JP3797969B2 - 通信システムにおけるマルチコード信号のコンパクトな表現方法 - Google Patents

通信システムにおけるマルチコード信号のコンパクトな表現方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマルチコード信号処理に関し、具体的には、通信システムにおけるマルチコード信号処理のコンパクトな表現に関する。
【0002】
【従来の技術】
いくつかの通信システムでは、接続方法としてWCDMA(広帯域符号分割多元接続)が利用されている。シングル・ユーザ用データ転送速度の向上を目的として、このユーザに対していくつかの拡散符号(マルチコード・オペレーション)の使用が許される。このマルチコード・オペレーションが利用される1つの固有エリアはHSDPA(高速下り回線パケット・アクセス)の中に在り、その場合ユーザの拡散率は16という固定された数にセットされる。
【0003】
HSDPAの場合、基地局は、いくつのマルチコードが割り当てられているか、及び、どのオフセット値でこのセットのコード(すべて拡散率16のレベルで定義されている)を開始すべきかを示す信号を移動ノードやユーザ用装置(UE)へ正確に送信する必要がある。一度に1人のユーザに対して連続コードから成るクラスタだけが割り当てられていると仮定されている。
【0004】
一般に、最高仕様のUEにより15までのマルチコードのサポートが可能であり、さらに、シングル・コードについては、シングル・コード(オフセット値0)が共通チャネルP−CPICH/CCPCH用として予約されているので、生じる可能性のある15までの異なるコード・オフセット値が存在する。一般に、マルチコード数を表すために4ビットが使用され、コード・ツリーのオフセット値を表すために4ビットが使用される。したがって、十分な柔軟性をもつ信号処理を行うためには全体で2×4=8ビットが必要となる。
【0005】
サブセットのマルチコード割当てだけを可能にし、それによって(例えば5ビットまで下げた)さらに少ないビットによる表現を可能にすることが望ましいと提案した人がいる。しかし、マルチコードの利用と関連するさらに多くの柔軟性は、より良好なスペクトル効率並びにより高いRRMの柔軟性(QoS、コード/タイムの多重化)につながるので、可能な限り少なくセットしたコードに生じ得るマルチコードを限定することが望ましく、好適には全く限定を行わないことが望ましい。
【0006】
マルチコード数とコード・オフセット値との組合せの中には生じる可能性がないものもある。例えば、15のマルチコードがユーザに対して割り当てられている場合、可能なオフセット値の組合せは1つしかない。マルチコード数とコード・オフセット値との組合せは全部で120通りの組合せしか存在しない。これらの可能な組合せを持つルックアップ・テーブルを構築することにより、7ビットを用いて120通りの組合せを表すことが可能である。しかし、ルックアップ・テーブル法の主要な欠点として、受信情報の復号化を行うためにUE側で追加メモリを必要とするという欠点が挙げられる。
【0007】
開始位置とコード数を示す代わりに、ビット数を減らしながら最大の柔軟性を維持する代替手段として、コード割当ての可能な組合せの中でコード割当て情報のみを報告することを提案した人がいる。しかし、この方法は、可能な場合には避ける方が望ましい条件つきの信号処理につながる。
例えば1、5、10、15のマルチコードを利用可能な唯一のオプションとするというような生じる可能性のあるマルチコードの数を減らすという提案もなされている。この解決策では、信号処理用として6ビットが必要となるが、コード割当ての際に柔軟性が少なくなるという代償を払わなければならなくなる。
したがって、パフォーマンスと柔軟性とを維持しながら信号処理を行うビット効率のよい方法を用いる信号処理オーバーヘッドの低減に対する要望が存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、マルチコード信号処理のコンパクトな表現方法に関し、前記方法には、マルチコード数の確定と、コード・オフセット値の確定と、符号群インジケータとオフセット・インジケータとを含む符号語の作成とが含まれる。符号語とはマルチコード信号処理のコンパクトな表現を表すものであり、この符号語を作成し、ルックアップ・テーブルを必要とすることなくこの符号語の復号化が可能となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
符号語の作成には、マルチコード数と、[16−マルチコード数]とのうちの最小値の方に第1項を確定するステップと;第1項から1を減じることにより符号語の第1の部分を確定して、第1の部分が符号群インジケータを表すようにするステップと;マルチコード数が7以下ならばゼロに等しく、マルチコード数が7よりも大きければ1に等しくなるように第2項を確定するステップと;第4項を第2項×15として算出し、[コード・オフセット値−1−第4項]となるように第3項を確定するステップと;第3項の絶対値をとることにより符号語の第2の部分を確定して、第2の部分がオフセット・インジケータを表すようにするステップと;符号語の第1の部分を符号語の第2の部分と連結することにより符号語を形成するステップとを含むことができる。
