JP3800188B2 - 表示ドライバ、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

表示ドライバ、電気光学装置及び電子機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示ドライバ、電気光学装置及び電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
LCD(液晶表示)パネルに代表される表示パネルは、携帯電話機や携帯型情報端末(Personal Digital Assistants:PDA)に実装される。特にLCDパネルは、他の表示パネルと比較して、より小型化、低消費電力化及び低コスト化を実現し、種々の電子機器に搭載されている。
【0003】
LCDパネルは、例えば複数のコモン電極及び複数のセグメント電極と、コモン電極とセグメント電極とにより特定される複数の画素とを含む。LCDパネルのセグメント電極は、表示ドライバによって、表示データに基づき駆動される。LCDパネルのコモン電極は、走査ドライバによって走査される。
【0004】
表示ドライバは、例えば1フレーム分の表示データを記憶するRAMを内蔵することで、消費電力を削減することができる。表示データは、外部のMPU(Micro Processor Unit)等のホストによって表示ドライバに供給される。
【0005】
RAMを構成する複数のRAMセルの各々は、ロウアドレスとカラムアドレスとにより特定される。RAMセルは、1画素を構成する1ドットの表示データを記憶する。このRAMセルの配列は、LCDパネルの画素の配列に対応している。そのためホストは、LCDパネルに表示される画像の向きに応じて、表示ドライバに画像の表示データを供給する。表示ドライバでは、ロウアドレス及びカラムアドレスにより順次指定されたRAMセルに、ホストからの表示データが書き込まれる。その後、表示ドライバは、一垂直走査期間中に1フレーム分の表示データを読み出し、LCDパネルを駆動する。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−328665号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ホスト側では、LCDパネル上で定義される座標系(例えばLCDパネルの左上の画素を原点とする2次元の座標軸)を用いて画像が作成される。また該LCDパネルを駆動する表示ドライバでは、内蔵するRAMを構成する複数のRAMセルの各々を指定するためのロウアドレスとカラムアドレスとにより定まる座標系(例えばロウアドレス「0」、カラムアドレス「0」のRAMセルを原点とする2次元の座標軸)を有する。これら2つの座標系の原点は、LCDパネルに対し、どのように表示ドライバが配置されているかによって、その位置関係が変化することになる。
【0008】
そのため、表示ドライバでは、内蔵するRAM内で定義される座標系の原点を切り換えると共に、走査方向を切り換えることができるようにしていた。
【0009】
しかしながら、ホスト側では、表示データを書き込むべきRAMセルを指定するロウアドレス及びカラムアドレスを、表示ドライバの実装状態に応じて算出する必要があるという問題があった。
【0010】
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、その実装状態に応じて表示データを書き込むべきRAM上の位置を求める処理を不要とする表示ドライバ、電気光学装置及び電子機器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、表示データに基づいて表示部を駆動する表示ドライバであって、表示ドライバの実装状態を示す実装状態設定データが設定される実装状態設定レジスタと、表示データを記憶するためのRAMと、前記実装状態設定データに基づいて、前記RAMに表示データを書き込むためのロウアドレスのスキャン方向を示すロウスキャンフラグを生成するロウスキャンフラグ生成回路と、前記ロウスキャンフラグにより指定されたスキャン方向に対応して前記ロウアドレスをデコードして前記RAMのロウを指定するロウアドレスデコーダと、前記RAMに表示データを書き込むためのカラムアドレスをデコードして前記RAMのカラムを指定するカラムアドレスデコーダと、前記RAMから表示データを読み出すための表示アドレスをデコードする表示アドレスデコーダと、前記表示アドレスデコーダのデコード結果に応じて前記RAMから読み出された表示データに基づき、前記表示部を駆動する駆動回路とを含み、前記ロウアドレス及び前記カラムアドレスにより特定されるRAMの記憶領域に前記表示データを書き込む表示ドライバに関係する。
【0012】
本発明においては、実装状態設定レジスタと、表示データを記憶するRAMに該表示データを書き込むためのロウアドレスのスキャン方向を示すロウスキャンフラグを生成するロウスキャンフラグ生成回路とを含んで表示ドライバが構成される。そして、実装状態設定レジスタに、表示ドライバの実装状態を示す実装状態設定データが設定され、該実装状態設定データに応じてロウスキャンフラグを生成するようにした。ロウアドレスデコーダは、ロウスキャンフラグにより指定されたスキャン方向に対応してロウアドレスをデコードする。
【0013】
これにより、表示部に対応して定義される座標系と、RAM内で定義される座標系とが、表示部と表示ドライバとの位置関係に応じて変化した場合であっても、実装状態を設定するだけでよく、該位置関係に応じたロウアドレスを求める処理を不要とすることができる。
【0014】
また本発明に係る表示ドライバでは、前記ロウアドレスデコーダは、ロウアドレスの第1のスキャン方向用に前記ロウアドレスをデコードして前記RAMのロウを指定する第1のロウアドレスデコーダと、ロウアドレスの第2のスキャン方向用に前記ロウアドレスをデコードして前記RAMのロウを指定する第2のロウアドレスデコーダとを含み、前記ロウスキャンフラグに基づいて、前記第1又は第2のロウアドレスデコーダにより前記RAMのロウを指定することができる。
【0015】
本発明によれば、非常に簡素な構成で、ロウアドレスのスキャン方向に応じたデコード処理を行うことができるようになる。
【0016】
また本発明に係る表示ドライバでは、前記実装状態設定データに基づいて、前記カラムアドレスのスキャン方向を示すカラムスキャンフラグを生成するカラムスキャンフラグ生成回路を含み、前記カラムアドレスデコーダは、前記カラムスキャンフラグにより指定されたスキャン方向に対応して前記カラムアドレスをデコードして前記RAMのカラムを指定することができる。
【0017】
本発明においては、更に表示データを記憶するRAMに該表示データを書き込むためのカラムアドレスのスキャン方向を示すカラムスキャンフラグを生成するカラムスキャンフラグ生成回路を含んで表示ドライバが構成される。そして、実装状態設定レジスタに、実装状態設定データが設定され、該実装状態設定データに応じてカラムスキャンフラグを生成するようにした。カラムアドレスデコーダは、カラムスキャンフラグにより指定されたスキャン方向に対応してカラムアドレスをデコードする。
【0018】
