JP3800130B2 - 熱交換器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、2種類の熱交換器が一体となった熱交換器に関するもので、内燃機関と電動モータとを組み合わせて走行するハイブリッド自動車等に適して有効である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
ハイブリッド自動車では、一般的に、エンジン(内燃機関)内を循環するエンジン冷却水を冷却する第1ラジエータと、電動モータ及びその電気制御回路内を循環する電気系冷却水を冷却する第2ラジエータとからなる2種類のラジエータを必要とする。
【0003】
因みに、エンジン冷却水と電気系冷却水とは、適正な冷却水温度及び水圧が相違しているので、1つのラジエータにて両冷却水を冷却すると、冷却効率が悪化してしまい、得策ではない。
【0004】
これに対して、出願人は、ヘッダタンクにスリットを設け、このスリットにセパレータを挿入した後、チューブやフィン等の部品と共にろう付けにてセパレータをヘッダタンクに接合する発明(特願2001−215654号)を既に出願している。
【0005】
しかし、上記出願では、ろう付け以外に、セパレータをヘッダタンクに固定する手段を有していないため、セパレータをスリットに挿入して熱交換器を仮り組みした後、ろう付けが完了する前にセパレータがずれてしまう可能性があり、仮に、セパレータがヘッダタンクに対して所定の位置からずれたままろう付けがなされると、接合部分に隙間が発生してしまい、ろう付け不良を招いてしまう。
【0006】
本発明は、上記点に鑑み、第1には、従来と異なる新規な熱交換器を提供し、第2には、ろう付けが完了する前にセパレータがずれてしまうことを防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、第1流体が流通する複数本の第1チューブ(11)と、
第1チューブ(11)と平行に配置され、第2流体が流通する複数本の第2チューブ(21)と、
両チューブ(11、21)の長手方向両端部に配設され、両チューブ(11、21)の方向と直交する方向に延びて両チューブ(11、21)と連通するヘッダタンク(40)と、
ヘッダタンク(40)内の空間を第1チューブ(11)に連通する第1空間(16)と第2チューブ(21)に連通する第2空間(26)とに仕切るとともに、互いに所定間隔を有して離隔した2枚のセパレータ(31、32)とを備え、
2枚のセパレータ(31、32)は、ヘッダタンク(40)に形成された穴部(33)からヘッダタンク(40)内部に挿入され、2枚のセパレータ(31、32)の挿入先端部(31c、32c)がヘッダタンク(40)の内壁面に当接するようになっており、
2枚のセパレータ(31、32)及びヘッダタンク(40)のうち少なくとも一方には、他方側に接触して2枚のセパレータ(31、32)をヘッダタンク(40)に対して固定するカシメ部(31a、32a、43)が、挿入先端部(31c、32c)よりも挿入手前側の部位に設けられていることを特徴とする。
【0008】
これにより、従来と異なる新規な熱交換器を得ることができるとともに、ろう付けが完了する前にセパレータ(31、32)がヘッダタンク(40)に対してずれてしまうことを防止できるので、接合部分に隙間が発生するといったろう付け不良を未然に防止することができる。
【0009】
請求項2に記載の発明では、第1流体が流通する複数本の第1チューブ(11)と、
第1チューブ(11)と平行に配置され、第2流体が流通する複数本の第2チューブ(21)と、
両チューブ(11、21)の長手方向両端部に配設され、両チューブ(11、21)の方向と直交する方向に延びて両チューブ(11、21)と連通するヘッダタンク(40)と、
互いに所定間隔を有して離隔し、ヘッダタンク(40)内の空間を第1チューブ(11)に連通する第1空間(16)と第2チューブ(21)に連通する第2空間(26)とに仕切る2枚の仕切部(36a)、及び2枚の仕切部(36a)を繋ぐ繋ぎ部(36b)を有して略U字状に形成されたセパレータ(36)とを有し、
2枚の仕切部(36a)は、ヘッダタンク(40)に形成された穴部(33)からヘッダタンク(40)内部に挿入され、2枚の仕切部(36a)の挿入先端部(36a−1)がヘッダタンク(40)の内壁面に当接するようになっており、
2枚の仕切部(36a)及びヘッダタンク(40)のうち少なくとも一方には、他方側に接触して2枚の仕切部(36a)をヘッダタンク(40)に対して固定するカシメ部(36d)が、挿入先端部(36a−1)よりも挿入手前側の部位に設けられていることを特徴とする。
【0010】