【0010】
さらに、本発明はマルチコード信号処理の符号語の復号化方法に関し、前記方法には、符号群インジケータとオフセット・インジケータとを含む符号語を特定するステップと;符号語からマルチコード数を確定するステップと、符号語からコード・オフセット値を確定するステップとが含まれる。ルックアップ・テーブルを必要とすることなく、マルチコード値と、対応するコード・オフセット値との確定が可能となる。
【0011】
マルチコード信号処理の符号語の復号化には、第1の部分が符号群インジケータを表し、第2の部分がオフセット・インジケータを表すように符号語の第1の部分と第2の部分を特定するステップと;第2の部分が15から第1の部分を減じた値以上ならば1に等しく、そうでなければ第1項がゼロに等しくなるように第1項を確定するステップと;第1項に16を乗算して第2項を確定するステップと;[第1の部分+1−第2項]の絶対値をとることによりマルチコード数を特定するステップと;マルチコード数が8以上ならば1に等しく、そうでなければゼロに等しくなるように第3項を確定するステップと;第3項に17を乗算して第4項を確定するステップと;[第2の部分+1−第4項]の絶対値をとることによりコード・オフセット値を特定するステップとを含むことができる。
【0012】
本発明は、さらに、マルチコード信号処理のコンパクトな表現を行うためのシステムに関し、前記システムは、ネットワークと、ネットワークと作動的に接続された基地局と、ネットワークを介して基地局と作動的に接続されたネットワーク装置とを備える。基地局はネットワーク装置が使用するマルチコード数とコード・オフセット値とを確定する。基地局はマルチコード数とコード・オフセット値とを符号化して、マルチコード信号処理のコンパクトな表現を含む符号語に変換する。この符号語により、ルックアップ・テーブルを必要とすることなく、基地局による符号化及び遠隔装置による復号化が可能となる。
【0013】
さらに、本発明は、マルチコード信号処理を表す符号語の受信能力を持つ移動通信装置に関し、この場合、前記移動通信装置は、第1の部分が符号群インジケータを表し、第2の部分がオフセット・インジケータを表すようにする上記符号語の第1の部分と第2の部分の特定ステップと;第2の部分が15から第1の部分を減じた値以上ならば1に等しく、そうでなければゼロに等しいものとする第1項の算出ステップと;第1項に16を乗算する第2項の算出ステップと;[第1の部分+1−第2項]の絶対値をとることによるマルチコード数の特定ステップと;マルチコード数が8以上ならば1に等しく、そうでなければゼロに等しいものとする第3項の算出ステップと;第3項に17を乗算する第4項の算出ステップと;[第2の部分+1−第4項]の絶対値をとることによるコード・オフセット値の特定ステップとを実行するハードウェアまたはソフトウェアを備える。以下の詳細な説明においては、添付の複数の図面を参照しながら、本発明の実施態様の非限定的実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本明細書に示す詳細は例示を旨とするものであり、本発明の実施態様の例示による解説を目的とするものである。図面を用いて行われる説明は、本発明を実際に具現化できる方法を当業者に明らかにするものである。
さらに、本発明の曖昧化を避けることを目的として、ブロック図の形で構成を示すことが可能であり、このようなブロック図による構成の実現に関する詳細は、本発明がその中で実現されるプラットフォームに大きく左右されるという事実、すなわち詳細は当業者に十分に理解されるという事実を考慮すべきである。本発明の例示の実施態様の説明を目的として具体的な詳細(例えば回路、フローチャートなど)が記載されている場合、これらの具体的な詳細がなくても、本発明が実施可能であることが当業者にとって明らかであることが望ましい。最終的に、ハードウェアによる回路構成とソフトウェア命令との任意の組合せを用いて、本発明の実施態様の実現が可能であることが明らかであることが望ましい。すなわち、本発明はハードウェアによる回路構成とソフトウェア命令のいかなる特定の組合せにも限定されるものではない。
【0015】
本発明の例示の実施態様は、例示のホスト・ユニット環境における例示のシステム・ブロック図を用いて説明できるものであるとはいえ、本発明の実施はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明は別のタイプのシステムを用いても、また、別のタイプの環境においても実施可能である。