これにより、表示部に対応して定義される座標系と、RAM内で定義される座標系とが、表示部と表示ドライバとの位置関係に応じて変化した場合であっても、実装状態を設定するだけでよく、該位置関係に応じたカラムアドレスを求める処理を不要とすることができる。
【0019】
また本発明に係る表示ドライバでは、前記カラムアドレスデコーダは、カラムアドレスの第1のスキャン方向用に前記カラムアドレスをデコードして前記RAMのカラムを指定する第1のカラムアドレスデコーダと、カラムアドレスの第2のスキャン方向用に前記カラムアドレスをデコードして前記RAMのカラムを指定する第2のカラムアドレスデコーダとを含み、前記カラムスキャンフラグに基づいて、前記第1又は第2のカラムアドレスデコーダにより前記RAMのカラムを指定することができる。
【0020】
本発明によれば、非常に簡素な構成で、カラムアドレスのスキャン方向に応じたデコード処理を行うことができるようになる。
【0021】
また本発明に係る表示ドライバでは、前記実装状態設定データに基づいて、前記表示アドレスのスキャン方向を示す表示スキャンフラグを生成する表示スキャンフラグ生成回路を含み、前記表示アドレスデコーダは、前記表示スキャンフラグにより指定されたスキャン方向に対応して前記表示アドレスをデコードして前記RAMから表示データを読み出すことができる。
【0022】
本発明においては、更にRAMから表示データを読み出すための表示アドレスのスキャン方向を示す表示スキャンフラグを生成する表示スキャンフラグ生成回路を含んで表示ドライバが構成される。そして、実装状態設定レジスタに、実装状態設定データが設定され、該実装状態設定データに応じて表示スキャンフラグを生成するようにした。表示アドレスデコーダは、表示スキャンフラグにより指定されたスキャン方向に対応して表示アドレスをデコードする。
【0023】
これにより、表示部に対応して定義される座標系と、RAM内で定義される座標系とが、表示部と表示ドライバとの位置関係に応じて変化した場合であっても、実装状態を設定するだけでよく、該位置関係に応じた表示アドレスを求める処理を不要とすることができる。
【0024】
また本発明に係る表示ドライバでは、前記表示アドレスデコーダは、表示アドレスの第1のスキャン方向用に前記表示アドレスをデコードする第1の表示アドレスデコーダと、表示アドレスの第2のスキャン方向用に前記表示アドレスをデコードする第2の表示アドレスデコーダとを含み、前記表示スキャンフラグに基づいて、前記第1又は第2の表示アドレスデコーダのデコード結果に応じて前記RAMから表示データを読み出すことができる。
【0025】
本発明によれば、非常に簡素な構成で、表示アドレスのスキャン方向に応じたデコード処理を行うことができるようになる。
【0026】
また本発明に係る表示ドライバでは、前記表示スキャンフラグは、前記実装状態設定データと、前記表示部の垂直走査方向を示す垂直スキャンフラグとを用いて生成されてもよい。
【0027】
本発明によれば、表示部の垂直走査方向に応じて表示スキャンフラグを生成するようにしたので、垂直走査方向と実装状態とを考慮して、例えば上下反転することのない正常な画像を表示させることができる。
【0028】
また本発明は、互いに交差する第1及び第2の電極と、前記第1及び第2の電極により特定される画素と、前記第1の電極を駆動する走査ドライバと、前記第2の電極を駆動する上記のいずれか記載の表示ドライバとを含む電気光学装置に関係する。
【0029】
また本発明は、互いに交差する第1及び第2の電極と、前記第1及び第2の電極により特定される画素とを含む表示パネルと、前記第1の電極を駆動する走査ドライバと、前記第2の電極を駆動する上記のいずれか記載の表示ドライバとを含む電気光学装置に関係する。
【0030】
本発明によれば、ホスト側でロウアドレス等の算出処理が不要な電気光学装置を提供することができる。したがって、より広範な種類の電子機器への搭載を可能とする。
【0031】
また本発明は、上記記載の電気光学装置と、前記電気光学装置に供給される表示データを生成する表示データ生成回路とを含む電子機器に関係する。
【0032】
本発明によれば、ホスト側でロウアドレス等の算出処理が不要となり、処理負荷が軽減されるので、画像生成処理及び表示処理の負荷が軽い電子機器を提供することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
【0034】
図1に、本実施形態における表示ドライバが適用される電気光学装置を含む電子機器の概略ブロック図を示す。この電子機器は、MPU10と、表示ユニット(広義には電気光学装置)20とを含む。表示ユニット20は、電気光学素子を有するマトリクスパネルである表示パネル22と、この表示パネル22を駆動するRAM内蔵のXドライバIC24と、走査用のYドライバIC26とを有する。XドライバIC24として、本実施形態における表示ドライバが適用される。
【0035】
表示パネル(広義には表示部)22は、電圧印加によって光学特性が変化する液晶その他の電気光学素子を用いたものであればよい。表示パネル22は、例えば単純マトリクスパネルで構成できる。この場合、複数のセグメント電極(第1の電極)が形成された第1基板と、コモン電極(第2の電極)が形成された第2基板との間に、液晶が封入される。表示パネル22は薄膜トランジスタ(TFT)、薄膜ダイオード(TFD)等の3端子素子、2端子素子を用いたアクティブマトリクスパネルであってもよい。これらのアクティブマトリクスパネルも、RAM内蔵XドライバIC24により駆動される信号電極(第1の電極)と、YドライバIC(広義には走査電極駆動回路)66により走査される走査電極(第2の電極)を有する。
【0036】
また表示パネル22には、画素が形成されるガラス基板上に、XドライバIC24及びYドライバIC26の少なくとも一方を形成するようにしてもよい。例えば、表示パネル22は、第1及び第2の電極により特定される画素と、第1の電極を駆動するXドライバICと、第2の電極を駆動するYドライバICとを含んで構成される。この場合、表示パネル22を電気光学装置ということができ、実装面積を大幅に削減して、電子機器の小型・軽量化に貢献することができる。
【0037】
XドライバIC24は、例えば1フレーム分の表示データを記憶する表示データRAM(広義にはRAM)28を含む。
【0038】
図1に示すように、MPU10は、表示ユニット20に対して、制御信号、表示コマンドや表示データを供給する。MPU10は、表示データ生成回路としての機能も有する。制御信号として代表的なものに、コマンド/データの区別を示す信号A0、反転リセット信号XRES、反転チップセレクト信号XCS、反転リード信号XRD及び反転ライト信号XWR等がある。データD0〜D7は8ビットのコマンドデータ又は表示データであり、コマンド/データ識別信号A0の論理レベルによって区別されている。
【0039】
図2に、図1に示すMPU10及び表示ユニット20を携帯電話機に搭載した例を示す。MPU10は、携帯電話機30の制御を司る中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)12を有し、このCPU12にはワークメモリ14が接続されている。携帯電話機30には、アンテナ32を介して受信された信号を復調し、或いはアンテナ32を介して送信される信号を変調する変復調回路34が設けられている。携帯電話機30でのデータ送受信などに必要な操作情報は、操作入力部36を介して入力される。
