JP3800074B2 - Ofdm方式の通信機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データを周波数分割して並列伝送するOFDM伝送方式を用いたOFDM方式の通信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、基地局が各ユーザーの端末から受信信号を受信するにあたり、アレイアンテナの指向性を利用し、受信信号を空間的にてユーザーの端末毎に分離することで、基地局の端末収容能力を向上させる技術であるSDMA(Space Division Multiple Access)が注目されている。
【0003】
SDMAでは、所望のユーザー端末の方向にビームを向けるとともに、それ以外のユーザー端末の方向にヌル点(電波を送受信しない点)を向ける必要がある。通常この技術は、アダプティブアレイにより実現され、そのアルゴリズムである最小誤差2乗法(MMSE:Minimum Mean Square Error)が使用されることが多い。
【0004】
このものにおいては、各ユーザの端末は、その通信信号に対して端末毎に予め決められた既知信号を付加して送信する。これに伴い、基地局においては、所望ユーザーの端末から送信されたされた既知信号とそのレプリカとの誤差を最小にするようにウエイトを決定し、そのウエイトに基づいて信号処理を行う。
【0005】
このことにより、所望ユーザの端末以外の方向にヌル点を形成して、所望ユーザの端末以外の端末の通信信号を抑圧する。一方、各ユーザの端末のうち、所望ユーザの端末の方向に受信ビームを向け、所望ユーザの端末の通信信号を取得することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の最小誤差2乗法をOFDM方式の基地局に適用するには、既知信号を通信信号に付加する必要があり、この既知信号の付加にあたっては、以下の2つの手段が考えられる。
▲1▼ 既知信号をサブキャリアの時間軸方向に挿入する。
▲2▼ 既知信号をサブキャリアの周波数軸方向に挿入する。
【0007】
このような構成をもつOFDM方式の通信信号は、複数の遅延波をもって基地局で受信される。この時、各遅延波の遅延時間がガードインターバルの期間に比べて短い場合、基地局では他のシンボルからの干渉無しに復調することが可能になる。この機能により上記▲1▼、▲2▼では、アダプティブアレイによる抑圧動作が異なる。
【0008】
▲1▼の場合、通信信号の遅延波の遅延時間がガードインターバルの期間に比べて、短いのであれば、アダプティブアレイはそれらの遅延波には抑圧動作しない。これは、遅延波の遅延時間がガードインターバルの期間に比べて短い時にはデータシンボルを良好に抽出できるからである。従って、アンテナの自由度を効率的に他のユーザ抑圧の為に使用することができる。ここで、アンテナの自由度とは、信号を抑圧することができる数のことをいい、これはアンテナの素子数によって規定される。しかし、ウエイトの更新は、OFDMの1シンボルで一回しか行えないため、ウエイトの決定に長い時間を必要とするといった問題が生じる。
【0009】
▲2▼の場合、一度のウエイト更新に際してサブキャリア数分のデータを使用することができるので、ウエイトの決定は、短い時間で済む。しかし、OFDMのスペクトラムを歪ませるような遅延波は、たとえガードインターバルの期間であっても抑圧対象になってしまう。従って、本来抑圧する必要の無い通信信号を抑圧することで、自由度を無駄に消耗し、本来抑圧するべき信号を抑圧できなくなることがある。これにより、受信信号から端末毎の通信信号を良好に分離できなくなるといった問題が生じる。
【0010】