これにより、従来と異なる新規な熱交換器を得ることができるとともに、ろう付けが完了する前にセパレータ(36)がヘッダタンク(40)に対してずれてしまうことを防止できるので、接合部分に隙間が発生するといったろう付け不良を未然に防止することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明では、2枚の仕切部(36a)のうち一方側の仕切部(36a)から他方側の仕切部(36a)に架けて繋ぐ部(36b)に沿って計った長さが2枚の仕切部(36a)間の距離より大きくなるように、繋ぎ部(36b)が湾曲していることを特徴とする。
【0012】
これにより、例えば繋ぎ部(36b)にバネ特性を発生させ、この繋ぎ部(36b)の弾性力によりセパレータ(36)をヘッダタンク(40)に押し付ける、又は繋ぎ部(36b)の湾曲を伸ばすように繋ぎ部(36b)を塑性変形させることによりセパレータ(36)をヘッダタンク(40)に押し付けることができる。
【0013】
したがって、セパレータ(36)をより強固にヘッダタンク(40)に機械的に固定することができるので、ろう付けが完了する前にセパレータ(36)がヘッダタンク(40)に対してずれてしまうことを確実に防止できる。
【0014】
請求項4に記載の発明では、ヘッダタンク(40)のうちセパレータ(31、32、36)により形成された空間(34)は、ヘッダタンク(40)外と繋がった開放空間であることを特徴とする。
【0015】
これにより、カシメ作業を容易に行うことができる。
【0016】
請求項5に記載の発明では、第1流体が流通する複数本の第1チューブ(11)と、第1チューブ(11)と平行に配置され、第2流体が流通する複数本の第2チューブ(21)と、両チューブ(11、21)の長手方向両端部に配設され、両チューブ(11、21)の方向と直交する方向に延びて両チューブ(11、21)と連通するヘッダタンク(40)と、ヘッダタンク(40)内の空間を、所定間隔を有して離隔した第1チューブ(11)に連通する第1空間(16)と第2チューブ(21)に連通する第2空間(26)とに仕切るセパレータ(31、32、36)と、セパレータ(31、32、36)に設けられ、ヘッダタンク(40)内外を連通させる開閉可能なバルブ(50)とを備えることを特徴とする。
【0017】
これにより、従来と異なる新規な熱交換器を得ることができるとともに、第1空間(16)と第2空間(26)との間の空間を有効利用することができる。
【0018】
請求項6に記載の発明では、バルブ(50)のボディ(51)は、セパレータ(31、32、36)のうち第1空間(16)側及び第2空間(26)側の両者に接触した状態でセパレータ(31、32、36)に固定されていることを特徴とする。
【0019】
これにより、第1空間(16)と第2空間(26)との間の空間が、バルブ(50)により補強された状態となるので、例えばヘッダタンク(40)の座屈強度を向上させることができる。
【0020】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本実施形態は、本発明に係る熱交換器を内燃機関(エンジン)と電動モータとを組み合わせて走行するハイブリッド自動車用のラジエータに適用したものであって、図1は本発明に係るラジエータ(熱交換器)の正面図である。
【0022】
図1中、第1ラジエータ10はエンジンを冷却する第1冷却水と空気とを熱交換して第1冷却水を冷却する第1熱交換部であり、第2ラジエータ20は電動モータ及びインバータ回路等の電動モータを制御する電気制御回路内を循環し、電動モータ及び電気制御回路を冷却する第2冷却水と空気とを熱交換して第2冷却水を冷却する第2熱交換部である。
【0023】
そして、第1ラジエータ10は、第1冷却水が流通する複数本の第1チューブ11、第1チューブ11の外表面に接合されて空気との伝熱面積を増大させる波状の第1フィン12、及び第1チューブ11の長手方向両端側に位置して第1チューブ11の長手方向と直交する方向に延び、各第1チューブ11と連通する第1ヘッダタンク13等から構成されている。
【0024】
また、第2ラジエータ20も第1ラジエータ10と同様な構造であり、第1チューブ11と平行に配置されて第2冷却水が流通する複数本の第2チューブ21、第2チューブ21の外表面に接合されて空気との伝熱面積を増大させる波状の第2フィン22、及び第2チューブ21の長手方向両端側に位置して第2チューブ21の長手方向と直交する方向に延び、各第2チューブ21と連通する第2ヘッダタンク23等から構成されている。
【0025】
そして、第1ヘッダタンク13は、図2に示すように、第1チューブ11が接合された第1コアプレート部14、及びこの第1コアプレート部14に接合されて第1ヘッダタンク13内の空間を形成する第1ヘッダタンク本体部15等から構成されている。