【0040】
アンテナ32から入力される信号は、変復調回路34を介して復調されてCPU12において信号処理される。CPU12は、操作入力部36からの情報等に基づき、必要によりワークメモリ14を用いて、表示パネル22の表示を行うための各種表示コマンド、或いは表示データを表示ユニット20に出力する。表示コマンドとしては、表示パネル22を駆動するXドライバIX24の動作制御するための各種モード設定するコマンドや、表示パネル22の表示エリア上にウィンドウ表示を行う領域を例えばスタートアドレスSA及びエンドアドレスEAにより特定される矩形領域として設定するコマンド等がある。
【0041】
以下に述べる本実施形態における表示ドライバを適用した表示ユニットを含んで構成することで、本実施形態における電子機器では、ホスト側で各種アドレス等の算出処理が不要となり、画像生成処理及び表示処理の負荷が軽い電子機器を提供することができる。
【0042】
図3に、XドライバIC24として適用される表示ドライバの構成の概要を示すブロック図を示す。
【0043】
表示ドライバ100は、表示データRAM110を含む。表示データRAM110は、複数のRAMセルを含む。各RAMセルは、ロウ(row)アドレスと、カラム(Column)アドレスとにより特定される。そのため表示ドライバ100は、ロウアドレスデコーダ120と、カラムアドレスデコーダ130とを含む。
【0044】
ロウアドレスデコーダ120は、ロウアドレスをデコードして表示データRAM110のロウを指定する。カラムアドレスデコーダ130は、カラムアドレスをデコードして表示データRAM110のカラムを指定する。
【0045】
表示データは、ロウアドレス及びカラムアドレスにより特定された表示データRAM110のRAMセルに書き込まれる。ロウアドレス、カラムアドレス及び表示データは、ホスト又は図示しない制御回路(以下単にホスト等と略す)によってロウアドレスデコーダ120、カラムアドレスデコーダ130及び表示データRAM110に対して供給される。
【0046】
また表示データRAM110に記憶された表示データは、所与の表示タイミングで、例えば1ライン(1ロウ)単位で読み出される。そのため、表示ドライバ100は、表示アドレスデコーダ140を含む。
【0047】
表示アドレスデコーダ140は、表示アドレスをデコードする。表示アドレスデコーダ140による表示アドレスのデコード結果により指定されたラインの表示データが、表示データRAM110から読み出される。表示アドレスは、ロウアドレス又はカラムアドレスと同様にホスト等から供給される。
【0048】
駆動回路150は、表示データRAM110から読み出された表示データに基づいて表示パネル22を駆動する。
【0049】
また表示ドライバ100は、実装状態設定レジスタ160を含む。実装状態設定レジスタ160には、表示ドライバ100の実装状態を示す実装状態設定データが、ホストによって設定される。実装状態設定データは、例えば表示パネル22に対して表示ドライバ100が上側に実装されたか、又は下側に実装されたかを示すデータとすることができる。
【0050】
表示ドライバ100は、ロウアドレスデコーダ120、カラムアドレスデコーダ130及び表示アドレスデコーダ140の少なくとも1つを、アドレスのスキャン方向に対応してデコードをすることができる。アドレスのスキャン方向は、実装状態設定データに基づいて定められる。またアドレスのスキャン方向は、アドレスが加算される方向(UP方向)又はアドレスが減算される方向(DOWN方向)ということができる。
【0051】
そのため表示ドライバ100は、ロウスキャンフラグ生成回路170、カラムスキャンフラグ生成回路180及び表示スキャンフラグ生成回路190のうち少なくとも1つを含むことができる。図3における表示ドライバ100は、ロウスキャンフラグ生成回路170、カラムスキャンフラグ生成回路180及び表示スキャンフラグ生成回路190を含む。
【0052】
ロウスキャンフラグ生成回路170は、実装状態設定レジスタ160に設定された実装状態設定データに基づいて、ロウスキャンフラグを生成する。ロウスキャンフラグは、ロウアドレスのスキャン方向を示す。スキャン方向は、UP方向(第1のスキャン方向)又はDOWN方向(第2のスキャン方向)のいずれかを示す。
【0053】
カラムスキャンフラグ生成回路180は、実装状態設定レジスタ160に設定された実装状態設定データに基づいて、カラムスキャンフラグを生成する。カラムスキャンフラグは、カラムアドレスのスキャン方向を示す。スキャン方向は、UP方向(第1のスキャン方向)又はDOWN方向(第2のスキャン方向)のいずれかを示す。
【0054】
表示スキャンフラグ生成回路190は、実装状態設定レジスタ160に設定された実装状態設定データに基づいて、表示スキャンフラグを生成する。表示スキャンフラグは、表示アドレスのスキャン方向を示す。スキャン方向は、UP方向(第1のスキャン方向)又はDOWN方向(第2のスキャン方向)のいずれかを示す。
【0055】
図4に、表示パネル上で定義される座標系と、表示データRAMのロウアドレス及びカラムアドレスとにより定義される座標系とを説明するための図を示す。図4では、表示パネル22に対して、下側にXドライバIC24が実装されている状態(下実装)を示している。
【0056】
XドライバIC24は、表示データRAM110が物理的に2つの領域に分割されたRAM部200、202と、表示データRAM110にアクセス等するための制御ロジックを構成するゲートアレイ(G/A)部204とを含む。RAM部200、202の間の領域に、G/A部204が形成される。
【0057】
このようなXドライバIC24の表示データRAM110では、各RAMセルを特定するための論理的な座標系が定義される。ここでは、ロウアドレスの最小値を0、最大値をMAXrとし、カラムアドレスの最小値を0、最大値をMAXcとしている。
【0058】
また表示パネル22上の各画素が、表示データRAM110の各RAMセルに対応付けられる。そして表示パネル22上でも、例えば左上の画素を原点(0,0)として、図4におけるX方向とY方向とを有する座標系が定義される。
【0059】
図5に、ロウアドレス及びカラムアドレスのスキャン方向を説明するための図を示す。
【0060】
ホスト等は、表示パネル22の座標系で正常に画像が表示されるようにロウアドレス及びカラムアドレスを指定して、XドライバIC24の表示データRAM110に表示データを書き込む。より具体的には、ホスト等は、ロウアドレスのスキャン方向をUP方向に指定してロウアドレスを供給し、カラムアドレスのスキャン方向をUP方向に指定してカラムアドレスを供給する。そして、ホスト等は、これらロウアドレス及びカラムアドレスによって指定されるRAMセルに表示データを書き込む。
【0061】
ロウアドレスのUP方向は、図5に示すように、表示データRAM110のロウを指定するためのロウアドレスの最小値から最大値への方向をいう。またロウアドレスのDOWN方向は、図5に示すように、ロウアドレスの最大値から最小値への方向をいう。
【0062】
