JP3799297B2 - 輝度検知acl回路 - Google Patents
輝度検知acl回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3799297B2 JP3799297B2 JP2002159372A JP2002159372A JP3799297B2 JP 3799297 B2 JP3799297 B2 JP 3799297B2 JP 2002159372 A JP2002159372 A JP 2002159372A JP 2002159372 A JP2002159372 A JP 2002159372A JP 3799297 B2 JP3799297 B2 JP 3799297B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- luminance
- video
- signal
- circuit
- level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン受像機(以下、TVと略称する)又はモニタ等に適用され、液晶,PDP(プラズマディスプレイ),PALC(プラズマアドレス液晶),CRT(ブラウン管)等といった表示デバイスの画面輝度を、その表示デバイス周辺の輝度レベルに応じて変化させる輝度検知ACL(Automatic Contrast Limiter)回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、TVの大画面化,高画質化が進んでいる中、ACL回路は、TVへの搭載が必要不可欠になっている。
ACL回路は、映像輝度信号があるレベルを超えてしまったときに、表示デバイスのドライバ中のトランジスタ等が飽和しないように、コントラスト回路のコントラストを下げて、映像信号の信号振幅を設定レベル以下に自動調整する回路である。
【0003】
特に、PDP等の自発光デバイスに関しては、断続的に高輝度の映像信号を表示させることは、焼付き,寿命の劣化,輝度の低下等といった性能劣化の原因となる。
そのため、自発光デバイスを用いたTV又はモニタ等では、性能劣化を防止するために、ACL回路は、その搭載が必要不可欠になっている。
【0004】
ここで、従来のACL回路の構成について、図面とともに説明する。
図8は、従来のACL回路を備えた映像輝度信号調整回路の構成を示したブロック図である。
【0005】
映像輝度信号調整回路101は、コントラスト回路10a〜10cと、ACL回路120とを備えている。
映像輝度信号調整回路101の入力Ir,Ig,Ibには、原色映像信号R,G,Bがそれぞれ対応して入力され、その出力Or,Og,Obからは、この原色映像信号R,G,Bの振幅レベルを変化させた原色映像信号R’,G’,B’がそれぞれ対応して出力される。
【0006】
コントラスト回路10a〜10cは、ACL回路120から出力される制御信号に基づいて、原色映像信号R,G,Bの振幅レベルを変化させ、原色映像信号R’,G’,B’を生成する。
ACL回路120は、コントラスト回路10a〜10cへ制御信号を出力し、コントラスト回路10a〜10cによる原色映像信号R,G,Bの振幅レベルの変化量を制御する。
【0007】
ACL回路120は、アッテネータ(ATT)21a〜21c,加算器22,ACLレベル検出回路26,及びコントラスト制御回路27を有し、次のように機能する。
アッテネータ21a〜21cには、コントラスト回路10a〜10cにより生成された原色映像信号R’,G’,B’が、それぞれ対応して入力される。アッテネータ21a〜21cは、原色映像信号R’,G’,B’それぞれを減衰してその重み付けを行い、重み付けした原色映像信号R’,G’,B’を加算器22に出力する。
【0008】
加算器22は、それぞれアッテネータ21a〜21cから出力される重み付けされた原色映像信号R’,G’,B’を加算して、映像輝度信号Yを再生する。この再生された映像輝度信号Yは、ACLレベル検出回路26に入力され、レベル検出される。
【0009】
ACLレベル検出回路26は、予め定められた一乃至は複数の設定レベルを備え、映像輝度信号Yがある設定レベルを超える場合に、このある設定レベルに対応した検出信号をコントラスト制御回路27に出力する。
コントラスト制御回路27は、ACLレベル検出回路26からの検出信号に基づいて、コントラスト回路10a〜10cに制御信号を出力し、コントラスト回路10a〜10cの利得を制御して、原色映像信号R,G,Bの振幅レベルの変化量を制御する。
また、別の従来技術として、特開平2001−255854号公報,特開平2001−350134号公報等に記載されているACL機能を備えた液晶表示装置がある。
【0010】
図9は、このACL機能を備えた液晶表示装置の構成を示したブロック図である。
液晶表示装置200は、外光(周辺輝度)に応じて、液晶パネル209のバックライト輝度を制御する。そのため、液晶表示装置200は、液晶パネル209の周辺輝度を検出する輝度センサ206を備えている。この輝度センサ206によって検出された液晶パネル209の周辺輝度は、映像信号輝度検出回路210により検出された映像信号の輝度情報とともに、画質制御演算回路207に送られ、画質制御演算回路207による画質制御、及びバックライト輝度制御回路208(前記ACL回路120に相当)によるバックライト(冷陰極管)215の輝度制御に用いられる。