【0026】
また、第2ヘッダタンク23も第1ヘッダタンク13と同様に、第2チューブ21が接合された第2コアプレート部24、及びこの第2コアプレート部24に接合されて第2ヘッダタンク23内の空間を形成する第2ヘッダタンク本体部25等から構成されている。
【0027】
このとき、一枚の板材にプレス成形を施すことにより、第1コアプレート部14及び第2コアプレート部24、並びに第1ヘッダタンク本体部15及び第2ヘッダタンク本体部25それぞれを、両タンク13、23の長手方向から見て、その断面形状がL(J)字状となるように一体形成し、第1ヘッダタンク13と第2ヘッダタンク23とを一体化している。
【0028】
そこで、以下、この一体化したものをヘッダタンク40と呼び、一体化された第1コアプレート部14と第2コアプレート部24とを総称してコアプレート41と呼び、一体化された第1ヘッダタンク本体部15と第2ヘッダタンク本体部25とを総称してヘッダタンク本体部42と呼ぶ。
【0029】
また、セパレータ31、32は、一体化されたヘッダタンク40内の空間を第1チューブ11に連通する第1空間16と第2チューブ21に連通する第2空間26とに仕切る仕切板である。
【0030】
そして、両セパレータ31、32は互いに所定間隔を有して離隔し、一方、第1コアプレート部14と第2コアプレート部24との間には、コアプレート41の一部を図2に示すようにL字状に切り欠くことにより穴部33が形成されている。この穴部33の開口幅は両セパレータ31、32の所定間隔を成立するように設定され、この穴部33を通して両セパレータ31、32はヘッダタンク40内に挿入される。
【0031】
このため、セパレータ31、32及びヘッダタンク本体部42により形成された空間34は、ヘッダタンク外と繋がった開放空間となるとともに、第1ヘッダタンク13側から第2ヘッダタンク23側に熱が移動することを抑制する熱遮断部として機能する。
【0032】
なお、空間34に連通するチューブ35は、冷却水が流れないダミーチューブである。
【0033】
また、セパレータ31、32には、図2(a)、図3に示すように、ヘッダタンク40に接触してセパレータ31、32をヘッダタンク40に対して機械的に固定するカシメ部31a、32aが設けられ、一方、ヘッダタンク40にも、セパレータ31、32に接触してセパレータ31、32をヘッダタンク40に対して機械的に固定するカシメ部43が設けられている。
ここで、図3(a)は図2(a)の上側のセパレータ31単体を図2(a)の下方から見た状態を示し、図3(b)はヘッダタンク40における穴部33の開口部を下方から見た状態を示し、図3(c)は上側のセパレータ31をヘッダタンク40内に挿入し、カシメ部31a、32a、43をかしめた後の状態を示す。図3(a)においては下側のセパレータ32の対応部分の符号を括弧内に記入している。
【0034】
なお、カシメ部31a、32a、43は、セパレータ31、32又はヘッダタンク40の一部を塑性変形させて他方側に圧接したもので、カシメ部31a、32aは、セパレータ31、32がヘッダタンク40に対してチューブ11、21、35の長手方向と同一方向及び直交する方向にずれることを規制するものであり、カシメ部43はセパレータ31、32をヘッダタンク40(具体的にはヘッダタンク本体部42)の内壁面に押し付けるようにして、セパレータ31、32がチューブ11、21、35の長手方向と同一方向にずれることを規制するものである。
セパレータ組み付け構造をより具体的に説明すると、図2(a)、図3(a)に示すように両セパレータ31、32の挿入先端部31c、32cよりも挿入手前側の部位にカシメ部31a、32a、43が設けられている。また、両セパレータ31、32の挿入先端部31c、32cと反対側の端部にはヘッダタンク40側のカシメ部43が嵌合する凹溝31b、32bが形成されている。
両セパレータ31、32は、図2(a)の矢印に示すように挿入先端部31c、32cからヘッダタンク40の穴部33を通してヘッダタンク40内に挿入する。上側セパレータ31の挿入先端部31cは、図3(c)に示すようにヘッダタンク40(具体的にはヘッダタンク本体部42)の内壁面に当接させ、そして、カシメ部43は凹溝31bに嵌合した状態で塑性変形させる。カシメ部31aの塑性変形も図3(c)の組み付け状態において同様に行う。
なお、以上の説明は、上側のセパレータ31の組み付け構造であるが、下側のセパレータ32の組み付け構造も同様に行えばよい。
【0035】
また、チューブ11、21、35、コアプレート41、ヘッダタンク本体部42及びセパレータ31、32等は、全てアルミニウム合金製であり、これらは、図1に示すように組み付けられた後、ワイヤー等の治具にてその組み付けた状態を保持された状態で炉内で加熱されて一体ろう付けされる。