カラムアドレスのUP方向は、図5に示すように、表示データRAM110のカラムを指定するためのカラムアドレスの最小値から最大値への方向をいう。またカラムアドレスのDOWN方向は、図5に示すように、カラムアドレスの最大値から最小値への方向をいう。
【0063】
このようにして表示データRAM110に書き込まれた表示データは、ホスト等により指定された表示アドレスにしたがって例えば1ライン単位で読み出される。このとき表示アドレスのスキャン方向に応じて、例えば1ライン単位で順次読み出される。
【0064】
表示アドレスのUP方向は、図5に示すように、表示データRAM110から表示データを読み出すための表示アドレスの最小値から最大値への方向をいう。また表示アドレスのDOWN方向は、図5に示すように、表示アドレスの最大値から最小値への方向をいう。
【0065】
ところで、表示パネル22に対して上側に表示ドライバが実装された状態(上実装)や、表示パネル22の表示画像の向きを上下反転する場合には、ホスト等は、表示データRAMのロウアドレス及びカラムアドレスを求めた後、XドライバIC24に対して該ロウアドレス及び該カラムアドレスを指定したり、表示アドレスのスキャン方向を指定する必要がある。これは、表示パネル22に対して表示ドライバが上側又は下側に実装された場合だけではなく、表示ドライバ100の能動面が表示パネル22の表示面と同じ向きに実装されるか、表示ドライバ100の非能動面が表示パネル22の表示面と同じ向きに実装されるかによっても同様である。
【0066】
本実施形態における表示ドライバ100では、その実装状態を示す実装状態設定データによって、ロウアドレスデコーダ120、カラムアドレスデコーダ130及び表示アドレスデコーダ140のデコード制御を行う。こうすることで、ホスト側でロウアドレスやカラムアドレスを求めるといった処理を不要とすることができ、実装状態を設定するだけで通常のようにロウアドレス及びカラムアドレスを指定するだけでよい。
【0067】
図6に、ロウアドレスデコーダ120の構成の概要を示す。ロウアドレスデコーダ120は、UP方向用ロウアドレスデコーダ(第1のロウアドレスデコーダ)122と、DOWN方向用ロウアドレスデコーダ(第2のロウアドレスデコーダ)124と、デコーダセレクタ126とを含む。
【0068】
UP方向用ロウアドレスデコーダ122は、ロウアドレスのUP方向をスキャン方向とする場合のデコード処理を行う。DOWN方向用ロウアドレスデコーダ124は、ロウアドレスのDOWN方向をスキャン方向とする場合のデコード処理を行う。
【0069】
図7に、UP方向用ロウアドレスデコーダ122とDOWN方向用ロウアドレスデコーダ124の動作を模式的に示したものである。
【0070】
UP方向用ロウアドレスデコーダ122は、入力されたロウアドレスnrに対して、そのままロウアドレスnrによって指定される表示データRAM110のロウを選択する。これに対してDOWN方向用ロウアドレスデコーダ124は、ロウアドレスnrに対して、ロウアドレス(MAXr−nr)によって指定される表示データRAM110のロウを選択する。
【0071】
デコーダセレクタ126は、ロウスキャンフラグによって示されるロウアドレスのスキャン方向がUP方向のとき、UP方向用ロウアドレスデコーダ122で指定された表示データRAM110のロウを選択する。またデコーダセレクタ126は、ロウスキャンフラグによって示されるロウアドレスのスキャン方向がDOWN方向のとき、DOWN方向用ロウアドレスデコーダ124で指定された表示データRAM110のロウを選択する。
【0072】
このように、ロウアドレスデコーダ120は、ロウアドレスのスキャン方向がDOWN方向の場合のデコーダを予め備えている。こうすることで、非常に簡素な構成で、スキャン方向に応じたデコード処理を行うことができる。またホスト側で、ロウアドレスのスキャン方向をDOWN方向と指定すべき場合であっても、ロウアドレス(MAXr−nr)を求めることなく、そのままロウアドレスnrを指定するだけでよく、ロウアドレス算出処理を削減することができる。
【0073】
図8に、カラムアドレスデコーダ130の構成の概要を示す。カラムアドレスデコーダ130は、UP方向用カラムアドレスデコーダ(第1のカラムアドレスデコーダ)132と、DOWN方向用カラムアドレスデコーダ(第2のカラムアドレスデコーダ)134と、デコーダセレクタ136とを含む。
【0074】
UP方向用カラムアドレスデコーダ132は、カラムアドレスのUP方向をスキャン方向とする場合のデコード処理を行う。DOWN方向用カラムアドレスデコーダ134は、カラムアドレスのDOWN方向をスキャン方向とする場合のデコード処理を行う。
【0075】
UP方向用カラムアドレスデコーダ132とDOWN方向用カラムアドレスデコーダ134のデコード処理は、図7に示したロウアドレスのデコード処理と同様である。すなわち、DOWN方向用カラムアドレスデコーダ132は、カラムアドレスncに対して、そのままカラムアドレスncによって指定される表示データRAM110のカラムを選択する。これに対してDOWN方向用カラムアドレスデコーダ134は、カラムアドレスncに対して、カラムアドレス(MAXc−nc)によって指定される表示データRAM110のカラムを選択する。
【0076】
デコーダセレクタ136は、カラムスキャンフラグによって示されるカラムアドレスのスキャン方向がUP方向のとき、UP方向用カラムアドレスデコーダ132で指定された表示データRAM110のカラムを選択する。またデコーダセレクタ136は、カラムスキャンフラグによって示されるカラムアドレスのスキャン方向がDOWN方向のとき、DOWN方向用カラムアドレスデコーダ134で指定された表示データRAM110のカラムを選択する。
【0077】
このように、カラムアドレスデコーダ130は、カラムアドレスのスキャン方向がDOWN方向の場合のデコーダを予め備えている。こうすることで、ホスト側で、カラムアドレスのスキャン方向をDOWN方向と指定すべき場合であっても、カラムアドレス(MAXc−nc)を求めることなく、そのままカラムアドレスncを指定するだけでよく、カラムアドレス算出処理を削減することができる。
【0078】
図9に、表示アドレスデコーダ140の構成の概要を示す。表示アドレスデコーダ140は、UP方向用表示アドレスデコーダ(第1の表示アドレスデコーダ)142と、DOWN方向用表示アドレスデコーダ(第2の表示アドレスデコーダ)144と、デコーダセレクタ146とを含む。
【0079】
UP方向用表示アドレスデコーダ142は、表示アドレスのUP方向をスキャン方向とする場合のデコード処理を行う。DOWN方向用表示アドレスデコーダ144は、表示アドレスのDOWN方向をスキャン方向とする場合のデコード処理を行う。
【0080】
UP方向用表示アドレスデコーダ142とDOWN方向用表示アドレスデコーダ144のデコード処理は、図7に示したロウアドレスのデコード処理と同様である。すなわち、例えば1ロウ単位で表示データを読み出す場合、DOWN方向用表示アドレスデコーダ142は、表示アドレスndに対して、そのまま表示アドレスndによって指定される表示データRAM110の1ラインを選択して、当該ラインの表示データを読み出す。これに対してDOWN方向用表示アドレスデコーダ144は、表示アドレスndに対して、表示アドレス(MAXr−nd)によって指定される表示データRAM110の1ラインを選択して、当該ラインの表示データを読み出す。