【0011】
映像信号輝度検出回路210は、平均輝度検出部211,最大値検出部212,及び最小値検出部213を備え、表示される映像の平均輝度,最大輝度,及び最小輝度を検出し、映像の輝度情報として画質制御演算回路207に出力する。
【0012】
画質制御演算回路207は、液晶パネル209の周辺輝度とこの映像信号の輝度情報とに基づいて、画質制御回路201内に設けられたコントラスト制御部202及び輝度制御部203による制御の最適設定値をリアルタイムに算出し、それに応じた制御を行う。
【0013】
また、バックライト輝度制御回路208は、画質制御演算回路207を介して供給される、液晶パネル209の周辺輝度と映像信号の輝度情報とに基づいて、インバータ電源回路214によるバックライト215の制御の最適設定値をリアルタイムに算出し、それに応じた制御を行う。
【0014】
例えば、液晶パネル209の周辺輝度が標準値よりも低くなった場合には、暗い映像が通常よりも明るく見えるようになる。このような場合には、バックライト輝度制御回路208は、バックライト215の輝度を低くするように、インバータ電源回路214を制御する。
【0015】
逆に、液晶パネル209の周辺輝度が標準値よりも高くなった場合には、明るい映像が通常よりも暗く見えるようになる。そこで、このような場合は、バックライト輝度制御回路208は、バックライト215の輝度を高くするようにインバータ電源回路214を制御する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来技術においては、次に述べるような問題点があった。
まず、図8に示した映像輝度信号調整回路101の場合、例えば、周辺輝度が高い状態で、非常に狭く、映像輝度レベルが高い領域がフレーム上に多数ある場合、そのACLレベル検出回路26は、再生された映像輝度信号Yのレベルがコントラストを下げるためのある設定レベルを超えていると判定し、このある設定レベルに対応した検出信号をコントラスト制御回路27に出力する。
【0017】
この結果、コントラスト制御回路27は、コントラスト回路10a〜10cの利得を、この検出した設定レベルに応じて下げてしまい、このフレーム上に多数ある、非常に狭く、映像輝度レベルの高い領域は、輝度が高い周辺との関係で見えづらくなってしまう。
【0018】
そこで、このフレーム上に多数ある、非常に狭く、映像輝度レベルの高い領域が、輝度が高い周辺との関係で見えづらくならないように、ACLレベル検出回路26の設定レベルを、このとき再生される映像輝度信号Yのレベルによってコントラストが下がらないような、高いレベルにしておくことが考えられる。
【0019】
しかし、ACLレベル検出回路26の設定レベルを高いレベルにすると、例えば、周辺輝度が高い状態で、前述した、非常に狭く、映像輝度レベルの高い領域が一点に集中し、全体としてある程度のまとまった面積を有している場合は、ACLレベル検出回路26は、このまとまった領域の映像輝度レベルに関し、再生された映像輝度信号Yのレベルが設定レベルを超えていない、と判定する。
【0020】
この判定により、コントラスト制御回路27は、ACLレベル検出回路26から検出信号が出力されないため、コントラスト回路10a〜10cの利得を下げない。この結果、前述の、一点に集中し、全体としてある程度のまとまった面積を有する映像輝度レベルの高い領域が、画面の焼付き,寿命の劣化等といった、表示デバイスの性能劣化の原因になる。
【0021】
また、図9に示した液晶表示装置200の場合も、例えば、周辺輝度が標準値よりも低くなったときに、フレーム上に、非常に狭く、映像輝度レベルの高い領域が多数ある場合でも、バックライト輝度制御回路208が、この周辺輝度の変化に基づいて、バックライト輝度レベルを下げてしまう。これにより、この非常に狭く、映像輝度レベルの高い領域は、見えづらくなってしまう。
【0022】
そこで、この非常に狭く、映像輝度レベルの高い領域がフレーム上に多数ある場合でも、輝度が低い周辺との関係で見えづらくならないように、周辺輝度が標準値よりも低くなっても、バックライト輝度制御回路208がバックライト輝度を下げないようにしておくことが考えられる。
【0023】
しかし、このようにすると、周辺輝度が標準値よりも低くなったときに、非常に狭く、映像輝度レベルの高い領域が一点に集中し、全体としてある程度のまとまった面積を有している場合でも、バックライト輝度制御回路208はバックライト輝度を下げないレベルと判断してしまうため、画面の焼付き,寿命の劣化等といった、表示デバイスの性能劣化の原因となる。
【0024】
したがって、従来のACL回路は、上述の映像輝度信号調整回路101や液晶表示装置200を例に説明したように、映像輝度信号の周波数成分及び周辺輝度に応じたACL制御(バックライト輝度制御)を行っていないため、周辺輝度との関係で、不必要に画面の映像輝度(バックライト輝度)を下げてしまって、非常に狭く、映像輝度レベルの高い領域が見えづらくなったり、逆に、不必要に画面の映像輝度を上げてしまって、消費電力の増大,寿命の劣化等といった表示デバイスの性能を劣化させる原因を作っていた。
【0025】