【0036】
なお、コアプレート41及びヘッダタンク本体部42は、ヘッダタンク40の外表面に相当する面にろう材に被覆され、かつ、内表面側に犠牲腐食剤が被覆されたクラッド材であり、セパレータ31、32は表裏両面にろう材が被覆されたクラッド材である。
【0037】
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0038】
本実施形態では、セパレータ31、32はカシメ部31a、32a、43によりヘッダタンク40に対してカシメにて機械的に固定されているので、ろう付けが完了する前にセパレータ31、32がヘッダタンク40に対してずれてしまうといった問題は発生しない。したがって、接合部分に隙間が発生するといったろう付け不良を未然に防止することができる。
【0039】
また、空間34は、ヘッダタンク40外と繋がった開放空間であるので、カシメ部31a、32a、43のカシメ作業を容易に行うことができる。
【0040】
また、仮にセパレータ31、32にてろう付け不良が発生しても開放空間である空間34を利用して容易にろう付け不良を補修することができる。
【0041】
(第2実施形態)
第1実施形態では、セパレータ31、32は単純な板状のものであったが、本実施形態は、図4に示すように、セパレータ36を、ヘッダタンク40内の空間を第1空間16と第2空間26とに仕切る2枚の仕切部36a、及び仕切部36aを繋ぐ繋ぎ部36bを有するように略U字状に形成したものである。なお、仕切部36aは第1実施形態のセパレータ31、32に相当するものである。
【0042】
そして、本実施形態では、略U字状セパレータ36の2枚の仕切部36aに、それぞれ第1実施形態に係るカシメ部31a、32a、43と同様な機能を有するカシメ部36dが3箇所ずつ設けられている。このカシメ部36dは図4に示すように2枚の仕切部36aの挿入先端部36a−1よりも挿入手前側の部位に設けられている。
本実施形態でも、2枚の仕切部36aの挿入先端部36a−1はヘッダタンク40(具体的にはヘッダタンク本体部42)の内壁面に当接するようになっている。
【0043】
また、本実施形態では、一方側の仕切部36aから他方側の仕切部36aに架けて繋ぎ部36bに沿って計った長さが、2枚の仕切部36aの距離より大きくなるように繋ぎ部36bを波状に湾曲させることにより、繋ぎ部36bにバネ特性を発生させ、この繋ぎ部36bの弾性力によりセパレータ36(特に、仕切部36a)をヘッダタンク40に押し付けている。
【0044】
これにより、セパレータ36をより強固にヘッダタンク40に機械的に固定することができるので、ろう付けが完了する前にセパレータ36がヘッダタンク40に対してずれてしまうことを確実に防止できる。
【0045】
(第3実施形態)
第2実施形態では、波状湾曲形状からなる繋ぎ部36bのバネ特性を利用したが、本実施形態は、これと逆に、図5に示すように、略U字状セパレータ36をヘッダタンク40に装着した後、繋ぎ部36bの波状湾曲形状を伸ばすように治具100を繋ぎ部36bに押し当てて繋ぎ部36bを塑性変形させることにより略U字状セパレータ36(特に、仕切部36a)をヘッダタンク40に押し付けたものである。
【0046】
(第4実施形態)
本実施形態は、第2、3実施形態の変形例である。具体的には、図6(a)(b)に示すように、ヘッダタンク40(具体的にはヘッダタンク本体部42)に2つの切り欠き部44を設けて、略U字状セパレータ36をヘッダタンク40に装着した後、図6(a)に示すように、2つの切り欠き部44間に形成されたカシメ部43を塑性変形させて、略U字状セパレータ36の繋ぎ部36bに成形されたカシメ用穴36eにカシメ部43を嵌め込んで、略U字状セパレータ36をヘッダタンク40に固定するものである。
【0047】
(第5実施形態)
本実施形態は、上記第4実施形態の変形例である。具体的には、図7に示すように、セパレータ36をヘッダタンク40に装着した後、2つの切り欠き部44間に形成されたカシメ部43を塑性変形させて、カシメ部43を略U字状セパレータ36の繋ぎ部36bに押し当てるようにしたものである。
ここで、繋ぎ部36bは図7(b)に示すように略M字状に屈曲した形状に成形され、この略M字状の屈曲形状の中央平坦部にカシメ部43を押し当てている。
【0048】
(第6実施形態)
第2〜5実施形態に係るセパレータ36では、チューブ11、21、35の長手方向と略直交する面にて繋ぎ部36bを構成したが、本実施形態では、図8に示すように、これとは逆に、チューブ11、21、35の長手方向と略平行な面にて繋ぎ部36bを構成したものである。
【0049】
これにより、湾曲した繋ぎ部36bが、ヘッダタンク40のうちチューブ11、21、35の長手方向と平行な方向に飛び出してしまうことを防止できる。