【0081】
デコーダセレクタ146は、表示スキャンフラグによって示される表示アドレスのスキャン方向がUP方向のとき、UP方向用表示アドレスデコーダ142で指定された表示データRAM110の1ラインを選択して、当該ラインの表示データを読み出す。またデコーダセレクタ146は、表示スキャンフラグによって示される表示アドレスのスキャン方向がDOWN方向のとき、DOWN方向用表示アドレスデコーダ144で指定された表示データRAM110の1ラインを選択して、当該ラインの表示データを読み出す。
【0082】
このように、表示アドレスデコーダ140は、表示アドレスのスキャン方向がDOWN方向の場合のデコーダを予め備えている。こうすることで、ホスト側で、表示アドレスのスキャン方向をDOWN方向と指定すべき場合であっても、表示アドレス(MAXr−nd)を求めることなく、そのまま表示アドレスndを指定するだけでよく、表示アドレス算出処理を削減することができる。
【0083】
表示アドレスのスキャン方向は、表示パネル22に画像を表示するための垂直走査のスキャン方向に応じて決められる。表示パネル22の垂直走査方向は、COMスキャンフラグ(垂直スキャンフラグ)により、順方向と逆方向を指定することができる。垂直走査方向が順方向であるということは、図4に示すように、表示パネル22上で定義される座標系におけるY方向(ロウアドレスのUP方向)をいう。垂直走査方向が逆方向であるということは、表示パネル22上で定義される座標系におけるY方向とは反対の方向(ロウアドレスのDOWN方向)をいう。
【0084】
垂直走査方向に応じて、表示パネル22に表示される画像の向きが上下反転して表示される。したがって、上述のように垂直走査方向に応じて表示アドレスのスキャン方向を決めることが望ましい。
【0085】
図10(A)〜(D)に、下実装時において、垂直走査方向に応じて決められる表示アドレスのスキャン方向について説明するための図を示す。
【0086】
図10(A)に示すように、COMスキャンフラグにより垂直走査方向が順方向であると指定されたときに画像を上下そのまま表示(通常表示)する場合(上下非反転表示)、表示アドレスのスキャン方向がUP方向となるように表示スキャンフラグを生成する。
【0087】
図10(B)に示すように、COMスキャンフラグにより垂直走査方向が順方向であると指定されたときに画像を上下を反転して表示する場合(上下反転表示)、表示アドレスのスキャン方向がDOWN方向となるように表示スキャンフラグを生成する。
【0088】
図10(C)に示すように、COMスキャンフラグにより垂直走査方向が逆方向であると指定されたときに画像を上下そのまま表示する場合(上下非反転表示)、表示アドレスのスキャン方向がDOWN方向となるように表示スキャンフラグを生成する。
【0089】
図10(D)に示すように、COMスキャンフラグにより垂直走査方向が逆方向であると指定されたときに画像を上下を反転して表示する場合(上下反転表示)、表示アドレスのスキャン方向がUP方向となるように表示スキャンフラグを生成する。
【0090】
これまでは、表示パネル22に対して表示ドライバ100が下実装された状態について説明したが、上実装された状態についても同様である。
【0091】
図11に、表示パネル22に対して表示ドライバ100が上実装されている状態を示す。
【0092】
図4に示すように表示パネル22に対して表示ドライバ100が下実装されている状態と比べると、表示パネル22上で定義される座標系は同様であるが、XドライバIC24の表示データRAM110のRAMセルを特定するための座標系の向きが異なる。
【0093】
ホストは、表示パネル22の座標系で正常に画像が表示されるようにロウアドレス及びカラムアドレスを指定して、XドライバIC24の表示データRAM110に表示データを書き込む。より具体的には、ホストは、ロウアドレスのスキャン方向をDOWN方向に指定してロウアドレスを供給し、カラムアドレスのスキャン方向をDOWN方向に指定してカラムアドレスを供給する。
【0094】
図12(A)〜(D)に、上実装時において、垂直走査方向に応じて決められる表示アドレスのスキャン方向について説明するための図を示す。
【0095】
図12(A)に示すように、COMスキャンフラグにより垂直走査方向が順方向であると指定されたときに画像を上下そのまま表示する場合(上下非反転表示)、表示アドレスのスキャン方向がDOWN方向となるように表示スキャンフラグを生成する。
【0096】
図12(B)に示すように、COMスキャンフラグにより垂直走査方向が順方向であると指定されたときに画像を上下を反転して表示する場合(上下反転表示)、表示アドレスのスキャン方向がUP方向となるように表示スキャンフラグを生成する。
【0097】
図12(C)に示すように、COMスキャンフラグにより垂直走査方向が逆方向であると指定されたときに画像を上下そのまま表示する場合(上下非反転表示)、表示アドレスのスキャン方向がUP方向となるように表示スキャンフラグを生成する。
【0098】
図12(D)に示すように、COMスキャンフラグにより垂直走査方向が逆方向であると指定されたときに画像を上下を反転して表示する場合(上下反転表示)、表示アドレスのスキャン方向がDOWN方向となるように表示スキャンフラグを生成する。
【0099】
図13に、表示ドライバ100において、実装状態に応じて決められる各種スキャン方向を示す。
【0100】
図14に、このような表示ドライバ100の実装状態に応じて図13に示すスキャン方向を指定する各種スキャンフラグを生成するスキャンフラグ生成回路の構成例を示す。
【0101】
図14に示すスキャンフラグ生成回路300は、図3に示す実装状態設定レジスタ160、ロウスキャンフラグ生成回路170、カラムスキャンフラグ生成回路180及び表示スキャンフラグ生成回路190の各部の機能を有する。
【0102】
スキャンフラグ生成回路300は、実装状態設定レジスタ160、下実装用フラグレジスタ310、上実装用フラグレジスタ320を含む。更にスキャンフラグ生成回路300は、セレクタ330、332、334を含む。
【0103】
下実装用フラグレジスタ310には、表示ドライバ100が下実装時に上述したスキャン方向となるように、下実装用ロウスキャンフラグRFd、下実装用カラムスキャンフラグCFd、下実装用表示スキャンフラグDFdが設定される。
【0104】
上実装用フラグレジスタ320には、上述したスキャン方向となるように上実装用ロウスキャンフラグRFu、上実装用カラムスキャンフラグCFu、上実装用表示スキャンフラグDFuが設定される。
【0105】
セレクタ330、332、334は、実装状態設定レジスタ160に設定された実装状態設定データ2より示される実装状態に応じて、下実装用フラグレジスタ310又は上実装用フラグレジスタ320の設定内容を各スキャンフラグとして出力する。
【0106】
図14では、COMスキャンフラグにかかわらず表示スキャンフラグを生成していたが、以下に示すスキャンフラグ生成回路350では、COMスキャンフラグにより指定される垂直走査方向に応じて表示スキャンフラグを生成することができる。
【0107】