本明細書での、“1つの実施態様”または“実施態様”についての言及は、実施態様と関連して記載される或る特定の特性、構造あるいは特徴が本発明の少なくとも1つの実施態様の中に含まれることを意味する。本明細書中の様々な場所における“1つの実施態様では”という語句の出現は、必ずしもすべてが同じ実施態様を意味するとはかぎらない。
【0016】
本発明は、使用するコード数とオフセット値との信号処理を最適化してコード・ツリーに変える効率の良い方法に関する。本方法は、符号化効率をそのまま維持しながら、拡散率が16であるシステムや、16とは異なる拡散率を持つシステムに適用可能である。本発明によれば、通信リンク用としてどのコードとオフセット値を使用するかを信号で送信するために、自己復号化が可能な構造の中へデータのパックを行うことが可能であり、このパックが可能であることによりルックアップ・テーブルが不要となる。本発明は、マルチコードの十分な柔軟性と、オンザフライによる符号化と復号化とを可能にする信号処理の効率的方法を提供するものである。本発明は、マルチコード数、及び、直接的で一貫した信号処理へつながるコード・オフセット値に基づくものであってもよい。
【0017】
本発明は、有用であり、WCDMA(広帯域符号分割多元接続)及び具体的にはHSDPA(高速下り回線パケット・アクセス)のような多くのアプリケーションで実現可能である。これに関連して、高速下り回線共用チャネル(HS−DSCH)用HS−SCCH(高速共用制御チャネル)を介するチャネラゼーション・コード設定情報の送信が可能となる。コード・ツリーの中に順次位置するように直交可変拡散率(OVSF)コードを割り当てることも可能となる。したがって、本発明によれば、オフセット値Pから始まるマルチコード数Mを所定のHS−DSCHに対して割り当て、HS−SCCHで信号を受けることが可能である。この場合、符号群インジケータ用として3ビットだけを用い、コード・オフセット値インジケータ用として4ビットが用いられる結果合計7ビット(従来の方法よりも1ビット少ない)でMとPとの符号化が可能となる。
【0018】
図1は、本発明の例示の実施態様に準拠する、マルチコード信号処理のコンパクトな表現を行うためのシステムのブロック図を示す。基地局10は、ネットワーク22を介して1以上のネットワーク装置12〜20と交信することができる。この例示の実施態様では、ネットワーク22は無線ネットワークであり、ネットワーク装置12〜20は無線装置であってもよい。しかし、本発明は、有線または無線のネットワークでの実現も可能である。これらのネットワーク装置は、移動電話、携帯用コンピュータ、個人用情報機器(PDA)などのような無線装置であってもよいし、あるいは、ワークステーション、サーバなどであってもよい。
【0019】
基地局10は、ネットワーク装置12〜20と交信する必要があるときはいつでも、通信用としていくつのマルチコードを割り当てるべきかの確定を行う。次いで、基地局10は、通信用としていくつのマルチコードを使用するかをネットワーク装置に通知する情報と、コード・ツリー内のどのようなコード・オフセット値でマルチコードを開始するかについての情報をネットワーク装置へ送信することも可能である。基地局10は、例えば、基地局からユーザへどれだけの量の情報を転送するか、基地局においてどのような他の活動が行われているか、基地局および/またはネットワーク装置がどれだけの量の利用可能な電力を持っているか、コード・ツリーの中でどのようなコードがツリーを成しているか、あるいは、どのようなコードが使用されているかなどの様々な要因に対応して、いくつのマルチコードを特定のネットワーク装置もしくはユーザに対して割り当てることができるかに関する基地局の確定を行うことも可能である。基地局10は、符号化機能24を用いてマルチコード数とコード・オフセット値情報の符号化を行うことも可能である。各ネットワーク装置12〜20には、基地局10からの符号語を復号化し、マルチコード数とコード・オフセット値情報とを取り出す復号化機能26を備えることも可能である。基地局10とネットワーク装置12〜20とは、符号化機能および/または復号化機能の双方を備えることも可能である。符号化機能および/または復号化機能は、ハードウェア、ソフトウェア、マイクロコード、または、これらを組み合わせて実現することも可能である。
【0020】
図2は本発明の例示の実施態様に準拠するコード割当てについての図を示す。コード・ツリー30は16という拡散率を示す。その場合、15個のマルチコードが1以上のユーザに対して割り当てられる。ユーザまたはネットワーク装置と交信する基地局は、いくつのマルチコードを、そして、どのようなコード・オフセット値でユーザへ与えることができるかを確定する。基地局はユーザへこの情報を符号語で送信することが可能である。この例示の実施態様では、オフセット値7〜11のコードが1人のユーザへ割り当てられる。これらのコードはすべて連続している。したがって、ユーザまたはネットワーク装置には、コード・オフセット値7から始まる5つのマルチコードが基地局により割り当てられている。本発明によれば、7ビットなどの少ないビット数を含む符号語でこの情報をユーザへ送信することができる。符号語の第1の部分は符号群インジケータを含むものであってもよく、符号語の第2の部分はオフセット・インジケータを含むものであってもよい。本発明は、符号群インジケータとオフセット・インジケータとが符号語の中に出現する順序により限定されるものではない。なぜならこの順序は実施構成に左右される場合があるからである。