そこで、本発明は、これら表示デバイスに関して、
・ 周辺輝度が低い状態では、周辺輝度が高い状態に比べて、映像輝度レベルの高い領域が非常に狭くても、比較的容易に認識することができること、
・ また、周辺輝度が低い状態では、周辺輝度が高い状態に比べて、画面全体の映像輝度が低くても、映像輝度レベルの高い領域を比較的容易に認識することができること、
に着目し、上記した問題点を解決したACL回路を提供することを目的とする。
【0026】
すなわち、本発明は、上記した問題点に鑑み、ACLレベルの検出に、周辺輝度と映像輝度信号の周波数成分との因果関係を考慮し、高輝度高周波の映像輝度信号の領域部分が見えづらくなるのを改善する一方、必要以上に輝度が上がることに起因した、消費電力の増大,画面の焼付き,寿命の短縮等といった、表示デバイスの性能劣化の弊害を排するために、周辺輝度,映像輝度レベルの分布を考慮したACL回路を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】
本発明の輝度検知ACL回路は、原色映像信号を入力しコントラスト調整を行い、振幅レベルを変化させて出力する信号処理手段と、前記信号処理手段の原色映像信号から映像輝度信号を再生する映像輝度信号再生手段と、周辺の輝度レベルを測定する周辺輝度レベル検出手段と、前記周辺輝度レベルに応じた帯域制御信号を出力する帯域制御手段と、前記帯域制御信号によって前記映像輝度信号の通過帯域を制限する映像輝度信号制限手段と、前記映像輝度信号制限手段から出力された映像輝度信号のレベルを検出する映像輝度レベル検出手段と、前記映像輝度レベル検出手段の検出結果に基づいて、前記帯域制御手段から出力される映像輝度信号のレベルが所定値以上である場合に、前記信号処理手段のコントラストを下げるコントラスト調整手段とを備えていることを特徴とする。
【0028】
本発明の輝度検知ACL回路によれば、周辺輝度が高い場合でも高輝度高周波信号の認識が容易で、周辺輝度が高く高輝度エリアが多い映像信号や周辺輝度が低い時には、消費電力を削減、デバイス性能の劣化を防ぐことができ、周辺輝度に応じたACL回路を動作させることが可能である。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の輝度検知ACL回路の好適な実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る輝度検知ACL回路を有する、映像輝度信号調整回路の構成を示したブロック図である。
本実施の形態の映像輝度信号調整回路1は、コントラスト回路10a〜10cと、輝度検知ACL回路20とを備えている。
【0030】
なお、本実施の形態の映像輝度信号調整回路1の説明に当たっては、図8で示した従来の映像輝度信号調整回路101と構成が同じ部分については、同一符号を付し、その詳しい説明を省略する。
【0031】
映像輝度信号調整回路1は、コントラスト回路10a〜10cと、輝度検知ACL回路20とを備えている。映像輝度信号調整回路1の入力Ir,Ig,Ibには、原色映像信号R,G,Bがそれぞれ対応して入力され、その出力Or,Og,Obからは、この原色映像信号R,G,Bの振幅レベルを変化させた原色映像信号R’,G’,B’がそれぞれ対応して出力される。
【0032】
輝度検知ACL回路20は、図示せぬ表示デバイスの周辺輝度に基づいて、コントラスト回路10a〜10cへ制御信号を出力し、コントラスト回路10a〜10cによる原色映像信号R,G,Bの振幅レベルの変化量を制御する。
【0033】
本実施の形態では、輝度検知ACL回路20は、アッテネータ21a〜21c,加算器22,ACLレベル検出回路26,及びコントラスト制御回路27に加えて、周辺輝度測定装置23,LPF(Low Pass Filter)帯域制御回路24,及びLPF回路25を備えている。
【0034】
周辺輝度測定装置23は、図1においては図示省略した表示デバイスの周辺輝度を測定する。周辺輝度測定装置23は、LPF帯域制御回路24と接続され、表示デバイス周辺の輝度測定値をLPF帯域制御回路24に出力する。
【0035】
LPF帯域制御回路24は、周辺輝度測定装置23によって測定される表示デバイスの周辺の輝度測定値に基づいて、LPF回路25の遮断周波数fを設定する。本実施の形態では、LPF帯域制御回路24は、LPF回路25に対して、周辺輝度の測定値に応じた制御信号を出力し、LPF回路25の遮断周波数fを変更する。
【0036】
LPF回路25は、加算器22と、ACLレベル検出回路26との間に設けられ、加算器22から出力される再生された映像輝度信号Yと、LPF帯域制御回路24から出力される制御信号とが入力される。LPF回路25は、本実施の形態では、LPF帯域制御回路24からの制御信号に基づき、その遮断周波数fを切り替え、入力信号としての映像輝度信号Yの帯域制限を行う。
【0037】
そのため、映像輝度信号Yの周波数成分において、遮断周波数f以上の高周波成分は、LPF回路25によって帯域制限を受け、ACLレベル検出回路26には出力されない。したがって、LPF回路25からACLレベル検出回路26へは、遮断周波数f以上の周波数成分が除去された映像輝度信号Y’が供給される。
【0038】