図15に、スキャンフラグ生成回路の他の構成例を示す。図15に示すスキャンフラグ生成回路350において、実装状態設定レジスタ160には、下実装を示す「1」又は上実装を示す「0」の実装状態設定データが設定されるものとする。
【0108】
COMスキャンフラグは、COMスキャンフラグ設定レジスタ360に設定される。垂直走査方向が順方向のときCOMスキャンフラグが「1」に、垂直走査方向が逆方向のときCOMスキャンフラグが「0」に設定されるものとする。
【0109】
実装状態設定データは、D−フリップフロップ(DFF)352、354、356のD端子に入力される。DFF352、354、356は、それぞれC端子への入力信号CLKのエッジでD端子への入力信号を保持し、Q端子から保持した信号に対応した論理レベルを出力する。またDFF352、354、356は、それぞれR端子への入力信号XRESが「L」レベルのとき初期化される。
【0110】
ロウスキャンフラグは、DFF352のQ端子から出力される。カラムスキャンフラグは、DFF354のQ端子から出力される。
【0111】
表示スキャンフラグは、実装状態設定データと、COMスキャンフラグ(表示部の垂直走査方向を示す垂直スキャンフラグ)とを用いて生成される。より具体的には、DFF356に保持された信号は、上下非反転表示をするか上下反転表示をするかを示す表示制御信号DISPに応じて選択出力される。この選択出力された信号と、COMスキャンフラグとの排他的論理和否定の結果(広義には排他的論理和演算結果)が表示スキャンフラグとして出力される。
【0112】
図16(A)、(B)に、下実装時及び上実装時における表示データの書き込みタイミングの一例を示す。
【0113】
図16(A)は、下実装時における表示データの書き込みタイミングを示している。下実装時における表示データの書き込みは、図4及び図13に示すようにロウアドレスのスキャン方向がUP方向で、カラムアドレスのスキャン方向がUP方向である。したがって、ロウアドレス及びカラムアドレスが順次供給されている場合、各ロウアドレスに対応したロウと、各カラムアドレスに対応したカラムとが順次指定される。
【0114】
図16(B)は、上実装時における表示データの書き込みタイミングを示している。上実装時における表示データの書き込みは、図11及び図13に示すようにロウアドレスのスキャン方向がDOWN方向で、カラムアドレスのスキャン方向がDOWN方向である。したがって、ロウアドレス及びカラムアドレスが順次供給されている場合、各ロウアドレスに対応してDOWN方向用にデコードされたロウと、各カラムアドレスに対応したDOWN方向用にデコードされたカラムとが順次指定される。
【0115】
なお読み出しタイミングについても同様に、表示アドレスに対してデコードされた1ラインを読み出すため、図示を省略する。
【0116】
続いて、本実施形態における表示ドライバ100が適用されたXドライバIC24の詳細な構成について説明する。
【0117】
図17に、XドライバIC24の詳細な構成例を示す。XドライバIC24の入出力回路として、MPUインターフェース500と入出力バッファ502とが設けられている。MPUインターフェース500には、反転チップセレクト信号XCS、コマンド/データの識別信号A0、反転リード信号XRD、反転ライト信号XWR、反転リセット信号XRESなどが入力される。入出力バッファ502には、例えば8ビットのコマンドまたは表示データD0〜D7が入力される。XドライバIC24には、MPUインターフェース500及び入出力バッファ502に接続されたバスライン510が設けられている。
【0118】
バスライン510にはバスホールダ512とコマンドデコーダ514とが接続されている。なお、入出力バッファ502にはステータス設定回路516が接続され、XドライバIC24の動作状態がMPU10に出力されるようになっている。バスライン510は、表示データRAM28のI/Oバッファ562に接続され、表示データRAM28に対して読み出し、書き込みされる表示データが伝送される。
【0119】
XドライバIC24には、上述した表示データRAM28、I/Oバッファ562の他に、MPU系制御回路530、ロウアドレスデコーダ540、カラムアドレスデコーダ550、ドライバ系制御回路570、PWMデコーダ回路580及び液晶駆動回路590などが設けられている。
【0120】
MPU系制御回路530は、コマンドデコーダ514を介して入力されるMPU10の表示コマンドに基づいて、表示データRAM28に対する読み出し、書き込み動作を制御する。このMPU系制御回路530により制御されるロウアドレスデコーダ540及びカラムアドレスデコーダ550が設けられている。ロウアドレスデコーダ540は、図3に示す表示ドライバ100のロウアドレスデコーダ120と同様の機能を有する。カラムアドレスデコーダ550は、図3に示す表示ドライバ100のカラムアドレスデコーダ130と同様の機能を有する。
【0121】
またXドライバIC24は、ドライバ系制御回路570により制御され表示アドレスをデコードして1ライン毎に読み出しラインを指定する表示アドレスデコーダ556を含んでいる。表示アドレスデコーダ556は、図3に示す表示ドライバ100の表示アドレスデコーダ140と同様の機能を有する。
【0122】
ドライバ系制御回路570は、Xドライバ系制御回路572及びYドライバ系制御回路574を含む。このドライバ系制御回路570は、発振回路576からの発振出力に基づいて階調制御パルスGCP、極性反転信号FR、ラッチパルスLPなどを発生し、表示アドレスデコーダ556、PWMデコーダ回路580、電源制御回路578及びYドライバIC26を制御する。
【0123】
PWMデコーダ回路580は、表示アドレスデコーダ556により指定された表示データRAM28の読み出しラインの表示データをラッチして、極性反転周期に従って階調値に応じたパルス幅の信号を出力する。液晶駆動回路590は、PWMデコーダ回路580からの信号を、LCD表示系の電圧に応じた電圧にシフトさせ、図1に示す表示パネル22のセグメント電極SEGに供給する。
【0124】
ここで図17におけるMPU系制御回路530は、図3における実装状態設定レジスタ160、ロウスキャンフラグ生成回路170、カラムスキャンフラグ生成回路180、表示スキャンフラグ生成回路190を含む。また図15におけるCOMスキャンフラグ設定レジスタ360は、MPU系制御回路530又はYドライバ系制御回路574に含ませることができる。更に液晶駆動回路590は、図3における駆動回路150に相当する。
【0125】
図18に、表示データRAM28及びその周辺回路の概略回路図を示す。図18において、第1及び第2行目のRAMセルC10、C11、・・・、C20、C21、・・・が示されている。
【0126】
この場合、RAMセルC10、C11は、隣り合うカラムアドレスにより指定される。同様にRAMセルC20、C21は、隣り合うカラムアドレスにより指定される。またRAMセルC10、C20は、隣り合うロウアドレスにより指定される。同様にRAMセルC11、C21は、隣り合うロウアドレスにより指定される。このような各RAMセルには、第1及び第2のワード線W1、W2と、ビット線対B1、/B1とが接続されている。
【0127】
