan other than tamarind seed polysaccharide were all evaluated as having less stickiness of native gellan gum.
[0028]
(Example 2) Lotion (2):
In accordance with the prescription in Table 4, a lotion was obtained by a conventional method.
[0029]
[Table 4]

[0030]
(Example 3) Lotion (3)
In accordance with the prescription in Table 5, a lotion was obtained by a conventional method.
[0031]
[Table 5]

[0032]
(Example 4) Lotion (4):
In accordance with the prescription in Table 6, lotion was obtained by a conventional method.
[0033]
[Table 6]

[0034]
Example 5 Latex:
According to the formulation in Table 7, an emulsion was obtained by a conventional method.
[0035]
[Table 7]

[0036]
(Example 6) Cream:
A cream was obtained by a conventional method according to the formulation in Table 8.
[0037]
[Table 8]

[0038]
(Example 7) Pack:
According to the prescription in Table 9, a pack was obtained by a conventional method.
[0039]
[Table 9]

[0040]
(Example 8) Emulsion type foundation:
According to the prescription in Table 10, an emulsified foundation was obtained by a conventional method.
[0041]
[Table 10]

[0042]
(Example 9) Lipstick:
In accordance with the prescription in Table 11, lipstick was obtained by a conventional method.
[0043]
[Table 11]

[0044]
(Example 10) Shampoo:
A shampoo was obtained by a conventional method according to the formulation shown in Table 12.
[0045]
[Table 12]

[0046]
About Examples 2-10, those using native gellan gum have no sticky feeling compared to those using purified water and other natural polymers similar to those described above in place of native gellan gum, and have a good feeling of use. there were.

Claims

A cosmetic comprising natural gellan gum and sugars or polyhydric alcohols, wherein the amount of native gellan gum added is 0.005 to 10% by weight based on the total weight of the composition .

A cosmetic comprising natural gellan gum, saccharides and polyhydric alcohols, wherein the amount of native gellan gum added is 0.005 to 10% by weight based on the total weight of the composition.

The cosmetic according to claim 1 or 2, wherein the blending weight ratio of native gellan gum to sugars and / or polyhydric alcohols is 1:70 to 5: 1.