【0021】
図3は、本発明の例示の実施態様に従ってマルチコード割当ての信号処理を行うための符号化マトリックスの全体図を示す。このマトリックスは、一対の数を示し、最上部の1つの数はマルチコード数を表し、最下部の1つの数はコード・ツリー内での左から右へのオフセット値を表す。関連づけられたコード・インジケータはマトリックスの左側に垂直方向に示され、関連づけられたオフセット・インジケータはマトリックスの上部に水平方向に示される。
【0022】
本発明に基づくマルチコード信号処理のコンパクトな表現方法では、マルチコードは合計15通りの生じる可能性のあるオフセット値の組合せを用いてクラスタされる。さらに詳細に述べると、1マルチコードと15マルチコード状況は1つのものとして一緒にグループ化され、2マルチコード状況は14マルチコード・オペレーションと共にグループ化される、等々。したがって、合計8個のグループ(1/15、2/14、3/13、4/12、5/11、6/10、7/9、8/8)が形成され、これらのグループは3ビットの信号により表される。次の問題として、この場合、これら2つのコード状況のうちのいずれがアクティブであるか、そして、正確なコード・オフセット値は何であるかを特定するという問題がある。この特定は、4ビット表現を可能にする各クラスタについてコード・オフセット値の総数が16であることを利用して実現される。
【0023】
本発明に基づくマルチコード信号処理のコンパクトな表現方法は、コード・インジケータ情報とコード・オフセット値情報とを含む符号語を8ビット未満で達成する多くの方法で実現可能である。以下は、本発明に基づく可能な符号化処理の例を詳述するものであり、この処理で、1つの符号語により、コード・オフセット値Δを持つm個のマルチコードの信号処理を行う必要がある。符号語の第1部分(CW1)は符号群インジケータを表すことができる。符号語の第2部分(CW2)はツリー・オフセット・インジケータを表すことができる。数式1は符号群インジケータの符号化に利用することができ、数式2はツリー・オフセット・インジケータの符号化に利用することができる:
【0024】
最初の3ビット:CW1=min(m,16−m)−1 (1)
最後の4ビット:CW2=|Δ−1−(m>7)15| (2)
括弧の外側の“min”は括弧の内側の(カンマにより区切られた)2つの項のうちの最小値の方をとることを示す。項(m>7)は条件が満たされるか否かに応じて1または0のいずれかとなる。すなわち、真は1によって示され、偽は0によって示される。記号“”は乗算演算を示す。2本のバー(|)は2本のバーの内側の項の結果値の絶対値をとることを示す。
【0025】
例えば、コード・オフセット値2を持つ12個のマルチコードの信号を送るために必要な符号語は下記のようになる:
CW1=min(12,4)−1=3=‘011’
CW2=|2−1−(12>7)15|=14=‘1110’
したがって、符号語の合計は‘0111110’(または実施構成に応じて‘1110011’)になる。基地局からネットワーク装置へこの符号語を送信することも可能である。
【0026】
図4は、本発明の例示の実施態様に準拠する符号化処理のフローチャートを示す。マルチコード数とコード・オフセット値とを確定する(S1)。符号群インジケータとオフセット・インジケータとを含む符号語を作成する(S2)。マルチコード数と、[16−マルチコード数]とのうちの最小値の方を取得する(S3)。上記取得した最小値から1を減じることにより符号語の第1の部分を確定する(S4)。この第1の部分は符号群インジケータを表す。マルチコード数よりも7の方が大きければ、ゼロに等しく、マルチコード数が7よりも大きければ、1に等しくなるように第2項を確定する(S5)。第2項に15を乗算することにより第4項を確定する(S6)。[コード・オフセット値−1−第4項]として第3項を確定する(S7)。第3項の絶対値をとることにより符号語の第2の部分を確定する(S8)。この第2の部分はオフセット・インジケータを表す。符号語の第1の部分を符号語の第2の部分と連結することにより符号語を形成する(S9)。
【0027】