次に、映像輝度信号調整回路1に設けられ、以上のように構成された輝度検知ACL回路20の作用について、1H期間(表示デバイスにおいて、1水平ラインを走査する期間)の映像輝度信号Yを例に挙げ、従来技術と対比しながら、図面とともに説明する。
図2は、映像輝度信号Yに係り、比較的狭く、映像輝度レベルの高い領域が多数ある場合の、1H期間の映像輝度信号Y1の波形例を示した図である。
【0039】
図3は、映像輝度信号Yに係り、映像輝度レベルの高い領域が一点に集中し、全体としてある程度のまとまった面積を有している場合の、1H期間の映像輝度信号Y2の波形例を示した図である。
なお、図2,図3において、図中に記した“Lth”は、映像輝度信号Yのある設定レベルを表す。
【0040】
また、図2,図3において、両映像輝度信号Y1,Y2とも、この設定レベルLthを超えている期間の延べ長さ、すなわち1水平ライン上で映像輝度がこの設定レベルLthを超えている部分の延べ面積は、同じであるものとする。
【0041】
加えて、図2,図3において、映像輝度信号Y1又は映像輝度信号Y2がこの設定レベルLthを超えた場合、コントラスト制御回路27が制御するコントラスト回路10a〜10cの利得は、映像輝度信号Y1が設定レベルLthを超えた場合と、映像輝度信号Y2が設定レベルLthを超えた場合とで、変わらないものとする。
【0042】
まず、図8に示した従来のACL回路120に、周辺輝度が高い状況で、図2に示した映像輝度信号Y1が入力された場合に、コントラスト制御回路27がコントラスト回路10a〜10cの利得を制御してコントラストを下げてしまうと、表示デバイスの再生映像の階調が下がり、画面上における高輝度部分エリアも狭いため、表示デバイスによる再生映像の高輝度部分の認識が困難になる。
【0043】
これに対して、図8に示した従来のACL回路120において、周辺輝度が高い状況で、図3に示した映像輝度信号Y2が入力された場合は、コントラスト制御回路27がコントラスト回路10a〜10cの利得を制御してコントラストを下げてしまっても、画面上における高輝度部分のエリアが広いため、表示デバイスによる再生映像の高輝度部分の認識は容易である。
【0044】
そこで、周辺輝度が高い状況では、図2に示した映像輝度信号Y1が入力された場合でも、表示デバイスによる再生映像の高輝度部分の認識が可能なように、コントラスト制御回路27がコントラスト回路10a〜10cの利得を制御してコントラストを下げないようにしておく必要がある。
【0045】
しかしながら、周辺輝度が高い状況で、映像輝度信号Y1が入力された場合における、再生映像の高輝度部分の認識についてのみ着目し、コントラスト制御回路27がコントラスト回路10a〜10cの利得を制御してコントラストを下げないように、ACLレベル検出回路26のある設定レベル(ACレベル)が設定されていると、図3に示した映像輝度信号Y2が入力された場合には、高輝度部分が比較的広いエリアで存在するため、消費電力の増加、表示デバイスの性能劣化が発生する可能性がある。
【0046】
その一方で、図2に示した映像輝度信号Y1が入力されている場合であっても、周辺輝度が低い場合は、人間の目の認識では細かい階調まで認識できるため、コントラストが前述の周辺輝度が高い状態から下がっていても、表示デバイスの画面上の、高輝度部分の比較的狭いエリアも認識することが可能である。
【0047】
同様に、周辺輝度が低い場合は、図3に示した映像輝度信号Y2が入力されている場合、周辺輝度が高い前述の状態に対し、コントラストを下げても、人間の目は、ある程度のまとまった面積を有している映像輝度レベルの高い領域を、認識することが可能である。
【0048】
表1は、これら上述した関係に基づいて、表示デバイスの周辺輝度と、映像輝度信号Y1の高輝度部分の周波数成分との相互関係から、各場合のコントラスト制御回路27が制御するコントラスト回路10a〜10cの利得Aを、それぞれAa,Ab,Ac,Adで表したものである。
【0049】
【表1】
【0050】
ここで、コントラスト制御回路27によって制御されるコントラスト回路10a〜10cの利得Aを、その値が大きい方がコントラスト回路10a〜10cから出力される原色映像信号R’,G’,B’の出力振幅が大きいものとする。
この場合、その映像輝度信号Yの高輝度周波成分に対する、コントラスト回路10a〜10cの利得Aa,Ab,Ac,Adの相互関係は、次のようになる。
【0051】
すなわち、図2に示した高輝度高周波成分の映像輝度信号Y1が入力される場合は、周辺輝度が低いときにはコントラストを下げても、比較的狭いエリアの高輝度部分も認識することが可能であることから、コントラスト回路10a〜10cの利得Aは、“Aa>Ac”の関係が得られる。
【0052】
また、図3に示した高輝度低周波成分の映像輝度信号Y2が入力される場合は、周辺輝度が低いときにコントラストを下げても、ある程度のまとまった面積を有している映像輝度レベルの高い領域は認識することが可能であることから、コントラスト回路10a〜10cの利得Aは、“Ab>Ad”の関係が得られる。
【0053】