ロウアドレスデコーダ540は、第1のワード線W1をアクティブにする信号を出力する。カラムアドレスデコーダ550は、ビット線対B1、/B1に接続されたカラムスイッチSW1をオン、オフさせる信号を出力する。表示アドレスデコーダ556は、第2のワード線W2をアクティブにする信号を出力する。
【0128】
ロウアドレスデコーダ540及びカラムアドレスデコーダ550は、表示データを書き込むときと、表示データを読み出すときに、ロウアドレス及びカラムアドレスを指定する。このアドレス指定によりバスライン510、カラムスイッチSW1を介して、表示データRAM28に対して表示データの読み出し又は書き込みが行われる。
【0129】
表示アドレスデコーダ556は、第2のワード線W2を順次1本ずつアクティブにすることで、1ライン上の全RAMセルのデータを表示データ出力線OUTに読み出すものである。この読み出しデータが図17に示すPWMデコーダ回路580に供給されて液晶駆動に供される。
【0130】
図19に、RAMセルC10の回路図を示す。RAMセルC10は、他のRAMセルと同一の構成を有する。このRAMセルC10は、2つのCMOSインバータ601、602にて構成されるメモリ素子600を有する。2つのCMOSインバータ601、602は、その入出力同士を互いに接続する第1及び第2の配線604、606を有する。第1の配線604とビット線B1との間には第1のN型MOSトランジスタ610が接続される。第1のN型MOSトランジスタ610のゲートは第1のワード線W1に接続されている。同様に、第2の配線606とビット線/B1との間には第2のN型MOSトランジスタ612が接続される。第2のN型MOSトランジスタ612のゲートは第1のワード線W1に接続されている。
【0131】
このようなRAMセルにおいて、ロウアドレスデコーダ540からのアクティブ信号により第1のワード線W1が「H」(第1のワード線W1の電圧に対応する論理レベルが「H」)になると、第1及び第2のN型MOSトランジスタ610、612がオンになる。これにより、RAMセルC10は一対のビット線B1、/B1と接続される。このとき、カラムアドレスデコーダ550からのアクティブ信号によりカラムスイッチSW1がオンしていると、RAMセルC10に対するデータの読み出し、又は書き込みが可能となる。
【0132】
また、電源供給線VDDと表示データ出力線OUTとの間には第1及び第2のP型MOSトランジスタ620、622が接続されている。第1のP型MOSトランジスタ620のゲートは第2の配線606に接続される。第2のP型MOSトランジスタ622のゲートは第2のワード線W2に接続されている。
【0133】
RAMセルC10のデータを表示データ出力線OUTに読み出す前に、この表示データ出力線OUTは「L」(表示データ出力線OUTの電圧に対応する論理レベルが「L」)にプリチャージされている。このプリチャージ動作後に第2のワード線W2を「L」として第2のP型MOSトランジスタ622をオンさせた状態で、表示データ出力線OUTのデータがPWMデコーダ回路580にてラッチされる。このとき、第2の配線606の論理レベルが「H」(第1の配線604の論理レベルが「L」)であれば表示データ出力線OUTは「L」のままである。一方、第2の配線606の論理レベルが「L」(第1の配線604の論理レベルが「H」)であれば表示データ出力線OUTは「H」となる。このようにして、表示データRAM28からの表示データの読み出しを1ライン単位で一斉に行うことができる。
【0134】
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0135】
例えば実装状態設定レジスタ160に、下実装か上実装かに加えて、又は下実装か上実装かに代えて、表示ドライバ100の能動面が表示パネル22の表示面と同じ向きに実装されるか、表示ドライバ100の非能動面が表示パネル22の表示面と同じ向きに実装されるかを示す実装状態設定データを設定するようにしてもよい。
【0136】
また、本発明のうち従属請求項に係る発明においては、従属先の請求項の構成要件の一部を省略する構成とすることもできる。また、本発明の1の独立請求項に係る発明の要部を、他の独立請求項に従属させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における表示ドライバが適用される電気光学装置を含む電子機器の概略ブロック図。
【図2】 図1に示すMPU及び表示ユニットを携帯電話機に搭載した例を示すブロック図。
【図3】 本実施形態における表示ドライバの構成の概要のブロック図。
【図4】 表示パネル上で定義される座標系と、表示データRAMのロウアドレス及びカラムアドレスとにより定義される座標系との説明図。
【図5】 ロウアドレス及びカラムアドレスのスキャン方向の説明図。
【図6】 ロウアドレスデコーダの構成の概要を示すブロック図。
【図7】 UP方向用ロウアドレスデコーダとDOWN方向用ロウアドレスデコーダの動作の模式図。
【図8】 カラムアドレスデコーダの構成の概要を示すブロック図。
【図9】 表示アドレスデコーダの構成の概要を示すブロック図。
【図10】 図10(A)〜(D)は、下実装時において、垂直走査方向に応じて決められる表示アドレスのスキャン方向についての説明図。
【図11】 表示パネルに対して表示ドライバが上実装されている状態を示す説明図。
【図12】 図12(A)〜(D)は、下実装時において、垂直走査方向に応じて決められる表示アドレスのスキャン方向についての説明図。
【図13】 表示ドライバにおいて、実装状態に応じて決められる各種スキャン方向を示す説明図。
【図14】 表示ドライバの実装状態に応じて各種スキャンフラグを生成するスキャンフラグ生成回路の構成例のブロック図。
【図15】 スキャンフラグ生成回路の他の構成例の回路ブロック図。
【図16】 図16(A)、(B)は、下実装時及び上実装時における表示データの書き込みタイミングの一例のタイミング図。
【図17】 XドライバICの詳細な構成例のブロック図。
【図18】 表示データRAM及びその周辺回路の概略回路図。
【図19】 RAMセルの回路図。
【符号の説明】
10 MPU(表示データ生成回路)、 12 CPU、 14 ワークメモリ、 20 表示ユニット、 22 表示パネル、 24 XドライバIC(表示ドライバ)、 26 YドライバIC、 28、110 表示データRAM、 30 携帯電話機、 32 アンテナ、 34 変復調回路、 36 操作入力部、 100 表示ドライバ、 120 ロウアドレスデコーダ、 122 UP方向用ロウアドレスデコーダ、 124 DOWN方向用ロウアドレスデコーダ、 126、136、146 デコーダセレクタ、 130 カラムアドレスデコーダ、 132 UP方向用カラムアドレスデコーダ、 134 DOWN方向用カラムアドレスデコーダ、 140 表示アドレスデコーダ、 142 UP方向用表示アドレスデコーダ、 144 DOWN方向用表示アドレスデコーダ、 150 駆動回路、 160 実装状態設定レジスタ、 170 ロウスキャンフラグ生成回路、 180 カラムスキャンフラグ生成回路、 190表示スキャンフラグ生成回路

Claims (9)

  1. 表示データに基づいて表示部を駆動する表示ドライバであって、
    表示ドライバの実装状態を示す実装状態設定データが設定される実装状態設定レジスタと、