符号語の受信時に、ネットワーク装置は符号語を復号化してマルチコード数とコード・オフセット値との確定を行う必要がある。以下は、本発明に基づく可能な復号化処理の例を詳述するものであり、この処理で7ビットの符号語(CW1+CW2)からの、マルチコード数(m)とコード・オフセット値(0)との抽出が行われる。数式3を用いて、符号語から符号群インジケータの抽出が可能である。数式4を用いて、符号語からツリー・オフセット・インジケータの抽出が可能である:
m=|CW1+1−(CW2≧(15−CW1))16| (3)
Δ=CW2+1−(m≧8)17| (4)
上記の例の場合、
m=|3+1−(14≧12)16|=12
Δ=|14+1−(12≧7)17|=2
が得られ、これらは信号で送信された値である。
【0028】
図5は、本発明の例示の実施態様に準拠する復号化処理のフローチャートを示す。符号群インジケータとオフセット・インジケータとを含む符号語を特定する(S20)。符号語の第1の部分と第2の部分とを特定する(S21)。第1の部分は符号群インジケータを表し、第2の部分はオフセット・インジケータを表すものであってもよい。第1項を算出する。但し、第2の部分が[15−第1の部分]以上ならば第1項は1に等しく、そうでなければ第1項は0に等しい(S22)。第1項に16を乗算することにより第2項を確定する(S23)。[第1の部分+1−第2項]の絶対値をとることによりマルチコード数を確定する(S24)。マルチコード数が8以上ならば1に等しく、そうでなければ、0に等しくなるように第3項を確定する(S25)。第3項に17を乗算することにより第4項を確定する(S26)。[第2の部分+1−第4項]の絶対値をとることによりコード・オフセット値を確定する(S27)。
【0029】
本発明の別の符号化の実施態様では、数式5を用いて符号群インジケータの符号化が可能であり、また、数式6を用いてツリー・オフセット・インジケータの符号化が可能である。
最初の3ビット:CW1=min(m−1,15−m) (5)
最後の4ビット:CW2=|Δ−1−[m/8]15| (6)
括弧の外側の“min”は括弧の内側の(カンマにより区切られた)2つの項のうちの最小値の方をとることを示す。記号“/”は除算を示し、カギ括弧[]は最も近い小さい方の整数への丸め処理を示す。記号“”は乗算演算を示す。2本のバー(|)は2本のバーの内側の項の結果値の絶対値をとることを示す。この符号化の実施態様により同じ結果が生じ、符号語(CW1 CW2)の合計は7ビットにすぎない。
【0030】
以下は、本発明に基づく符号化及び復号化を行うための或る例示のコンピュータ疑似言語を示す。しかし、本発明に基づく符号化と復号化とはこれらの表現により限定されるものではない。
Figure 0003797969
【0031】
本発明に基づくマルチコード信号処理のコンパクトな表現方法では、符号化および/または復号化はそれぞれ、ハードウェアの符号器と復号器での実装、コンピュータ・ソフトウェアでの実現、ファームウェアでの実現等が可能である。さらに、典型的には、基地局により符号化が行われ、ネットワーク・ノードにより復号化が行われるが、基地局とネットワーク・ノードとが、符号化機能または復号化機能のいずれかを備えていてもよく、あるいは、これら双方の機能を備えていてもよい。
【0032】
本発明に基づくマルチコード信号処理のコンパクトな表現方法は、高いHS−DSCHスペクトル効率とRRMの柔軟性とを保持するように、マルチコードの十分な柔軟性の維持が可能であるという点で好適である。さらに、上記符号語は、ネットワーク装置による自己復号化が可能であり、したがって、コード用ルックアップ・テーブルが不要となるため、記憶空間が節減される。したがって、受信した符号語からすべてのパラメータの算出が可能となる。さらに、より少ないビットでの情報の伝送が可能であるため電力が節減され、別の情報を伝送するために使用ビットの利用が可能となる。本発明は、ユーザ拡散率が16という固定された数に設定されているWCDMA(広帯域符号分割多元分割多元接続)用HSDPA(高速下り回線パケット・アクセス)のサポートにとって非常に好適である。
【0033】
ここで留意していただきたい点は、上述の例は、単に説明を行うことを目的として示されたものであり、決して、本発明を限定するものと解釈すべきではないという点である。好ましい実施態様と関連して本発明について説明してきたが、本明細書で使用した文言は、限定のための文言ではなく、説明と例示のための文言であることを理解されたい。本発明の態様において本発明の精神と範囲から逸脱することなく、以下に記載及び補正されるような添付の請求項の範囲内での変更も可能である。特定の方法、材料及び実施態様と関連して本明細書で本発明について説明してきたが、本明細書で開示した詳細は本発明の限定を意図するものではなく、むしろ、本発明は、添付の請求項の範囲内に属するような機能的に等価なすべての構造、方法及び利用にまで拡張されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様の一例に準拠するマルチコード信号処理のコンパクトな表現を行うためのシステムを示すブロック図である。