また、周辺輝度が同じ高い状況でコントラストを下げると、図2に示した高輝度高周波成分の映像輝度信号Y1が入力される場合は、表示デバイスの再生映像の階調も下がり、画面上における高輝度部分のエリアが狭いため、表示デバイスによる再生映像の認識が困難になるのに対し、図3に示した高輝度低周波成分の映像輝度信号Y2が入力される場合は、高輝度部分のエリアが広いため、表示デバイスによる再生映像の認識が可能であることから、コントラスト回路10a〜10cの利得Aは、“Aa>Ab”の関係が得られる。
【0054】
さらに、周辺輝度が同じ低い状況では、高輝度部分のエリアが広い映像輝度信号Y2が、高輝度部分のエリアが狭い映像輝度信号Y1よりも、表示デバイスによる再生映像の高輝度部分の認識が容易であることから、映像輝度信号Y2はさらにコントラストを下げても高輝度部分の認識が可能であり、コントラスト回路10a〜10cの利得Aは、“Ac>Ad”の関係が得られる。
したがって、表1に示したコントラスト回路10a〜10cの各利得Aa,Ab,Ac,Adの関係は、“Aa>Ac”,“Ab>Ad”,“Aa>Ab”,“Ac>Ad”の相関関係が得られる。
【0055】
そこで、上記関係を基にして、本実施の形態の輝度検知ACL回路20では、LPF帯域制御回路24が、周辺輝度測定装置23によって測定される表示デバイスの周辺の輝度測定値に基づいて、LPF回路25の遮断周波数fを設定するようになっている。
【0056】
さらに具体的には、LPF帯域制御回路24は、周辺輝度測定装置23によって測定された表示デバイスの周辺の輝度測定値yが予め定められた所定値ythよりも高い場合は、周辺輝度測定装置23によって測定された表示デバイスの周辺の輝度測定値がこの所定値yth以下の場合に対し、LPF回路25の遮断周波数fを低く設定するようになっている。
【0057】
ここで、この予め定められた所定値ythは、この設定値ythよりも表示デバイスの周辺の輝度測定値yが高くなると、映像輝度信号Yの高輝度高周波成分の映像が、表示デバイスの周辺輝度との関係で、人間の目ではその認識できなくなる、又はその認識が難しくなってくる閾値として設定される値である。
【0058】
そして、本実施の形態では、LPF帯域制御回路24は、表示デバイスの周辺の輝度測定値yが、この所定値ythよりも高い場合は、LPF回路25の遮断周波数fを、再生輝度信号Yの高輝度高周波成分が除去される遮断周波数fLに設定制御し、この所定値yth以下の場合は、再生輝度信号Yの高輝度高周波成分が除去されない遮断周波数fH(ただし、fL≪fH)に設定制御する制御信号を、LPF回路25に出力する構成となっている。
そして、LPF回路25は、このLPF帯域制御回路24から供給される制御信号に応じて、その遮断周波数fをfLとfHで切り替え可能な構成となっている。
【0059】
次に、上述した構成の、本実施の形態の輝度検知ACL回路20の作用について説明する。
その説明に当たっては、ACLレベル検出回路26に設定されている一乃至は複数のACLレベル(設定レベル)をLとし、その中のあるACLレベルをLthとする。
【0060】
最初に、映像輝度信号Yとして、図2に示した、比較的狭く、映像輝度レベルの高い領域が多数ある場合の映像輝度信号Y1が、LPF回路25に入力される場合について説明する。
まず、輝度測定装置23によって測定される周辺輝度yが予め定められた所定値yth以下の場合は、LPF帯域制御回路24は、LPF回路25の遮断周波数fを、予め定められた遮断周波数fHにするための制御信号を出力する。なお、この遮断周波数fHは、映像輝度信号Y1の高輝度高周波成分が除去されない周波数である。
【0061】
したがって、周辺輝度yが低い場合は、LPF回路25は、図2に示した映像輝度信号Y1とほぼ同等の映像輝度信号Y11を、映像輝度信号Y’としてACLレベル検出回路26に出力することになる。
【0062】
この場合、ACLレベル検出回路26は、映像輝度信号Y11のレベルがACLレベル検出回路26に予め設定されているあるACLレベルLthを超えることになるため、コントラスト制御回路27にこのACLレベルLthに対応する検出信号を出力する。
【0063】
ACLレベル検出回路26からこのACLレベルLthに対応する検出信号が入力されたコントラスト制御回路27は、制御信号をコントラスト回路10a〜10cに出力し、コントラスト回路10a〜10cの利得を、通常の場合よりも下げる。
【0064】
この結果、コントラスト回路10a〜10cは、周辺輝度が低い場合に、比較的狭く、映像輝度レベルの高い領域が多数ある映像輝度信号Y11が入力された場合は、原色映像信号R,G,Bの振幅レベルの変化量を通常の場合よりも減少させた原色映像信号R’,G’,B’を生成し、出力Or,Og,Ibから出力する。
【0065】
一方、輝度測定装置23によって測定される周辺輝度yが予め定められた所定値ythよりも高い場合は、LPF帯域制御回路24は、LPF回路25の遮断周波数fを、予め定められた遮断周波数fLにする制御信号を出力する。なお、この遮断周波数fLは、映像輝度信号Yの高輝度高周波成分が除去される周波数である。
したがって、周辺輝度yが高い場合は、LPF回路25は、図4に示した映像映像輝度信号Y12を、映像輝度信号Y’としてACLレベル検出回路26に出力することになる。
【0066】
図4は、周辺輝度yが高い場合の、LPF回路から出力される映像輝度信号Y’の波形例として、図2に示した映像輝度信号Y1に対応して出力される映像輝度信号Y12の波形例を示した図である。
【0067】