本発明は、上記点に鑑み、各端末から送信された各データサブキャリア信号のうち、所定端末から送信されたデータサブキャリア信号を良好に分離できるOFDM方式の通信機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、各端末からの通信信号を受信するOFDM方式の通信機であって、通信信号は、周波数軸上に既知サブキャリア信号が配置されてなる既知信号と、周波数軸上にデータサブキャリア信号が配置されてなるデータ信号とを有し、かつ、既知サブキャリア信号が周波数軸上で端末毎に異なる位置に配置されるように設定されており、端末毎の通信信号をそれぞれ受信するアンテナ素子(10〜13)と、受信されたそれぞれの既知信号をアンテナ素子毎にフーリエ変換して既知サブキャリア信号を抽出するとともに、受信されたそれぞれのデータ信号をアンテナ素子毎にフーリエ変換してデータサブキャリア信号を抽出するフーリエ変換手段(70〜73)と、抽出された既知サブキャリア信号に応じて、既知サブキャリア信号毎の伝搬路推定値を推定する推定手段(800〜803)と、推定された伝搬路推定値に応じて、アンテナ素子毎の既知サブキャリア信号が配置されている位置のデータサブキャリア信号を端末毎に最大比合成するための合成ウエイトを求める合成ウエイト算出手段(810)と、算出された合成ウエイトに応じて、各端末のうち所定端末から送信されたデータサブキャリア信号を、抽出されたデータサブキャリア信号から分離する分離手段(820、90、100)とを有することを特徴とする。
【0012】
このように、端末毎に最大比合成するためのウエイトを用いることにより、前記抽出されたデータサブキャリア信号のうち、所定端末から送信されたデータサブキャリア信号を分離できる。
【0013】
具体的には、請求項2に記載の発明のように、分離手段は、算出された合成ウエイトに応じて、所定端末の方向に受信ビームを向けるための方向ベクトルを端末毎に求める方向ベクトル算出手段(820)と、端末毎の方向ベクトルに基づいて、所定端末の方向に受信ビームを向け、かつ、所定端末以外の他の端末の方向にヌル点を形成するための分離ウエイトを求める分離ウエイト算出手段(90)と、分離ウエイトに基づいて、前記抽出されたデータサブキャリア信号のうち、所定端末から送信されたデータサブキャリア信号を分離する手段(100)とを採用してもよい。
【0014】
また、請求項3に記載の発明のように、合成ウエイト算出手段は、アンテナ素子と既知サブキャリア信号とに対応するマトリックスとして合成ウエイトを求めるものであって、方向ベクトル算出手段は、所定端末から送信された既知サブキャリア信号毎に伝搬路推定値の大きさを加算して各加算値を求めるとともに、これら加算値のうち最大値を求め、さらに、マトリックスを構成する各要素のうち最大値に対応する要素を選択し、この選択された要素に基づいて方向ベクトルを求めるようにしてもよい。
【0015】
請求項4に記載の発明のように、方向ベクトル算出手段は、最大値に対応する要素の位相を方向ベクトルとして求めるようにしてもよい。
【0016】
請求項5に記載の発明のように、方向ベクトル算出手段は、最大値に対応する要素の位相と振幅を方向ベクトルとして求めるようにしてもよい。
【0017】
請求項6に記載の発明のように、ウエイト算出手段は、アンテナ素子と既知サブキャリア信号とに対応するマトリックスとして合成ウエイトを求めるものであって、方向ベクトル算出手段は、マトリックスを構成する各要素のうち、所定端末から送信された既知サブキャリア信号に対応する2つ以上の要素を平均して平均値を求め、この求められた平均値に応じて方向ベクトルを求めるようにしてもよい。
【0018】
請求項7に記載の発明のように、方向ベクトル算出手段は、求められた平均値の位相を方向ベクトルとして求めるようにしてもよい。
【0019】
請求項8に記載の発明のように、方向ベクトル算出手段は、求められた平均値の位相と振幅を方向ベクトルとして求めるようにしてもよい。
【0020】
請求項9に記載の発明のように、周波数軸上に送信サブキャリア信号を配置して端末毎に送信データ信号を生成する手段(142)と、アンテナ素子毎に設けられ、送信データに分離ウエイトを乗算して各アンテナ素子に出力する手段(150〜153)とを採用してもよい。
【0021】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する各実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1乃至図3に、本発明に係るOFDM方式の通信機の第1実施形態を示す。図1、図2は、OFDM方式の通信機の電気回路構成を示すブロック図、図3は、OFDM信号のフォーマットの一例を示す。
【0023】
本実施形態において、通信機によって受信される受信信号には、各ユーザの端末(各ユーザ1、2の端末)から送信されたそれぞれのOFDM信号が含まれている。
【0024】
OFDM信号は、図3に示すように、時間軸上において、タイミング検出用既知信号T、及び、伝送路推定用既知信号CSが、各有効シンボルD1〜DN(Nは整数)に先だって配置されている。
【0025】
伝送路推定用既知信号CSには、周波数軸上に既知サブキャリア信号がそれぞれ配列されてなる。
【0026】
図3において、既知サブキャリア信号は、周波数軸上において端末毎に予め決められた位置に配置されている。すなわち、既知サブキャリア信号は、ユーザの端末毎に、重ならないように配置(スプリット)されている。
【0027】
例えば、ユーザ数nを2(=n)とし、ユーザ1の端末の既知サブキャリア信号をs1、s1’とし、ユーザ2の端末の既知サブキャリア信号をs2、s2’とすると、既知サブキャリア信号s1、s2、s1’、s2’は、周波数軸上において、それぞれ、異なる周波数f1、f2、f3、f4に設定されていることになる。
【0028】
有効シンボルD1〜DNは、データシンボル{Data(1)〜Data(nsym)}とこのデータシンボル毎にそのデータシンボルに先だつガードインターバルGIとからなる。データシンボルは、周波数軸上にデータサブキャリア信号がそれぞれ配列されて構成されている。
【0029】
データサブキャリア信号としては、各ユーザの端末毎に同じ周波数が用いられている。すなわち、データサブキャリア信号は、周波数軸上において、ユーザの端末毎に周波数が重なるように配置されることになる。また、ガードインターバルGIは、データシンボル毎に設けられて、データシンボルのうち後側の所定期間部分を複写されて構成されている。
【0030】
次に、OFDM方式の通信機の電気回路構成について図1、図2を用いて説明する。
【0031】
OFDM方式の通信機は、図1に示すように、アンテナ素子10〜13、スイッチ20〜23、受信機30、及び、送信機40から構成されている。
【0032】
アンテナ素子10〜13は、ユー1〜ユーnの各端末からOFDM信号を受信するとともに、ユー1〜ユーnの各端末に向けOFDM信号を送信する。
【0033】
スイッチ20〜23は、アンテナ素子毎に設けられて、受信機30及び送信器40の一方とアンテナ素子10〜13を接続するとともに、受信機30及び送信器40の他方とアンテナ素子10〜13とを開放する。
【0034】
受信機30は、ガードインターバル削除部(GI削除)50〜53、シリアル−パラレル変換部(S/P)60〜63、高速フーリエ変換部(FFT)70〜73、ベクトル生成部81〜8n、ユーザ分離ウエイト算出部90、ユーザ分離合成部10、及び、復調データ生成部111〜11nから構成されている。
【0035】
ガードインターバル削除部50〜53は、各アンテナ素子10〜13で受信されたOFDM信号のガードインターバルを削除する。また、シリアル−パラレル変換部60〜63は、ガードインターバル除去等の処理が成されたそれぞれの信号をパラレル信号にシリアル−パラレル変換する。
【0036】
高速フーリエ変換部70〜73は、アンテナ素子毎に、パラレル信号を高速フーリエ処理して、OFDM信号をOFDM復調する。これにより、パラレル信号から伝送路推定用既知信号CSの各既知サブキャリア信号を抽出するとともに、パラレル信号から有効シンボル毎の各データサブキャリア信号を抽出することができる。
【0037】
ベクトル生成部81〜8nは、ユーザの端末毎に設けられており、ベクトル生成部81は、伝搬路推定部800〜80、最大比合成ウエイト算出部810、及び、方向ベクトル算出部(方向ベクトル算出手段)820を有している。
【0038】
伝搬路推定部(推定手段)800〜803は、既知サブキャリア信号のレプリカを予め記憶し、高速フーリエ変換部30〜33で求められた既知サブキャリア信号を、そのレプリカでアンテナ素子毎に複素除算する。これにより、伝送路推定値を既知サブキャリア信号毎に求めことができる。この伝送路推定値は、当該通信機と各ユーザの端末との間の伝送路の周波数特性を示している。
【0039】
最大比合成ウエイト算出部(合成ウエイト算出手段)810は、既知サブキャリア毎の伝送路推定値に基づいて、アンテナ素子毎の既知サブキャリア信号が配置されている位置のデータサブキャリア信号をユーザの端末毎に最大比合成するためのウエイトW(合成ウエイト)を求める。
【0040】