【図2】本発明の実施態様の一例に準拠するコード割当てを示す図である。
【図3】本発明の実施態様の一例に準拠するマルチコード割当ての信号処理を行うための符号化用マトリックスの全体図である。
【図4】本発明の実施態様の一例に準拠する符号化処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の例示の実施態様に準拠する復号化処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10:基地局
12:ネットワーク装置
14:ネットワーク装置
16:ネットワーク装置
18:ネットワーク装置
20:ネットワーク装置
22:ネットワーク
24:符号化機能
26:復号化機能
30:コード・ツリー

Claims (24)

  1. マルチコード信号処理のための、ルックアップ・テーブルの参照を必要としないで符号化及び復号化が可能な符号語の表現方法において、
    マルチコード数とコード・オフセット値を確定するステップと、
    前記マルチコード数を基に符号群インジケータを表す符号語と、前記コード・オフセット値と前記マルチコード数とを基にオフセット・インジケータを表す符号語とを所定の符号化手順で作成するステップと、
    前記所定の符号化手順で作成された各符号語を前記マルチコード信号処理のための符号語として連結するステップとを有し、
    前記連結された符号語は、所定の復号化手順により前記マルチコード数とコード・オフセット値とに復号化できることを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    前記符号語を作成するステップが、
    第1項であって、前記マルチコード数と、[16−前記マルチコード数]とのうちの最小値の方を含むように第1項を確定するステップと、
    前記第1項から1を減じることにより符号語の第1の部分を確定し、前記第1の部分は、前記符号群インジケータを表すように成すステップと、
    第2項であって、前記マルチコード数が7以下ならばゼロに等しく、前記マルチコード数が7よりも大きければ、1に等しくなるように第2項を確定するステップと、
    前記第2項に15を乗算することにより第4項を算出し、[前記コード・オフセット値−1−前記第4項]となるように第3項を確定するステップと、
    前記第3項の絶対値をとることにより符号語の第2の部分を確定し、前記第2の部分は前記オフセット・インジケータを表すように成すステップと、
    前記符号語の第1の部分を前記符号語の第2の部分と連結することにより前記符号語を形成するステップと、をさらに有することを特徴とする方法。
  3. 請求項1に記載の方法において、
    前記符号群インジケータが、3ビットを有することを特徴とする方法。
  4. 請求項1に記載の方法において、
    前記オフセット・インジケータが、4ビットを有することを特徴とする方法。
  5. マルチコード信号処理のための、ルックアップ・テーブルの参照を必要としないで符号化及び復号化が可能な符号語を復号化する方法であって、
    マルチコード数を基に符号化された符号群インジケータを表す符号語と、コード・オフセット値と前記マルチコード数とを基に符号化されたオフセット・インジケータを表す符号語とを連結して作成されたマルチコード信号処理のための符号語を特定するステップと、
    前記符号群インジケータを表す符号語を所定の手順により復号化して前記マルチコード数を確定するステップと、
    前記オフセット・インジケータを表す符号語を所定の手順により復号化して前記コード・オフセット値を確定するステップと、を有し、
    前記連結された符号語は、前記マルチコード数とコード・オフセット値とに復号化できることを特徴とする方法。
  6. 請求項5に記載の方法において、
    マルチコード信号処理のための符号語を復号化するステップが、
    符号語の第1の部分と、第2の部分とを特定するステップであって、前記第1の部分は前記符号群インジケータを表し、前記第2の部分は前記オフセット・インジケータを表すように成すステップと、
    第1項であって、前記第2の部分が15から前記第1の部分を減じた値以上ならば1に等しく、そうでなければゼロに等しくなるように第1項を算出するステップと、
    前記第1項に16を乗算することにより第2項を算出するステップと、
    [前記第1の部分+1−前記第2項]の絶対値をとることによりマルチコード数を特定するステップと、
    第3項であって、マルチコード数が8以上ならば1に等しく、そうでなければゼロに等しくなるように第3項を算出するステップと、
    前記第3項に17を乗算することにより第4項を算出するステップと、
    [前記第2の部分+1−前記第4項]の絶対値をとることによりコード・オフセット値を特定するステップと、を有することを特徴とする方法。