【0050】
(第7実施形態)
第2〜6実施形態に係る略U字状セパレータ36の仕切部36aは単純な平板状であったが、本実施形態は、図9に示すように、仕切部36aに空間16、26側に突出するとともに、セパレータ36の挿入方向前進側に向かうほど、その突出寸法が小さくなるように傾斜した突起部36fをプレス成形にて形成したものである。
【0051】
これにより、仕切部36aの突起部36fをヘッダタンク40の空間16、26内に嵌め込むことにより、仕切部36aは突起部36fの根元側の面36f−1及びその側面36f−2においてヘッダタンク40に接触することとなるので、仕切部36aとヘッダタンク40との接触面積を第1〜6実施形態に係るセパレータより増大させることができる。
【0052】
したがって、セパレータ36とヘッダタンク40との接合強度を高めることができるとともに、突起部36fが抜け止めとして機能するので、セパレータ36を確実にヘッダタンク40に固定することができる。
【0053】
また、セパレータ36の挿入方向前進側に向かうほど、突起部36fの突出寸法が小さくなっているので、セパレータ36を容易にヘッダタンク40に組み付けることができる。
【0054】
(第8実施形態)
本実施形態は、図10に示すように、ヘッダタンク40内外を連通させる開閉可能なバルブ50を略U字状セパレータ36の2枚の仕切部36aのうち一方に設けて、空間34を有効利用したものである。
【0055】
なお、このバルブ50は、ヘッダタンク40のエア抜き又は排水用のものであり、バルブ50を第1ヘッダタンク13又は第2ヘッダタンク23の下方側に配置したときは、バルブ50が排水用として使用され、また、バルブ50を第1ヘッダタンク13又は第2ヘッダタンク23の上方側に配置したときは、バルブ50がエア抜き用として利用される。
【0056】
因みに、図10では、略U字状セパレータ36の仕切部36aにバルブ50を装着したが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、第1実施形態に係る平板状のセパレータ31、32に装着してもよいことは勿論、カシメ部31a、32a、43、36dが無いセパレータに装着してもよい。
【0057】
(第9実施形態)
本実施形態は、第8実施形態の変形例であり、具体的には、図11に示すように、バルブ50のボディ51を両仕切部36aに接触した状態でセパレータ36に装着したものである。
【0058】
これにより、空間34、つまり2枚の仕切部36a間は、バルブ50により補強された状態となるので、例えばヘッダタンク40の座屈強度を向上させることができる。
【0059】
因みに、図11では、略U字状セパレータ36の仕切部36aにバルブ50を装着したが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、第1実施形態に係る平板状のセパレータ31、32に装着してもよいことは勿論、カシメ部31a、32a、43、36dが無いセパレータに装着してもよい。
【0060】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、本発明に係る熱交換器をハイブリッド自動車に適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他のものにも適用することができる。
【0061】
第2実施形態では、繋ぎ部36bは波状に湾曲していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図12に示すように円弧状又はM字状であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る熱交換器の正面図である。
【図2】(a)は本発明の第1実施形態に係るヘッダタンクの説明図であり、(b)は(a)のA矢視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るセパレータとヘッダタンクの説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るヘッダタンクの説明図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係るセパレータの説明図である。
【図6】本発明の第4実施形態に係るセパレータの説明図である。
【図7】本発明の第5実施形態に係るセパレータの説明図である。
【図8】本発明の第6実施形態に係るセパレータの説明図である。
【図9】本発明の第7実施形態に係るセパレータの説明図である。
【図10】本発明の第8実施形態に係るセパレータの説明図である。