    表示データを記憶するためのRAMと、
    前記実装状態設定データに基づいて、前記RAMに表示データを書き込むためのロウアドレスのスキャン方向を示すロウスキャンフラグを生成するロウスキャンフラグ生成回路と、
    前記ロウスキャンフラグにより指定されたスキャン方向に対応して前記ロウアドレスをデコードして前記RAMのロウを指定するロウアドレスデコーダと、
    前記RAMに表示データを書き込むためのカラムアドレスをデコードして前記RAMのカラムを指定するカラムアドレスデコーダと、
    前記RAMから表示データを読み出すための表示アドレスをデコードする表示アドレスデコーダと、
    前記表示アドレスデコーダのデコード結果に応じて前記RAMから読み出された表示データに基づき、前記表示部を駆動する駆動回路とを含み、
    前記ロウアドレス及び前記カラムアドレスにより特定されるRAMの記憶領域に前記表示データを書き込み、
    前記ロウアドレスデコーダは、
    ロウアドレスの第1のスキャン方向用に前記ロウアドレスをデコードして前記RAMのロウを指定する第1のロウアドレスデコーダと、
    ロウアドレスの第2のスキャン方向用に前記ロウアドレスをデコードして前記RAMのロウを指定する第2のロウアドレスデコーダとを含み、
    前記ロウスキャンフラグに基づいて、前記第1又は第2のロウアドレスデコーダにより前記RAMのロウを指定することを特徴とする表示ドライバ。
  2. 請求項1において、
    前記実装状態設定データに基づいて、前記カラムアドレスのスキャン方向を示すカラムスキャンフラグを生成するカラムスキャンフラグ生成回路を含み、
    前記カラムアドレスデコーダは、
    前記カラムスキャンフラグにより指定されたスキャン方向に対応して前記カラムアドレスをデコードして前記RAMのカラムを指定することを特徴とする表示ドライバ。
  3. 表示データに基づいて表示部を駆動する表示ドライバであって、
    表示ドライバの実装状態を示す実装状態設定データが設定される実装状態設定レジスタと、
    表示データを記憶するためのRAMと、
    前記実装状態設定データに基づいて、前記RAMに表示データを書き込むためのロウアドレスのスキャン方向を示すロウスキャンフラグを生成するロウスキャンフラグ生成回路と、
    前記ロウスキャンフラグにより指定されたスキャン方向に対応して前記ロウアドレスをデコードして前記RAMのロウを指定するロウアドレスデコーダと、
    前記RAMに表示データを書き込むためのカラムアドレスをデコードして前記RAMのカラムを指定するカラムアドレスデコーダと、
    前記実装状態設定データに基づいて、前記カラムアドレスのスキャン方向を示すカラムスキャンフラグを生成するカラムスキャンフラグ生成回路と、
    前記RAMから表示データを読み出すための表示アドレスをデコードする表示アドレスデコーダと、
    前記表示アドレスデコーダのデコード結果に応じて前記RAMから読み出された表示データに基づき、前記表示部を駆動する駆動回路とを含み、
    前記ロウアドレス及び前記カラムアドレスにより特定されるRAMの記憶領域に前記表示データを書き込み、
    前記カラムアドレスデコーダは、
    カラムアドレスの第1のスキャン方向用に前記カラムアドレスをデコードして前記RAMのカラムを指定する第1のカラムアドレスデコーダと、
    カラムアドレスの第2のスキャン方向用に前記カラムアドレスをデコードして前記RAMのカラムを指定する第2のカラムアドレスデコーダとを含み、
    前記カラムスキャンフラグに基づいて、前記第1又は第2のカラムアドレスデコーダにより前記RAMのカラムを指定することを特徴とする表示ドライバ。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記実装状態設定データに基づいて、前記表示アドレスのスキャン方向を示す表示スキャンフラグを生成する表示スキャンフラグ生成回路を含み、
    前記表示アドレスデコーダは、
    前記表示スキャンフラグにより指定されたスキャン方向に対応して前記表示アドレスをデコードして前記RAMから表示データを読み出すことを特徴とする表示ドライバ。
  5. 表示データに基づいて表示部を駆動する表示ドライバであって、
    表示ドライバの実装状態を示す実装状態設定データが設定される実装状態設定レジスタと、
    表示データを記憶するためのRAMと、
    前記実装状態設定データに基づいて、前記RAMに表示データを書き込むためのロウアドレスのスキャン方向を示すロウスキャンフラグを生成するロウスキャンフラグ生成回路と、
    前記ロウスキャンフラグにより指定されたスキャン方向に対応して前記ロウアドレスをデコードして前記RAMのロウを指定するロウアドレスデコーダと、
    前記RAMに表示データを書き込むためのカラムアドレスをデコードして前記RAMのカラムを指定するカラムアドレスデコーダと、
    前記RAMから表示データを読み出すための表示アドレスをデコードする表示アドレスデコーダと、
    前記実装状態設定データに基づいて、前記表示アドレスのスキャン方向を示す表示スキャンフラグを生成する表示スキャンフラグ生成回路と、
    前記表示アドレスデコーダのデコード結果に応じて前記RAMから読み出された表示データに基づき、前記表示部を駆動する駆動回路とを含み、
    前記ロウアドレス及び前記カラムアドレスにより特定されるRAMの記憶領域に前記表示データを書き込み、
    前記表示アドレスデコーダは、
    表示アドレスの第1のスキャン方向用に前記表示アドレスをデコードする第1の表示アドレスデコーダと、
    表示アドレスの第2のスキャン方向用に前記表示アドレスをデコードする第2の表示アドレスデコーダとを含み、
    前記表示スキャンフラグに基づいて、前記第1又は第2の表示アドレスデコーダのデコード結果に応じて前記RAMから表示データを読み出すことを特徴とする表示ドライバ。
  6. 請求項5において、
    前記表示スキャンフラグは、
    前記実装状態設定データと、前記表示部の垂直走査方向を示す垂直スキャンフラグとを用いて生成されることを特徴とする表示ドライバ。
  7. 互いに交差する第1及び第2の電極と、
    前記第1及び第2の電極により特定される画素と、
    前記第1の電極を駆動する走査ドライバと、
    前記第2の電極を駆動する請求項1乃至6のいずれか記載の表示ドライバとを含むことを特徴とする電気光学装置。
  8. 互いに交差する第1及び第2の電極と、前記第1及び第2の電極により特定される画素とを含む表示パネルと、
    前記第1の電極を駆動する走査ドライバと、
    前記第2の電極を駆動する請求項1乃至6のいずれか記載の表示ドライバとを含むことを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項7又は8記載の電気光学装置と、
    前記電気光学装置に供給される表示データを生成する表示データ生成回路とを含むことを特徴とする電子機器。
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