  7. 請求項5に記載の方法において、
    前記符号群インジケータは、3ビットを有することを特徴とする方法。
  8. 請求項5に記載の方法において、
    前記オフセット・インジケータは、4ビットを有することを特徴とする方法。
  9. マルチコード信号処理のための、ルックアップ・テーブルの参照を必要としないで符号化及び復号化が可能な符号語の表現システムであって、
    ネットワークと、前記ネットワークと作動的に接続されたネットワーク・ノードと、前記ネットワークを介して前記ネットワーク・ノードと作動的に接続されたネットワーク装置と、を具備し、
    前記ネットワーク・ノードは、前記ネットワーク装置が使用するマルチコード数とコード・オフセット値とを確定し、前記マルチコード数とコード・オフセット値とを、前記マルチコード数に基づく符号群インジケータと、前記マルチコード数と前記コード・オフセット値とに基づくオフセット・インジケータと、から成る符号語に符号化し、
    前記符号語は、前記ネットワーク・ノードによる符号化が可能であり、また、前記ルックアップ・テーブルを必要としないで、前記遠隔装置による復号化が可能であることを特徴とするシステム。
  10. 請求項9に記載のシステムにおいて、
    前記ネットワークは、無線ネットワークを含むことを特徴とするシステム。
  11. 請求項9に記載のシステムにおいて、
    前記ネットワーク装置は、無線装置を具備することを特徴とするシステム。
  12. 請求項11に記載のシステムにおいて、
    前記無線装置は、無線電話、携帯用コンピュータ、個人用情報機器(PDA)のうちの1つを具備することを特徴とするシステム。
  13. 請求項9に記載のシステムにおいて、
    前記ネットワーク・ノードは符号化機能を備え、前記符号化機能は、
    第1項であって、前記マルチコード数と、[16−前記マルチコード数]とのうちの最小値の方を含むように第1項を確定するステップと、
    前記第1項から1を減じることにより前記符号語の第1の部分を確定し、前記第1の部分は前記符号群インジケータを表すように成すステップと、
    第2項であって、前記マルチコード数が7以下ならばゼロに等しく、前記マルチコード数が7よりも大きければ、1に等しくなるように第2項を確定するステップと、
    前記第2項に15を乗算することにより第4項を算出し、[前記第4項−前記コード・オフセット値−1]により第3項を確定するステップと、
    前記第3項の絶対値をとることにより符号語の第2の部分を確定し、前記第2の部分は前記オフセット・インジケータを表すように成すステップと、
    前記符号語の第1の部分を前記符号語の第2の部分と連結することにより前記符号語を形成するステップと、を実行することを特徴とするシステム。
  14. 請求項13に記載のシステムにおいて、
    前記符号化機能は、ハードウェアとソフトウェアのうちの少なくとも一方を有することを特徴とするシステム。
  15. 請求項9に記載のシステムにおいて、
    前記遠隔装置は復号化機能を備え、
    前記復号化機能は、
    前記符号語の第1の部分と第2の部分とを特定するステップであって、前記第1の部分は符号群インジケータを表し、前記第2の部分はオフセット・インジケータを表すように成すステップと、
    第1項を確定するステップであって、前記第1項は、前記第2の部分が15から第1の部分を減じた値以上ならば1に等しく、そうでなければ前記第1項はゼロに等しいように成すステップと、
    第1項に16を乗算することにより第2項を確定するステップと、
    [前記第1の部分+1−前記第2項]の絶対値をとることによりマルチコード数を特定するステップと、
    第3項であって、前記マルチコード数が8以上ならば1に等しく、そうでなければゼロに等しくなるように第3項を算出するステップと、
    第3項に17を乗算することにより第4項を算出するステップと、
    [前記第2の部分+1−前記第4項]の絶対値をとることによりコード・オフセット値を特定するステップと、を実行することを特徴とするシステム。
  16. 請求項15に記載のシステムにおいて、
    前記復号化機能は、ハードウェアとソフトウェアのうちの少なくとも一方を有することを特徴とするシステム。
  17. マルチコード信号処理を表す符号語の受信能力を有する移動通信装置であって、
    前記符号語の第1の部分と第2の部分を特定する手段であって、前記第1の部分は符号群インジケータを表し、前記第2の部分はオフセット・インジケータを表す手段と、
    第1項であって、前記第2の部分が15から前記第1の部分を減じた値以上ならば1に等しく、そうでなければゼロに等しくなるように第1項を算出する手段と、
    第1項に16を乗算することにより第2項を算出する手段と、