ウエイトWは、例えば、数式1に示すように、アンテナ素子数を4、既知サブキャリア信号数を4とすると、(アンテナ素子数:4)×(既知サブキャリア信号数:4)のマトリックスで表すようになる。
【0041】
【数1】
Figure 0003800074
【0042】
ここで、ウエイトWの各要素は、i(1≦i≦4)番目のアンテナ素子、k(1≦i≦4)番目の既知サブキャリア信号に対応する伝搬路推定値をhi(k)とすると、数式2で表すようになる。
【0043】
【数2】
{hi(k)/|hi(k)|2
方向ベクトル算出部(方向ベクトル算出手段)820は、後述するように、ウエイトWに基づいて、ユーザ1の端末の方向ベクトルを求める。この方向ベクトルは、受信ビームをユーザ1の端末の方向に向けるために採用されている。また、ベクトル生成部82〜8nは、ベクトル生成部81と同様の構成を有し、ユーザ2〜nの端末の方向ベクトルをそれぞれ求める。
【0044】
ユーザ分離ウエイト算出部(分離ウエイト算出手段)90は、ユーザ1〜nの端末の方向ベクトルに基づいて、各ユーザーの端末向けにユーザ分離ウエイトを求める。このユーザ分離ウエイトは、高速フーリエ変換部70〜73で抽出された各データサブキャリア信号をユーザーの端末毎に分離するために採用されている。
【0045】
ユーザ分離合成部(信号分離手段)10は、各ユーザ分離ウエイトに基づいて、高速フーリエ変換部70〜73で抽出された各データサブキャリア信号をユーザの端末毎に分離する。
【0046】
復調データ生成部111〜11nは、ユーザーの端末毎に設けられており、復調データ生成部111は、復調部1111、及び、パラレル−シリアル変換部1112を有している。復調部1111は、ユーザ分離合成部10にて分離されたユーザ1の端末からのデータサブキャリア信号に対してBPSK、QPSK、16QAM等のデジタル復調を行う。
【0047】
パラレル−シリアル変換部1112は、当該デジタル復調された信号をパラレル−シリアル変換することにより、ユーザ1の端末の復調データを求める。また、復調データ生成部112〜11nは、復調データ生成部111と同様の構成を有し、ユーザ2〜nの端末の復調データをそれぞれ求める。
【0048】
次に、送信器40について図2を参照して説明すると、送信器40は、加算器(Σ)120〜123、及び、データ生成部131〜13nを有して構成されている。
【0049】
データ生成部131乃至13nは、ユーザの端末毎に設けられており、データ生成部131は、シリアル−パラレル変換部(S/P)140、変調部141、逆フーリエ変換部(iFFT)142、パラレル−シリアル変換部(P/S)143、ガードインターバル挿入部(GI挿入)144、及び、乗算部150〜153を有している。
【0050】
シリアル−パラレル変換部10は、ユー1の端末向けの送信データをシリアル−パラレル変換しパラレル信号を出力する。変調部141は、パラレル信号を例えば、16QAM(或いは、BPSK、QPSK)等のデジタル変調して変調データを出力する。
【0051】
逆フーリエ変換部142は、変調部141の変調データを逆フーリエ変換して変換データ信号を出力する。パラレル−シリアル変換部143は、逆フーリエ変換部142から出力された変換データ信号をパラレル−シリアル変換してシリアル信号を出力する。
【0052】
ガードインターバル挿入部144は、シリアル信号にガードインターバルを挿入して送信信号を生成して乗算部10〜13に出力する。また、乗算部10〜13は、アンテナ素子毎に設けられて、ガードインターバル挿入部144で生成された各送信信号に、ユーザ分離ウエイト算出部90で求められたユーザ1向けのユーザ分離ウエイトをそれぞれ乗算することにより、ユーザ1向けの各乗算信号を求める。
【0053】
データ生成部13乃至13nは、データ生成部131と同様の構成を有し、ユー2乃至n向けの乗算信号をそれぞれ求める。
【0054】
以下、本第1実施形態の作動について説明する。先ず、スイッチ20〜23は、アンテナ素子10〜13と受信機30を接続する。これに伴い、アンテナ素子10〜13と送信器40との間が開放される。この場合、アンテナ素子10〜13によって受信された受信信号が、スイッチ20〜23を通して受信機30にそれぞれ入力される。
【0055】