【図11】本発明の第9実施形態に係るセパレータの説明図である。
【図12】本発明のその他の実施形態に係るセパレータの説明図である。
【符号の説明】
31、32…セパレータ、31a、32a…カシメ部、
40…ヘッダタンク、43…カシメ部。
Claims (6)
- 第1流体が流通する複数本の第1チューブ(11)と、
前記第1チューブ(11)と平行に配置され、第2流体が流通する複数本の第2チューブ(21)と、
前記両チューブ(11、21)の長手方向両端部に配設され、前記両チューブ(11、21)の方向と直交する方向に延びて前記両チューブ(11、21)と連通するヘッダタンク(40)と、
前記ヘッダタンク(40)内の空間を前記第1チューブ(11)に連通する第1空間(16)と前記第2チューブ(21)に連通する第2空間(26)とに仕切るとともに、互いに所定間隔を有して離隔した2枚のセパレータ(31、32)とを備え、
前記2枚のセパレータ(31、32)は、前記ヘッダタンク(40)に形成された穴部(33)から前記ヘッダタンク(40)内部に挿入され、前記2枚のセパレータ(31、32)の挿入先端部(31c、32c)が前記ヘッダタンク(40)の内壁面に当接するようになっており、
前記2枚のセパレータ(31、32)及び前記ヘッダタンク(40)のうち少なくとも一方には、他方側に接触して前記2枚のセパレータ(31、32)を前記ヘッダタンク(40)に対して固定するカシメ部(31a、32a、43)が、前記挿入先端部(31c、32c)よりも挿入手前側の部位に設けられていることを特徴とする熱交換器。 - 第1流体が流通する複数本の第1チューブ(11)と、
前記第1チューブ(11)と平行に配置され、第2流体が流通する複数本の第2チューブ(21)と、
前記両チューブ(11、21)の長手方向両端部に配設され、前記両チューブ(11、21)の方向と直交する方向に延びて前記両チューブ(11、21)と連通するヘッダタンク(40)と、
互いに所定間隔を有して離隔し、前記ヘッダタンク(40)内の空間を前記第1チューブ(11)に連通する第1空間(16)と前記第2チューブ(21)に連通する第2空間(26)とに仕切る2枚の仕切部(36a)、及び前記2枚の仕切部(36a)を繋ぐ繋ぎ部(36b)を有して略U字状に形成されたセパレータ(36)とを有し、
前記2枚の仕切部(36a)は、前記ヘッダタンク(40)に形成された穴部(33)から前記ヘッダタンク(40)内部に挿入され、前記2枚の仕切部(36a)の挿入先端部(36a−1)が前記ヘッダタンク(40)の内壁面に当接するようになっており、
前記2枚の仕切部(36a)及び前記ヘッダタンク(40)のうち少なくとも一方には、他方側に接触して前記2枚の仕切部(36a)を前記ヘッダタンク(40)に対して固定するカシメ部(36d)が、前記挿入先端部(36a−1)よりも挿入手前側の部位に設けられていることを特徴とする熱交換器。 - 前記2枚の仕切部(36a)のうち一方側の仕切部(36a)から他方側の仕切部(36a)に架けて前記繋ぐ部(36b)に沿って計った長さが前記2枚の仕切部(36a)間の距離より大きくなるように、前記繋ぎ部(36b)が湾曲していることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
- 前記ヘッダタンク(40)のうち前記セパレータ(31、32、36)により形成された空間(34)は、前記ヘッダタンク(40)外と繋がった開放空間であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の熱交換器。
- 第1流体が流通する複数本の第1チューブ(11)と、
前記第1チューブ(11)と平行に配置され、第2流体が流通する複数本の第2チューブ(21)と、
前記両チューブ(11、21)の長手方向両端部に配設され、前記両チューブ(11、21)の方向と直交する方向に延びて前記両チューブ(11、21)と連通するヘッダタンク(40)と、
前記ヘッダタンク(40)内の空間を、所定間隔を有して離隔した、前記第1チューブ(11)に連通する第1空間(16)と前記第2チューブ(21)に連通する第2空間(26)とに仕切るセパレータ(31、32、36)と、
前記セパレータ(31、32、36)に設けられ、前記ヘッダタンク(40)内外を連通させる開閉可能なバルブ(50)とを備えることを特徴とする熱交換器。 - 前記バルブ(50)のボディ(51)は、前記セパレータ(31、32、36)のうち前記第1空間(16)側及び前記第2空間(26)側の両者に接触した状態で前記セパレータ(31、32、36)に固定されていることを特徴とする請求項5に記載の熱交換器。
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