この場合、ACLレベル検出回路26は、映像輝度信号Y12のレベルがACLレベル検出回路26に予め設定されているあるACLレベルLthを超えないため、コントラスト制御回路27には、このあるACLレベルLthに対応する検出信号を出力しない。
【0068】
ACLレベル検出回路26から検出信号が入力されないコントラスト制御回路27は、制御信号をコントラスト回路10a〜10cに出力せず、コントラスト回路10a〜10cの利得を通常の場合に対して下げない。
【0069】
この結果、コントラスト回路10a〜10cは、周辺輝度yが高い場合に、比較的狭く、映像輝度レベルの高い領域が多数ある映像輝度信号Y1が入力されたときには、原色映像信号R,G,Bの振幅レベルの変化量を減少させることなく、原色映像信号R’,G’,B’を生成し、出力Or,Og,Ibから出力する。
【0070】
これにより、図2に示した、比較的狭く、映像輝度レベルの高い領域が多数ある映像輝度信号Y1が、映像輝度信号YとしてLPF回路25に入力されるとき、ACLレベル検出回路26の同じACLレベルLthに対して、周辺輝度が低い場合の方が、周辺輝度が高い場合に比べ、コントラスト回路10a〜10cの利得を下げることができる。
【0071】
次に、図3に示した、高輝度部分のエリアが広い映像輝度信号Y2が、映像輝度信号YとしてLPF回路25に入力される場合について説明する。
まず、輝度測定装置23によって測定される周辺輝度yが予め定められた所定値yth以下の場合は、LPF帯域制御回路24は、LPF回路25の遮断周波数fを、予め定められた遮断周波数fHにするための制御信号を出力する。
したがって、周辺輝度yが低い場合は、LPF回路25は、図3に示した映像輝度信号Y2とほぼ同等の、図5に示した映像輝度信号Y21を、映像輝度信号Y’としてACLレベル検出回路26に出力することになる。
【0072】
図5は、周辺輝度yが低い場合の、LPF回路から出力される映像輝度信号Y’の波形例として、図3に示した映像輝度信号Y2に対応して出力される映像輝度信号Y21の波形例を示した図である。
この場合、ACLレベル検出回路26は、映像輝度信号Y21のレベルがACLレベル検出回路26に予め設定されているあるACLレベルLthを超えることになるため、コントラスト制御回路27に、このあるACLレベルLthに対応する検出信号を出力する。
【0073】
ACLレベル検出回路26から検出信号が入力されたコントラスト制御回路27は、制御信号をコントラスト回路10a〜10cに出力し、コントラスト回路10a〜10cの利得を、通常の場合よりも下げる。
この結果、コントラスト回路10a〜10cは、周辺輝度が低い場合に、高輝度部分のエリアが広い映像輝度信号Y2が入力された場合は、原色映像信号R,G,Bの振幅レベルの変化量を通常の場合よりも減少させた原色映像信号R’,G’,B’を生成し、出力Or,Og,Ibから出力する。
【0074】
一方、輝度測定装置23によって測定される周辺輝度yが予め定められた所定値ythよりも高い場合は、LPF帯域制御回路24は、LPF回路25の遮断周波数fを、予め定められた遮断周波数fLにする制御信号を出力する。
したがって、周辺輝度yが高い場合は、LPF回路25は、図6に示した映像映像輝度信号Y22を、映像輝度信号Y’としてACLレベル検出回路26に出力することになる。
【0075】
図6は、周辺輝度yが高い場合の、LPF回路から出力される映像輝度信号Y’の波形例として、図3に示した映像輝度信号Y2に対応して出力される映像輝度信号Y22の波形例を示した図である。
【0076】
本実施の形態では、遮断周波数fLに設定されたLPF回路25は、図3に示した映像輝度信号Y2から、遮断周波数fLよりも周波数成分が高い交流成分が除去される。そのため、その出力としての映像輝度信号Y22は、図3に示した映像輝度信号Y2、又はこの映像輝度信号Y2とほぼ同等の図5に示した映像輝度信号Y21に対し、波形が鈍化され、その最大値は、予め設定されているあるACLレベルLthを超えないようになってしまっている。
【0077】
この場合、ACLレベル検出回路26は、映像輝度信号Y22のレベルがACLレベル検出回路26に予め設定されているあるACLレベルLthを超えないため、コントラスト制御回路27には、このあるACLレベルLthに対応する検出信号を出力しない。
ACLレベル検出回路26から検出信号が入力されないコントラスト制御回路27は、制御信号をコントラスト回路10a〜10cに出力せず、コントラスト回路10a〜10cの利得を下げない。
【0078】
これにより、図3に示した、高輝度部分のエリアが広い映像輝度信号Y2が、映像輝度信号YとしてLPF回路25に入力されるとき、ACLレベル検出回路26の同じACLレベルLthに対して、周辺輝度が低い場合の方が、周辺輝度が高い場合に比べ、コントラスト回路10a〜10cの利得を下げることができる。
【0079】
図7は、図1に示したLPF帯域制御回路の変形例を示したものである。
LPF帯域制御回路24をMPU(Micro Processing Unit)で構成することによって、周辺輝度測定装置23から得られた周辺輝度レベルとLPF帯域制御回路24から出力される帯域制御信号の関係を複雑な計算処理、テーブル参照をすることにより、より高性能な帯域制限処理が可能となる。