この入力された受信信号は、それぞれ、RF/IF回路(図示しない)を経て増幅、周波数変換されて、この周波数変換された信号は、それぞれ、ベクトル復調部(図示しない)に入力された後、I(実部)、Q(虚部)信号に復調される。
【0056】
このI、Q信号を基に、同期、AFC(AUTO Frequency Cotrol)、ガードインターバル削除部50〜53によるガードインターバル除去等のOFDM復調に必要な処理が行われる。
【0057】
このように、ガードインターバル除去等の処理が成されたそれぞれの信号は、シリアル−パラレル変換部60〜63でシリアル−パラレル変換される。そのシリアル−パラレル変換されたパラレル信号は、それぞれ、高速フーリエ変換部70〜73に入力される。
【0058】
すると、高速フーリエ変換部70〜73は、パラレル信号から各既知サブキャリア信号をそれぞれ抽出するとともに、アンテナ素子毎のパラレル信号から各データサブキャリア信号をそれぞれ抽出する。このように抽出された各データサブキャリア信号と各既知サブキャリア信号とは、ベクトル生成部81〜8nに入力される。
【0059】
ここで、ベクトル生成部81においては、伝搬路推定部800〜80が既知サブキャリア信号毎に伝送路推定値を求めると、ウエイト算出部810が各伝送路推定値に基づいて、数式1に示すごとく、ウエイトWを求める。これに伴い、方向ベクトル算出部820は、図4に示すように、ユーザー1向けの方向ベクトルC1を求める。
【0060】
具体的には、ウエイトWの各要素の分母を列毎に足し合わせることにより、数式3に示すように、加算値p(k)を求めるとともに、数式4に示すように、列毎の加算値p(k)を要素とするベクトルPを求める。
【0061】
【数3】
Figure 0003800074
【0062】
【数4】
P=[p(1)、p(2)、p(3)、p(4)]
さらに、ベクトルPをユーザの端末毎に分離する。例えば、ベクトルPのうち、一列目、3列目が、ユーザ1の端末から送信された既知サブキャリア信号に対応し、2列目、4列目が、ユーザ2の端末から送信された既知サブキャリア信号に対応しているとする。この場合、ベクトルPのうち、一列目及び3列目の要素を取り出して、数式5に示すごとく、ユーザ1の端末向けのベクトルP’を求める。
【0063】
【数5】
P’=[p(1)、p(3)]
次に、ベクトルP’のうち最大値pmaxを選択する。このことは、最大値の要素を選択することにより、信頼性の高い要素を選択できると考えられるからである。ここで、ウエイトWの各要素を極座標で表すと、数式6に示すようになり、ウエイトWのうち、最大値pmaxに対応する列mの各要素を取り出して、数式7に示すように、ベクトルRを求め、数式8に示すように、ベクトルRの各要素において振幅を除いて位相だけを取り出して、ユーザー1向けの方向ベクトルC1を求める。
【0064】
【数6】
Figure 0003800074
【0065】
【数7】
Figure 0003800074
【0066】
【数8】
Figure 0003800074
【0067】
例えば、p(1)>p(3)のとき、最大値pmaxとしてp(1)が選択されて、最大値pmaxに対応する列mとして1列が選択される。これに伴い、1列に対応するベクトルR、ひいては、方向ベクトルC1が求められる。一方、p(1)<p(3)のとき、最大値pmaxとしてp(3)が選択されて、最大値pmaxに対応する列mとして3列が選択されるため、3列に対応するベクトルR、ひいては、方向ベクトルC1が求められる。
【0068】
次に、ベクトル生成部82〜8nが、ベクトル生成部81と同様に、ユーザー2〜n向けの方向ベクトルC2〜Cnを求める。これに伴い、ユーザ分離ウエイト算出部90は、方向ベクトルC2〜Cnに基づいて、各ユーザー2〜nの端末向けにユーザ分離ウエイトを求める。
【0069】
次に、ユーザ数nが2で、方向ベクトルC1、C2と基づいて、ユーザ1の端末向けのユーザ分離ウエイトW1とユーザ2の端末向けのユーザ分離ウエイトW2を求める例について説明する。
【0070】
先ず、方向ベクトルC1、C2とともに、方向ベクトルC1、C2を併せたマトリクッスCを数式9に示す。
【0071】
【数9】
Figure 0003800074
【0072】