    [第1の部分+1−第2項]の絶対値をとることによりマルチコード数を特定する手段と、
    第3項であって、前記マルチコード数が8以上ならば1に等しく、そうでなければゼロに等しくなるように第3項を算出する手段と、
    第3項に17を乗算することにより第4項を算出する手段と、
    [第2の部分+1−第4項]の絶対値をとることによりコード・オフセット値を特定する手段と、を有することを特徴とする移動通信装置。
  18. マルチコード信号処理の表現方法であって、
    マルチコード数(M)とコード・オフセット値(P)とを割り当てるステップと、
    符号語であって、符号群インジケータとオフセット・インジケータとを含む符号語を作成するステップと、を有し、
    前記符号語は、符号群インジケータとオフセット・インジケータとを含み、前記符号群インジケータはM−1と15−Mのうちの最小値の方に等しく、前記オフセット・インジケータは、P−1−([最も近い小さい方の整数へ丸められたM/8]×15)の絶対値に等しく、その場合、前記符号語は7ビットを有することを特徴とする方法。
  19. 請求項18に記載の方法において、
    高速共用制御チャネル(HS−SCCH)で前記符号語を送信するステップをさらに有することを特徴とする方法。
  20. 請求項18に記載の方法において、ルックアップ・テーブルの参照を必要とせず、所定の符号化手順により前記符号語を作成するステップをさらに有することを特徴とする方法。
  21. マルチコード信号処理のための、ルックアップ・テーブルの参照を必要としないで符号化及び復号化が可能な符号語の表現システムであって、
    ネットワークと、
    前記ネットワークと作動的に接続されたネットワーク・ノードと、
    前記ネットワークを介して前記ネットワーク・ノードと作動的に接続されたネットワーク装置と、を具備し、
    前記ネットワーク・ノードは前記ネットワーク装置が使用するマルチコード数とコード・オフセット値とを確定し、前記マルチコード数とコード・オフセット値とを、前記マルチコード数に基づく符号群インジケータと、前記マルチコード数と前記コード・オフセット値とに基づくオフセット・インジケータと、から成る符号語に符号化することを特徴とするシステム。
  22. 請求項21に記載のシステムにおいて、
    前記ネットワーク・ノードは符号化機能を備え、
    前記符号化機能は、
    マルチコード数(M)とコード・オフセット値(P)とを割り当てるステップと、
    符号語であって、符号群インジケータとオフセット・インジケータとを含む符号語を作成するステップと、を実行し、
    前記符号語は、符号群インジケータとオフセット・インジケータとを含み、前記符号群インジケータは、M−1と15−Mのうちの最小値の方に等しく、前記オフセット・インジケータは、P−1−([最も近い小さい方の整数へ丸められたM/8]×15)の絶対値に等しく、その場合、前記符号語は7ビットを有することを特徴とするシステム。
  23. マルチコード信号処理の表現方法のためのネットワーク・エンティティであって、
    マルチコード数とコード・オフセット値を確定し、
    符号語であって、符号群インジケータとオフセット・インジケータとから成り、
    第1項であって、前記マルチコード数と、[16−前記マルチコード数]とのうちの最小値の方を含むように第1項を確定し、
    前記第1項から1を減じることにより符号語の第1の部分を確定し、前記第1の部分は、前記符号群インジケータを表し、
    第2項であって、前記マルチコード数が7以下ならばゼロに等しく、前記マルチコード数が7よりも大きければ、1に等しくなるように第2項を確定し、
    前記第2項に15を乗算することにより第4項を算出し、[前記コード・オフセット値−1−前記第4項]となるように第3項を確定し、
    前記第3項の絶対値をとることにより符号語の第2の部分を確定し、前記第2の部分は前記オフセット・インジケータを表し、
    前記符号語の第1の部分を前記符号語の第2の部分と連結することにより前記符号語を形成する
    ことを特徴とするネットワーク・エンティティ。
  24. マルチコード信号処理の表現方法のためのネットワーク・エンティティであって、
    マルチコード数(M)とコード・オフセット値(P)とを割り当て、
    符号語であって、符号群インジケータとオフセット・インジケータとを有し、
    前記符号群インジケータは、M−1と15−Mのうちの最小値の方に等しく、
    前記オフセット・インジケータは、P−1−([最も近い小さい方の整数へ丸められたM/8]×15の絶対値に等しく、その場合、前記符号語は7ビットを有する
    ことを特徴とするネットワーク・エンティティ。
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