【0080】
また、本実施の形態の輝度検知ACL回路は、以上説明したとおり、LPF帯域制御回路24により遮断周波数fが制御されるLPF回路25によって、一乃至は複数のACLレベルを有するACLレベル検出回路26に供給される映像輝度信号Yを帯域制限し、このACLレベル検出回路26からのACLレベルに対応した検出信号に基づき、コントラスト制御回路27がコントラスト回路10a,10b,10cの利得を調整し、原色映像信号R,G,Bのコントラストを制御する構成となっている。
【0081】
そのため、表示デバイスの周辺の輝度レベルy、又はコントラスト回路10a〜10cから出力される原色映像信号R’,G’,B’による映像レベルに応じたコントラスト調整(ACL動作)を行わない場合は、その指示信号を受けたLPF帯域制御回路24が、全ての帯域を遮断するように、LPF回路25の遮断周波数fを設定する構成としておくことで、容易にその対応がはかれる。
【0082】
さらに、その際に、コントラスト制御回路27を、ACLレベル検出回路26から何れの設定レベルの検出信号が供給されない場合には、コントラスト回路10a,10b,10cの利得を0にする制御信号をコントラスト回路10a,10b,10cに出力する構成としておけば、さらにコントラスト回路10a,10b,10cで入力信号としての原色映像信号R,G,Bを完全に遮断することもできる。
【0083】
【発明の効果】
以上記載したように、本発明によれば、周辺輝度と映像の周波数成分に応じて最適なACL回路を動作させることが可能であり、高画質,低消費電力,表示デバイスの保守に対応したシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る輝度検知ACL回路を有する、映像輝度信号調整回路の構成を示したブロック図である。
【図2】映像輝度信号Yに係り、比較的狭く、映像輝度レベルの高い領域が多数ある場合の、1H期間の映像輝度信号Y1の波形例を示した図である。
【図3】映像輝度信号Yに係り、映像輝度レベルの高い領域が一点に集中し、全体としてある程度のまとまった面積を有している場合の、1H期間の映像輝度信号Y2の波形例を示した図である。
【図4】周辺輝度yが高い場合の、LPF回路から出力される映像輝度信号Y’の波形例として、図2に示した映像輝度信号Y1に対応して出力される映像輝度信号Y12の波形例を示した図である。
【図5】周辺輝度yが低い場合の、LPF回路から出力される映像輝度信号Y’の波形例として、図3に示した映像輝度信号Y2に対応して出力される映像輝度信号Y21の波形例を示した図である。
【図6】周辺輝度yが高い場合の、LPF回路から出力される映像輝度信号Y’の波形例として、図3に示した映像輝度信号Y2に対応して出力される映像輝度信号Y22の波形例を示した図である。
【図7】図1に示したLPF帯域制御回路の変形例を示したものである。
【図8】従来のACL回路を備えた映像輝度信号調整回路の構成を示したブロック図である。
【図9】従来のACL機能を備えた液晶表示装置の構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 映像輝度信号調整回路
10a,10b,10c コントラスト回路
20 輝度検知ACL回路
21a,21b,21c アッテネータ
22 加算器
23 周辺輝度測定装置
24 LPF帯域制御回路
25 LPF回路
26 ACLレベル検出回路
27 コントラスト制御回路
101 映像輝度信号調整回路
120 ACL回路
Claims (4)
- 原色映像信号を入力しコントラスト調整を行い、振幅レベルを変化させて出力する信号処理手段と、
前記信号処理手段の原色映像信号から映像輝度信号を再生する映像輝度信号再生手段と、
周辺の輝度レベルを測定する周辺輝度レベル検出手段と、
前記周辺輝度レベルに応じた帯域制御信号を出力する帯域制御手段と、
前記帯域制御信号によって前記映像輝度信号の通過帯域を制限する映像輝度信号制限手段と、
前記映像輝度信号制限手段から出力された映像輝度信号のレベルを検出する映像輝度レベル検出手段と、
前記映像輝度レベル検出手段の検出結果に基づいて、前記帯域制御手段から出力される映像輝度信号のレベルが所定値以上である場合に、前記信号処理手段のコントラストを下げるコントラスト調整手段と
を備えていることを特徴とする輝度検知ACL回路。 - 前記周辺輝度レベルに応じた帯域制御信号を出力する出力手段は、マイクロコンピューターにより構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の輝度検知ACL回路。 - 前記帯域制御信号に基づいて前記映像輝度信号の通過帯域を制限する映像輝度信号制限手段によって、全ての帯域を完全に遮断する
ことを特徴とする請求項1記載の輝度検知ACL回路。 - 前記コントラスト調整手段によって制御された信号処理手段が入力信号を完全に遮断する