次に、数式10に示すように、拘束ベクトルH1、H2を求める。拘束ベクトルH1は、ユーザ1の端末(方向ベクトルC1)の方向に受信ビームを向けるとともに、ユーザ2の端末(方向ベクトルC2)の方向にヌル点を形成するために採用されている。拘束ベクトルH2は、ユーザ2の端末(方向ベクトルC2)の方向に受信ビームを向けるとともに、ユーザ1の端末(方向ベクトルC1)の方向にヌル点を形成するために採用されている。
【0073】
【数10】
Figure 0003800074
【0074】
次に、方向ベクトルC1、マトリクッスC、及び、拘束ベクトルH1を数式11に代入して、ユーザ分離ウエイトW1を求める。さらに、方向ベクトルC2、マトリクッスC、及び、拘束ベクトルH2を数式11に代入して、ユーザ分離ウエイトW2を求める。
【0075】
【数11】
Figure 0003800074
【0076】
次に、ユーザ分離合成部10は、高速フーリエ変換部70〜73で抽出された各データサブキャリア信号のうち、ユーザ1の端末から送信されたデータサブキャリア信号を分離する。
【0077】
ここで、i番目のアンテナ素子、第l(エル)番目の有効シンボル、第k番目のデータサブキャリア信号をxi(l、k)とし、高速フーリエ変換部70〜73で抽出された各データサブキャリア信号を、数式12に示すようにマトリックスZで表す。
【0078】
【数12】
Figure 0003800074
【0079】
数式13に示すように、マトリックスZにユーザ分離ウエイトW1を掛けることにより、高速フーリエ変換部70〜73で抽出された各データサブキャリア信号から、ユーザ1の端末から送信されたデータサブキャリア信号(以下、データサブキャリア信号Y1という)を取り出すことができる。
【0080】
【数13】
Y1=Z×W1
数式14に示すように、マトリックスZにユーザ分離ウエイトW2を掛けることにより、高速フーリエ変換部70〜73で抽出された各データサブキャリア信号から、ユーザ2の端末から送信されたデータサブキャリア信号(以下、データサブキャリア信号Y2という)を取り出すことができる。
【0081】
【数14】
Y2=Z×W2
次に、復調データ生成部111において、復調部1111が、データサブキャリア信号Y1をデジタル復調して、この復調された信号がパラレル−シリアル変換部1112でパラレル−シリアル変換されることにより、ユーザー1の端末からの復調データが求められる。また、復調データ生成部112によって、復調データ生成部111と同様に、ユーザー2の端末からの復調データが求められる。
【0082】
次に、上述の如く求められたユーザ分離ウエイトW1、W2を用いて、ユー1の端末、及び、ユー2の端末のそれぞれに送信データを送信する例について説明する。
【0083】
この場合、スイッチ20〜23は、アンテナ素子10〜13と送信器40を接続して、受信機30とアンテナ素子10〜13との間を開放させる。これに伴い、データ生成部131においては、シリアル−パラレル変換部140が、ユー1向けの送信データをパラレル信号にシリアル−パラレル変換する。
【0084】
次に、変調部141は、シリアル−パラレル変換部140によって変換されたパラレル信号にデジタル変調を施し、逆フーリエ変換部142は、変調部141によってデジタル変調されたパラレル信号を逆フーリエ変換して変換信号を求める。換言すれば、逆フーリエ変換部142は、上記デジタル変調されたパラレル信号(送信サブキャリア信号)を周波数軸上に配置して変換信号を生成することになる。
【0085】
次に、パラレル−シリアル変換部143は、逆フーリエ変換部142によって変換された変換信号をパラレル−シリアル変換してシリアル信号を出力する。さらに、ガードインターバル挿入部144は、パラレル−シリアル変換部143によって変換されたシリアル信号にガードインターバルを挿入して送信信号を生成する。
【0086】
従って、乗算器10〜13は、ガードインターバル挿入部144からの送信信号にユーザ分離ウエイトW1を乗算することにより、ユー1向けの乗算信号をそれぞれ求める。
【0087】
また、データ生成部132は、データ生成部131と同様に、ユー2向けの送信データとユーザ分離ウエイトW2に基づいてユー2向けの乗算信号を求める。
【0088】
これに伴い、加算器120〜123は、ユー1の端末向けの乗算信号とユー2の端末向けの乗算信号をそれぞれ加算して加算信号をスイッチ20〜23を通してアンテナ素子10〜13に出力する。これにより、アンテナ素子10〜13は、ユー1の端末向けの乗算信号に基づく送信ビームをユー1の端末に向けるとともに、ユー2の端末向けの乗算信号に基づく送信ビームをユー2の端末に向けることができる。
【0089】
以上説明したように本実施形態によれば、既知サブキャリア信号が配置されている位置のデータサブキャリア信号をユーザの端末毎に最大比合成するためのウエイトWを求めるとともに、ウエイトWに基づいて各方向ベクトルを求め、これら方向ベクトルに基づいてユーザ分離ベクトルを求める。この求められたユーザ分離ベクトルを用いることにより、各ユーザーの端末から送信された各データサブキャリア信号のうち、所定端末から送信されたデータサブキャリア信号を良好に分離できる。
【0090】
なお、上記第1実施形態では、ユーザ1の端末向けの方向ベクトルC1として、ベクトルRの各要素において振幅を除いて位相だけを取り出して生成した例について説明したが、これに限らず、ベクトルR自体を採用してもよい。このことは、ユーザ1の端末向けの方向ベクトル以外に、ユーザ2〜nの端末向けの方向ベクトルの生成にあたっても、適用できる。
(第2実施形態)
上記実施形態では、ウエイトWのうち最大値pmaxに対応する列mの各要素に基づいて方向ベクトルを生成する例について説明したが、これに限らず、以下のようにしてもよい。
【0091】
以下、方向ベクトル算出部810が、ウエイトWに基づいてユー1の端末向けの方向ベクトルを求める例について図6を参照して説明する。なお、ウエイトWのうち一列、3列が、ユーザ1の端末から送信された既知サブキャリア信号に対応しているとする。
【0092】
先ず、ウエイトWのうち一列目の各要素と3列目の各要素とを取り出して、一列目の各要素と、3列目の各要素とを行毎に加算平均することにより、数式15に示すベクトルKを生成する。
【0093】
【数15】
Figure 0003800074
【0094】
ここで、ベクトルKの各要素のうち、振幅を除く位相だけを取り出して、数式16に示すベクトルTを求める。このベクトルTを、上記第1実施形態で述べたユーザ1の端末向けの方向ベクトルC1に代えて採用する。なお、ベクトルK自体を方向ベクトルとして採用してもよい。
【0095】
【数16】
Figure 0003800074
【0096】
さらに、本発明の実施にあたり、ウエイトWのうち3列以上の要素が、ユーザ1の端末から送信された既知サブキャリア信号に対応している場合には、以下のように、方向ベクトルを生成してもよい。
【0097】
例えば、ウエイトWとして5列以上のマトリックスを採用し、このマトリックスのうち、a列、b列、c列、d列が、所定ユーザの端末から送信された既知サブキャリア信号に対応している場合、上記第1実施形態で述べたベクトルP’は、数式17のように表すことができる。
【0098】
【数17】
P’=[p(a)、p(b)、p(c)、p(d)]
ここで、ベクトルP’の各要素をその大きいものから順に並び替えて、大きいものから、例えば、2つ選ぶ。これにより、信頼性の高いものから2個の要素を選ぶことができる。
【0099】
例えば、p(a)>p(b)>p(c)>p(d)とき、要素p(a)、p(b)とが選択されて、これに伴い、ウエイトWのうち、a列、b列に対応する要素を取り出して、a列目の各要素と、b列目の各要素とを行毎に加算平均することによりベクトルKを生成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るOFDM方式の通信機の第1実施形態の電気回路構成の一部を示すブロック図である。
【図2】OFDM方式の通信機の電気回路構成の残りを示すブロック図である。
【図3】OFDM信号のフォーマットの一例を示す図である。
【図4】上記第1実施形態の作動を説明する為の図である。
【図5】上記第1実施形態の作動を説明する為の図である。
【図6】本発明に係るOFDM方式の通信機の第2実施形態の作動を説明する為の図である。
【符号の説明】
50…ウエイト算出部、90…ユーザ分離ウエイト算出部、
140…ユーザ分離合成部、820…方向ベクトル算出部。

Claims (9)

  1. 各端末からの通信信号を受信するOFDM方式の通信機であって、
    前記通信信号は、周波数軸上に既知サブキャリア信号が配置されてなる既知信号と、前記周波数軸上にデータサブキャリア信号が配置されてなるデータ信号とを有し、かつ、前記既知サブキャリア信号が周波数軸上で端末毎に異なる位置に配置されるように設定されており、
    前記端末毎の通信信号をそれぞれ受信するアンテナ素子(10〜13)と、
    前記受信されたそれぞれの既知信号をアンテナ素子毎にフーリエ変換して前記既知サブキャリア信号を抽出するとともに、前記受信されたそれぞれの前記データ信号を前記アンテナ素子毎に前記フーリエ変換して前記データサブキャリア信号を抽出するフーリエ変換手段(70〜73)と、
    前記抽出された既知サブキャリア信号に応じて、前記既知サブキャリア信号毎の伝搬路推定値を推定する推定手段(800〜803)と、
    前記推定された伝搬路推定値に応じて、前記アンテナ素子毎の前記既知サブキャリア信号が配置されている位置の前記データサブキャリア信号を端末毎に最大比合成するための合成ウエイトを求める合成ウエイト算出手段(810)と、
    前記算出された合成ウエイトに応じて、前記各端末のうち所定端末から送信されたデータサブキャリア信号を、前記抽出されたデータサブキャリア信号から分離する分離手段(820、90、100)とを有することを特徴とするOFDM方式の通信機。
  2. 前記分離手段は、
    前記算出された合成ウエイトに応じて、前記所定端末の方向に受信ビームを向けるための方向ベクトルを前記端末毎に求める方向ベクトル算出手段(820)と、
    前記端末毎の方向ベクトルに基づいて、前記所定端末の方向に受信ビームを向け、かつ、前記所定端末以外の他の端末の方向にヌル点を形成するための分離ウエイトを求める分離ウエイト算出手段(90)と、
    前記分離ウエイトに基づいて、前記抽出されたデータサブキャリア信号のうち、前記所定端末から送信されたデータサブキャリア信号を分離する信号分離手段(100)と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のOFDM方式の通信機。
  3. 前記合成ウエイト算出手段は、前記アンテナ素子と前記既知サブキャリア信号とに対応するマトリックスとして前記合成ウエイトを求めるものであって、
    前記方向ベクトル算出手段は、前記所定端末から送信された既知サブキャリア信号毎に前記伝搬路推定値の大きさを加算して各加算値を求めるとともに、これら加算値のうち最大値を求め、
    さらに、前記マトリックスを構成する各要素のうち前記最大値に対応する要素を選択し、この選択された要素に基づいて前記方向ベクトルを求めることを特徴とする請求項2に記載のOFDM方式の通信機。
  4. 前記方向ベクトル算出手段は、前記最大値に対応する要素の位相を前記方向ベクトルとして求めることを特徴とする請求項3に記載のOFDM方式の通信機。
  5. 前記方向ベクトル算出手段は、前記最大値に対応する要素の位相と振幅を前記方向ベクトルとして求めることを特徴とする請求項3に記載のOFDM方式の通信機。
  6. 前記ウエイト算出手段は、前記アンテナ素子と前記既知サブキャリア信号とに対応するマトリックスとして前記合成ウエイトを求めるものであって、
    前記方向ベクトル算出手段は、前記マトリックスを構成する各要素のうち、前記所定端末から送信された既知サブキャリア信号に対応する2つ以上の要素を平均して平均値を求め、この求められた平均値に応じて前記方向ベクトルを求めることを特徴とする請求項2に記載のOFDM方式の通信機。
  7. 前記方向ベクトル算出手段は、前記求められた平均値の位相を前記方向ベクトルとして求めることを特徴とする請求項6に記載のOFDM方式の通信機。
  8. 前記方向ベクトル算出手段は、前記求められた平均値の位相と振幅を前記方向ベクトルとして求めることを特徴とする請求項6に記載のOFDM方式の通信機。
  9. 前記周波数軸上に送信サブキャリア信号を配置して前記端末毎に送信データ信号を生成する手段(142)と、
    前記アンテナ素子毎に設けられ、前記送信データに前記分離ウエイトを乗算して前記各アンテナ素子に出力する手段(150〜153)と、
    を有することを特徴とする請求項2〜8のいずれか1つに記載のOFDM方式の通信機。
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