ことを特徴とする請求項1記載の輝度検知ACL回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002159372A JP3799297B2 (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 輝度検知acl回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002159372A JP3799297B2 (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 輝度検知acl回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004007175A JP2004007175A (ja) | 2004-01-08 |
JP3799297B2 true JP3799297B2 (ja) | 2006-07-19 |
Family
ID=30429169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002159372A Expired - Fee Related JP3799297B2 (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 輝度検知acl回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3799297B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005338511A (ja) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 映像表示装置 |
KR101101105B1 (ko) | 2009-11-04 | 2012-01-03 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 발광제어선 구동부 및 이를 이용한 유기전계발광 표시장치 |
-
2002
- 2002-05-31 JP JP2002159372A patent/JP3799297B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004007175A (ja) | 2004-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4643545B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
US20080297463A1 (en) | Liquid crystal display apparatus and luminance control method thereof | |
JP4210863B2 (ja) | 画像処理システム、表示装置、プログラムおよび情報記憶媒体 | |
WO2006130564A2 (en) | Method and system for automatic brightness and contrast adjustment of a video source | |
JP2005321664A (ja) | 映像表示装置 | |
TWI390483B (zh) | 對比控制裝置及其控制方法 | |
US7609282B2 (en) | Image display method and apparatus | |
JP4788005B2 (ja) | 輝度調整装置、表示装置、プログラム、輝度調整方法 | |
JP5041831B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JP4605654B2 (ja) | 映像信号処理装置及び同装置を備えた表示装置 | |
KR100439546B1 (ko) | 영상신호 처리방법 및 장치 | |
US20120206654A1 (en) | Image Display Device for Displaying Color Image on Color Display Unit | |
JP3799297B2 (ja) | 輝度検知acl回路 | |
JP3657497B2 (ja) | 画像表示方法 | |
JPH10124003A (ja) | マルチ画面プラズマディスプレイ装置 | |
WO2013114805A1 (ja) | 映像表示制御装置 | |
JP2008242330A (ja) | バックライト制御装置及びバックライト制御方法 | |
WO2012014754A1 (ja) | 画像表示装置 | |
JP3975357B2 (ja) | 液晶テレビジョン装置 | |
JP2798169B2 (ja) | 画像表示方法およびその装置 | |
KR100800192B1 (ko) | 액정표시장치의 화질 개선 장치 및 방법 | |
JP2969408B2 (ja) | 映像表示装置 | |
JP2000181429A (ja) | 焼き付き軽減装置 | |
JPH1173162A (ja) | 液晶ディスプレイモニタの輝度・コントラスト同時調整回路 | |
JP2001036770A (ja) | ノイズリダクション制御装置およびノイズリダクション制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060424 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |